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Emirates Cup:ARSENAL vs Sevilla [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−2 Sevilla
2017年7月30日(日)Emirates Cup, Emirates Stadium

Goal
 (49)Correa
 (62)9Lacazette(←23Welbeck)
 (69)N'Zonzi


33Cech

6Koscielny 35Elneny 18Monreal 

 24Bellerín  69Willock 8Ramsey  15Chamberlain

 11Özil    23Welbeck

9Lacazette


(46)24Bellerín>>>40Bramall
(60)69Willock>>>29Xhaka

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78分から

33Cech

15Chamberlain 6Koscielny  18Monreal  40Bramall  

8Ramsey  29Xhaka

14Walcott   11Özil   17Iwobi

23Welbeck



Substitutes
 26Martinez
 4Mertesacker
 16Holding
 31Kolasinac
 30Maitland-Niles
 61Nelson
 12Giroud
 

Arsenal 1.jpgエミレーツ・カップ第2戦は
セビージャとの対戦が組まれましたが
組織的に整備されたセビージャに苦しみ
敗れてしまいました。

先発はGKには33チェフが入り
3バックは右から6コシールニー、
35エルネニー、18モンレアルが組みました。
WBには右に24ベジェリン、
左に15チェンバレンが入り、
CMFは61ウィロックと8ラムジーが組みました。
そして2列目には11エジルと23ウェルベックが入り
1トップには9ラカゼットが起用されました。

試合はセビージャペースで進みました。

14分過ぎ、センターラインの手前でボールを持ったバネガが
そのままドリブルで侵入し
前線のイェデルの動きに合わせて
バネガからロングスルーパスを通されてしまい
イェデルにシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは幸いポストを叩いて救われましたが
6コシールニーと35エルネニーの間の
ここしかない所に入り込んだイェデルと
そこに寸分狂わずロングスルーパスを通したバネガは
敵ながら素晴らしい連携だったと思います。

その後もセビージャにボールを支配されながら進みましたが
アーセナルにも惜しいチャンスはありました。

21分過ぎ、左サイドで
9ラカゼットとのワンツーで抜け出した15チェンバレンが
クロスを入れました。
そのクロスに対して
ファーサイドに走り込んでき24ベジェリンが
ダイレクトボレーで合わせましたが枠を捉えられませんでした。
この試合左WBに入った15チェンバレンは
躊躇なく左脚でクロスを上げたのは
ちょっとした驚きであり成長を感じさせる場面だったと思います。
そしてここまでのプレシーズンマッチでは
自らのスピードを活かして
深い位置まで突破する場面が少なかったと思いますが
この場面の様にそのスピードを活かせば
深い位置まで容易に入り込む事が出来るだけに
そのストロングポイントをもっと積極的に出して欲しいと思います。
一方の24ベジェリンは枠に飛ばせば確実に1点の場面だっただけに
決めなければならなかったと思います。
合流して1週間程度なだけに
他の選手よりも調整が遅れている印象でしたので仕方がありませんが
この夏はポジション争いの真っ只中にいる事を自覚し
有無をも言わせぬ活躍する姿を初戦から見せて欲しかったと思います。

28分過ぎ、33チェフからのフィードを
9ラカゼットが競り落としたボールが
23ウェルベックに繋がりました。
23ウェルベックはそのままドリブルでペナルティ内まで突き進み
シュートを放ちましたが枠を捉えられませんでした。
タイミングをズラす為に
右脚で叩く様にシュートを放ったアイデアは良かったと思いますが
ペナルティの中に入ってからの1タッチが余計だったと思います。
その1タッチが多かった為に
追ってきたDFのプレッシャーを受ける事となり
そしてシュートコースも限定してしまう事になりましたので
仮にシュートが枠を捉えたとしても
ゴールネットを揺らすのは難しい状況になっていたと思います。

その23ウェルベックのワンタッチが多かった場面がもう一つありました。

37分過ぎ、8ラムジーが出した
右サイドのオープンスペースへのパスで
23ウェルベックが抜け出しました。
そのパスを受けた23ウェルベックは
そのまま前方にボールを持ち出してから
DFとGKの間を射抜くように
グラウンダーのクロスを入れましたが
そのクロスはDFにカットされてしまい
ファーサイドで待っていた9ラカゼットには届きませんでした。
仮に8ラムジーのパスに追いついた時点で23ウェルベックが
DFとGKの間にクロスを入れていれば
まだ大きなスペースが残っていましたので
一番ファーサイドにいた9ラカゼットまで
ボールは届いていたかもしれませんが
この場面の23ウェルベックは8ラムジーのパスを受けてから
前方にボールを持ち出してから中にクロスを入れてしまった事で
そのワンタッチの間にDFは戻ってくる時間を与えると共に
DFとGKの間のスペースも失う事になってしまいました。

ワンタッチ有るか無いかと言うちょっとした事ですが
その些細な差で状況が一変するのがフットボールというスポーツであり
その差を感じる事が出来るかどうかは
正直センスの問題の様に感じます。
実際23ウェルベックはベストと思われる選択とは
逆の選択をする事が多い事からも
その様なセンスの問題が
選手として成長の障害になっている様に感じます。

前半終了間際、セビージャに決定的な場面を作られてしまいました。

44分過ぎ、セビージャのDFラインからのリスタートのロングパスで
ノリートに突破を許してしまいました。
フリーの状態で侵入してきたノリートは
ゴールの手前で逆サイドのイェデルにパスを送りましたが
そのパスを戻ってきた6コシールニーがカットして
絶体絶命と思われたこのピンチは防がれました。

ノリートにとってはそのまま33チェフと1対1で勝負するか
逆サイドのイェデルにパスを出すかの二択の状況でしたが
確実性を考えますとイェデルへパスを出す選択は
誰もが納得する選択だったと思います。

それに対して6コシールニーが取った対応は俊逸だったと思います。
突破したノリートを追っていた6コシールニーは
途中まではそのノリートを追っていましたが
途中からイェデルへのパスコースをカットする為にコースを変えて
見事にそのパスをカットして見せました。
このままノリートを追っても追いつけないと思ったのか
それともノリートの侵入コースが
シュートを撃つにしては開きすぎていると感じて
イェデルへパスを出すと読んでいたのかは分かりませんが
流石と言う対応だったと思います。
まぁ、そもそもオフサイドくさかったと思いますが、、、。

ボールを保持してゲームをコントロールしながらも
決定的な場面はそれほど作れなかったセビージャに対して
数少ないチャンスでゴールに迫ったアーセナルと言う前半でしたが
後半早々に先制点を奪われてしまいました。

49分、右サイド際を侵入してきたデリから出されたパスを
手前のコレアがスルーして流れてきたボールを中央のイェデルが
そのままゴールに向かって走り込んで行ったコレアに繋げ
抜け出してきたコレアに決められてしまい失点。
デリのパスをコレアがスルーした時に
アーセナルのDF陣は明らかに混乱してしまったと思います。
特に走り込んできたコレアに対応していた35エルネニーは
スルーされたボールを追うべきか
そのままコレアに付いて行くべきか
一瞬迷ってしまった為に一度動きが止まってしまい
結果的にどっち付かずのままコレアの侵入を許してしまいました。

ボスが先日コメントしていた様に
CBはその一瞬に勝負を掛ける必要があり
そういう意味では35エルネニーは
スルーしたボールを潰しに行くにせよ
コレアに付いて行くにせよ瞬間的に決断して
その自らの決断を自信を持って遂行する必要があったと思います。

その後もアーセナルは単発的ではありますがチャンスは作れていました。

57分過ぎ、やや左サイドの位置から11エジルが
ゴール中央に入ってきた8ラムジーにパスを通し
その8ラムジーが落としたボールを
9ラカゼットがダイレクトで右脚を振り抜きました。
そのシュートはGKのほぼ正面でしたのでゴールは奪えませんでしたが
スペースのない所をズバッとパスを通した11エジルのパスから始まった
この一連の仕掛けは大分イメージが共有されていたと思います。

そして9ラカゼットのゴールで同点に追い付く事に成功しました。

62分、8ラムジーからのパスを受けた15チェンバレンが
付いていたマーカーをかわして
右サイドから中に向かって侵入してラストパスを送りました。
そのパスを受けた23ウェルベックは合わせる事が出来ませんでしたが
その23ウェルベックの右脚をかすめたボールが
ファーサイドに待っていた9ラカゼットへの絶妙なパスになり
それを冷静に蹴りこみ同点ゴール!!

中々枠に飛ばす事が出来ない23ウェルベックに対して
冷静に枠を捉える事が出来る9ラカゼット、
そういう意味では9ラカゼットが
ペナルティ内で良い形でボールを受ければ
ゴールが生み出されるチャンスが増えると思いますので
一日でも早く他の選手との連携面の確立が待たれます。

しかし、この後、再びゴールを奪われてしまいました。

69分、右サイドからの入れられたスローインを
受けに行ったガンソが受けずにスルーして
その流れたボールをエンゾンジに
ダイレクトでミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのミドルシュートは綺麗にゴール左上に吸い込まれてしまい失点。
中に入れたボールをスルーして後ろの選手が処理する、
1失点目と同じパターンに再びやられてしまいました。
確かに受けると思っていた選手が
パスを受けずにスルーする事で
一瞬DFの脚が止まってしまう所を付け込むこのパターンは
良く出来たパターンだと思いますが
2度も同じトラップに嵌ってしまうのは問題だと思います。

その後もゴールを目指して良く攻めたと思います。

70分過ぎ、左サイドに開いていた9ラカゼットから
ゴール前にボールが送り込まれました。
そのボールを8ラムジーが相手CBと競り勝って落とした所を
押し込もうとしましたが強く押し込む事が出来ずに
GKにキャッチされてしまいました。

85分、左サイドの40ブラモールからのパスを受けた8ラムジーが
ペナルティの外側からミドルシュートを放ちましたが
枠を捉えられませんでした。

91分過ぎ、左サイドの深い位置まで侵入した
17イウォビからのパスを受けた11エジルが
一度29ジャカにボールを戻した後に
DFラインの裏に向かって走り出しました。
その11エジルの動きに合わせる様に
29ジャカはDFの頭を越す柔らかいタッチのパスを
11エジルに通しましたが
ゴール前に誰も走り込んで来なかった為に
このチャンスも活かせませんでした。

11エジルは完全にフリーの状態で抜け出していましたので
誰かがゴール前に走り込んで来ていたら
確実に1点と言う場面だった思います。
このアイデアを誰も感じていなかったのは残念でした。

終盤システムを3−4−2−1から
従来の4−2−3−1に変更しても
組織的に整備されたセビージャを
崩す事が出来ずに敗戦。


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33チェフ

 2つの失点は防ぐチャンスが殆どなかったであろう。

6コシールニー

 前半終了間際のカウンターを受けた場面では素晴らしい対応でピンチを防ぐ。 コンディションは上がってきた印象。

35エルネニー

 大きなミスをする訳ではなく安定していたと思うが、ポジショニングなどの面で時々「?」と感じるところはある。 どちらにせよ35エルネニーを活かす為にはその豊富な運動量を活かせるポジションで起用する事が必要であり、それはCBではなくCMFであろう。

18モンレアル

 左CBとして起用され、積極的な押し上げで攻撃陣に厚みをもたらしていた。

23ベジェリン

 合流間もないという事もあり全体的に調整不足か? 特に周囲とのコンビネーションがかみ合わない場面が非常に多かった所が気になった。

61ウィロック

 全体的には良くやっていたが、時々簡単なパスミスやボールロストする場面がある。 上のレベルでプレーする為にはプレーの確度や持続性を上げる必要があるだろう。

8ラムジー

 セカンドストライカーの様に前線に良く顔を出していた。 

15チェンバレン

 後半、何度となく右サイドを突破し続けたプレーは圧巻だった。 分かっていても止められない。 こう言う大胆でダイナミックなプレーこそ我々が15チェンバレンに求めているプレーだろう。 WBとしてこう言うプレーが相手にとってどれだけ脅威か15チェンバレンにも気が付いて欲しい。

11エジル

 全体的に存在感は薄かったが、要所要所で見せる鋭いパスは流石。

23ウェルベック

 結果的に9ラカゼットのゴールをアシストするがそもそもこれもシュートミス。 ペナルティ内での勝負弱さや余計なボールタッチでチャンスを活かせないと言うセンスの問題は今シーズンも続いてしまうのか?

9ラカゼット

 全体的に見ればまだまだ流れの中に入れず消えている場面が多い。 それでもこれまでよりは連動的なプレーは何度かあり、ペナルティの中でパスを受ければ確実に枠に飛ばす冷静さと勝負強さを見せる。 エミレーツでのファーストゴールで少しは肩の荷が降りるか?

40ブラモール

 後半頭から左WBに入るが結果を出せず。 追いかける展開だっただけに難しく考えてしまったのか?インパクトを残せず。

29ジャカ

 61ウィロックに代わり投入される。 終了間際に11エジルに送った浮き球のパスは美しかった。

14ウォルコット

 システムを4−2−3−1に変更して右サイドアタッカーの位置に入るがインパクトは見せられず。 ベンフィカ戦の出来が良かっただけに3−4−2−1のシャドーストライカーの位置で起用して欲しかった。 

17イウォビ

 終盤左サイドアタッカーの位置で投入されるも結果を出せず。


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エミレーツ・カップのレギュレーションにより
セビージャに敗れながらも優勝するという
後味の悪い優勝を挙げました。

総当たり戦が出来ないだけに勝敗の勝ち点とゴール数を合わせた
ポイント制と言うのは良いと思いますが
そのポイントが同点だった場合には
ゴール数の多さで順位を決めるよりも
勝敗の勝ち点の多さで順位を決めた方が
良かった様に感じます。

この試合通じて言える事は
アーセナルよりもセビージャの方が
組織的に整備されていたと思います。
セビージャには突出した選手がいる訳ではありませんでしたが
その一方でユニットとしての完成度は非常に高かったと思います。
どの選手がどの様に動くべきかが徹底されており
その整備された組織力で
ゲームをコントロールされてしまったと言えると思います。

結局このプレシーズン中は
フルメンバーに近い布陣を組む事が出来ませんでしたので
その辺りは考慮しなければならないと思いますが
長い間慣れ親しんできた4−2−3−1から
昨シーズン終盤に3−4−2−1に変更し
この新たなシステムをこの夏の間に
熟成させる必要性があったと思いますが
その組織面での整備は未だに十分ではない様に感じます。
ベンフィカ戦で見せたように
攻撃陣に関しては少しづつ形が作られてきたかもしれませんが
一方の守備面に関しては
このエミレーツカップでも2試合連続2失点した様に
不安定と言わざる得ないと思います。

今後20ムスタフィが合流すれば
状況は変わってくるかもしれませんが
昨シーズン終盤の快進撃を支えたのは
攻撃面よりも守備面が安定したためであり
その守備面が安定しなければ
今シーズンも苦しむ事になってしまうと思います。

今週末にはチェルシーとのコミュニティー・シールドがあります。
一応公式戦ではありますが開幕前の最後のテストマッチでもあります。
これまでのプレシーズンマッチとは異なり
この一戦はフルメンバーに近いメンバーで挑む事になると思いますが
北京での対戦で完敗だったのはメンバーが揃わなかった為だった、
と言える様な試合を見せて欲しいと思います。
そしてこのコミュニティー・シールドで勝利を挙げて
アーセナルの復活の狼煙を挙げて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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