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サイドアタッカー〜7アレクシス・サンチェス [Arsenal F.C.]

7アレクシス・サンチェス(28歳)

PL 36試合先発+2試合途中出場:24ゴール10アシスト
CL 8試合先発:3ゴール3アシスト
FAカップ 3試合先発+2試合途中出場:3ゴール2アシスト


Arsenal 1.jpg今シーズンの7アレクシスは
キャリアハイの活躍を見せたと思います。

今シーズンの前半は
ユーロ2016の影響で合流が遅れた
12ジルーに代わってトップの位置に入った
0トップシステムが見事にはまり
まさに「無双」の活躍を見せたと思います。

7アレクシスはトップの位置に入りましたが
最前線に留まる事はなくサイドに開いたり、
トップ下の位置まで下がって
チャンスメイクの局面に顔を出したり
そして勝負どころではゴール前に侵入して
フィニッシュの局面でも大きな存在感を見せたと思います。

その結果PL24ゴール10アシスト、
ゴールランキングは3位
アシストランキングは5位と
今シーズンのアーセナルは
7アレクシスのチームと言って良い活躍を見せたと思います。

その7アレクシスが年末の頃から急激に調子を崩してしまいました。
2年連続開催されたコパ・アメリカの影響で
昨夏のシーズンオフも十分な休暇が取れず
更にシーズン中もW杯予選の為に
南米との間を往復すると言う過酷なスケジュールにより
コンディション的にはギリギリの状況だったかもしれません。
実際11月の代表期間中にハムストリングを負傷してしまいましたが
その様な状況でも試合に出場し、
しかも結果を出し続けてしまう所は
7アレクシスの凄い所ではありますが
もうフィジカル的には限界だったのかもしれません。

しかし今シーズンの低迷は
そのフィジカル的な問題だけではなく
メンタル的な要因が非常に大きかった様に個人的には思っています。

そのメンタル的な問題が明らかになったのが
1月14日のPLスウォンジー戦と
3月7日ホームでのCLバイエルン戦だったと思います。

1月14日のPLスウォンジー戦は
4点リードとなり試合がほぼ決まった事で
79分に7アレクシスは9ペレスと交代しました。
しかしベンチに戻った7アレクシスはベンチに座る事なく
一人離れたところに座り
頭からタオルを被り不満を露わにしました。
そして3月7日ホームでのCLバイエルン戦では
失点を続けるチームをベンチから眺めながら
笑みをこぼすと言う考えられない姿を見せました。

スウォンジー戦が負けている状況や同点の状況、
もっと言えば1点差などのまだ試合が決まっていない状況で
交代を命じられたのならば
これまでチームを引っ張ってきたエースとして
信頼されていないと不満を表すのは分かりますが
この試合はすでに勝敗は決まっていましたので
1月中に7試合も戦わなければならないスケジュールと
怪我人が続出していたチーム状況を考えれば
少しでも怪我から守る為に7アレクシスを途中で下げた判断は
誰の目からも正しい判断だったと思います。
しかしそれでも不満を表すという事は
プレーし続ける理由が7アレクシスにはあった訳であり
その理由はすでに勝敗は決まっていた状況を考えますと
残るのは自身のゴールしかないと思います。

得点王争いをしている事を考えれば
ゴールが欲しいと言う考えは理解できます。
しかしこれまではチームの勝利の為に全力で戦い
その姿勢が多くの人から賞賛されてきた7アレクシスが
チームの事よりも自らの事案を優先させた事自体
7アレクシスの中で変化が生じてきていた
象徴的な場面だった様に感じます。

そしてホームでのCLバイエルン戦では
1stレグを5−1で落とし、
奇跡の逆転を目指して勝負を賭けた試合でしたが
残念ながら力及ばず敗れ去ろうとする中で
ピッチの中では最後まで戦っている選手たちがいるにも関わらず
33チェフと談笑して笑みをこぼしていました。
周りの選手たちは苦虫を噛み潰している様に
悔しさを露わにした表情で戦況を見つめている中で
この試合の勝敗などは全く興味がないかの様な姿を見せた
7アレクシスには正直どう言うつもりだったのか聞いてみたいです。
これまでのチームのために全力で戦っていた
7アレクシスの面影はもうそこにはなく
チームから心が離れてしまった様に見えました。

以前の7アレクシスならば
この2つの場面のリアクションは
反対だった様に感じます。
0−4で快勝したスウォンジー戦では
ベンチに戻った後に仲間達と勝利を喜ぶ様に談笑し
バイエルン戦ではベンチに座らず一人離れた所で座り
頭からタオルを被って何も出来なかった事に
悔しさを噛みしめていたと思います。
特にバイエルン戦では
これまで負ける事が誰よりも嫌いだった7アレクシスならば
ベンチを破壊するほどの怒りを表しながら
ベンチに戻ってきてもおかしくなかったのではないでしょうか?

実際この2試合以外にも
この様な兆候はあったと思います。
例えば、これまでチームの為に献身的に戦う印象のあった
7アレクシスの今シーズンの1試合当たりの走行距離が
これまでのシーズンに比べて非常に低かったと言う記事もありました。
これは今シーズンの前半はこれまでの様なサイドではなく
トップの位置でプレーしていた事が影響していたと思いますが
それを差し引いても年が明けてからの7アレクシスは
ボールを持っては強引に仕掛ける、
リスクを冒してパスを出すと言ったら聞こえは良いのですが
パスの受け手の事を考えていない様なパスも多く、
そしてやはりチェイスする場面は明らかに減り、
仮にチェイスしていてもすぐに諦めてしまう場面が増えたと思います。

なぜそこまで変わってしまったのか?

実際の所は分かりませんが
パフォーマンスを落とし始めた頃と
契約延長交渉を始めた時期が一致していた事を考えますと
これが影響を及ぼした可能性もあるかもしれません。

実際コパ・アメリカでは
メッシを擁するアルゼンチンと
ネイマールを擁するブラジルを抑えて
チリを2年連続優勝に導くと共に
MVPも獲得しましたので
本人にとってはこの2人と同等の評価を受けて然るべきだと
考えていてもおかしくないと思います。
にも関わらずアーセナルからは自分の考えていた評価よりも
低い評価しか受けられなかった事に対して失望し
モチベーションを落とし
そしてチームから心が離れてしまったとしても
不思議ではないかもしれません。

それ以外にも丁度この時期にスペイン時代の脱税が公になり
起訴されるとかされないとか
プライベートの問題も影響していたのかもしれません。

そして最もよく言われる原因が
タイトルに手が届かないアーセナルに対する失望、
他の選手との間の戦う姿勢の差にに対するイラ立ちです。

試合を見ていても
7アレクシスが求めるプレーをしないチームメイトに対しては
怒鳴りつける様な姿が多くなり
そして信頼している仲間以外には
パスを出そうともしなくなっていました。

実際、この時期にはある選手との間で
いざこざがあったと言う噂もありましたので
チームや他の選手との間に溝が出来ていたとしても
おかしくない状況だったと思います。

結果としてこれまでチームの為に全力で戦っていた7アレクシスが
チームが7アレクシスの為にプレーすると
考える様になってしまったのかもしれません。

実際今シーズンのアーセナルは
チャンスメイクの局面もフィニッシュの局面も
7アレクシスに大きく依存していたチームでしたので
7アレクシスの為にプレーする事が
チームの為には最良だったのかもしれません。

しかし一人の選手の存在が
チームよりも大きくなりすぎてしまった結果
チームとしてのまとまりを失ってしまった事で
チームは空中分解寸前の状況に
陥ってしまいましたのは残念でした。

チャンスメイクの局面でもフィニッシュの局面でも
今の7アレクシスほどの影響力を及ぼせるタレントは
ヨーロッパ中を見渡しても数えるほどしかいないのは確かだと思います。
しかしその7アレクシスに依存しすぎるチームを作ってしまい
そして7アレクシスの存在の肥大化をコントロール出来なかった
ボスのマネージメントには大いに問題があったと思います。
まさに別格のパフォーマンスを見せた7アレクシスを
チームの為に戦い続けさせる事が出来なかったのは
ボスの失敗だったと思います。

残念ですが7アレクシスはこの夏に
アーセナルから離れると思われます。
しかし、希望するマンチェスター・シティへの移籍が
実現しそうにない為に
契約最終年をアーセナルに留まり
その後フリーとなって移籍する事を
考えている様な噂もありますが
今シーズン、チームから心が離れてしまった状況を考えますと
本当の意味でチームと共に戦う気持ちがないのならば
アーセナルに残っても
今シーズンと同等のパフォーマンスを見せられる
保証はないと思います。
よって今後もアーセナルと共に戦う決意がなければ
やはり7アレクシスを移籍させるべきであり
そして、そのアーセナルと共に戦う決意とは
言うまでもなく契約延長だと思います。

多くの識者はアーセナルが7アレクシスを失うと
チーム力を失う事を示唆しています。
実際そうなる事は避けられないかもしれません。

当然、グナの間でも7アレクシスを失う事で
チーム力を失う事を危惧する人が多くいると思います。
しかし危惧しているのはチーム力の低下であり
7アレクシスを失う事に寂しさを感じる人は
どれだけいるでしょうか。

どれだけハイパフォーマンスを見せても
そこがレジェンドと言われる選手達とは異なる所だと思います。

7アレクシスにもレジェンドと言われる選手になれるだけの
資格があっただけに残念です。


C'mon Arsenal !!


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ウォルコット

更新お疲れ様です。

アレクシスもシーズン終盤にかけてはチームが勝ったときとかは喜んでたりしたので多少変化があればよかったんですけど、いまだに契約延長していないところを見るに、心はそれほどないかもしれませんね。

同じ立場でもエジルが来期に向けた期待などを話していることから、アーセナルに対して残留する気持ちを見せているのとは対照的です
by ウォルコット (2017-07-08 02:58) 

silentlucidity

ウォルコットさん、こんにちは。

残念ですが、アレクシスの残留はほぼないと私も思います。

本人の意向なのか、代理人がやっている事なのかは分かりませんが、最初は週給£30万を希望と言われていたのが、何となくアーセナルが出しそうな状況になると£35万になり、それでもアーセナルが諦めないと今度は£40万を希望すると言い始める。 
勿論、この手のゴシップ記事が本当かどうかは分かりませんが、もしも本当ならばアーセナルが£40万出すと言ったら、やっぱり£45万欲しいと言い出しそうに感じます。

結局より良い条件を引き出す為の駆け引きと言うよりも、アーセナルの方から契約延長はしない、そして移籍先を探す様にと言わせて、その後の移籍先の決める時に有利に進めたいだけの様にしか思えません。

週給£40万を出してでも引き止めるべきと言う意見も聞きますが個人的には反対です。
仮に来シーズンアーセナルをPL制覇させる事がアレクシスに出来るのならば£40万でも£50万でも出しても良いと思いますが、アレクシスは一人でチームを優勝させられる程のタレントではないのでお金の無駄遣いにしかならないと思います。
まぁ、一人でチームを優勝させてしまう様なタレントはあの時代のマラドーナ位だけでしょうが、今のフットボール界ではマラドーナをもってしてももう無理でしょうから(苦笑)。

もしも本当に週給£40万欲しいのならば、メッシの新契約を除けば週給£40万以上貰っているのは中国に行ったオスカルとテベスだけですので中国に行くしかないでしょうが、きっと中国に行くと言う選択肢は無いでしょうから、アーセナルから出たいが為に無理難題を吹っかけているだけでしょうね。

あくまでも推測ですので、この推測が間違っている事を願いますが、、、。

エジルはどういう形にせよ残留すると思いますが、残念ですがアレクシスはもう無理でしょうね。
今後の注目はPL以外のクラブへの売却と少しでも高値で売り払うミッションを成功させられるかどうかだけだと思います。


では、また。


by silentlucidity (2017-07-08 10:15) 

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