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CF〜12オリヴィエ・ジルー&23ダニー・ウェルベック&9ルーカス・ペレス [Arsenal F.C.]

12オリヴィエ・ジルー(30歳)

PL 11試合先発+18試合途中出場:12ゴール4アシスト
CL 3試合先発+3試合途中出場:2ゴール1アシスト
FAカップ 3試合先発+1試合途中出場:2アシスト1アシスト
EFL杯 1試合途中出場:1アシスト


Arsenal 1.jpg今シーズンの12ジルーはアーセナルに移籍してから
もっとも先発出場が少ないシーズンでしたが
それでも5シーズン連続
2桁ゴールを挙げた所は流石だったと思います。

今シーズンはユーロ2016の関係で
合流が遅れた事もあり
アーセナルは7アレクシスをトップに置く
0トップシステムが導入されました。
その新たな0トップシステムが思いのほか
機能した事もあり
PL初先発は18節のWBA戦まで
待たなければなりませんでした。

その後従来の4−2−3−1システムに戻った事で
1トップで先発で起用される機会が増えていきましたが
それでも主に23ウェルベックと先発の座を分け合う形になり
最終的にPLでは僅か11試合の先発に留まりました。

今シーズンPLで挙げた12ゴール4アシストの内訳は
先発した試合では6ゴール2アシスト奪いましたが
途中出場した試合でも6ゴール2アシスト奪いました。

実際途中出場した18試合におけるプレー時間は
318分でしたので、
今シーズンの12ジルーは途中出場した試合では
53分に1度ゴールネットを揺らしている事になり
非常に効率的だったと言えます。

因みに先発した試合11試合におけるプレー時間は
876分でしたので
146分に1度ゴールネットを揺らした事になります。

この数字からも12ジルーをスーパーサブで起用する事は
理にかなっている様に感じますが
この数字以外でもスーパーサブに適していると思われる所が
12ジルーには幾つかあると思います。

単純に、相手のDFにとっては試合終盤に
高さと強さがある12ジルーを入れられてしまいますと
1つのクロスやセットプレーが
ゴールに直結する可能性が高くなりますので
非常に大きなストレスを与える事ができると思います。
その一方で味方のアタッカーにとっても
疲労が出始める試合終盤に
ターゲットマンとして最前線でボールを納めてくれれば
それだけで攻め上がる時間に余裕が生まれます。

そして12ジルーにとってもシーズン通して調子を保つ上では
スーパーサブは決して悪くはないと思います。

元々12ジルーは調子の波が大きいと言われていますが
その原因として考えられるのは
まずフィジカルコンディションが挙げられます。
連戦が続きますと緩やかに調子を落として行く場面が
これまでも何度もあった事を考えますと
12ジルーの調子はフィジカルコンディションと
リンクしているように感じます。
そしてメンタル的な部分にも影響を受けやすく
単純にノッテいる時はどの様な形からでも
ゴールを決めてしまう一方で
ゴールに見放され始めますと
そのプレッシャーに押しつぶされる様に
ゴール欠乏症からなかなか抜け出す事が出来ません。

その事からも先発で連戦で起用するよりも
出場時間が制限されているサブの方が
シーズン通して考えれば
コンディション的に良好な状態を維持しやすい様に感じます。
また、定期的な結果が出なくても
出場時間が短いサブという立場が
余計なプレッシャーを与えずにすむと思われ
「スランプ」を起こすリスクは
サブの方が少ない様に感じます。

とは言え、12ジルー本人は当然先発からの出場に
こだわりを持っていると思います。
しかし現状としてはPL制覇を目指すクラブの
エースストライカーとしては
やはりゴールの数が足りない様に感じます。

以前からも何度も書いていますが
個人的にエースストライカーに求めるものは
「PLシーズン20ゴール以上」。
5シーズン連続二桁ゴールも充分立派ですが
個人的にはPLシーズン20ゴール以上を奪ってこそ
初めてエースストライカーとしては合格だと思っています。
しかし現在の12ジルーでは全試合先発出場できたとしても
PLシーズン20ゴール以上は難しい様に感じています。

それは12ジルーのゴールを奪えるパターンが
限られている所に最大の理由があると思います。
12ジルーは強烈な左脚を持っていますが
その左脚を振り抜いてゴールを奪う場面は思ったよりも多くなく
基本的に12ジルーは
ワンタッチスコアラーと言った方が良いと思います。

サイドから入ってくるボールを合わす事が出来れば
高確率でゴールネットを揺らす事が出来ますので
ワンタッチスコアラーとしては優秀だと思います。
その一方で元々スピードや俊敏性が
優れている方ではありませんので
ゴール前の狭いスペースの中でワンタッチで合わせられる状況を
自らの動きの中で作る事に限界が生じてしまうと思いますので
ゴール数をこれ以上伸ばす事は難しい様に感じています。

一方でこの夏新たに獲得したラカゼットの存在が
12ジルーを活かしてくれるかもしれません。

12ジルーはフィニッシャーとしては
凄く優れているとは思えませんが
その一方でポストプレーヤーとしては非常に優秀だと思います。

その12ジルーとラカゼットが2トップを組む事で
フィニッシャーの役割は12ジルーの周囲を動き回る
決定力の高いラカゼットに任せ
そのラカゼットをサポートする
ポストプレーヤーとして12ジルーを特化させれば
お互いをお互いで活かす良いユニットになる様に思いますので
是非とも試してほしいオプションだと個人的には思っています。

来シーズンに向けて12ジルーは
スーパーサブとしてベンチに控えていれば
チームのとては非常に心強い存在になると思われます。
そしてこの夏新たに獲得したラカゼットと組ます事で
ポストプレーヤとして更に飛躍した姿を見せてくれるかもしれません。

どちらにせよ12ジルーはまだまだ重要な戦力だと思います。


C'mon Arsenal !!


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23ダニー・ウェルベック(26歳)

PL 8試合先発+8試合途中出場:2ゴール2アシスト
FAカップ 2試合先発+2試合途中出場:2ゴール2アシスト


Arsenal 1.jpg昨シーズン終盤に負った怪我の影響で
シーズン前半を棒に振った23ウェルベックが
ピッチに戻ってきたのは
1月に入ってからでした。

最初は途中出場での起用を繰り返しましたが
その後12ジルーと1トップのポジションを
分け合う様に先発でも起用されましたが
最終的にはPLで先発で起用されたのは
8試合に留まりました。

今シーズンもその高いフィジカル能力や献身的な部分が
チームの手助けになっていましたが
純粋にゴールを奪うストライカーとしては
十分な働きが出来たとは言えなかったと思います。

時々素晴らしいゴールを決めたり
重要な場面で勝負強さを発揮する事はありますが
その一方でイージーなシュートを簡単に外す場面も多い為に
相手にとっては決して怖いストライカーには映らない様に感じます。

怪我明けという事を考えれば
仕方がないかもしれませんが
結局以前から言われている様に決定力の問題は
今シーズンも改善されませんでした。

今後もこのままの状況が続くのならば
使われ方は限られた物になってしまうかもしれません。

ある程度守勢に回る事が予想される相手に対して
高い位置でプレスを掛けて
ペースを引き寄せたい様な試合や
試合終盤に逃げ切りたい時に使われる様な
ストライカーなのに守備面の事を考慮した様な
使われ方になってしまうかもしれません。

何か切っ掛けが掴めれば
状況は大きく変わるかもしれませんが
現状は怪我を繰り返している事も影響していると思いますが
同じ所で立ち往生している印象です。

何はともあれまず怪我をせずにシーズン通してプレー出来れば
状況は変わってくるかもしれません。
怪我を減らしてシーズン通してプレーする事を目指し
その上で巡って来たチャンスを確実に仕留める様な
勝負強さを身につける事を期待したいと思います。

もしもそれができなければ
新加入のラカゼットに遅れを取ってしまうかもしれません。


C'mon Arsenal !!


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9ルーカス・ペレス(28歳)

PL 2試合先発+9試合途中出場:1ゴール
CL 1試合先発+2試合途中出場:3ゴール2アシスト
FAカップ 3試合先発+1試合途中出場:1ゴール2アシスト
EFL杯 3試合先発:2ゴール1アシスト


Arsenal 1.jpg昨夏の加入した9ペレスの1シーズン目は
残念ながら十分な結果が得られませんでした。

この9ペレスの獲得自体が
即戦力としての獲得ではなく
昨シーズンの怪我の影響で
23ウェルベックがシーズン前半、
欠場する事が決まっていた為に
不在となっていた12ジルーの
バックアッパーとして獲得した事が
大きく影響していると思われ、
今シーズンの出場機会はカップ戦を中心に
公式戦合計9試合先発12試合途中出場に留まりました。

その一方でその限られた出場機会の中で
公式戦合計7ゴール5アシストと言う成績は
格下のクラブが多いカップ戦での起用が多かったとは言え
十分に立派な数字だと思います。

確かにPLの速く激しいスタイルや
アーセナルのテンポに適応するのに
多少苦労していた様な場面はありましたが
ストライカーとしての実力の片鱗は
十分に見せてくれていたと思います。

9ルーカスはサイドに開いてチャンスメイクをする場面もありましたが
やはり印象的だったのはペナルティ内でのプレーだったと思います。
スペースの有無はそれほど苦にせず
常にポジションを移しながらスペースを探し続け
そしてDFライン上で相手のDFと絶えず駆け引きを繰り返して
味方からのラストパスを引き出そうとする姿は
点取り屋その者であり、
そしてゴール前でも常に冷静に振る舞い
そして左脚から放たれるシュートは
強烈で正確なシュートだったと思います。

という様に少ない出場時間の中でも
9ペレスは十分に持ち味を出していたと思いますが
それでも今シーズンはあくまでもバックアッパーとしての
限られた出場機会しか与えられませんでした。

勿論、我々の分からない次元において
出場機会が得られなかった理由があったのかもしれません。
前記の様にある程度適応に苦しんでいたのは確かであり
加入当初からボスに言われていた様に
殆どのプレーを左脚一本でする所が問題だったのかもしれません。

しかし今シーズンのアーセナルのスカッドには
生粋の点取り屋タイプのストライカーが
欠けていたと言う問題がありましたので
生粋の点取り屋タイプのプレーが出来る
9ペレスにはもう少しチャンスが与えられても良かった様に感じます。

9ペレスは来夏のW杯への出場を目指している事もあり
来シーズンはスペインへ帰還が確実視されています。

元々がバックアッパーとして獲得したとは言え
9ペレスの点取り屋としての能力を活用する方法を
見出す事が出来なかったのは残念でした。


C'mon Arsenal !!


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ウォルコット

更新お疲れ様です。

フォワード陣容、見ていてお互いがお互いにかけているものをそれぞれ持っている感じで興味深いですよねw

ウェルベックにない、いや非常に足りない決定力得点力というものがペレスにはあるしジルーもウェルベックよりは高い(ウェルベックは個人的にまっさきに放出してほしい選手です。)
ジルーに足りないポリバレントさだとか戦術適応性(いろいろポジションが可能という点で)ではウェルベックのほうがうえ

この二人より決定力が高いペレスは怪我に弱すぎる上に利き足しかつかえない...

ウェルベックは複数ポジションをこなすことができる(しかし求めているレベルとは程遠いし、マンUが放出した理由も理解できますよ!)、ジルーは右足でシュートを撃ったりすることも実はできる選手だし、何より頭があります...


加入したラカゼットはウェルベックとペレスのいいところを兼ね備えつつ、フィジカルサイズではウェルベックに負けているという選手です。両足も使えるしテクニックも高く、トラップは若干大きい気がするのが懸念ですが、ウェルベック(ペレス)の出場機会は限られてくると思います


しかしジルーは今期も重要な選手になるはずです。できれば残留してほしいですが、本人もフランス代表のレギュラーという自負もあるだろうし、移籍する可能性があります
そうなったときどうなるかですね...
by ウォルコット (2017-07-13 11:25) 

silentlucidity

ウォルコットさん、こんにちは。

仰る通りこの3人はどの選手も「帯に短し襷に長し」と言う感じですよね。 
あとちょっと違っていたらもう一つ上のレベルの選手になれそうだけれども、そのちょっとにどうしても手が届かないと言う感じですね。

ラカゼットにしてもこれまでリーグ1で結果を出してきた多くのストライカー達が、PLでは本当の意味で結果を出せていない実情がありますので、リーグ1と同じ様にゴールを量産出来るかどうかは疑問符が付くと思います、、、そういう意味でもジルーは出してはいけませんよね!!

まぁ、今日から始まるプレシーズンマッチを見れば今後の展開が少しづつ見えてくるかもしれませんね。


では、また。


by silentlucidity (2017-07-13 15:26) 

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