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2017/18シーズン〜〜補強を振り返って その2〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜補強を振り返って その2〜〜


今回は今シーズン加入した選手について私見的に評価をしてみたいと思います。
Arsenal 1.jpg


〜〜〜31セアド・コラシナツ〜〜〜

左SB、左WB:バックアッパー

18モンレアルに代わるレギュラー候補

評価:可

この夏に最初に獲得したのが
31コラシナツでした。
前所属のシャルケを契約満了で退団した31コラシナツを
ユベントス等の競合クラブに競り勝って
フリーで獲得したのは良い動きだったと思います。

そしてシーズンの入り方も良かったと思います。
開幕当初は昨シーズンから継続していた3バックシステムの
左WBとして起用され
重戦車の様な力強いドリブルと
左脚からのクロスで十分に存在感を見せていたと思います。

しかし時間が経つにつれてPLのスタイルに苦しむようになり
開幕当初の様なプレーは継続的に見せられなくなってしまいました。

前記の様に攻撃面では存在感を示す一方で
守備面に関してはそのフィジカル的な強さで
相手を圧倒する事もあれば
反対にその対応が直線的すぎる為に
あっさりとかわされてしまう場面も多く
徐々に危うさが目立ち始めてしまいました。
特に3バックから4バックへ変更した後は
18モンレアルから出場機会を奪う事が出来ずに
ベンチを暖める時間が増えてきてしまい
期待していた世代交代は達成される事はありませんでした。

とは言え、今では不動の地位を築いている18モンレアルも
加入当初はPLのスタイルへの適応に苦しみ
守備面では軽さだけが目立っていましたので
この最初のシーズンだけで31コラシナツを見限るのは早いと思います。

最近では自らのペースを見失ったかの様に
攻撃面でも存在感を見せられない試合が続いていますが
もう一度シーズンオフからしっかりと準備を進めれば
来シーズンからは違う側面を見せてくれる可能性も
十分にあると思います。

18モンレアルも今はまだまだ元気ですが
既に年齢は32歳になっています。
今のままのパフォーマンスをあと何年続けられるか分かりません。
その18モンレアルが元気な内に
18モンレアルからポジションを奪う事が
31コラシナツの使命であり
来シーズンこそはその目標が達成される期待も含めて
評価は『可』としたいと思います。


〜〜〜9アレクサンドル・ラカゼット〜〜〜

ストライカー:先発候補

新たなエースストライカー候補

評価:良

この冬に退団したジルーは良いCFでしたが
生粋の点取り屋と言うよりも
周囲を活かすポストワーカーと言う側面が強く
ロビンが退団してから長い間
決定力の高い点取り屋タイプのストライカーが不在でした。
そして毎シーズンストライカーの獲得の噂が色々流れながらも
実際実現する事はありませんでしたが
今シーズンは遂に点取り屋タイプの9ラカゼットを
リヨンから獲得する事に成功しました。

シーズン序盤は上々だったと思います。
PLではコンスタントにゴールを奪い
12月に入る頃までに8ゴールを奪ったのは
PL初参戦のストライカーとしては
十分に結果を出していたと思います。

しかしPL初参戦の選手の多くが陥る様に
9ラカゼットも年末年始が近くなると
パフォーマンスレベルを落としてしまい
そこから約1ヶ月半の間ゴールから見放されてしまい
その後膝の怪我の治療で戦列を離脱してしまいました。

年末年始からパフォーマンスレベルを落としてしまったのは
PL特有の速さや激しさに疲弊していき
フィジカルコンデションを落としたのかもしれませんし
膝の状態が悪いままプレーしていた為なのかもしれません。
それと共にこの時期の9ラカゼットは
常に焦りながらプレーしていた様にも見えましたので
ゴールが生まれない事や14オーバメヤンの獲得の噂に
プレッシャーを感じていたのかもしれませんし
単純にこの時期のチームは
お世辞にも良い雰囲気ではなかったと思いますので
その様なチーム状況に脚を引っ張られていたのかもしれません。

どちらにせよ今シーズンの9ラカゼットは
不完全燃焼だった様に感じます。

リーグ1では20ゴール以上奪っていたストライカーが
PLに来ると10ゴールそこそこしか奪う事が出来ないと言う
これまでの先人達が示していた様に
リーグ1とPLの間にはレベル的な差があるのかもしれません。
それとも、ここ数年ビッグクラブのターゲッットに挙がりながらも
中々ステップアップ出来なかった理由が
やはり9ラカゼットにはあるのかもしれません。

しかしシーズン終盤のここに来て
自信に満ち溢れているプレーを取り戻し
再びゴールを量産し始めた9ラカゼットの姿を見れば
これまでのマイナスな印象は
来シーズン以降必ず払拭してくれる様に感じます。

エースストライカーとしては
シーズン通してその地位を守り通す事は出来なかったと思いますが
それでもPL初参戦のストライカーとしては
十分合格点をあげられる数字を挙げていると共に
来シーズン以降の期待値を含めて
今シーズンの評価は『良』としたいと思います。


〜〜〜27コンスタンティノス・マヴロパノス〜〜〜

CB:リザーブチーム

将来への先行投資

評価:判定不能

冬の移籍期間でまず最初に獲得が決まったのは
27マヴロパノスでした。

このギリシャの新鋭CBは
噂によると前々からミスリンタートが目に付けていた選手の様で
将来への先行投資と意味合いもあり
獲得が実現しました。

当初は今シーズンはローンに出す予定だった様ですが
トレーニンググラウンドで
27マヴロパノスのプレーを見たボスが思い止まって
チームに残したのは有名な話で
そのポテンシャルはボスも認める所だと思います。

とは言え、まだファーストチームで起用出来るレベルではない様で
今の所リザーブチームでの起用が続いています。
しかしアーセナルは近い将来CBの再編を
行わなければならない状況になっており
その時期が来た時に21チェンバースや16ホールディングと共に
この27マヴロパノスがCBの一角に食い込む事が出来るかどうかを
これから期待したいと思います。


〜〜〜7ヘンリク・ムヒタリアン〜〜〜

サイドアタッカー、トップ下:レギュラー候補

11エジルと共に攻撃陣の牽引

評価:優

ユナイテッドへ移籍したアレクシスと
トレードという形でアーセナルに加わった7ムヒタリアンは
結果としてアーセナルにとっては良い補強になった様に感じます。

勿論、それまでのエースだったアレクシスを失う事は
戦力的にはマイナスだったと思いますが
その一方で最近のアレクシスは
全てを一人でやろうとするエゴが大きくなりすぎていた印象で
アレクシスの力で勝利を掴んだ試合も多々あった反面
そのアレクシスの出来がチームの結果に
強く影響しすぎる様にもなっていたのも問題だったと思います。

しかし本来のアーセナルスタイルは
個の力に頼る様なスタイルではなく
多くの選手の連動的に機能して初めて力を発揮するスタイルであり
そういう意味ではアレクシスは異質な存在になっていたと思います。

一方で新たに加入した7ムヒタリアンは
反対に周囲と連動的にプレーをする事で
初めて活きるタイプの選手であり
実際加入当初からアシストを挙げた様に
プレースタイル的には非常に良い噛み合わせの様に感じます。

7ムヒタリアンのプレースタイルは多種多様で
スピードに乗ったドリブルで押し上げる推進力、
サイドからの鋭いクロス、
守備のブロックの急所を突くラストパス、
そして強烈なシュートも持っており
ラストパスの出し手であると共に
自ら仕掛ける事も出来る近代的な攻撃的MFと呼べると思います。
そのプレー範囲はトップ下でもサイドでも
そして最前線に顔を出しても
そのポジションに最適なプレーを行う事が出来る所も
攻撃時には選手をポジションに縛りすぎずに
非常に多くの自由が与えられているアーセナルスタイルには
非常にあったプレースタイルの持ち主だと思います。

そしてこの7ムヒタリアンの加入で
恩恵を受けたのが11エジルだと思います。
最近の11エジルはチーム事情もあり
組み立ての段階から崩しの段階、
そして場合によってはフィニッシュの局面までの
全ての面を担わなければならなくなっていましたが
7ムヒタリアンが加入した事で
その要所要所の段階を分業する事が出来る様になり
それにより11エジルへの負担が減ると共に
チームとしてのスムーズさも向上した様に感じます。

残念だったのはユナイテッドでは
それほど多くの出場機会が与えられていなかった為なのか
マッチフィットネスが整っていない印象で
現状としては試合によってまだ波が大きい点と、
連携面が向上し始めた矢先に
怪我で離脱してしまった所です。

EL制覇に向けてシーズン終盤に復帰する事が待たれますが
本当の意味で本領発揮するのは
来シーズンまで待たなければならないかもしれません。

しかしここまで見せた7ムヒタリアンのプレーと
アーセナルのプレーとの噛み合わせの良さを考えますと
来シーズンは更に大きな期待が出来ると思います。

よって今シーズンの評価も『優』としたいと思います。


〜〜〜14ピエール=エメリク・オーバメヤン〜〜〜

ストライカー:中心選手

新たなエースストライカー

評価:優

今シーズンの補強の中で
最大のサプライズはこの14オーバメヤンだったと思います。

年末年始に調子を崩していたとは言え
夏に9ラカゼットを獲得してから
僅か半年で新たなストライカーを獲得するとは
これまでのアーセナルの補強ポリシー的には考えられない動であり
更に28歳の選手をクラブレコードで獲得に動いた所も
異例の動きだったと思います。

とは言え、夏の間から移籍を希望していながら
移籍が実現しなかった14オーバメヤンが
冬の移籍期間で強く移籍を希望していたのは
誰もが知っていた事であり
当然ワールドクラスのストライカーが市場に出るのならば
獲得の可能性を探るのは当然の動きだと思います。
その上、14オーバメヤンと旧知のミスリンタートの存在が
獲得交渉の後押しになったのは言うまでもなく
結果として冬の移籍期間で28歳選手を
クラブレコードの移籍金で獲得すると言う
異例づくしの補強劇が成立しました。

加入当初こそはドルトムントで一緒だった
7ムヒタリアンとは良好なコンビネーションを見せる一方で
それ以外との選手とはなかなか噛み合いませんでしたが
時間が経つにつれてその連携面も向上してからは
すぐにゴールを量産し始めた所は
ストライカーとしてのレベルの高さを証明したと思います。

そして、ハットトリックがかかっていたストーク戦で
怪我から復帰してきたばかりの9ラカゼットにPK譲った事で
エゴばかりを優先するストライカーではなく
チームのとって最善の選択肢を選ぶ事ができる
チームプレーヤーである事を証明した所も
アーセナルのカラーには合っていると思います。

ストライカーとしては9ラカゼットよりも
1ランク上だと思いますので
今後も1トップの主軸を担っていくと思いますが
その一方でサイドでも適応可能である事からも
9ラカゼットとの共存も可能だと思います。
もっと言えばペナルティ内での勝負を得意とし、
下がった所でもボールに絡む事ができる9ラカゼットと
裏に抜けるセンスとスペースを見付けるセンスに長ける
14オーバメヤンは異なるカラーを持ち合わせていますので
新たな新監督によっては
2トップを採用しても面白い様に感じます。

今シーズンは規定によりPLでしか起用出来ませんでしたが
その制約が解かれる来シーズンこそが
本当の意味で14オーバメヤンの存在の大きさを
目の当たりにするのかもしれません。

今シーズンは限られた範囲でした起用出来ませんでしたが
それでも期待通りの活躍を見せたと思います。
よって今シーズンの評価は文句なしに『優』だと思います。


・・・つづく。


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PL34:ARSENAL vs West Ham United [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 4−1 West Ham United
2018年4月22日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (51)18Monreal(←29Xhaka)
 (64)Arnautović
 (82)8Ramsey
 (85)9Lacazette(←14Aubameyang)
 (89)9Lacazette(←8Ramsey)
 

13Ospina

24Bellerín 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

29Xhaka

35Elneny   8Ramsey

 17Iwobi          23Welbeck

9Lacazette


(44)35Elneny>>>30Maitland-Niles
(70)17Iwobi>>>14Aubameyang
(87)23Welbeck>>>21Chambers

Substitutes
 54Macey
 4Mertesacker
 16Holding
 61Nelson
 

Arsenal 1.jpg終わってみれば4発大勝!!

ボスの退任が発表されてからの最初の試合は
久しぶりに良い雰囲気がエミレーツに
戻ってきました。

先発はミッドウィークのELアトレティコ戦に備え
これまで同様に
コンデションに不安がある選手には
無理をさせない様に組まれました。
GKは臀部の問題で外れた33チェフに代わり
13オスピナが入りましたが
DFラインはベストメンバーが組まれました。
中盤はアンカーには29ジャカが入り
インサイドハーフには足首に問題がある
10ジャックはこの試合でも回避され
35エルネニーと8ラムジーが入りました。
そして風邪で11エジルも外れた前線は
右に17イウォビ、左に23ウェルベック、
そしてトップには9ラカゼットが起用されましたが
14オーバメヤンはベンチスタートになったのは謎です。

試合は11エジル、7ムヒタリアン、10ジャック等の選手が不在の為に
ボールを持っていても
アタッキングサードに入っていけない、
入ってもそこからクリエイティブな仕掛けが生まれてこない
と言う問題がこの試合でも見られ
前半は全体的に停滞した流れで
ゴールに迫る場面はこの開始早々の場面以降は
数えるほどしかありませんでした。

8分過ぎ、29ジャカが入れた左CKを
ゴール正面の位置でクヤテに体に阻まれながら
その上から6コシールニーがヘッドで合わせましたが
僅かに枠の外でゴールならず。

この後も23ウェルベックのミドルシュート等はありましたが
それほどゴールに迫る事は出来ませんでしたが
反対にロングボールを主体にした
ウエスト・ハムの攻撃に何度か危うい場面がありました。

11分過ぎ、ゴールキックのボールに対して
クヤテが前方にそらしたボールを収めたマリオに
ドリブルで20ムスタフィがかわされてしまい
そのままシュートを撃たれてしまいました。
幸い13オスピナがしっかりとセーブしてゴールは守られましたが
ここから立て続けにゴールに迫られてしまいました。

12分過ぎ、ハートからのロングフィードで
そのままペナルティ内まで
アルナウトヴィッチに抜け出されてしまいましたが
シュートを撃たれる寸前に20ムスタフィがブロックして
ゴールを死守。

13分過ぎ、右サイドで収まらないルーズボールを
クレスウェルが大きく蹴り出したボールを
クリアーしようとした20ムスタフィとの競り合いで
アルナウトヴィッチに奪われてしまい
そのまま持ち込まれシュートを撃たれてしまいました。
この時の6コシールニーの対応は俊逸で
自分の背後に気に掛けながら無闇に飛び込まずに
中に切り替えさせない様な距離感を保って
シュートコースを限定する動きは見事で
結果的にアルナウトヴィッチは
ファーを狙って巻く様なシュートを撃つしかない状態に陥り
そのシュートを読んでいた13オスピナは
的確にセーブしてゴールを死守。

結果的にはゴールを奪われる事はありませんでしたが
この時間帯は立て続けに送られたロングボールに対して
対応が後手に回る場面が多く
危うい時間帯でした。

その様な展開の中で最近好調だった35エルネニーが
相手との競り合いの時に着地に失敗して
左足首を負傷してプレー続行不可能となり
代わって本職のCMFとして30ナイルズが投入されてから
流れは少し代わっていきました。

45分過ぎ、29ジャカからパスを受けた30ナイルズが
ダイレクトで走り込んできた8ラムジーへ繋げ
そのリターンパスを走り込んで受けた30ナイルズが
再びダイレクトパスで23ウェルベックに繋ぎました。
残念ながら23ウェルベックの位置がオフサイドで
シュートまでは繋がりませんでしたが
30ナイルズのダイレクトパスがテンポを変える役割を担い
その結果スペースを消していたウエスト・ハムの守備網を
切り開いく事に成功しました。

前半ロスタイム、やや引いた位置でボールを持った
29ジャカから入れられた縦パスを受けた8ラムジーが
振り向きざまに右脚を振り抜きましたが
惜しくも枠を捉えられず。

もしかしたらこのパスは外側からゴールに向かって走り込んできた
9ラカゼットを狙ったパスだったのかもしれませんが
総じて言える事はこの試合の29ジャカの縦パスは
非常に良かったと思います。
周囲の状況がよく見えており
味方の選手が走り込むコースとタイミングを計りながら
相手の守備ブロックの隙間を射抜くように
何本も縦パスを通していました。
この試合ではパスの受け手がその後に繋げる事が出来ずに
シュートに繋がる場面は多くなかったかもしれませんが
11エジル、7ムヒタリアン、10ジャックの様な
クリエイティブな選手が前線に入れば
更に効果的な攻撃の起点になり得る様に感じます。
この様な効果的な縦パスを常時出せる様になれば
最近囁かれている新たな司令塔の補強の噂を
黙らす事が出来るかもしれませんので
今後も期待したいと思います。

前半の終わり間際の流れを受け
後半も良いリズムで入れたと思います。

47分過ぎ、右サイドの開いた位置でパスを受けた9ラカゼットから
柔らかいタッチのクロスが入れられ
それを23ウェルベックが胸で落とした所を
18モンレアルが右脚を振り抜きました。
惜しくもハートの正面でゴールはなりませんでしたが
攻撃陣は徐々に噛み合って来ている印象を受けました。

そしてその18モンレアルの左脚から先制ゴールが生まれました。

51分、29ジャカが入れた左CKを
18モンレアルがダイレクトボレーで合わしてゴール!!
後半開始早々の場面でもそうでしたが
18モンレアルは良いシュートを
いつも撃ってくれます。

その後もアーセナルの時間帯が続きました。

54分過ぎ、29ジャカからの縦パスを受けた30ナイルズが
ダイレクトで8ラムジーに繋ぎ
そこから右サイドの17イウォビへ展開した所からの折り返しを
8ラムジーがダイレクトで合わしましたが僅かに枠の外。

しかしここで守備の一瞬の乱れから
同点ゴールを奪われてしまいました。

64分、右サイドで24ベジェリンがロストした所から
ショートカウンターを受けてしまいました。
そこから入れられたアーリークロスは
前に出てきた13オスピナがパンチングで弾き返しましたが
そのこぼれ球を拾われてしまい
今度はクヤテにミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは6コシールニーがブロックしましたが
そのこぼれ球をクヤテ〜ランシーニと繋げられ
最後はアルナウトヴィッチに左脚を振り抜かれてしまい失点。
前に出ようとした所で24ベジェリンが囲まれてロストした為に
DFラインが揃っていないまま
バタバタとした対応を強いられた時点で
負けだったのかもしれません。

同点に追いつかれてしまいましたが
この日のアーセナルは更に攻勢を強めて行きました。

71分、中央やや左の位置でボールを受けた29ジャカが
強烈なミドルシュートを放ちましたが
ハートの好セーブに阻まれ惜しくもゴールならず。

78分過ぎ、左サイドからの
18モンレアルのクロスのこぼれ球を受けた23ウェルベックが
左斜め45度の位置から
ファーサイドを狙ったミドルシュートを放ちました。
これもハートの好セーブに阻まれゴールならず。

その様な良い流れの中で
遂に決勝点を奪う事に成功しました。

82分、24ベジェリンからのパスを受けた9ラカゼットが
右サイドを突破してクロスを入れました。
そのクロスはクリアーされてしまいましたが
そのこぼれ球を左サイドで受けた8ラムジーが
ゴール前の14オーバメヤンへ向けて入れ直したクロスが
そのままゴールに吸い込まれゴール!!
8ラムジーが入れたクロスに対して
ライスがクリアーせずに見送ったと言う判断ミスもありましたが
自ら押し込んでも良かった14オーバメヤンもスルーした判断は
心憎い判断だったと思います。

これで再びリードした後は
9ラカゼットのゴールショーが始まりました。

85分、左サイドから23ウェルベック〜29ジャカ〜23ウェルベック〜
14オーバメヤンと繋ぎ
そこからのパスを受けた9ラカゼットが
右サイドの角度のない所から右脚を振り抜きました。
9ラカゼットの放った強烈なシュートは
クレスウェルDFの脚に当たって僅かにコースが変わり
そのままゴールに吸い込まれてゴール!!

9ラカゼットが角度のない所から
豪快に右脚を振り抜いた素晴らしいゴールでしたが
何よりもそのあまり条件が良くない状況でも
躊躇なくゴールを狙いに行く事が出来た所は
非常に良かったと思います。
そこには焦りの様な物に囚われていた頃の
9ラカゼットはもう消え
ゴールを奪う事に全く疑いを持っていない
完全に自信を取り戻した9ラカゼットがそこにはいました。
この9ラカゼットの完全復活はEL制覇を目指す上で
非常に大きな後押しになってくれる事は間違いないと思います。

それと共に最初に23ウェルベックからのパスを
タイミング良くダイレクトで戻した
29ジャカのリターンパスも忘れてはいけないかもしれません。
あの何気ない1本のパスで
ウエスト・ハムのDFラインを丸裸にしてしまいましたので
非常に効いていたパスだったと思います。

そしてダメ押し点も9ラカゼットの脚から生まれました。

89分、30ナイルズからのパスを受けた14オーバメヤンが
タメを作った所から
左サイドに開いていた8ラムジーへ展開しました。
そのパスを受けた8ラムジーが
ダブルタッチでサパレタをかわして
中に折り返したボールを
9ラカゼットがファーストタッチ目で
上手くボールを持ち出してから
右脚を振り抜きゴール!!

8ラムジーからのラストパスを受けた9ラカゼットの
ボールを持ち出し方も完璧でしたが
やはりシビれたのは8ラムジーが
ダブルタッチでサパレタをかわした所だと思います。
8ラムジーは時折無謀とも思える仕掛けで
簡単にボールをロストしてしまう残念な所がありますが
この場面では自らの技術の使い方は正解だったと思います。
この場面の様に常に正解を導き出す事が出来れば
今まで以上にもっとチームに貢献する選手になれる様に感じます。

終盤のゴールラッシュで
終わってみれば4−1の大勝!!
ボスの退任が発表された後の1発目の試合は
勝利を飾る事に成功しました。


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13オスピナ

 完全に崩されてしまった失点シーンは防ぐ事は難しかっただろう。 それ以外はDFラインの裏へのフィードで攻め込んできたウエスト・ハムに対して鋭い出足とシュートストップ能力でゴールを守る。

24ベジェリン

 通常よりも攻め上がる場面は少なかった。 これがDFラインの裏へ積極的にボールを送るウエスト・ハムに対する対応だったのか、それともライン際に開く事の多い17イウォビに蓋をされて攻め上がるスペースがなかった為なのか?

20ムスタフィ

 ウエスト・ハムのフィードに対して抑えきれない場面が何度かあった。

6コシールニー

 全体的に安定していた。
 
18モンレアル

 今シーズンPL5ゴール目を奪う。 これでチーム内でも23ウェルベックと並ぶ同率4位。

29ジャカ

 素晴らしかった。 効果的な縦パスを何本も通して攻撃陣に良いテンポを与えていた。 この調子を続けられれば昨今の新たな司令塔の補強の噂も黙らせる事が出来るか? 因みに危険なタックルでカードをもらった所は余計だった。 

35エルネニー

 リズム良く動いていたがチームを動かす事は出来ず。 前半の終盤に左足首を負傷し途中交代。 結果として靭帯損傷の様だがこの夏はW杯があるだけにあまり無理をせずにそれまでに回復する事を願う。

8ラムジー

 1ゴール1アシスト。 ゴールはオマケの様なものだったが一方で9ラカゼットのゴールをアシストしたプレーは素晴らしかった。

17イウォビ

 時折良いプレーもあったが、全体的には十分ではなかっただろう。 実際的に14オーバメヤンが入ってからの方がチームはスムーズに動いていた。

23ウェルベック

 斜め45度の所からのミドルシュートは素晴らしかった。

9ラカゼット

 完全に自信を取り戻しただろう。 今の9ラカゼットはゴールを奪う事に全く疑いを持っていない様に見える。 

30ナイルズ

 35エルネニーの負傷により投入される。 本職の中盤ではSBの時に比べてノビノビプレーしている様に見える。 現実的にもダイレクトパスを多用して良いアクセントになっていた。

14オーバメヤン

 17イウォビに代わって投入される。 14オーバメヤンが入ってから確実に流れは変わった。 自らのシュートチャンスはそれほど多くなかったが、一方で鍵となるパスでゴールの起点になっていた。

21チェンバース

 終盤投入され3バックへ変更した。


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EL制覇を目指すアーセナルにとっては
準決勝のアトレティコとの2戦が全てであり
その試合に向けて良い弾みをつける事が出来たと思います。

ボスが率いるアーセナルを観れるのも
EL決勝を含めても残り7試合になりました。
その最後の日までボスが辛そうにしている顔は
もう見たくありません。
笑顔で終わらせられる為にも
次のアトレティコ戦も全身全霊で
勝利を目指して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ドゥビュシー  PL:0G0A EL:1G0A CC:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A
4メルテザッカー PL:1G0A EL:0G1A FA:1G0A
7アレクシス   PL:7G3A EL:1G0A CC:0G1A
7ムヒタリアン  PL:1G4A EL:1G1A
8ラムジー    PL:7G8A EL:4G1A
9ラカゼット   PL:13G2A EL:2G0A
10ウィルシャー  PL:1G2A EL:1G2A
11エジル     PL:4G8A EL:1G4A
12ジルー     PL:4G0A EL:3G0A
14ウォルコット  PL:0G0A EL:3G2A CC:1G0A
14オーバメヤン  PL:6G3A
16ホールディング PL:0G0A EL:1G0A
18モンレアル   PL:5G2A EL:1G0A
17イウォビ    PL:2G5A EL:0G1A
20ムスタフィ   PL:3G1A EL:0G0A
23ウェルベック  PL:5G2A EL:3G0A CC:1G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:2G1A EL:1G2A
29ジャカ     PL:1G6A EL:1G0A CS:0G1A CC:1G0A
31コラシナツ   PL:1G4A EL:2G0A CS:1G0A
34コクラン    PL:0G0A CC:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A EL:1G2A CC:0G1A
62エンケティア  PL:0G0A CC:2G0A


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2017/18シーズンについて。 [Arsenal F.C.]

Arsenal 1.jpg今シーズンは19シーズン連続出場していた
CLへの出場権を失い
ELに参戦する事となり
これまでとは異なる形のシーズンを送りました。

ELに関してはここまで地力の差を見せて
ベスト4まで進出していますが
一方のPLでは他のクラブの後塵を拝し
6位に甘んじてしまい
来シーズンのCL出場権を獲得する為には
ELで優勝するしか方法がない状況です。

一方で今シーズンの陣容は
一時代主力として頑張ってくれていた
ギブス、コクラン、ウォルコット、ジルー等の
貴重なバックアッパーが
夏と共に冬の移籍期間でもチームを離れる事となり
スカッドのスリム化がなされ
それと共に不満分子になりつつあった
チェンバレンとアレクシスを放出して一体化が進み
新たな時代に入る過渡期のシーズンになったと思います。


そこで今シーズンも
「選手補強」、「選手のパフォーマンス」等
「2017/18シーズン」を
私見的に振り返り始めたいと思います。



追伸、本当は4月20日にアップする予定でしたが
「ボス退任」のニュースが飛び込んできた為に
差し替えていたりしたら
前回の投稿と前後が逆になってしまいました(苦笑)。
大した事は書いてはいませんが一応、、、。



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2017/18シーズン〜〜補強を振り返って〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜補強を振り返って〜〜

今シーズンの「移籍・補強」について振り返ってみたいと思います。

まず、おさらいから。


IN

シャルケ04から
 左SB セアド・コラシナツ(23歳)フリー ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

オリンピック・リヨンから
 CF アレクサンドル・ラカゼット(26歳)移籍金£4650万+α フランス代表

〜〜冬期移籍〜〜

PASヤニナから
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(20歳)移籍金£180万(推定)ギリシャU-21

マンチェスター・ユナイテッドから
 攻撃的MF ヘンリク・ムヒタリアン(29歳)アレクシスとのトレード アルメニア代表

ボルシア・ドルトムントから
 ストライカー ピエール=エメリク・オーバメヤン(28歳)移籍金£5600万(推定) ガボン代表


OUT

トゥールーズへ
 ストライカー ヤヤ・サノゴ(24歳)フリー

ベンフィカへ
 サイドアタッカー クリス・ウィロック(19歳)フリー イングランドU-19

シュトゥットガルトへ
 ストライカー 浅野 拓磨(22歳)シーズンローン

VfLヴォルフスブルクへ
 ストライカー ケイレン・ハインズ(19歳)移籍金£200万(推定) イングランド

ブリストル・ローバーズへ
 左SB マーク・ボラ(19歳)シーズンローン イングランド

ヴィレムⅡへ
 攻撃的MF ダン・クローリー(19歳)移籍金非公開 イングランドU-19

ユベントスヘ
 GK ヴォイチェフ・シュチェスニー(27歳)移籍金£1000万(推定)ポーランド代表

ヘタフェヘ
 GK エミリアーノ・マルティネス(24歳)シーズンローン アルゼンチン

バレンシアへ
 CB ガブリエウ・パウリスタ(26歳)移籍金£1100万(推定)ブラジル代表

バーミンガムへ
 右SB カール・ジェンキンソン(25歳)シーズンローン イングランド

バーミンガムへ
 左SB コーエン・ブラモール(21歳)シーズンローン イングランド

エンポリヘ
 CMF イスマエル・ベナセル(19歳)移籍金非公開 アルジェリア代表

ノリッジ・シティヘ
 MF Savvas Mourgos(19歳)移籍金非公開 ギリシャU-19

ハル・シティヘ
 攻撃的MF ジョン・トラル(22歳)移籍£300万(推定) スペイン

ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンへ
 左SB キーラン・ギブス(27歳)移籍金£700万(推定)元イングランド代表

リバプールへ
 右WB アレックス・オックスレード・チェンバレン(24歳)移籍金£3500万(推定) イングランド代表

デポルティーボ・ラ・コルーニャへ
 ストライカー ルーカス・ペレス(28歳)シーズンローン スペイン

レアル・ベティスヘ
 サイドアタッカー ジョエル・キャンベル(25歳) シーズンローン コスタリカ代表

〜〜冬期移籍〜〜

バレンシアへ
 DMF フランシス・コクラン(26歳)移籍金£1200万(推定)

チャールトンへ
 CF ステフィー・マヴィディディ(19歳)シーズンローン イングランドU-20

ウィコム・ワンダラーズへ
 右SB タファリ・ムーア(20歳)シーズンローン イングランドU-20

エヴァートン
 サイドアタッカー セオ・ウォルコット(28歳)移籍金£2000万(推定) 元イングランド代表

マンチェスター・ユナイテッドへ
 サイドアタッカー アレクシス・サンチェス(29歳)ムヒタリアンとのトレード チリ代表

スティーブニッジへ
 CMF ベン・シーフ(19歳)シーズンローン 

バルセロナへ
 CMF マーカス・マクギュエイン(18歳)移籍金非公開 イングランドU-19

ジムナスティック・タラゴナへ
 CB フリオ・プレゲスエロ (21歳)シーズンローン スペイン

チェルシーへ
 ストライカー オリヴィエ・ジルー(31歳)移籍金£1800万(推定) フランス代表

サンテティエンヌへ
 右SB マテュー・ドゥビュシー(32歳)フリー 元フランス代表

シント・トロイデン(ベルギー)へ
 ストライカー チューバ・アクポム(22歳)シーズンローン

アンジェへ
 ジェフ・レイネ・アデレード(20歳)シーズンローン フランスU-19

ウォルソールへ
 クリスティアン・ビエリク(20歳)シーズンローン

(年齢は移籍当時)


Arsenal 1.jpg


今シーズンの移籍関係の特徴は
一時代主力として活躍しながら
最近は貴重なバックアッパーと言う立場になっていた選手の放出と
シーズン途中にドルトムントからミスリンタートを
スカウティングを総括するポジションに迎え入れ、
ラウール・サンレヒを実質的な強化責任者のポジションに迎えた事で
多かれ少なかれ補強に対するポリシーに
変化が生じた所にある様に感じます。

夏の移籍期間にはギブス、ガブリエウを
冬の移籍期間ではウォルコット、コクラン、ジルーの
放出に踏み切ったのは
これまでのアーセナルの立ち振る舞い的には
少し異質な印象を受けました。
これらの選手たちはアーセナルにとっては
貴重なバックアッパーであり
ガブリエウ以外は
長らくアーセナルに在籍していた選手達ですので
これまでの流れのままならば
そう簡単に放出する事はなかった様に感じます。
その一方で14オーバメヤンの獲得に伴い
玉突き的に12ジルーが退団した様に
選手にとっては十分な出場機会が得られていない状況に対して
より多くの出場機会を得ると言う意味では
選手にとっても利がある移籍だったと思いますが
ここでもう一つ忘れてはならないのが
クラブの総給与の問題です。

今でこそ11エジルが週給£35万の超高給取りになりましたが
これまではトップ選手の週給はそれほど高くない一方で
バックアッパーレベルの選手の給与水準が
他のクラブよりも高いと言う問題がありました。
その上、昨今の流れから
新たに獲得する選手の給与水準は総じて高くなっており
この水準をクリアーする為には
どこかでコストカットをする必要に迫られており
そういう意味でもウォルコットやジルーの様な
高額な週給を貰っていた選手の整理が
必要に迫られていた側面も今回の移籍にはあると考えます。

結果として選手層が厚くなった一方で
ややダブ付き始めていたスカッドのスリム化に成功しましたので
今後は新たに選手を獲得出来るだけのスペースや
若い選手を積極的に起用出来るスペースが生まれたのは
個人的には良かった様に感じています。

それと共にチームに対して不満分子になりかけていた
チェンバレンとアレクシスも
夏と冬に放出する事が出来た事も
個人的には良かった様に感じます。

アレクシスに関してはチームのエースでしたので
放出による戦力的な問題が懸念され
夏の放出は回避されましたが
結局シーズン前半のパフォーマンスは
ベストな状態からはほど遠いパフォーマンスだった事を考えますと
思い切って夏の間に放出するべきだったではないかと思っています。
とは言え、そのアレクシスの代わりに
ユナイテッドから7ムヒタリアンを獲得出来た事を考えますと
結果的には冬まで待った事は良かったのかもしれませんが、、、。

一方の補強に関しても例年とは異なる振る舞いを見せたと思います。
特に冬の移籍期間はこれまでは
スカッドに穴が空いた所へのピンポイントの補強や
余程の出物が出た場合に動く程度で
積極的な補強を行う事はそれほど多くなかったと思いますが
今シーズンは14オーバメヤンと7ムヒタリアンの
レギュラークラスの選手を2人獲得しました。

7ムヒタリアンに関してはアレクシスとのトレードと言う形で
迎え入れる事になりましたので事情は異なりますが
移籍を希望していたとは言え
ドルトムントのエースだった14オーバメヤンを
大胆にシーズン途中に引き抜いたのは正直驚きでした。
しかもこれまでは20代後半の選手に関しては
バックアッパーとしてならば獲得に動く事はありましたが
主力クラスの選手として獲得するのは異例であり
29歳の7ムヒタリアンは別としても
28歳の14オーバメヤンに対して
クラブレコードとなる£5600万を投じて
獲得したのは本当に驚きました。

この事からもこれまでの
アーセナルの補強に対するポリシーが変わった可能性があり
その中心となるのが
実質的な強化責任者と言われているサンレヒと
スカウト部門を総括するミスリンタートの存在だと思います。
特に14オーバメヤンにしても7ムヒタリアンにしても
ドルトムント時代にミスリンタートが大きく関わった選手達であり
その2人を同時にアーセナルへ迎え入れた事からも
ミスリンタートの主導の下で
獲得に動いたと考えるのが普通であり
これまで主導権を握っていたボスから
多かれ少なかれその主導権が
移ったと言って過言ではないと思います。

そのミスリンタートはドルトムント時代に見せていた様に
若くて才能のある選手を集める事にも優れており
これまでのボスが築いてきた
アーセナルの補強ポリシーにも
近い考えを持っていると思いますが
その一方でドルトムントに比べて
明らかに補強予算で上回るアーセナルに於いては
14オーバメヤンを獲得した様に
20代後半で今がピークの選手であっても
本当の意味で即戦力となる選手ならば躊躇なく連れて来る
新たな側面も個人的には大いに期待しています。
よって今度の夏の移籍期間では
才能あふれる若い選手を獲得してきた
これまでのアーセナルの補強スタイルと
現実的な即戦力のビッグネームの獲得が
どの様に融合するのか?
そしてサンレヒとミスリンタートが
どの様な形で実現するのかが楽しみです。

補強戦略に関して新たな時代に入った様に感じる
現在のアーセナルですが
以前の体制がまだ残っていた今シーズンの始まる前の段階で
補強ポイントとして個人的に挙げていたのは次の3点でした。

1、決定力のあるストライカー
2、世代交代が必要な左SB、左WB
3、中盤の強度を上げるDMF

1の「決定力のあるストライカー」に関しては
夏の移籍期間に9ラカゼットを獲得し
その9ラカゼットを更に上回る決定力を有する
14オーバメヤンを冬の移籍期間に獲得しました。
前線に高さと強さをもたらす貴重なスーパーサブだった12ジルーが
チェルシーへ玉突き移籍したのは残念でしたが
戦力的には確実にアップしたと思います。

2の「左SB、左WB」に関しても
32歳になる18モンレアルの後継者候補として
31コラシナツを早々にフリーで獲得した点は
非常に良い動きだったと思います。
しかしその31コラシナツは出だしこそ上々でしたが
シーズンが進むに連れてPLのスタイルへの適応に苦しみ
現時点で18モンレアルの牙城を崩せていません。
幸い18モンレアルは老いてなお盛んで
当初の予想ほど衰えを見せていませんでしたので
大きな問題にはなりませんでしたが
それでもいつかは18モンレアルとの世代交代を果たす必要があり
31コラシナツには来シーズン以降の奮起が期待されます。

その一方で今シーズンも3の「中盤の強度を上げるDMF」の補強は
実現しませんでした。
今シーズンは29ジャカ&8ラムジーのコンビを軸に
10ジャックや35エルネニー、そして冬に移籍したコクランが
このポジションを務めましたが
中盤の強度と言う点に関しては
やはり十分ではなかった様に感じます。
最近では29ジャカをアンカーに置いて
8ラムジーと10ジャックをインサイドハーフに配する
3センターを組んでみたり
35エルネニーも存在感を強めていますが
それでも今シーズンの失点の多さを考えますと
DFラインの前をプロテクトする
DMFの必要性は非常に高いままだと思います。

また、予想以上に問題だったのはCBでした。
シーズン当初は昨シーズン終盤の流れのまま3バックを採用し
そしてシーズン途中から4バックへ戻しましたが
結局どちらのシステムでも
安定した守備力は得られませんでした。
勿論、システム上の問題、中盤の強度など
多くの問題点を抱えていると思いますが
その中でもCBの選手のクオリティーの問題も
大きな問題だと思います。

昨シーズンは6コシールニーのパートナーとして
20ムスタフィを獲得した事で
ひとまずCB問題は終わりを告げると思われましたが
6コシールニーはアキレス腱の問題で
フル稼働が難しくなってきており
反対に20ムスタフィは度々大きなミスを犯してしまい
DFリーダーとして全幅の信頼を寄せられない状態です。
一方で成長が期待されている21チェンバースは
以前に比べればしっかりとした成長を見せていますが
それでもまだレギュラーを任せられるレベルではなく、
反対に16ホールディングは期待している様な成長は見せていません。

現状としては6コシールニーの状態を考えますと
新たに軸となるCBの必要性に迫られているのは
間違いないだけではなく
21チェンバースと16ホールディングの成長を待ったとしても
根本的にはCBの再編を考えなければ状況だと思いますので
結果からすると今シーズン新たなCBを補強しなかったのは
補強戦略上失敗だったと思われます。

全体的に見ますと
これまで懸念材料だった
「決定力のあるストライカー」は
9ラカゼットと14オーバメヤンの2人を獲得した事で
大幅に戦力アップしたと思いますので
『100点』だと思います。
「左SB・左WB」に関しても
18モンレアルからポジションを奪う事は出来ていませんが
失敗というほどではない事と来シーズン以降への期待を含めて
及第点の『60』点を与えても良い様に感じます。
一方でDMFとCBに関しては
守備陣の大きな綻びの原因になっていたと考えられる事からも
補強に動かなかったのは補強戦略上の失敗と考えますので
この2つのポジションは『0点』。
そしてアレクシスの放出は戦力的には痛手だったと思いますが
一方でアーセナルスタイルのフットボールを体現するためには
7ムヒタリアンの加入は大きな力になっており
アレクシスの放出の痛手は殆どないと考えますので
マイナス評価はなし。

総合的には及第点よりも少し悪い『50点』程度と個人的には感じています。


・・・つづく。


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アーセン・ベンゲル今シーズンで退任。 [Arsenal F.C.]

Wenger2017-2.jpg

遂にこの時が来た様です。

1996年10月にアーセナルの監督に就任してから約22年、
自ら退任する事を発表しました。

色々思う所はありますが
それはもう少し落ち着いてからゆっくり書きたいと思います。

しかし、まだお疲れ様でしたとは言いません。
来シーズンに向けて最後の仕事がまだ残っていますので!!

さぁ、退任を発表したボスへの最後の花向けに
ELを獲るしかないでしょう!!

アーセナルの意地と誇りを賭けて!!


C'mon Arsenal !!


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