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PL:Everton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Everton 0−2 ARSENAL
2016年3月19日(土)Barclays Premier League, Goodison Park

Goal
 (7)23Welbeck(←17Alexis)
 (42)45Iwobi(←24Bellerin)
 

13Ospina

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

35Elneny  34Coquelin

17Alexis   11Özil   45Iwobi

23Welbeck



(74)23Welbeck>>>12Giroud
(74)11Özil>>>3Gibbs
(85)45Iwobi>>>21Chambers

Substitutes
 49Macey
 4Mertesacker
 28Campbell
 14Walcott


Arsenal 1.jpg久しぶりの快勝。

ハルとの再試合の勝利がありましたが
PLではレスター戦以来の勝利を挙げました。

先発はハムストリングの怪我で離脱した
20フラミニに代わって34コクランが入った以外は
バルサ戦と同じメンバーでスタートしました。

試合開始直後はホームのエヴァートンの
勢いに押される場面もありましたが
ボールを持ち始めますと良いリズムでパスが回り出し
細かなパス交換から早々に
先制点を奪う事に成功しました。

7分、やや右サイドの位置から
17アレクシス〜11エジル〜17アレクシスと
ワンツーで繋ぎながらエヴァートンの守備網に切り込んでいき
最後は17アレクシスから出されたスルーパスで
23ウェルベックがDFラインの裏に抜け出して
GKと1対1になりました。
そして飛び出してきたGKを冷静にかわして
右脚で流し込みゴール!!

この試合のエヴァートンはなぜか非常におかしく
この仕掛けに至るまでのどの局面においても
非常にプレッシャーが緩いのもありましたが
それを差し置いても人とボールがテンポ良く動いた
アーセナルらしい綺麗な仕掛けだったと思います。

その後も細かなパス回しから綺麗な仕掛けが何度かありました。

20分過ぎ、45イウォビにパスを出した所から
11エジルはそのまま縦に向かって走り出し
ペナルティの中に入って行きました。
その45イウォビからのリターンを受けた11エジルは
右脚を振り抜きましたがDFにブロックされてしまい
ゴールなりませんでしたが綺麗な仕掛けだったと思います。

ワンツーを使って縦に仕掛ける形としては
そのままDFラインの裏に向かって抜け出す形が
最もよく用いられる形だと思いますが
この場面でとった11エジルのコース取りは
シンプルですが意外性があり効果的だったと思います。
裏に抜け出そうとする11エジルの動きに対して
DFラインが下がった所で出来たラインの前のスペースに
急にコースを変えてパスを引き出し
そして45イウォビもその動きにしっかりと対応して
パスを出せたこの仕掛けは
11エジルと45イウォビの良好な関係が窺わされました。

そして前半終了間際に試合の流れを決める追加点が生まれました。

42分、自陣で17アレクシスがカットしたボールを受けた24ベジェリンから
右サイドのフリースペースに走り出した45イウォビに
ロングパスが送られました。
そのパスを受けた45イウォビは追走してきたモリを振り切り
綺麗にGKの股間を撃ち抜きゴール!!

45イウォビは非常に冷静だったと思います。
パスを受ける前にしっかりと2度首を振り
ゴールまでの状況を確認し
パスを受けてからも追走してきたモリに前に出られない様な
コース取りと体の使い方で良い形でシュート体制を作っていました。
最初から最後まで自らシュートを決めるために描いた通りのプレーを
実行出来ていたと思います。

前半の内に0−2となり試合の展開としては非常に楽になったと思います。

後半は若干ペースが落ちたアーセナルに対して
エヴァートンは反撃してきました。
後半頭からエヴァートンはストーンズを入れて3バックに移行し、
両SBをWBに移した3−4−3に変更してきました。
特に右WBに移ってからのコールマンは更に圧力を強め
45イウォビ&18モンレアルの左サイドは劣勢に陥る場面も見られました。
そしてこれまでにも何度も痛い目にあわされてきた
デウロフェウも投入され更に攻勢を強めてきましたが
3ギブスを左サイドに投入した事で
バランス的にはある程度安定させる事が出来たと思います。
後半は攻勢を仕掛けてきたエヴァートンでしたが
先程も書きました様にこの日のエヴァートンは非常におかしく、
流れが傾きかけては些細なミスパスでリズムを壊す事が多かったので
本当の意味で危険な場面はそれ程なかったと思います。

その後半でヒヤリとする場面が二つありました。

64分過ぎ、左サイドから入れられたコールマンのグラウンダーのクロスに対して
13オスピナとルカク&5ガブリエウが交錯し
5ガブリエウの脚が13オスピナの腰に入ってしまいました。
基本的には打撲だったのでしょうが
その後ある程度の時間の間はプレーに支障をきたしていましたので
無理させてそのままプレーさせたボスの判断には
疑問を感じます。

71分過ぎ、ルーズボールを競り合った時に11エジルは
飛び上がっていたストーズに左脚が踏まれてしまいました。
11エジルは自らの脚でピッチを後にしましたので
大事には至らないと思いますが
少しの間うずくまって動けませんでしたのでヒヤリとしました。

そして最後にもう一つ触れなければならないのは
主審を務めたクラッテンバーグのジャッジです。
勝敗に影響しなかったとは言え
不可解なジャッジには頭を抱えてしまいます。

33分、イウォビからのパスを受けた24ベジェリンから
中の17アレクシスにグラウンダーでクロスが送られました。
そのクロスを受けた17アレクシスは後ろから来たベシッチに
足を掛けられて転倒しましたが判定はノーファール????
ベシッチは17アレクシスの足をちょっと引っ掛けたレベルではなく
ガッツリと足を踏み付けていました。
このプレーがボールを一緒に刈った様な
際どいタイミングのプレーならばまだ分からない事もありませんが
ボールに対しては全くアプローチが出来ていない状況でしたので
なぜファールを獲らなかったのか非常に疑問です。
17アレクシスの倒れ方が若干演技っぽい倒れ方だったとは言え
どう考えてもファールを獲ってしかるべきプレーだったと思います。

80分過ぎ、右サイドの17アレクシスからのパスを受けようと
ペナルティ内に向かって走り込もうとした12ジルーを
モリが脚を引っ掛けて倒しました。
当然これもノーファールでした。
このプレーに対してクラッテンバーグは
すぐに両手を大きく広げてファールはなかったと
自信を持って示していましたので
ボールとは関係ない所でしたが
見ていなかったと言う訳ではなく
クラッテンバーグの基準として何の迷いもなく
ファールではなかったという事になります。

「故意ではないハンドはファールではない」に続き
「故意に脚を掛けてもファールではない」と言う
新しいルールがPLに出来たのでしょうか?

まぁ、この試合を裁いたクラッテンバーグのジャッジは
一定の基準に則って下していたという意味では
ブレがなかったと言えるかもしれませんが、、、
自分の基準が正しい方向に向いているのかどうか
見つめ直す事をしているのか非常に疑問に感じます。

PLの審判問題は本当にどうにかしないといけないと思います。
個々の審判に任せていても一向に改善しないのならば
毎試合ごとに全審判が集まって映像を見て検討会を開いたり
関係者をすべて集めて「故意ではないハンドはハンドと獲らない」
「脚を引っ掛けてもファールを獲らない」と言う
明確な指針を示してもらった方が良い様に感じます。
まぁ、そうなってしまうと
もうフットボールではなくなってしまうかもしれませんが(苦笑)、
そろそろこの様なジャッジを繰り返す事について
本気に対策を講じて欲しいものです。

終盤には21チェンバースをCMFのポジションに投入して
3センターの形にする念の入れようで
久しぶりに危なげなく勝利を挙げる事ができました。
残り8試合、この勝利で再び調子が上向きになる事を
期待したいと思います。



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13オスピナ

 ルカク&5ガブリエウと交錯した時はヒヤリとした。 その後プレーに支障が出ていたので無理させずに交代させた方が良かった様に思う。

24ベジェリン

 17アレクシスとのコンビネーションがあまり良くない様に見えるのが非常に気になる。 基本的に続けて組むのは2戦目なのでまだ仕方がないかもしれないが、息が合っていないと言うか、24ベジェリンが17アレクシスの様子を伺いながらプレーしている様に見えてしまい、大胆さが出ていない様に感じる。

5ガブリエウ

 強靭な強さとともにスピードも兼ね備えるルカクを良く押さえ込んでいた。 チーム状態が悪くても独りでゴールをこじ開ける事の出来るこの怪物を上手く押さえ込んだ事がこの試合の勝因の一つだろう。

6コシールニー

 5ガブリエウ同様にルカクを上手く押さえ込んでいたのが勝因の一つ。

18モンレアル

 後半はWBに移ってきたコールマンに手を焼いていたが、全体的に安定したパフォーマンスだった。

35エルネニー

 良いリズムでボールを捌き、ボールに絡んでいた。 運動量も最後まで落ちず。

34コクラン

 フィジカル的に不利なルカクに対しても怯まず対応できていた。

17アレクシス

 まだ多少独りよがりの部分も感じるが、全体的にはパスアンドムーブのリズムは良くなってきている印象。

11エジル

 後半途中に負傷退場する。 自分の脚でピッチを退いており重症ではないと思われるが、シーズン終盤に向けて離脱だけは避けてほしい。

45イウォビ

 とにかく自信を持ってプレー出来ている点が良い。 得点シーンもゴールへの道筋を示した通りに完結させた。 今後に繋がるゴールだろう。
 
23ウェルベック

 23ウェルベックらしいゴールだった。 このまま先発の座を掴むか? しかし膝の状態が完全ではないとの情報もあり連続での起用はリスクが伴うか?

12ジルー

 終了間際の決定機は決めて欲しかったが、力みすぎただろう。 どうしても力みすぎて大振りになるとスライスしてしまい枠から逸れてしまう。 

3ギブス

 負傷した11エジルに代わり投入さる。 WBに移ったコールマンへの対応として左サイドに投入されバランスは幾分良くなった。

21チェンバース

 終盤45イウォビに代わり投入される。 右サイドに入るかと思われたが入ったのは3センターの真ん中だった。 守備固めの新たなオプションの形として面白いかもしれない。

  
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久しぶりの危なげない快勝でした。

最後は3ギブスと21チェンバースを投入した様に
何が起こってもこれ以上勝ち点を落とさないと言う
強い意志を示したと思いますが
対するレスターもなかなか取りこぼしをしてくれません。

レスターはここ3試合をすべて1−0で勝利を掴み続ける勝負強さを見せ
そしてニューカッスル戦では
岡崎のオーバーヘッドシュートまで飛び出しました。
今のレスターはプレッシャーに潰されるどころか
「何をしても全てがうまく行く」と言う勢いを見せています。

その勢いの乗るレスターに残りの7試合で
最低でも3敗してもらわなければ
アーセナルの逆転優勝は無くなります。

数字的に見てもかなり難しい状況には変わりありませんが
逆転優勝の望みがある限りは決して諦めず
残りの8試合、一つの勝ち点も落とさずに
走り抜けて欲しいと強く思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:5G18A CL:2G0A FA:0G1A
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:3G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A CS:0G1A FA:2G2A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:5G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:7G3A CL:3G5A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:3G0A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:0G4A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G1A CL:0G2A FA:1G1A
35エルネニー   PL:0G0A CL:1G0A
45イウォビ    PL:1G0A CL:0G0A FA:0G1A


CL:Barcelona vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Barcelona 3−1 ARSENAL
2016年3月16日(水)UEFA Champions League, Camp Nou

Goal
 (18)Neymar
 (50)35Elneny(←17Alexis)
 (63) Suarez
 (88)Messi
 

13Ospina

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

35Elneny  20Flamini

17Alexis   11Özil   45Iwobi

23Welbeck



(44)20Flamini>>>34Coquelin
(73)23Welbeck>>>12Giroud
(73)45Iwobi>>>14Walcott

Substitutes
 49Macey
 4Mertesacker
 3Gibbs
 28Campbell


Arsenal 1.jpg1stレグを0-2で敗れて迎えた2ndレグ、
奇跡の逆転を信じ最後まで戦いましたが
残念ながらベスト16の壁は
またもや破る事が出来ませんでした。

先発は少し予想を反するメンバーでした。
怪我で離脱していた6コシールニーは復帰し
5ガブリエウとCBコンビを組みました。
その一方で35エルネニーとCMFを組んだのは
34コクランではなく20フラミニでした。
そして2列目には28キャンベルではなく
45イウォビが左サイドに入り
右サイドには17アレクシスが入りました。
そして1トップには12ジルーではなく23ウェルベックが起用されました。

立ち上がりは1stレグと同様にまずまずだったと思います。
しっかりと守備のブロックを築きつつ
ボールを奪還したら速い攻撃でバルサゴールに迫る。
現状として考えられるベストな形を
ある程度の時間までは出来ていたと思います。

1stレグの時にも書きましたが
ゴールを奪うどころかバルサのゴールにも近づく事が出来なかった
ペップ時代のバルサに比べると
現在のバルサは全体的にプレスが甘く
その結果バルサのゴールに近づく事は
それ程難しいミッションではなくなっていたと思います。
数字的にもポゼッション率が62対38に対して
総シュート数は17対19と上回りました。
ポゼッション率がこれ程差が付けば
普通はシュート数も半分程度が妥当な数字だと思いますが
バルサを上回るシュートを撃つ事が出来たという事は
それだけバルサのゴールには近づけていたという事になります。
しかし問題は枠内シュート数です。
バルサの枠内シュート数8本に対して
アーセナルの枠内シュート数はわずか4本です。
バルサは約2本に1本の枠内シュートを放っていますが
アーセナルは約5本に1本しか枠内シュートを撃てていない事になります。
バルサとアーセナルの間には他にも色々と差はあると思いますが
目に見えてはっきりしているのは
この決定力の差が一番大きな差だと思います。

この試合でももう少し上手く振る舞えば
ゴールに結びついたかもしれない場面は幾つもありました。

9分過ぎ、センターライン付近から11エジルがドリブルで持ち込み
ペナルティの外からミドルシュートを放ちました。
この場面でも分かります様に11エジルは全くプレスを受けないまま
アタッキングサードにまで侵入し
バルサのDFラインに対峙していました。
しかし並走していた23ウェルベックが
脚を滑らせると言うアクシデントがあったとは言え
周囲の選手がゴールに結びつける為の効果的な動きがなく
最終的には11エジル自身が
ミドルシュートを放つしかない状況になってしまいました。
どの様な状況からでもその動きに合わせる事が出来る11エジルがいても
周囲の選手が積極的にDFラインの裏を陥れるような動きをしなければ
宝の持ち腐れです。

33分過ぎ、カウンターの場面で左サイドを駆け上がってきた23ウェルベックから
マスチェラーノの裏をクロスする様に抜け出した45イウォビに
スルーパスが出された所で45イウォビがペナルティ内で倒れました。
しかし、判定はノーファール。
最終的に45イウォビの左脚が自分の右脚に絡まり転倒していますが
前を走る45イウォビの左脚が
後ろから追走するマスチェラーノの膝にヒットしたかどうかが
ジャッジのポイントになりました。
45イウォビ側から見ればマスチェラーノの前に出ていた状況でしたので
わざと転倒してPKを貰う必要はなく
ダイブの可能性はないと思います。
そしてその左脚の軌道は意図しては出来ない様な
不整な軌道で右脚に絡んでいる様に見えますので
何かがその左脚にヒットした様に見えます。
しかしVTRを見る限りでははっきりとしません。
角度的にはマスチェラーノの膝にヒットしていてもおかしくありませんが
ヒットされたマスチェラーノの脚の軌道に全くブレが出ていませんので
仮にヒットしたとしても極僅かだったのかもしれません。
そうなるとその僅かなヒットに対してファールを取るのは難しく
ましてPKを与えるのは更に難しい様に感じますので
この場面のノーファールの判定は仕方がない様に感じます。

37分過ぎ、右サイドのスローインから24ベジェリンが入れたクロスを
ペナルティ内で45イウォビが胸でトラップし
反転して左脚側にボールを持ち替えてシュートを放ちましたが
枠を大きく外してしまいました。
前が閉まっていただけに切り返したのは良いアイデアだったと思いますが
アウベスがブロックに来ていたとは言え
大きく枠を外してしまったのは残念でした。

37分過ぎ、左サイドの深い位置から
11エジルがマスチェラーノをかわしてペナルティ内に侵入し、
そこから走りこんできた20フラミニにラストパスが送られました。
残念ながら20フラミニには合いませんでしたが
流れたボールは17アレクシスにつながり
そこからファーサイド側に上がってきていた35エルネニーにパスが送られました。
完全にフリーの状態で受けた35エルネニーは
ワンタッチしてシュートを放ちましたが
そのシュートはマテューにブロックされてしまいました。
ここで悔やまれるのは35エルネニーが
ダイレクトでシュートを撃たなかった所だと思います。
タイミング的には絶対ダイレクトでシュートを撃つタイミングでしたが
シュートコースが無かったのか、
最近決定機を外し続けていたので
必要以上に大事にしようとしてしまったのか分かりませんが
勝負所を完全に逃してしまったのは間違いありません。

38分過ぎ、右サイドを上がってきた24ベジェリンからのクロスを
ゴール前で17アレクシスがヘディングで合わせましたが
これも枠を捉える事は出来ませんでした。
17アレクシスはゴール前に出来たスペースに
完全にフリーの状態で入り込めていましたので
決めなければならなかったと思います。
こう言うビッグチャンスを決められないと
やはり試合に勝つの難しくなってしまいます。

40分過ぎ、左サイドからカットインしてきた23ウェルベックが
45イウォビとのワンツーで裏に抜け出しシュートを放ちましたが
寸前の所でマスチェラーノに脚を入れられて
シュートはヒット出来ず大きくそれてしまいました。

前半だけでもこれだけチャンスを作る事が出来ましたので
やはりバルサの守備陣は決して強固ではなかったと思います。
現実的に存在するバルサの守備陣に生じている隙を
もっと上手く活かす事が出来れば
ゴールを奪う事は十分に可能だと感じていました。
前半はそのチャンスを活かせずに終わってしまいましたが
後半に遂にそのチャンスをゴールに結びつける事に成功しました。

50分、右サイドの17アレクシスから
グラウンダーのクロスが折り返さ
それを走り込んできた35エルネニーがダイレクトで合わせて
ゴール右上に突き刺しゴール!!
この場面では難しい事は何もしていませんでした。
バルサの守備陣に生じたDFラインの前に出来たスペースに
17アレクシスがクロスを入れ
そこに35エルネニーが走り込んだだけです。
シュートも特別なシュートを撃ったわけではありませんでした。
ただ丁寧に合わせただけのシュートでした。
ただそれだけでゴールを奪う事は可能なのです。
実際それを決められるか、決められないか、
そこで決める事が出来ない事に
アーセナルは苦しみ続けています。
前半の場面でもこの場面の様に
さらりとゴールを奪える絶対的な点取り屋がアーセナルにいれば
試合の展開は全く異なる状況になっていたかもしれません。
決めるべき時に決める、
ごく単純で極めて難しいこの問題を
今後アーセナルはどの様に解決する事が出来るかどうか
非常に注目しています。

その後同点に追い付くビッグチャンスは何度か訪れました。

57分過ぎ、13オスピナからのロングフィードに対して
マテューがミスを犯しそのボールを23ウェルベックが奪い取りました。
そのままマスチェラーノを切り返してかわしてシュートを放ちましたが
そのマスチェラーノにブロックされてしまいました。
マスチェラーノのカバーリング能力が
素晴らしいと言ってしまえばそれまでですが
1対1の状況で一度はマスチェラーノをかわした訳ですから
決めなければならなかったと思いますし
この様な絶好の機会を決められない所が
勝敗を大きく分けてしまう所だと思います。

66分、左サイドからカットインしてきた
45イウォビから出されたスルーパスで23ウォエルベックが抜け出し
シュートを放ちましたがバーを叩いてしまいました。

79分、ゴール正面からやや左のFKを17アレクシスが蹴りました。
綺麗な弧を描いたFKはゴール右上に向かって行きましたが
テア・シュテーゲンに防がれそのこぼれ球を蹴り込んだ
12ジルーのシュートも防がれてしまいました。

決めるべき時に決める事が出来なかったアーセナルに対して
バルサは勝負強さと個人能力の高さを示したと思います。

16分過ぎ、右サイドの11ネイマールから送られた
ピンポイントパスを受けたメッシが
そのままDFラインの裏に抜け出しました。
完全に1対1になりメッシに至近距離のシュートを放たれてしまいましたが
13オスピナのファインセーブでゴールは死守されました。
ネイマールとメッシの息のあったプレート共に
それを完璧に遂行する技術の高さの示した
素晴らしい仕掛けだったと思います。
それと共にシュートコースを限定してしまえば
例えそれが至近距離からのシュートでもセーブできる
13オスピナのシュートストップ能力も素晴らしかったと思います。

そして、このプレーで与えた右CK。
そのCKはゴール正面でフリーになっていたマテューに通り
ヘディングシュートを撃たれてしまいました。
セットプレーでマテューのゾーンに誰も入っていないというのは
普通ならば考えられない過ちであり
この辺りから守備陣の集中力が切れ始めている印象を強く受けました。
しかし、この二つの決定機も
13オスピナのスーパーセーブとマテューのシュートミスで
ゴールを許しませんでしたので
この試合の運はアーセナルにあると淡い期待を抱きましたが
この直後にミスから失点していましました。

18分、ビルドアップをする為にボールを受けた6コシールニーが
持ち上がろうとした所を潰され
そこからショートカウンターを受けてしまいました。
ドリブルで持ち上がったスアレスから
右サイドから走りこんできたネイマールに送られ
そのまま失点。

無理してボールを持ち上がろうとした6コシールニーのプレーが
軽率だったというのは言うまでもありませんが
この数分間の間に守備陣全体的に集中力が切れてしまったのは悔やまれます。
今のバルサは極僅かでも隙を与えてしまえば
ゴールを奪う絶対的な力を持っており
そのバルサに隙を与えてしまえば
この様な結果を招くのは当然だと思います。
最初の15分は上手くコントロール出来ていただけに
非常に残念な失点です。

55分過ぎ、メッシからネイマールに入れられた縦パスの
リターンを受けたメッシにそのままDFラインを突破され
シュートを撃たれてしまいました。
このシュートも13オスピナの好セーブで防ぎましたが
シンプルな仕掛けですが完璧に崩され
そして確実にシュートは枠を捉えてきます。

63分、右サイドを上がってきたアウベスからの折り返しを
ファーサイドでスアレスがジャンピングボーレーシュートで合わせて
失点。
スアレスのジャンピングボーレーシュートは言うまでもありませんが
この試合派手な攻撃参加をしていなかったアウベスの
タイミングを見計らった攻撃参加が全てだったと思います。

35エルネニーのゴールで息を吹き返しかけたアーセナルの息の根を
完全に止めるゴールを奪われてしまいました。

88分、12ジルーの6kシールニーへのバックパスをメッシにカットされ
それをネイマールに拾われてしまいました。
そのネイマールからスアレスへ出されたパスは
5ガブリエウが何とかカットしましたが
そのこぼれ球をメッシが奪い
前に出てきた13オスピナの頭を越されていまい失点。

結果から見ても明らかでバルサの3ゴールは
MSNが揃って挙げたゴールでしたが
アーセナルは35エルネニーのゴールだけで
前線の4選手はゴールを奪う事が出来ませんでした。
勿論、前線の選手の仕事はゴールを奪う事だけではありませんが
一方で前線の選手がゴールを奪わなければ
いったい誰がゴールを奪うと言うのでしょうか?
少なくとも完全に止める事が不可能と思われる
MSNを擁するバルサに勝つ為には
そのMSNを「0」に抑える事が出来るかどうかよりも
MSNを上回る数のゴールを奪えるかどうかだと思います。
マスチェラーノが非常に効いているとは言え
現実的にはバルサのディフェンスは強固とは言いがたく
そのバルサから確実にゴールを奪う事が出来る
ストライカーを要しているかどうか?
最終的にはそこに尽きる様に感じます。

今シーズンもCLベスト16の壁を破る事は出来ませんでした。


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13オスピナ

 際どいシュートを好セーブでゴールを守るもMSNを完全に封印する事は出来ず。

24ベジェリン

 この試合では徹底的に狙われた印象。 現実的に抑える事が出来なかった。

5ガブリエウ

 大きなミスはなかったがMSNを完全に抑える事はできず。

6コシールニー

 この試合の行方を大きく左右する1失点目に繋がるミスを犯す。

18モンレアル

 大きなインパクトは残せず。

35エルネニー

 試合終了の笛が鳴るまでピッチを走り続け、勝利を目指して戦い続けた。 この2戦で唯一のゴールを奪う。 19カソルラが戻るまでの代役は35エルネニーで決まりだろう。

20フラミニ

 前半途中にハムストリングを負傷し交代。

17アレクシス

 35エルネニーのゴールをアシストするが、前半のヘディングシュートの場面では決めて欲しかった。

11エジル

 気持ちが切れそうになっていた様に見えた場面もあったが、それでも最後まで気持ちを切らさず戦った。

45イウォビ

 ペナルティ内で転倒した場面までは硬さを感じたが、この場面で吹っ切れたのかその後は持てる力を示した。 経験を積ませるだけの起用ではない事は示したと思う。
 
23ウェルベック

 チャンスをゴールに結び付けられず。

34コクラン

 20フラミニに代わり起用される。

12ジルー

 23ウェルベックに代わり投入される。

14ウォルコット

 45イウェビに代わり投入される。

  
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結果は2戦とも完敗でした。

今のアーセナルとバルサの間には
少なくない差が存在しているのは事実です。

しかし、しなければならない事は山程あるかもしれませんが
決して埋める事が出来ない差だとも思えません。

今シーズンもCLベスト16の壁を破る事は出来ませんでしたが
この試合で全てが終わる訳ではありません。
この後も試合は続きます。
決して歩みを止める事なく
立ち直り進み続ける事を期待します。


まだ終わっていません。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:5G18A CL:2G0A FA:0G1A
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:3G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A CS:0G1A FA:2G2A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:5G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:7G2A CL:3G5A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:0G3A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G1A CL:0G2A FA:1G1A
35エルネニー   PL:0G0A CL:1G0A
45イウォビ    PL:0G0A CL:0G0A FA:0G1A

FA:ARSENAL vs Watford [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−2 Watford
2016年3月13日(日)The FA Cup, Emirates Stadium

Goal
 (50)Ighalo
 (64)Guedioura
 (88)23Welbeck(←11Özil)
 

13Ospina

21Chambers 4Mertesacker 5Gabriel 3Gibbs

35Elneny  34Coquelin

28Campbell   11Özil   17Alexis

12Giroud



(66)35Elneny>>>45Iwobi
(66)28Campbell>>>14Walcott
(66)12Giroud>>>23Welbeck

Substitutes
 49Macey
 18Monreal
 24Bellerin
 20Flamini


Arsenal 1.jpg完敗、、、。

FA杯3連覇の夢は消えました。

先発は11エジル、17アレクシスを復帰させ
出場停止明けの34コクランも名を連ねた
ベストメンバーに近い形の布陣を組んできました。

完全に支配したと言う程の状況ではありませんでしたが
前半はまだ幾らかチャンスはありました。
しかし問題は後半、
特に後半の入り方は非常に悪かったと思います。

前半も多少はパスが通らず
リズムを悪くする場面はありましたが
後半の立ち上がりはそのパスミスが急激に増え
ボールを持っても自らのミスで潰していく悪い流れのまま
対応のミスで先制点を奪われてしまいました。

50分、右サイドからのスローインをディーニーに後ろにそらされ
そのパスを受けたイガロに5ガブリエウがかわされてシュートを撃たれ失点。
そもそもディーニーに対して
21チェンバースと4メルテザッカーの二人で対応しており
余程のミスを犯さない限りは
競り負ける様な事は考えられませんでしたが
その余程のミスを犯してしまったと思います。

この場面で21チェンバースはディーニーに
絶対に前を取られてはいけなかったと思います。
それを余りにもあっさりと前を取られてしまうと言う
犯してはならないミスを犯し
結果的に21チェンバースと4メルテザッカーが重り
完全に無力化されてしまいました。

そしてイガロに対する5ガブリエウの対応も良くなかったと思います。
ニア側に切り返す可能性が無い訳ではありませんが
ニアに切り返されても角度的に厳しい為にシュートコースは限定され
シュートコースが限られた状況になれば
抜群にシュートストップ能力を誇る13オスピナならば
セーブできる可能性は高かったと思いますので
止むを得ずかわされるならばニアサイドだったと思います。
反対にそのままファーサイドに流れてかわされてしまったら
ファーサイドには大きなシュートコースが
口を開けて待っている状況になりますので
状況的にはファーサイドに流れさせない様な対応が必要だったと思います。
しかし今の5ガブリエウは相手に対して
直線的な対応をするといいますか、
直線的な対応しか出来ないといいますか
ある意味それが欠点かもしれませんが
まず直線的に相手に当たりにいってしまう傾向が強いと思います。
当然ファーサイドに流れようとする相手に
横から直線的に当たりに行っても
少しでもかわされてしまえば
ガブリエウは背後から追いすがる形になってしまいます。
ひと度後ろから追いすがる形になってしまったら
ボールを持ち、シュートを放つであろうイガロの右脚側は
もう5ガブリエウからは届かない位置に行ってしまいますので
ボールをカットする事は極めて難しくなってしまうと思います。
勿論1対1の対応に迫られた時点で
結果は決まっていたかもしれませんが
それでも5ガブリエウが当たって押し出そうとせずに
イガロの動きの頭を抑える様な対応が出来れば
僅かでもチャンスはあったかもしれません。

ディーニーのしたたかさにやられてしまった
21チェンバースの甘さと
応用の効かない5ガブリエウの対応、
そして後半立ち上がりから全く集中せずに
醜いプレーを見せていたチーム全体のプレー、
勝利を目指すチームとしては全てに不満だけが残る結果でした。

2失点目はグエディウラのシュートを褒めるべきかもしれません。
ゴール左上の角にあれ程強烈なシュートを叩き込まれたら
そうそうセーブ出来るGKはいないと思います。
しかも上背がない為に高さへの問題がある
13オスピナならばなおさらチャンスはなかったと思います。

しかし厳密に言えばこのシュートを撃たれる前に
防げるポイントはあったと思います。

まず一つ目は11エジルがボールロストした場面です。
3人に囲まれた11エジルはボールロストしてしまいましたが
囲まれそうな状況でも無理に突破を試みたのは無謀だったと思いますが
そもそも周りに11エジルをフォローする選手が
いなかったのも問題だったと思います。

そしてシュートを放ったグエディウラに誰も付いていないで
フリーにさせてしまったのは更に問題です。
先制点を奪われてしまった為に前掛かりになってしまうのも
分からなくもありませんが
その様な状況からカウンターを受けて
何度となく失点を繰り返している事を考えれば
前掛かりになっていても帰陣する意識は
常に持ち続けなければならなかったはずです。
その意識を持ってしっかりと帰陣して
グエディウラをフリーにさえしなければ
あの様なスーパーゴールは生まれなかったかもしれません。
それだけに残念であり、
その様な過ちを犯せば
失点するのも当然と言えると思います。

攻撃陣に関してはこの試合でも決定力の低さは
どうする事も出来ませんでした。

後半に関しては終了間際の時間帯しか
決定機を作る事は出来ませんでしたが
前半は何度か得点するチャンスはあったと思います。

2分過ぎ、17アレクシスのサイドチェンジを受けた28キャンベルから
オーバーラップしてきた21チェンバースに繋がり
そこから中に入れられました。
走り込んできた17アレクシスには
僅かに合いませんでしたが
良い形で試合に入れたと思います。

8分過ぎ、28キャンベルから17アレクシスへの縦パスが入り
そこから放たれたスルーパスで12ジルーが抜け出し
ゴールネットを揺らしましたが
微妙なタイミングでしたがオフサイドでゴールなりませんでした。

19分過ぎ、左サイドの17アレクシスから
DFラインの裏まで上がってきていた3ギブスへのパスが通り
そこから中にクロスが入れられました。
一瞬早く出したアケの脚にカットされてしまいましたが
28キャンベルに通れば決定的な場面でした。

29分過ぎ、11エジルからの右CKのクリアーボールを拾った
21チェンバースからペナルティの右サイドでフリーだった
35エルネニーにダイレクトパスが通り
シュートを放ちましたが枠を大きく外してしまいました。

40分過ぎ、右サイドで粘ってキープした11エジルから28キャンベルヘ
そして中央でフリーだった35エルネニーにパスが送られ
シュートを放ちましたが
これも枠を大きく外してしまいました。

41分過ぎ、11エジルからの鋭いスルーパスに対して
アケがカットしたこぼれ球を28キャンベルが
飛び込んで押し込もうとしましたが
枠を捉えられませんでした。

後半は先ほど書きました様に
多発するミスパスの影響で急激にリズムが悪くなり
チャンスらしいチャンスはこの場面くらいでした。

61分過ぎ、潰されながらも出した
11エジルからのパスを受けた左サイドの28キャンベルから
鋭いクロスがニアに入れられました。
それをニアに飛び込んできた12ジルーが合わせましたが
残念ながらGKの巨体でブロックされゴールなりませんでした。

そして追加点を奪われて3人同時に交代しましたが
リズムは一向に良くならず、
それどころか更に悪くなった様に見えました。

その一番の原因は35エルネニーを下げた所にあったと思います。
前半の決定機を活かせなかった大きなミスはありましたが
それ以外では全体的に見たら35エルネニーは良かったと思います。
ハル戦で見せた様に中盤の底からしっかりとパスを捌き
そして常に動いてパスコースを作り続けながら
中盤から前線にボールを良く繋いでいたと思います。
そして周囲の状況も良く把握しながらプレー出来ていたと思います。
現実的に前半の決定機も相手守備陣に生じていたギャップに
しっかりと入り込んでいたからこそ
あの決定機が生まれたとも言えますし、
実際、11エジルからパスが回される機会が多かった事からも
19カソルラがそうだった様に必要な時に必要な場所に
しっかりと顔を出していたと言えると思います。
しかし、その35エルネニーを下げて
よりアタッカー色の強い45イウォビを投入した事で
再び中盤にリンクマンがいなくなってしまい
敵陣に押し込んでいる時はまだしも
自陣から敵陣へ向かう時には攻撃陣に
リズムが生まれなくなってしまった様に見えました。

流れを引き戻せないまま終盤に来て
やっとゴールが生まれました。

88分、ペナルティの左角辺りから
23ウェルベックが11エジルとのワンツーで抜け出し
ゴール!!
DF陣のウラを完全にかいた11エジルが出したヒールパスのリターンパスが
この仕掛けの全てだったと思います。

そしてその直後に同点に追いつく決定的な場面がありました。

89分過ぎ、3ギブス〜11エジル〜17アレクシス〜11エジルと左サイドで繋ぎ
11エジルからのリターンパスを受けた17アレクシスが
中に切り込んでシュートを放ちましたが
そのシュートはブロックされてしまいました。
そしてそのこぼれ球を奪い返した45イウォビが
すぐさまミドルシュートを放ちましたが
それも左のポストを叩いてしまいましたが
そのこぼれ球をゴール前に詰めていた11エジルが拾い
出てきたGKをかわすように23ウェルベックにパスを送り
あとはゴールに押し込むだけの状況になりました、、、が
事もあろうに23ウェルベックは枠を外してしまいました。
11エジルからのパスが若干それた為に
ダイレクトでゴールに押し込めなかったと言う問題はありますが
それでボールを持ち直したとしても
目の前にゴールがあるあの状況でしたので
外さないで欲しかったです。

最初から最後まで決定力に泣かされてしまいました。

結局の所、決定力、勝負強さと言う問題に
突き当たるのかもしれません。

後半はまだしも前半は決定機と言える場面は
何度も作る事が出来ていましたが
その決定力の問題でゴールネットを揺らす事が出来ませんでした。

特にフリーの状況で巡ってきた
35エルネニーのシュートチャンスは決めて欲しかったです。
通常は後半見せたミドルシュートの様に
インパクトを意識したコンパクトな脚の振りの
シュートを見せる35エルネニーですが
この前半の二つの場面だけは
必要以上に大振りのシュートだったと思います。
流石にあれだけ力んでシュートを打ってしまったら
枠を捉えるのは難しく冷静さを欠いていたと言わざる得ないと思います。
それにしてもあの場面で35エルネニーが決めていたらこの試合だけではなく
残りのシーズンにおいても大きな変化が生まれたかもしれませんでしたので
決まられなかったのは非常に残念でした。

それ以外の場面でも合いそうで合わない場面や
あと一歩踏み込めていたら合わせられた様な場面が多く
全体的にゴールを決めるための「何か」が欠けているのは間違いないと思います。
それを解消する手段はあるのか?
点取り屋として「何か」を持ているのは
現在のスカッドでは間違いなく17アレクシスだと思います。
最近はベストな状態とは言えませんが
勝負強さの面を考えますとチーム随一の物を持っているのは
17アレクシスで異論は出ないと思います。
しかしそこで問題になるのが
この17アレクシスにシュートを撃つ場面が
訪れていないという問題です。
この試合でも撃ったシュートはたったの2本、
しかもその両方ともペナルティの外からのシュートでした。
その理由は色々あると思います。
単純に17アレクシスに良い形のラストパスが
巡ってこなかっただけかもしれません。
しかしもっとも問題がある様に見えるのが
17アレクシスのプレーエリアだと思います。
最近多くの所で指摘されている様に
ゴールから離れた位置でプレーする事が多く
そのプレーの内容は主にチャンスメイクに関係するプレーが
多くなりすぎている様に感じます。
この試合でも特に後半のリズムが悪かった時は
サイドに開いてボールを受け
そこからのチャンスメイクを繰り返していました。
確かに中盤から前線にボールが繋がらなくなると
サイドを経由してボールを上げていく事が多くなり
その結果としてボールを求めて
サイドに開く機会が多くなるのも納得出来ます。
しかしチームに必要なのは17アレクシスのチャンスメイク以上に
17アレクシスのゴールだと思います。
よりゴールの近い位置でプレーしてこそ
最も怖い存在になり得ると思います。
それでもサイドに開きチャンスメイクに傾倒せざる得ないのは
勿論それなりの理由があると思います。
前線で待っていても結局良い形のラストパスがこない為に
自らがボールに絡みチャンスメイクをせざる得ないのかもしれません。
確かにアーセナルには11エジルと言う世界最高のラストパッサーがいますが
その11エジルを持ってしても一人ではチャンスメイクは出来ません。
本来ならば19カソルラがその11エジルをフォローして
チャンスメイクの一翼を担っていましたが
その19カソルラが離脱してからは
チャンスメイクする為の11エジルのパートナーとなり得る選手は
本当の意味で現れていません。
その為、17アレクシスがそのパートナーとして
チャンスメイクの仕事をせざる得なくなっている部分が
出てきてもおかしくなく
プレーエリアが徐々にゴールから離れていってしまっても
おかしくないと思います。
17アレクシスがチャンスメイクする側にまわっても
他の選手がフィニッシュの役目をこなす事が出来れば
それはそれで問題は起こらなかったのかもしれませんが
現在チーム得点王の12ジルーに当たりがなくなってからは
残念ながら納得出来る結果を残している選手はいません。

チームとしての決定力不足を解消する為には
チャンスメイクを他の選手に任せて
17アレクシスをゴールの近いエリアでプレーさせるか
(17アレクシスがベストな状態に戻る事も重要ですが、、、。)
12ジルー、17アレクシスに次ぐ
決定力の高いフィニッシャーの登場を待たなければならないと思います。
しかし現状としては消えている時間が非常に多い14ウォルコットにせよ
決定的な仕事をする一方でイージーなミスも多い23ウェルベックにせよ
すぐに覚醒するようには思えません。
12ジルー、17アレクシスに次ぐPL5ゴール奪っている
16ラムジーにしても復帰するのはシーズン終盤まで待たなければならず
28キャンベルはフィニッシャーというよりも
チャンスメイカー的な色合いの方が濃い様に感じます。
そうなると新たなフィニッシャーの登場を待つよりも
チャンスメイクの仕事から17アレクシスを解放する事の方が
幾分かは可能性があるのかもしれません。
徐々に持ち味を発揮しだした35エルネニーや
サイドから決定的なラストパスを出す事が出来る28キャンベルが
その候補になると思います。
しかし11エジルと共にチャンスメイクの一翼をになるためには
35エルネニーは周囲との関係を
もっと築かれなければならないと思いますし
28キャンベルはプレーの確度の向上と
90分間の持続性が求められると思います。
どちらにしてもシーズン残り2ヶ月となったこの時期から
大きく改善する事は難しい事かもしれません。
そしてこの問題は来シーズンへの持ち越しになるかもしれません。
来シーズンへの持ち越しになるならば
夏の補強のポイントになるかもしれません。
しかし、アーセナルをさらに1ランクも2ランクも
あげる為には避けては通れない問題の一つの様に感じます。

ワトフォードは勝利に値する試合をしたと思います。
一方のアーセナルは勝利するチャンスを掴む事が出来ず
そのチャンスをふいにして敗れ去りました。

FA杯3連覇の夢は残念ながらここで終わりです。


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13オスピナ

 2つの失点シーンはほぼノーチャンス。

21チェンバース

 1失点目の場面での対応は経験不足と甘さが出た。 したたかなディーニーに完全に出し抜かれてしまったのは軽率だった。 攻撃面では良いリズムで仕掛けられていただけに残念。

4メルテザッカー

 1失点目は結局何も出来ず。 仕方がなかったがディーニーが21チェンバースの前に入られる前に何か出来なかったのか?

5ガブリエウ

 1失点目の場面ではイガロを抑える事は出来なかったのか?

3ギブス

 攻撃に厚みをもたらし、決定的なクロスも入れていたがゴールには結びつかず。

35エルネニー

 中盤の底からリズムよくパスを捌き、積極的なフリーランニングで中盤と前線を繋ぐ。 1試合ごとに馴染んできている印象。 それだけに前半のビッグチャンスは決めたかった。 もしも決めていたら残りのシーズンの状況は大きく変わったであろう。

34コクラン

 出場停止明け。 中盤の守備のタスクをしっかりとこなすが、簡単なパスミスで流れを崩す場面もあった。

28キャンベル

 11エジルともよく絡みサイドから良い形でチャンスメイクしていた。

11エジル

 23ウェルベックへのアシストはいかにも11エジルらしいラストパスだった。 カウンターに曝された場面では相手を追撃する為にいち早く帰陣した様に0−2にされても諦める事なく戦い続けた。

17アレクシス

 攻撃の形が出来ない為もあるがチャンスメイクに労力を使い肝心のゴール前でのプレーが少ないのが気になる。 ただでさえ決定力が乏しいアーセナルにおいては17アレクシスの勝負強さはゴール前でこそ必要。 全体的にはプレーのキレは徐々に戻ってきているがまだベストではない。
 
12ジルー

 相手が引いて守られてCB二人にスペースを消されてしまうと沈黙してしまう。

45イウォビ

 35エルネニーに代わり投入される。 35エルネニーの役割を期待された訳ではないと思うが、残念ながらこの交代でかえって中盤は機能不全を起こした。 インパクトを残したのは終盤ポストを叩くミドルシュートくらいだった。

14ウォルコット

 殆ど消えていて全く印象に残らず。

23ウェルベック

 11エジルとのお洒落なワンツーからのシュートは流石。 動き出すタイミングからシュートに至るまでの動きは完璧だった。 一方で同点のチャンスだった場面ではパスがそれたとは言えストライカーならば意地でもゴールに押し込まなければならないだろう。 プレー確度の悪さがこういう大事な場面で出てしまった。

  
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結果として現在のチーム状態が色濃く出てしまった試合と言えるでしょう。
どうにもならない程に悪い訳ではありませんが
勝利に向けてまとまりがない、
自信と信念が足りない等
何かが欠けているのは間違いありません。

例えるならばどれほど優秀な機械であっても
小さな部品が一つ欠けた状態では
動く事ができないのと同じ様に
現在のチームはその小さな何かが欠けてしまっている為に
完璧な状態で機能する事が全く出来ていません。

この状態が長く続く様ならばシーズン最後まで
チームが持ち堪えられるかどうかも危ぶまれます。

それでもすぐに次の試合がやってきます。
次はCLバルサ戦です。
1stレグを0−2で落としており
ベスト8への進出の可能性は正直難しいのは分かっています。
それでも戦わなければなりません。
ほんの僅かでも可能性があるのならば
決して諦めずに戦い続けなければなりません。

もう失うものは何もありません。

玉砕しても良いじゃないですか。
最後まで全員が全力で守り全力で攻め続ける事を期待します。
勝利を目指し戦い続ける事を忘れなければ
その先には必ず出口があるはずです。

意地もプライドも全ての物を脱ぎ捨てて
ただチームの為に戦い続ける事を期待します。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:5G18A CL:2G0A FA:0G1A
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:3G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A CS:0G1A FA:2G2A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:5G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:7G2A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:0G3A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G1A CL:0G2A FA:1G1A
45イウォビ    PL:0G0A CL:0G0A FA:0G1A


FA:Hull City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Hull City 0−4 ARSENAL
2016年3月8日(火)The FA Cup, The KC Stadium

Goal
 (41)12Giroud
 (71)12Giroud(←14Walcott)
 (77)14Walcott(←28Campbell)
 (89)14Walcott(←45Iwobi)
 

13Ospina

21Chambers 4Mertesacker 5Gabriel 3Gibbs

35Elneny  20Flamini

28Campbell   45Iwobi   14Walcott

12Giroud



(32)4Mertesacker>>>18Monreal
(56)5Gabriel>>>16Ramsey
(73)16Ramsey>>>54Reine Adelaide

Substitutes
 49Macey
 11Özil
 17Alexis
 59Willock


Arsenal 1.jpg順当な勝利。

本来は初戦でこのような勝利を
奪わなければならなかったと思いますが
残念ながら勝ちきれずに迎えた再戦、
危なげなく勝利しましたが
その一方で本来必要がないこの再戦により
またもや負傷者を出してしまいました。

先発はある程度入れ替えてきました。
GKは33チェフが離脱中の事もあり
そのまま13オスピナが入りました。
CBも6コシールニーが離脱中の為に
この試合でも4メルテザッカー&5ガブリエウがコンビを組み
左SBはスパーズ戦に続き3ギブスが入りましたが
右SBは21チェンバースが起用されました。
CMFはこの試合でも35エルネニーが20フラミニと共に起用され
2列目には右に28キャンベル、左に14ウォルコットが入りました。
トップ下はこの試合も45イウォビが引き続き起用され
1トップは12ジルーが入りました。

試合はチーム力通りにアーセナルがボールを支配し
自陣で守るハルのゴールをこじ開けようとする形で進みました。
それでもなかなかゴールに迫る事は出来ませんでしたが
幸いにもハルのミスから先制点を奪う事に成功しました。

41分、右サイドで8キャンベルから
21チェンバースへのパスがカットされ
そこから出されたバックパスを
12ジルーがさらってゴール。
12ジルーへの最高のラストパスとなったバックパスは
単純にハルDFのミスパスでしたが
前日お子様が生まれた12ジルーにとっては
最高のプレゼントになったと思います。

そして前半終了間際に惜しい場面もありました。

42分過ぎ、右CKからの流れでパスを受けた3ギブスが
ロングシュートを放ちました。
そのロングシュートはゴール左上のバーを叩き
惜しくもゴールなりませんでしたが
スピードも十分で良くコントロールされたシュートだったと思います。
元々この一連の流れはショートコーナーから
3ギブスにボールが回されましたので
たまたまロングシュートを狙った訳ではなく
最初から狙ったサインプレー的なシュートだったと思います。
これまで3ギブスが実際の試合で
この様な距離からのロングレンジのシュートを
狙った記憶は殆どありません。
それでもいきなり実戦で使ってくるという事は
トレーニンググラウンドで3ギブスが必死に取り組み
そしてこの様なシュートをかなりの高率で決めている事が想像できます。
ロングレンジのシュートを狙える35エルネニーが加入しましたが
それでも元々ロングレンジのシュートを狙える選手が
アーセナルには少ない事を考えますと
3ギブスがペナルティの外からシュートが狙える様になれば
今後ポジション奪還に向けた新たなセールスポイントになる様に感じます。

前半で危なかった場面はこの試合唯一とも言えるこの場面くらいでした。

29分過ぎ、FKからのこぼれ球に対する混戦の中で
ペナルティを出た辺りからシュートを撃たれてしまいましたが
13オスピナがこの試合でもビッグセーブを見せて防ぎました。
混戦の中で撃たれ、
なおかつ5ガブリエウの脚にあたりディフレクトしたシュートでしたが
13オスピナは抜群の反応を見せて
見事なセーブを見せてくれました。
オフサイドでしたがその後のこぼれ球から撃たれた
至近距離からシュートも見事にセーブし
この試合の最大のピンチを見事に防ぎ切りました。

後半も多くの時間でアーセナルがボールを支配していましたが
なかなか決定機を作る事は出来ませんでした。
それでも次にゴールを奪ったのは地力に勝るアーセナルでした。

71分、左サイドに開いた14ウォルコットから入れられた
クロスをゴール前で12ジルーが合わせてゴール!!
14ウォルコットが入れたクロスは
相手DFの頭に当たってディフレクトしてコースが変わりましたが
12ジルーは焦らずに極自然体ですぐに体勢を変えて
右脚で上手く押し込んだと思います。
長い間ゴールから見放され続けていましたが
先制ゴールを奪った事で
忘れていたゴールの感覚を思い出せさた様に感じます。
今後のシーズン終盤戦はこれまでゴールを奪えなかった分も
ゴールを奪ってくれると信じたいと思います。
奇しくも久しぶりのゴールが両方とも右脚で奪った事に
何か意味があるのかは分かりませんが、、、。

0−2となった後は完全にアーセナルペースとなりました。

77分、ハーフウェイライン辺りの右サイドから
28キャンベルがドリブルで中に向かって斜めに侵入し
そこから左サイドの14ウォルコットにラストパスが送られました。
パスを受けた14ウォルコットはワントラップ後に
冷静にファーサイドに流し込みゴール。
DFの間を通した28キャンベルのパスが全てだったと思います。
斜めに侵入する事でハルDFにギャップを生じさせ
そのギャップを射抜く様なパスはお見事だった思います。

86分過ぎ、中央から左サイドに流れてきた14ウォルコットに
3ギブスからパスが送られそこから中央の12ジルーへ送られました。
その12ジルーの丁寧なポストプレーで出されたパスを
後ろから入ってきた45イウォビにつながり
強烈なミドルシュートが放たれました。
惜しくもGKの好セーブに阻まれましたが
流れる様なパスからの綺麗な崩しだったと思います。

89分、やや右サイドの位置から45イウォビがドリブルで突き進み
そこから右サイドの14ウォルコットに送られ
右脚のシュートが放たれました。
DFの脚に当たりディフレクトしたそのシュートは
GKの逆を突いてニアに吸い込まれゴール。

最後はゴールショーで幕を閉じ
無事にベスト8に駒を進める事に成功しました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13オスピナ

 再びビッグセーブでチームを救う。

21チェンバース

 後手に回った時にファールで止めようとする対応はまだ見られるが全体的に良かった。 攻撃面ではタイミングの良い攻撃参加で厚みを出し、守備面でも周囲を冷静に観察して穴を開けない様に対応できていた。 5ガブリエウが負傷退場後はCBに入ったか、18モンレアルとの急造CBコンビにおいても隙を与えなかった。

4メルテザッカー

 相手選手と交錯し負傷。 前半途中で退く。

5ガブリエウ

 後半途中でハムストリング?の負傷で退く。 身のこなし的にも硬く感じるが筋肉系のしなやかさに問題があるのか?

3ギブス

 キーとなるパスで何度か攻撃の起点になっていた。 前半終了間際の豪快なロングシュートはスタンドをどよめかした。 あの距離から正確に狙える様になるとセットプレーのオプションとしては面白い。

35エルネニー

 非常に良かった。 本格的にアンカーのポジションでプレーし、しっかりとパスを捌いて攻撃にリズムを与えていた。 そのパスも横パスやバックパスは少なく第一選択として常に縦パスを入れようとする姿勢は好感が持てる。 その一方でパス成功率が93.7%と十分に合格点だが、パス数63は少ない。 パス数を100に近付けても同様のパス成功率を保てれば今後は大いに期待ができる。 次戦も期待したい。

20フラミニ

 しっかりと自らの役目をこなしていたが、必要以上に人やボールに反応しすぎて逆に穴を開けてしまう所がある。 一方で後半途中から移った右SBは久しぶりとは思えない安定したプレーを見せた。

28キャンベル

 消える時間帯は確かにあったがそれでもいつもよりは少なく終盤まで良いアクセントになっていた。

45イウォビ

 序盤は硬さが見られたが時間が経つにつれて柔らかいボールタッチと良い意味でタイミングを外すパスでリズムに乗れていた。

14ウォルコット

 2ゴール1アシストと久しぶりに結果を残す。 ゴールを奪うまでは若干淡白さがあったがゴール後は良い感じの積極性が見られた。 この試合を切っ掛けに良いリズムを掴み直してほしい。
 
12ジルー

 出産祝いと言える様なプレゼントパスを相手から送られて自ら祝砲を挙げる。 このゴールで呪縛が解かれたのかその後は充実していた。 12ジルーもこの試合を切っ掛けにシーズン終盤の起爆剤になってほしい。

18モンレアル

 急遽CBとして出場するも問題なく務める。

16ラムジー

 急遽出場するも僅か17分で負傷交代。 大腿の筋肉系の損傷で最大6週離脱の可能性あり。

54アデレイド

 急遽16ラムジーに代わり本来のポジションではないCMFのポジションに入る。

  
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順当な勝利だったと思いますが
この試合でも負傷者を出してしまいました。
4メルテザッカーと5ガブリエウは直ぐに復帰予定ですが
16ラムジーは最大6週間の離脱の可能性がある様です。

16ラムジーの離脱は中盤の選手層を考えますと
非常に心配ではありますが
その一方で機能していなかった16ラムジーの
CMFでの起用はもう当分の間はなくなり
今後は図らずとも35エルネニーを
CMFで使わなければならない状況になりました。
これまではまだまだ時間が掛かりそうな印象でしたが
下部リーグのハルが相手だったとは言え
この試合で見せた35エルネニーのプレーは
十分に期待できるプレーだったと思います。
それがプレミアのチームにおいても発揮できるかどうか
そしてバルサ相手に見せられるかどうかという問題は
確かにあると思います。
この状況が吉と出るか凶と出るかは分かりませんが
全く期待できない状況にはならないと個人的には思います。

ここに来てゴールに見放され続けていた
17アレクシス、12ジルー、14ウォルコットにゴールが生まれ
一つの壁を打ち破った雰囲気が生まれようとしていると思います。
ストライカーはメンタル的に乗ってくれば
更に良くなる傾向があると思いますので
ここ数ヶ月の停滞感を必ず打ち破り
再び勢いを取り戻してくれると信じたいと思います。

そのためにもベスト8で当たるワトフォードに対しても
この試合同様に圧倒する試合を見せてくれる事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:5G18A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:3G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A FA:2G2A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:5G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:7G2A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G3A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G1A CL:0G2A FA:1G1A
45イウォビ    PL:0G0A CL:0G0A FA:0G1A


PL:Tottenham Hotspur vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Tottenham Hotspur 2−2 ARSENAL
2016年3月5日(土)Barclays Premier League, White Hart Lane

Goal
 (39)16Ramsey(←24Bellerin)
 (60)Alderweireld
 (62)Kane
 (76)17Alexis(←24Bellerin)

Sent off
 (55)34Coquelin
 

13Ospina

24Bellerin 4Mertesacker 5Gabriel 3Gibbs

35Elneny  34Coquelin

16Ramsey   11Özil   17Alexis

23Welbeck



(74)35Elneny>>>12Giroud
(84)23Welbeck>>>20Flamini
(90)11Özil>>>28Campbell

Substitutes
 49Macey
 21Chambers
 18Monreal
 14Walcott


Arsenal 1.jpg少ないチャンスをゴールに繋げるも
34コクランの退場を切っ掛けとして
逆転を許し、
流れは敗戦に向かって行く中で
同点に追いつく意地を見せましたが、、、。

先発は大きく代えてきました。
GKはふくらはぎの怪我で3〜4週間の離脱となった
33チェフに代わって13オスピナが起用されました。
CBは離脱中の6コシールニーの復帰は間に合わずに
前節同様に4メルテザッカーと
5ガブリエウが組み、
左SBは18モンレアルに代わり
3ギブスが入りました。
そして一番の変化はこの3列目だと思います。
この試合で34コクランと共にCMFで起用されたのは35エルネニーでした。
そしてこれまでCMFで起用されていた
16ラムジーは2列目右サイドに入り
1トップには23ウェルベックが起用されました。

システムは基本的には通常の4−2−3−1の形でしたが
守備の局面では16ラムジーが下がって中に絞り
3センターの様な形で守備のブロックを築く場面もありましたので
通常よりはやや変則的な形のシステムに見えました。

3列目に入った35エルネニーはまずまず良かったと思います。
16ラムジーがCMFに入った時に問題になる
プレッシャーがかかるとボールを前に進めなくなる問題と
前に上がったまま戻らない為に中盤に穴を開けてしまう問題に関しては
上手く対応出来ていたと思います。
派手なプレーを見せた訳でもありませんし
周囲とのコンビネーションもまだ確立していた訳でもありません。
守備に関しても人とボールに対する強さもまだ足りない様に見えましたし
相手の動きにワンテンポ遅れる様に見える時もありました。
それでもプレッシャーを掛けられても慌てる事なく
ダイレクトパスを使ってシンプルに繋ぎ、
34コクランとのバランスを意識しながら
上手くスペースを消していた事で
不用意に中盤に穴を開ける事もなく
全体的に流れを損なわずに上手く対応していたと思います。
勿論、19カソルラを基準に考えますと
司令塔として攻撃にリズムを与える様な役割を
十分に行えていたと言う程の存在感を示した訳ではありませんが
ここ最近の試合で見られたどうする事も出来なかった停滞感は
薄らいだと思います。

試合は勢いに勝るホームのスパーズに対して
アーセナルがその積極的な攻撃を凌ぎながら
チャンスを伺うと言う流れで進みましたが
基本的にこの試合でもミスパスが多い為に攻撃が繋がらず
チャンスらしいチャンスは中々作る事が出来ませんでした。

その様な中で、負傷の33チェフに代わって起用された
13オスピナが存在感を見せました。

25分過ぎ、ウォーカーが入れた左サイドからの鋭いクロスを
ゴール前でラメラに合わされてしまいました。
しかしその至近距離からのシュートは
超人的な反応を見せた13オスピナのビッグセーブで
見事にゴールを死守しました。
今シーズンの13オスピナはCLグループステージのミスが影響したのか
基本的にカップ戦のみの起用に留まっていましたが
やはり抜群の反応速度を誇るシュートストップ能力は
今でも健在である事をこの1プレーで十分に証明したと思います。

積極的に攻めようとしてくるスパーズが
攻めあぐんでいる間にアーセナルは
1つのチャンスをゴールに繋げました。

39分、左サイドから16ラムジーへ入れられたスローインを
ダイアーがカットしましたが
そのカットしたこぼれ球が
23ウェルベックへの絶妙なパスの形となりました。
その23ウェルベックから24ベジェリンへパスが送られ
そして24ベジェリンからの折り返しのパスを
16ラムジーがヒールで流し込みゴール!!
狙った訳ではなかったと思いますが
とっさの判断で試みた16ラムジーのヒールシュートは
完全にロリスの裏をかいて綺麗に決まりました。

全体的にはスパーズペースの前半でしたが
そのペースを握っていたスパーズに隙を与えずに
しっかりと受け止めながらチャンスを伺う流れも
アーセナルの描いたプラン通りだったと思います。

しかし、その描いていたプランが後半早々に崩れてしまいました。

55分、スパーズのクリアーボールを
4メルテザッカーに競り勝ち抜け出したケインを
後ろから追いかけた34コクランがスライディングで倒してしまい
2枚目のイエローを受け退場。

本人も反省していましたが前半にイエローカードを1枚受けていた状況で
するプレーではなかったのは間違いないと思います。
ケインはライン際を駆け上がっていましたので
無理して止め様とする必要な全くなく
中に入ってくるコースを最終的に消す事さえ出来れば
危険性は殆どなかった場面だったと思います。

これで描いたプランは頓挫し
残りの時間を最後まで守りきる事だけに
集中しなければならなくなりましたが
スパーズは一気に攻勢を強めてきました。

57分、左CKが抜けていったボールをファーサイドで受けたケインが
至近距離から強烈なシュートを放ちましたが
13オスピナが再びビッグセーブを見せ
ゴールを死守しました。

この場面では13オスピナのビッグセーブで何とかしのぎましたが
そのすぐ後に遂にスパーズにゴールが奪われてしまいました。

60分、右CKに対して5ガブリエウとラメラが競り合ったこぼれ球を
アルデルヴァイレルトに至近距離からシュートを撃たれてしまい失点。

そしてその勢いのまま一気に逆転ゴールを奪われてしまいました。

62分、苦し紛れに右サイドの深い位置へのフィードが出されました。
そのフィードに対して4メルテザッカーが対応し
一緒に追っていたケインをブロックしながら
ゴールラインを割るのを待っていた所で
後から迫ってきたアリにボールを残されてしまい
そのアリのヒールパスを受けたケインが
そこから持ち込んで角度のないところから
ゴール左上角に突き刺されてしまい失点。

ここまで2度ゴールを死守してきた13オスピナも
この2つの場面でどうする事も出来ませんでした。

1失点目はまだしも2失点目は
ケインのスーパーゴールがあったとは言え
4メルテザッカーの対応ミスさえなければ
防げた失点だったと思います。
以前の様に4メルテザカーの能力的な限界で
失点に関わってしまうのはまだ仕方がないと思いますが
ここ最近見せている様な集中力の欠如、責任感の欠如が原因で
失点に大きく関わってしまうのは残念で仕方がありません。
6コシールニーが負傷しているために仕方がありませんが
4メルテザッカーを起用し続ける内は
この様なミスによる失点を常に覚悟する必要があると思います。

その後も勢いに乗るスパーズの攻勢に晒される時間が続きましたが
ここでボスは35エルネニーに代え12ジルーを投入しました。
34コクランが退場した後、
右サイドの16ラムジーをCMFに移してバランスを保っていましたが
35エルネニーを下げた事で
11エジルが少し下がり目のポジションに移ったとしても
基本的には守備の出来ない16ラムジーの1ボランチに移行しました。
レスター戦に続きギャンブルに出る事になりましたが
ピッチの選手たちにとっては十分に効果的なメッセージとなったと思います。
時間が経っても数的不利を全く感じさせない攻勢を見せ
このメッセージに応える様に同点ゴールが生み出されました

76分、16ラムジーから右サイドに上がっていた
24ベジェリンへパスが出され
そこから間髪入れずにDFラインの裏へスルーパスが送られました。
そのスルーパスで抜け出した17アレクシスが
そのままダイレクトで右脚を振り抜きゴール!!
苦しい状況の中で同点に追いつきました。

この場面でのポイントは24ベジェリンへの
16ラムジーからのパスだったと思います。
16ラムジーの横には11エジルが余っていましたので
DFの間を通さなければならない24ベジェリンへのパスコースよりも
11エジルへのパスコースの方がリスクは少ない状況だったと思います。
通常の16ラムジーならばリスクを避けて
11エジルへのパスを選択する場面のように感じましたが
この時だけはリスクを負って24ベジェリンへのパスを選択し
そしてこのパスを綺麗に通した事で
スパーズの守備陣を後手に回らせる事に成功しました。
CMFのポジションで16ラムジーに求めているのは
こう言うプレーだと思います。
前を向きリスクを恐れずに積極的なパスを通す。
プレー自体は極めてシンプルなプレーです。
しかしシンプルなプレーでも使い方によっては
絶大な効果をもたらした典型的な場面だったと思います。

16ラムジーに限った事ではありませんが
特に16ラムジーはトリッキーなプレーを試みる傾向が
強すぎる様に感じます。
ヒールパスを試みたりするのは日常茶飯事で
通るかどうか分からない様なロングパスを
何の躊躇もなく出してしまいます。
勿論、これらのプレーを高確度で遂行出来るのならば
試みるのは良いと思いますが
これらのプレーの確度はお世辞にも高いとは言えないと思います。
確かに先制点の場面の様にトリッキーなプレーしか
選択肢がない場合はあると思います。
しかし、通常16ラムジーが試みてしまう場面は
他にも有効な選択肢があるにも関わらず
あえてトリッキーなプレーを試みる傾向が強に様に思われ
そのプレーを完遂する事が出来なかった為に
その後の可能性を全て壊してしまう事が多すぎる様に感じます。
トリッキーなプレーが能力の高い選手にとって
絶対的に必要な要素と思っているのならば
個人的にはそれは間違いだと思います。
最も能力が高い選手は誰でも出来るプレーのみで
相手の選手を手玉に取れる選手だと思います。
11エジルを見てみても明らかで
トリッキーなプレーを見せる事もありますが
その11エジルの真骨頂は絶妙なコースとタイミングで送られる
1本のラストパスだと思います。
16ラムジーもそろそろ派手なトリッキーなプレーから卒業して
シンプルなプレーの効果について気が付く年齢になっても
良いお年頃だと思います。

そして物議を醸すファールがあったのも忘れてはなりません。

78分過ぎ、センターサークルの中でパスを受けた12ジルーが
マークに付いていたダイアーをかわした所で倒されました。
倒したダイアーは既に一枚イエローを貰っていた状況だっただけに
もう一枚イエローが出てもおかしくない場面だったと思いますが
マイケル・オリバー主審はカードは出しませんでした。

個人的にはこのダイアーのファールはカードに値すると思います。

その理由は2つ、
72分に同様にかわされた23ウェルベックの腕を引っ張って倒して
一枚目のカードを受けている点です。
約5分前に「警告」を受けていながら
その後すぐに、同様に12ジルーを引っ張って倒したとなると
「警告」を無視したという形になります。
当然「警告」を無視した場合は処罰されるのが当然で
そうなると次は「退場」しか考えられません。
そしてもう1つはこの場面では腕を引っ張っただけではなく
最終的にはレイトタックルで12ジルーの脚を刈っています。
残念ながらオリバー主審はこのファールを流すかどうかの判断のために
12ジルーが出したパスの行方に目がいっていましたので
このレイトタックルは見ていなかったと思いますが
後ろから12ジルーの脚を狩るレイトタックルは
それだけでカードの対象になってもおかしくありません。
この2つの理由からこの場面で2枚目のカードが出されなかったのは
大いに疑問に感じます。

数的不利な状況が解消されるチャンスを逃しましたが
最後の最後まで全力に戦い続けたと思います。
そして後半ロスタイムに逆転まであと一歩の所まで行きました。

92分過ぎ、13オスピナのゴールキックを12ジルーが落とし
その落としたボールを16ラムジーから17アレクシスへ繋ぎ
その17アレクシスからゴールに向かって走り込んだ
16ラムジーにスルーパスが通りました。
そのスルーパスで抜け出した16ラムジーは
シュートを放ちましたが
猛然と戻って来たヴィマーにブロックされ
残念ながら最後のチャンスを活かす事が出来ず
ドローで終わりました。

34コクランが退場になり数的不利な状況で
後半は戦わなければならなくなったのは
非常に残念ではありますが
数的不利な状況を覆し同点ゴールを奪った
この日の選手たちを讃えたいと思います。


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13オスピナ

 13オスピナの活躍がなければ4−2でもおかしくなかった。 この試合の前に、33オスピナがいるから心配ないとコメントしていた33チェフに、ポジションが奪われないか心配だと言わせる位の活躍を今後も期待したい。

24ベジェリン

 2アシスト。 プレーのキレと大胆さがベストな時期の状態に戻って来た印象。

4メルテザッカー

 2失点目は軽率極まりない。 今後も4メルテザッカーを起用する時はその4メルテザッカーのミスからの失点を覚悟する必要があるのか?

5ガブリエウ

 あわやオウンゴールと言うクリアーミスを犯す。 全体的にもう少し丁寧さが必要だろう。

3ギブス

 積極的なプレーを見せるも18モンレアルからポジションを奪い返すためには全体的にもう1つレベルアップが欲しい。

35エルネニー

 期待したレベルとまでは言えないが16ラムジーが入った時よりもバランスは確実に良くなった。 もう少し周囲との連携が築かれ、積極的にパスを捌ける様な状況になればまだまだ良くなると思われる。 しばらくの間はこのユニットを続けて欲しい。 

34コクラン

 必要のないタックルで2枚目のカードを貰い退場。 不注意極まりないファールだった。

16ラムジー

 先制ゴールはスーパーゴールだった。 しかし、個人的には同点ゴールの起点となった24ベジェリンへのパスの方が何倍も重要なプレーだったと思う。

11エジル

 奮闘するも結果には結びつかず。 気持ちが切れそうになりながらも何とか踏ん張っている様な印象。

17アレクシス

 ゴールを奪うまではここ最近と同様に良くなかったが、ゴールを奪ってからは良くなった。 やはり17アレクシスはゴールが全てを解決してくれるタイプの選手の様だ。 このゴールでこれまでの呪縛が解かれ、我々が期待している17アレクシスの姿を見せてくれるはずだ。
 
23ウェルベック

 フィジカル能力の高さが前線で良いアクセントになる一方で、技術的に雑な部分もあり、良い面と悪い面が半々だった印象。

12ジルー

 35エルネニーに代わり反撃の狼煙として投入される。

20フラミニ

 中盤のバランスを保つために23ウェルベックに代わり投入される。

28キャンベル

 終盤投入される。

  
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数的不利に陥た後に逆転を許し
それでも同点に追いつく意地を見せてくれましたが
残念ながらこの試合でも勝点3を持ち帰る事が出来ずに
首位レスターとの勝ち点差は8に広がってしまいました。

残り9試合で勝ち点差が8に広がってしまった事実を考えますと
ここから逆転優勝するのは
残念ながら難しいと言わざる得ないと思います。

それでも立ち止まる訳には行きません。

現実的に難しくてもまだ可能性がゼロになった訳ではありません。
例えそれがレスターが急に調子を崩し
急降下する様な奇跡が必要だったとしても
その奇跡を信じ、
そして自らが奇跡を起こす様な戦いを見せて欲しいと思います。

まだ、終わってはいません。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:5G18A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:5G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:7G2A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G3A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G1A CL:0G2A FA:1G0A


PL:ARSENAL vs Swansea City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−2 Swansea City
2016年3月2日(水)Barclays Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (15)28Campbell(←17Alexis)
 (32)Routledge
 (74)Williams
 

33Cech

24Bellerin 4Mertesacker 5Gabriel 18Monreal

16Ramsey  34Coquelin

28Campbell   11Özil   17Alexis

12Giroud



(64)28Campbell>>>23Welbeck
(74)17Alexis>>>14Walcott

Substitutes
 13Ospina
 21Chambers
 3Gibbs
 20Flamini
 35Elneny


Arsenal 1.jpg連敗。

泥沼の状況から抜け出す切っ掛けは
今後訪れる事はあるのでしょうか?

先発は軽い故障を抱えている6コシールニーに代わり
4メルテザッカーが先発に復帰し
2列目の右には28キャンベルが入りました。
そして1トップには12ジルーが復帰しました。

スウォンジーは苦手とする相手でしたが
上々の立ち上がりだったと思います。
右サイドにボールを動かしながらプレー出来る
28キャンベルが入った事で
最近見る事がなかった前線の躍動感が生まれ
良い形でゴールに迫る事が出来ていました。

先制点もその28キャンベルが奪いました。

15分、右サイドからカットインしてきた
28キャンベルが放ったシュートのこぼれ球を拾った
34コクランから17アレクシスへと繋がり
その17アレクシスから一度下がった所から
再びDFラインの裏に向かって走り込んできた
28キャンベルにパスが送られました。
そのパスに対して28キャンベルは
スライディングしながらシュートを放ちゴール!!

久しぶりに完全に崩した形でゴールを奪う事に成功しましたので
このまま一気に突き放してくれると期待しましたが
その期待は残念ながら裏切られてしまいました。

32分、33チェフからのフィードを競っていた11エジルが
アマトに引きずり倒されながら奪われたボールがコークに繋がり
右サイドからDFラインの裏へ走り出したラウトリッジが
コークからのスルーパスで抜け出して失点。

確かに11エジルが倒された場面は間違いなくファールだと思います。
その一方でDFラインの裏に走り出していたラウトリッジに
4メルテザッカーが全く感じていなかったのは大きな問題だと思います。
もしも4メルテザッカーがラウトリッジの存在を感じていて
オフサイドトラップを掛けていたらこの失点は防げていたと思います。
しかし4メルテザッカーはオフサイドトラップを掛ける動きを
全く見せていませんでしたので残念ながらラウトリッジの存在は
全く感じていなかったのは確かだと思います。
そしてパスを出された瞬間4メルテザッカーの脚が止まってしまう所は
さらに印象を悪くしてしまうと思います。

それはこの場面だけではありません。
64分過ぎ、スローインからのルーズボールを奪った
アイェウから送られたパスでシグルドソンが
4メルテザッカーを突破しました。
シグルドソンはそのまま33チェフもかわして
ゴールに押し込むだけの状況になりましたが
幸いシュートを外してくれたお陰で失点はしませんでした。
そしてその突破を許した4メルテザッカーは
この場面でもシグルドソンを追う素振りを見せる事なく
その場で立ち止まって静観していました。
一体4メルテザッカーは
何を思いながら静観していたのでしょうか?

勿論全ての元凶が4メルテザッカーにある訳ではありません。
この場面もボールがアイェウに届く前に
5ガブリエウにはクリアーするチャンスはありました。

かわされてしまうのもある意味仕方がありません。
スピードで付いていけないのもある意味仕方がありません。
実力的・能力的に4メルテザッカーの限界を超えられてしまったら
どうする事も出来ないのは理解しています。
しかし、少なくとも4メルテザッカーの仕事はDFであり
最後の一瞬までゴールを守る責任があるはずです。
にも関わらずにあたかも自分には関係ないと言わんばかりに
その責任を途中で放棄してしまう4メルテザッカーは
残念ながらピッチに立つ資格はないと言わざる得ません。
残念ながら現在のアーセナルの状況では中途半端な考えで
勝利が掴める状態ではありません。
本当に手段を選ばずにどのような事をしてでも
勝とうとする強い意志を示す事が出来なければ
決して勝利をつかむ事は無理な程にボロボロの状態です。
ピッチに立った全ての選手が一心不乱にピッチを走り、ボールを追い、
自陣のゴールを守り、そして相手のゴールネットを揺らす。
全てを賭ける事が出来ない選手はピッチには不要です。
その基本的な事が出来なければ
早々にピッチから去ってもらわなければならないでしょう。
現時点では実力的には劣るかもしれませんが
戦う気持ちが出せない4メルテザッカーを起用する位ならば
21チェンバースに実戦経験を積ませた方が
今後の為になる様に感じます。

攻撃陣に関しては確かにツキがなかった部分はあると思いますが
特に失点するまでは良かったと思います。

2分過ぎ、6分過ぎとDFにブロックされてしまいましたが
良い形で12ジルーのシュートチャンスが作れていましたし
10分過ぎにはポストを叩く
17アレクシスのシュートもありました。
このポストを叩いた17アレクシスのシュートの前には
11エジルのバックヘッドのパスを受けた17アレクシスは
完全にフリーの状態でボーレーシュートを放つチャンスが有りましたので
そこで空振りせずにしっかりとシュートを放っていた方が
遥かに大きなチャンスだったと思いますが、、、。
40分過ぎにはCKの流れから16ラムジーがゴール前に入れたパスを
4メルテザッカーが12ジルーに綺麗に落とし
ダイレクトボーレーシュートを放ちましたが
今度はバーを直撃しこれもゴールになりませんでした。

しかし、後半に入ると焦りが出てしまったのかリズムが悪くなり
流れの中から崩す事が出来なくなり
もっぱらチャンスはセットプレー頼みになりました。
67分過ぎにはやや左の位置からのFKを得ましたが
17アレクシスの放ったFKは壁には入っていたシグルドソンの頭をかすめて
再びバーに阻まれてしまいました。

ポストやバーに3回阻まれてしまったのは確かに運がなかったと思いますが
それを惜しい場面だったと片付ける事は出来ないと思います。
PL優勝する為には既にアーセナルは
残りの試合を全て勝利する必要に迫られていたのは言うまでもありません。
その重要な試合でたかがボール1個の差であろうとも
最終的にゴールネットを揺らす事が出来ずに
試合に勝つ事が出来ないのであれば
どれだけ完全に崩そうとも
どれだけゴールに近づこうとも
それらは全く意味をなさないと思います。

前半はまだチャンスを築けてたのにも関わらず
失点してからはリズムが徐々に悪くなり
後半に入ってからも改善する事なく
そして逆転されてからは完全に崩壊してしまったのは
残念でなりません。

全体的に見ますと前半のポイントは28キャンベルだったと思います。
右サイドで動きながらパスを引き出し、
そして動きながらパスを繋ぐ、
そしてまた動きながらパスを引き出し、、、
この基本的で効果的なフリーランニングを交えた動きが
前線を活性化し躍動させたのは言うまでもないと思います。
28キャンベルが積極的に前後左右に動く事で
それに対応しなければならない相手の守備陣にギャップが生み出され
そこで出来たギャップを上手く使う事で
前半は効果的な崩しを作る事に成功していたと思います。
その一方で前半活発に動いていた28キャンベルが
20分過ぎた頃から急激に運動量を落としてしまうと
同様にアーセナルの攻撃陣も躍動しなくなってしまいました。
なぜ28キャンベルが20分過ぎから
急激に運動量を落としたのかは不明です。
フィジカル的な事なのか、メンタル的な事なのか
最近起用機会が減っていた事と何かしら関係があるのかもしれませんが、、、。
確かに急激に起用機会が増えていましたので
それによる疲労の蓄積、コンディションの低下が起こっても不思議ではなく
もしもベースとしてコンディションに問題が起こっているのならば
早々に28キャンベルを下げたのもある程度納得出来ます。
しかし、この試合を通して見ても
28キャンベルが活き活きと動けていた前半の状態が
現時点のアーセナルの攻撃陣のベストな状態であり
28キャンベルが90分間通して安定したプレーを続けられるかどうかは
今後も重要なポイントになるかもしれません。
そして28キャンベルが示した様な効果的なフリーランニングが
ここ最近の試合では足りなかったポイントとも言えると思います。

後半に入るとリズムが悪くなり、
特に逆転された後は完全に歯車が狂った様な状況、
というよりも1枚歯車がなくなった状況と
言った方が良いかもしれませんが、
この理由ははっきりしていると思います。

一言で言えば前節のマンチェスター・ユナイテッド戦と
殆ど同じ状況と言えばわかり易いかもしれません。

リズムが良く攻撃していた時には
16ラムジーはリンクマンとしての意識を持ちながら
プレーしていたのは誰の目から見てもはっきりわかったと思います。
DFラインの前のエリアを基本的なプレーエリアとし
敵陣深くまで攻め込んだ時には
ゴール前に顔を出す事はあっても
それと同様に一歩下がった所から攻撃を繋げる役目も
しっかりとこなしていました。
しかし、後半に入るとそのプレーエリアが徐々に前に移り始め
逆転されてからは完全にアタッカーのポジションで
プレーする様になってしまいました。
それはリンクマンが存在しない状況を意味する行動であり
ユナイテッド戦同様にDFラインはパスの出し所を失い
その為に中盤を飛ばして前線にパスを送るしか
手立てがなくなってしまっていたと思います。

本当に終盤でもうパワープレーに頼らざる得ない場面ならば
ロングボールを送る事は悪い事ではないと思いますが
現在のアーセナルの攻撃陣を生き返らせる為には
中盤からしっかりと繋いで攻撃の方向性を作り
前線の選手が前後左右に効果的なフリーランニングを仕掛けて
相手守備陣を揺さぶり、ギャップを生み出す事が重要という事は
前半のプレーを見ていれば明らかだと思います。
それが中盤を司るべき16ラムジーが前線に上がってしまった為に
中盤から攻撃が作る事が出来ず
前線の選手はただ送られてくるロングボールを待つだけの
状況に陥ってしまいました。
当然ですがフリーラニングで
相手の守備陣を揺さぶる事もなければ
ギャップを作り出す様な場面もありません。
スウォンジーの守備陣も非常に守りやすかったと思います。
動きの少ない攻撃陣を抑え込むのは
単純に数的有利な状況を作っておくだけで
ある程度は抑え込む事は可能です。
久しぶりに攻撃陣を機能させる事が出来た前半の方法論とは
完全に真逆の事をしていたら
当然ですが攻撃陣が機能する事は期待出来ません。
この試合のアーセナルは相手の守備によって抑えられたと言うよりも
自ら攻撃のチャンスを手放し続けただけだと言えると思います。

最終的にはセットプレーから失点し勝敗は決してしまいました。

74分、シグルドソンから放たれた左サイドからのFKを
ウィリアムスにヘッドで押し込まれて失点。

勝ち続けなければPL制覇への道が閉ざされる状況にもかかわらず
再び敗れてしまい残念で仕方がありません、、、。


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33チェフ

 この試合の2失点もどうする事も出来なかっただろう。 鼠径部を負傷し次節から欠場。

24ベジェリン

 28キャンベルとのコンビネーションで右サイドを何度も崩す。

4メルテザッカー

 今の状態は昨シーズンの序盤戦と同じ。 プレーに対する責任を全く果たしていない。 試合後のコメントを見る限りは本人はその事に全く気付いていない所が厄介だ。 4メルテザッカーに限った事ではないがどうも他人事の様に聞こえてしまう。 現実的に優勝争いをしている事、そして今まさに崖から落ちようとしている事をもう少し自覚してほしい。

5ガブリエウ

 失点には繋がらなかったが64分の場面の対応はお粗末だった。 クリアーするべき時には次に繋げるような色気を出さずにクリアーする事だけに集中して的確にボールを蹴りだして欲しい。

18モンレアル

 積極的な攻撃参加からシュートチャンスがあったが活かせず。

16ラムジー

 序盤は良かったと思う。 リンクマンとして中盤から攻撃を組み立てようとする意識は見て取れた。 しかし終盤に向かうにつれてポジションを前に移してしまいアーセナルから「中盤」がなくなってしまった。

34コクラン

 広い範囲をカバーする責務をしっかりとこなす。

28キャンベル

 前半攻撃陣が良いリズムで躍動したのは28キャンベルの貢献があったらこそ。 先制ゴールを奪ったのも当然の結果だろう。 その一方で20分を過ぎた頃から急激に運動量を減らしたのはなぜ? 90分間通して安定したプレーを見せ続けられるかどうかがレギュラー争いの重要なポイントだろう。

11エジル

 前半はまだしも、後半から終盤に掛けて「中盤」なくなったにも関わらず最後まで独りでも戦い続けた。 チームはその想いに応える事は出来るのか?

17アレクシス

 28キャンベルのゴールをアシストする一方で、全体的にはミスパスが多く機能していると言える状態にはまだまだ程遠い。 交代を反対するブーイングが鳴り響いた28キャンベルに対して、静かにピッチを去った17アレクシス。 現在の状態はそう言う事だ。
 
12ジルー

 決めなければならなかっただろう。 もし決めていたらこの試合の結果も12ジルー自身の状況も大きく変わったかもしれなかっただけに残念。 何度も言うが12ジルーが20ゴール奪わなければPL優勝は無理。 復活して欲しい。

23ウェルベック

 28キャンベルに代わり投入されるがインパクトを残せず。

14ウォルコット

 17アレクシスに代わり投入されるがこの試合も消えたままだった。

  
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この後に及んで連敗。

前節のユナイテッド戦でも書きました様に
仮に優勝ラインを勝点81と設定したとするならば
残りの10試合を全勝すれば
まだ到達の可能性は残されていますが
この2試合の状況を考えれば
今度こそ限りなく不可能と言わざる得ないでしょう。

現実的にシーズン折り返してからの成績は
3勝3分け3敗で勝点12しか稼いでいません。
勝率3割3分3厘という現実を考えますと
そこり10試合での成績は
4勝3分け3敗で勝点15を稼げれば上々なのかもしれません。
勿論対戦チームは変わる訳ですから
この数字のまま事が進む訳ではないと思いますが
現在の調子を考えますとこの位の覚悟が必要かもしれません。

この机上の空論のまま残りのシーズンが進むとなると
最終勝点は66になります。
そうなると現在の優勝争いよりも大きな問題になるのが
来シーズンのCL出場権が得られる4位の問題です。
例年4位の目安になるのは勝点70だと思います。
シーズン後半の調子のまま行けば当然この勝点70に届きません。
そして気が付けば5位ユナイテッドが勝点47、
6位ウェスト・ハムが勝点46と
首位レスターとの勝ち点差よりも接近した状況に迫っており
上を見るだけではなく
下も見なければならない状況になてしまいました。
このまま出口が見えない迷路に迷い込んだままならば
本当に足元をすくわれる可能性も十分に考えられます。

カオスと化している様な現在のアーセナルの現状は
我々はすでに他のクラブで目にしていると思います。
切っ掛けとなったバックグラウンドは全く違いますが
ピッチの中で結果が出せないと言う状況は
シーズン前半のチェルシーとまさに同じです。

一人一人はするべき事をしていると
勝手に思い込んでいるかもしれませんが
その一つ一つがチームとして繋がらず
それぞれが好き勝手にプレーしている様な状況に
気が付かないまま時間だけが過ぎていく、、、。

今はとにかく何をする為にピッチに立っているのか
何を求めてピッチに立っているのかを
もう一度見つめ直して欲しいです。
そして求めている自分がそのピッチに立っているのかどうか
もう一度考えて欲しいです。

決してこのままで終わるとは思っていません。
残り10連勝の奇跡だって起こせると信じています。

あとは選手一人一人が本当に
その奇跡を起こす事が出来ると思っているのかどうか
そしてその奇跡を起こそうと思っているのかどうか
試される時だと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:5G18A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G2A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G1A CL:0G2A FA:1G0A


PL:Manchester United vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester United 3−2 ARSENAL
2016年2月28日(日)Barclays Premier League, Old Trafford

Goal
 (29)Rashford
 (32)Rashford
 (40)23Welbeck(←11Özil)
 (65)Herrera
 (69)11Özil


33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

16Ramsey  34Coquelin

23Welbeck   11Özil   17Alexis

14Walcott



(62)14Walcott>>>12Giroud
(70)34Coquelin>>>35Elneny
(82)23Welbeck>>>45Iwobi

Substitutes
 13Ospina
 4Mertesacker
 3Gibbs
 28Campbell


Arsenal 1.jpg情けない、、、。
なんとも情けない敗戦と言わざる得ないでしょう。

タレント力がそのままチーム力を
表しているわけではありませんが
この試合のユナイテッドは
近年の中でも最弱の布陣だったと思います。
その最弱の布陣のユナイテッドに
完敗。

悔しいという言葉よりも
情けないと言う言葉しか浮かびません。

先発は怪我で離脱していた5ガブリエウが先発に復帰し
前線は右サイドに23ウェルベック、
1トップに14ウォルコットが入り
12ジルーはベンチスタートになりました。

試合は怪我人が続出しメンバーを欠いている
現在のユナイテッドを相手にするならば
幾ら年が明けてから調子が上がらないアーセナルと言えども
優勢な試合展開を見せてくれる事を期待しましたが
残念ながらそうはなりませんでした。
見掛け上はアーセナルがボールを支配してはいましたが
一方でアーセナルの攻撃陣は全く機能せずに
貧弱と言わざる得ないユナイテッドの守備陣から
攻略する糸口を全く見つけられないという状況が続いている中で
守備陣はあっさりと失点を許してしまいました。

29分、右SBのヴァレラのクロスを5ガブリエウがクリアーミスし
ゴール前に詰めてきたラシュフフォードに蹴り込まれて失点。

確かにダイレクトで入れたヴァレラのクロスは
コース、スピード、タイミング共に良いクロスでしたが
中に飛び込んできていたマタには合わず
体制が崩れていたとは言え5ガブリエウは
難なくクリアー可能なボールだったと思います。
その様な状況でクリアーミスしてしまったら
残念ながら相手もシュートミスしてくれる以外は
失点から免れる事は出来ません。
絶対に勝つ事が求められたこの試合において
決して犯してはならないミスで失点してしまったのは
残念でなりません。

その失点のダメージを引きずったまま
さらに追加点を奪われてしまいました。

32分、左サイドに開いていたリンガードから中央のマタにパスが送られ
そのままダイレクトでDFライン裏に駆け上がってきたヴァレラにパスが送られました。
そのヴァレラからリンガードに戻されそこから入れられたクロスを
再びラシュフォードにヘッドで決められ失点。

ここでもまたもやミスを犯してしまったと思います。
まず一つ目はこの仕掛けのポイントとなったマタに
誰もマークに付いていなかった所です。
幸いこの時はマタはダイレクトでパスを出してくれましたが
DFラインの手前の中央にいる選手がフリーでパスを受ければ
普通はそのままシュートを入れられておしまいの場面です。
もっとも危険なエリアの一つである
DFラインの手前の中央にいる選手を
誰一人として見ていない事自体
既にこの時点で守備組織は崩壊しています。

そしてもう一つは入れられたクロスに対して
6コシールニーが対応しなかった所です。
クロスを入れられる前にコシールニーは
後ろを確認している様に見えましたが
その後の対応を見る限りには
6コシールニーと5ガブリエウの間にいた
ラシュフォードに気が付いていなかったのかもしれません。
ゴール前で自らの後ろにいる選手を失認していたとなれば
それは大きなミスだと思います。
ハイボールに対してステップバックしながら
飛び上がって競り合うプレーが弱点の6コシールニーが
クロスに反応したとしても
しっかりと競り合えたかどうかは分かりませんが
クロスに何も反応せずに見送ったのは非常に印象は悪いです。

これだけミスを繰り返せばメンバーが揃わないユナイテッドでなくとも
簡単にゴールを奪えるのは当然の話です。
絶対に勝たなければならない試合を
自ら手放してしまう様なお粗末なプレーの連続では
いったいどの様にしたら勝利を掴めると言うのでしょうか?

一方の攻撃陣も非常に悪くしっかりと仕掛けられたのは
試合開始直後の場面くらいだけだったと思います。

6分過ぎ、左サイドに開いていた23ウェルベックからのパスを受けた11エジルが
DFラインの裏に向かって走り込んできた18モンレアルに向けて
ユナイテッドDFの頭を越すおしゃれなダイレクトパスを送りました。
そのパスで抜け出した18モンレアルは
左脚でシュートを放ちましたが
デ・ヘアにブロックされてしまいました。
11エジルのダイレクトパスは素晴らしかったと思います。
しかしそのパスを受けた18モンレアルが左脚でシュートを撃つ為に
1バウンド待ったのは失敗だったと思います。

もしも最初から右脚でシュートを撃っていたら
タイミング的にデ・ヘアはまだ前に出れていませんでしたので
より確度の高いファーサイドを狙う事も可能だったと思います。
しかし左脚でシュートを撃った事で狙えるシュートコースは
デ・ヘアの股間かニアサイドしか残っておらず、
さらに左脚でシュートを撃つ為に
1バウンド待って事でデ・ヘアに一歩前に出る時間を与えてしまい、
その結果としてシュートコースは殆ど残されていませんでした。
確実さを優先して左脚でシュートを撃とうとした
18モンレアルの気持ちも分からなくもありませんが
この場面の勝負所はそのまま右脚を振り抜く勇気だったと思います。

全く機能しない攻撃陣からは
ゴールの匂いが感じられない時間が続きましたが
それでもセットプレーから何とか前半の内に1点返す事に成功しました。

40分、やや左サイドサイドからのミドルレンジのFKを得ました。
11エジルから放たれたそのFKを23ウェルベックがヘッドで押し込み
ゴール!!

前半の内に1点返せたのは良かったと思いますが
その一方でセットプレーでしかゴールに迫る事が出来なかった
と言う問題も露呈した前半でした。

後半に入っても守備陣の低調ぶりは戻らず
その軽いディフェンスで何度か危険な場面が訪れてしまいました。

55分過ぎ、左サイドのFKがファーサイドでフリーで残っていた
シュナイデルランにまで流れていき
シュートを撃たれてしまいました。
幸い飛び込んだ34コクランがブロックする事に成功しましたが
その至近距離からのシュートは非常に危険なシュートでした。

この場面でも5ガブリエウにはクリアーするチャンスがありましたが
再びクリアーする事ができませんでした。
これはミスというほどのミスではありませんが
仮に5ガブリエウがクリアーしていれば
危険な場面が訪れる事はありませんでしたので
些細の事ですが5ガブリエウは猛省するべきだと思います。

一方でシュナイデルランをファーサイドでフリーにしてしまったのも
大きな問題だと思います。
一番ファーサイドにいた34コクランの事を
その背後から体を寄せて自由を奪っていたブリントの
影のファインプレーはありましたが
ファーサイドに流れた行ったシュナイデルランを
誰も見ていなかった事には変わりがありません。
この試合の守備陣の集中力を欠いた状態は
最後まで改善する事なく
この試合を決する3失点目も
集中力の欠いた軽い対応から奪われてしまいました。

65分、ユナイテッドのカウンターは
左サイドに開いたラシュフォードに繋がりました。
そこから中央に走りこんできたエレーラにラストパスが送られ
エレーラのミドルシュートは6コシールニーに当たって
コースが変わりゴールに吸い込まれてしまいました。

そもそもラシュフォードとデパイ、
そして遅れて上がってきたマタに対して
アーセナルはDFラインの4人+34コクランが戻っており
人数的には問題なく対応できる状況だったと思います。
にも関わらずラシュフォードに対応した5ガブリエウは
相手の動きを待っているばかりで自らは何も仕掛ける素振りを見せず
それ以外の選手も皆んながボールウォチャーになりさがってしまい
人数は揃っていても殆ど空気も同然の状態だったと思います。
そして遅れて走りこんできたエレーラに
誰も付いて来ていないと言うミスの上塗りがあっては
もう失点から免れる事は出来ないでしょう。
最後のエレーラのシュートはブロックに飛んだ6コシールニーが
良い塩梅にコースを変えてしまったと言う不運はありましたが
この試合の守備陣は本当に空気の様に軽く
失望してしまいました。

それでも何とか意地を見せて追加点は奪いました。

69分、右サイドからの17アレクシスのクロスを
ゴール前で競り勝った23ウェルベックが押し込みました。
しかしそのシュートはデ・ヘアに防がれてしまいましたが
そのこぼれ球を11エジルが押し込みゴール!!

何とか力技でゴールを奪った後も果敢に攻め続けましたが
完全に崩す事が出来ずゴールを奪えないまま
敗れ去りました。

この試合で起用されたアーセナルの選手の中で
本来のパフォーマンスレベルでプレー出来た選手は
どれだけいたでしょうか?

33チェフは言うまでもありませんが
1ゴール1アシストの11エジル、
両SBの18モンレアルと24ベジェリン、
そして34コクラン位でしょうか?

6コシールニーは非常に悪かったと言うレベルではありませんが
2失点目のクロスの見送り方の印象が非常に悪かっただけに
全体的な印象を悪くしている様に感じます。
そういう点も踏まえますと本来ならのレベルから考えれば
この試合のパフォーマンスは全然納得出来るレベルとは言えないと思います。

一方の5ガブリエウは正直残念に感じます。
1失点目のクリアーミスは余りにも大きなミスでしたし
その後もクリアー可能な場面でクリアー出来なかった場面もありました。
それ以外にもデパイに仕掛けられた場面では
体の構え方が悪く案の定簡単に逆を取られてしまい
苦し紛れに出した脚で倒してしまいました。
ギリギリペナルティの外でしたので良かったですが
ペナルティに侵入してくるアタッカーに対しての対応としては
余りにも不注意で軽い対応だったと思います。
この事が影響したのかどうかわかりませんが
3失点目では今度は寄せる素振りを
まったく見せないと言う対応を見せてしまい
何もプレッシャーを与えられていないラシュフォードに余裕を持って
ラストパスを送らせてしまいました。
強い気持ちを前面に出すスタイルは守備者としては良いと思いますが
その一方で気持ちの起伏が激しいのか
バタバタとする様な印象を強く受け
全体的に安定感を欠いている場面が多い様に感じます。
また状況判断の面でも判断を誤る場面が多く
基本的なプレーの確度も十分に納得出来るレベルのプレーを
まだ見せていない様に感じています。
ボスがここ最近低調なパフォーマンスを見せている
4メルテザッカーを本格的に入れ替えようと考えているのは
多分確実だと思います。
しかしレギュラー奪取の大きなチャンスが巡ってきた
5ガブリエウがその期待に応えるだけのパフォーマンスを
未だに見せていません。
単純にそのチャンスを上手く掴めていないだけならば
まだ今後に期待が出来るかもしれませんが
それが元々の実力的な問題で掴めていないのならば
残りのシーズン後半に大きな問題になる可能性があります。

とにかくこの試合の守備面が余りにも軽かったのは
CBコンビが安定したパフォーマンスを見せる事が出来なかった所が
大きな要因になっていたと思われます。
今後ファーストチョイスから外れた4メルテザッカーだけではなく
5ガブリエウもその期待に応える事が出来なければ
来シーズンに向けて最重要補強ポイントになる可能性があり
この試合のパフォーマンスを見る限りでは
その可能性は非常に高い様に個人的には感じています。

一方の攻撃陣のパフォーマンスも非常に悪かったと思います。

希望するCFで起用されましたが
殆ど印象に残らない程に消えている場面が多かった
14ウォルコットは言うまでもありませんが
キレの戻らない17アレクシスも現在の攻撃陣の中では
ブレーキになってしまっている様に感じます。
全体的に球離れが悪い為に
17アレクシスの所で流れが停滞する事が多く
その上、無理に仕掛けようとする事も多い為に
キレのない17アレクシスは突破する事が出来ずに
ボールをロストする場面が何度もありました。
そしてキレがない問題だけではなく
周りの状況が十分に見えていない様にも感じます。
調子の良い時の17アレクシスは
周囲の状況を「肌」で感じる様な研ぎ澄まされた感覚を感じましたが
今の17アレクシスはガチャガチャとした雑音の鬱陶しさ中で
プレーしている様に見えてしまいます。
何とかしようとする気持ちが強すぎるのかもしれませんが
心身ともにバラバラの状況でプレーしている様に感じる
今の17アレクシスのプレーからは全く余裕が感じられず
楽しんでプレーしている様に見えない所も心配ではあります。
既に負のスパイラルに陥っているのかもしれませんが
その負のスパイラルから抜け出す切っ掛けを
なるべく早く掴んで欲しいと切に思います。

23ウェルベックは良い面と悪い面が半々と言う感じでしょうか。
良い面は先制ゴールや追加点を奪った場面の様に
ゴール前での密集地帯でも優れたフィジカル能力を発揮して
競り勝つ強さを見せてくれた所です。
その一方でこれから仕掛けようとしている最中に
不用意なミスパスが目立つ所は大いに問題だと思います。
特にパスサッカーを主体とするアーセナルに於いては
パスを繋いでリズムを奏でさせる事が出来るか否かは
まさに生命線といっても過言ではないと思います。
アーセナルのスタイルと一線を画す23ウェルベックは
攻撃陣にバリエーションを与える一方で
異質に映る事もある様に感じます。

そして最も問題の様に感じるのが16ラムジーかもしれません。
この試合ではDFラインからパスが出せずに
CBの二人が止むを得ずボールを持って上がって行く場面が
何度となく繰り返されました。
勿論ユナイテッドがマンマークで守っていた為に出来た
ギャップを突いてボールを持ち上がる事で
チャンスを生み出す事もあると思いますが
反対に単純にDFラインからパスを出す事が出来なかった
と言う見方も出来ます。
中盤からユナイテッドが執拗にマンマークを仕掛けてきたのは確かですが
そのマンマークを前の選手たちが振り解き
そしてマンマークによって出来たギャップに入り込んで
パスを引き出す事が出来ていなかったのは確かだと思います。
CFや11エジルが降りてきても良いと思いますし
サイドの選手がポジションを移しながら入るのも良いと思います。
しかし前線の選手が下がってくるよりも
より効率良くスムーズに攻撃を組み立てる為には
中盤センターである16ラムジーが
その役割を最も担わなければならなかったと思います。

しかしその16ラムジーはとにかくポジショニングが悪い。
悪いと言うよりも分かっていないと表現した方が
確かなのかもしれません。
ゴール前ではタイミング良くギャップに入り込み決定的な仕事をしますが
なぜか中盤に入るとパスを引き出す動きが
平凡以下になってしまいます。
確かに中盤でもよく動いてはいますが
パスコースを見出せない様なポジショニングや
他の選手と被ってしまう様なポジショニング、
そしてパスを出しても出さなくても
状況に変化が訪れる事のない様なポジショニグ等、
とにかくセンスを感じられないポジショニングが非常に多いと思います。
そして仮にパスを受けたとしても
そこから前に進ませられないと言う問題もあります。
元々16ラムジーは相手のマークに対して
非常に弱気の所がある様に感じます。
マークが付いている選手に対して
積極的なパスを出せないという面と共に
ボールを保持している時にマークに付かれてしまうと
本当に目の前の状況を見るのがやっとと言う様に感じる程
視野が狭くなっている様に見えます。
結果としてリスクを冒してでも前を向く事が出来なくなり
必要以上にセーフティーなプレーに傾倒してしまう傾向がある様に感じます。

この試合中でも、17アレクシスが16ラムジーになにやら叫んでいましたが
身振り手振りから想像すると
「なぜボールを前に進ませないんだ」
と言っている様に見えましたし、
痺れを切らした11エジルが何度もDFラインまで下がってきて
自分で攻撃を組み立て始めていました。
この事からもピッチにいた誰もが
ボールを前に進ませられない事に問題を感じており
そして16ラムジーではそれは無理だと
感じている様にも見えました。
元々はCMFタイプの選手だったので
19カソルラが戻ってくるまでは
なんだかんだと持ち堪える事を期待しましたが
少なくとも現在の16ラムジーは
司令塔タイプでもリンクマンでもなく
完全にアタッカーに近いカラーの選手になっていますので
CMFとして多くの事を期待するのは現時点では難しいのかもしれません。
タイプ的には打開策と期待した35エルネニーも
この試合では起用されましたが
残念ながら中盤の停滞を改善させる様なプレーを
見せてはくれませんでしたので
今後も16ラムジーに期待し続けるしかないのが現状かもしれません。
一向に復帰する気配がない10ジャック、
再離脱してしまった7ロシツキを
19カソルラと同時に失うと言う不運はあったとしても
11エジルや17アレクシスを活かす為には
このポジションを再構築する必要はあると思います。

怪我人が続出してベストメンバーが組めず
若い選手を起用せざる得ないユナイテッドの選手が見せた
チームが一丸となってこの危機的な状況を乗り切ろうとする姿勢、
巡ってきたチャンスを掴もうとする若手の勢いに比べ
絶対に勝たなければならなかったはずのアーセナルの選手は
勝利を求めていたかもしれませんが
強い気持ちで挑んできたユナイテッドを凌駕する様な
高い志を感じられなかったのは残念です。


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33チェフ

 3つの失点は残念ながら33チェフを持っていてもどうする事も出来なかっただろう。

24ベジェリン

 不安定なCBの分までよく走っていたが、この試合のDFラインはどうしようもない位に軽かった。

5ガブリエウ

 4メルテザッカーからポジションを奪うチャンスだが、そのチャンスを全く活かせず。 それ以上にポジションを任せるだけの器かどうかを考えさせられる。

6コシールニー

 悪くはなかったがこれまでも時々見せてしまう、競り合うべき所を競り合わずに見送てしまう悪い所が出てしまった。 仮に飛び上がったとしても防げたかどうかは分からないが、競り合う姿勢を見せるだけで相手のプレッシャーになる事もある。

18モンレアル

 中盤が全く機能しないためにサイドを経由して前に推し進める。 それにしても序盤のビッグチャンスは決めなければならなかっただろう。

16ラムジー

 この試合の攻撃陣が停滞した大きな要因は16ラムジーにあっただろう。 DFラインから前線に繋げる事が全く出来ずに攻撃陣にリズムを生み出す事が出来なかった。

34コクラン

 中盤の底を良くカバーしていたが空気の様に軽いこの試合のDFラインをフォローする事は出来ず。

23ウェルベック

 得点シーンでは存分に持ち味を発揮するが、それ以外では安易なパスミスでリズムを崩す。

11エジル

 痺れを切らして度々DFラインまで下がって攻撃を組み立てようと奮闘する。 そうすれば確かにボールは前に進むが、ゴールに直結するプレーに絡む機会を削いでしまう。

17アレクシス

 空回りという表現が一番だろう。 打開するために頑張るもその多くが裏目になってしまう。
 
14ウォルコット

 殆ど消えていて印象に残らず。

12ジルー

 後半投入されるも状況は殆ど変わらず。

35エルネニー

 そのパスさばきで中盤の停滞感を打開する事を期待したが効果的なプレーは殆ど見せられず。

45イウォビ

 終盤投入されるが、雰囲気に飲まれて本来の姿は見せられず。 個人的にはここで投入するべきだったのは28キャンベルだったのではないか?と感じる。 攻撃陣が全く機能しない状況を考えれば個の力でなんとかする事が出来る28キャンベルの方が可能性があったと感じる。 多くの若手を使っていたユナイテッドに対抗意識が出た訳ではないと思うが、、、。
 
 
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優勝争いを考えますと非常に痛い敗戦です。

これで残り11試合の現時点での勝点は51、
首位レスターとの勝ち点差は5に広がりました。

現時点での勝ち点差を考えますと
まだ逆転は可能の様な錯覚を起こしますが
シーズントータルで考えますと
逆転優勝する事はかなり厳しい様に感じます。

ここ10年のPL優勝チームの勝点は
10/11シーズンのユナイテッドの勝点80を除いては
全て80点台後半です

仮に残り11試合を全勝したとしても
アーセナルの最高勝点は84までしか伸びません。
そう考えますと例年通りならば
優勝に必要な勝点に既に届かなくなっています。

PL優勝チームの勝利数に注目してみても
多くの優勝チームの勝利数は27〜28勝です。
現在15勝のアーセナルが残り試合を全勝しても
26勝しか出来ませんのでそれも足りません。

一方の首位レスターは現在の勝点は56の16勝で
最高到達点は勝点89の27勝、
2位スパーズは現在勝点54の15勝で
最高透徹点は勝点87の26勝です。

勝点80点台後半と言う優勝ラインを考えますと
レスターもスパースも到達可能ですが
勝利数の優勝ラインにはレスターが何とか届く計算になります。

当然ですが残りの11試合を全勝する事は
現実的には限りなく不可能に近く
単純に今シーズンのレスターの約6割の勝率を考えますと、
残り試合での勝利数は7勝となり
そしてその他の試合を全て引き分けて7勝4分けとなったら
残りの11試合で得る勝点は25
最終勝点は81点になります。

仮に優勝ラインが勝点81ならば
まだアーセナルでも到達可能な数字になります。
しかしその勝点に到達するためには
残りの11試合で10勝する事が必要であり
さらに得失点差を考えますとそれでもギリギリだと思われます。

どちらにせよもしもアーセナルが逆転優勝するならば
残りの試合を全勝するしかないのが現実だと思います。
そして残りの1試合1試合の全てが
PL優勝を賭けた試合と考えた方が良いと思います。
もしもその11試合の内で1試合でも敗れたその時点で
残念ながら優勝は諦める必要があると思います。

それ程の覚悟を持って残りの11試合を戦い抜く事が出来るかどうか
その覚悟が試される時だと思います。

巷ではレスターのミラクルを期待する声が多いかもしれませんが
残りの11試合を全勝し
アーセナルこそが本当のミラクルを起こす事ができるチームである事を
証明する事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:3G0A CL:0G0A
11エジル     PL:5G18A CL:2G0A 
12ジルー     PL:12G4A CL:5G0A FA:1G0A 
14ウォルコット  PL:4G2A CL:2G1A FA:0G1A CS:0G1A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:4G3A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:6G1A CL:3G4A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:2G1A CL:0G2A FA:1G0A