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PL:ARSENAL vs Chelsea [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−1 Chelsea
2016年1月24日(日)Barclays Premier League, Emirates Stadium

Goal 
 (23)Costa

Sent off
 (18)4Mertesacker


33Cech

24Bellerin 4Mertesacker 6Koscielny 18Monreal

16Ramsey  20Flamini

28Campbell   11Özil   14Walcott

12Giroud



(21)12Giroud>>>5Gabriel
(57)28Campbell>>>17Alexis
(74)14Walcott>>>15Oxlade-Chamberlain

Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 21Chambers
 35Elneny


Arsenal 1.jpg非常に悔しい結果です。

勝つべき試合であり
勝たなければならない試合だったと思います。

先発は、ストーク戦は大事をとって欠場した
11エジルが先発に復帰しましたが
一方、スカッドに復帰した17アレクシスは
まだ大事をとってベンチスタートになりました。

開始早々にビッグチャンスを作った様に
試合は良いイメージで入れたと思います。

1分過ぎ、左サイドのスローインから
11エジル〜12ジルー〜18モンレアルと繋ぎ
そこからDFラインの裏に出されたスルーパスで
裏を獲った14ウォルコットから中に柔らかいクロスが入れられました。
そのクロスに対して走り込んできた28キャンベルが
ダイレクトボーレーを試みましたが
ヒットする事が出来ずにチャンスは活かせませんでしたが
ニアに走り込んできた16ラムジーが作った
ゴール前に空いた大きなスペースを
上手く使った仕掛けだったと思います。

9分過ぎ、 28キャンベル〜12ジルー28キャンベル〜20フラミニと
ダイレクトパスを繋いで翻弄してチェルシーDF陣を切り裂きました。
残念ながら20フラミニのシュートはヒットせず
この仕掛けは完結できませんでしたが
序盤戦のこれらの場面で象徴されます様に
この試合のチェルシーの守備陣は
アーセナルのテンポの良い細かなパスワークに
全く付いてこれていない印象を受けましたので
ゴールを奪うチャンスは大いにあるとこの時点では感じていました。

一方のアーセナルの守備陣も
DFラインと前線が少し間延びしてしまう事が多く
中盤にスペースが生まれてしまう為に
相手選手を捕まえられずに
深い位置まで侵入されてしまう事が度々ありました。

両チームとも締まりがなく落ち着きがない状況の中で
このファールでアーセナルは窮地に立たされてしまいました。

18分、アーセナルがチェルシー陣内の深い位置まで攻め込んだ後の
カウンターで起きました。
ボールを持ち上がってきたウィリアンから
メルテザッカーの裏に向かってスルーパスが出されました。
そのスルーパスで抜け出したコスタを
後ろから追っていた4メルテザッカーが
スライディングタックルで脚を掛けてしまい
一発レッドで退場。

実際、4メルテザッカーの脚がコスタに当たっていたのかどうか?
という問題はありますが
あんなに派手に転倒する様なコンタクトはなかったとしても
4メルテザッカーが全く反論せずにピッチを後にした事を考えますと
多かれ少なかれコンタクトはあったと思われます。
勿論、普通のストライカーならばその極僅かなコンタクトでは倒れずに
そのままゴールに向かって行くという選択肢もあるのかもしれませんが
狡猾なコスタには元々その様な選択肢はある様にも思えず
最初から仕組まれた罠にまんまと4メルテザッカーが
嵌ったという事だと思います。
それにしても誰もが罠だと分かっている状況に
不用意にもスライディングタックルをを仕掛けた
4メルテザッカーが軽率だった事には変わりなく
その軽率な判断によってチームを窮地に追い込んだ事は
猛省しなければならないと思います。

しかし、4メルテザッカーの
軽率なスライディングタックルだけが全ての問題ではなく
そもそもコスタに裏を取られるまでの対応にも
大きな問題があると思います。

始まりは14ウォルコットのこぼれ球を拾ったセスクから
パスを受けたウィリアンに対して
16ラムジーが無謀なスライディングを試みた所にあったと思います。
パスを受けたウィリアンに対して
16ラムジーは明らかに遅れていました。
その為、時間とスペースが十分にあったウィリアンが
その遅れて迫ってきた16ラムジーをかわすのは
容易かったのは明らかで、
現に今シーズン抜群のキレを見せているウィリアンは
動き出しの一歩目で16ラムジーをあっさりとかわしていました。
にもかかわらず、ウィリアンの動きに完全に遅れを取っている16ラムジーが
この時点でボールを奪還する事は不可能なのは明らかなのに
強引にスライディングを試みてしまった事は
大きな大きな判断ミスであり
その結果、単独で一気にボールを運ばれてしまいました。
結局、ボールに触る事も出来ず、
ウィリアンの動きを止める事も出来ず、
ただ一人その場に取り残されただけでした。
もしもスライディングを仕掛けずに
そのままウィリアンに並走して行っていたら
前で待ち構えている20フラミニと挟み撃ちにする事も出来たと思います。
仮にボールを奪い返す事が出来なくても
少なくともフリーな状態で完璧なタイミングのスルーパスを出される事は
防げていたと思います。

そしてこれまでにも何度となく裏を取られて窮地に陥っていた
4メルテザカーの裏のスペースへの対処の問題が
ここでも出てしまいました。

この様な状況に陥った時の4メルテザッカーは
とにかくポジショニングとその時の対応が中途半端だと思います。
結局の所、俊敏さに乏しい為に
瞬時にラインを上げてオフサイドトラップを仕掛ける事も出来ず、
スピードがない為に下がってアタッカーと競争する事も出来ない。
これらの根本的な問題がある為に
この様な状況に陥るとどっち付かずの対応になり
端から見ていると何も出来ずにフリーズしている様にも見える時もあります。

PLの中下位のクラブ相手ならまだしも
一線級のアタッッカーを揃えるクラブを相手にするならば
4メルテザッカーのこの問題はチームにとって
非常に危険なアキレス腱になってしまうのは確かだと思います。
そのリスクを避ける為にはラインを下げて
起点を低い位置に設定するしかないと思われますが
その一方で19カソルラが不在の現状を考えますと
攻撃にリズムとスピードが得られない為に
起点を下げてしまうと中々敵陣深くまで侵入する事が出来なくなる
攻撃側のリスクが生じる可能性もあると思います。
その攻撃側のリスクを避ける為には
ラインを上げて中盤をコンパクトにする必要が、、、。
結局堂々巡りのこの問題を根本的に解決する為には
4メルテザッカーを代えるしかない様にも感じます。
それが5ガブリエウになるのか
新たなCBを補強するのかはわかりませんが
チーム力をもう1ランク上げる為には
今シーズン33チェフを迎えた決断と同様に
4メルテザッカーを代える決断をする必要があると思われます。

この一発レッドにより残り70分以上の時間を
またもや数的不利の状況で戦わなければならなくなってしまいました。
そして5ガブリエウを投入する為に下げたのは
12ジルーでした。
実績的な面を考えますと28キャンベルと交代すると
私も含めて多くの人は思っていたと思います。
しかし12ジルーの足首に若干問題を抱えていた為と言う理由もあると思いますが
現在のチーム得点王である12ジルーを下げて
28キャンベルをピッチに残したという事は
残りの時間はがっちりと引いて絶対にゼロで守りきり
そこからカウンターでゴールを陥れて1−0で勝利しようとする
明確な方針を示したボスの判断は個人的には理解出来ます。
それと共にチェルシーのテリー&ズマのコンビは
人に対しては滅法強いコンビだと思いますが
一方でスピードに対しては危うさを持っていると思います。
テリーに関してはスピード面での衰えが顕著なのは言うまでもありませんが
ズマに関しても絶対的なスピードに関しては
十分なスピードを有していると思いますが
その一方で揺さぶりには弱い印象を受けますので
DFを背負ってプレーする12ジルーよりも
スピードで突っ掛けていく14ウォルコットや28キャンベルの方が
可能性が高いと判断したボスの決断は同意できます。

しかし、その思惑は外れてしまい
その直後に失点してしまいました。

23分、右サイドからのクロスが流れたボールを拾った
イヴァノヴィッチが左サイドから入れたクロスを
コスタに合わせられて失点。

もともと左サイドから右サイドへサイドチェンジして右からクロスを入れ
その後、左から再びクロスを入れた様に
左右へのサイドチェンジによって
マーカーにズレが生じてしまったのが敗因だったと思います。
左サイドにボールが流れた時に
18モンレアルはイヴァノヴィッチのマークに付きましたが
そのサイドに開いた18モンレアルとCBの間のエリアに
イヴァノヴィッチが突破してきた時のカバーと
ニアサイドに飛び込んでくる選手をケアする為の
誰か(主にCMFの選手だと思いますが)が入る必要があったと思います。
しかし20フラミニは逆サイドのニアにいて
16ラムジーも曖昧なポジションにいたために
結果的に6コシールニーがコスタのマークを外して前に出るのか
その場に止まるのか一瞬迷いがあった様に見えました。
その時に反対サイドからカバーする為に移ってきた
20フラミニと6コシールニーとのポジションが
重なってしまった為に出来た一瞬の隙に
クロスを入れられてコスタに合わされてしまった印象です。
もしも20フラミニが6コシールニーの前には出ようとせずに
6コシールニーの後ろに入っていたら
クリアーするのは容易だった様に感じますが
たらればの話をしても仕方がありません。
結果的に6コシールニーの一瞬の迷いが引き起こした
非常に痛い失点になってしまいました。

数的不利な状況で絶対にやってはいけない先制点を奪われてしまい
状況的には最悪な状況に陥ってしまいましたが
それでも10人のアーセナルは集中して良く守り
そしてさらに攻勢を強めて何度かビッグチャンスを作りました。

前半ロスタイム、左サイドの18モンレアルから
パスを受けた16ラムジーがゴール前に侵入していた20フラミニに
浮き球のラストパスを送りました。
テリーとアスピリクエタの間に落とし込んだその浮き球に対して
20フラミニは右脚のアウトサイドで
ジャンピングボーレーシュートを試みましたが
枠を捉えられずにノーゴール。
チェルシーのDFラインにポッカリと空いたスペースに
スルスルと入り込んだ20フラミニと
そこに見事に落とし込んだ16ラムジーの浮き球のパスは
絶妙だったと思いますが
シュートの局面で難しい体勢でのジャンピングボーレーではなく
シンプルに飛び込む様なヘディングシュートで叩きつけた方が
ゴールの可能性はあった様に感じます。
しかしこればっかりは20フラミニは
ストライカーではありませんので仕方がないと思いますが
非常に惜しい決定機だったと思います。

62分過ぎ、左サイドからの11エジルのFKからチャンスが訪れました。
その11エジルのFKをクルトワが弾いたこぼれ球を
6コシールニーが16ラムジーに繋ぎシュートを試みましたが
そのシュートがヒットせず、
そしてそのこぼれ球を14ウォルコットから5ガブリエウに繋いで
シュートを放ちましたがそのシュートもブロックされてしまい
ゴールを奪うことが出来ませんでした。

ゴール前の混戦の中でチェルシーよりも素早く反応し
ゴールに迫った迫力ある攻防だったと思いますが
以前からも気になっている問題が
この場面では大きくマイナスに働いてしまった様に見えました。
それは両手を広げて脚元にパスを要求するあの行為です。
それはアーセナルの選手に限らずよく見る行為ではありますが
個人的にはあの行為は百害あって一利なしと思っています。
勿論、実際的には選手間のコミュニケーションとしては
必要な行為なのかもしれませんが
声を上げてボールホルダーに自分の存在を示している一方で
相手の選手にも自分の存在を大々的に教えている様に見えてしまいます。
それと共にこの場面でも象徴される様に
両手を広げているあの格好はプレーする準備体勢ではない為に
次のプレーに移る時の初動が必ず遅れてしまう問題もあると思います。
16ラムジーはパスを要求するあの格好をしていた為に
至近距離からの6コシールニーのパスに
反応が遅れてダイレクトで合わせられず、
5ガブリエウもあの格好でパスを要求していた為に
至近距離からの14ウォルコットのパスに対して
ダイレクトシュートを打つ事が出来ず
ワントラップしている間に詰められてしまい
シュートはブロックされてしまいました。
そもそもこのレベルでプレーしているならば
もっとチームメイトを信頼するべきであり
パスが来る事を前提として
最初からシュートを放つ体勢で準備していたら
違う結果が得られていたかもしれません。

この試合の様なハイレベルで争わなければならない試合では
0.数秒、0.0数秒の差が勝敗を分けてしまうと思います。
その0.数秒のアドバンテージをこの場面では
自ら先に捨ててしまった為に同点に追いつくチャンスを
ふいにしてしまった様に感じます。

そろそろボールを要求する行為が「百害あって一利なし」という事を
誰かが教えてくれる事を強く希望します。

86分過ぎ、11エジルのパスで深い位置まで侵入した
24ベジェリンからクロスが入れられましたが
15チェンバレンの右脚はヒットしませんでした。
しかしそのこぼれ球はゴール前に詰めていた20フラミニの元に届き
ヒールで押し込もうとしましたが
それもクロトワに阻まれてしまいました。

数的不利になってしまった為に
本来の4−2−3−1から4−2−3に変更されました。
変更当初はトップに14ウォルコットが入り
11エジルが左サイドに出ましたが
非常にバランスが悪かった為に
すぐに14ウォルコットを左サイドに戻して
11エジルを中央に添えたゼロトップの布陣を組みました。
この11エジルのゼロトップに変えてからは
バランスを取り戻し数的不利を感じさせない
攻撃を見せたと思います。
しかし最後の最後の場面での精度が悪く、
そして攻撃に厚みをもたらす為にゴール前に侵入してくるのが
度々20フラミニの役目になっていた事もあり
ゴール前での決定力を示す事が出来ずに
最後までゴールを奪えませんでした。

55分過ぎのドリブルで切り込んできたセスクを
6コシールニーが強引なブロックで倒してしまった場面も
6コシールニーが既に一枚イエローを貰っていただけに
肝を冷やしましたし、
後半ロスタイムに何度かあったカウンターの場面も
チェルシーの拙攻で助けられた部分もありましたが
アーセナルは最後の最後まで勝利を目指して
戦い抜いたと思います。

それだけに早々に退場者を出してしまったのは残念であり
非常に悔しい敗戦だったと思います。


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33チェフ

 失点シーンは殆どノーチャンスだったが、その後も何度か危険なシュートに曝されるも的確にセーブしゴールを守る。 後半ロスタイムにはチェルシーのゴール前まで上がり最後の勝負を諦めず。 セットプレーのゴール前でヘディングで競り合う事は危険を伴うのでヘッドギアをしている33チェフにとては素直に褒められないが、そこまでして勝利を目指す心意気は今後もチームにとって大きな力を必ずもたらすだろう。

24ベジェリン

 スピードを活かした突破が右サイドからの攻撃に厚みをもたらした。

4メルテザッカー

 軽率なタックルで一発レッドで退場。 狡猾なコスタの罠にまんまと嵌りチームを窮地に追い込む。

6コシールニー

 非常にアグレッシブなプレーで圧倒していたが、失点シーンでは一瞬の迷いが切っ掛けにになってしまった。 

18モンレアル

 失点シーンではクロスを上げられる前にもう少しプレッシャーを掛けられなかったか?

20フラミニ

 数的不利になってからはその一人足りない分をいつも以上の運動量でカバーする。 

16ラムジー

 決定的なパスで何度もチャンスを作る。
 
28キャンベル

 開始直後の決定機を決める事が出来ていたらこの試合は全く異なった試合になっていただろう。

11エジル

 4メルテザッカーの退場後、ゼロトップとして多くの役割をこなす。

14ウォルコット

 加入10周年としてキャプテンマークを巻いて試合に挑む。 4メルテザッカーが退場後、一時は1トップに入ったがその1トップよりもサイドの方が機能していた。
 
12ジルー

 4メルテザッカーの退場後、5ガブリエウと交代して退く。

5ガブリエウ

 4メルテザッカーの退場に伴い途中から投入される。 因縁のチェルシー戦でアグレッシブなプレーを見せる。

17アレクシス

 怪我から復帰してキレのあるプレーを見せる。 17アレクシスの推進力はアーセナルにとってやはり必要だ。

15チェンバレン

 終盤投入される。
 
 
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PL後半戦が入ってからこれまで1勝2分け1敗、
勝ち点は5しか奪えていません。
反対に後半戦が始まり早くも勝ち点を7も失っており
この1月は大きく停滞してしまいました。

以前にも書きました様に難敵が続くこの1〜2月の間を
どの様に乗り切ることができるかどうかが
PL制覇に向けて非常に重要と考えていましたので
この1月の成績は非常に残念に思います。

しかしこの試合でも17アレクシスが復帰を果たし
34コクランも実戦復帰間近の状況を考えますと
再び勢いを取り戻してくれる日も近いと思います。

この1月で失った勝ち点7を取り戻すべく
これからの1ヶ月は再び勢いのある戦いを見せて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:3G16A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G2A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:0G0A CL:0G0A CS:1G0A
16ラムジー    PL:4G2A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


PL:Stoke City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Stoke City 0−0 ARSENAL
2016年1月17日(日)Barclays Premier League, Britannia Stadium

Goal 
 

33Cech

24Bellerin 4Mertesacker 6Koscielny 18Monreal

20Flamini

15Ox-Chamberlain  16Ramsey   

28Campbell            14Walcott

12Giroud



(72)14Walcott>>>45Iwobi
(90)15Oxlade-Chamberlain>>>21Chambers

Substitutes
 13Ospina
 5Gabriel
 3Gibbs
 8Arteta
 35Elneny


Arsenal 1.jpg鬼門ブリタニアの前に沈黙。

難しい試合になる事は分かっていた
冬のブリタニアのストーク戦、
その予想通り求めている様な展開の試合は見せられず
ドローが精一杯の試合だったと思います。

試合は足の炎症の為に大事をとって欠場した
11エジルに代わり15チェンバレンが入った中盤は
11エジルが起用された時の様な4−2−3−1ではなく
20フラミニをアンカーに置き
その前に15チェンバレンと16ラムジーが並んだ
4−1−4−1に近い形の布陣を組んできました。
しかし典型的な4−1−4−1ではなく
15チェンバレンが前に出た時は16ラムジー下がり
16ラムジーが前に出た時は15チェンバレンが下がる様な
フレキシブルなシステムの布陣だったと思います。

常に苦戦を強いられるブリタニアのストーク戦ですが
この試合はこれまでとは少し様相は変わってきていました。
以前のブリタニアのストーク戦と言えば
雪の影響でピッチは荒れに荒れ
その荒れたピッチがきちんと整備されていない為に
一部芝が剥げかかっている所もある様な凸凹なピッチが
アーセナルのパスフットボールには大きな障害となり
そしてフィジカル的に強靭な選手を揃えて
ファールも恐れないダーティーなプレーと
ゴール前にロングボールを放り込んでくる
パワープレーに大いに苦しめられ続けました。
しかし最近のストークは
ボージャン、シャキリ、アフェライ等の
テクニックに秀でた選手を次々に獲得して
パワープレー一辺倒のスタイルから
しっかりとボールを繋いで崩すプレーも見せる様になり
これまで通りの荒く激しくダーティーなプレーと
テクニカルなスタイルの融合が進んでいる印象です。
その為なのか、多少脚を滑らせる場面は見られましたが
蹴ったボールがまっすぐに転がる位に
ピッチの状態はしっかりと整えられており
この様に整えられたピッチならば
アーセナルの方に分があると思われました。

しかし欠場した11エジルの影響は非常に大きく
通常の様にパスを繋いでゲームを組み立てる事が出来ずに
苦戦を強いられてしまいました。

その大きな原因はセンターに入った三人にあったと思います。
20フラミニは元々ゲームを作る事を
それ程期待している訳ではありませんので
直接的な要因と捉えるのはかわいそうだと思いますが
その前に並んだ16ラムジーと15チェンバレンには
大きな責任があったと思います。
この2人は技術的には高くても
周囲の状況を把握する認識力と
全体的な流れを読む力がやや欠けている為に
ボールを受けてもリズム良く
ボールを前に進められない所があると思います。
例えば16ラムジーは前を向いてパスを受ければ推進力がありますが
後ろを向いてパスを受けた場合や
すぐ前方に相手選手がいる場合は
視界が狭くなってしまっているかの様に
目の前の状況にだけ捕らわれて
横パスやバックパスにすぐ逃げる傾向があり、
15チェンバレンはボールを受けてから次のパスを出すまでに
絶好のパスコースを見つける事が出来ず
1〜2テンポ遅れてしまう傾向が強く
その為にチャンスが目の前にあったとしても
それを活かせない場面が何度か見られました。

結果的にこの試合でゴールに迫る事が出来たのは
僅かしかありませんでした。

20分過ぎ、28キャンベルのスルーパスで抜け出した
12ジルーがそのままダイレクトで左脚を振り抜きました。
残念ながらそのシュートは前に出てきた
バートランドにブロックされてしまいましたが
裏のスペースへのパスを上手く引き出した12ジルーと
絶妙なスルーパスを送った28キャンベルとの
2人の息が見事にあった綺麗な崩しだったと思います。

完璧に崩したのはこの場面くらいで
後は15チェンバレンの2つのミドルシュートと
後半のCKからのプレー位しか
ゴールに迫る事は出来ませんでした。

28分過ぎ、やや左サイドのペナルティの外側から放った
15チェンバレンのミドルシュートは
ゴール右上を狙った良いシュートでしたが
これもバートランドにセーブされてしまいました。

29分過ぎ、CKのこぼれ球に対してペナルティの外側から
15チェンバレンが左脚を振り抜きました。
ゴール左下を狙った際どいコースでしたが
残念ながら前方にいた6コシールニーの脚に当たってしまい
枠から逸れてしまいました。

48分過ぎ、16ラムジーからの右CKを12ジルーがヘッドで合わしました。
ゴール右下へ放たれた12ジルーのヘディングシュートは
完璧なコースだったと思いますが
バートランドのスーパーセーブで惜しくも防がれてしまいました。

結果的にこの試合では4−2−3−1ではなく
4−1−4−1を採用したのも問題だったかもしれません。
組み立ての局面と
ファイナルサードでの仕掛けの局面の責務を
16ラムジーと15チェンバレンの2人に
分散させる意図があったのかもしれませんが
結果的にこの2人が機能しなかった為に
この重要な2つの両方の局面が機能不全に陥ってしまい
アーセナルの攻撃陣は沈黙してしまったと思います。
11エジルや19カソルラが欠場していなければ
もっと攻撃にリズムが与えられ、
ファイナルサードでもっとチャンスを作る事が
出来たかもしれませんし
17アレクシスがいれば独力で
強引にゴールを奪っていたかもしれません。

もしも私がこのメンバーのままで布陣を組むならば
4−1−4−1ではなく4−2−3−1にして
16ラムジーと20フラミニが3列目を組み
15チェンバレンをサイドに出して
28キャンベルをトップ下に配置したと思います。
16ラムジーと20フラミニの3列目は
組み立ての問題は生じてしまいますが
16ラムジーのストロングポイントである
フリーランニングをより活かす事が出来ると思いますので
16ラムジーは3列目で起用するのがベストだと思います。
一方、28キャンベルはトップ下(縦の2トップ?)に置いて
攻撃の全権と自由を与えてみたいと思います。
11エジルや19カソルラには及ばなくても
この試合でも12ジルーへのスルーパスを見せた様に
相手の急所を突く様な決定的なパスを出す事が出来るタレントとしては
このメンバーの中では28キャンベルが一番だと思います
15チェンバレンに関しては
消去法的にサイドで起用する事になると思いますが
現時点では何処で起用したら良いのか正直分かりません。
この布陣ならば組み立ての段階は大味になるかもしれませんが
少なくともファイナルサードに入ってからは
もう少しチャンスが作れた様に個人的には思います。

後半早々のCKからのチャンス以降は
ストークのペースになってしまいました。
ストークの攻撃を跳ね返しても
組み立ての段階からアーセナルの攻撃は機能していない為に
ストークゴールまで辿り着く事が出来ずに
早々にボールを奪い返されては
自陣に向かって帰陣を繰り返す流れを繰り返し
その流れの中で何度か決定的なピンチにあいました。

56分、28キャンベルが中盤で潰された所からカウンターを受けました。
アルナウトヴィッチからパスを受けたホセルが
ブロックに来た6コシールニーをかわして
強烈なシュートを浴びせました。
その強烈シュートを33チェフは右手一本でセーブしましたが
流石の33チェフもセーブするのが精一杯で
大きく弾き出す事が出来ず
ライン際に転がったそのこぼれ球に反応したボージャンに
すぐさまシュートを放たれてしまいました。
この試合最大のピンチは33チェフの完璧なスーパーセーブがなければ
守りきる事はなかったと思います。
ホセルのシュートも危険なシュートでしたが
その後のボージャンと33チェフとのせめぎ合いは
圧巻だったと思います。
角度のない所からのシュートでしたので
ニアを撃ち抜いてくる事を読んだ33チェフは
シュートを放つ前からゴールラインを超える位の勢いで
ニアサイドに飛び込んで行き
その読み通りに見事にセーブしました。
絶体絶命のピンチに対して大胆な決断でゴールを死守した
33チェフの凄さが際立った攻防だったと思います。

64分過ぎ、6コシールニーの縦パスがカットされた所からカウンターを受け
左サイドから切り込んできたホセルが左脚を振り抜きました。
そのシュートも良いコースのシュートでしたが
33チェフの的確なセーブで難を逃れました。

89分過ぎ、左CKからのヘディングシュートを
ゴールマウスの中から16ラムジーがはじき返したこぼれ球を
ボックスの中の至近距離から
ホセルにダイレクトシュートを放たれてしまいましたが
そのシュートも33チェフは左脚でセーブして
三たびゴールを守りきりました。

両軍共に大味な試合でしたが
その中で訪れた決定機を死守した
33チェフとバートランドの両GKのプレーだけが
印象的な試合でした。

後半の流れから考えればストークの軍門に下っても
おかしくない流れだったと思います。
その様な流れの試合でしたので
33チェフの活躍でなんとかドローに持ち込めた事を
良しとしなければならないのかもしれません。


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33チェフ

 如何にも33チェフらしいスーパーセーブでチームを救う。

24ベジェリン

 サイドから何度も仕掛けるが決定機は作れず。

4メルテザッカー

 全体的には安定していた。

6コシールニー

 攻撃が組み立てられない事に焦りが出たのかカットされるリスクの高い縦パスを入れて予想通りカットされてしまったり、シュートブロックに動いても簡単にかわされてしまう等、6コシールニーらしくないプレーが多かった。

18モンレアル

 攻守に安定していたが決定機は作れず。

20フラミニ

 守勢に回る時間が多い中、良く守っていたが攻撃の起点として組み立てには関与出来ず。

15チェンバレン

 16ラムジーと共に中央でプレーしたが、周囲に対する状況判断が遅い為にパスを出すベストな瞬間を逃してしまう事が多い。 その為に攻撃にスピードとリズムが生まれず攻撃陣が停滞してしまった一因になっていた。 守備の局面でも常に一歩目が遅い。 遅いと言うよりも出ないと言った方が確かかもしれない。 そう言う事を考えると流れの中で予め自分がプレーする可能性がある選択肢を持っている絶対数が非常に少ないのかもしれない。 語弊を恐れず言うのならばタイプは違えどもポドルスキの状況に近いのかもしれない。 得意なプレーをさせれば素晴らしいプレーを見せるがそれ以外のプレーをさせると途端に対応できなくなる、、、。 この試合でもこの試合の数少ないゴールチャンスの一つだったミドルシュートの様に簡潔なプレーに特化させる様な使い方が出来れば良いのかもしれないが、ポドルスキがそうだった様にアーセナルではその様な使い方が出来るポジションがない。 経験を積む事で色々な局面で対応できる様な選択肢を持てる様になれば良いのだが、問題はそこまで我慢できるかどうか?
 
16ラムジー

 中盤のクリエイティブな局面が期待されたがその期待に応える事は出来なかった。 ボールを持っても前が向けない場面があり、前に向けなければ相手に脅威は与えられない。 そしてボールを持ちながらのプレーも全体的にスローで攻撃陣に勢いとリズムが生み出せていなかった。

28キャンベル

 12ジルーへのスルーパスが示す様にこの試合でクリエイティブな局面に貢献していたのは28キャンベルだった。 それだけに28キャンベルを中心に置く戦い方を思い切って行っても良かった様に感じる。

14ウォルコット

 全体的にインパクトに欠ける印象だったが、パスが出てこない限り14ウォルコットの力が最大限発揮される事がないだけに、14ウォルコット自身に全て非がある訳ではないだろう。
 
12ジルー

 数少ないゴールチャンスもバートランドに防がれてしまったが、防いだバートランドを褒めるべきだろう。

45イウォビ

 ボールタッチは滑らかでリズムを生み出すパスも出していたが、それ以外の部分では試合の流れに入れずリザーブレベルのプレーしか見せられなかった。

21チェンバース

 終盤投入される。
 
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

予想通り苦しい試合でした。

大事をとって11エジルが欠場し
17アレクシスの復帰が待たれる状況で挑んだ
ブリタニアでの試合という事を考えれば
敗れなかっただけ良しとするべきかもしれません。

それに16ラムジー、2ドゥビュシーと
選手を壊された過去を考えますと
万全ではない11エジルや17アレクシスを起用して
壊されてしまっては元も子もありませんので
無理させずに欠場させた事は評価したいと思います。

次はホームでチェルシー戦です。
11エジルや17アレクシスを無理させなかったのは
このチェルシー戦に勝つ為という事を証明する為にも
チェルシーを徹底的に叩き潰し
スタンフォード・ブリッジの借りを返して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:3G16A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G2A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:0G0A CL:0G0A CS:1G0A
16ラムジー    PL:4G2A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


18ナチョ・モンレアル契約延長!! [Arsenal F.C.]

ナチョ・モンレアル(29歳)の契約延長が発表されました。


Arsenal 1.jpg契約3年延長(推定)
週給:£8万(推定)

2013年1月にマラガから加入した18モンレアルは
加入当初こそはPLの激しいスタイルに苦しみ
3ギブスの後塵を拝していましたが
昨シーズンからそのPLのスタイルにも完璧に適応して
3ギブスからポジションを奪い
今シーズンも不動の左SBとして活躍しています。

公式戦:92試合先発+21試合途中出場 
    2ゴール7アシスト

今シーズンの18モンレアルは
必要な時に必要なポジションに必ず顔を出し
そこで見せる効果的ないぶし銀の様なプレーで
攻守においてチームに大きな貢献を見せています。
そしてプレーの面だけに限らず
怪我人が続出しているチームの中で
ローテーションで先発を外れたボーンマス戦以外は
PLの試合で全てに先発フル出場をしている
安定したフィジカルコンディションも
大きな貢献をもたらしている一つだと思います。

左SBのライバル関係である3ギブスも起用された試合では
決して悪いパフォーマンスを見せている訳ではありませんが
その3ギブスを完全にベンチに追いやる程
今シーズンの18モンレアルのパフォーマンスは安定しており
その気の利いたパフォーマンスは3ギブスにはない強みだと思います。

そして今シーズンの18モンレアルの様な
安定し気の利いたパフォーマンスを見せる選手は
最近ご無沙汰になっているスペイン代表でも
必ず必要になる時が来ると思います。

出来る事ならば今シーズンの18モンレアルのパフォーマンスが評価され
この夏に開催されるユーロのメンバーに返り咲く事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


PL:Liverpool vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Liverpool 3−3 ARSENAL
2016年1月13日(水)Barclays Premier League, Anfield

Goal 
 (10)Firmino
 (14)16Ramsey(←28Campbell)
 (19)Firmino
 (25)12Giroud(←16Ramsey)
 (55)12Giroud
 (90)Allen
 

33Cech

24Bellerin 4Mertesacker 6Koscielny 18Monreal

16Ramsey  20Flamini

28Campbell    11Özil    14Walcott

12Giroud



(75)28Campbell>>>15Oxlade-Chamberlain
(75)14Walcott>>>3Gibbs
(87)11Özil>>>8Arteta

Substitutes
 49Macey
 5Gabriel
 21Chambers
 45Iwobi


Arsenal 1.jpg残念。

先制を許し、追い付き、そして逆転した上で
終盤に追い付かれてしまい
この乱打戦は引き分けで終わりました。

先発はローテーションを施行した
FA杯3回戦のサンダランド戦から
4メルテザッカー、18モンレアル、16ラムジー、
20フラミニ、11エジルが戻り
現時点でのベストメンバーを組んできました。

試合はノーガードで打ち合う様な
オープンな展開でした。

まだ道半ばという感じは否めませんが
クロップ監督が志向する
高い位置から積極的にプレスを仕掛けるスタイルが
徐々に浸透し始めたリバプールに
出鼻を挫かれ流れを掴みきれないまま
先制ゴールを奪われてしまいました。

10分、右CKのこぼれ球を収めた14ウォルコットが
ボールを持ち出そうとした時に
リバプールの素早いプレスにあってロストしてしまい
そこからエムレ・ジャンにシュートを打たれてしまいました。
そのシュートは33チェフがセーブしましたが
そのこぼれ球がフィルミーノの所にこぼれてしまい
ブロックに来た6コシールニーの
股間を抜くシュートを決められてしまい失点。

リバプールのプレスを甘く見ていた訳だはないと思いますが
結果的にはボールを持ち出そうとした14ウォルコットが
シンプルにクリアーしていればこの失点はなかったと思いますので
残念です。
反対にフィルミーノの冷静なシュートも見事でしたが
エムレ・ジャンの強烈なブレ球のシュートが全てだった様に感じます。
いつもならばペナルティの外まで確実に弾き出す33チェフも
手元で急にブレたそのシュートを
流石に弾き出す事が出来せませんでしたので
敵ながら見事だと言うしかないと思います。

先制点を奪われてしまいましたが
すぐに奪い返しました。

14分、リスタートのロングフィードを
12ジルーとサコが競り合ったこぼれ球を奪った16ラムジーから
28キャンベルに繋がり
そこからDFラインの裏に走り込んできた16ラムジーに合わせる様に
28キャンベルからスルーパスが送られました。
そのスルーパスを受けた16ラムジーは
冷静にミニョレのニアを撃ち抜き同点ゴール!!

フィードを競り合った時に12ジルーとサコは頭がぶつかり合い
12ジルーは倒れこみましたが
サコはフラつきながらそのままプレーを続け
そのサコの裏をついた形になった分、
リバプールにとっては不運だったと思います。
それでも16ラムジーの得意の大胆なフリーランニングと
28キャンベルの気の利いたスルーパスが見事にハマった
美しい崩しだったと思います。

リバプールのコロ・トゥレ&サコの不安定さを考えれば
この後もゴールチャンスが生まれると思っていた矢先に
再びフィルミーノに決められてしまいました。

19分、4メルテザッカーがクリアーしたボールを
ヘンダーソンがカットした時に
そのこぼれ球が28キャンベルに当たってしまい
その弾いたボールがミルナーへの綺麗な縦パスになってしまいました。
そしてそのミルナーからパスを受けたフィルミーノに
ペナルティの外から綺麗なミドルシュートを決められてしまい失点。

弾いたボールが相手に渡ってしまった不運はありましたが
フィルミーノのミドルシュートを誉めるべきでしょう。
アーセナルの補強の噂にも挙がった事のあるフィルミーノは
やはり面白い選手だと思います。
それほど小細工はせずにシンプルなプレーを駆使して
その中で結果を出すと言う
ブラジル人選手っぽいアタッカーと言うよりも
ヨーロッパ人のアタッカーに近い感覚を持っている様に感じます。

フィルミーノのゴールで再び先行されてしまいましたが
オープンな展開のこの試合は
この後もスリリングな展開が続きました。

24分過ぎ、14ウォルコットのパスを受けた
12ジルーがヘッドでDFラインの裏へパスを出し
そのパスで抜け出した16ラムジーが
飛び出てきたミニョレをかわす様に浮かしたシュートを狙いましたが
ゴールラインを割る前にサコにクリアーされてしまいました。

本当は14ウォルコットと12ジルーの間で行われたワンツーでしたので
16ラムジーよりも飛び出してきたミニョレから離れていた
14ウォルコットがシュートを狙った方が
決まる確率は高かったかもしれませんが
この仕掛けで得たCKから同点ゴールが生まれました。

25分、16ラムジーからの左CKを
ゴール前で12ジルーが合わせてゴール!!

先行を許してもすぐに追いつく展開で
勢い付くアーセナルに一気に逆転のチャンスが訪れました。

27分過ぎ、6コシールニーからの縦パスを受けた14ウォルコットは
右側にいた28キャンベルに繋げ
その28キャンベルがタメを作っている間に
14ウォルコットは28キャンベルの外側からDFラインの裏へと走り込み
その動きに合わせる様に28キャンベルからスルーパスが出されました。
DFラインの裏に抜け出した14ウォルコットから
中にラストパスが出され12ジルーが合わせましたが
残念ながら枠に飛ばせずノーゴール。

リバプールディフェンスが全く付いていく事が出来なかった
14ウォルコットのフリーランニングと
11エジルばりの気の利いた28キャンベルのスルーパスには
非常に興奮しました。
これで12ジルーがしっかりと決めていたら
リバプールの勢いを一気に削ぐ事が出来たかもしれなかっただけに残念でした。

この後も攻守の入れ替わりが激しい
スリリングな展開が続きましたが
前半はこのまま2−2で終わりました。
そして重要な3点目を先に奪ったのはアーセナルの方でした。

55分、右サイドを駆け上がってきた24ベジェリンから28キャンベルヘ
そしてその28キャンベルからDFと入れ替わる様にして
裏に飛び出そうとしていた16ラムジーに
ラストパスが出されましたが
そのパスは相手DFの脚に当たってしまいました。
しかしそのこぼれ球は12ジルーへのパスとなり
それを受けた12ジルーが反転して左脚を振り抜いたシュートは
ゴール左隅に突き刺して逆転ゴール!!

とにかく12ジルーのワンタッチ目が絶品だったと思います。
反転してシュートを打つ為の所にボールを置いた
12ジルーの左脚のタッチは
完璧なコーディネートだったと思います。

逆転に成功しましたが
ホームのリバプールも最後まで攻勢を緩めず
最後の最後で同点ゴールを奪われてしまいました。

90分、ヘンダーソンからゴール前に入れられたフィードを
ゴール前でベンテケが競り勝って逆サイドに戻した所を
後方から走り込んできたアレンに決められてしまいました。

このゴールまではリバプールの攻撃を上手く受け止めていましたが
この時のベンテケとアレンの二つの局面だけは
抑えられなかったのは残念です。
33チェフもシュートに触っていましたが
流石に弾きかえす事が出来ませんでした。

結果論から言えばこの試合での選手交代は
途中から入ったベンテケとアレンでゴールを奪った
クロップに軍配が上がると思います。
一方のアーセナルの選手交代は殆ど効いていなかったと思います。

ボスはサイドに3ギブスを入れて18モンレアルと縦にならべる布陣を
好んで用いる事が多いのですが
最近は二人並べる事で左サイドを制圧する効果よりも
3ギブスの所でボールが収まらない為に
ボールを保持する時間が減り
逆に守備に回る時間が多くなっている様に感じ
以前の様に期待している効果は出ていない様に感じます。

反対サイドに入った15チェンバレンは
この試合でも良くありませんでした。
先発の28キャンベルは90分間プレーする事を
前提にしていないのではないかと思う程
試合開始から100%以上の力でプレーする為に
70分を過ぎるとスタミナ切れに陥り
この時間帯に交代するのは想定内の事柄だと思いますが
代わって出て来る15チェンバレンが
スタミナ切れの28キャンベルよりも
言葉は悪いのですが役に立っていないのは残念です。
本人には何か考えがあるのかもしれませんが
ボールを受けてもただ闇雲にドリブルを仕掛けては
無用に相手陣内に突っ込んでいって潰されて
あっけなくボールロストする事が多く、
守備の局面では相変わらずプレスをかけずに静観する事が多く
15チェンバレンサイドには大きな穴が空いてしまっていました。
一体何をする為にピッチに送り込まれたのか
全く理解していない様にしか見えません。
技術的に過大な要求をしているのなら仕方がありません。
それならば残念ながらこのレベルの試合でプレーするのは
難しいと思いますので
早々に退散していただくしかありませんが
これらの事は技術的に無理難題を押し付けている様には感じません。
やれば出来ると皆が期待しているにもかかわらず
一向に本人が気付く素振りを見せないだけに
不満が募るばかりです。
今、何をするべきか、
簡単で難しいその事に気付く日が来る事を今はただ待つしかないのは
なんとも歯痒い限りです。

そして最後に11エジルに代わって投入された8アルテタも
残念ながら効果的ではなかったと思います。
確かにこの試合の11エジルは非常に悪かったと思います。
ボールが収まらない、効果的なパスが出せないだけではなく
ボールに触る回数自体が少なく
殆どの時間消えており今シーズンの中では
ワーストの出来だった様に感じます。
その11エジルを下げるのは個人的には遅い位だったと思いますが
そこで代わって出てきたのが8アルテタと言うのは
人選ミスだった様に感じます。
試合も終盤を迎え最後まで死力を振り絞って攻勢を強めていた
リバプールの勢いを止める必要があった状況で
フィジカル的に強い訳でもなく
機動力もない8アルテタを入れたとしても
どれだけの効果が期待できたのでしょうか?
経験を買って投入されたのだと思いますが
その経験で危険を察知したとしても
それを実際のプレーに反映できなければ仕方がなく
そういう意味ではこの時に必要だったのは純粋な力強さであり
この年末年始の2試合で良いパフォーマンスを見せていた
21チェンバースを入れるべきだった様に感じます。
確かに21チェンバースには経験がなく
プレッシャーの掛かる状況でミスを犯すリスクもあると思います。
しかし21チェンバースには最近強度を増しているフィジカル的な強さと
スピード抜群の機動力があります。
そして何よりもDFラインからパスを引き出すポジショニングセンスと
そこから滞りなくパスを繋げるビジョンも見せています。
DFラインから大きくクリアーするだけではなく
しっかりとパスを引き出しそれを左右に捌く事が出来れば
おのずとボールを保持する時間が増え
リバプールが攻撃に費やす時間も減らす事が出来たかもしれません。
そういう意味でも無難な8アルテタではなく
勢いを感じる21チェンバースの可能性にかけて欲しかったと
個人的には思います。

両軍合わせて6ゴールが生まれた乱打戦。
純粋に試合としてはスリリングで迫力のあるゲームだったと思いますが
勝つチャンスは確実にアーセナルの方にありましたので
勝ち切るべき試合だったと思います。


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33チェフ

 3つのゴール共に33チェフでも防ぐ事は難しかっただろう。

24ベジェリン

 サンダランド戦に続き良いリズムでプレーできていた。

4メルテザッカー

 可もなく不可もなく。

6コシールニー

 攻守にアグレッシブだったが最後のベンテケの場面ではもう少し寄ってプレッシャーをかけられなかったか?

18モンレアル

 クロップ期待のアイブを押さえ込み違いを見せる。

16ラムジー

 1点目のフリーランニングはらしさが出ていて流石。 シュートも焦って枠を外す事なくきっちり決める。

20フラミニ

 この試合でも競り合いの場面で味方と重なる所があった。 アグレッシブなのは良いが少し全体が見えていないか?

28キャンベル

 この試合でも攻撃の中心は28キャンベルだった。 16ラムジーへゴールや回り込んできた14ウォルコットへのスルーパスは周囲の状況を完全に把握しているからこそ出来るプレー。

11エジル

 今シーズンワーストの出来。 決定機を演出出来ないだけではなくボールタッチ自体が少なく多くの時間で消えていた。

14ウォルコット

 常に裏を狙う動きでリバプール守備陣を混乱させる。 非常に効果的だった。
 
12ジルー

 2ゴール奪い勝負強さを見せる一方で、後は押し込むだけだった14ウォルコットのクロスは決めて欲しかった。 あの時間帯で逆転できていたら流れは大きく変わったように感じる。

15チェンバレン

 ボールを受けては無用にドリブルで突っ込みロストし、守備時にはチェイスをサボる。 何をするべきかを本当に理解していないのだろうか?

3ギブス

 14ウォルコットに代わって左サイドに入るがかえってボールが収まらずに、リバプールの勢いを消す事が出来ていなかった。

8アルテタ
 
 8アルテタに責任はないがこの投入は人選ミスの様に感じる。


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アンフィールドのリバプール戦は
ハイテンションの乱打戦になるのはなぜでしょうか?

純粋にフットボールの試合としては
スリリングな展開で面白い試合ではありますが
最後の最後で追いつかれてしまっては後味が悪く感じます。
特にアーセナル同様に怪我人が続出し
ベストメンバーが組めないリバプールが相手だっただけに
ここはしっかりと勝点3を稼がなければならなかったと思います。

冬のブリタニアのストーク戦、
そしてホームのチェルシー戦の連戦も
一筋縄にはいかない試合になると思いますが
PL制覇するためには絶対に乗り越えなければならない試練だと思います。

17アレクシスを始めそろそろ離脱者も戻り始め
新戦力の35エルネニーも登録されました。

ここ1ヶ月は踏ん張りどころだと思います。
今は先の事を考えずに一戦必勝で乗り切って欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:3G16A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G2A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:0G0A CL:0G0A CS:1G0A
16ラムジー    PL:4G2A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


モハメド・エルネニー獲得!! [移籍情報]

モハメド・エルネニー(23歳)をバーゼルから獲得しました。

New-Arsenal-signing-Mohamed-Elneny-1.jpg


180cm
DMF
移籍金£500万(推定)
背番号 35
エジプト代表


2013年1月にバーゼルへ加入してからすぐにポジションを獲得し
今シーズンもスイスリーグ7連覇に向けて
主力選手として活躍していたエルネニーを
バーゼルから獲得しました。

スイスリーグ:通算91試合出場5ゴール6アシスト
ヨーロッパリーグ:通算19試合出場2ゴール
チャンピオンズリーグ:通算11試合出場


所属元だったバーゼンルではアンカーを任せられている様に
ポジション的に分類するならばDMFになると思います。
しかしDMFと言っても守備専従のDMFではなく
中盤の底でパスをさばく司令塔的な要素を
より多く含んだDMFと言う印象です。

守備面に関しては体格的に見ても分かります様に
フィジカルの強さを活かして相手選手を積極的に抑え込む様な
プレースタイルではなく
DFラインの前のスペースを打ち消して
相手の選手の動きを制限する様なスタイルだと思います。
その様なスタイルの為に、
印象的には球際に特別強いと言う印象がなく
相手選手と対峙してもボール奪還する動きよりも
あくまでも相手選手の動きを抑える様な対応が多く
その辺りが速く激しいPLのスタイルに対応する上で
最初は苦労する様に感じます。

一方の攻撃面では脚元の技術は安定していると思います。
ボールを持っても落ち着きがあり
早々にロストする事のない安定感があります。
長短のパスの精度も安定しており
中盤の底からテンポ良くボールを散らすショートパス、
サイドチェンジするミドル〜ロングパスも正確で
チャンスと見るや前線へ積極的にスルーパスを送る事もあります。

とは言えバーゼルのチームスタイル的に
ボールが常にエルネニーを経由する訳ではなく
DFラインから直接前線にパスが送られる事が多い為に
本当の意味で何処まで司令塔的な役割が出来るかは不透明ですが
34コクランや20フラミニや比べますと
司令塔的な振る舞いもそれなりにこなせる様に感じます。

そしてセットプレーのキッカーを任される事もある程の
正確で強烈なミドルシュートも魅力の一つだと思います。
ペナルティの外からミドルシュートで狙える選手は
現在のアーセナルのスカッドには欠けている要素ですので
エルネニーにとって有効な武器になり得ると思います。

個人的にはエルネニーのプレーの中で最も気に入っているのが
パス・アンド・ムーブのセンスの良さです。
味方の選手と小気味よくショートパスを繋げていくプレーは
バーゼルの中でも異彩を放っており
そのショートパスを繋げながらボールを前に推し進めていく姿は
アーセナルのスタイルの中で想像するのは容易であり
アーセナルの中でプレーすればより活かされる様に感じます。

プレーエリアから考えますとDMFではありますが
離脱中の34コクランや20フラミニの様に
守備力が評価の対象になるタイプとはやや異なり
どちらかと言うともう少し攻撃的な面にも対応可能な
CMF寄りのスタイルが本来のスタイルなのかもしれません。
その為、34コクランや20フラミニの代役と考えているのならば
いくつか改善しなければならない点があると思います。
一つは先程もあげました様にPLでプレーする上で
球際の激しさが絶対的に不足している様に感じます。
中盤の底で相手の動きを止める事も重要ですが
それと共にもっと積極的にボールを刈り取る強さがなければ
PLでは苦戦すると思われます。
もう一つはプレースピードです。
バーゼルでの試合を見ていますと人とボールの動きに対して
ワンテンポ遅れる場面が見られます。
スイスリーグでは問題にならなくても
テンポの速いプレミアではその一瞬の遅れが
命取りになる事も多々あります。
そこには単純なプレースピードの問題もありますが
プレーの流れを読む力の問題もある様に感じます。
どちらにせよバーゼルで行っているプレーのままでは
PLのハイテンポの流れに最初は苦労する様に感じます。

34コクランと19カソルラが長期離脱し
負傷離脱を繰り返している8アルテタも計算できない
CMF・DMFのポジションを補う補強としては
評価したいと思います。
その一方で最初はPLのスタイルに苦労する事も考えられ
すぐに実戦に配備して大きな戦力となるというよりも
最初はバックアッパーと考えた方が良い様にも感じます。
しかし、世間的にそれ程名の知られていない
「隠れた逸材」的な若手の才能を見抜くボスの眼力は
ズバ抜けて優れていますので
1〜2シーズン後には主力選手に成長している事も考えられますので
仮にすぐに結果が出なくても
ある程度時間を与えて成長する事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

バーゼルから
 DMF モハメド・エルネニー(23歳)移籍金£500万(推定)エジプト代表



OUT





FA:ARSENAL vs Sunderland [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−1 Sunderland
2016年1月9日(土)The FA Cup, Emirates Stadium

Goal 
 (17)Lens
 (26)28Campbell(←14Walcott)
 (72)16Ramsey(←24Bellerin)
 (76)12Giroud(←24Bellerin)
 

33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 3Gibbs

15Ox-Chamberlain  21Chambers   

28Campbell    45Iwobi    14Walcott

12Giroud



(66)45Iwobi>>>16Ramsey
(67)21Chambers>>>8Arteta
(81)28Campbell>>>54Reine Adelaide

Substitutes
 49Macey
 2Debuchy
 18Monreal
 59Willock


Arsenal 1.jpgミスから先制を奪われてしまいましたが
終わってみれば3−1と順当な結果で
4回戦に駒を進めました。

先発はローテーションが施され
DFラインには
4メルテザッカーに代り5ガブリエウが
18モンレアルに代り3ギブスが入り
3列目は16ラムジーと20フラミニに代り
15チェンバレンと21チェンバースが組みました。
そしてこの試合の一番のサプライズは
11エジルに代わって45イウォビが
トップ下のポジションに入った事だと思います。
PLで16アシストを記録し、
別次元の活躍を見せている
11エジルに代わって45イウォビが
どの様なプレーを見せるか非常に注目されたと思います。
また、久しぶりに起用が示唆されていた13オスピナは
脚の付け根に問題が発症し
残念ながらこの試合の出場は回避されてしまいました。

試合はPLの順位の差がそのまま出た様な試合だったと思います。
アーセナルがボールを支配してテンポ良くゲームを進め
サンダーランドが凌ぐという展開でした。
そしてPL最多失点数のサンダランドの守備の緩さもあり
ゴールを奪うのは時間の問題と思われ
早々にビッグチャンスが生まれました。

8分過ぎ、15チェンバレンからのパスを
DFラインの手前で受けた12ジルーから
大外から一気に走り込んできた3ギブスにラストパスが送られ
強烈なシュートが放たれました。
もしも3ギブスがストライカーだったら
GKの股間を抜く様なシュートが打てたかもしれませんが
3ギブスが放った強烈なシュートは
GKの好セーブに阻まれてしまいました。
しかし、タイミング良く走りこんで攻撃に参加する
3ギブスの長所が良く現れた迫力ある仕掛けだったと思います。

ところが先制点を奪ったのはサンダランドの方でした。

17分、縦パスを受けたワトモアに対して
3ギブスが素早い対応でボールを奪い返し
6コシールニーに託しましたが
そのボールをレンスに奪われてしまい
そのまま決められてしまい失点。
3ギブスのディフェンスは非常に良かったと思います。
しかしその後が良くありませんでした。
迫ってきたレンスに対して3ギブスの体勢的には
6コシールニーにボールを託すしか
繋げる方法はなかったと思いますが
ボールを受けた6コシールニーは
レンスをかわそうとしたのは失敗だったと思います。
かわそうとせずにシンプルにそのまま外に開いて
クリアーするなり15チェンバレンに繋げば
何ともない場面だったと思いますので
非常に悔やまれる失点だったと思います。

先制点は奪われてしまいましたが
勢いはアーセナルのままでした。

19分、15チェンバレンのパスを受けた45イウォビは
そのまま前を向くとドリブルでペナルティ内に切り込んでいき
相手選手3人をかわしてシュートを放ちましたが
惜しくもシュートはGKにブロックされてしまいました。
しかし先制点を奪われた直後の重要な場面でも
独力で3人をかわしてシュートまで持っていく強気な姿勢と
ファーストチームの選手混ざっても臆する事なく
持てる力を十二分に発揮する事の出来るメンタル的な強さは
非常に好感が持てます。
トップ下としても2ラインの間でパスを引き出す動きが良く
タイミングが良くセンスのあるパスを操りチャンスメイクにも優れ
隙があれば積極的なミドルシュートを放つ場面もあり
期待している以上の存在感を見せたと思います。
前半の終わりの頃はやや疲れが見え
プレーに輝きが失われていた時間帯もありましたので
この試合のパフォーマンスはベストの中のベストなのかもしれませんが
19歳という事を考えますと今後も更に楽しみだと思います。

そして同点ゴールはこの45イウォビのパスから始まりました。

26分、45イウォビからのパスを受けた
左サイドの14ウォルコットからのクロスを
ファーサイドから走り込んで来た28キャンベルが
左脚で合わせてゴール!!
12ジルーが作ったスペースに走り込んで来た28キャンベルに
冷静に合わせた14ウォルコットの仕掛けが全てだったと思います。
12ジルーが好調の事もあり
最近はサイドで使われる事が多い14ウォルコットですが
エゴの走らず与えられた責務を完璧に全うしている
14ウォルコットのメンタル的な成長を非常に強く感じます。
個人的には自分を抑えすぎて淡々にプレーしすぎている様に感じますが
チームにとっては14ウォルコットが成長した事で
前線のプレーの幅やバリエーションは確実に増えていると思います。

速やかに同点に追いついた事で
後半は更に攻勢を強める事が出来たと思います。

53分過ぎ、DFラインの裏に出された
45イウォビからのスルーパスで
28キャンベルが抜け出しました。
そこから出された中への折り返しのパスに対して
ゴール前に詰めていた選手がいませんでしたので
シュートには繋がりませんでしたが
45イウォビの一本のパスからの決定機だったと思います。

60分過ぎ、28キャンベルからの楔のパスを受けた14ウォルコットの
ポストプレーからのリターンパスを再び受けた
28キャンベルがシュートを放ちましたが
GKの好セーブで防がれてしまいました。

70分過ぎ、左サイドから入れられた3ギブスのクロスを
14ウォルコットが合わせましたが
これもGKにセーブされてしまいました。

ゴールを奪うには至りませんでしたが
良いリズムで仕掛けていたアーセナルが
その後遂に逆転ゴールを奪いました。

72分、右サイドから24ベジェリンが
28キャンベルとのワンツーで一気に裏に抜け出し
そこから入れられたクロスを
ニアサイドに走り込んで来た16ラムジーが合わせてゴール!!
シンプルな仕掛けですが非常に効果的な仕掛けだったと思います。

そして試合を決める3点目はそのすぐ後に生まれました。

76分、15チェンバレンのパスで
右サイドの高い位置に上がってきた24ベジェリンから
ゴール前に走り込んで来た12ジルーに合わせるラストパスが通り
ゴール!!

この2つのゴールの立役者である24ベジェリンは
逆転ゴールの時は縦に抜けて中にクロスを入れ、
この3点目の時は縦に抜けずに
そこからDF陣の間を射抜く様に
走り込んで来た12ジルーに合わせるピンポイントパスを
サイドから見事に決めました。
これまでは24ベジェリンのスピードを最大限に警戒して
縦に抜けられる事をケアしなければならなかったと思いますが
この3点目をアシストした様なパスを出されてしまうと
縦のケアだけでは済まなくなり
相手のSBとしては非常に厄介になると思います。

そして最後はこの試合を裁いたアトキンソンがまたやらかしました。

77分過ぎ、14ウォルコットからパスを受けて
フリーでペナルティ内に入りシュート体勢に入った12ジルーを
後ろからイェドリンが体当たりを見舞って倒しましたが
ノーファール。
ボールに向かって行ったスライディングタックルで
12ジルーを倒してしまったのを
ファールを取らなかったのはまだ理解出来なくもありませんが
ボールも触らずに12ジルーに体当たりしたチャージの
何処をどう見たら正当なチャージになるのか?
まぁ、アトキンソンならば当然といえば当然のジャッジですが
この場面以外でも予想通り曖昧なジャッジを連発する
アトキンソンには困ったものです。

終盤、抜け出したグレアムにシュートを打たれる危険な場面もありましたが
33チェフのファインセーブで防ぎ
無事、4回戦に駒を進む事に成功しました。


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33チェフ

 後半危険な場面も的確なセーブでゴールを守る。

24ベジェリン

 右サイドを疾風の如く駆け上がる攻撃参加は圧巻。 違うパターンの2つのアシストで勝利に導く。

5ガブリエウ

 安定したパフォーマンスで零封。

6コシールニー

 先制の失点の場面での対応は良くなかった。 シンプルに外にボールを持ち出すべきだっただろう。

3ギブス

 攻撃面ではタイミング良い攻撃参加と鋭いクロスでチャンスを作り、守備面では激しく的確なチャージで左サイドを制圧する。 非常に良かった。

15チェンバレン

 キーとなるパスを送りチャンスを演出する場面もあれば、MFの中ではパス成功率が最も低かった様に
ミスパスも多く雑な印象を受けてしまう。 この安定感の無さか改善される事が殻を破る第一歩か?

21チェンバース

 ボーンマス戦に続き非常に好印象のパフォーマンスだった。 パスを引き出すポジショニング、パスを受けてから前を向く身のこなし、常に数タッチ後には次に繋げるパスを送るビジョン、全て合格点以上が与えられるだろう。 次はもっと上のレベルの対戦相手でも攻守において同様なプレーが出来るかどうか是非見てみたい。  

28キャンベル

 11エジル不在のこの試合で攻撃の中心を担っていたのは28キャンベルだった。 アーセナルがボールを持った時の多くで28キャンベルを経由していた事からも中心だったのはわかる。 語弊を恐れず言うのならば11エジル等の主力選手と同じピッチに立っている時の28キャンベルは自制しているのかもしれない。 ボスもコメントしていたが28キャンベルのブレイクは間違いなく今シーズン一番のサプライズだろう。

45イウォビ

 サンダランドの守備が緩かったとは言え、予想をはるかに上回るパフォーマンスを見せる。 2ラインの間でパスを呼び込む動き、前線の動きに合わせて繰り出すタイミング良いラストパス、隙があればドリブルで切り込み、積極的にミドルシュートも放つ。 トップ下として必要なプレーを効果的に見せる。 この試合を見る限りではトップよりも2列目の方に適応がある様だ。 疲労が出たのか?前半終了間際は輝きを失っていたが、この試合のようなパフォーマンスが常に見せられるようになればファーストチームに昇格する日も近いだろう。

14ウォルコット

 冷静なクロスで28キャンベルのゴールをアシストする。 サイドでの起用が続いている為にサポート役に回る事が多いが、チームとしてはそれが攻守に渡って大きな強みになっている。 一つだけ淡々とプレーしている様に見えるのが気になる。 個人的にはもう少し喜びや闘志を前面に出す様なプレーを見たい気がするが、、、。
 
12ジルー

 試合を決める3点目を決める。 ゴールは1つだけだったが12ジルーのスペースを作る動きから28キャンベルのゴールが生まれた様に献身的なプレーでも貢献する。

8アルテタ

 怪我から復帰する。 コンディション的には問題なさそうだ。

16ラムジー

 45イウォビに代わり投入され、レギュラーとしての威厳を見せ逆転ゴールを決める。 

54アデレード
 
 終盤投入される。 


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ボーンマス戦に続きローテーションが施されましたが
代わって出てきた選手たちは一様に良いパフォーマンスを見せて
難なく4回戦に駒を進める事が出来ました。

これでPLの殺人的な年末年始のスケジュールを
1試合おきにローテンションすると言う
これまでのボスでは考えられない様な離れ業を見せて
メンバーを休ませながら乗り切る事が出来たのは
非常に良かったと思います。

前回のボーンマス戦で休めなかった11エジルを
この年末年始の間に休息を与えられたのは
非常に大きいと思いますし
4メルテザッカー、18モンレアル、20フラミニの
年長組も休ませる事が出来たのも良かったと思います。

出来れば12ジルーも休ませる事が出来れば
より良かったと思いますので
そろそろ時期を見て休ませて欲しいと思いますが
一方で28キャンベルを筆頭に活きの良い若い選手が
良いパフォーマンスを見せてくれているのは心強い限りです。

そしていよいよここからの1ヶ月間は
PL制覇に向けて最初の山場だと思います。
アウェイのリバプール戦、
冬のブリタニアのストーク戦、
ホームのチェルシー戦
0−4で完敗したサウサンプトンとのホーム戦、
ホームのレスター戦、
難敵揃いですがPL制覇する為には
勝ち点を落とす事が許されない試合が続きます。

しかし、本来はコンディションを落としてしまいがちの
この年末年始を順番に主力選手を休ませながら
上手く乗り切る事が出来ましたので
これからの1ヶ月間の第1の山場も
上手く乗り切ってくれると信じています。

これからの一戦一戦はPL制覇の為に
破らなければならない壁だと思って
打ち破り続ける事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:3G16A CL:2G0A 
12ジルー     PL:10G2A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:0G0A CL:0G0A CS:1G0A
16ラムジー    PL:3G1A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G0A CL:0G2A FA:1G0A


PL:ARSENAL vs Newcastle United [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−0 Newcastle United
2016年1月2日(土)Barclays Premier League, Emirates Stadium

Goal 
 (72)6Koscielny(←12Giroud)
 

33Cech

24Bellerin 4Mertesacker 6Koscielny 18Monreal

16Ramsey  20Flamini

15Ox-Chamberlain  11Özil   14Walcott  

12Giroud



(68)15Oxlade-Chamberlain>>>28Campbell
(81)14Walcott>>>3Gibbs
(88)12Giroud>>>21Chambers

Substitutes
 13Ospina
 5Gabriel
 54Reine Adelaide
 45Iwobi


Arsenal 1.jpg非常に苦しい試合になってしまいましたが
なんとか勝利を掴み2016年の初戦を飾りました。

先発はローテーションを行った
ボーンマス戦から再び戻し
右サイドには28キャンベルではなく
15チェンバレンを起用した以外は
現段階のベストメンバーを組んできました。

試合開始直後こそは良かったです。
右サイド高い所まで上がってきた
24ベジェリンからのクロスで
ニューカッスルゴールに迫りましたが
良い感じで攻撃が組み立てられていた時間は
それ程長くは続かず、
すぐに歯車が狂い始めていきました。

サイドから仕掛ければ比較的簡単に突破する事が出来、
2ラインの間へも比較的簡単にパスを通す事が出来ていた様に
お世辞にもニューカッスルが良い試合をしていたとは
言えなかったと思います。
それでもアーセナルが良い攻撃を見せる事が出来なかったのは
一つ一つのプレーの精度がとにかく悪かった所にあったと思います。
サイドからクロスを入れても誰にも合わない様なクロスが多く
2ラインの間から仕掛けようとしても
コンビネーションがズレまくって全く噛み合わず
前半の内でゴールに迫ったのはこの場面位だったかもしれません。

36分過ぎ、左サイドからドリブルで仕掛けてきた
15チェンバレンからのラストパスで
DFラインの裏に抜け出した12ジルーがシュートを放ちましたが
コロッチーニにブロックされてしまいました。

この場面では15チェンバレンは良い仕掛けを見せましたが
残念ながらそれ以外の場面では
チェンスを潰してしまう場面が非常に多く
攻撃陣のブレーキになっていました。

一方の守備面でも締まりがなく
何度か決定機を作られてしまいましたが
その決定的なピンチを助けたのが33チェフでした。

15分過ぎ、エンベンバのクロスを合わせた
ワイナルドゥムのヘディングシュートが
ゴール右下隅に向かって行きましたが
33チェフの的確なセーブで何とか失点は間逃れました。

42分過ぎ、左からのクロスを16ラムジーがクリアーミスしたこぼれ球を
ワイナルドゥムにシュートを放たれてしまいましたが
素早く前に出た33チェフがブロックし
ミスをカバーしました。

47分過ぎ、11エジルへ出した16ラムジーのパスがズレた所を
カットされてしまいそこからのカウンターを受けてしまいました。
そしてパスを受けたワイナルドゥムにシュートを放たれてしまいましたが
果敢に前に出てきた33チェフのビッグセーブで
この試合の最大のピンチからチームを救いました。

後半に入ると幾分チャンスを作れる様になったと思います。

47分過ぎ、左サイドに開いていた16ラムジーからのパスで
裏を取った18モンレアルから
ニアサイドに走りこんできた12ジルーに向けて
鋭いクロスが入れられました。
残念ながら僅かにタイミングがズレて合いませんでしたが
前半にはなかった鋭さが見られました。

49分過ぎ、16ラムジーから左サイドに開いてきた11エジルに繋がり
そこからゴール前に走りこんできた16ラムジーに戻されたパスを
スライディングしながら合わせましたがセーブされてしまいました。

59分、ボールを持って上がってきた6コシールニーから
12ジルーへスルーパスが通りシュートを放ちました。
シュートはDFのブロックにあい枠を捉えられませんでしたが
12ジルーのパスを呼び込む動きは良かったと思います。

前半に比べて後半は少しづつゴールの匂いがし始めましたが
最終的にゴールを奪ったのは
セットプレーからの泥臭いゴールでした。

72分、11エジルからの右CKに対してゴール前に高々と上がったこぼれ球を
12ジルーがヘッドで6コシールニーに繋ぎ
そのまま押し込んでゴール!!
ゴール前で高々と上がったこぼれ球に対して素早く反応し
ゴール前で絶対的な強さを見せるコロッチーニに競り勝って
6コシールニーに繋げた
12ジルーの執念が産み出したゴールと言っても過言ではないと思います。

苦しい展開の試合でしたが
貴重な先制ゴールを奪えた事で
流れは良くなり終盤追加点のチャンスが何度か訪れました。

87分過ぎ、右サイドでボールを受けた28キャンベルが
マークに来た2人の間をドリブルで割って入って
そのままペナルティ内に侵入しました。
そこから16ラムジーにラストパスを出し
16ラムジーはDFをかわしシュートを放ちましたが
GKの正面で惜しくもゴールなりませんでした。

89分過ぎ、16ラムジーから左サイドのオープンスペースに走り出した
11エジルにパスが出されたカウンターから始まりました。
その11エジルから後ろから上がって来た16ラムジーにパスが出され
ペナルティ内でコロッチーニとドュメットをかわして
シュートが放たれましたが残念ながら枠を捉えられませんでした。

この二つの場面で16ラムジーが決めていたら
もう少し後味が良い試合になったのかもしれませんでしたので
決め切れなかったのは残念でしたが
この試合の16ラムジーはこれまでと少し違いを出していたと思います。
これまで通り広範囲動き回り
絶妙なタイミングで走り込むフリーランニングが
攻撃陣の良いアクセントになっていましたが
この二つの場面の様に
パスを受けてからDFを冷静にかわす動きが
非常に冴えていたと思います。
DFをかわす動きが出来る様になればシュートコースがなくても
自らシュートコースを作る事が出来るだけではなく
フィニッシュのバリエーションを増やす事が出来ると思います。
そして何よりも相手の動きがよく見えていなければ出来ない事であり
スペースと時間がない状況でも
最適なプレーを選択する冷静さを身に付けつつある様に感じます。
この試合ではゴールを奪う事が出来ませんでしたが
今後一皮向けたプレーを見せてくれる可能性を感じます。

そして15チェンバレンに代わり
後半途中から投入された28キャンベルは
15チェンバレンとの大きな違いを見せたと思います。
とにかく28キャンベルは15チェンバレンに比べて
迷いを感じさせない所が非常に良いと思います。
15チェンバレンは時々素晴らしいプレーを見せて
度肝を抜く事もありますが
一方で何がしたいのか分からない事も多々あると思います。
一方の28キャンベルは成功するかどうかは別として
アタッキングエリアに入ってから
どの様に仕掛けてどの様にゴールまで到達するかのプレーイメージが
自分の中ではっきりと描かれている様に見えますので
周囲の選手も動きやすいと思いますし
何よりも見ていても非常に気持ちが良いプレーをしてくれます。
現状としましては個々のプレーレベル
周囲との連携レベル共に
15チェンバレンよりも28キャンベルの方が上回っており
14ウォルコットをサイドで起用する事を前提とするならば
17アレクシス、14ウォルコットに続く3番手だと思いますし
14ウォルコットをCFとして起用するならば
十分先発を任せられるレベルまで成長したと思います。
更に言うならばこの試合の様に
締まりのない全体的に停滞した流れの中でも
途中から出場して攻撃陣の活性化に
一役買う事が出来る事も示しましたので
スーパーサブとしても有用だと思います。

一方の15チェンバレンはこれから相当頑張らなければ
今シーズンが終わる頃には28キャンベルとの間に
早々に追いつけない位の差が生まれてしまっているかもしれません。
このまま開花せずに終わってしまうには
惜しいポテンシャルを持っていると思いますので
なんとかブレイクする切っ掛けを掴んで欲しいと思います。

2016年初戦は非常に苦しい内容でしたが
なんとか勝利を掴み取り
シーズン後半を単独首位でスタートする事が出来ました。


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33チェフ

 今シーズン何度目だろうか? またも33チェフの活躍でチームに勝ち点がもたらされる。

24ベジェリン

 高い位置まで効果的に攻め上がるもクロスの精度が悪くチャンスを活かせず。

4メルテザッカー

 悪くはなかったが、シンプルなクロスからヘディングシュートを打たれる場面が何度もあった事を考えると両CB間でズレが生じていたのか?

6コシールニー

 強いフィジカルを活かしてグイグイ仕掛けてくるミトロビッチにやや手を焼く。 一方で苦しい展開で勝利に導く勝負強さを再び見せる。

18モンレアル

 18モンレアルのサイドから仕掛けられる場面が集中し守備に奔走する。 後半は高い位置まで攻め上がり良いアクセントになっていた。

20フラミニ

 全体的に締まりのない展開の中で広範囲をカバーするも、時々他の選手とポジショニングが被る場面が見られた所が気になる。

16ラムジー

 後半は積極的に前に出て攻撃に厚みをもたらす。 スペースと時間がない状況でも冷静にかわしてシュートコースを作る動きを見せる様になり今後フィニッシュのパターンが増える事を期待したい。

15チェンバレン

 時々素晴らしいプレーを見せるが全体的に見ると良くない。 一つ一つのプレーの精度が悪く、周囲との噛み合わせも悪い。 代わって入った28キャンベルと比べると大きな差を感じる。

11エジル

 孤軍奮闘するも全体的にミスが多い試合展開になす術なし。

14ウォルコット

 消えている時間帯が多く印象は薄かった。
 
12ジルー

 ゴールには結びつかなかったが最近ペナルティ内でパスを引き出す動きが良くなっている。 全体的には好機は巡ってこなかったがそれでもゴールへの執念を見せて6コシールニーの決勝点をアシストする。

28キャンベル

 15チェンバレンに代わり投入される。 28キャンベルが入った事でそれまで停滞していた攻撃陣が活性化した。 15チェンバレンとの違いを見せる。

3ギブス

 終盤投入される。

21チェンバース
 
 終盤投入される。 非常に落ち着いてプレーできており本人もこのポジションの方がプレーしやすいのか?


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2016年初戦は非常に苦しい試合内容だったと思います。
幸いニューカッスルもそれほど良くなかったお陰で
失点する事は避られましたが
状況によっては先日のサウサンプトン戦の様な状況になっても
おかしくなかったと思います。

それでも勝利に結びつける事が出来た点は
評価したいと思います。

PL制覇する為には苦しい展開でも勝ち点を落とさず
コツコツと勝ち点を積み上げ続けるしかありません。

1月〜2月にかけては強敵、難敵が続きます。
まだまだ離脱者が多く
フルメンバーで試合に挑む事が出来そうにないこの時期を
上手く乗り切って欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!




追伸、
明けましておめでとうございます。

本年も駄文でお見苦しいとは思いますが
私のはけ口にお付き合いしていただけたら幸いです(苦笑)。

今年は12シーズンぶりのPL制覇を
皆様と喜び合う事が出来そうで今から楽しみですね!!

今年も我らの愛するアーセナルを全力で応援していきたいと思います!!


では、また。



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3ギブス     PL:1点0アシスト CL:0点0アシスト
5ガブリエウ   PL:1点0アシスト CL:0点0アシスト
6コシールニー  PL:3点0アシスト CL:0点0アシスト
11エジル     PL:3点16アシスト CL:2点0アシスト 
12ジルー     PL:10点2アシスト CL:5点0アシスト 
14ウォルコット  PL:3点2アシスト CL:2点1アシスト CS:0点1アシスト
15チェンバレン  PL:0点0アシスト CL:0点0アシスト CS:1点0アシスト
16ラムジー    PL:3点1アシスト CL:0点1アシスト
17アレクシス   PL:6点1アシスト CL:3点4アシスト
18モンレアル   PL:0点2アシスト CL:0点1アシスト
19カソルラ    PL:0点3アシスト CL:0点1アシスト
20フラミニ    PL:0点0アシスト CL:0点0アシスト COC:2点0アシスト
24ベジェリン   PL:0点1アシスト CL:0点1アシスト
28キャンベル   PL:2点0アシスト CL:0点2アシスト