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CL:ARSENAL vs Barcelona [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−2 Barcelona
2016年2月23日(火)UEFA Champions League, Emirates Stadium

Goal
 (71)Messi
 (83)Messi(p.k.)


33Cech

24Bellerin 4Mertesacker 6Koscielny 18Monreal

16Ramsey  34Coquelin

15Ox-Chamberlain  11Özil   17Alexis  

12Giroud



(50)15Oxlade-Chamberlain>>>14Walcott
(72)12Giroud>>>23Welbeck
(82)34Coquelin>>>20Flamini

Substitutes
 13Ospina
 21Chambers
 3Gibbs
 28Campbell


Arsenal 1.jpg悔しい敗戦です。

先発は怪我で離脱している
5ガブリエウは間に合わずに
CBには4メルテザッカーが入り
2列目右には15チェンバレンが起用されました。

試合の入り方は良かったと思います。

的確な距離感を保った守備のブロックを築き
そこから素早いプレスをかける事で
バルサにペースを握られるのを防ぎ
まずアーセナルがチャンスを掴みました。

6分過ぎ、自陣左サイドからの17アレクシスのロングパスを
ペナルティの手前で納めた16ラムジーから
すぐにヒールで11エジルに繋ぎ、
その11エジルからのマイナス方向の折り返しが
ペナルティ内の16ラムジーに送られましたが
シュートはヒットせずにマスチェラーノにブロックされてしまいました。
17アレクシスのパスをピタリと足下にトラップして
裏をかいてヒールで11エジルに繋いだ所までの
16ラムジーのプレーは完璧でしたが
ここでも必要以上なオーバーアクションでパスを要求する
悪い癖が出てしまったのは残念でした。
両手を大きく上に挙げてアピールしてしまうと
上体が伸びきってしまい、次の動作への初動が遅れてしまうのは
これまでも何度も指摘してきましたが
この場面でも僅かにズレた11エジルのパスに対して対応が出来ずに
ペナルティ内でフリーと言う
絶好のシュートチャンスを活かす事が出来ませんでした。
不要なアピールなどせずにリラックスした状態で
11エジルからパスが送られる事だけを待っていれば
多少パスがズレたとしても的確にボールをヒットするのは
それほど難しいプレーではないはずです。
本来はこのプレー自体はミスとも言えない程度の問題かもしれませんが
このバルサ戦は多くのチャンスが望めない
ギリギリの状況で戦わなければならない事を考えれば
このチャンスを活かす事が出来なかった事は
大きな痛手になってしまったと思います。

21分過ぎ、左サイドで12ジルーとの細かなパス交換から
17アレクシスはドリブルで切り込んで行き
中央の15チャンバレン、そこから右サイドに開いた11エジルへ繋ぎ
最後は後ろから走り込んできた24ベジェリンへ戻され
ダイレクトで左脚のシュートが放たれました。
そのシュートはアウベスが無理な体勢のブロックで防がれてしまいましたが
そのこぼれ球がゴール中央の15チェンバレンの所にこぼれて来て
シュートを放ちましたがテア・シュテーゲンに防がれてしまいました。
15チェンバレンは倒れたテア・シュテーゲンの脇を通そうとしたのか
それともボールが足下に入ってしまったので
そのコースしか撃つ事が出来なかったのかは分かりませんが
結果的にグラウンダーのシュートを打ってしまったのは
大きなミスだったと思います。
最初の24ベジェリンのシュートで
テア・シュテーゲンの体勢は倒されていましたので
その倒れていたテア・シュテーゲンの上を超えるだけで
ゴールネットを揺らす事は出来たと思いますので
どの様な状態であっても
ボールを浮かさなければならなかったと思います。

因みに11エジルのマイナス方向のリターンを受けた
24ベジェリンのシュートまでの動作が
先程書きました16ラムジーがするべき動作の正解だと思います。
必要以上にアピールする事なく
パスが出てくるタイミングが近くなったら
歩幅を小さくしてどの方向にでも動ける体勢を作っていました。
実際この時も11エジルのリターンは少しズレましたが
そのズレたパスに対して24ベジェリンは
体勢を崩しながらもしっかりとヒットさせていました。

その後はエンジンがかからなかったバルサも
少しづつペースが上がり始め
MSNが繰り出す多彩な攻撃が
徐々にアーセナルゴールに迫り始めました。

32分、スペースのない所をネイマールから
スアレスへスルーパスが送られました。
4メルテザッカーと18モンレアルが挟み込むように対応しましたが
スアレスは強引に突破し抜けられてしまいました。
しかしその抜け出てきたスアレスに対して
33チェフは勇気を持って飛び出し
スアレスと交錯しながらも的確にブロックして防ぎましたが
この場面は色々な意味で危険な場面だったと思います。
これまでのスアレスのパターンからすると
強引に仕掛ける時はその半分位は
PKを貰う事も視野に入れている事が多い様に感じます。
特に33チェフと交錯した場面では
ボールが流れてしまいましたので
そこからどうこうする気は感じられず
伸ばしてきた33チェフの腕とボールの間に
無理やり脚をねじ込もうとしていた様に見えました。
この試合の主審のファールの基準からすると
的確にボールに向かったプレーでも
そのプレーで相手をチャージしてしまったら
ファールが獲られていましたので
この場面でも少しでも33チェフの反応が遅れて
スアレスの脚ごとブロックしていたら
場合によってはPKを獲られていたかもしれません。
そう言う意味でも勇気を持って飛び出し
PKを獲られない様に注意を払いながらブロックした
33チェフの対応は非常に良かったと思います。

そしてこの試合の明暗を分けたかもしれない
大きなプレーがこの後ありました。

35分過ぎ、メッシのFKからの一連のプレーから
カウンターが発動されました。
パスを受けた15チェンバレンは右サイドを一気に駆け上がり
バルサ陣内に突き進んで行きましたが
ボールをタッチするために一瞬頭を下げたその隙を突いて
マスチェラーノに詰め寄られてブロックされてしまいました。
15チェンバレンが右サイドを駆け上がた時点で
ボールを持っている15チェンバレンと共に
中には12ジルーと11エジルの二人が駆け上がっていたのに対し
バルサはアウベスとマスチェラーノの二人しか戻れていませんでしたので
中にパスを入れるタイミングさえ間違わなければ
決定機を作る最大のチャンスだったと思います。
しかし15チェンバレンがそのタイミングを
感じる事が出来なかったのは非常に残念です。
状況的にも結果的にも最終的にカットされた最後のワンタッチは
絶対に余分だったと思います。
その最後のワンタッチが余分だった為に
マスチェラーノにカットされてしまったのは言うまでもありませんが
仮にマスチェラーノにカットされなかったとしても
サイドの深い位置まで侵入してしまったら
そこからの仕掛けは普通のクロスと大差なくなってしまいます。
スピードの乗ったカウンターを活かすならば
バルサ守備陣が整う前に出来る限り早く
ゴールの前にボールを送り届けるのが基本であり
その最適なタイミングは
その最後のワンタッチをする前のタイミングだったと思います。
そのタイミングでアウベスとテア・シュテーゲンの間に速いパスを送り
そのアウベスがボールに触れなければ
パスを受けた12ジルーか11エジルが
テア・シュテーゲンと1対1になっていたと思います。

この様なカウンターで先制する事が
この試合の根幹となるプランだったと思います。
ここまで緻密な守備ブロックと献身的なプレッシングで
バルサの攻撃を上手くかわしてゴールを守りきり、
そしてカウンターで決定機を作ると言う
プラン通りの展開を築けていただけに
そのプランを活かす事が出来なかったこの場面が
この試合の勝敗を左右してしまった
最大の要因の様に感じます。

前半も終盤に差し掛かりますと
バルサの攻撃陣が遂に動き出し本来の強さを発揮し始めました。

44分過ぎ、16ラムジーのミスパスから
ショートカウンターを受けてしまいました。
パスをカットしたアルバからネイマール〜メッシと繋ぎ
DFラインの裏を伺っていたスアレスにスルーパスが通り
シュートを放たれてしまいました。
前に出てきた33チェフがブロックしゴールを死守しましたが
MSNのコンビネーションプレーは
全く抑えるポイントがない完璧な仕掛けだったと思います。

前半ロスタイム、左サイドの大外から
DFラインの裏に向けて走り込んできたアウベスへ
ブスケツからサイドチェンジのパスが出されました。
そのパスをジャンプしてダイレクトで中へ折り返し
ゴール前のスアレスが頭で合わせましたが
幸いスアレスのヘディングシュートは
僅かに枠を捉えられませんでした。
しかし仕掛け自体はシンプルな仕掛けでしたが
その一つ一つのプレーを高次元の技術の高さで遂行された
危険な場面だったと思います。

前半に関してはおおよそプラン通りの戦い方が
出来ていたのではないかと思います。
圧倒的なポゼッション率でボールを支配するであろう
バルサに対して2ラインが規則正しくブロックを作り
そして献身的で執拗なプレッシングでバルサの攻撃を跳ね返し続け
隙を見つけては一気にカウンターでゴールを陥れる。
特に厳しいスケジュールをこなして
エミレーツに乗り込んできたバルサのエンジンがかかっていなかった
序盤のチャンスをしっかりと決め、
そしてプラン通りカウンターで追加点を奪っていたら
全然違う形の試合になっていたと思われます。

後半に入るとバルサは徐々に勢いを見せ始め
アーセナルゴールに迫る場面が増え始め
決定機を作られる様になってしまいました。

48分過ぎ、やや右サイドのポジションで
ボールを持って上がってきたイニエスタから送られた
ネイマールへのスルーパスで突破を許してしまいました。
スピードに乗ったネイマールは一気にペナルティ内へ侵入し
そのままシュートを放たれてしまいましたが
このピンチも33チェフの完璧な飛び出しからのブロックで
ゴールを死守しました。
後半に入って一気にペースを上げてきたバルサに対して
アーセナル側は疲れが出始めたのか
前半見せていた様な規律正しい守備のブロックに綻びが出始め
この場面でのイニエスタへの対応を示す様に
プレスが掛からなくなり始めていたと思います。

それでも何度かチャンスを作り出しました。

58分過ぎ、34コクランからのスルーパスで抜け出した
11エジルからの折り返しのパスが12ジルーに送られました。
そのパスに対して12ジルーがダイレクトシュートを狙いましたが
寸前でマスチェラーノにカットされてしまいました。

59分過ぎ、左サイドからの18モンレアルのクロスを
ゴール前で12ジルーがマスチェラーノに競り勝って
ヘディングシュートを放ちましたが
テア・シュテーゲンに防がれてしまいゴールならず。
マスチェラーノに体を寄せられていましたが
全く物ともせずに放った12ジルーのヘディングシュートは
気持ちの籠った良いシュートだったと思いますが
それを防いだテア・シュテーゲンの
スーパーセーブを褒めなければならないでしょう。

64分過ぎ、11エジルからのFKを12ジルーがヘッドで中へ折り返し
ゴール前の混戦の中で6コシールニーや17アレクシスが
続けざまにシュートを狙いましたがブロックされ
最後に放った16ラムジーのシュートも大きく枠を超えてしまいました。

その後、後半開始からペースを握っていたバルサにミスが出始めた事で
流れがアーセナルに移ろうとしていた矢先に
バルサのカウンターから失点してしまいました。

72分、24ベジェリンからのクロスをピケがクリアーした所から始まりました。
そのクリアーボールをイニエスタがジャンピングして蹴り出しましたが
それがただのクリアーではなくネイマールに繋げるパスとなり
そこから右サイドに開いていたスアレスへ繋ぎました。
そのスアレスからのリターンを受けたネイマールが
ゴールに向かってドリブルで突き進み
残っていた18モンレアルと帰陣してきた24ベジェリンを
十分に引きつけてからゴール前のメッシにラストパスが送られて
失点。

賢明な皆様ならばご存知だと思われますが
4メルテザッカーがハーフウェイラインを超えて
敵陣にまで足を踏み入れてしまうと
今回の様なカウンターを受けて失点するリスクが跳ね上がります。
これまでも何度となく犯してきたこのミスを
この大事な試合でまたもや犯してしまいました、、、。
この様な状況に陥る時の殆どの場合は
攻勢を強めて前掛かりになっている時です。
その様な状況になると歯止めが利かなくなるのか
ズルズルと前に出てしまう悪い癖が4メルテザッカーにはあります。
この場面でもネイマールにボールが渡ろうとした事が切っ掛けになったのか
中途半端に前に出たしまいました。
勿論、前に出る事が全て間違いというわけではありません。
相手よりも前に出てボールをカットする事が
100%出来る状況ならば前に出ても良いと思いますが
スピードとクイックネスに欠ける4メルテザッカーが
この条件を満たす様なプレーをする事は期待出来ません。
案の定、前に出ようとしましたがネイマールに着く事も出来ず
さらに悪い事に非常に中途半端な所で立ち止まってしまい
ネイマールからスアレスに出されたパスをカットしようと
スライディングしてしまいました。
アーセナルは4メルテザッカーの裏のスペースを
逆サイドのCBである6コシールニーがカバーするという
ある種特異な形態をとっていますが
本来は自分の裏のスペースをカバーするDFがいないのが普通であり
その裏のスペースを如何にして使われない様にするかは
基本的に重要なポイントだと思います。
にも関わらず相手にもプレッシャーが掛けられない所で立ち止まって
一体何が出来ると言うのでしょうか。
百歩譲ってネイマールにボールが渡る前にカットしようと
前に出てしまった事は許せたとしても
その後立ち止まってしまったのは
全く意味のないプレーでしかないと思います。
その上意味のないスライディングを試みた事で
その後駆け上がったネイマールの動きを抑える事も
自ら放棄してしまいました。
この時の4メルテザッカーがとるべきだったのは
ネイマールにボールが渡った時点ですぐさまステップバックし始めて
自らの裏のスペースにパスが出された場合に備えて
いつでも全力で帰陣出来る体勢を作る事だったと思います。
結局ネイマールへのチェックも出来ず
ネイマールからのパスも防げず
ネイマールが駆け上がってくる事も許してしまった事が
このカウンターから失点してしまった最大の要因であり
前に出過ぎると危険と言う事も含めて
いい加減に自らの誤りを自覚してほしい思います。

先制点を奪われてしまった事で
色々な意味でバランスを崩してしまったのは言うまでもなく
その後も危険な場面に陥り
そして試合を決する追加点をバルサに奪われてしまいました。

82分、リスタートからの流れでメッシからペナルティ内の
ネイマールにパスが送られました。
そのパスは4メルテザッカーがカットしましたがクリアーが小さく
そのクリアーボールに向かって走り込んできたメッシに
対応していた20フラミニが気が付くのが遅れてしまい
ペナルティ内でメッシを倒してしまいPK献上。

82分、そのPKをメッシに決められてしまい終戦。

後半ロスタイムにもゴール前でネイマールのヘディングシュートを
浴びる場面がありましたが
33チェフの好セーブで防ぎ切り
なんとか0−2で1stレグは終わりました。

全体的に見ても前半はアーセナルが思い描いていた展開に
持ち込めるチャンスはあったと思います。
規律的な守備のブロックと献身的なプレッシングで
バルサの攻撃陣に隙を与えずに失点を防ぎ
チャンスが訪れた時には一気にバルサゴールに迫る。

勿論、スケジュール的に厳しいバルサは
前半は飛ばしすぎずにペースを抑え
アーセナルに疲れが出るであろう後半に
勝負を掛けると言うプランだったのかもしれません。
もしもそうであればアーセナルが前半に見せていた
プラン通りの展開も幻なのかもしれません

それでももしも序盤にあった
15チェンバレンのビッグチャンスを決めて先制していたら
その後の展開は大きく変わったと思われます。

決めるべき時に決める事が出来なければ
当然ですが勝利を掴む事は出来ません。
それと同時に犯してはいけないミスを犯してしまえば
失点は免れません。

対戦前からはっきりしていた事ではありますが
チーム力、個々の力には少なくない差が存在するのは事実であり
その差を埋める為にはピッチの選手の全てが
ベストなプレーを出すしかありませんでしたが
残念ながら我々アーセナルはベストなプレーを出し切る事が出来なかったと
言わざる得ないと思います。


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33チェフ

 33チェフの好セーブがなければ0−2では済まなかっただろう。 失点しても気持ちを切らさずに望みを繋ぐ。

24ベジェリン

 同サイドのアルバとネイマールと互角に渡り合う。 

4メルテザッカー

 カウンターを受けた失点シーンの大きな要因になる。 チェルシー戦に続きこの大事な試合でも試合を決するミスを犯す。 ボスの信頼もこのまま完全に失ってしまうのか?

6コシールニー

 MSNの強烈な攻撃力にうまく対応していたが、失点シーンではスアレスの方が一枚上手だった。

18モンレアル

 メッシに対して良く対応していた。 攻撃面でも積極的に高い位置まで攻め上がり厚みを加えていた。

16ラムジー

 軽率なパスミスでピンチを招いていた様に、一つ一つのプレーの確度をもう1ランク上げなければこの試合の様な戦いでは見劣りしてしまう。

34コクラン

 中盤の底の番人として存在感を見せていた。 結果論になってしまうが34コクランを下げる意味が見当たらない。 

15チェンバレン

 もしも決めていたら確実にヒーローになっていたと思うが、残念ながらヒーローに成り損ねる。 ギリギリの攻防の中ではベストなプレーを出せない所が一皮剥けない大きな要因だろう。 膝を負傷し後半途中で退く。

11エジル

 11エジルの持ち味を最大限発揮できる展開ではなかったが、与えられた役割をしっかりとこなす。

17アレクシス

 ベストな状態から考えると60%程度だろうか? 残念ながらバルサを相手に60%の状態では違いを生み出すことは出来なかった。 見ていても焦りが感じられ、その焦りが独りよがりのプレーに繋がっている様に感じる。
 
12ジルー

 後半のヘディングシュートは決まって欲しかったがテア・シュテーゲンのセーブを褒めるべきだろう。

14ウォルコット

 期待していたカウンターの場面は訪れずに大きなインパクトは与えられなかった。

23ウェルベック

 12ジルーに代わり投入され最後まで戦うもゴールには結びつかず。

20フラミニ

 34コクランに代わって投入されるが大きな大きなミスを犯す。 結果論だが34コクランに代わって投入した意味が分からない。
 
 
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現時点でバルサが最強という意見に異を唱える人は少ないと思います。
少なくともアーセナルよりは強いのは認めなければなりません。

その強大な相手に残念ながら敗れてしまいました。

しかし、まだ2ndレグがあります。
勝ち上がる可能性が限りなく0に近かろうが
まだ勝敗が決した訳ではありません。
奇跡と言われようとも逆転を目指して
最後まで戦い続けなければならないと思います。

しかし、実際問題としてMSNを止めるのは至難の技と言う事は
この試合でもはっきりしています。
33チェフがいたお陰で2失点で済みましたが
場合によってはもう少し点差が付いてもおかしくなかったと思います。
それでも抑えなければならないのならば
やはり前半見せていた様な規律性と献身性を前面に出した
強固な守備ブロックを築き
それを90分の間、一瞬の隙も作らずに
やり遂げなければならないと思います。
勿論、それをやり遂げたとしても抑える事は難しいかもしれませんが
しかしそれをするしか手はない様に感じます。

一方の攻撃面に関してはまだ望みがある様に感じます。
その様に感じる点は2つです。

まず1つ目はペップ時代のバルサに比べて
プレスが非常に緩くなった点です。
ペップ時代のバルサは現在指揮しているバイエルンと同様に
ボールロストしてからプレスが掛けられるまでが
尋常ではない位に早い為に
そのプレスをかわして攻撃を組み立てるのに
非常に苦慮しました、、、と言うよりも
殆ど出来なかったと言った方が良いかもしれません。
しかし現在のバルサは以前の様にアーセナルがボールを奪った時点で既に
3方のパスコースが消されてしまっている様な場面は減り
幾つかのパスコースが残されており
その残されたパスコースを使う事で
ボールを前に進める事が出来る場面がありました。
そうなりますと、「引いて守ってそこからカウンターを狙う」しか
勝機が見い出せない状況にはならず
良い形でボールを持つ事が出来れば
バルサのゴール前までボールを繋げられる場面は
何度か作る事が出来ると思います。

そしてもう1つはゴール前での制空権です。
この試合でもマスチェラーノと競り合いながらも
完全に凌駕して12ジルーがヘディングシュートを放った場面や
マスチェラーノとアルバと挟まれながらも
23ウェルベックが中に折り返した場面の様に
イーブンの状況で競り合った場面でも
アーセナル側が競り勝つ場面が何度かありました。
さらに追い風になるのが累積警告を消化する為に
この試合でピケが警告を受けて2ndレグは出場停止になった事です。
代わって起用されるのは上背のあるマテューだと思いますが
仮にそのマテューに問題が発生し
ヴェルメーレンやバルトラが起用される様な事が起きれば
バルサのゴール前には明らかな高さのギャップが生まれる事になりますので
そのギャップを積極的に突いて行けば
必ず綻びが出てくる様に感じます。

2ndレグは失点した時点で終演を迎える事になりますので
まずは失点しない様に守備から入らなければなりませんが
同時に最低2つのゴールを奪わなければなりませんので
積極的な姿勢も求められます。
セオリー通りならばカウンターを意識して
両サイドには17アレクシスと14ウォルコットを配置すると思いますが
個人的に注目しているのは23ウェルベックの使い方だと思います。
高さのギャップを有効に使う為に
14ウォルコットではなく23ウェルベックを
最初から使うのも面白い様に感じますし
レスター戦で試した様に34コクランかSBを削って
後半途中から12ジルーと2トップを組ませるのも
面白い様に感じます。

そして勝利する為には17アレクシスの復調が必要なのは言うまでもありません。
現在のバルサにおいてメッシは
運動量、守備の貢献度共に非常に低く
その結果バルサの右サイドには歪みが生じている様に感じます。
そのバルサの右サイドを攻略する為には
現在の60%程度の17アレクシスでは足りないのは言うまでもなく
100%の17アレクシスが必要です。
メッシのフォーローが期待出来ないバルサの右サイドを守るアウベスを
18モンレアルと連携し17アレクシスが攻略する為にも
17アレクシスの完全な復調が待たれます。

例えカンプノウであっても上手く事が運ぶ事が出来れば
何度かは決定機を作る事は可能だと思います。
あとはそこで訪れた決定機を決めきる事が出来るかどうかが問題だと思います。

状況を考えれば非常に厳しい状況には変わりありませんが
まだ試合は終わった訳ではありません。
全てを完璧に遂行する必要はあるかもしれませんが
それぞれの選手が100%以上の力を発揮する事が出来れば
必ず道は開けると思います。

アーセナルの意地と誇りを賭けて!!


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:4G17A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


FA:ARSENAL vs Hull City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−0 Hull City
2016年2月20日(土)The FA Cup, Emirates Stadium

Goal


13Ospina

21Chambers 4Mertesacker 6Koscielny 3Gibbs

35Elneny  20Flamini

28Campbell   45Iwobi   23Welbeck

14Walcott



(67)28Campbell>>>12Giroud
(67)23Welbeck>>>17Alexis
(73)45Iwobi>>>15Oxlade-Chamberlain

Substitutes
 49Macey
 18Monreal
 24Bellerin
 34Coquelin


Arsenal 1.jpg撃ちも撃ったりシュート24本、
枠内シュートも11本撃ちましたが
最後までゴールネットを揺らす事が出来ずに
スコアレスドロー。
大胆なローテーションが行われたチームは
非常に躍動しましたが
ゴールだけが生み出す事が出来ませんでした。

ローテーションが施行された先発は
GKは13オスピナが入り
SBは右に21チェンバース、
左に3ギブスが起用されました。
CMFは35エルネニーが20フラミニと組み
2列目は右に28キャンベル、左に23ウェルベック、
そしてトップ下に45イウォビが入り
1トップには久しぶりに14ウォルコットが起用されました。

ゴールを奪う事が出来なかった事を除けば
出てきた選手達はそれぞれの持ち味を発揮して
良い形でゴールに迫る場面が何度も作る事が出来ていましたので
試合内容的には良かったと思います。

6分過ぎ、左サイドからパスを受けた35エルネニーが
DFラインの裏に走り出した20フラミニの動きに合わせて
ダイレクトでスルーパスを通しました。
惜しくもDFのチェックに合いシュートまでに至りませんでしたが
完璧なタイミングで出されたスルーパスだったと思います。

7分過ぎ、そこで得た左CKを後ろから走り込んできた35エルネニーに合わせられ
そのままダイレクトシュートを放ちました。
そのシュートはDFの腕に当たりゴールなりませんでしたが
浮かさない様に丁寧にインサイドで叩いた良いシュートだったと思います。

11分過ぎ、35エルネニーからの縦パスを受けた14ウォルコットが
反転してDFをかわして中にクロスを入れました。
そのクロスをゴール前で23ウェルベックがヘッドで捉えましたが
惜しくもそのヘディングシュートはGKのヤクポビッチの正面でした。

15分過ぎ、DFのギャップに上手く入り込んだ23ウォルベックに向けて
21チェンバースからラストパスが送られ
そのまま強烈なシュートが放たれましたが
これもヤクポビッチの好セーブに阻まれてしまいました。

27分、21チェンバースのクロスをペナルティ内で受けた14ウォルコットは
背負っていたDFを反転して剥がして
強烈なシュートを放ちましたが
これもヤクポビッチの好セーブで防がれてしまいました。

46分過ぎ、45イウォビにパスを送った後に
そのままDFのギャップを付いてDFラインの裏に走り込んだ3ギブスに
その45イウォビから絶妙なスルーパスが送られました
そこから入れられたグラウンダーのクロスを
14ウォルコットが合わせましたが
ヤクポビッチの正面でゴールなりませんでした。

50分過ぎ、右サイドでパスを受けた21チェンバースが
そのままドリブルでペナルティ内に切り込んで行った所で
倒されましたがノーファール。
しかしそのこぼれ球を拾った35エルネニーから
45イウォビにパスが送られミドルシュートが放たれましたが
DFの脚にカットされ枠から逸れてしまいました。

53分、23ウォエルベックが倒されて得た
ペナルティ右角のすぐ外側からのFKを
28キャンベルが蹴りました。
左脚から放たれたその鋭いFKは弧を描き
ゴール左隅を捉えたかに見えましたが
これもヤクポビッチの指先に阻まれてポストを叩いてしまいました。

62分過ぎ、カウンターの場面で
45イウォビからパスを受けた23ウェルベックが
カットインして右脚を振り抜きました。
そのシュートはDFに当たりコースが変わりましたが
そのシュートにも反応したヤクポビッチが
スーパーセーブで防ぎゴールなりませんでした。

決定機と言われる場面を何度も築きましたが
ゴールだけが生まれずに
この後レギュラー組を投入する事になりました。

この試合が2試合目の出場となった35エルネニーは
初戦と比べても非常に良かったと思います。
初戦同様に両サイドも含めて非常に広範囲動き回って
良い形で繋ぎ役となり
相手に隙があればラストパスを狙う積極性も見せ
そのパスが仕掛けの鍵になった場面が何度もありました。
贅沢言うならば低い位置からも
もう少し積極的なパスを出しても良い様に感じます。
今はまだ、PLの早いテンポに慣れる段階かもしれませんので
低い位置では無難なパスを捌いているだけと言う感じで
35エルネニーが攻撃のリズムを生み出していると言う感じはしませんが
19カソルラが離脱中のチームにおいて
中盤から攻撃のリズムが作り出せない問題は今も続いていますので
35エルネニーがその問題を解決できる選手なのかどうなのかを
今後の為にも見てみたいと個人的には感じています。
その一方で守備の局面ではまだ改善の必要がある様に感じます。
要所要所ではしっかりと守備のタスクをこなしていたと思いますが
全体的に見ると、ネガティブトランジションの反応が遅れる時があり
相手の選手の動きに対する瞬発力にも欠ける印象です。
これはアーセナルから移籍してから出現した問題ではなく
バーゼル時代からあった問題だと思いますが
テンポが早いPLではその一瞬の遅れが大きな違いに発展する事がありますので
この早い段階に改善しなければならないポイントの様に感じます。
そう言う意味でまず改善した方が良いと感じているのが
非常に大きなストライドだと思います。
35エルネニーの走っている時のフォームは
初動から非常に大きなストライドで動き出すために
初動からトップスピードに移行するまでが遅い様に見えてしまいます。
実際にどうなのかは専門家の解析に任せたいと思いますが
感覚的には大きなストライドで動く35エルネニーは
相手選手の細かな動きに対しても遅れている様に見えますし
脚の回転が遅いために瞬発的な力が掛けにくい様に見えますので
スピードとクイックネスの優れたアタッカーに対峙した時には
現状のままでは危険な様に感じます。

レスター戦で劇的な逆転ゴールを奪った
23ウェルベックはこの試合では先発で起用されましたが
その23ウェルベックも非常に良かったと思います。
レスター戦でも感じましたが23ウェルベックが入ると
フィジカル的な優位性が確実に上がる印象を受けますが
体格が大きく中央で基準点となる12ジルーが「剛」ならば
強さと共にスピードとジャンプも兼備した
しなやかな肉体を持つ23ウェルベックは「柔」、
ギャップを突いてスペースに入り込む場面もあれば
強さと高さを活かして相手DFと競り合う場面もあり
前線に活発な流れをもたらしていたと思います。

45イウォビもトップ下としてその任をしっかりと全うしたと思います。
2ラインの間でパスを引き出し
パスやドリブル、そしてコンビネーションを使い分けて仕掛け
隙があれば積極的にシュートも狙うなど
十分に存在感を示していたと思います。
個人的に高く評価しているところは
プレービジョンが浮かばずに攻撃の流れを止める様な所がなく
常に何かしら仕掛けようとする姿勢を崩さない所で
今後もさらなる成長が期待できると思います。

この23ウェルベックと45イウォビに加え
動きながら急所を突くパスを送る28キャンベルと
クイックネスが向上し狭い所からでも
仕掛けられる様になった14ウォルコットの4人が
前線を積極的に動きながら仕掛けたこの試合の攻撃陣は
ハルDFの対応が非常に甘かった事を差し引いても
十分に機能していたと思います。
この4人を中心に前記の35エルネニーと
21チェンバースと3ギブスの両SBを加えた攻撃陣が繰り出した
波状攻撃は何度も決定機を作り出していたと思いますが
最後のフィニッシュだけが上手くいきませんでした。
確かにハルのGKのヤクポビッチが当たっていたと言う部分は
大いにあると思います。
53分の28キャンベルのFKは
ヤクポビッチが指先で触らなければポストの内側を叩き
ゴールに吸い込まれていたと思いますし、
62分の23ウェルベックのコースが変わったシュートは
ヤクポビッチは良く反応したと思います。
その一方で11分の23ウェルベックのヘディングシュートや
15分の右脚のシュートは
シュートまでの過程は最高でしたが
最後のシュートは淡泊といますか、
正直な印象を受けてしまいます。
これは以前からの23ウェルベックの問題点だと思いますが
ラインの破り方、パスの引き出し方、
高いフィジカル能力を活かした突破、
どれを取っても高い水準であり
それは長期離脱明けの現状でも
キレの良い動きは健在だったと思いますが
シュートが淡泊な所だけは以前から変わりません。
語弊を恐れず言うのならば23ウェルベックのシュートは
優等生のシュートと言う感じがします。
もしも23ウェルベックに
スアレスの様な貪欲さや気迫が備わったら
ゴール数は一気に伸びる様に感じますが
今の23ウェルベックは素直すぎる様に感じます。

それは14ウォルコットにも言える事で
27分のシュート等はまさにボール1個分の違いを
生み出せていたら決まっていたと思います。
この僅かな違いを何処まで突き詰めてプレー出来るかどうかが
14ウォルコットがストライカーとしての地位を築けるかどうかの
分かれ目の様に感じます。

結局ボール1個分の違いを生み出すことが出来なかった為に
ゴールネットを揺らす事は出来なかった言えると思います。

そして最も大きな誤算だったのが
選手交代が完全に裏目に出てしまった所だと思います。
12ジルーはまだ通常の状況に近かったと思いますが
17アレクシスと15チェンバレンは完全にブレーキになってしまい
先発陣が築いていた良いリズムの流れを完全に壊してしまいました。
本来ならばレギュラー組が投入され違いを見せる場面でしたが
結果的にはゴールの匂いをかえってなくしてしまったと思います。

攻撃陣のリズムが崩れてしまった事で更に前掛かりになった所で
この試合で唯一のピンチを迎えました。

85分過ぎ、カウンターの場面から
ゴール前に侵入してきたアルコに
フリーでシュートを放たれてしまいましたが
13オスピナの正面で救われました。
前掛かりになっていた状況だった為に
ラストパスを出したハドルストーンに誰もマークに付けないという
非常に危うい状況に陥ってしまったのが
そもそも大きな誤りだったと思います。
6コシールニーも20フラミニももっと本気で帰陣していれば
ハドルストーンにパスが出される前に対応が出来たかもしれませんし
ハドルストーンにパスが通ったとしても
アルコへのパスは防げたかもしれません。
しかも最終的にフリーでシュートを合わせたアルコを
カバーする為に戻ってきたのは14ウォルコットだった事を考えても
この場面ではDFラインは完全に崩壊していた事を意味しており
これまでのアーセナルならばここでゴールを奪われて
敗退していた可能性もあったと思います。

その後も何度かゴールには迫りましたが
決定機を作るには至らずスコアレスドローで
再試合をする羽目になってしまいました。


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13オスピナ

 この試合唯一で最大のピンチも慌てず対処する。

21チェンバース

 積極的な攻撃参加で厚みをもたらす。 対応が後手に回った時に腕を使って強引に止めてしまう悪い癖が出てしまう場面もあったが、全体的には冷静に余裕を持った対応が出来ていた。

4メルテザッカー

 危険な場面は殆どなく出番は少なかった。

6コシールニー

 帰陣に遅れて終盤の危険な場面の一因になる。 この様な展開の試合だからこそ守備陣はより集中力が求められる。

3ギブス

 タイミングを見計らった攻撃参加で攻撃に厚みをもたらす。

35エルネニー

 前回のバーンリー戦よりもより持ち味を出せていた。 タイミング良いラストパスで攻撃にアクセントを与える一方で守備面ではまだ修正が必要だろう。

20フラミニ

 攻撃面でも積極的に参加するも決定機を活かす事が出来ず。

28キャンベル

 攻撃陣を引っ張る。 時にはドリブルで仕掛け、時にはラストパスを送る。 28キャンベルのFKはこの試合で最もゴールに近づいた場面だったかもしれない。

45イウォビ

 攻撃陣の中でしっかりと機能するだけではなく重要なワンピースになっていた。 このレベルの試合ではもう安心して見ていられる存在。 

23ウェルベック

 復帰2戦目。 コンディション的には良くキレのある動きを見せていた。 しかし決定機をゴールに結びつける事は出来ず。
 
14ウォルコット

 ペナルティ内での鋭い切り返しが非常に印象的だった。 しかし決定機をゴールに結びつける事は出来ず。

12ジルー

 特別悪かった訳ではないが勝利に導けず。

17アレクシス

 周囲と全く噛み合わずに攻撃陣のブレーキになる。 心と体がバラバラで空回りしている印象。

15チェンバレン

 試合に入っていけず。 その中途半端な状態ではチームにとって足枷にしかなっていなかった。
 
 
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ローテーションを施行して挑んだハル戦でしたが
試合内容的には完全に圧倒していたと思いますが
最後までゴールを奪えずに引き分けてしまい
再試合をする事になりました。

FA杯準々決勝は既に3月12日の週末に開催が決定していますので
それまでに再試合をしなければなりませんが
現在スケジュール的に空いているのは
その準々決勝が行われる前のミッドウィークだけです。

しかし準々決勝の開催地が対戦相手のワトフォードのホームではなく
この再試合の勝者のホームで開催される事を考えますと
チケット販売等の大人の事情から同週の開催は難しい様に感じます。

そうなるとその前の週に開催されるホームでのPLスウォンジー戦をずらして
そこにハルとの再試合を入れる方が現実的な様に感じますが
例えそうしたとしてもそのスウォンジー戦は
FA杯準々決勝の前のミッドウィークにずれ込む事が考えられ
今後、週2試合のスケジュールが続く事には変わりがないと思われます。

ローテーションをして挑んだのでこの試合の結果が
チームの勢いに影響する事はそれほどないと思われますが
先日も書きました様に首位レスターの残り試合数は
PLの12試合しか残っていません。
今後FA杯、CLと勝ち進むにつれて
より多くの試合をこなさなければならなくなるアーセナルにとっては
このスケジュール的な呪縛に苦しめられるのは必須で
そういう意味では例えサブ中心の布陣で挑む試合といっても
これ以上試合数を増やす事は出来れば避けて欲しかったと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:4G17A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


PL:ARSENAL vs Leicester City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−1 Leicester City
2016年2月14日(日)Barclays Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (45)Vardy(p.k.)
 (70)14Walcott(←12Giroud)
 (90)23Welbeck(←11Özil) 

Sent off
 (54)Simpson

33Cech

24Bellerin 4Mertesacker 6Koscielny 18Monreal

34Coquelin  16Ramsey

15Ox-Chamberlain  11Özil   17Alexis  

12Giroud



(46)6Koscielny>>>21Chambers
(61)34Coquelin>>>14Walcott
(83)15Oxlade-Chamberlain>>>23Welbeck

Substitutes
 13Ospina
 20Flamini
 35Elneny
 28Campbell


Arsenal 1.jpg劇的な逆転勝利!!

PL優勝争いに踏みとどまる為には
絶対に勝点3を奪わなければならなかった
この首位レスター戦で先制されながらも
最後の最後まで決して諦めずに戦い続け
ラストプレーで逆転ゴールを奪って
劇的な逆転勝利を挙げました。

先発はハムストリングの怪我で欠場した
5ガブリエウに代わって
4メルテザッカーが先発に復帰し
3列目には20フラミニに代わって
やっと34コクランが先発で起用されました。
右サイドは前節でゴールを奪った15チェンバレンが
そのまま起用された布陣で始まりました。

この試合開始前の段階の順位表では勝点53を挙げている首位レスターに対して
アーセナルは勝点48の3位、
もしもこの試合で敗れる様な事が起きた場合は勝ち点差は8まで開き、
更に首位レスターは年が明けてからのリーグ後半戦で
既にスパーズとシティを破っていますので
この試合でアーセナルも破れてしまうとそのまま独走状態に許す事になり
残り試合数を考えますと逆転優勝は厳しい状況になります。
それ故にこの試合は何が何でも勝点3を奪う必要がある試合でした。

その重要なこの試合はテレビ局の都合で
苦手なランチタイムキックオフに変更され、
そして主審は真面なジャッジが出来ないアトキンソンが試合を裁くとあり
非常に不安に感じる試合でしたが
その不安を払拭する様にこの試合のアーセナルは
立ち上がりから気合が入ったプレーを見せてくれました。

試合開始30秒過ぎ、右サイドにいた11エジルから
中央の17アレクシスへ繋ぎ、
そこから再び右サイドを駆け上がっていた
15チェンバレンへ展開して
中にクロスが折り返されました。
しかしゴール前に走り込んで来ていた11エジルと18モンレアルの
準備がまだ整っていないタイミングで中に入れてしまった為に
クロスは通りませんでしたが
出だしから良いリズムの攻撃だったと思います。
しかし状況的にはあのタイミングで
クロスを入れなければならない状況ではなく
マークするべきレスターの左SBを完全に置き去りにしていましたので
もう1タッチゴールに向かって進むべきだったと思います。
そうすれば11エジルや18モンレアルがゴール前に侵入する
時間的猶予を稼ぐ事も出来ますし、
11エジルや18モンレアルはゴール前に飛び込まなくても
DFラインの後ろのスペースでマイナス方向のクロスを受ける事も出来ます。
そして隙があればシュマイケルの股間を打ち抜く
シュートと言う選択も出てきたかもしれません。
もう一捻りを加えれば更なるチャンスが広がったかもしれなかっただけに
15チェンバレンのクロスと言う選択は残念でした。

そしてこのプレーで得たCKから惜しい場面は続きます。

1分過ぎ、15チェンバレンからの左CKを
ファーサイドに飛び込んできた17アレクシスが合わせました。
相手選手の頭上を遥かに超えるハイジャンプで合わせた
17アレクシスのヘディングシュートは
枠を捉えられませんでしたが
17アレクシスの気合がよく現れたプレーだったと思います。

この17アレクシスに限らずいつもならエンジンが掛かるのに
非常に時間が掛かるランチタイムキックオフの試合でしたが
この試合に限っては皆が試合開始からエンジン全開で
非常に気合が入った立ち上がりを見せたと思います。

そして試合開始から危惧していたアトキンソン問題が
早速出てしまいました。

8分過ぎ、12ジルーから出されたパスを
右サイド深い位置で受けた11エジルが
ヒールで15チェンバレンに繋ぎました。
そこからペナルティに向かってドリブルで侵入し
中に入れたクロスがペナルティ内でカンテの腕に当たりました、、、が
アトキンソンのジャッジはノーファール???
早速、アトキンソン独自の基準で下されるジャッジが出てしまい
この試合の先行きに不安を感じてしまいましたが
ま、アトキンソンの醜いジャッジに関しては後で私見を書きたいと思います。

その後も圧倒的なポゼッション率で試合を進めましたが
手数を掛けないシンプルな攻撃から
ヴァーディーにゴールを襲われてしまいました。

15分過ぎ、やや右サイドの位置から
ファーサイドのヴァーディーに向けてアーリークロスが入れられました。
そのクロスに対して24ベジェリンが対応しましたが競り負けてしまい
ヴァーディーにヘディングシュートを許してしまいました。
ゴール右下に叩きつける様なそのシュートは
33チェフが見事にセーブしましたが
非常に際どいシュートだったと思います。
アーセナルが圧倒的なポゼッション率で試合を進めていましたが
もともとPL最低のポゼッション率のレスターにとっては
相手チームにボールを持たせるのがスタイルであり
一つでもチャンスがあればそれを確実にシュートまで繋げる
組織としての成熟度とヴァーディーの点取り屋としての能力を
改めて思い知らされた場面だったと思います。

試合開始のファーストプレーでは
チャンスを活かせなかった15チェンバレンでしたが
その後は右サイドから印象的なプレーで
チャンスを演出していました。

20分過ぎ、フクスに対して24ベジェリンと16ラムジーが
挟んで対応した所で15チェンバレンがボールを奪い返し
そのままスピードに乗ったドリブルでフクスを振り切って
ニアサイドに走り込んできた12ジルーにクロスを入れました。
惜しくも12ジルーは合せられませんでしたが
15チェンバレンがボールを奪い返してからのドリブルのコース、
そしてクロスを入れるタイミングとスピード、コース、
どれを取っても完璧なプレーだったと思います。

24分過ぎ、右サイドから15チェンバレンが
近寄ってきた12ジルーとのワンツーでDFラインの裏に抜け出し
そこからファーサイドからゴール前に侵入してきた17アレクシスに
マイナス方向のグラウンダーのクロスが入れられえました。
惜しくも17アレクシスのシュートは
シンプソンとモーガンの身を呈してブロックに阻まれてしまいましたが
この3人が思い描いた仕掛けのビジョンがリンクした
完璧な仕掛けだったと思います。

その後も何度となくレスターゴールに襲いかかりましたが
前半終了間際のプレーでPKを奪われてしまいました。

43分過ぎ、左サイドのスペースに出されたボールに対して
無理な体勢からダイビングヘッドで
クリアーしようとした6コシールニーとカンテが交錯し
そのこぼれ球を拾ったヴァーディーが
そのままペナルティに迫りました。
そのヴァーディーが仕掛けてきた時に
ボールをカットしようと右脚を出した18モンレアルと激突してしまいPK。

この場面では6コシールニーの対応が拙かったと思います。
そもそも無理してクリアーを試みる状況ではなかった様に感じます。
確かに中にヴァーディーはいましたが
アーセナル側も4メルテザッカーが後ろに残り
そしてヴァーディーと共に
18モンレアル、16ラムジー、24ベジェリンが帰陣してきていましたので
無理にクリアーしようとせずに、
ディレイさせるだけで問題がなかった様に感じます。
それにそのままレスターのチャンスが続いたので印象は和らぎましたが
結果的にやや遅れる形になった6コシールニーは
カンテと派手に交錯しており
仮にその場でプレーが止まっていたら
場合によっては一発レッドを貰ってもおかしくないプレーだった様に感じます。

一方のPKを受けた場面は賛否が分かれると思います。
確かにこのファールはヴァーディーがファールを貰う為に
仕掛けたプレーの様に見えます。
ボールをカットしようとして右脚を出した18モンレアルに
ヴァーディーが自ら突っ込んだ様にも見えます。
しかし、ヴァーディーがドリブルで仕掛けて
右脚のアウトサイドでボールを右に切り返した後の体の軌道としては
そのまま体が流れて突っ込んでいく事は仕方がない状況であり
そのヴァーディーの一連の動きを
18モンレアルが阻害してしまったのならば
PKを取られても仕方がない様に感じます、、、普通は。
このアトキンソンのジャッジに関しても
後でまとめて私見を書きたいと思います。

前半ロスタイム、このPKをヴァーディーに決められて失点。

今シーズンのアーセナルには
前半終わった時点でリードを許した試合には勝てない
と言う悪い傾向があり、
絶対に勝たなければならないこの試合を
0−1で前半を折り返す事になった事で
この悪い傾向を跳ね返すだけの
強いメンタルを示す事ができるかどうか
試される後半になったと思います。

しかし後半に入って問題を抱える事になったのはレスターの方でした。
48分過ぎ、17アレクシスへの激しいチャージでイエローを受けたシンプソンが
53分過ぎ、今度は12ジルーの腕を引っ張って引きずり倒してしまい
2度目のイエローを受けて退場。
レスターファンにしてみれば
2つ目の12ジルーに対するファールは軽微なファールでしたので
2枚目のイエローが出されるのには納得いかないと思いますが
どちらにせよイエローを受けてから5分しか経っていない所で
ファールを犯したら印象は非常に悪く
反省の色が見えないと捉えられても仕方がないでしょう。

ここから数的有利になったアーセナルの
一方的な攻撃が始まり遂に同点ゴールが生まれました。

70分、右サイドから入れられた24ベジェリンのクロスを
12ジルーがヘッドで丁寧に落とし
その落としたボールを途中出場の14ウォルコットが
ゴールに叩き込みゴール!!
24ベジェリンの正確なクロスも良かったですが
12ジルーが丁寧にヘッドで落とした所で
勝負が付いていたと思います。

この試合でも12ジルーはゴールを奪う事は出来ませんでした。
この様にゴールから見放されている時の12ジルーは
これまでならば何が何でもシュートを打って
結果を出そうと焦りが出始めてしまい
更にプレーの質を落とす傾向が強かった様に感じます。
しかしこの試合の12ジルーは自らシュートを打つチャンスがあれば
積極的にシュートを狙っていましたが
それと同じ位にチャンスメイクの意識も高かった様に見えました。
この試合前の会見でゴールから見放されている12ジルーに対する質問に
ボスはゴールは奪えていないがアシストしている事を強く評価し
ゴールとアシストは同等の価値があると持論を述べていました。
ゴールから見放され、周囲から少なからずプレッシャーを受けていた
12ジルーにとってはこのコメントは非常に心強いコメントだったと思います。
それどころか、このコメントにより
ゴールに固執する必要性から解放されたのか?
今まで以上に積極的にチャンスメイクに奔走していた様にも感じました。
この試合の様に良い位置でチャンスメイクに絡めるているという事は
状況が変われば自らのシュートチャンスが訪れるのももうすぐだと思います。
最近はゴールに見放され続けていますが
この試合を契機に再びシーズン20ゴールに向けて
ゴールを奪い出してくれると信じて疑いません。

その後も引いて守るレスターに対して
アーセナルの波状攻撃が延々と続きましたが
ゴールまであと一歩の所まで行くのですが
中々ゴールネットを揺らす事が出来ませんでした。

73分過ぎ、17アレクシスが入れた左サイドからのクロスを
12ジルーがジャンピングボーレーシュートを放ちましたが
フートの腕のブロックでゴールならず。

77分過ぎ、14ウォルコットが入れた右サイドからのクロスを
17アレクシスがゴール前でフリーで合わせましたが
空振りでシュートを撃てず。

84分過ぎ、左CKからの流れから11エジルが入れたパスを
ゴール前でフリーになった4メルテザッカーがヘッドで合しましたが
そのシュートも僅かに枠の外でした。

86分、左サイドから入れられた18モンレアルのクロスを
ファーサイドで12ジルーが競り勝ってゴール前に落とし
23ウェルベックがシュートを試みましたが
空振りでヒットする事ができませんでした。

86分過ぎ、左サイドから入れられた18モンレアルのクロスを受けた
12ジルーがワントラップして左脚を振り抜きましたが
シュマイケルのスーパーセーブで防がれてしまいました。

何度となくレスターゴールに迫りましたが
最後の一撃を決める事が出来ずに遂に時間はロスタイム、
アーセナルにとってのラストプレーで劇的な瞬間が訪れました。

94分過ぎ、ヴァシリェフスキのファールで得た右サイドからのFK、
全世界のグナが祈る想いで見つめた
11エジルが放ったそのFKは綺麗な弧を描いて
ゴール前の23ウェルベックの頭に届き
そして放たれたヘディングシュートは
遂にレスターゴールに吸い込まれ
逆転ゴール!!
10ヶ月離脱していた23ウォルベックを勇気を持って起用し、
その期待に見事に応えた劇的なゴールだったと思います。

この試合のボスは非常に思い切った采配に出たと思います。
6コシールニーの負傷で後半頭から
21チェンバースを投入せざる得なかったと言う
予想外の選手交代はありましたが
数的有利になってからはよりオフェンシブに舵をきり
34コクランを下げて14ウォルコット投入し
そして3列目を16ラムジー&15チェンバレンの布陣に変えました。
34コクランを外して攻撃的な選手を入れる采配は
攻撃的な布陣にする時のボスのスタンダードな采配ですが
最後の一手として繰り出したのが
15チェンバレンを外して23ウェルベックを投入すると言う采配であり
この采配には正直驚かされました。
リザーブの試合で試運転したと言っても
10ヶ月間離脱していた23ウェルベックを
この大事な局面で起用するのはまだ早いと思っていました。
しかし、そこまでしてでも「勝たなければならない試合」
と言う強い意志をピッチの選手達に伝えるには
最高のメッセージになったのは確かだと思います。
ここで投入された23ウェルベックは12ジルーと2トップを組む形になり
システム的には4−2−4、
もっと言えば両SBも常に高い位置を保っていた事を考えれば
2−4−4と表記出来る様な超攻撃的な布陣になりました。
そして何よりも前線の数を増やした以上に
この23ウェルベックの投入は非常に効果的だったと思います。
17アレクシス、14ウォルコット、28キャンベル、15チェンバレン等の
攻撃的な選手は基本的にスピードには優れていますが
強さや高さに欠いています。
その為、攻撃のカードとして投入したとしても
基本的にはゴール前を固める2人のCBを
1トップの12ジルーが一人で相手しなければならない状況は変わりませんが
フィジカル的に強い23ウェルベックが入った事で
相手のCBのマークは分散され、
ゴール前の人口密度は増える一方で
12ジルーや23ウェルベックが自由になる瞬間は増えた様に見えました。
この様な布陣は緊急的なオプションの域は出ないと思いますが
スピード系の選手のオプション以外に
フィジカル系のオプションを得た事は
残りのシーズンを考えると非常に大きな力になる様に思います。

そしてこの試合の行方に大きく関わってしまったのは
言うまでもなく主審のアトキンソンのジャッジだと思います。
この試合でも明らかにハンドと思われる場面を2度もスルー等、
独自の基準のジャッジは少なからず混乱を招いていたと思います。
スルーした言い分はきっと「故意ではない」と言う事だと思います。

では故意ではなければ全てが許されるのか?

序盤の15チェンバレンのクロスがカンテの腕に当たった場面は
確かに故意にブロックした訳ではないかもしれません。
しかし、この場面ではカンテはクロスに反応して
開いていた腕を閉めた所にボールが当たっており
ただ単に偶然当たったという状況にはあたらないと思います。
そもそも腕を使って故意にブロックする様な選手は
W杯で見事なセービングを見せたスアレス位しかいないのが普通であり
ハンドと言うファール自体の殆どが故意のはずがなく
故意でなければハンドではないと言う傾向には非常に違和感を感じます。

その故意ではないハンドはファールではないと言う指針を
アトキンソンが早々に示してしまった為に
後半のジルーのシュートをフートが腕でブロックした場面でも
当然ハンドは取られませんでした。

その一方で、相手がクリアーしようとしたボールが
猛然とプレスを掛けた17アレクシスの腕に当たった場面では
堂々とハンドを宣告していたのには
大きな矛盾が存在するのは言うまでもないと思います。
17アレクシスも故意に腕でブロックした訳ではなく
広げていた腕に蹴ったボールが当たっただけであり
カンテやフートの場面と何処が違うのでしょうか?
ペナルティ内では故意ではないハンドはハンドではなく
ペナルティ外では故意ではないハンドはハンド、、、
この矛盾をどう説明するのか一度聞いてみたいと思います。

もっと言うならばペナルティ内で故意ではないファールは
ファールと取らないと言う独自の基準を貫くならば
PKを取られた場面はどうだったのでしょうか?
18モンレアルはボールをカットする為に右脚を伸ばしていましたが
最終的にファールとなったのはその右脚でヴァーディーを倒した訳ではなく
18モンレアルと激突して倒した為だと思います。
結果としてヴァーディのプレーを妨げた事を考えれば
ファールを取られても仕方がない状況だと思いますが
当然ですが18モンレアルには
ヴァーディーとぶつかって倒そうとする意思は見られず
結果として激突してしまっただけという事を考えれば
故意に犯したファールではありません。
よって故意で犯したファールでないのならばファールではない
と言うアトキンソンが示した基準に照らし合わせれば
当然ファールを取るべき場面ではなくなるはずです。

これ以外にもドリンクウォーターのタックルが
16ラムジーの脚を直撃した場面でも
カードは疎かファールすら取りませんでした。
結局アトキンソンのジャッジの基準は常にあやふやであり
試合を混乱に陥れる非常に厄介極なものだと思います。

まぁ、この試合に限ってはその被害を大きく受けてしまったのは
レスターの方だったかもしれません。
前半はアーセナルに対して非常に厳しいジャッジを下し
アーセナルに対してだけカードを出していたアトキンソンが
前半は幾ら激しいチャージを犯しても流していたレスターに対して
後半になると急にカードを連発し始めました。
PKを与えてしまった事に対して不安になって
バランスを取ろうとしたのかどうかは分かりませんが
前半と後半とではファールに対する基準が
誰の目から見ても変わったように見えたはずです。
まぁ、シンプソンがイエロー2枚で退場した場面は
仕方がなかったと思いますが、、、。

この様な醜いジャッジを連発するアトキンソンに対して
そろそろ本当に対策を講じて欲しいと思う今日この頃です。

話は大きくそれてしまいました(苦笑)。

絶対に勝たなければならなかったこの試合で先制を許してしまい
非常に難しい試合でしたが
PL優勝を目指す強いメンタリティーを示し
劇的な逆転勝利で飾りました。


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33チェフ

 前半のヴァーディーの危険なヘディングシュートを的確にセーブしチームを救う。

24ベジェリン

 数的有利の状況になってからはより積極的に攻撃に参加し14ウォルコットの同点ゴールの起点となるクロスを入れる。 

4メルテザッカー

 スピードを活かしてガツガツと仕掛けてくるレスターに対して安定した対応を見せる。

6コシールニー

 PKに繋がるカンテに対する対応は良くなかった。 状況が状況ならば一発レッドを受ける可能性もあった対応だった。 足を負傷し前半で退く。

18モンレアル

 ヴァーディーと共にレスターのもう一人のエースであるマレズを完全に沈黙させ、後半はウイングの様に左サイドを支配した。 影のMVP。

34コクラン

 34コクランが入ると中盤に強さと安定性が生まれ、チームは全体的に非常に締まった印象になった。

16ラムジー

 シュートは決める事は出来なかったが、全体的にバランスをとりながらプレーする。 贅沢を言うならば組み立ての段階でもう少し意外性のあるアイデアを見せられればもっとスムーズになる様に感じる。

15チェンバレン

 試合開始直後のファーストプレーはお粗末だったが、その後は非常に良いアクセントをもたらし、チャンスメイクしていた。

11エジル

 全てのグナの想いを乗せたFKで逆転ゴールを演出する。 攻撃の起点としてありとあらゆる手段を講じて仕掛け続けた。

17アレクシス

 悪くはないがまだベストではない。 気持ちに体が付いていけてないのか? それとも気持ちが空回りしているのか? らしくないミスが多かった。 その不甲斐ない状況に誰よりもアレクシス自身が悔しがっているので心配はないだろう。 切っ掛けさえ掴めればすぐに調子を取り戻すと思うが、、、。
 
12ジルー

 ここ最近、調子が下降線だったがこの試合は良かった。 ゴールを奪う事は出来なかったが前線のターゲットマンとしての存在感と周囲へのチャンスメイクで大いに貢献する。

21チェンバース

 負傷した6コシールニーに代わり後半頭からCBとして出場する。 後半はハーフコートマッチだったのでそれ程多くのプレー機会はなかったがその少ないプレー機会の中でも落ち着いた対応を見せていた。

14ウォルコット

 重要な局面で冷静に同点ゴールを奪う。 引いて守る相手に対してもしっかりと存在感を示せていた。

23ウェルベック

 劇的な逆転ゴールを奪い、自らの復帰を祝う。 スピード系が多いアタッカー陣の中でフィジカル的に強い23ウェルベックは非常に貴重だという事を改めて知らしめる。 全体的に見ればまだまだこれからの状況だがシーズン終盤に向けてチームは新たなジョーカーを手に入れた。
 
 
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本当にドラマの様な劇的な逆転劇に
全身に鳥肌が立ち、小躍りしてしまいました(笑)。

この様な高揚感は、CLバルサ戦でアルシャビンが逆転ゴールを奪った時か
FA杯決勝のハル戦以来の様な気がします。

もはや快進撃という言葉では片付けられない強さを見せている
レスターを止める事が出来なければ
PL優勝争いから脱落してしまう可能性があった
この試合に対する選手たちの気迫、メンタリティーの強さを
何よりも賞賛したいと思います。

これがこの試合前にアンリが「アーセナルはメンタリティーに問題がある」
と言われた事に対する明確な応えなのかもしれません。
それにしても、もしかしたらこれまでもアーセナルに対して
非常に辛辣なコメントを投げかけてきたアンリは
非常に優秀なモチベーターなのかもしれませんね。

以前「CF、トップ下、CMF、CB、GKのセンターラインが脆弱だ」
とコメントすれば
34コクランは門番としての存在感を増していき、
12ジルーは定期的にゴールネットを揺らす様になり、
そして11エジルに至ってはプレミア記録を塗り替える
超人的な勢いでアシストを連発し続け
アンリの意見は誤りだと言う事を証明して見せました。
そして今回もこれまでにない様なメンタリティーの強さを
チームに生み出させたのはこのアンリのコメントなのかもしれません。
確かにアンリのコメントはチームにとっては非常に辛辣に聞こえますが
その一方で非常に的を得た指摘でもあります。
もしかしたらアンリにはその様な辛辣な指摘をしても
その指摘に応えてくれる事が分かっていたのかもしれません。
チームが上手く機能していない時や重要な場面で
チームにムチを入れる為に計算してアンリがコメントしているのならば
モチベーターとしての能力は非常に高い様に感じます。
アーセナルの監督になるかどうかは分かりませんが
今後指導者になると思われるアンリは
以外と良い監督になる様な気がします。

負ければ勝ち点差が8となり
優勝争いから脱落する可能性があったこの試合に勝利し
勝ち点差2に縮める事に成功しました。
それでも既に上位陣との対戦が終わったレスターに対して
アウェイでのシティ戦とスパーズ戦を残しているアーセナルとでは
スケジュール的にはまだまだレスターが有利という状況には変わりありません。
次のオールドトラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦も含め
まだまだ難しい試合が残っていますが
この試合と同様に強い意志を持って挑めば
恐れる事は何もないと思います。

この試合の勝利は今シーズンのPL制覇のターニングポイントとして
今後も語り継がれる劇的な逆転劇になると確信しています。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:4G17A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


PL:Bournemouth vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Bournemouth 0−2 ARSENAL
2016年2月7日(日)Barclays Premier League, Vitality Stadium

Goal
 (23)11Özil(←12Giroud)
 (24)15Oxlade-Chamberlain(←16Ramsey) 


33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

16Ramsey  20Flamini

15Ox-Chamberlain  11Özil   17Alexis   

12Giroud



(67)15Oxlade-Chamberlain>>>34Coquelin
(81)17Alexis>>>3Gibbs
(90)12Giroud>>>14Walcott

Substitutes
 13Ospina
 4Mertesacker
 28Campbell
 45Iwobi


Arsenal 1.jpg勝ち星とゴールに見放され続けた
最近の試合でしたがなんとか無事に
2ゴールを挙げて勝利を収める事が出来ました。

先発は右サイドの28キャンベルを
15チェンバレンに変更した以外は
前節と同様にCBには5ガブリエウが入り
DMFには20フラミニが起用されました。

試合はポゼションを重視しつつ
縦に速い攻めにも特徴があると言う
同じ様なスタイルのチーム同士の対戦でしたが
序盤戦は本来のチーム力の差が出た様に
多くの時間でボールを保持するアーセンルに対して
自陣に引いてしっかりと守備のブロックを築いて守る
ボーンマスと言う展開で試合が進んでいきました。

しかし現在のアーセナルはしっかりと守備のブロックを築かれてしまうと
19カソルラを欠いている為に中盤から攻撃を組み立てる事が出来ず
この試合でもボールは持っていても
中々相手のバイタルに侵入する事が出来ない時間が続きました。

その様にピリッとしない時間は続きましたが
最初のチャンスをゴールに結びつける事が出来ました。

23分、この場面でも相手のバイタルエリアに入る事が出来ずに
右往左往していましたが
引いた位置でボールを受けて前を向いた16ラムジーから
ゴールやや左側のエリアに柔らかい浮き球のパスが送られました。
そのパスを相手DFと競り合った12ジルーが
ゴール前に出来たエリアにしっかりと落とし
それを走り込んできた11エジルがダイレクトで叩き込みゴール!!

ここ最近の試合では良い仕掛けを築いても
ゴールと言う結果に結び付きませんでしたが
今回は極めてシンプルな形で
やっとゴールと言う結果を出す事が出来て良かったと思います。

そして追加点はそのすぐ後に訪れました。

24分、左サイドの11エジルから
ペナルティに向かって走り込んできた
17アレクシスにパスが出されましたが
収まらずにカットされてしまいました。
しかしそのこぼれ球を拾った16ラムジーは
右サイドを上がってきた15チェンバレンにパスを送り
そのパスを受けた15チェンバレンは
ファーサイドのポストの内側を叩く
完璧なコースのシュートを決めゴール!!

語弊を恐れず言うのならば
この場面の様に初めからプレーの選択肢が限られた場面での
15チェンバレンは良いプレーを見せてくれる様に感じます。
パスを受けた時点での選択肢は二つ、
ニアを撃ち抜くか、ファーのサイドネットを狙うか。
ボルツは極端にニアを閉めていましたので(ニアに寄りすぎた?)
この時点でファーを狙うしかなく
後はブロックするだろうDFの脚に当てない様にするだけだったと思います。
15チェンバレンは元々脚元の技術は高いので
細かい事を考えずに必要なプレーをシンプルにプレーする事が出来れば
この場面の様に確度の高いプレーを見せてくれる様に感じます。
一方で、このシュート以外の場面では
大きなプレッシャーがかかっていない
組み立て段階でもミスパスを犯したり
ボールロストしたりする場面を見せてしまう所が
15チェンバレンの評価を難しくする所であり
一皮剥けない所なんだと思います。
難しい事をしようとせずに
その場その場の場面で最適なプレーを選択し
それをシンプルにかつ確実にするだけで
効果的なプレーになる事をもっと意識してプレーして欲しいと思います。

その後はアーセナルは中々決定機を作れない中で
ボーンマスにチャンスが訪れました。

26分過ぎ、アーターに強烈なミドルシュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートを33チェフは目一杯伸ばした右手の指先で
見事に弾いてゴールを死守しました。

30分過ぎ、ボーンマスのカウンターの場面で
左サイドのオープンスペースに出されたパスを
5ガブリエウがマーク・ピューと競り合った時に
対応を誤り突破を許してしまいました。
幸いゴールに向かって突き進んでいた
マーク・ピューがシュートを放つ寸前に
後方から全速力で帰陣した24ベジェリンが
ボールをカットして防ぎましたが
5ガブリエウの対応はよろしく無かったと思います。
5ガブリエウがアピールしていた様に
確かに競り合っていた時にマーク・ピューの手に当たって
突破を許した格好になってしまいましたが
そもそも突破を許したらGKと1対1になる状況で
全くのイーブンのボールへの向かい方としては
そのままクリアーするのか、
ボールを収め様とするのか、
はっきりとしない中途半端な対応だったと思います。
先にボールを触れる状況ならば収めようとしても良いと思いますが
完全にイーブンの状況でなおかつタッチラインの近くならば
セーフティーにクリアーする事を考えるべきだったと思います。
この試合でもメルテザッカーを抑えて先発に起用された5ガブリエウは
言うなればレギュラーとして任せる事が出来るかどうかの
テストを受けている様な状況だと思います。
しかし、前節のサウサンプトン戦同様に
落ち着きがなくバタバタとした印象があり
その様な振る舞いが多い様だと
絶対的な信頼感を得るのは中々難しい様に感じます。
それが気負いすぎているだけならば
場数を踏めば落ち着きを取り戻すと思いますが
自分の実力を全て出しきってギリギリの線でプレーしているのならば
いつか大きなミスを犯す危険性がある様にも感じます、、、
この時の対応も十分大きなミスですが、、、。

後半は全体的に見るとボーンマスペースで試合が進み
アーセナルのチャンスといえばこれらの場面位だったと思います。

54分過ぎ、11エジルのパスを受けた17アレクシスが
カットインしてシュートを放ちましたが
コースが甘くゴールなりませんでした。

54分過ぎ、このプレーで得た11エジルからの右CKを
12ジルーがヘッドで合わせましたが
GK正面でこれもゴールなりませんでした。

その後はボーンマスの縦に早い攻撃に押し込まれる事が多くなり
試合終了間際にこの試合の最大のピンチを迎えてしまいました。

後半ロスタイム、左からのショートコーナーの流れから
ファーサイドにパスが送られました。
それをヘッドで中に折り返され、ゴール前でキングが落としたボールを
至近距離からクックにシュートを放たれてしまいました。
そのクックのシュートは6コシールニーの影になっていましたので
ほとんど見えていなかったかもしれませんが
それでも33チェフは左脚で見事にセーブし
さらにそのこぼれ球を受けたアーターのシュートも
見事にセーブしてこの試合の最大のピンチを凌ぎ切りました。

結果は0−2でアーセナルが勝利しましたが
特に後半に関してはイーブン以上に押されていた場面もありました。
幸いボーンマスはフィニッシュの局面に精度を欠いていたおかげで
本当の意味で危険な場面はそれ程ありませんでしたが
チーム力通りの差をアーセナルは見せられなかったのは残念でした。

そして個人的に注目していたアフィベは
前半は殆ど消えていましたが
それはアーセナルの攻撃を警戒して
ボーンマスが全体的に引いていたので仕方がなかったと思います。
一方で後半に入りボーンマスが前に出始めると
ボールに触れる様になり、
アーセナルのリザーブ時代から見られた
柔らかいボールタッチでボールを収めて
良いアクセントになっていたと思います。
アーセナル時代のアフォベと比べますと
心身共に強くなった様に感じます。
元々フィジカル能力は高い方だと思いますが
以前はそのフィジカル能力を上手く使えていない印象でしたが
チャンピオンシップの激しい試合に揉まれてきた事で?
フィジカル能力の高さを
相手の接触に対して早々にブレない様な
「強さ」に上手く転化したと思います。
そしてチャンピオンシップでゴールを量産してきた実績が
自信になったのだと思いますが
若かりしのアフォベに見られた様なオドオドした部分は全く消え
一人前のストライカーとして成長した姿を見せてくれたと思います。
移籍せずにアーセナルに残っていても
ファーストチームに定着出来ていたかどうかは分かりませんが
多くのチャンスを与えられる環境に移り
そのチャンスを掴んだアフォベの今後の活躍を期待したいと思います。

快勝とはいきませんでしたが
3試合見放されていたゴールを挙げ
久しぶりの勝ち点3を得る事に成功しました。


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33チェフ

 後半ロスタイムの危険なシーンを防いだプレーはまさに33チェフの真骨頂と言うべきプレーだった。 

24ベジェリン

 5ガブリエウのミスを素早い帰陣で帳消しにする。 

5ガブリエウ

 全体的に落ち着きがなくバタバタした印象。 前半のマーク・ピューへの対応は拙かった。 4メルテザッカーからポジションを奪うチャンスを与えられているが、まだ周囲を納得させる様なプレーは見せていない。

6コシールニー

 悪くはないがやや安定感に欠ける印象。 長年コンビを組んできた4メルテザッカーがいない影響?

18モンレアル

 珍しくサイドから侵入してきたアタッカーを見失いピンチを招く。

16ラムジー

 2ゴールの切っ掛けとなるパスで勝利に導く。 攻撃にリズムが生まれない中で勝負を決めるパスを出せる部分は大いに評価するが、その一方で攻撃にリズムを生み出せていない一因も16ラムジー。

20フラミニ

 ノープレッシャーのまま突破を許す様ならしくない軽い対応が気になる。 
そして序盤に見せたタックルの問題。 個人的にはあの場面で両脚タックルする意味はなかったと思いますが、相手がボールを持っている状況でタックルをした訳ではなく、イーブン〜20フラミニに近いルーズボールに向けてのタックルだった事を考えますと、そのタックルは的確にボールを捉えており危険性はなかったと思います。 両脚タックルはそれ自体が危険なプレーですのでファールを取られカードが出されても仕方がないと思いますが、このプレーに関しては一発レッドに値する様なプレーではなかったと考えます。 極論、先に的確にボールを捉え、尚且つ相手選手の脚ごと刈り取る様なプレーではなかった事を考えますと、両脚タックルではなく普通のタックルであればファールにもならなかった様にも感じます。 どちらにせよ、あの場面で両脚タックルを試みる意味は全くない事には変わりがなく、もしもボールではなく相手選手の脚を刈っていたら間違いなく一発レッドを受けていたと思いますので軽率なプレーという事には変わりはないと思います。
 
15チェンバレン

 貴重な追加点を奪う。 この一連のシュートへのプレーは良かったが、それ以外では未だに簡単なシチュエーションでのパスミスやボールロストを見せてしまう。 いくらゴールを決めてもこれでは中々評価は上がらないだろう。

11エジル

 貴重な先制ゴールを奪う。 その後も攻撃が組み立てられなければ下がって組み立ての段階にも顔を出した。 最後まで戦う姿勢を崩さなかった。

17アレクシス

 気持ちに体が付いてこれない様にキレがなかった。 3戦連続先発による単純な疲労だと思われるが本調子になるまでにはまだ時間が必要だろう。
 
12ジルー

 11エジルのゴールをアシストする。 自らシュートを放つ場面は中々訪れないが、気持ちが切らさず献身的にプレーしているだけにそろそろゴールが生まれて欲しい。

34コクラン

 15チェンバレンに代わって投入され20フラミニとダブルボランチを組む。 そろそろ先発で起用する準備が整った様に感じる。 

3ギブス

 17アレクシスに代わって左サイドに入る。

14ウォルコット

 終盤12ジルーに代わって投入される。
 
 
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一応順当に勝利を収めましたが
試合の内容的にはそれ程良い内容ではなかったと思います。

結局、この試合でも中盤からの組み立ての段階が
上手く機能出来ていないのは明らかで
頻繁に11エジルが下がって来て
組み立ての段階から関わっている事からも
中盤から前線につなげるリンクマンの問題を
解決する必要があると思います。

19カソルラの復帰まで待たなければならないのか、
16ラムジーの成長に期待するのか、
35エルネニーを積極的に起用するのか、
どの様な形にせよ解決策を早急に見つけ
効率的な攻撃を組み立てられる様にしなければ
これからのシーズン後半に勢いは生まれない様に感じます。

その一方で、その様な状況でも
なんだかんだと1試合の内で何度も決定機を作る事が出来るのが
ある意味で今シーズンのアーセナルの特徴なのかもしれませんが
今後確実に勝ち点に結びつけながら残り試合を戦って行く為には
個の力に依存するこの様な状況は好ましくないと思います。

守備面に関しても2試合連続クリーンシートでしたが
内容的には締まりがなく
相手チームの拙攻に助けられていた部分も大きいと思います。

次節のレスター戦はPL制覇する為の天王山と言って良いと思います。
今節のレスターとシティの直接対決では
ホームのシティがレスターを止めてくれると期待していましたが
1−3で敗れると言う失態を犯してしまいました。
レスターは現在2位のスパーズにも既に勝利していますので
レスターを止める事が出来るのは
もう我らがアーセナルしかいません。

もしもこの試合で敗れる様な事があった場合は勝ち点差が8となり
優勝争いから脱落するだけではなく
レスターの独走を許してしまう事を意味します。

確かに完全に勢いづいたレスターは強いです。
何をしても全てが上手く行くと言う雰囲気に
チーム全体が完全に包まれており
それが実力以上の力を発揮していると思います。
スケジュール的にも次のアーセナル戦で
上位クラブとの対決が終わり
更にカップ戦に敗れているレスターは
残りのシーズンをPLの13試合に集中できる点も
非常に有利な点です。

それでもこのまま独走を許しPL制覇させる事は許されません。
PL制覇する事の難しさを身を持って知っているアーセナルだからこそ
最後の砦としてレスターの勢いを止め
PL制覇の難しさをレスターに教えなければならないと思います。

この首位決戦で勝利を奪う事が出来れば
1月から続いている不調から脱する切っ掛けになると思います。
そしてこの時期に差を詰める事が出来れば
レスターにとってはシーズンが進むにつれて
これまでにない大きなプレッシャーに悩まされる事になると思います。
その上、今シーズンまだ本格的に調子を崩した時期を迎えていないレスターに
今後調子を崩す時期が降りかかった場合
それがシーズン終盤のプレッシャーが掛かる時期に近づけば近づく程
これまでレスターを支えていた自信が
大きく揺らぐ切っ掛けになると思われます。

今すぐに首位に立つ必要なないかもしれません。
今は首位を走るレスターに確実に追随し
来るべき時を今は待つだけで良いと思いまう。

その為にも次のレスター戦では確実に勝利を奪い
レスターにプレッシャーをかけ続ける必要があると思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:4G16A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G3A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


PL:ARSENAL vs Southampton [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−0 Southampton
2016年2月2日(火)Barclays Premier League, Emirates Stadium

Goal


33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

16Ramsey  20Flamini

28Campbell   11Özil   17Alexis

12Giroud



(62)28Campbell>>>14Walcott
(85)20Flamini>>>34Coquelin

Substitutes
 13Ospina
 4Mertesacker
 3Gibbs
 21Chambers
 15Oxlade-Chamberlain


Arsenal 1.jpg色々とフラストレーションだけが溜まる試合でした。

土曜日に開催されたFA杯バーンリー戦から
中2日で迎えたこのサウサンプトン戦、
前試合を休ませたメンバーも先発に復帰して
万全な状態で挑んだはずでしたが
結果はスコアレスドローで終わりました。

先発で注目されたのはやはりCBだったと思います。
チェルシー戦の退場で課せられた出場停止処分は
FA杯バーンリー戦で消化しましたので
4メルテザッカーはこの試合の
スカッドに復帰していましたが
6コシールニーの相方として先発したのは
その4メルテザッカーではなく5ガブリエウでした。
この処置が一時的なものなのか
それとも遂にボスも重い腰を上げて
世代交代に着手し始めたのかは現時点では分かりませんが
昨シーズンの1シュチェスニーから13オスピナへの交代や
それ以前のヴェルメーレンをレギュラーから外した時もそうですが
これまでのボスの傾向からしますと
5ガブリエウがこの試合で素晴らしいパフォーマンスを見せるような事があれば
そのまま序列が変わる可能性もある様に感じました。
そして3列目はバーンリー戦で先発した34コクランではなく
これまで同様に20フラミニが16ラムジーとコンビを組みましたが
右サイドは14ウォルコットではなく
28キャンベルを先発で起用してきたのは少なからず驚きを感じました。
そして17アレクシスはバーンリー戦に続き先発で起用され
11エジルと共に久しぶりに2大エースの揃い踏みになりました。

試合は最近の対戦で分が悪い内容がそのまま出た様に
運が全てサウサンプトンの方に傾いた様な試合でした。

結局ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
決して攻撃陣が機能しなかった訳ではなかったと思います。
それ所か何度も決定機を作っていたと思います。

11分、センターラインの辺りから
17アレクシスが出したロングパスを
DFラインの裏に走り込んだ11エジルがワントラップして
シュートを放ちましたがフォスターに阻まれゴールならず。
17アレクシスのピンポイントパスをピタリと脚元に止めて
シュートを放つまでの流れは美しく完璧でしたが
この完璧なシュートが決まらなかった事が
この試合の行く末を暗示していたのかもしれません。

20分過ぎ、右からの24ベジェリンのクロスを
ゴール前で12ジルーが競り勝ち
流したボールに11エジルがダイレクトで押し込みましたが
再びフォスターに阻まれてしまいました。
完璧なタイミングでGKの前に飛び出し
ダイレクトで押し込もうとした11エジルのシュートは
フォスターを避ける様にしっかりとコースを狙って押し込んでいましたので
決して淡泊なシュートだった訳ではなかったと思います。
それでもセーブした(偶然当たった?)フォスターの神がかったセーブは
ここから更に際立っていってしまいました。

43分過ぎ、右サイドから17アレクシスとのワンツーで抜け出した
28キャンベルがペナルティの奥深くまで侵入し
反転してDFをかわしてからゴール前の11エジルに
ラストパスが送られました。
そのラストパスが11エジルの右脚側に若干それてしまったために
ダイレクトでシュートを撃つ事は出来ずに
ブロックされてしまいました。

47分過ぎ、自陣からのカウンターで
11エジル〜12ジルー〜16ラムジーと繋ぎ
16ラムジーから12ジルーへのリターンは
一度DFに引っかかってしまいましたが
再度12ジルーへ出し直したパスを
12ジルーはダイレクトで右脚を振り抜きました。
利き脚ではない右脚のシュートでしたが
ゴール右上を狙った完璧なコントロールショットだったと思いますが
このシュートもフォスターにセーブされてしまいました。

51分過ぎ、左サイドの17アレクシスが出した
DFラインの裏に向けたパスで裏を取った11エジルから
ゴール前に走り込んできた28キャンベルにパスが出されました。
残念ながら11エジルが描いたパスコースと
28キャンベルが走り込んだコースが交わらなかった為に
パスは通りませんでしたが、
このパスが通れば決定的な場面だったと思います。

66分過ぎ、左サイドでチャージを受けながらも
粘り強くボールを保持して突破してきた11エジルから出されたパスを
17アレクシス、そして12ジルーが競り合いながらキープし
そのボールを11エジルがカットしてペナルティ内に侵入しようとした所で
DFにカットされてしまいました。
しかしそのカットしたボールがファーサイドでフリーでいた
14ウォルコットへの絶妙なパスとなり
フォスターの股間を狙って丁寧にシュートを放ちましたが
フォスターに防がれ、
その弾いたボールをもう一度シュートを放ちましたが
それも再びフォスターに防がれてしまいました。

66分過ぎ、このプレーで得たCKからの流れで
11エジルが右サイドから入れたクロスを
ファーサイドで17アレクシスが
走り込んでヘディングシュートを放ちましたが
それもフォスターに防がれてしまいました。

70分過ぎ、11エジルからの左CKを
17アレクシスがトラップしてから
フォスターがいないサイドを狙ってシュートを放ちましたが
今度は枠の中を守っていたサウサンプトンの選手に
ブロックされてしまいました。

83分、5ガブリエウのフィードを
14ウォルコット〜12ジルー〜14ウォルコットと繋ぎ
そこからペナルティの手前でパスを受けた11エジルが
17アレクシスとのワンツーでゴール前に切り込んでいきました。
その11エジルはファン・ダイクのタックルで潰されてしまいましたが
そのこぼれ球を受けた17アレクシスが
至近距離からシュートを放ちましたが
そのシュートもフォスターの壁に阻まれてしまいました。

これだけ決定機を作りましたがゴールを決める事が出来なかったのは
単純に「運」がなかっただけなのか?
アーセナルの日ではなかっただけなのか?
全く分かりません。

確かにフォスターが当たっていたのは確かだと思います。
フォスターはゴール前の守備範囲が狭く、
シュートに対する反応もけして速い方ではないと思いますが
至近距離からのシュートに対してはその巨体を活かして
滅法強いという特徴に阻まれた機会が非常に多かったのは事実です。

反対の視点から見るとゴール前でも細かいパスで切り崩す事が出来るのが
アーセナルの攻撃陣の特徴の一つですが
その特徴が今回は裏目に出てしまった様にも感じます。
序盤の決定機を決められなかった為に
心理的に更に確実に決められる形を
作ろうとする気持ちがもしかしたら強くなりすぎてしまい
その為にシュートを放つポイントが
よりゴールに近いポイントになってしまったのかもしれません。
完全に崩しゴールに近い位置からシュートを撃つ方が
普通ならばゴールを奪う確率は大きくなると思いますが
フォスターに関しては至近距離からシュートを打ってくれた方が
ゴールを死守しやすい状況になってしまったのかもしれません。
そういう事を考えますともう少しミドルシュートを
織り交ぜても良かったのかもしれません。
たらればですが、この試合にはベンチに入っていませんでしたが
ミドルシュートのスペシャリストである35エルネニーに
ミドルシュートを狙わせていたら面白かった様に感じます。
しかしどちらにせよサウサンプトンは
ゴール前に壁を作る様に引いて守っていましたので
ミドルシュートも難しかったのかもしれませんが、、、。

決めれそうで決められなかったゴール前の局面以外でも
この試合のアーセナルはミスが多かったと思います。
なんでもない所でミスパスを犯して
ボールを相手にプレゼントしてしまい
ピンチを招いた場面が何度かありました。
前回4−0で敗退していた事が
メンタル的に影響していたのでしょうか?
全体的に見てもチームとしてこの試合に向けての
メンタルコンディションの持って行き方に
どこか誤りがあった様に感じます。

そして最後に触れなければならないのは
この試合を裁いたメイソンのジャッジが醜かった事!!
試合の最中にあれ程ファールの基準がブレまくっていたら
正直試合の妨げにしか感じません。
自分の仕事ぶりを振り返って恥ずかしいと感じる事はないのでしょうか?
自分の仕事に誇りを持てない人は早々にお引き取り願いた限りです!!

ポゼッション率67%対37%
総シュート数21本、枠内シュート10本
スタッツだけを見たら一方的の展開ですが
それでもゴールを奪えずドロー。
勝ち方を忘れてしまった様な試合でした。


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33チェフ

 チーム全体的に浮き足立った印象の中で安定したプレーで零封する。

24ベジェリン

 攻撃に厚みをもたらすも決定機は作れず。

5ガブリエウ

 何でもない状況でパスミスを犯し危険なカウンターの原因になる。 押せ押せの展開の試合の時は良いがこの試合の様にゴールが奪えず焦りが出る時には全体的に落ち着きがなく雑に見えてしまう。 CBの序列を変えるチャンスだったがそのチャンスを活かせたとは言えない。

6コシールニー

 決して悪い訳では無いがどこか安定感に欠ける印象を受ける。

18モンレアル

 ゴールを奪えず焦りが見えるチームの中で上手くバランスを取っていた。

16ラムジー

 積極的に攻め続けたが、一方で中盤から前線へのリンクマンとしての仕事は物足りない。 この試合が大味の展開になったのはこのポイントが機能していないため。 もう少し意識を持って欲しいが、、、。

20フラミニ

 中盤を良くカバーしてチームを鼓舞していたが、不注意極まりないパスミスもあった。 
 
28キャンベル

 決定機に絡むプレーも見せるがゴールに結び着かず。 いつもよりもプレーが硬い印象で、シンプルなプレーを効果的に繰り出す28キャンベルの特徴が見られなかった。

11エジル

 序盤の決定機を決めていたらチームの雰囲気は大きく変わっていたと思われるだけに残念。 途中気持ちが切れかかっていた様にも見えたが、なんとか持ち直して最後までゴールを求めて戦った。

17アレクシス

 最後までゴールを奪う事は出来なかったが、ポジションを色々と移し、手を替え品を替え、攻撃にバリエーションを与えていた。
 
12ジルー

 決定的な場面はそれ程訪れなかったが献身的に振舞い続ける。 全体的にキレが落ちてきている印象。

14ウォルコット

 ペナルティ内で巡ってきたシュートチャンスは決めなければならなかっただろう。 サイドで起用される事が多い事を差し引いても、チーム得点王の12ジルーからCFのポジションを奪う為には何はともあれゴールと言う結果を示すしかない。 

34コクラン

 終盤投入される。
 
 
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PL後半戦が始まってから完全に勢いを失ってしまっている印象です。
以前にも書きましたがこの1〜2月の
難敵が続く期間でどれだけ勝ち点を稼ぐ事が出来るかどうかが
PL制覇にとって重要でしたが
残念ながらこの試合でも再び勝ち点2を失ってしまいました。

それと共にPL3試合連続ノーゴールの方が更に大きな問題です。
当然の事ですがゴールを奪う事が出来ない限り
試合に勝つ事は出来ません。
それ故にこの3試合連続ノーゴールは大問題だと思います。
組み立てから仕掛け、そしてフィニッシュと言う一連の流れは
確かにベストな時期に比べれば完璧ではありませんが
それでもどうしようも無いくらい酷いという訳でもなく
ゴールを奪うチャンスは築けていると思います。
後は、切っ掛け次第だと思います。
それがチーム得点王の12ジルーなのか?
それとも怪我から復帰した17アレクシスなのか?
この試合のプレーを見る限り
17アレクシスはこれから調子を上げていく事が期待できますか
一方の12ジルーはややキレを失い始めている様に見えます。
これまでの12ジルーの周期からしますと
調子を落とし始めますと1〜2ヶ月位の悪い時期を
迎える傾向があると思いますので
そろそろリフレッシュさせる為と
12ジルーの反骨精神を呼び覚ます為に
先発を外しても良い様に感じます。
とにかく誰かが切っ掛けを与えるゴールを挙げさえすれば
必ずゴールは戻ってくると思います。

年明けからの失速で首位レスターから勝ち点5差の
4位まで後退してしまいました。
次のボーンマス戦は優勝争いに残る事が出来るかどうかの
最後の決戦だと思います。
もしもボーンマス戦で勝ち点3を得る事ができなければ
優勝争いからの脱落を意味していると思います。

ここ最近のアーセナルは1年おきに
好不調を繰り返しているだけに
これから残りのシーズンの行く末が非常に心配です。
調子が良かった2013年、
12/13シーズン後半から快進撃が始まり
13/14シーズン前半もその調子を維持して冬の王者に輝きました。
しかし2014に入ると怪我人が続出して失速し
13/14シーズンの最終順位は4位で終わりました。
その不調を引きずってか14/15シーズンは
スタートダッシュで躓き順位が上がらない時期が続きましたが
2015年になると調子を取り戻し
14/15シーズンは3位まで盛り返しました。
そして15/16シーズンが始まり冬の王者として
シーズンを折り返しましたが
2016年に入り一気に失速しています。

これはただの偶然なのか?
この流れから行くと2016年は不調に陥る年になってしまい
15/16シーズンもPL制覇を達成出来ずに
終わってしまうのかもしれません。
しかし本気でPL制覇を目指すのならば
この悪しき流れを断ち切らなければなりません。

次節ボーンマス戦に勝利して勢いを取り戻し
その次のレスターとの直接対決で叩いて
一気に射程圏内に戻る事ができれば
この悪しき流れを断ち切り念願のPL制覇を成し遂げられる
チームになれると思います。

確かに非常に悪い流れに入ってしまっていると思います。
しかしこんな所で立ち止まっている場合ではありません!!
再び前を向いて立ち上がり
そして自らの力を証明する時だと思います。
それだけのチームであると私は疑いません!!

アーセナルの意地と誇りに掛けて!!


C'mon Arsenal !!


追伸、この冬の移籍期間でアフォベがボーンマスに移籍したので
アフォベがどれだけ成長したかを見るのが
今から楽しみではありますが、、、こんな時なので
程々という感じでお願いします(苦笑)


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:3G16A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G2A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:0G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G2A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


2015/16冬の移籍期間が閉幕して [移籍情報]

2015/16冬の移籍期間が閉幕して


Arsenal 1.jpg


今シーズンも続出している離脱者の影響で
極端に層が薄くなっていた3列目の補強が
この冬の移籍市場では必須でしたが
その3列目に35エルネニーを迎える事が出来た事は
大いに評価して良いと思います。

その35エルネニーは先日デビューを果たした
FA杯バーンリー戦でも見せた様に
スタイル的には守備専従のDMFと言うよりも
パスも捌ける「Box to Box」タイプの様に感じますので
純粋に34コクランをバックアップする選手と言うよりも
34コクランと19カソルラの中間の辺りのスタイルで、
16ラムジーよりは守備の面をしっかりと意識できるタイプの様に感じます。

状況的にはすぐに先発を任せる事は考えにくく
あくまでも今シーズンの残りの期間を
独特のスタイルのPLに順応させる時間にあてて
本格的な稼働を期待するのは
衰えを隠せない8アルテタや去就が不透明の20フラミニが
退団する可能性がある来夏以降になると思われます。

一方、この夏に開催される
ユーロ2016フランス大会への出場を目指して
出場機会を得る為にボルドーへローン移籍した
2ドゥビュシーの後釜は獲得しませんでした。
その為に24ベジェリンへの負担は
大きくなる事も考えられますが
成長の跡を見せている21チェンバースや
緊急時には5ガブリエウも右SBで対応可能ですので
補強する必要性はなかったと個人的には感じています。
それにウエスト・ハムにローンに出ている
25ジェンキンソンも控えている事を考えますと
これ以上右SBを増やしても余剰戦力を増やすだけの様に感じます。
唯一の気掛かりは先日のシティ戦で25ジェンキンソンが
左膝関節の靭帯損傷を負ってしまった事です。
仮にこのまま来夏に2ドゥビュシーが退団する運びになったとしても
25ジェンキンソンが戻って来れば大きな問題はないと感じていましたので
この25ジェンキンソンの負傷離脱が
今後どの様な状況になるのかは非常に気になります。
その一方で21チェンバースが
先日の FA杯バーンリー戦で見せた様なプレーを
今後も見せる事ができるのであれば
21チェンバースも2ドゥビュシーの穴を埋める事が
十分に期待できる様に感じています。
どちらにせよ25ジェンキンソンの回復具合と
残りのシーズンでの21チェンバースの成長を見届けるまでは
補強の必要性を考えるのは待つべきだと思います。


これでシーズン後半のスカッドは

GK
 33 ペトル・チェフ(33)
 13 ダビド・オスピナ(27)
 49 マット・マーシー(21)

CB
 6 ローラン・コシールニー(30)
 4 ペア・メルテザッカー(31)
 5 ガブリエウ(25)
 21 カルム・チャンバース(21)

右SB
 24 エクトル・ベジェリン(20)
 21 カルム・チャンバース(21)

左SB
 18 ナチョ・モンレアル(29)
 3 キーラン・ギブス(26)

CMF&DMF
 19 サンティ・カソルラ(31)(離脱中)
 34 フランシス・コクラン(24)
 16 アーロン・ラムジー(25)
 20 マチュー・フラミニ(31)
 35 モハメド・エルネニー(23)
 8 ミケル・アルテタ(33)

右サイドアタッカー
 14 セオ・ウォルコット(26)
 28 ジョエル・キャンベル(23)
 15 アレックス・オクスレイド=チェンバレン(22)

左サイドアタッカー
 17 アレクシス・サンチェス(27)
 14 セオ・ウォルコット(26)
 23 ダニー・ウェルベック(25)(離脱中)

トップ下
 11 メスト・エジル(27)
 7 トマス・ロシツキ(35)(離脱中)
 10 ジャック・ウィルシャー(24)(離脱中)

CF
 12 オリヴィエ・ジルー(29)
 14 セオ・ウォルコット(26)
 23 ダニー・ウェルベック(25)(離脱中)


この冬の移籍期間で懸念だった3列目に35エルネニーを迎え、
そして怪我で離脱していた選手も徐々に復帰を果たした事で
スカッド的には充実してきたと思います。

唯一問題を挙げるとすれば
獲得した35エルネニーは守備専従のDMFでありませので
34コクランをバックアップするのが
20フラミニと21チェンバースの二人という所だと思います。
ここにフィジカル的に強いDMFを一人加える事が出来ていたら
更に充実した陣容になったと思いますので
個人的にはその一点がマイナス要因と考えます。

と言う訳で、この冬の移籍期間の評価は

90点と考えます。


C'mon Arsenal !!



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IN

バーゼルから
 DMF モハメド・エルネニー(23歳)移籍金£700万(推定)エジプト代表


OUT

ボルドーへ
 右SB マテュー・ドゥビュシー(30歳)ローン移籍

チャールトンへ
 ストライカー ヤヤ・サノゴ(23歳)ローン移籍


FA:ARSENAL vs Burnley [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−1 Burnley
2016年1月30日(土)The FA Cup, Emirates Stadium

Goal
 (19)21Chambers(←17Alexis) 
 (30)Vokes
 (53)17Alexis(←15Oxlade-Chamberlain)


13Ospina

21Chambers 5Gabriel 6Koscielny 3Gibbs

34Coquelin  35Elneny

15Ox-Chamberlain  45Iwobi   17Alexis   

12Giroud



(71)45Iwobi>>>7Rosicky
(71)34Coquelin>>>8Arteta
(78)17Alexis>>>14Walcott

Substitutes
 33Cech
 18Monreal
 24Bellerin
 28Campbell


Arsenal 1.jpgスカッとする様な試合にはなりませんでしたが
ある程度選手を入れ替え
怪我から復帰した選手を起用しながら
しっかりと勝利を収めて
手堅く5回戦に駒を進めました。

先発は少し入れ替えてきました。
GKは9/29CLオリンンピアコス戦以来の
出場となる13オスピナが入りました。
CBはチェルシー戦のレッドカードで
出場停止となった4メルテザッカーに代わり
5ガブリエウが6コシールニーとコンビを組み、
両SBは21チェンバースと3ギブスの
サブ組が入りました。
そして注目の3列目にはデビュー戦となる35エルネニーが
怪我から復帰した34コクランと組みました。
2列目は右に15チェンバレン、
トップ下にはFA杯サンダランド戦で印象的なプレーを見せた
45イウォビが再び起用され
左にはチェルシー戦で途中出場した17アレクシスが
先発に復帰を果たしました。
そして1トップには12ジルーが入り
開幕前から離脱していた7ロシツキはベンチスタートになりました。

試合は本来の実力差通り
アーセナルがボールを支配しながらゲームを進めましたが
それと共にバーンリーのカウンターとパワープレーに
苦しめられたと言う印象が強い試合だったと思います。
特に高さと強さを前面に出してくるヴォークスと
ガツガツと貪欲に仕掛けてくるグレイの2トップには
手を焼いていたように見えました。

1分過ぎ、敵陣から送られたロングフィードに対して
ヴォークスと5ガブリエウが競り合いましたが
そのヴォークスの高さと強さに
5ガブリエウは圧倒されて競り負けてしまい
ゴール前に落とされたボールをグレイに
シュートを打たれてしまいました。
幸いシュートは枠を外れましたが
ゴール前に放り込まれた一本のボールから
この二人だけで決定機を作られてしまった事を考えますと
下部リーグのチームと言えども得意な型に嵌った時には
十分にゴールを脅かされる可能性が示されたと思います。

10分、クリアボールを収めようとした6コシールニーに向かって
強引に突っ掛けていってボールを奪い取ったグレイが
そのままゴールに向かってドリブルで持ち込み
13オスピナと1対1の状況でシュートを打たれてしまいました。
幸い反応の鋭い13オスピナのビッグセーブでゴールは死守されましたが
ナメていた訳ではないと思いますが
立ち上がりのDFラインは若干集中力に欠いた印象を受けました。

序盤の2つのピンチを凌ぎきったアーセナルは
徐々に落ち着きを取り戻して
ボールの支配しながらバーンリーゴールに迫り出し、
先制ゴールを奪う事に成功しました。

19分、17アレクシスからのパスを
2ラインの間で受けた45イウォビは
3人に囲まれながらもしっかりとキープして
ポジションを移してきた17アレクシスにパスを戻しました。
そこから17アレクシスはDFの股を抜いて
右サイドからペナルティ内に侵入していた21チェンバースにパスを送り
パスを受けた21チェンバースはダイレクトでシュートを放ちました。
ノーステップで放った右足のアウトに掛けた技ありのシュートは
綺麗な弧を描いてファーサイドのサイドネットに突き刺さりゴール!!

この試合でも45イウォビは良かったと思います。
この場面でも象徴される様に厳しい状況に踏み込んでも
全く動じる事なく冷静に周囲の状況を判断して
最適なプレーを選択できる所が45イウォビの強みの様に感じます。
そしてポジションに捉われすぎる事なく
必要ならばDFラインの前にまで下がってボールを受ける場面もあり
その時必要な場所に顔を出してパスを引き出す
積極的な姿勢も非常に好感が持てました。
守備時のポジショニングやチェックに行くタイミングなど
まだまだ改善しなければならない所はありますが
ファーストチームの中に入っても
しっかりと流れの中でプレーする事ができ
その上で自らの持ち味も出す事が出来ていたと思います。

また、技ありのシュートを決めた21チェンバースも
良かったと思います。
DMFで出場していた試合でも見せていた様に
パスの出し手から効果的にパスを引き出すポジショニングの良さと
状況判断の早さと安定さが向上した事で
リズム良くパスを繋げて行くプレーが
今回の右SBのポジションでも出来ていたと思います。
その結果、右サイドは停滞する事なく
流れの中で効果的な攻撃を組み立てられていたと思います。
唯一63分過ぎの場面でペナルティ内に侵入してきた
アタッカーに対しての対応が
空気の様に軽すぎて止められなかったプレーは
頂けなかったと思いますが
全体的には昨シーズンの様にバタバタする様な事はなく
プレーの選択の誤りも殆ど無かった様に感じますので
ローン移籍した2ドゥビュシーの穴を十分に埋めるだけの
説得力のあるプレーを見せたと思います。

先制点を奪ったのもつかの間、
シンプルなパワープレーから同点ゴールを奪われてしまいました。

30分、右CKからのルーズボールから
最終的に左サイドからゴール前にクロスが入れられました。
そのクロスをヴォークスの打点の高いヘッドで決められて失点。

5ガブリエウと21チェンバースの間に入ってきた
ヴォークスは頭一つ飛び出ていましたので
このゴールを防ぐ事が出来たとしたら
GKが飛び出すしかなかったかもしれません。
しかし13オスピナも一瞬飛び出そうして戻った様に
非常に絶妙なエリアへのクロスでしたので
飛び出したとしても触れたかどうか分かりませんが
チャレンジしても良かった様に感じます。

前半はこのまま同点で終わりましたが
後半も前半同様にボールを保持しながら
チャンスを伺うアーセナルに対して
カウンターとパワープレーで勝機を見出そうとする
バーンリーという図式は変わりませんでした。
その中で次にゴールネットを揺らしたのは
アーセナルのカウンターでした。

53分、自陣で3ギブスがパスをカットした所から
カウンターが発動されました。
そのボールを45イウォビ〜17アレクシス〜12ジルー〜
45イウォビ〜15チェンバレンと繋ぎ
その15チェンバレンからダイレクトで中にクロスが入れられました。
そのクロスに対してゴール前に走り込んできた
17アレクシスが合わせてゴール!!

冷静に完璧なクロスを入れた15チェンバレンも
この試合は良かったと思います。
最近の15チェンバレンはこの様な絶好機を活かせずに
残念なクロスを入れてしまう事が多かったのですが
この場面ではDF2人を引き連れてニアに走り込んだ12ジルーが空けた
ゴール前にスペースに入ってきた17アレクシスを見逃さずに
ダイレクトでクロスを入れる事が出来ていました。
特にダイレクトで折り返した所が肝で
これもこれまでの15チェンバレンならば
パスを受けた後にルックアップして状況を確認してから
クロスを入れる事が多い為に
クロスを入れた時には既にゴール前に守備網が築かれてしまい
クロスを入れても通らない事が多いのですが
この場面ではパスを受ける前に既に状況判断が済んでおり
その結果17アレクシスとプレービジョンが共有されて
完璧なタイミングでクロスを通す事が出来ていました。
それ以外の場面でもこの試合の15チェンバレンは
周囲の状況がよく見えており
しっかりとプレービジョンを共有しながらプレーしていたので
一つ一つのプレーがシンプルで効果的なプレーを
見せる事が出来ていたと思います。
そして最近全く感じる事がなかった
小気味好いリズムも15チェンバレンのプレーからは感じられ
最近感じる事が多かった攻撃陣のブレーキと言う印象は
この試合からは感じませんでした。

そしてデビュー戦となった35エルネニーは
序盤戦こそは硬い印象でしたが
時間が経つにつれ徐々にその硬さもほぐれて行ったと思います。
この試合では34コクランとコンビを組んだ事もあると思いますが
見せたプレースタイルはBox to Boxタイプのプレーでした。
全体的にテンポ良くパスを捌き
チャンスがあればスルーパスを見せる場面もあり
脚元の技術が安定している印象を受けました。
そしてパスを出した後は必ず動いて
次のパスを受ける準備を怠らない所も好感が持て
流れによっては前線に飛び出す場面もサイドに開く場面もあり
その一方でCBが上がった時には
DFラインにさりげなく下がる場面もありました。
試合後ボスがコメントしていましたが
ちょっと動き過ぎの感じもしましたが
結局最後までその運動量が落ちる事はなく
抜群のスタミナで完走しました。
そしてバーゼル時代にも強力な武器だった
ミドルシュートはこの試合でも見せてくれました。
抑えが効いたパンチ力のあるそのミドルシュートは精度も上々で
非常に魅力的な飛び道具だと思います。
現実的にはまだ周囲との連携が築かれていない為に
流れに乗れない場面が何度かありましたが
周囲との連携が築かれ相互理解が深まれば
十分に戦力として期待出来るポテンシャルを
感じさせてくれたと思います。

終盤は若干荒い流れになり
オープンな展開になりましたが
最後までしっかりと守りきり
5回戦に駒を進める事が出来ました。


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13オスピナ

 前半の抜け出してきたグレイのシュートを防いだビッグセーブがなかったらこの試合の展開は大きく変わっただろう。 失点シーンは前に飛び出せなかった時点でノーチャンスだったか?

21チェンバース

 DMFで出場した試合同様に、状況判断が格段に良くなっていた。 この試合の様に落ち着きがあり流れに乗ったプレーを常時見せられる様ならば、2ドゥビュシーがボルドーへローン移籍した後も心配はないだろう。 一方で63分過ぎの場面でのペナルティ内に侵入してきたアタッカーへの空気の様な軽い対応は反省すべきだろう。

5ガブリエウ

 高くて強いヴォークスに苦慮する。 全体的に落ち着きがなくバタバタとした印象を受けた。

6コシールニー

 時間が経つにつれ落ち着きを取り戻したが、序盤のDFラインは非常に不安定だった。

3ギブス

 トラップの技術が非常に向上していた。 脚元に吸い付く様にピタリと脚元に止めるトラップの技術は目を見張った。 それ以外でもドリブルやコンビネーションで縦に抜ける一辺倒のこれまでのプレーから色々なパターンの変化を試みており再びポジションを奪え返すための努力を感じる。 今シーズン後半から来シーズン頭にかけては注目したい。

34コクラン

 怪我から復帰を果たす。 持ち前の危険察知能力は随所に見られたがベストな状態に戻るのにはもう少し時間が必要か。

35エルネニー

 遂にデビューを果たす。 最初は硬かったが、テンポ良いボール捌きや豊富な運動量、そして強烈で正確なミドルシュートなど、持ち味を十分出していた。 まだ周囲との連携が築けていない為に流れに入りきれていなかったが、今後連携面が築かれていったら十分に戦力になると思われる。
 
15チェンバレン

 今シーズンの中では最も良かった。 プレーがシンプルで且つ効果的で流れを壊す様な事が殆ど見られなかった。 特に状況判断が非常に素早く安定していた所がこの結果に繋がっていたのだろう。 この様なプレーがPLのレベルでも見せられるかどうかの問題はあるがこの試合の様なプレーを目安として一皮むける事を期待したい。

45イウォビ

 サンダランド戦同様に印象的なプレーを見せた。 パスを呼び込むポジショニングやフリーランニングが俊逸で、厳しい状況でボールを持っても焦らずに最適なプレーで次に繋げられていた。 17アレクシスが45イウォビを積極的に使っていた事からもこの試合の45イウォビが良かった事が良くわかる。

17アレクシス

 先発に復帰し1ゴール1アシストで勝利に貢献する。 独力で状況を変える事ができる17アレクシスの存在は際立っており、コンディション的にも非常に良さそうだった。
 
12ジルー

 直接ゴールに結びつくプレーは見られなかったが、献身的なプレーでチームを助ける。

7ロシツキ

 遂に怪我から復帰を果たすが、再び大腿の怪我で離脱を余儀なくされる。 この試合が7ロシツキの最後の試合にならない事を願う。

8アルテタ

 34コクランに代わって投入される。

14ウォルコット

 17アレクシスに代わって投入される。 後半ロスタイムのカウンターの決定機は確実に決めるか、もしくは冷静に35エルネニーにパスを出して花を持たせて欲しかった。
 
 
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メンバーを入れ替えつつきっちりと勝利を収め
ハル・シティとのFA杯5回戦に駒を進めました。

できればもう少しスッキリするような勝利を見たかった気持ちはありますが
それでも3ギブスや15チェンバレンや21チェンバースの成長した姿を
存分にアピールする場になったと思いますし
怪我で離脱していた選手たちにとっては
良い感じの試運転になったと思います。

唯一気掛かりなのは7ロシツキです。
どうやらピッチに出て早い時間から既に問題が発生していたと言う話もあり
4〜6週間離脱する可能性があるようです。

やはり年齢的に考えますと今回の様に長期離脱してしまうと
十分に時間をかけてトレーニングを積んできたとしても
実戦に対応できるだけのフィットネスコンディションを
回復させるのは難しいのかもしれません。

この試合が7ロシツキにとっての最後の試合にならない事を祈るだけです。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:3G16A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G2A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:0G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G2A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A


マテュー・ドゥビュシー、ボルドーへローン移籍 [移籍情報]

マテュー・ドゥビュシー(30歳)のボルドーへのローン移籍が決まりました。

Arsenal 1.jpg昨シーズンの2度の怪我による長期離脱の間に
24ベジェリンが台頭した事で
今シーズンも限られた出場機会しか
得る事ができずにいたドゥビュシーの
ボルドーへの今シーズン末までの
ローン移籍が決まりました。

公式戦通算:21試合先発+1試合途中出場1ゴール

ドゥビュシーは退団したサニャの後釜として
2014年夏にニューカッスルから獲得し
同年に開催されたブラジルW杯でも
フランス代表の正右SBとして
サニャを抑えてポジションを獲得していましたので
大きな期待が寄せられていました。

アーセナルでの滑り出しは上々だったと思います。
攻守において期待通りの存在感を見せていた2ドゥビュシーは
サニャが抜けた穴を完全に塞ぐ活躍を見せていたと思いますが
その後に負ってしまった2つの怪我によって
状況は大きく変わってしまいました。
2014年9月13日のマンチェスター・シティ戦では
左足関節の靱帯損傷を負ってしまい約3ヶ月の離脱、
2015年1月11日のストーク戦では
右肩を脱臼し約3ヶ月弱の離脱、
この2度の長期離脱の間に開幕当初はリザーブの選手だった
24ベジェリンが一気に台頭し
右SBのポジションを奪われてしまい
アーセナル加入1年目のシーズンは
不完全燃焼のシーズンで終わったと思います。

そして迎えた今シーズンも
昨シーズンに続いて凄まじ勢いで成長を続ける
24ベジェリンからポジションを奪い返す事が出来ずに
これまでの出場機会も6試合先発+1試合途中出場にとどまり
ベンチを暖める事が多くなっていました。

そして最近はフランス代表に呼ばれる事もなく
このままのベンチを温め続けアピールする機会が得られなければ
この夏に母国フランスで開催される
ユーロ2016への出場も危うくなってしまうと思います。
年齢的にも今回のユーロが最後のビッグトーナメントになる可能性があり
しかも母国フランスで開催されますので
是が非でも出場したいと言う気持ちは理解できます。

24ベジェリンが成長しているとはいえ
やや出場過多が続いていますので
チームにとっては信頼出来るバックアッパーとして
ドゥビュシーは絶対に必要な人材ではありますが
ユーロに出場したいと言うドゥビュシーの気持ちを考えれば
快く送り出してあげたいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

バーゼルから
 DMF モハメド・エルネニー(23歳)移籍金£700万(推定)


OUT

ボルドーへ
 右SB マテュー・ドゥビュシー(30歳)ローン移籍

チャールトンへ
 ストライカー ヤヤ・サノゴ(23歳)ローン移籍