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2016/17シーズン〜〜攻撃的MF、サイドアタッカー総括〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜攻撃的MF、サイドアタッカー〜〜

11メスト・エジル(28歳)
7アレクシス・サンチェス(28歳)
14セオ・ウォルコット(28歳)
17アレックス・イウォビ(21歳)


Arsenal 1.jpg今シーズンのこのポジションは
3つの時期に分かれると思います。

まず一つ目はシーズン前半の
7アレクシスをトップに置いた
0トップシステム、
次は従来の4−2−3−1の
1トップ下&2サイドアタッカーのシステム、
そして最後はシーズン終盤に
3バックシステムを導入してからの
トップの後ろの2列目に2人置くシステムです。

まず最初の7アレクシスをトップに置いた
0トップシステムは予想以上に機能したと思います。

これまでは体格的に小柄な7アレクシスでは
大きくて激しいPLのDF陣の中に入ったら
苦労すると言う様に考えられていました。
しかしトップに入った7アレクシスは
本来のCFの様にトップに留まる事はなく
サイドに開いたりトップ下のエリアまで下がってきたり
そしてチャンスがあればゴール前で勝負したりと
前線を自由に動く事で常に相手DFと対峙し続けずに
非常に上手く対処していたと思います。
そしてシュートの局面で存在感を見せると共に
チャンスメイクの局面でも重要な役割を担う様になった事で
7アレクシスの持てる攻撃的なセンスが完全に開花し
その事がこのシステムを機能させた
最大のポイントになっていたと思います。

そしてトップの7アレクシスが自由に動く事で空けた
本来トップが使うべきのエリアには
右サイドから14ウォルコットが入ってきて
シャドーストライカーの様な役割を果たしました。
その結果、CFのポジションでプレーしていた頃の14ウォルコトよりも
よりフィニッシャーらしい働きが出来る様になり
実際ゴール数も伸びたと思います。
一方の左サイドで起用される事が多かった17イウォビも
流動的に動く前線に呼応する様にコンビネーションを活かすプレーで
自らの実力が良く引き出されていたと思います。

更に下がってきてチャンスメイクにもその力を発揮する様になった
7アレクシスに対して
反対に11エジルは最前線にまで飛び出して
フィニッシュの局面にも頻繁に顔を出す様になり
これまで以上にゴールを挙げましたが
その一方でチャンスメイクの役割を
7アレクシスと分け合う事が多くなった為に
本来の11エジルのプレーエリアが侵食される形になり
これまでに比べて
アシストする機会が減る一因になっていた様にも見えました。

シーズン中盤から従来の4−2−3−1に戻してからは
チーム状態が下降した様に攻撃陣も停滞してしまいました。
その原因は色々あるかもしれませんが
結果から考えるのならば最大の要因は
アーセナルの2大エースである
11エジルと7アレクシスの低迷が
大きく関与してしまったと言えると思います。

11エジルがシーズン中盤から調子を落とすのは
毎シーズン恒例になりつつありますが
今シーズンもやはりこの時期には調子を落としてしまいました。
特にW杯やユーロ後のシーズンは特にその傾向が強い事からも
フィジカルコンディションの問題が
最も大きな問題だと考えられます。
そういう意味ではこの夏は
コンフェデレーションズ・カップがありましたが
ドイツ代表は言うなればBチームで参加して
11エジル等主力選手の参加は免除されましたので
十分にリフレッシュした状態で
来シーズンは迎えられると思いますし、
この夏に天才と称されるダレン・バージェス氏を
新たにフィットネスコーチ?分析担当?に迎える様ですので
この問題が軽くなる事が期待されます。

一方の7アレクシスはシーズン前半戦は
まさに「無双」の活躍を見せていただけに
7アレクシスのパフォーマンスの低下が
そのままチームの低下に直結してしまったのは
非常に痛かったと思います。

このシーズン中盤の停滞が改善されたのは
シーズン終盤に3バックシステムが導入されてからでした。
3バックシステムが導入されてからは
2列目はトップの後ろに7アレクシスと11エジルの二人が並ぶ形になり
トップ下としてのチャンスメイクと共に
前に出てシャドーストライカー的な役割を担った7アレクシスに対して
トップ下としてのチャンスメイクと共に
下がってきて中盤とのつなぎ役も担った11エジルとの
住み分けやバランスが良くなったと思います。
その結果、7アレクシスは0トップだった頃の
自らの攻撃能力を最大限に発揮出来る自由を取り戻し
一方の11エジルも0トップの時の様な窮屈さがなくなり
再び輝きを取り戻したと思います。

0トップシステムは7アレクシスの能力を最大限に発揮させると共に
14ウォルコットや17イウォビのプレーも引っ張り上げたと思いますが
その一方で11エジルにとっては些か窮屈すぎた様に感じますので
アーセナルの2大エースを共に輝かす事が出来なかったかもしれません。
そういう意味ではシーズン終盤のトップの後ろの2列目に2人並べた布陣の方が
この2人の能力を共に発揮し易いシステムだったと思いますが
このシステムですと17イウォビならば適応可能だと思いますが
一方の14ウォルコットにとっては
ほぼ適応不可能になってしまうと言う新たな問題も出てきてしまいます。
とは言え、長いシーズンの中では状況によっては
サイドアタッカーが必要になる場面もあると思いますので
14ウォルコットにも出番は回ってくると思いますが
現実的には来シーズンの14ウォルコットの出場機会は
これまで以上に限られた物になるかもしれません。

そして来シーズンどの様なシステムを採用するかは
7アレクシスと11エジルの去就にも大きく関係してくると思います。
仮にこの二人が残留する事が決まれば
シーズン終盤の形をより成熟させていくだけで
かなり強力なユニットが形成できると思いますが
一方でこのどちらかがチームを離れた時には
多少なりともテコ入れが必要になるかもしれません。
特に今シーズン「無双」の活躍を見せた7アレクシスが
噂通りチームを離れる事になれば
その穴埋めを考えなければなりません。

新たなタレントを補強するのか?
それともスカッドの一員でその穴を埋めるのか?

実際にはこのポジションは
17イウォビもプレー可能であり
ローンから帰ってくる10ジャックもプレー可能だと思います。
更に言えばウェールズ代表では
8ラムジーもこのポジションで結果を出していますので
対応可能だと思いますが
実際に8ラムジーをkのポジションで起用してしまいますと
CMFの選手層が薄くなる問題があると思いますので
得策かどうかは分かりません。
いずれにせよ最悪の場合はスカッドの中からでも
その穴は十分に埋められる可能性はあると思います。
しかし今シーズンの7アレクシスの活躍を考えますと
単純にポジション的な穴を埋めるだけではなく
エースとしての穴を埋める事が求められる場合もありますので
新たなタレントの補強が可能ならば
補強に動いて欲しいと思います。

その状況によっては前線のシステムを変更する可能性もあると思いますが
個人的にはアーセナルが3−4−2−1でどこまで戦う事ができるかには
非常に興味がありますので
このシステムを継続する事を希望します。


C'mon Arsenal !!


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コメント 2

ウォルコット

更新お疲れ様です。

なぜ前半うまくいっていた0TOPシステムを最後まで使うことがなかったのか非常に気になっています。

イウォビが思った以上に結果が出せなかったのと守備で左サイドが大変なことになってしまったので、アレクシスを左に戻してジルーをTOPに据えた元の布陣に戻しましたが、ジルーではやはり限界がありますし、どんどんチーム成績も落ちていったので、結果的にあの判断はよくなかったのではないかという気しかしませんでした。
せめてウェルベックが最初から起用可能な状態なら、左サイドを彼に任せるという選択肢もあったかもしれませんが.....
by ウォルコット (2017-07-05 04:24) 

silentlucidity

ウォルコットさん、こんにちは。

確かにシーズン前半上手くいっていた0トップシステムを途中でやめたのかは疑問が残りますよね。

12月のエヴァートン戦とシティ戦での2連敗の後からアレクシスを左サイドに戻していますのでこの連敗が切っ掛けになったのは間違いないですよね。  確かにこの連敗は試合内容的にも良くなかった試合でしたので変化が必要と感じたのかもしれませんね。

仰る様に戦術的な問題に対処する為の変更だったと思いますし、この時期の頃からは我々の見えないところで色々な事が起きていたと思われる時期ですので戦術面以外にも何かあったのかもしれませんが、、、確かこの頃はアレクシスの最初の契約延長交渉を行った時期ですので、あくまで推測ですがその時にトップはイヤだと言ったのかもしれませんし、、、(苦笑)。

まぁ、0トップをやめた時期は12ジルーの調子が良かったのも事実であり、結果を出し続けている間はボスは使い続けるという法則に則っていたら0トップが終わりを迎えたと言うだけの話かもしれませんし、、、。

本当の意図はどこにあったのでしょうかね?


では、また。


by silentlucidity (2017-07-05 09:45) 

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