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2016/17シーズンに向けて〜〜最終回〜〜 [Arsenal F.C.]

2016/17シーズンに向けて:最終回

Arsenal 1.jpg


2015/16シーズンが終わり
来シーズンに向けて移籍市場が動き始めましたが
この夏はユーロ2016、コパ・アメリカ、リオ・オリンピックと
大きなイベントが重なってしまっているだけに
それぞれの大会の前後での市場価値の変化や、
そして大会中の負傷のリスク等も
考慮しながら動かなければなりませんので
一般的にはそれぞれの大会が終わるまで
大きな動きが見られない事が多い中、
早々に16ジャカの獲得が決まった事は
個人的には非常に嬉しかったです。

それにしてもこの16ジャカを獲得する上で
珍しく思い切った投資をしたと思います。
報道により獲得に要した移籍金は
£3000万〜3500万と多少ばらつきがありますが
現時点でのワールドワイドのネームバリューを考えますと
これまでボスが重視していた適正価格的には
多く見積もっても£2000万〜2500万位ではないかと思います。
その16ジャカに対して£3000万も投資したのは
この夏の補強に対する積極的な姿勢として
大いに評価したいと思います。

そして16ジャカのプレースタイル的にも個人的に希望していた
「一定以上の守備力を有している司令塔タイプ」に
完璧に合致するスタイルだと思いますので
今後の活躍を大いに期待したいと思います。

この16ジャカに続いて更なる補強が期待されますが
最近の報道の流れを見ますと
レアルに一度買い戻される予定のモラタと
ボルトンのホールディングの獲得が
一番信憑性がある様に感じます。

レアルはモラタをユーベから3000万ユーロで買い戻す事は
ほぼ決定したと言われていますが、そのままチームに留める事なく
6000万ユーロでの売却を目論んでいると言われています。
そうなると最低でも£4500万レベルの投資が必要になりますが
その様な具体的で高額な移籍金の噂が出ても
アーセナルが撤退すると言う噂は出てきませんので
そのレベルの投資をする用意があると理解したいと思います。

実際、モラタも定期的な出場機会、
特にレギュラークラスでの出場機会を欲っしている事から
レアルに戻った後のBBCのバックアッパーと言う扱いは
希望していないと思います。
その点に付いてはアーセナルにも12ジルーとの
ポジション争いは存在しますが
レアルに比べるとレギュラークラスで起用されるチャンスは
大いにあると思われますので
モラタの希望をある程度叶えられると思われます。

では実際の所、モラタに£4500万の投資が出来るのかどうか?
£4500万と言えば11エジルを獲得した時の£4250万を超えて
クラブレコードの投資となります。
既にこの夏は16ジャカを獲得するのに£3000万出費していますので
モラタの移籍金を合わせると£7500万にもなります。

これまでのアーセナルの投資パターンを考えますと
2人の選手に対してメインターゲット級の投資をする事は
殆どなかった様に思われますが
投資総額として考えれば
一夏で£7500万以上の投資をした事はありますので
不可能な金額ではない様に感じます。

この2選手をこの夏に獲得出来れば
それだけで非常に大きな補強になると思いますが
個人的には更にCBの補強も実現させて欲しいと強く思います。

最近ではボルトンのホールディングの名前が良く挙がり
実際移籍金も提示したとの噂もある様です。
しかし現時点でのホールディングは即戦力とは言いがたく、
将来的な投資か或いはホームグロウンの問題に対する
獲得と考えるのが妥当であり
来シーズンに向けて不十分のセクションを
また残したまま戦わなければならなくなる可能性があります。

勿論、予算の関係上上記の2人以外に
高額投資出来る予算が残っていないのかもしれませんが
本当にそうでしょうか?

PLのクラブは来シーズンから放映権料が改定された事により
これまでのシーズンよりも約£5000万の増収が噂されます。
放映権料の増収はクラブが何か投資した結果得られる収入とは異なり
誤解を招く言い方かもしれませんが、
これまでと何も変わらずこれまで通りにしているだけで
得られるお金だと思いますので
言うなればその全てが収益と考えられると思います。
そう考えますと素人考えですが
放映権料で得た増収分の全てを補強資金に回したからといって
それがクラブの財政状況に大きな影響を及ぼす様な事には
ならないと思われますので
更なる投資をする事は可能な様に感じます。

勿論、実際放映権料の増収分の全てを
補強資金に回す事は出来ないでしょうし
週給£20万のクラブレコードで
11エジルの契約を更新しようとしている予算も
こう言う所から出てくるのかもしれません。

それでもこれまでの夏よりも
少なからず大きな予算が手元にあるのならば
それをCBの補強に使って欲しいと考えます。
そして個人的にはエヴァートンのストーンズの獲得に
使って欲しいと思います。
仮にストーンズの獲得に動いたとしても
競合するであろうマンチェスターの2クラブと
チェルシーも同様に放映権料の増収で
これまで以上に巨額の予算を手にしていると思われます。
その様なクラブとの入札合戦になれば
勝てる見込みは殆ど無いかもしれませんが
もしも競り勝って獲得する事が出来た場合には
それらのクラブとの間に優位性が生まれると思いますので
これまででは考えられない様な目を疑う投資を
見せて欲しいと強く思います。


一方、契約満了を迎え退団が発表されたアルテタ&ロシツキ、
そして同じく契約満了を迎える20フラミニ以外にも
この夏チームを離れる可能性がある選手は何人かいると思います。

この冬にボルドーへローン移籍した2ドゥビュシーは
既にアーセナルから心が離れている様な発言を繰り返していますので
この夏にチームを離れる可能性が高いと思います。

同様に今シーズンアヤックスとチャールトンへローンで出ましたが
どちらのクラブでも結果を残す事が出来なかった
22サノゴも放出される可能性が高い様に感じます。

そして1シュチェスニーと13オスピナの去就も不透明です。
今シーズンローマへローンで出ていた1シュチェスニーは
正GKとして一定の評価を勝ち取り
本人はローマへの残留を希望していると言われます。
しかしローマはインテルナシオナウから
ブラジル代表のアリソン・ベッカーを獲得すると言われていますので
当然1シュチェスニーはアーセナルに戻る事になりますが
このまま33チェフのバックアッパーに収まるとは考えられず
この夏の去就は不透明のままです。
一方の13オスピナの方は更に具体的な話が挙がっており
以前から噂されているベシクタシュが
本気で獲得に動いていると言われています。

それ以外では以前は7アレクシスの引き抜きの噂が絶えませんでしたが
先日背番号を「7」に変更すると発表された事で
来シーズンの残留が決定したと言って良いと思いますが
一方で契約延長の交渉はユーロが終わってからと
以前から明言していた11エジルに
バイエルンからの引き抜きの噂が出始めています。
これまでの経緯を考えますと
11エジルがこの夏にアーセナルを離れる様には
個人的には感じていませんが
仮にストライカーの補強に失敗する様だと
心象的に良い感情を抱くとは思えず
残留すると信じていますが
どんでん返しが無いとも言い切れません。

これ以外で不透明なのは
14ウォルコット、15チェンバレン、3ギブスの
イングランド籍の3人です。
ホームグロウンの問題がありますので
この3人を手放す事は基本的には反対ですが
戦力的な部分を考えますと絶対的に必要な選手と
言い切れなくなっているのも事実だと思います。

最近頭打ち感は否めない3ギブスに関しては
18モンレアルに完全にポジションが奪われてしまったとは言え
バックアッパーとしては計算出来る存在だと思いますので
まだチーム内に居場所はある様に感じますが
15チェンバレンと14ウォルコットに関しては
その居場所があるのかどうかが分からなくなっている様に感じます。

14ウォルコットはCFへのコンバートを志願し、
そして実際チャンスも与えられましたが結果を出す事が出来ずに
序列的にも12ジルー、23ウェルベックに次ぐ
3番目にまで落ちてしまいました。
来シーズンに向けて今後もCFとして勝負するのか
心機一転サイドアタッカーに戻るのか
岐路に立たされていると思います。
仮にこの夏に新たなストライカーを獲得した場合は
今シーズン以上の厳しいポジション争いが待っていると思われますが
サイドに戻ってもそれは同様であり
このままでは来シーズンの出場機会は激減する可能性もあります。

一方の15チェンバレンも同様にチャンスを与えられ続けていますが
結果を出す事が出来ていません。
15チェンバレンの場合は7アレクシスや28キャンベルだけではなく
本来は中央が本職の16ラムジーや10ジャック、
そして新進気鋭の17イウォビとも
ポジション争いをしなければなりませんが
現状としてはこれらの選手とのポジション争いに
大きく遅れを取っている感は否めません。
そう言う意味では14ウォルコット同様に残留した場合でも
厳しいシーズンを送らなければならない可能性が高い様に感じます。

よってこの夏にチームを離れる可能性がある選手は以下の通りです。
7ロシツキ(契約満了)
8アルテタ(契約満了)
20フラミニ(契約満了?)
2ドゥビュシー
22サノゴ
1シュチェスニー
13オスピナ
14ウォルコット
15チェンバレン
3ギブス

2ドゥビュシーに関しては24ベジェリンのバックアップには
21チェンバースと怪我でリハビリ中の25ジャンキンソンがいますので
穴埋めをする事なく退団すると思われます。
22サノゴに関しても戦力として捉えていないと考えられ
補強の有無に関わらず移籍先を探す事になると思われます。
1シュチェスニーと13オスピナに関しては
両名を同時に手放す事は考えられず
状況的には今シーズン1年間バックアップを務めた
13オスピナがお役目御免で移籍の許可が下りて退団し
1シュチェスニーはチームに戻される様に個人的には感じていますが
1シュチェスニーがポジションを失う切っ掛けとなった
喫煙事件をボスが完全に許している事が条件になる様に感じます。
仮に許していなければ同時放出もあり得るのかもしれませんが、
そうなると26マルティネスが第2GKを務める事になります。
しかし、ローン先のウルヴァーハンプトンでは
シーズン序盤こそは先発で起用されていましたが
シーズン途中からポジションを失ってしまい
シーズンの半分以上はベンチで過ごしていましたので
第2GKの任を務められるかどうか若干不安を感じています。
そうなると1シュチェスニー&13オスピナを
同時に放出した場合には新たなGKの獲得が必要になるかもしれません。
14ウォルコットに関しては
23ウェルベックが怪我で長期離脱が決まっていますので
この夏に放出される事は無いと思われますが
15チェンバレンに関しては放出しても
戦力的なダメージは殆ど無いかもしれませんので
放出する可能性はあると思います。
しかしまだ22歳と若い事を考えますと
個人的にはPLのクラブへシーズンローンに出て
定期的な出場機会を得る事で成長を促す事が
ベストな解決策と考えます。
3ギブスに関しては最近になってもロドリゲスの獲得の噂が出る様に
チームを離れる可能性があるのかもしれません。
仮に3ギブスがチームを離れた場合は
左SBは18モンレアル一人になってしまいますので
補強の必要性が出てくると思いますが
個人的には3ギブスを放出する必要性は感じていませんので
残留を希望しています。
とは言え、ロドリゲス自身は
多くのビッグクラブが興味を示すタレントですの
獲得すればチーム力の向上に繋がるとは思いますので
獲得しても良いと思いますが、、、。


この夏はすでに獲得が決定した16ジャカ、
それに続いてストライカーとCBに
モラタとストーンズを獲得出来れば
PL制覇が見えてくる満点の補強になると思います。
しかし現実的にはストーンズの獲得は非常に困難だと思いますので
獲得出来なくても仕方が無いと思いますが
最低でもモラタの獲得は成し遂げて欲しいと思います。
一方でこの夏にチームを離れる可能性がある選手に対する補充は
1シュチェスニーと13オスピナが同時に移籍する場合に限り
GKの獲得が必要になると思いますが
それ以外は3ギブスがチームを離れる様なサプライズがない限り
必要性は感じません。

既に獲得を決めた16ジャカに続いて
我々グナが心踊らせる様な選手の獲得を
この夏はもっと期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


2016/17シーズンに向けて〜〜補強ポイント、CB〜〜 [Arsenal F.C.]

2016/17シーズンに向けて:補強ポイント、CB

Arsenal 1.jpg


〜〜〜CB〜〜〜

メディ・ベナティア(29歳):CB
バイエルン・ミュンヘン
190cm 92kg
モロッコ代表
£

ジョン・ストーンズ(22歳):CB
エヴァートン
188cm 70kg
イングランド代表
£4500万

マルキーニョス(22歳):CB
パリSG
180cm 79kg
ブラジル代表
£

ロブ・ホールディング(20歳)
ボルトン
182cm
イングランドUー21
£500万


(年齢は2016年7月1日現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

4メルテザッカーに衰えが見え
次代を担うはずの5ガブリエウも
未だに不安定なプレーが多いCBも
この夏に補強が必要なポジションだと思いますが
このポジションの補強の噂はあまり聞かれないのが現状です。

その様な状況で何度か噂に出ていたのが
バイエルンのベナティアです。
この夏バイエルンがドルトムントからフンメルスを獲得した事で
今後ベナティアの出場機会は激減すると言われています。
その為にこの夏にベナティアはバイエルンを離れるのではないかと言う噂には
非常に信憑性を感じます。

フィジカル的に恵まれているベナティアは
地上戦でも空中戦でもとにかく1対1に滅法強く
それでいてスピードや俊敏性も優れ
脚元の技術も水準以上という印象を受けます。
ローマ時代にはセリエA最高のCBの称号を受け
2014年夏に3000万ユーロの移籍金でバイエルンに移籍しました。
しかしバイエルンに移籍してからはペップのスタイルへの適応に苦しみ
セリエA当時の凄みを見せる事なく停滞感が漂っています。
しかし、これはペップのスタイルに苦しんだだけの可能性もあり
環境が変わればセリエA当時の凄みを見せてくれる可能性があると思います。
そして人に対して強いストッパータイプのベナティアはPL向きであり
その上でスピードがあるCBはボス好みの様に感じます。
唯一の懸念は29歳と言う年齢で
30歳を超えた4メルテザッカーと6コシールニーからの
世代交代の事を考えますと
ほぼ同年代のベナティアを獲得するのは
得策ではない様に感じます。
しかし、最近は優秀なCBが移籍市場に出る事自体が稀ですので
チャンスがあるならば年齢の事は目を瞑って
獲得に動いて欲しいと思います。

その一方で20代前半のCBに目を向けると
少なからずこの夏に動く可能性が考えられているのは
エヴァートンのストーンズと
パリSGのマルキーニョスだと思います。

チアゴ・シウバとダビド・ルイスに阻まれて
出場機会が限られているマルキーニョスが
現状に満足していないというのは周知の事実で
主力としての出場機会を欲しているマルキーニョスには
潜在的に移籍する可能性が燻っていると言われています。
しかし次代を担うマルキーニョスの放出を
実際にパリSGが認めるとは考えられませんので
獲得するチャンスはないと思われますが
もしも市場に出る様な事があれば
積極的に動いても良い様に思います。

一方のストーンズはいよいよステップアップする時期に
来ているように感じます。
昨夏はチェルシーの執拗なオファーを
エヴァートンは頑なに拒み続けましたが
現実的に今後のストーンズの成長を考えますと
今よりも高いレベルでの戦いが必要になっている様に感じますので
この夏はステップアップする可能性があると思います。
フィジカル的に線が細い所が弱点と言われますが
その一方で鋭い読みを駆使したクレバーなディフェンスを見せ、
脚元の技術レベルが高く、
正確なフィードには高い評価を受けていると思います。
そのイングランドの将来を担うストーンズを狙っているクラブは
イングランドだけでも多数存在し
監督がコンテに代わった事で
現在のチェルシーがどれだけ興味を持っているかは分かりませんが
少なくともマンチェスターの2クラブは
虎視眈々と狙っていると言われています。
その影響もありストーンズを獲得する為には
最低でも£4000万以上の移籍金が必要と言われています。
これまでの状況を考えますとボスがDFに£4000万以上投資するとは
到底考えられませんので
ストーンズの獲得候補のクラブの本命に
アーセナルの名前が挙がる事はあまりなかったと思います。
しかし、イングランドのクラブである以上
DFラインにイングランド代表の中心選手を迎えると言う意味は
純粋な戦力以上に大きな意味があると思います。
かつて高額な移籍金でユナイテッドに移籍したファーディナントは
その後10シーズン以上の間、
ユナイテッドの黄金期を支えた様に
少なくとも今後10年近くの間は
イングランド代表の中心としての活躍が期待出来る
ストーンズを獲得する事出来れば
今後10年間はアーセナルのDFラインを支える
大きな礎になると考えられます。

これまでのアーセナルの方針を考えますと
DFに£4000万以上の投資をするのは
クレイジーな事かもしれませんが
今後10シーズンの間、中心選手としての活躍が実現すれば
今、£4000万の投資をしたとしても
結果的には大した額ではない様に感じます。
今後アーセナルの黄金期を築く為にも
ストーンズを獲得して欲しいと個人的には思います。

本命となる獲得候補が実際には見当たらない事もあり
最近はボルトンのロブ・ホールディングの噂が多く聞かれます。
実際ホールディングのプレーはダイジェスト映像でも
殆ど見た事がありませんので
どの様なプレーを見せてくれるのか分かりません。
ボルトンの下部組織からの生え抜きで
イングランドU−21代表にも選ばれているホールディングは
昨シーズンまではリザーブが主戦場で
右SBを中心に左右のSBで起用される事が多く
CBでの起用はあまりなかった様ですが
今シーズン半ばからファーストチームで起用される様になり
そのままCBのレギュラーを掴み取り
最終的に今シーズンのクラブ最優秀選手に選ばれた事を考えますと
非常に大きなポテンシャルがある選手だと思われます。
その一方でSBとCBの両方を兼務すると言うキャラクターは
21チェンバースと似通っていると思います。
選手としてのキャラクター的にも年齢的にも
21チェンバースに近いホールディングを獲る必要性は
個人的には感じませんので非常に疑問を感じますが
もしもホームグロウンの問題に対する獲得ならば納得です。


個人的にはこの夏にレギュラーを任せる事ができる
実力者を加えたいと思っていますが
これといって信憑性がある噂は出てきていません。
その様な状況だけに個人的な希望が先行してしまいますが
個人的に獲って欲しいのはエヴァートンのストーンズです。
ストーンズ獲得には£4000万以上の投資が必要になりますので
実際獲得に動けるかどうかは分かりませんが
今後10シーズンの間、主軸として任せられると共に
他のビッグクラブを出し抜いて獲得できた時の優位性を考えますと
無理してでも獲得に動いて欲しいと個人的には思います。

しかし、これまでのアーセナルの方針からすると
£4000万以上投資してストーンズの獲得に動くとは考えにくく
世代交代の課題は棚上げになりますが
ベナティアがバイエルンから離れる様ならば
ベナティアの獲得を目指して欲しいと思います。


・・・つづく。


グラニト・ジャカ獲得!! [移籍情報]

グラニト・ジャカ(23歳)をボルシアMGから獲得しました。

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185cm 82kg
CMF
移籍金£3000万(推定)
背番号 16(追記)
スイス代表


ボルシア・メンヒェングラートバッハのCMF、
グラニト・ジャカを獲得しました。

ブンデスリーガ:通算108試合出場6ゴール3アシスト
ヨーロッパリーグ:通算16試合出場3ゴール2アシスト
チャンピオンズリーグ:通算5試合出場1アシスト
チャンピオンズリーグ予備予選:通算2試合出場
DFBポカール:通算9試合出場2アシスト

2012年7月にバーゼルから
ボルシア・MGに加入したジャカは
最近はキャプテンマークを腕に巻く事もある様に
中心選手として活躍していました。

ジャカのプレースタイルは先日も書きました様に
中盤の底を主戦場とし
テンポ良くパスを捌いて攻撃にリズムと方向性を示し
正確でレンジの広いロングパスも操る事が出来る
左利きの司令塔タイプの選手という印象で、
最も近い選手はシャビ・アロンソだと思います。

それと共に185cmとフィジカル的な強さを活かして
守備の局面でも存在感を示しますが、
若干プレーが激しすぎる所があり
ブンデスリーガの4シーズンで
イエロー29枚、イエロー2枚での退場4回
そして一発レッドも1回受けており
カードコレクターと揶揄される事もありました。
しかし、今シーズン一発レッドを受けて3試合出場停止を受けてから
ファールの多さを自覚したのか
その後劇的にカードを受ける機会が減った事を考えますと
メンタル的に一歩成熟した様にも感じます。

その一方で、その激しい気性は
言い換えれば戦う事が出来るファイターとも表現でき、
そのファイターとしての側面は
アーセナルのスカッドに足りない側面でもありますので
良い方向に導く事が出来ればアーセナルに
多くの物をもたらしてくれる可能性もあると思います。

加入後は、19カソルラと3列目でコンビを組む事が予想されますが
中盤の底で守備の仕事をこなしつつ
司令塔として振る舞う事が出来るジャカは
コンビを組む19カソルラの負担を減らし
今以上に前線の選手と絡む自由度は増やしてくれる事が考えられます。
そして今シーズン後半、
リンクマンとして全く機能する事が出来ずに
中盤に停滞を招いた16ラムジーのセンターでの起用時の問題も
解決する事が出来るかもしれません。
又、場合によっては3センターのアンカーとしても機能する可能性があり
これまで何度となく導入に失敗してきた
4−3−3のオプションを導入出来るかもしれません。

ジャカは現時点ではまだワールドワイドに
名が知れた選手ではないかもしれませんので
£3000万と言われる移籍金は若干高いと感じますが
23歳とまだ若く、
今後ワールドクラスの司令塔に成長する可能性がある事を考えれば
最終的には安い買い物になるかもしれません。

中盤の守備面での安定を保ちつつ、
攻撃面ではリズムと推進力を与える存在になる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
IN

ボルシアMGから
 CMF グラニト・ジャカ(23歳)移籍金£3000万(推定)スイス代表



OUT





2016/17シーズンに向けて〜〜補強ポイント、ストライカー〜〜 [Arsenal F.C.]

2016/17シーズンに向けて:補強ポイント、ストライカー

Arsenal 1.jpg


〜〜〜ストライカー〜〜〜

アルバロ・モラタ(23歳)
ユベントス
190cm 82kg
スペイン代表
£5100万

ロベルト・レヴァンドフスキ(27歳):CF
バイエルン・ミュンヘン
184cm 78kg
ポーランド代表
£7000万

カリム・ベンゼマ(28歳):CF
レアル・マドリード
187cm 84kg
フランス代表
£

ゴンサロ・イグアイン(28歳):CF
ナポリ
184cm 82kg
アルゼンチン代表
£7300万(バイアウト条項)

ピエール=エメリク・オーバメヤン(27歳):CF、サイドアタッカー
ボルシア・ドルトムント
187cm 80kg
ガボン代表
£7000万

ミヒー・バチュアイ(22歳):CF
マルセイユ
182cm 78kg
ベルギー代表
£3500万

ヴィンセント・ヤンセン(22歳):CF
AZ
180cm 79kg
オランダ代表
£

アルカディウシュ・ミリク(22歳):CF
アヤックス
183cm 73kg
ポーランド代表
£

ズラタン・イブラヒモビッチ(34歳):CF
パリSG
195cm 95kg
スウェーデン代表
フリー

(年齢は2016年7月1日現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この夏に絶対に強化しなければならないポジションは
ストライカーだと個人的には思っています。

そして「シーズン20ゴール」を保証するような
ストライカーを加える事が出来なければ
来シーズンも苦しいシーズンを送る事になる事が考えられますので
このミッションは絶対に成功させなければならないと思います。
しかし、元々「シーズン20ゴール」を保証できるストライカーは
それほど多くはありません。

そこで、アーセナルに合うかどうかは別として
今シーズンの各リーグでの得点ランキング上位者を参考にしますと、
「シーズン20ゴール」を期待できるのは
プレミアリーグだと
ハリー・ケイン、アグエロ、ヴァーディー、ルカク辺りまで、
リーガ・エスパニョーラだと
スアレス、ロナウド、メッシ、ネイマール、
ベンゼマ、グリーズマン辺りまで、
ブンデスリーガだと
レヴァンドフスキ、オーバメヤン、ミュラー辺りまで、
セリエAだと
イグアイン、
そしてイブラヒモビッチ辺りの名前が挙げられます。

そしてこの夏は純粋なCFの獲得がターゲットになると思いますので
この中からメッシやロナウド等の
サイドを主戦場にしている選手を除くと
ハリー・ケイン、アグエロ、ヴァーディー、ルカク、
スアレス、ベンゼマ、
レヴァンドフスキ、オーバメヤン、
イグアイン、イブラヒモビッチと言う名前を挙げられると思います。

さらにこの中の選手からこの夏に移籍市場に出る可能性を考えますと、
スパーズのハリー・ケインの獲得は
当然不可能に近いのは言うまでもありませんが
早々にレスターへの残留を表明したヴァーディーも
対象から外れると思います。
また、所属クラブからの移籍を基本的には望んでいない
アグエロ、スアレスもこの夏に動く可能性はないと思われます。
一方、ベンゼマとレヴァンドフスキはクラブ側は放出を望んでいませんが
ベンゼマは例の恐喝事件の判決次第では放出される可能性が残っており
仮にベンゼマが放出される様な事があった場合は
レアルはレヴァンドフスキの獲得に動くと言う噂もありますので
この2選手は絶対に動かないとは言い切れない状況だと思います。
又、クラブ側は放出に難色を示していますが
本人たちはステップアップを希望しているのが
ルカク、オーバメヤン、イグアインで
この3選手にイブラヒモビッチを加えた4選手は
この夏に動く可能性が高い様に感じます。

それではここからが本題になりますが
アーセナルをPL優勝に導き、CL上位進出を果たす為には
本当ならばベンゼマやスアレスやレヴァンドフスキの様な
万能型と言われるタイプながら
しっかりとゴール数も稼げるストライカーが理想だと思いますが
現実問題としてこれらの選手を獲得するならば
巨額の移籍金と巨額の年俸を用意して
強奪するしかありませんので獲得するのはほぼ不可能だと思われます。
唯一可能性があるとすればベンゼマに有罪判決が出て
レアルが放出に踏み切った場合ですが
それ以外はこの夏に移籍市場に出てくる事はないと思われます。

そうなりますと上記の4選手の中から考える必要が出てきますが
この中で最もフィットしそうなのはイグアインだと思います。

イグアインはどちらかと言えば
年々点取り屋としての色合いを強めており
今シーズンもセリエA記録を塗り替える36ゴールを挙げました。
今シーズンのイグアインの特徴は
ペナルティに入ったらどの様な状況からでも
ゴールを奪ってしまう所だと思います。
この点は相手にゴール前のスペースを消されてしまうと
攻撃の糸口を失う事が多かったアーセナルにとっては
是非とも欲しい能力だと思いますので
獲得する事が出来れば大きな力になると思います。
しかしかねてからステップアップには意欲的と言われるイグアインを
この夏に獲得に動いているビッグクラブは多数ある為に
獲得する為にはそれらのクラブに競り勝つ必要がありますが
その一方で一番の障害になると思われるのが
強硬な姿勢を崩さないナポリの会長かもしれません。
そのナポリから獲得する為には現実的に
£7300万に設定されていると言われるバイアウト条項を
満額支払わなければならないと思われ
流石にこれだけの投資は難しいと思われます。

同時に今シーズンゴールゲッターとして
覚醒した感があるオーバメヤンもこの夏の人気銘柄だと思います。
今シーズン1トップに固定されてからゴールを量産し、
この夏ステップアップするのではないかと言われています。
そのオーバメヤンをアーセナルが獲得に動いていると言う噂が
かなり早い時期から挙がっていましたが
個人的にはアーセナルプレースタイルに合うのかどうか
疑問に感じる部分があります。
オーバメヤンの最大の特徴はやはりその爆発的なスピードだと思います。
よってオーバメヤンが最も活きる形は
前にスペースがある状況だと思いますが
一方でアーセナルが苦しむ形は
ゴール前のスペースが消された状況だと思います。
そう考えますとストライカーとして一皮向けたとは言え
スペースを消されたゴール前でも同様にゴールを量産できるかどうかは
やや疑問に感じてしまいます。
そしてドルトムントが移籍金を£7000万に設定して
オーバメヤンの放出を徹底的に阻止しようとしている所も大きな障害であり
仮に無理して超高額投資するのならば
個人的にはイグアインの獲得に動いて欲しいと考えます。

シーズン毎に実績を積み上げ成長しているルカクも
今後「シーズン20ゴール」が期待されるタレントになると思われますので
獲得候補に入れても良い様に感じますが
最近のルカクの周囲から漏れ出てくる話からしますと
この夏にエヴァートンを離れる事はほぼ決定している様ですが
その移籍先はユナイテッドかバイエルンになると言われていますので
アーセナルの獲得候補には元々入っていないと思われます。

そして最後に残るのがイブラヒモビッチです。
契約満了により今シーズン限りでPSGを退団した
イブラヒモビッチはこの夏はフリーで獲得できます。
イブラヒモビッチは言わずと知れた唯一無二の存在で
34歳になった今もまだ衰えを見せる事はなく
今シーズンもリーグ1で38ゴール奪い
ぶっち切りで得点王に輝いています。
今後年齢的な衰えが出てくる可能性はあると思いますが
元々が規格外のフィジカル能力を有していますので
多少衰えが出たとしても今後1〜2年の間は
ゴール前に限ればまだまだ強力な存在感を見せ続けると思います。
そしてその強烈なパーソナリティーは
長年アーセナルに不足している部分ですので獲得したら、
色々な意味でアーセナルに足りなかった
ラストピースをもたらす可能性もあると思います。
その一方で良きも悪きもイブラヒモビッチを中心にした
チーム作りをする必要性が出てくると思います。
イブラヒモビッチの運動量は徐々に減っている事を考えますと
他の選手がその分を補う必要性が出てくると思われ
現行の4−2−3−1よりも
イブラヒモビッチの後ろをカバーしやすい
4−3−3の方が適しているように思います。
そうなると11エジルの能力を最大限に輝かせるトップ下から
11エジルを動かしてまでイブラヒモビッチが必要かどうか
と言う問題に直面する事になると思います。

また、移籍金が掛からない一方で給与面は高額で
一説には週給£25万を希望していると言われています。
そうなると現在の給与体系を大きく崩し、
そしてチームのシステムを変えてまで
34歳のイブラヒモビッチを獲得する意味があるのかどうか、、、。
個人的には現在のチームを進化させる様な補強を希望していますので
基本的にはイブラヒモビッチの獲得は違う様に感じていますが、
その一方で、もしもイブラヒモビッチが加入したら
アーセナルは一体どの様なチームに変わるのかと言う
単純な興味があるのも事実ですので
獲得に対して完全否定する事はありません。

現状として今シーズン各リーグで
20ゴール近くもしくはそれ以上奪ったストライカーや
ワールドクラスと言われるストライカーに対して
条件面も含めて早々に獲得するのは難しいのが現状だと思いますので
そうなるとターゲットをもう少し広げる必要がある様に感じます。
そういう意味では俗に言うワールドクラス予備軍と言われる
ポテンシャルの高いタレントに対して
積極的な投資で獲得に動いた方が
獲得のチャンスは大きくなる様に感じます。

そこで盛んに名前が挙がっているのがユベントスのモラタです。
モラタはレアルから移籍した時に
買い戻し条項を有していると言うのは有名な話で
この夏にレアルが買い戻しを希望した場合は
3000万ユーロで買い戻す事ができる様です。
勿論、ユーベがレアルの買い戻し条項を買い取る形で
更に投資すればモラタをそのままユーベに留まらす事も出来ますが
現状としてユーベにはその様な動きはなく
この夏モラタは一度レアルに買い戻されると思われます。
しかし、レアルは純粋に戦力としてモラタを見ている訳ではなく
そのまま転売しその差益を得ようとしている様で
その移籍金は£4500万以上、
一説には£5100万と言う話も出ています。

確かにスタイル的にモラタはアーセナルにフィットする様に感じます。
190cmと長身ですがスピードがあり
脚元の技術も柔軟でドリブルで持ち込む事もできれば
狭いスペースをスルッと抜ける事も
相手をかわしてシュートを放つ事もできます。
そして利き足は右脚ですが左脚でゴールを狙う事も苦にせず
基本的なシュート技術も高い様に感じます。
また、ポジショニングの感覚や裏に飛び出す感覚も鋭く
その一方で長身を活かしてハイボールに対しても存在感を示します。
最近はボールを収めてタメを作る様なプレーも出来る様になり
万能型ストライカーとして年々成長していると思います。
唯一足りない所はレギュラーとして常にプレーする環境と経験だと思われ
今後、場数を踏んでいけば更に成長する可能性が高いと言われており
ワールドクラス予備軍の中では筆頭と言える存在だと思います。

もう少し広げてみますと、マルセイユのバチュアイの名前が
以前から良く挙がります。
ベルギー代表のバチュアイはゴール前でボールを受ければ
どの様な状況からでもシュートを放つ事ができる
点取り屋タイプのストライカーの印象を受けます。
今シーズンもリーグ1で17ゴールを奪い
年々評価を高めていますが
£3500万に設定されていると言われる移籍金は
個人的には現在のバチュアイに対しては些か高額に感じます。

その他ではエールディビジでブレイクした
AZのヤンセンやアヤックスのミリクも面白いタレントだと思います。
AZのヤンセンはファン・ニーステルローイと比べられる様な
ゴール前に特化した点取り屋タイプのストライカーで
一方のアヤックスのミリクは同胞のレヴァンドフスキや
ロビンにも通じる仕掛けの段階から積極的に絡む
万能型のストライカーだと思います。
この二人の内、アーセナルに合いそうなのは個人的には
万能型のミリクの方だと思いますが
両者ともに今シーズンエールディビジでは20ゴール奪ったとは言え
まだ実績が少なすぎますので
補強のターゲットとしてファーストチョイスと言う感じではありません。
しかし、ポーランド代表として出場予定のミリクが
ユーロ2016でブレイクする可能性もない訳ではありませんので
このミリクには密かに期待しています。

レヴァンドフスキやベンゼマを獲得するチャンスがあるのならば
是非とも獲得してほしいと思いますが
現状としては移籍市場に出る可能性は殆どなく、
この夏移籍市場に出ると思われるイグアインにしても
その移籍金は超高額になると思われますので
現実的に獲得に動く事は難しいように感じます。
そうなると巷で語られている様に
ユベントスのモラタの獲得が
この夏の最大のミッションになる事は間違いなく
そのミッションを成功するかどうかが
来シーズンの成否に直結すると言っても過言ではないと思われますので
全力で獲得に向かってほしいと考えます。


・・・つづく。



2016/17シーズンのNEW HOME KIT [Arsenal F.C.]

2016/17シーズンのHOME KITが発表されました。


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プーマに変わって3シーズン目のHOME KITですが
個人的には一番好きかもしれません。

今回のHOME KITはシャツの中央に
赤色のトーンを変えたラインを1本入れた所と
襟と袖に紺色のラインをあしらった所が
ポイントだと思います。

中央に1本ラインを入れたデザインは
アーセナルのシャツではあまり見ないデザインですので
目新しくて良いと思いますし、
赤の部分と白の部分のバランスも良いと思います。
そして何よりもプーマに変わってからのHOME KITには
少し明る目のトーンの「赤色」が採用されていましたが
今回のHOME KITの「赤色」は
少し抑え目のトーンになっていて
個人的にはこっちの「赤色」の方が好みです。

今回のHOME KITの第一印象は個人的には好印象です。


C'mon Arsenal !!


追伸、同時に来シーズンからアレクシスの背番号が
」になる事が発表されました。
背番号が変わったと言う発表ですが
この時期に来シーズンに向けて
背番号の変更が早々に発表されたという事は
来シーズンも残留する事が決定した事を発表したも同然ですので
若干ですがアレクシスの去就を心配していた身としては
とりあえず良かったです。


2016/17シーズンに向けて〜〜補強ポイント、CMF・司令塔〜〜 [Arsenal F.C.]

2016/17シーズンに向けて:補強ポイント、CMF・司令塔

Arsenal 1.jpg


〜〜〜CMF・司令塔〜〜〜

グラニト・ジャカ(23歳):CMF
ボルシアMG
185cm 82kg
スイス代表
£3300万

エンゴロ・カンテ(25歳):DMF
レスター・シティ
169cm 68kg
フランス代表
£2000万(バイアウト条項)


(年齢は2016年7月1日現在)

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いつもならば「ストライカー」から順番に書くところですが
このポジションはいつ決まってもおかしくない報道が流れていますので
まずこのポジションから考えてみたいと思います。

このポジションのターゲットは
ジャカとカンテの二者択一だと思います。

これまで何度となく名前が挙がっていた
カルバーリョやクリホヴィアク等の名前は
最近はめっきりと聞かなくなり
この夏はこの二人の内のどちらかを獲得するのか
と言う問題に尽きると思われます。

獲得候補として先行していたのはジャカです。
ボルシア・メンヒェングラートバッハのジャカのプレースタイルは
個人的に求めているスタイルに近い様に感じます。
中盤の底を主戦場とし
テンポ良くパスを捌いて攻撃にリズムと方向性を示し
正確でレンジの広いロングパスも操る事が出来る
左利きの司令塔タイプの選手という印象です。
相手選手に囲まれてもそう簡単にロストする事がなく
その様な状況でもしっかりと繋ぐ事ができる
脚元の技術の高さとメンタルの強さも持っている様に見えます。
そしてチャンスと見ればタイミングよくスルーパスも繰り出しますが
自ら前線に飛び込む様なプレーはそれ程多くなく
どちらかと言うとボールラインよりも一歩引いた位置で
プレーする事が多い印象を受けます。

これらのプレースタイルから個人的に一番似ていると思うのが
シャビ・アロンソです。
勿論本家に追いつくには全体的にもう1ランク
レベルを上げる必要があると思いますが
中盤の底から攻撃陣を操るパスを供給するスタイルは
シャビ・アロンソに近い様に感じます。

一方でそのシャビ・アロンソよりも勝っているのが
守備力かもしれません。
185cmとフィジカル的な強さは守備の局面で武器となり
激しいプレーで相手を制圧する事も苦にしていない様に見えます。
一方でその激しいスタイルが問題点とも言われており
今シーズンのブンデスリーガで警告2枚での退場が2回、
一発レッドが1回の計3回の退場処分を受けています。
しかし、これはシーズン前半に集中しており
シーズン後半はカードを受ける回数が劇的に減っている事を考えますと
この問題を自分でも認識し修正を図っていると考えられます。
又、カードを貰う事が多いので荒っぽいと言われますが
言い換えれば戦う事が出来るファイターとも言えると思います。
このファイターとしての面を上手く導いてあげる事が出来れば
元々激しいスタイルのPLのスタイルに上手く適合し
アーセナルのスカッドに足りない
戦う事ができる選手になる可能性もあると思います。

中盤の底で守備の仕事をこなしつつ
司令塔として振る舞えるジャカを獲得する事ができれば
19カソルラや10ジャックの負担は軽減され
前線の選手と絡む自由度が得られるように感じます。
又、16ラムジーと組ませれば
リンクマンとしての素因の欠如を露呈した問題点を
ジャカが全て補ってくれるかもしれませんし
34コクランと組ませてDFラインの前を固めるオプションも
可能になるように感じます。
もっと言えば3センターのアンカーも務める事が出来るかもしれませんので
今度こそは4−3−3のオプションを導入する切っ掛けになるかもしれません。

一方のカンテは言わずと知れたレスターを優勝に導いた
立役者の一人です。

上背が169cmと恵まれてはいませんが
中盤を縦横無尽に駆け巡る豊富な運動量、
危険な場所には必ず顔を出す危機察知能力、
俊敏性と機動力を兼ね備え、
粘り強いプレーを見せたかと思えば
いとも簡単にボールを奪取する守備能力は
特筆に価すると思います。
その守備のタスクを黙々とこなし続ける姿から
マケレレ二世とも呼ばれていますが
その本家マケレレとの最大の違いは
攻撃的な振る舞いも見せる所だと思います。

レスターに移籍してくるまではもっと攻撃的な選手だった様で
実際レスターの試合でもカウンターの時には
スピードのあるドリブルで駆け上がり
タイミングよくラストパスを供給する場面や
チャンスがあれば積極的にシュートを撃つ場面も見せてくれます。
そういう意味ではダイナモと言う言葉が
ぴったりとくるタイプだと思います。

そして獲得する上でもう一つ魅力なのは
£2000万に設定されていると言われるバイアウト条項の存在です。
今シーズンの活躍で市場価値は大幅に跳ね上がったカンテを
£2000万で獲得できれば非常にリーズナブルだと思います。
反対に弊害は基本的にはカンテは
レスターに残留する方向に傾いている点です。
今シーズンPL優勝したレスターは来シーズンはCLに出場しますので
そのままレスターに残る選択をしても不思議ではありません。
しかしまだ最終決定が下された訳ではありませんので
もしも移籍する方向に傾いた時には
多くのメガクラブによる争奪戦になる可能性があると思います。

一方のジャカはまだワールドワイドのタレントではありませんが
ブンデスリーガでは既に名の通った存在であり
以前はバイエルンやペップが就任するシティも
興味があったと言われていました。
しかし現在はアーセナルが一歩リードし
近日中にも獲得が決まるという報道もあります。
その獲得に要する移籍金は£3300万と言われていますが
現在のジャカのタレント力を考えればやや高額に感じます。
しかし持っているポテンシャルを考えれば将来性は高く、
移籍金が高騰している昨今の移籍市場の状況を考えれば
出し惜しみしていたら優秀なタレントを
獲得するチャンスを逸してしまいますので
ここは一気に決めて欲しいと思います。


この夏のターゲットとして名前が挙がるこの二人の内
個人的な希望を言うならばジャカの方が必要に感じます。
カンテは非常に魅力的な選手ではありますが
個人的にこの夏に必要と考えている
「一定以上の守備力を有し司令塔的な振る舞いが出来る選手」
と言うポイントと照らし合わせると
カンテよりもジャカの方が合致すると思います。

既にジャカはロンドンに入っているという噂もあり
獲得決定は秒読み段階に入っているのかもしれません。
是非とも滞りなく獲得を決めて
この夏の補強戦略に勢いを付けて欲しいと考えます。



・・・つづく。


PL:ARSENAL vs Aston Villa [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 4ー0 Aston Villa
2016年5月15日(日)Barclays Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (5)12Giroud(←18Monreal)
 (78)12Giroud(←11Özil)
 (80)12Giroud(←24Bellerin)
 (90)Bunn(og)
 

33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

34Coquelin  19Cazorla

10Wilshere   11Özil   17Alexis

12Giroud



(69)10Wilshere>>>35Elneny
(88)19Cazorla>>>8Arteta
(88)11Özil>>>28Campbell

Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 16Ramsey
 45Iwobi


Arsenal 1.jpg長かったシーズンも最終節を迎えました。

色々あった今シーズンでしたが
最後は12ジルーが爆発して
大勝で締めくくりました。

先発は怪我から復帰した
10ジャックと19カソルラを
先発に起用してきましたが
残念ながら今シーズンで退団が決まった
7ロシツキはコンディションが整わず
ベンチにも入りませんでした。

試合はスパーズを逆転する可能性が残されていたアーセナルと
来シーズンの降格が既に決まっているヴィラとの間には
モチベーションに差があったと思いますので
終始アーセナルのペースで進みました。

そして試合開始早々にゲームは動きました。

5分、右CKからの流れで左サイドに展開されたボールを
18モンレアルが丁寧にクロスを入れ
それをゴール前で12ジルーがヘッドで押し込みゴール!!

CKからの流れで多少バタバタした中ではありましたが
ヴィラの守備陣がゴール正面にいた12ジルーを
完全にノーマークにしていたら
簡単に決められても仕方がないと思います。

その後もハイプレスでヴィラを捕まえてボールを奪い返し
そこからテンポの良い仕掛けで何度も
ヴィラゴールに襲いかかりました。

29分過ぎ、17アレクシスの楔のパスを受けた12ジルーが
ダイレクトで11エジルに落とし
そのパスを受けた11エジルがそのままダイレクトで
12ジルーの前のスペースにリターンパスを送りましたが
タイミングが合わずに繋がりませんでした。

12ジルーが11エジルに落とした後に
11エジルの次のプレーを一瞬見てしまった分だけ
12ジルーがラインの裏に出るタイミングが遅れてしまいましたので
タイミング的には11エジルのタイミングの方が
正解だったのだと思います。
本当ならばパスが来ようがなかろうが、
パスを来る事を前提に12ジルーが動き出す事が出来ていたら
繋がっていた可能性があったかもしれませんが
その様な感覚が足りない所が
12ジルーが点取り屋として足りない部分の様に感じます。

32分過ぎ、左サイドで17アレクシスと12ジルーの
プレッシングで奪い返したボールを
17アレクシスから中に入れられました。
そのクロスはニアで待っていた12ジルーを超えて
ファーサイドに走り込んできた10ジャックに送られ
ダイレクトボーレーで合わせましたが
僅かに枠の外でした。

降格するヴィラにとっては消化試合だった為に
球際の激しさに差があった事を差し引いても
この試合を通して徹底されていたのは
高い位置でのプレッシングだったと思います。
ヴィラボールになった時点で間髪入れずにプレスをかける事で
効率的ににボールを奪い返す事に成功しており
それがアーセナルの攻撃陣に良いリズムをもたらしていたと思います。

後半に入るとアーセナルは更に良いリズムで
ヴィラゴールに襲いかかりました。

55分過ぎ、10ジャックから右サイドに開いていた11エジルに展開され、
そこからファーサイドに走り込んできた
19カソルラにクロスが入れられました。
そのクロスに対して19カソルラはヘッドで
中にいた10ジャックに折り返しましたが
10ジャックに渡る手前で
17アレクシスがカットしようとしてしまい
繋がりませんでした。

それに対して10ジャックは凄い剣幕で怒っていましたが
その姿を見て改めて今シーズンアーセナルに足りなかった物を
見た様な気がしました。
語弊を恐れず言うならば現在のアーセナルは
11エジルと17アレクシスは別格扱いされている様に感じます。
ワールドクラスのこの二人に対してピッチの上では
周囲の選手は気を使っているといいますか
何も言えない様な雰囲気が今シーズンのアーセナルには
あった様に感じていました。
実際、ボスもこの二人の扱いには非常に気を使っているのは確かで
どちらかを試合途中で交代させた時には
必ず次の試合ではもう一方の選手を途中交代させて
バランスを取っている様に見えました。
そのピッチの上では何も言えない様な雰囲気のある
17アレクシスに対して他の選手ならばせいぜい
「スルーすれば居たんだぞ、、、」程度のアクションだと思いますが
この時の10ジャックは「スルーしろって言っただろ、ちゃんと聞いてろよ!!」
とでも言っている様な激しい口調で17アレクシスに言っていました。
激しく言う事が全てが良い訳ではありませんが
勝利の為にはもの言う時にはしっかりと物を言うと言う姿勢は
勝負の世界で生きている以上味方に対しても必要な事だと思います。
特にギリギリの状況での勝負弱さを
露呈する事が多いアーセナルにとっては
この勝負に勝てなければ全てを失う様な危機感を持った闘争心を
10ジャックの様にもう少し出しても良い様に感じます。

72分過ぎ、19カソルラから11エジルへ縦パスが入った所から
一度17アレクシスにボールが送られ
そこから11エジルとのワンツーで
17アレクシスがラインの裏に抜け出し
中にグラウンダーで折り返しました。
惜しくもDFにカットされてしまいましたが
そのこぼれ球を35エルネニーが
ダイレクトボーレーで狙いましたが
それも枠を捉えられませんでした。

この場面での肝は19カソルラから入れられた
11エジルへの縦パスだったと思います。
中央からヴィラ守備陣に出来たギャップに
スルスルと移ってきた11エジルへ
パスコースがあまりない事も苦にせずに
タイミング良くパスを送った事で
そのあとの展開を簡単にしていたと思います。

この場面に限らず19カソルラの
パスを引き出すポジショニング、
パスを送るタイミング、
ギャップを突くドリブル、
そしてそれらをより効果的にするアイデアは
アーセナルの攻撃陣にリズムとテンポを与え
大きな推進力をもたらしていたと思います。
確かに最近19カソルラの役目をカバーしていた35エルネニーも
同様なプレーでアーセナルの中盤に
リズムと推進力をを呼び戻していましたが
実際復帰した19カソルラのプレーを目の当たりにすると
そのプレースピードとプレーの正確さ、
そしてプレーリズムの軽快さ等には
まだまだ差がある様に感じました。
この試合は改めて19カソルラを失った事の大きさを
認識させられたと思います。

そして試合を決める2点目が生まれました。

78分、左サイドから17アレクシスとのワンツーで抜け出した
11エジルから中にグラウンダーのクロスが送られ
それをニアに飛び込んできた12ジルーが合わせてゴール!!

11エジルにやっとアシストが生まれました。
ここ2ヶ月半ほどの間、
結果としてゴールに恵まれずに
アシストを挙げる事が出来ませんでしたが
11エジル自身は特別悪かった訳ではなかったと思います。
今シーズンはアンリが持っているPL記録である
20アシストには届きませんでしたが
アンリの時代とのメンバーの差を考えれば
シーズン19アシストを挙げた11エジルを讃えたいと思います。

そして実質勝利を決めたこのゴールのセレブレーションの時に
ベンチ裏にいた7ロシツキに皆んなが駆け寄って
共に喜びを分かち合う姿は目頭が熱くなりました。
今シーズン限りで契約が切れる7ロシツキは
退団する事が決まっています。
よってこの試合はアーセナルでの最後の試合になるはずだったと思いますが
コンディションの問題でベンチに入らず
スタンドで見守っていました。
その7ロシツキと共に勝利を喜ぶ為に皆んなが駆け寄ってきた姿を見ると
7ロシツキがいかに愛されていたのかが分かる光景だったと思います。
本当はコンディションが万全ではなくても
ほんの少しの時間でも良かったので
アーセナルのシャツを纏った7ロシツキの姿を
もう一度ピッチで見たかったと思いますが
7ロシツキの選手としての時間はまだ終わった訳ではなく
この夏のユーロにチェコ代表として出場する事を考えますと
無理をしないと言う判断を理解したいと思います。

そしてダメ押しの3点目がすぐに決まりました。

80分、右サイドの24ベジェリンから
ヴィラディフェンスの間を斜めに通すスルーパスを
12ジルーに通してハットトリック!!

ゴールの呪縛から解き放された12ジルーが
最後の最後で爆発しました。
こう言う姿を見ますと
「フットボールはメンタルのスポーツ」と
良く言われる意味がわかります。
結局12ジルーのスランプも
メンタル的な部分が多かったのかもしれません。

そしてロスタイム、もう一つのセレブレーションが起きました。

後半ロスタイム、左サイドで34コクランからパスを受けた17アレクシスが
グラウンダーで丁寧に中に入れました。
それを後ろから走り込んで来た8アルテタが
ダイレクトで合わせてシュート!!
シュートはバーを叩き、
そのリバウンドがGKの背中に当たった形の
オウンゴールでしたが
今シーズンでアーセナルを去るだけではなく
この試合を最後に現役引退する8アルテタにとって
記憶に残る幻のゴールになったと思います。

7ロシツキに駆け寄り喜びを分かち合い、
試合終了の笛を待たずして涙が堪えきれなくなった8アルテタ、
そしてそれらを最高の雰囲気で包み込んだエミレーツ、
最後の最後で最高の試合を見せてくれたと思います。


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33チェフ

 今シーズン16試合目のクリーンシートでゴールデングローブ賞を獲得。

24ベジェリン

 タイミンの良いスルーパスで12ジルーのゴールをアシストする。

5ガブリエウ

 二つの対応ミスを犯す。 7分過ぎ、ヴィラのカウンターでジョーダン・アユーと1対1になった場面で不用意に脚を出してしまいあっさりとかわされ、尚且つ不用意な形で脚を出してしまった為にバランスを崩してしまい33チェフと1対1の状況を作ってしまった。 65分過ぎ、24ベジェリンをかわして侵入してきたアユーに対して5ガブリエウの右に切り返したアユーに対して左脚を出して対応しようとしてしまった結果簡単いかわされてしまい、再び33チェフと1対1の状況を作ってしまった。 一つ目の場面では無理にアタックせずにまずアユーの動きを止めるべき場面であり、二つ目は先日も指摘した様に斜に構える格好の問題だ。 来シーズンに向けて今シーズン露呈した問題を改善する事が出来なければファーストチョイスの道は険しいままだろう。

6コシールニー

 鋭いカバーリングでピンチを救う。

18モンレアル

 12ジルーの先制ゴールをアシストする。 42分過ぎでは鋭い読みでパスをカットしてピンチを救う。

34コクラン

 やはり19カソルラ&34コクランコンビの安定感は群を抜いていた。

19カソルラ

 19カソルラが不在だった事の大きさを改めて知らしめる。

10ウィルシャー

 テンポ良くボールに絡み、テンポよくパスを捌く、そして自由自在にリズムを変える事ができる意外性と例え一度止められたとしても何度でも新たなチャレンジが出来る引き出しの多さ、19カソルラと共にその存在感の大きさを知らしめる。 それだけの怪我の多さが悔やまれる。

11エジル

 久しぶりにアシストを挙げアシスト数を19まで伸ばす。

17アレクシス

 19カソルラが戻ってきた事で組み立てに顔を出す必要性が減り、よりゴールに近いエリアでプレーする事が出来るようになったように見えた。
 
12ジルー

 ついに爆発する。 

35エルネニー

 後半10ジャックに代わり投入される。

8アルテタ

 残念ながらオウンゴールになってしまったが有終の美を飾る。 

28キャンベル

 終盤投入される。
 

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スパーズがニューカッスルに敗れた事もあり
最終順位は2位で終わる事になりました。

それもあり、試合後のエミレーツスタジアムは
最高の雰囲気でセレモニーを迎えました。
8アルテタは目から溢れる涙が止まらず
そして選手たちが「7」のシャツを纏って
今シーズンで退団する7ロシツキを迎えた時の
ボルテージは最高でした。

しかし、この感動的なセレモニーに
一つ足りなかった物がある事も分かっています。
この場所にPL優勝トロフィーがあったら
エミレーツは更に最高の雰囲気になっていたと思います。

確かに04/05シーズン以来の2位と言う順位は
ある程度評価できる部分もあるとは思いますが
PL制覇するチャンスがあっただけに
満足できる結果とは言う事は出来ません。

この最終節の試合を見る限りでは
怪我人を出さずにフルメンバーでシーズン通して戦う事ができれば
違う結果を迎える事が出来た様にも感じますが
たらればの話をしても結果は変わりません。

今シーズンの問題点を精査し
その問題点に対して的確な補強を敢行し
2度とこの様な過ちを繰り返さない様に
万全を期して来シーズンを迎えて欲しいと思います。

そして来シーズンも念願のPL制覇を目指して
1試合でも多くの極上の試合を見せてくれる事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!




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いつも見に来てくださるグナの皆さん、
今シーズンも感じる事を吐き出す為の私のブログに来ていただき
ありがとうございます。
読み苦しい駄文ばかりで心苦しく思う今日この頃ですが
お付き合いしていただきありがとうございます。

来シーズンも遠い日本の地から
アーセナルがPL制覇を成し遂げる事を期待して
一緒に応援していただけたら幸いです!!


では、また。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:7G0A CL:0G0A
11エジル     PL:6G19A CL:2G0A FA:0G1A
12ジルー     PL:16G6A CL:5G0A FA:3G0A 
14ウォルコット  PL:5G2A CL:2G1A CS:0G1A FA:2G2A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:5G4A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:13G4A CL:3G5A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G3A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:4G2A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:1G5A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G2A CL:0G2A FA:1G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:1G0A
45イウォビ    PL:2G2A CL:0G0A FA:0G1A


2016/17シーズンに向けて〜〜補強のポイント、総論〜〜 [Arsenal F.C.]

2016/17シーズンに向けて:補強のポイント、総論

Arsenal 1.jpg15/16シーズンの夏の移籍期間では
33チェフのみの補強にとどまり
フィールドプレーヤーを獲得しなかった事で
結果的にはシーズン途中に
スカッドに穴が空いてしまいました。

又、この夏には契約満了を迎える
8アルテタ、7ロシツキの退団が決まり
同様に20フラミニの退団も噂され
それと共に出場機会が限られている
15チェンバレン、14ウォルコット、3ギブスに対して
他のクラブが獲得に動いていると言う噂もあります。

よってこの夏はPL制覇に向けて
チームを更に強化する為の補強と共に
退団する選手に対応する為の選手獲得も必要であり
積極的な刷新が行われる可能性が考えられます。

それではこの夏予想される補強の優先ポイントを
個人的な希望を含めて考えてみたいと思います。


〜〜CF、ストライカー〜〜

今シーズンの問題点としてまず挙げられるのは
「得点力不足」だと思います。

今シーズンのチーム総得点数は65点。
昨シーズンまでの10年間の平均総得点数が
71.3点だった事を考えますと約6点も少なく
ここ10年間で最も総得点数が少なかった
06/07シーズンの63点に次ぐ数字です。

この問題を根本的に解消する為には
やはり「シーズン20ゴール」を保証してくれるストライカーの獲得を
考えなければならないと思います。

昨シーズン後半はストライカーとしてゴールを量産した事で
今シーズンこそは「シーズン20ゴール」が期待された12ジルーは
シーズン前半はまずまずの結果を残したと思います。
開幕直後こそは14ウォルコットにポジションを譲る事も多かったのですが
限られたチャンスでしっかりと結果を出し続けて
CFのファーストチョイスに返り咲き
シーズンを折り返した時点では10ゴールを挙げていました。
しかし、最終節にハットトリックを決めて
最終的には16ゴールまで記録を伸ばしましたが
1/13のリバプール戦を最後に
5/8のシティ戦までの4ヶ月近くの間、
PLでゴールを奪う事が出来ずに沈黙し続けた事が
アーセナルがシーズン後半に失速した
一因になってしまった事は言うまでもないと思います。

勿論、元々12ジルーは生粋の点取り屋ではなく
ポストワークやアシスト等の
チームプレーヤーとしての貢献度の部分も
評価の対象に考える必要があると思いますが
チームの総得点数の減少の問題を考えますと
不足感は否めません。

同様に12ジルーと共にCFで起用された
14ウォルコットと23ウェルベックも
十分な働きは見せられなかったと思います。

14ウォルコットは開幕直後こそは
本人の希望通りCFで起用されていましたが
本人の怪我と12ジルーが結果を出し始めた事で序列を下げ
サイドで起用される事が増えていき
シーズン途中からは大スランプに陥り
復調の兆しは未だに見えません。

そして昨春の左膝の怪我で
長期離脱していた23ウェルベックの復帰は
2月中旬まで待たなければなりませんでした。
その後はある程度結果を出し
短期間で4ゴールを挙げましたが
先日のシティ戦で今度は右膝を負傷し
しかも軟骨の損傷に対して手術する事となり
約9ヶ月の離脱が余儀なくされてしまい
現状としては来シーズンは戦力として計算できないと
考えるべきだと思われます。

この3選手と共に得点源として期待された
17 アレクシスも調子の波が激しいシーズンだったと思います。
加入1年目の昨シーズンで結果を出した17アレクシスは
今シーズンはエースとしての活躍が期待されましたが
昨夏のコパ・アメリカの影響で
コンディションが整わないままシーズン前半を過ごし、
その上12月には怪我で離脱してからは
その怪我の影響で更にパフォーマンスを落としてしまいました。
コンディションが上向きになった3月からは
それまでの不振が嘘のように爆発して
ここ2ヶ月ほどの間に7ゴールを奪う活躍を見せてくれましたが
この夏もコパ・アメリカが開催される事を考えますと
来シーズンも今シーズン同様に序盤戦は不振に陥る可能性を
ある程度は覚悟しないとならないかもしれません。

そして「シーズン20ゴール」の問題と共に
もう一つ問題となりそうなのが
14ウォルコットの去就問題です。

来シーズン、オリンピック・スタジアムへ移転する
ウエスト・ハムがその目玉として
移籍金£2000万で14ウォルコットの獲得に
動いていると言われています。

14ウォルコットは貴重なホームグロウンの選手ですが
実際問題として現在の14ウォルコットに
£2000万出すクラブがいるのならば
出場機会が保証される14ウォルコットにとっても
アーセナルにとっても良い話の様に感じますので
この移籍話は実現してもおかしくないと感じていました。
しかし、この話も23ウェルベックが長期離脱する事になってしまった為に
実現する可能性は限りなくゼロになったと思われます。

どちらにせよ現状の得点力では
PL制覇する事は難しいと思われ、
更に23ウェルベックの長期離脱により
ストライカーの補強はもう「待ったなし」の状況になったと思われます。
そしてターゲットとなるストライカーは
12ジルーを完全にバックアッパーに追いやり
レギュラーとして活躍が期待出来るレベルのストライカーであり
出来る事ならばワールドクラスのストライカーを
獲得できればベストだと思います。
しかしそのレベルのストライカーを
容易に獲得する事が難しい現状を考えますと
ワールドクラスの予備軍の中から最高のポテンシャルを持った選手を
ターゲットにする方が現実的かもしれません。


〜〜CMF・司令塔〜〜

昨夏もこのポジションの補強を訴えましたが
今シーズンの結果を踏まえますと
この夏もこのポジションの補強は必要な様に感じます。

今シーズンは選手層の面を考えますと
19カソルラ、16ラムジー、10ジャック、8アルテタ、
34コクラン、20フラミニと
一応揃っていたと思います。

それでもシーズン前に補強の必要性を訴えていたのは
その質の面の向上が必要だと考えていたからです。

今シーズンのトラブルの中で最もダメージが大きかったのは
間違いなく19カソルラの長期離脱だと個人的には思います。

19カソルラがリンクマンとして中盤から攻撃の方向性を示し
リズムと推進力を与える事で
アーセナルの攻撃陣は活性化していたと思いますが
その19カソルラが怪我で離脱してからは
攻撃陣は日に日に停滞していき
完全に機能不全に陥ってしまったと思います。

その19カソルラの代役として期待された16ラムジーは
残念ながらリンクマンとしての素因がない事を更に露呈してしまい
これまで司令塔としての任に就いていた8アルテタにしても
フィジカル的にもうプレーできる状態に戻る事はありませんでした。
本来ならば10ジャックが19カソルラの代役を
務めるはずだったのかもしれませんが
その10ジャックも開幕直前に怪我で離脱してしまい
そしてその離脱期間は予定を遥かに上回る長期離脱となり
全く戦力になりませんでした。

結局、19カソルラの離脱に伴う問題は
冬の移籍期間で35エルネニーが加入し
フィットし始めるまで待たなければなりませんでした。

守備的MFに関しては34コクランの台頭により
ある程度目処が立ったとは言え
これまでのボスの嗜好から考えますと
34コクランの脚元の技術に関しては
満足していない様にも見えます。

そしてそもそもこの夏に契約満了を迎える
8アルテタの退団が決まり
同様に20フラミニも退団する可能性が高い事を考えますと
来シーズンに向けて新たな選手が必要になると思います。

そこで来シーズンに向けて
このポジションに必要なタイプを考えますと
昨シーズンと同様に計算出来る守備力を持ち、
司令塔的な振る舞いが出来るタイプの選手だと思います。

攻撃にリズムを与える事が出来る選手は
19カソルラを筆頭に、
その代役として35エルネニーにも目処が立ち
10ジャックも十分に対応が出来ると思いますので
今シーズンの様な怪我による長期離脱が重ならなければ
対応は可能だと考えますが、
その一方で20フラミニが退団した場合には
34コクランの代役が完全にいなくなりますので
本来はここが強化ポイントになると思われます。
しかしボスの嗜好からしますと
完全な守備専従の守備的MFはそれほど欲っしている様には思えず
(本当は必要だと思いますが、、、)
計算できる守備力を持っていたとしても
同時に脚元の技術的にも安定している事も条件に入る様に感じます。
もしかしたら今後は35エルネニーが
その様なタイプに変化していくのかもしれませんが
現状としては行動範囲の広いBox to Boxタイプだと思いますので
ここが補強のポイントになると考えます。

ターゲットとなる選手が
34コクランと同等の守備力を兼ね備えていれば
ベストだと思いますが
34コクランよりも多少守備力が低くても
中盤の底のフィルターとして
計算できるだけの守備力を有していて
その上で34コクランよりも
脚元の技術的に優れたタイプの選手を獲得する事ができれば
このポジションのバリエーションは非常に多くなると思います。

この夏も計算出来る守備力を持ち
司令塔的な振る舞いも出来るタイプの選手の獲得を希望します。



〜〜CB〜〜

これまで不動だった
4メルテザッカー&6コシールニーのコンビは
遂に解消されようとしていると思います。
しかし今シーズン途中から導入された
6コシールニー&5ガブリエウのコンビも
十分に納得させられるだけの結果はまだ見せていません。

昨シーズン辺りから4メルテザッカーには
年齢的な衰えが見え始めていたのは周知の事実だったと思いますが
それでも使い続けていたのは6コシールニーとの
相性が良かったためだと思われます。
しかしその相性の良さでカバーしていた部分も
遂にカバーしきれなくなり
勝敗を決するミスやプレーが目に付く様になった今シーズン途中からは
そのポジションを5ガブリエウに譲る試合が多くなりました。

しかしその5ガブリエウも熱くなりやすい性格が災いしているのか
プレーに繊細さがなく、
全体的にバタバタとする様な場面が多く見られ
DFラインの安定感は損なわれている様に見えます。

そして第4CBの問題が宙ぶらりんのままという問題も気になります。
基本的には21チェンバースが第4CBと言う形になると思いますが
現状としてCBの起用がそれ程ある訳でもなく
どちらかと言うと右SBのバックアッパーという立ち位置の方が
強い様にも感じます。
その21チェンバースを今後どの様な選手に育てようとしているのか?
その意図が見えません。
本当にマルチな選手に育てようと考えているのかもしれませんが
どのポジションも独り立ち出来ていない現状を考えますと
今の様な使い方を続けていても
マルチな選手に成長させるのは無理な様に感じます。
どちらにせよ、21チェンバースは形式上は第4CBかもしれませんが
第4CBとして機能しているとは言えず
選手層の問題は潜在的に潜んでいるポジションだと思います。

主力として計算しずらくなってきた4メルテザッカー、
繊細さに欠ける5ガブリエウ、
そして形だけの第4CBの21チェンバース、
これらの事を考えますと
更にチーム力を強化するためには
6コシールニーのパートナーとして
もう一人実力者が必要に感じます。

そして主力の6コシールニーも来シーズンは31歳になり
そろそろ年齢的な衰えが見え始めてもおかしくありません。
今シーズンは4メルテザッカーの世代交代が行われましたが
そう遠くない時期に6コシールニーの世代交代もあると思われますので
20代の前半で主力として任せられる様な実力者を
是非とも獲得して欲しいと思います。



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この夏の補強ポイントは
よく言われる様にこの3点だと思います。

1、シーズン20ゴールが期待できるストライカー

2、フィルターとして計算できる守備力を有し、
  司令塔的な振る舞いもできるCMF

3、レギュラー候補の20代前半のCB。

この3点に全身全霊をかけて補強に動いて欲しいと思います。

場合によってはその3つのポジションに
£3000万以上の投資を連発する位の覚悟を持って
補強しなければ来シーズンのPL制覇は見えてこない様に感じます。

しかし実際にはこの3つのポジションだけではなく
もう一つだけ潜在的な不安要素があります。

それは17アレクシスの引き抜きの噂です。

向上心の強い17アレクシスは現在のアーセナルの状態に
完全には満足していないと言われています。
その17アレクシスの心の隙につけ込んで
バイエルンやユベントス等を筆頭に
グアルディオラのシティまでもが
水面下で獲得に動いていると言われています。

仮に17アレクシスがこの夏に退団する様な事が起こった場合には
その代役を獲得しなければならなくなり
補強戦略は大きく変わってしまう様に感じます。

一時期11エジルにも引き抜きの噂が流れましたが
一貫して沈黙を貫いている17アレクシスに対して
11エジルには週給£20万の契約更新の話が出ており
そしてアーセナルへの不満があると言う噂が出るたびに
否定するコメントも出し続けてくれていますので
11エジルに関してはこの夏の間に契約更新して
来シーズン以降もエミレーツのピッチで
共に戦い続けてくれると思われます。


それでは次回からは優先順位の高いポジションで
最近獲得の噂に上がっている選手を中心に
私見的に考えて見たいと思います。


・・・つづく。



2015/16シーズン〜〜補強について:各論〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜補強について:各論〜〜


今回は今シーズン加入した選手について私見的に評価をしてみたいと思います。
Arsenal 1.jpg


〜〜〜33ペトル・チェフ〜〜〜

GK:中心選手

33チェフのプレーでチームに多くの勝ち点をもたらす。
DFラインに安心感を与える

評価:優

昨夏の唯一の補強となってしまった33チェフですが
その効果は絶大だったと思います。

昨シーズン、クルトワの台頭により
チェルシーでの出場機会が激減していたチェフは
出場機会を求めて移籍を志願し、
当初はプレミア以外のクラブへの放出を
目指していたチェルシーを何とか説得して
£1100万の移籍金でアーセナルへ移籍してきました。

昨シーズン後半、素晴らしい働きを見せた13オスピナがいる状況で
33歳の33チェフを獲得する事に
当初は疑問の声も挙がりましたが
その様な声もその後見せた33チェフのパフォーマンスで
すぐに賞賛の声に変わりました。

シュートに対する反射スピードや瞬発力に関しては
全盛期に比べて年齢的な衰えを
感じる場面がない訳ではなく
実際、至近距離からのシュートに対する反応は
13オスピナの方が上回っている様に感じる事もありましたが
その一方で、経験に裏打ちされたポジショニングや
展開を読む能力は非常に高く
その無駄のないゴールキーピングは
年齢的な衰えを十二分にカバーし
今でもワールドクラスの名に相応しいGKである事を
十分に証明して見せたと思います。
そして13オスピナの弱点でもあるハイボールに対しては
非常に大きな存在感を見せており
長年セットプレー等に伴うハイボールの攻撃に苦しめられて来ていた
アーセナルにとっては非常に大きな力をもたらしたと思います。

そして33チェフがもたらしたのはプレーだけに留まらず
最後部から送られる的確なコーチングは
DFラインを大いに助ける事となり
その結果、以前に比べてDFラインの安定感は
格段に上がったと思います。

33チェフの移籍が決定した時に
「アーセナルに勝ち点10〜12をもたらすだろう」と語った
テリーの言葉通り
33チェフの働きで勝ち点を得た試合は何試合もありました。

アーセナルのアキレス腱と言われ続けたGKの問題は
33チェフの獲得で今後数シーズンは収束すると思われます。
そしてワールドクラスのGKとは
どの様な物なのかを我々に示した33チェフの獲得は
大正解だったと思われます。



〜〜〜35モハメド・エルネニー〜〜〜

CMF:レギュラークラス

怪我で離脱した19カソルラの代役

評価:良

冬の移籍期間で獲得した35エルネニーは
当初はもっと守備的なMFかと思われていましたが
実際にはその印象は大きく異なっていました。

35エルネニーは中盤の底を起点としていますが
そのプレーエリアは非常に広大で、
90分間足を止める事なくアグレッシブに動き続けられるだけの
底なしのスタミナを活かして
状況によってはサイドに開く事もあれば、前線に絡む事もある
Box to BoxタイプのCMFと言った方が的確だと思われます。

そのダイナミズムに溢れる動きは
パス・アンド・ムーブの時にも効果的に発揮され
パスは捌いた後には
必ずリターンを受ける事が出来るポジションに
献身的に顔を出す事で
中盤に小気味良いリズムと流れを生み出していたと思います。

しかもただダイナミズムがあるだけのMFとは異なり
獲得した時の印象通り、足元の技術が安定しており
ダイレクトやワンタッチパスで小気味よくパスを繋げるセンスは
19カソルラが離脱してから失っていた
中盤の推進力を蘇らせたと思います。

そして相手選手に囲まれた状況でも
ボールをキープ出来る技術的な高さと
慌てる事のないメンタル的な強さも持ち合わせており
そのメンタル的な強さは
僅かしかないパスコースでも
積極的にパスを通す所にも良く出ていると思います。

その一方でディフェンスの技術の面ではまだ改善の余地があり
相手選手との距離感やアタックするタイミング等は
改善しなければならないポイントだと思います。
そしてプレミアで生きていく為には
もう少し強さも必要になってくると思われます。

センス良くパスを繋ぐリンクマンとしてのプレーと
非常に広範囲を動き続けるダイナミックなスタイルが
35エルネニーの大きな特徴となっており
19カソルラが離脱した後に失っていた
中盤の推進力を再びチームに蘇らせ
リンクマンとしての19カソルラの穴を
見事に埋めたと言えると思います。

19カソルラが本格的に復帰する来シーズンは
35エルネニーがどの様な形で使われるかが
非常に注目されます。
タイプ的には19カソルラとコンビを組むと言うよりも
19カソルラとポジションを争うと言う構図になると思われますが
もう少しディフェンス技術を向上させる事が出来れば
19カソルラとのポジション争いをする上で
優位性が出せると思いますので
来シーズンの更なる成長に期待したいと思います。

世界的にはそれ程名が知れていた訳ではなかった35エルネニーの獲得は
アーセナルらしい良いスカウティングだったと思います。



・・・つづく。



PL:Manchester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester City 2−2 ARSENAL
2016年5月8日(日)Barclays Premier League, Etihad Stadium

Goal
 (8)Aguero
 (10)12Giroud(←35Elneny)
 (51)De Bruyne
 (68)17Alexis(←12Giroud)
 

33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

35Elneny  16Ramsey

17Alexis   45Iwobi   23Welbeck

12Giroud



(24)23Welbeck>>>10Wilshere
(59)45Iwobi>>>14Walcott
(76)35Elneny>>>34Coquelin

Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 19Cazorla
 28Campbell


Arsenal 1.jpg残りのシーズンの現実的な目標となる
CLストレートインが出来る
3位以内を確保する為には
敗れる事が許されない
4位のシティとのこの直接対決でしたが
2度のリードを許すも
2度とも追いつく粘りを見せて
価値ある勝ち点1を奪いました。

先発は前節後半途中で負傷交代した
4メルテザッカーに代わり
5ガブリエウが先発で出場し
そして臀部の怪我で欠場した11エジルに代わって
45イウォビがトップ下に入り
左サイドには23ウェルベックが起用されました。

この試合の前半は一言で言えば非常に大雑把な感じの展開でした。
特にアーセナルは試合開始直後に6コシールニーが
普通にフィードしようとしたボールを
いきなり空振りをしてしまい
そこでボールを奪われてしまった所から
バタバタとした印象が強く
まさに地に足が着いていないと言う感じだったと思います。

勿論、シティの積極的なハイプレスに曝されて
ボールを保持する事が出来ず
受け身になる時間が多かった影響はあると思いますが
それを差し引いてもチームとしてのまとまりを示す事が出来ずに
来たボールを跳ね返し続ける事が精一杯の状況でした。

その様な流れの中で一番気を付けなければならなかった
先制点を奪われてしまいました。

8分、左サイドから入れられたナバスのクロスを
フェルナンジーニョが落とし
それを受けたアグエロがマークに来た35エルネニーをかわして
左脚を振り抜き失点。

チャンスが来たら絶対に外さないと言う
ストライカーとしてのアグエロのシュートは
見事だったのは言うまでもありませんが
落ち着きを取り戻せずバタバタした流れの中だっただけに
全ての対応が悪かったのは間違いないと思います。

この失点までの時間帯は基本的にはシティの流れでした。
そのシティの攻撃自体も淡白な物が多く
ゴールの匂いがする様な鋭い物はあまりありませんでしたので
うまく凌ぎきれば流れは変わる様に感じていましたが
そのシティの攻撃を跳ね返しはしても
そのクリアーが中途半端だったり
味方に繋ぐ事が出来なかったりした為に
すぐにシティに奪われてしまい
そしてまた攻め込まれる展開を
何度も繰り返してしまっていました。
この様な流れの結果として
目の前の対応に追われてしまい
クリアーするにしてもクリアーが小さかったり
相手をチェックするにしても寄せが甘かったり
本来ならばもっと上手く対応できたと思いますが
それらが全て上手く出来ていなかったと思います。

失点の場面でもナバスがクロスを入れる前に
何度も大きくクリアーするチャンスはありましたがクリアー出来ず
クロスを入れたナバスに対しても
23ウェルベックはもっとプレッシャーを与えられたと思います。
スルスルと上がってきたフェルナンジーニョには
16ラムジーは良く付いて行ったと思いますが
前を獲っていただけにクリアーして欲しかったと思いますし
アグエロに対応した35エルネニーも
簡単にかわされすぎたと思います。
もっと言えばシュートに対して6コシールニーは
ただ壁になり反応を示さなかったのも疑問に感じます。
ディフレクトしない様にシュートに対して
脚を出さない決め事でもあるのかと
勘ぐってしまう様な対応は個人的には良い方針とは思えません。
結果的にディフレクトしたとしても
ディフェンダーとしてゴールを守ろうと姿勢は
常に見せて欲しいと個人的には思います。
これらの何処かの場面で違った結果を示せる選手がいたら
失点は免れていたかもしれませんでしたので
残念な結果でした。

ここまでの流れから考えますと
この失点を契機に堰を切った様に
大量失点する可能性も考えられましたが
シティの方もアーセナルに負けず劣らず
まずい守備からアーセナルにチャンスが訪れました。

9分、サニャのクリアーミスを受けた12ジルーが中にクロスを入れました。
そのクロスはファーサイドに流れてしまい
クリシーがヘッドでハートに戻しましたが
そのバックパスはシティゴールに向かって転がって行ってしまいました。
惜しくもボールはポストをかすめてゴールラインを割ってしまい
オウンゴールにはなりませんでしたが
元アーセナルのサニャとクリシーの
援護射撃で得たCKから同点ゴールが生まれました。

10分、35エルネニーが蹴った右CKを
12ジルーがヘッドで合わせてゴール!!

12ジルーをマークしていたマンガラを
上手くかわしてフリーになった12ジルーの
貫禄勝ちのゴールだったと思います。
それにしてもマンガラはフィジカル能力が素晴らしく
鳴り物入りでシティに引き抜かれてきましたが
未だにその大器の片鱗を見せていない様に感じます。

すぐに同点に追い付いた事で
シティへの一方的な流れになる事は免れましたが
その後も大雑把な展開は続きました。
しかしアーセナル以上に
勝たなければならないシティも拙攻が目立ち
危険になりそうな場面も活かし切る事が出来ずに
前半は1−1で乗り切りました。

後半に入るとやや落ち着きを取り戻しましたが
再び先攻したのはシティでした。

51分、中盤からドリブルで侵入してきたデ・ブライネに
ペナルティの外側からミドルシュートを決められ失点。

デ・ブライネに守備陣の間を
上手くすり抜けられてしまったとも言えますが
アタッキングエリアに入ってくる前に
24ベジェリンと35エルネニーにはデ・ブライネを
潰すチャンスがあったと思います。
しかしこの試合全体的に言える事ですが
局面での対応が一歩踏み込めない
軽い対応になってしまった為に
潰すどころか進路を塞ぐ事も出来ずに
簡単にアタッキングエリアまで侵入させてしまったのは残念です。

そして5ガブリエウも侵入してきたデ・ブライネに対して
半身に構えた時に背を向け過ぎてしまう
悪い癖が出てしまいました。
5ガブリエウがこの姿勢で半身に構えた時に
相手に背中側に向かって切り返されてしまうと
その動きに合わせて左に旋回せずに
右側から反転してしまいます。
左から旋回すれば相手とは同じ距離感で
体勢を入れ替える事が出来ますが
右側から旋回してしまうと
旋回する半径は自ずと大きくなってしまい
その結果相手との距離感はどうしても広がってしまいます。
当然ですが完全に背を向ける事になりますので
一度視線を相手から外す事にもなり
この時の様に体勢を反転した時には
デ・ブライネは既に離れた所に行かれてしまい
その結果としてフリーの状態でシュートを撃つチャンスを
与えてしまう事になってしまったと思います。

以前から5ガブリエウには半身に構えた時に
必要以上に背中を相手に向けて構えてしまう悪い癖があますが
その悪い癖は未だに治っていません。
相手に対して少しだけ前を向く事が出来れば
左右のどちらに切り返されても対応できる様になると思いますが
現状としては5ガブリエウの背中側は
相手の選手にとっては容易にかわす事ができる
恰好の隙になってしまっている様に見えます。
これまで指摘を受けた事がないのか、
身に染み込んでしまっていて
治す事が出来ない部分なのかは分かりませんが
早急にこの悪い癖を修正しなければ
切り返しの鋭いアタッカーに対しては
全く対応できなくなる恐れがある様に感じます。

そしてもう一つ気になったのが33チェフです。
アグエロのシュートもデ・ブライネのシュートも
ゴール下角にコントロールされた
良いシュートだったと思いますが
最近あのコースのシュートに対して33チェフは
非常に弱い印象を受けます。
アグエロのシュートは鋭いシュートだった為に
ある程度は仕方がないとは思いますが
デ・ブライネのペナルティの外からのシュートは
コースは良かったとは言え、
シュートスピードはそれほど無かった事を考えますと
触る事も出来なかったのはちょっとショックでした。
勿論、死角等の他の要因があった可能性もありますが
クリスタル・パレス戦のボラシーのシュートでも
全く同じ様に失点していましたので
現時点ではこのコースに対するセービングに
問題が発生している可能性がある様に感じます。
シュートに対する反射スピードや瞬発力等に
年齢的な衰えが出始めたのか?
怪我の影響でベストなパフォーマンスが出来ていないだけなのか?
どちらにせよ今シーズン前半で見せた様な
圧倒的なパフォーマンスは
影を潜めている様に感じます。

再び先攻された事でやっとアーセナルにもエンジンがかかり出し
何度か良い形が作られ始めました。

59分、右サイドから中央に向かって
ドリブルで斜めに侵入してきた10ジャックから
左サイドの18モンレアルへパスが出され
そこから柔らかいクロスが入れられました。
そのクロスに対して12ジルーが
ジャンピングボーレーシュートを試みましたが
その手前でオタメンディにカットされてしまい
シュートまでには至りませんでしたが
積極的に仕掛けていく10ジャックの特徴がよく出ていたと思います。

66分、右サイドの14ウォルコットから
中央の12ジルーへ楔のパスが送られ
そこから12ジルーと35エルネニーが
ダイレクトパスで繋いだ後に
12ジルーからのスルーパスで
14ウォルコットがDFラインの裏に抜け出しました。
前に飛び出してきたハートにコースを消されてしまい
14ウォルコットのチップキックのシュートは
枠を捉える事が出来ませんでしたが
良い形の崩しだったと思います。

流れの中で続けて崩す事が出来たアーセナルは
その勢いのまま同点ゴールが生まれました。

68分、ドリブルで切り込んできた17アレクシスから
12ジルーに縦パスが入り
それを綺麗に落とした所を
走りこんできた17アレクシスが右脚を振り抜きゴール!!

このゴールは12ジルーのポストプレーに尽きると思います。
マンガラを背負いながら少し右側に逸れた縦パスを
体勢を崩しながら左足のヒールで綺麗に落とした12ジルーは
最高のポストワークを見せたと思います。
14ウォルコットへのスルーパスもそうでしたが
やっとゴールを奪い、その呪縛から解き放された事で
動きは確実に軽やかになった様に見えます。
シーズン最終戦、そしてユーロに向けて
12ジルーは調子を上げていく事が予想されます。

これで再び同点になった事でシティは再び攻勢を強め
アグエロやボニーに際どいシュートを狙われるも
なんとか守りきってドロー。

3位確保に向けて貴重な勝ち点1を奪ったと共に
ユナイテッドの結果次第では
シティは5位に転落する可能性も出てきた
試合結果になりました。


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33チェフ

 終盤のボニーのバーを叩いたシュートを途中で見切って手を引っ込める等、らしさを見せる一方でゴール下角を破られた2つの失点は心配だ。 反射スピードや瞬発力に年齢的な衰えが見え始めているのか?怪我の影響でパフォーマンスレベルが戻っていないのか?ベストな時期に比べるとまだまだ十分ではない。

24ベジェリン

 抜群のスピードで右サイドでアクセントになっていたが、それを活かし切れず。

5ガブリエウ

 デ・ブライネのシュートの場面での対応は失敗だっただろう。 必要以上に背を向けて半身に構える悪い癖を治さなければ今後も同様な形で失点の切っ掛けになる可能性がある。

6コシールニー

 開始直後の空振りからペースを崩した印象。 全体的にバタバタした感じが続いた。

18モンレアル

 珍しくナバスの対応に苦労して何度も突破を許す。

35エルネニー

 局面での激しさが足りなかった場面があった。 元々の求めている事は違うが、35エルネニーに代わって34コクランが入った後の方が中盤の強度が上がった事からも守備面の局面ではもう少し成長が必要だろう。

16ラムジー

 帰陣に遅れるような場面もあったが、その一方で押し込まれて下がっている状況ではしっかりと守備の仕事をこなす。

17アレクシス

 数少いチャンスをしっかりと決める。

45イウォビ

 押し込まれている時間が長かった分、存在感は薄かった。 全体的に見てもやはりコンディションは落ちている様に見える。 残り1試合だからそのまま行くのか? 

23ウェルベック

 前半途中に相手と交錯して右膝を損傷してしまう。 怪我がなくても試合開始から動きが緩慢だった事を考えるとコンディション的にも低下してきていたのか? 
 
12ジルー

 1ゴール1アシストと久しぶりに存在感を示す。 メンタルコンディションにパフォーマンスが影響受けやすいタイプだけにここから調子が上向くか? シーズンは終わってしまうが、、、。

10ウィルシャー

 復帰2試合目。 独特の間合いとリズムでプレーする10ジャックは中盤に推進力をもたらしていた。 その一方で相手を引きつけてかわす、そのプレースタイルはこの試合でも何度か相手選手と交錯する場面があり、怪我とは常に背中合わせ。

14ウォルコット

 12ジルーのスルーパスで抜け出した様なプレーが14ウォルコットが求められているプレーだろう。 願わくばワンタッチ目をもう少し繊細にコントロールしていたらゴールのチャンスは広がっただろう。

34コクラン

 終盤の猛攻に対して投入される。 中盤の強度は確実に上がりクローザーとしての役割を完璧にこなす。
 

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来シーズンのCL出場権の為には
非常に大きな勝ち点1になったと思います。

最下位のアストン・ヴィラとの最終戦が引き分け以上ならば
3位以上が確定しCLストレートインの権利も得る事ができます。

そして今節スパーズが敗れた事で
勝ち点差が2に縮まりましたので
最終節の結果次第では2位へ浮上するチャンスも出てきました。

個人的には最終節は怪我で離脱していた
19カソルラを使って欲しいと強く思います。
年齢的に最後のビッグトーナメントになる可能性がある
ユーロ2016へのエントリーに滑り込む為には
怪我から復帰した姿を見せる必要があり
19カソルラの為にも是非とも起用して欲しいと思います。

そして最終節はここ最近の鬱憤を晴らす様な爆発した姿を
見せてくれる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:1G0A CL:0G0A
5ガブリエウ   PL:1G0A CL:0G0A
6コシールニー  PL:7G0A CL:0G0A
11エジル     PL:6G18A CL:2G0A FA:0G1A
12ジルー     PL:13G6A CL:5G0A FA:3G0A 
14ウォルコット  PL:5G2A CL:2G1A CS:0G1A FA:2G2A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A CS:1G0A FA:0G1A
16ラムジー    PL:5G4A CL:0G1A FA:1G0A
17アレクシス   PL:13G4A CL:3G5A FA:1G1A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G1A
19カソルラ    PL:0G3A CL:0G1A
20フラミニ    PL:0G0A CL:0G0A COC:2G0A
21チェンバース  PL:0G0A CL:0G0A FA:1G0A
23ウェルベック  PL:4G2A CL:0G0A FA:1G0A
24ベジェリン   PL:1G4A CL:0G1A FA:0G2A
28キャンベル   PL:3G2A CL:0G2A FA:1G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:1G0A
45イウォビ    PL:2G2A CL:0G0A FA:0G1A