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セントラルMF〜34フランシス・コクラン&20マチュー・フラミニ [Arsenal F.C.]

34フランシス・コクラン(25歳)

PL 21試合先発+5試合途中出場
CL 4試合先発+2試合途中出場
FAカップ 2試合先発
コミュニティー・シールド 1試合先発


Arsenal 1.jpg昨シーズンポジションを掴んだ34コクランは
今シーズンも19カソルラとのコンビで
3列目のファーストチョイスとして
チームに大きく貢献したと思いますが
昨シーズンほどの強烈なインパクトは
残せなかったと思います。

今シーズンも34コクランは
中盤の広い範囲をカバーしながら
危険な場所にいち早く現れ
相手の攻撃を潰す汚れ役として
非常に重要な役割を見せていたと思います。

その34コクランが昨シーズンに比べて
インパクトを弱めた要因はいくつかあったと思います。

昨シーズンはひと度ボールホルダーへアタックに行った時には
確実にボールを刈り獲っていた様な印象でしたが
今シーズンはタイミングを誤ってしまい
ファールで止める形になったり
突っ込んで行ってかわされる様な場面があり
少しズレを感じる場面が多かった様に感じます。

そして以前から言われている事ですが
攻撃時の貢献度が少ない点も印象を弱くしている様に感じます。

34コクランはテクニック的に悪い訳ではありませんが
それでも平均点かそれよりもやや上のレベル程度であり
パスを繋ぐ事を重んじるアーセナルの中では
平均点レベルでは雑な印象を受ける事もあり
攻撃時に顔を出す場面はそれほど多くありません。
勿論、コンビを組む事の多い19カソルラとの役割分担を考えますと
攻撃時により多くのプレーが求められている訳ではないと思いますので
攻撃時に顔を出す機会が少ないのは当然ですが
それでももう少し攻撃時に絡んできても良いと言う
意見はよく聞かれます。
実際、試合展開の中でゴールを求めたり
攻勢を強めようとした時には
まず最初にベンチに下げられるのは34コクランの事が多く
この事からもボスの中では34コクランは
攻撃面での貢献が少ないと評価されていると思われます。

この攻撃面での貢献の少なさが
現在の34コクランの足りない部分である一方で
守備の局面で汚れ仕事をする事が
自分のプレーポリシーだと
34コクランは考えている部分もあり
単純に選手としてのスタイルの違いの問題なのかもしれません。

しかし来シーズン以降の事を考えますと守備専従のDMFのままで
これまでの様な出場機会が得られるかどうかは疑問に感じます。

今までのスカッドの中では
34コクランと20フラミニの守備力と
その他の選手の守備力との間には
大きな差がありましたので
守備力だけでも大きなアドバンテージを得る事が出来ていましたが
現在は35エルネニーや29ジャカの様な
34コクランよりも脚元の技術が優れていながら
守備の局面でも献身的にその仕事をこなす様なタイプの選手が
スカッドに加わってきましたので
守備力だけでは大きなアドバンテージが
得られなくなってきた様に感じます。

実際、シーズン後半に16ラムジーが怪我から復帰してきた時に
それまで組んでいた34コクランと35エルネニーのコンビのうち
その後も起用されたのは35エルネニーの方でした。
勿論、35エルネニーがフィットした事で
中盤にリズムとテンポが蘇りましたので
この時期に35エルネニーを外す可能性は低かったと思いますが
それでもこの3者から
16ラムジーと35エルネニーが選ばれた事を考えますと
34コクランの守備力よりも優先される物がある事を
想像させられる選択だったと思います。

一方でその34コクランも昨シーズンに比べれば
ボールを良く引き出し、流れの中でパスを捌いていたと思いますし
隙を突いてラストパスを送る場面も何度かあったと思います。
特に怪我から復帰した後のシーズン後半は
パスを引き出すポジショニングや動きが
格段に良くなった様に感じましたので
自らの課題に対して対処しようとする意思を感じます。

それでも34コクランの最大の持ち味は
その守備の面にあると思いますので
その持ち味が減ってしまう事は避けて欲しいと思います。
そしてその守備力を活かして
厳しい試合の時に試合を終わらせるクローザーと言う
新たな役割を担う可能性もあると思いますし
ベンチにクローザーとして34コクランが控えている状況は
チームにとっては非常に心強い状況になると思います。
しかし35エルネニーや29ジャカが加入した中盤で
これまで同様の出場機会を得る為には
これまで以上に守備の局面以外の面での
更なる進化が必要である事は間違いないと思います。

来シーズンは再び大きな勝負を
仕掛ける必要があるシーズンになる様に感じます。


C'mon Arsenal !!


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20マチュー・フラミニ(32歳)

PL 12試合先発+4試合途中出場
CL 3試合先発+1試合途中出場
FAカップ 2試合先発
キャピタルワン・カップ 2試合先発:2ゴール


Arsenal 1.jpg2016年夏に切れる契約上
今シーズンの20フラミニは
当初は戦力外に近い状況と言われていました。

実際シーズン序盤はベンチにも入らない試合が多く
20フラミニのアーセナルでのキャリアは
終わりが近い様に見えました。
しかしその様な状況にも関わらず
腐る事なくしっかりと準備を整え
34コクランが怪我で離脱した時には
その代役をしっかりと務めた様に
今シーズンもバックアッパーとして
貴重な存在だったと思います。

その一方で全盛期に比べて
ポジショニングやタイミングなどが
適切ではなくなっている様に感じる場面が
多くなっているのも事実であり
試合中に空回りを起こしている様な時も
確かにあったと思います。

しかしプレーでの貢献度が少なくなったとしても
今シーズンも20フラミニは我々の印象に強く残るプレーを
見せてくれたと思います。

その中でも最も印象に残った場面は
キャピタルワン・カップ3回戦のスパーズ戦での
豪快なダイレクトボーレーシュートだと思います。
20フラミニには似つかわしくない
難易度の高いシュートをスパーズゴールに突き刺し
勝利に導いたこの一発は今シーズンのハイライトの一つだったと思います。

契約満了を迎える20フラミニは
この夏退団する事が決定しています。
2度目の加入は短い期間でしたが
中盤の守備の仕事を担い、
そしてチームに戦う気持ちを注入し続けた20フラミニは
チームにとって貴重な存在だったと思います。


C'mon Arsenal !!


セントラルMF〜19サンティ・カソルラ [Arsenal F.C.]

19サンティ・カソルラ(31歳)

PL 15試合先発:3アシスト
CL 5試合先発:1アシスト
コミュニティー・シールド 1試合先発


Arsenal 1.jpg奇しくも長期離脱した事で
現在のアーセナルにとって19カソルラが
どれほど重要だったかを
再認識させられたシーズンだったと思います。

昨シーズン3列目にコンバートされて
チームの舵取り役を任されてからの19カソルラは
素晴らしい活躍を見せていたと思います。

中盤にリズムとテンポをもたらし、
チャンスとなれば2列目の選手と絡んで
攻撃陣に厚みを加える役割で
抜群の存在感を示していたと思います。

その一方で3列目のポジションは
体を張らなければならない場面が増えるなど
元々小柄でテクニックで勝負してきた19カソルラにとっては
フィジカル的な負荷が大きすぎる様に感じる場面も多く
実際試合が終わる頃になると
ユニフォームがかなり汚れている試合も
よく見られたと思います。

その様に全体的なフィジカル的な負荷と
ボディーコンタクトが増えた結果と言えるかもしれませんが
11月のノリッジ戦でクリアーしようとした所で
相手選手と交錯して左膝関節内側側副靭帯損傷を負ってしまい
シーズン終盤まで長期欠場する事になってしまいました。
この結果、チームにリズムとテンポを与えていた
19カソルラを失ったチームは
シーズン折り返す頃まではなんとか踏ん張っていましたが
その後急激に失速して首位争いから脱落してしまった。

19カソルラの重要性が怪我で離脱した事で
再認識されてしまったのは何とも皮肉な話しですが
その19カソルラの存在の大きさが更にクローズアップされたのは
シーズン最終戦に怪我から復帰した
19カソルラのプレーを目の当たりにした時だと思います。

対戦したアストン・ヴィラにとっては
ただの消化試合という事を差し引いても
この試合の19カソルラの存在感は群を抜いていたと思います。
19カソルラの離脱中にその代役を担っていた35エルネニーは
それまで死んだ様に停滞していた中盤に
再びリズムとテンポを蘇らせる働きを見せていたと思いますが
この試合で見せた19カソルラが奏でたリズムとテンポは
チーム全体を躍動させるだけの力を見せ
35エルネニーが生み出していたそれと比べても
更に1ランク上の輝きを見せていた事に
正直驚かされました。

チームにリズムとテンポを生み出し
攻撃陣を活性化させる役割の19カソルラの存在は
来シーズンもチームの最重要選手の一人になると思われます。
そしてシーズン最終戦を見る限りでは
怪我の影響は感じませんでしたので
来シーズン開幕から万全の状態でプレーできると思われます。
その一方でポジション的にフィジカル的な負荷と
ボディーコンタクトが多いために
年齢的に怪我のリスクが今後も増えていく事が考えられますので
シーズン通してフル稼働させる事は難しくなる様に感じます。
幸い冬の移籍期間で獲得した35エルネニーに加え
この夏には29ジャカも獲得しましたので
仮に19カソルラが離脱したとしてもチームのダメージを
最小限に留めるだけの選手層は得られたと思います。
よって19カソルラは中盤に違いを生み出す
チームの最重要選手の一人ではありますが
来シーズンはその19カソルラに極端な負荷が掛かり過ぎない様に
バリエーションが豊富になった中盤の選手達を上手く使って
19カソルラのダメージコントロールを図ってほしいと思います。


C'mon Arsenal !!


2015/16シーズン〜〜セントラルMF総論〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜セントラルMF〜〜

19サンティ・カソルラ(31歳)
34フランシス・コクラン(25歳)
16アーロン・ラムジー(25歳)
35モハメド・エルネニー(23歳)
10ジャック・ウィルシャー(24歳)
20マチュー・フラミニ(32歳)
8ミケル・アルテタ(33歳)


Arsenal 1.jpg今シーズンの明暗を分けたのは
19カソルラの長期離脱に尽きると言っても
過言ではなかったと思います。

昨シーズン後半から組んでいる
19カソルラと34コクランのコンビは
非常に良く機能していたと思います。
フィルター役として泥臭い仕事を34コクランが担い、
司令塔としてアーセナルの中盤に
リズムとテンポを19カソルラが与えていた
この二人のコンビネーションは
非常に良かったと思いますが
この二人が怪我で離脱してからは
チームの雲行きは一気に悪くなってしまいました。

特に19カソルラの長期離脱の影響は非常に大きく
この19カソルラの離脱によって機能不全に陥ったチームは
ご存知の様に首位争いから脱落して行ってしまいました。
仮にこの二人が怪我で離脱する事なく
シーズン通して稼働する事が出来ていたら
今シーズンは違う結果になっていたかもしれません。
それだけに怪我で離脱してしまった事は本当に悔やまれます。

勿論、長いシーズン戦っていたら怪我で離脱するトラブルは
仕方がない部分はあると思いますが
問題なのは怪我で離脱した後の
バックアッププランが機能しなかった点だと思います。

34コクランの離脱に関しては短期間の離脱であり
20フラミニと言うバックアッパーがいましたので
そのダメージは最小限に留められたと思いますが
約半年にも及ぶ19カソルラの離脱が
非常に大きな問題をもたらしてしまったのは
ある意味予想通りだったと思います。

当時のアーセナルのスカッドには
本当の意味で19カソルラの代役を務められる
司令塔タイプの選手が不在だったのは
そもそもこの司令塔タイプの選手がこのポジションにいなかった為に
19カソルラをコンバートさせた事からも
はっきりしていた事だと思います。
その様な状況もあって個人的にも昨夏はこの司令塔タイプの選手を
補強してくれる事を願っていましたが残念ながら補強される事なく
スカッドに懸念材料を抱えたままシーズンに突入してしまい
その懸念が現実の物となってしまったのは非常に残念でした。

勿論、補強しなかったのは代役候補として
8アルテタや10ジャックに期待していたのかもしれませんし
場合によっては16ラムジーを
そのポジションで起用する事も考えていたからだと思います。

しかし8アルテタは最近は怪我の連続で
試合に出れる様なフィトネスを得る事が全く出来ておらず
10ジャックに至っては開幕直前に怪我で離脱してしまいました。
しかも10ジャックの離脱は当初の予想を上回ると言いますか
予想通りと言うべきなのか分かりませんが
復帰出来たのはシーズンの終盤まで待たなければなりませんでしたので
この二人はシーズン通して殆ど稼働出来ませんでした。

その為、19カソルラの離脱以降CMFに入ったのは16ラムジーでした。
以前から16ラムジーが中央のポジションでのプレーを
希望していたのは周知の事実ですが
その一方で現時点での16ラムジーには
リンクマンとしての素因が欠けている為に
19カソルラの代役として期待できないのは
既に薄々分かっていた事だと思われます。
結果として16ラムジーがCMFに入った後のチームは
リズムとテンポを失い機能不全に陥ってしまったのは
当然の結果だったと言えるかもしれません。

結局、準備していたバックアッププランはどれも機能する事なく
19カソルラの離脱をリカバリーする術を失ったままのチームは
急激に失速してしまいました。
そして最終的な解決策が得られたのは
冬の移籍期間で獲得した35エルネニーが
チームにフィットするまで待たなければならなかった事を考えますと
開幕当初のスカッドの評価は完全に甘すぎたと言えると思います。

その反省を踏まえてなのかもしれませんが
シーズンが終わってすぐに29ジャカを獲得したのは
懸命な策だと思います。
広い視野でパスを捌く事が出来る
司令塔タイプの29ジャカは
水準以上の守備力も備えており
アーセナルの中盤に求めていたタイプの選手だと思います。

その29ジャカの加入により
来シーズンの3列目のバリエーションは
豊富になったのは間違いありませんが
個人的な予想では19カソルラ&29ジャカのコンビが
ファーストチョイスになる様に感じます。

これまでの19カソルラ&34コクランのコンビも
バランスが良いコンビだと思いますが
よりボールを支配してゲームを作る事を考えますと
34コクランでは若干不足感は否めません。
アンカー的に下がり目の位置からパスを捌く29ジャカと
ボールを前に押し上げながら19カソルラが2列目と絡めば
アーセナルの攻撃陣は今まで以上に機能的になる様に感じます。
その19カソルラの代わりに
10ジャックを起用しても面白いと思います。
パッサー色の強い19カソルラに比べ
自らが切り込んでコンビネーションで仕掛ける事を好む10ジャック、
試合展開によって使い分けるのも面白いと思います。

反対に守備面を強化するのならば
19カソルラを2列目に戻して
29ジャカと34コクランを組ますのもよさそうです。

そして29ジャカの特性を考えますと
29ジャカをアンカーに置いた3センターの導入も
可能になる様に感じます。
もしも3センターを導入する事が出来れば
16ラムジーのポジション問題は決着するかもしれません。
そしてダイナミズムに溢れる35エルネニーも
インサイドハーフの方が本当は活きるのかもしれません。

唯一の懸念材料は今の所、退団する20フラミニに代わる
純粋なDMFのバックアッパーが不在の所ですが
29ジャカが早々にフィットして
ファーストチョイスとして起用できる様になれば
34コクランをバックアッパーにする事で
この不安も解消できると思われます。

今シーズンは19カソルラの怪我による長期離脱と
その19カソルラが離脱した時のバックアッププランが
全く機能しなかった為にチームの失速を招いてしまいましたが
来シーズンは29ジャカの加入により
一人や二人離脱したとしても
上手く対応できるだけのスカッドになったと思われます。


C'mon Arsenal !!


CB〜4ペア・メルテザッカー&5ガブリエウ [Arsenal F.C.]

4ペア・メルテザッカー(31歳)

PL 24試合先発:1アシスト
CL 5試合先発+1試合途中出場
FAカップ 3試合先発
キャピタルワン・カップ 2試合先発
コミュニティー・シールド 1試合先発


Arsenal 1.jpg昨シーズン辺りから顔を出していた年齢的な問題が
今シーズンは遂に
本格的に出てきてしまった様に感じます。

昨シーズンは前半こそW杯の影響で
丁重なパフォーマンスに終始しましたが
シーズン後半は見事に復活し
健在ぶりをアピールしていました。
しかし今シーズンは時折良いパフォーマンスを
見せる試合もありましたが
全体的に見ますとフィジカル的な衰えもさる事ながら
集中力を欠いた様な印象を受ける試合が多く
パフォーマンス的には低調だったと思います。

4メルテザッカーは自分の間合いで対応出来ている時には
まだ大きな問題を見せる事はないと思いますが
相手の間合いでの対応を強いられてしまった時には
脆さを見せる事がよくあると思います。
しかしこれは昨日今日始まった事ではなく
以前からこの様な傾向がありましたので
許容範囲の問題なのかもしれませんが
今シーズンは抜かれたりかわされたりした後に
次のリアクションがとれなくなっている、
もしくはとらなくなっている点は大きな問題だと思います。
確かに俊敏性もスピードも乏しい4メルテザッカーが
かわされた後に対応しようとしても
何も出来ないかもしれませんが
かわされた後にチンタラ走っていたり
その場で立ち止まって静観してしまう所は
正直頂けません。

傍から見ていると諦めてしまった様に見えるだけではなく
かわされた事に対して全く気にも止めていない様にさえ
見えてしまう事もあります。
これまでも追わない、走らないと言う場面は多々ありましたが
今シーズンはその様な傾向が顕著になってきた様に感じます。

そして毎年の様に指摘され続けていても一向に改善される事のない
前に出すぎてしまっては、
裏のスペースを狙われてカウンターを受ける場面が
残念ながら今シーズンもありました。

33チェフのが加入した事で勝ち点10〜12点もたらされましたが
4メルテザッカーの治らないこの愚行で
これまで勝ち点を何点失ったのでしょうか?
考えただけでゾッとします(苦笑)。

パフォーマンスレベルが上がらなかった4メルテザッカーでしたが
1月のホームでのチェルシー戦での大きなミスで
遂にレギュラーポジションを失ってしまいました。
この試合でも中途半端に高い位置まで上がっていた
4メルテザッカーの裏のスペースに向かってパスが出され
そのパスを受けたコスタを後ろから追っていた4メルテザッカーが
スライディングで倒してしまい
一発レッドで退場処分を受けてしまいました。

この愚行に対してはこれまで4メルテザッカーを寵愛してきたボスも
見切りをつけたのか?
遂にファーストチョイスから降ろす決断を下し
以後5ガブリエウが先発で起用される試合が多くなりました。

今シーズンのパフォーマンスを考えますと
この決断は正直遅いくらいだったかもしれませんし
本当ならば昨シーズンの前半の時点で
決断を下しても良かった様に個人的には思います。

それでは4メルテザッカーはもうチームには不要なのか?
と聞かれればまだ不要ではないと思います。

今後は年齢的な事を考えますと
パフォーマンスレベルが改善される事は難しく
特に有能なアタッカーのいる上位クラブに対しては
非常に大きなリスクになりかねないと思いますので
出場機会は減少していくと思われますが
それでも4メルテザッカーは人に強く、
唯一無二の高さと言う武器がありますので
パワープレーが多い下位クラブの試合などでは
使い方によってはまだまだ有効な戦力になる様にも感じます。
そして8アルテタ、7ロシツキ、20フラミニの
ベテラン勢が去る事が決まったチームにとっては
チームリーダーの一人としてピッチ外での役割は
今後は更に大きくなると思いますので
まだまだチームに貢献できる部分は残されていると思います。

来シーズンに向けてプレミアNo1のDFラインの構築には
十分な働きは期待できないかもしれませんが
チームをまとめるチームリーダとしては
今後もチームの為に大きく貢献してくれる事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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5ガブリエウ(25歳)

PL 18試合先発+3試合途中出場:1ゴール
CL 4試合先発
FAカップ 4試合先発


Arsenal 1.jpgいよいよ今シーズンは4メルテザッカーから
ポジションを奪う事が期待された5ガブリエウでしたが
結果的には期待した程の出場機会は
得られませんでした。

昨シーズンは英語力の問題等により
多くの出場機会は得られませんでしたが
それでも可能性は示してくれたと思います。
そして迎えた今シーズンは
開幕直後こそ6コシールニー&
4メルテザッカーのコンビで
シーズンが始まりましたが
4メルテザッカーの負傷により
早々にチャンスは訪れました。

出だしは上々だったと思います。
4メルテザッカーにはないスピードとアグレッシブさで
十分にその穴を埋める働きを見せたと思います。
その一方で不安定な面を見せる事がこの時期からもあり
特に熱くなりやすいその性格が災いして
チェルシー戦ではコスタの挑発に乗ってしまい
退場処分を受けてしまいました。

勿論、6コシールニーに暴行をはたらいた
コスタに対して仲間を守る為にとった行動と考えれば
情状酌量の余地はあると思いますが
結果的にはこの退場で数的不利になったアーセナルは
見せ場を作る事も出来ずに敗戦に追い込まれてしまった事を考えれば
大きな過ちを犯した考えるべきだと思います。

この退場劇が影響したかどうかは分かりませんが
その後は再び出場機会が限られるようになった事を考えますと
影響したと考えるのが妥当かもしれません。
この様にシーズン前半は限られた出場機会しか得られなかった
5ガブリエウでしたが奇しくもホームでのチェルシー戦で
4メルテザッカーが退場処分を受けた事を契機に
再びポジション奪取のチャンスが訪れました。

そのチェルシー戦の後から6コシールニーと共に
レギュラー格として先発で起用される様になりましたので
このままポジションを掴むのかと思われましたが
結果的にはそうはなりませんでした。

4月の WBA戦で久しぶりに先発で起用された4メルテザッカーが
そのままノリッジ戦まで3戦連続先発で起用された事を考えますと
コンディション維持の為のローテーションではなく
この時期に再び6コシールニー&4メルテザッカーのコンビに
ボスは戻そうと考えていた様に感じます。
しかし幸か不幸かノリッジ戦で4メルテザッカーが負傷した事で
シーズン終わるまで再び5ガブリエウが先発で起用されましたが
このシーズン終盤の状況を考えますと
ここでも5ガブリエウは
4メルテザッカーから完全にポジションを奪う事に
失敗したと考えた方が良い様に感じます。

結局今シーズンの5ガブリエウには
ボスから絶対的な信頼が得られなかった理由が
何かしらあったのだと思われます。

これまでも何度か指摘していますが
侵入してくるアタッカーに対しての身構え方が
背を向けすぎてしまう傾向が強い為に
簡単に裏を獲られてしまう所以外にも
DF技術的に雑な部分が目立つ様に感じます。
語弊を恐れず言うのならば全体的に対応に一貫性が乏しく
その場凌ぎと言いますか、
バタバタとした対応が非常に多く感じる所が
原因なのかもしれません。

また、先のチェルシー戦でコスタといざこざを起こして
退場処分を受けた様に
元々ファイタータイプの5ガブリエウの闘争心が
自制心を欠いて悪い方向に出てしまう所が
大きな懸念材料になっているのかもしれません。

勿論、その闘争心が良い方向に働いた時には
ビッグプレーを見せる事もあったと思います。
ペナルティの中であっても鋭いタックルでボールを刈り取り
絶体絶命のピンチを救ってみせたり、
まさに身を呈してゴールを守る場面も何度かあったと思います。
そのリスクを恐れないプレーは
この強い闘争心があるからこそ繰り出せるプレーだと思いますので
強い闘争心の全てが悪い訳ではありませんが
問題はその闘争心をコントロールする事が出来るかどうかが
現状として不安定すぎる様に感じます。

スピードがありフィジカル的にも強い所は
PL向きのCBだと思いますし
切れ味の鋭いタックルは見ていて興奮します。
しかし派手なプレーを見せる一方で
細から部分で雑さが目立ち
メンタルコントロール的に不安定さがある事も影響して
全体的にバタバタとした印象を受ける部分は
守備者としてはマイナス要素だと思います。
ボスに限らなくても何よりもDFラインに求める事は
安定感だと思います。

来シーズンに向けて本当の意味での
レギュラーポジションを得る為には
今シーズン露呈したそれらの問題点を克服し
「安定感」を見せる事が必要に感じます。


C'mon Arsenal !!


CB〜6ローラン・コシールニー [Arsenal F.C.]

6ローラン・コシールニー(30歳)

PL 33試合先発:4ゴール
CL 7試合先発
FAカップ 3試合先発
コミュニティー・シールド 1試合先発


Arsenal 1.jpg今シーズンもアーセナルのDFラインの要は
6コシールニーだったと思います。

コンビを組む4メルテッザッカーに
衰えが見え始めても、
5ガブリエウが不安定なプレーを見せても
6コシールニーだけは
シーズン通して安定したプレーで
DFラインを引き締めていたと思います。

とは言え、PLを代表するCBと呼ばれるまでになった
6コシールニーですが
ここ最近のシーズンの6コシールニーに比べると
若干集中力の欠いた雑なプレーが目立った様にも感じます。

無理な状況から繋げようとして自陣のバイタル近くでカットされる場面や
敵陣深くまで持ち上がりすぎて潰される場面など
ショートカウンターを受ける起点となる様なミスは
1度や2度ではなかったと思います。
そして今シーズン多かったそれらのミスの殆どは
プレーの選択肢を誤ったタイプのミスであり
そういう意味では避ける事が出来たミスと言えるかもしれません。

単純にイメージしたプレーが出来なかった過信によるものなのか?
集中力を欠いてしまっただけなのか?
年齢的な影響が出始めているのか?
考えられる原因は色々あると思いますが
状況判断とプレーの選択に関しては
若干雑に感じる場面が多かった様に感じます。

一方で今シーズンは8アルテタや4メルテザッカー、
そして19カソルラがピッチに立たない時には
キャプテンマークを託された様に
チームリーダーとしての責務を担う場面が多くなったと思います。
特にこの夏は長くチームを引っ張ってきた
8アルテタ、7ロシツキ、20フラミニの
ベテラン勢が契約満了でチームを離れる事が決まっていますので
来シーズン以降はチームリーダーとしての責務が
さらに増えてくると思います。
これまでは、古株とは言えチームの中心からは
一歩下がった所にいる様な印象を受ける事が多かったのですが
これからは守備陣だけではなくチームリーダーの一人として
チームを束ねる事が期待されると思います。

6コシールニーも30代の大台に乗りましたので
今後年齢的な問題が出てくる可能性は否定できません。
本来はその年齢的な問題を「経験」が
カバーする事が多いと思いますが
今シーズンに限って言えば
その「経験」とは真逆のパターンのミスが多かった様に感じます。
近い将来、年齢的な衰えは6コシールニーにも
確実に忍び寄ってきます。
その時に集中力を失わずに冷静に対応する
「経験」に裏打ちされたクレバーなプレーが見せられるかどうかが
選手としての寿命に直結すると思われます。

来シーズンは今シーズン成し遂げる事が出来なかった
PL制覇に向けての勝負のシーズンになると思います。
そしてPL制覇を目指す為に絶対必要なのは
プレミアNo1の強固なDFラインの構築だと思います。
その為には今シーズン見せた様な軽率なミスを減らし
今一度、名実ともにプレミアNo1のCBの座を
目指す必要があると思います。


C'mon Arsenal !!


左SB〜18ナチョ・モンレアル&3キーラン・ギブス [Arsenal F.C.]

18ナチョ・モンレアル(30歳)

PL 36試合先発+1試合途中出場:3アシスト
CL 6試合先発:1アシスト
FAカップ 1試合途中出場:1ゴール
コミュニティー・シールド 1試合先発


Arsenal 1.jpg昨シーズン、左SBのポジションを完全に掴んだ
18モンレアルは今シーズンも
非常に良いパフォーマンスを見せ続けたと思います。

その18モンレアルを一言で表すならば
「安定感」だと思います。

18モンレアルは派手な選手ではないと思います。
何か違いを生み出す様なプレーを
一試合のうち何度も見せる様なタイプではなく
どちらかと言うと堅実で地味な印象が強いと思います。
しかしシーズン通して振り返ると
パフォーマンスが悪かった試合を
思い出すのが難しいくらい安定していたと思います。

その18モンレアルのプレーは
鋭い洞察力と危機察知能力で危険な芽を摘むと共に
周囲に出来た危険なスペースを的確にカバーする事で
DFラインの安定感に貢献し、
ひと度大きなピンチを迎えた時には
ボールがゴールラインを超えるその時まで
決して諦めずにゴールを守ろうとする
献身的な姿勢は誰もが見習うべき姿勢だと思います。
そして、極端に攻め上がりすぎる事もなく
常に全体のバランスとタイミングを計りながらプレーする一方で
本当にチャンスとなった時には
ペナルティの中に入りシュートの局面にも顔を出す事があります。

その様に気の利いたプレーと共に
今シーズンの18モンレアルが大きく貢献した所は
大きな怪我をする事なくシーズン通してフル稼働した所だと思います。
今シーズンのアーセナルは良いか悪いかは別として
3ギブスがいたにも関わらずPLでは2試合を除き
18モンレアルが先発で起用され続けました。
その様に酷使され続けたにも関わらず
大きな怪我で離脱する事なく
最期までフル稼働し続けた点は
チームはとって大きな助けになったと思います。

しかし、18モンレアルも30代の大台に乗りました。
今後もこのペースで酷使続ける事に
耐えられるかどうかは疑問に感じます。
現在のアーセナルのDFラインにとって
不可欠の存在と言える18モンレアルを
怪我による長期離脱で失う事は
避けなければならない大きなポイントだと思いますので
来シーズンはもう少しペースを考えて
起用して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3キーラン・ギブス(26歳)

PL 3試合先発+12試合途中出場:1ゴール
CL 2試合先発+3試合途中出場
FAカップ 5試合先発
キャピタルワン・カップ 2試合先発
コミュニティー・シールド 1試合途中出場


Arsenal 1.jpg今シーズンの3ギブスは
先発で起用されたのはカップ戦を合わせても
わずかに13試合に止まりました。

この数字はここ最近では最も悪く
これよりも下回るのは
まだクリシーが在籍していた時期の
09/10シーズンまで遡らなければなりません。

とは言え、今シーズンの3ギブスが
悪いパフォーマンスに終始していたのかと言われれば
特別悪いパフォーマンスを連発した様な印象はなく
起用されればきっちりと
仕事をこなしていたと思います。
それでも出場機会が限られてしまったのは
単純に18モンレアルがシーズン通して良かったという事が
一番の要因だとは思いますが
その一方でその18モンレアルを脅かす様なパフォーマンスを
見せる事が出来なかったとも言えます。

先ほども書きました様に今シーズンの3ギブスは
特別悪かったと言う訳ではないと思いますが
反対に素晴らしいパフォーマンスを見せた印象もなく
言うなれば常に「及第点」と言う印象を受けます。
勿論、バックアッパーとして考えるのならば
その「及第点」は18モンレアルに代わって起用した時に
安心して起用できる保険になると思いますので
全てが悪い訳ではないと思います。
しかし、奪われたポジションを18モンレアルから奪い返す事を考えれば
「及第点」のプレーでは不十分であり
起用された時には違いを見せる必要があったと思います。
そう言う所を考えますと今シーズンの3ギブスは
選手として頭打ち感が漂っていると言われても
否定は出来ないと思います。

しかし年齢的に考えますと
そうのんびりとしている訳にはいかないと思います。
選手として最も脂が乗る時期に入ってきたこの時期に
ベンチで過ごすのは無駄であり
早々に18モンレアルからポジションを奪い返さなければ
選手として本当に頭打ちになりかねないと思います。

そう考えますと来シーズンは勝負の年になると思います。
30代に入り早かれ遅かれ落ち始めると思われる
18モンレアルからポジションを奪い返す事が出来なければ
本当にアーセナルでのキャリアは終わってしまうかもしれません。

その為には「及第点」のプレーではなく
全てにおいて自分の殻を破る事が必要であり
言うなれば予想を遥かに超える様な姿を
我々に見せる位の意気込みが必要だと思います。

ボスのブリティシュコア構想は失敗に終わるかもしれませんが
3ギブスはこのまま終わってしまう様な選手ではないと思います。
来シーズンこそは18モンレアルからポジションを奪い返す事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


右SB〜21カラム・チェンバース&2マテュー・ドゥビュシー [Arsenal F.C.]

21カラム・チェンバース(21歳)

PL 2試合先発10試合途中出場
CL 3試合途中出場
FAカップ 5試合先発:1ゴール
キャピタルワン・カップ 2試合先発


Arsenal 1.jpg今シーズンの21チェンバースの評価は
やや難しいです。

出場機会的に考えますと昨シーズンより減っており
後退した様に感じますが
その一方で実際のプレーに目を向けると
昨シーズンに比べて大きく成長したと思います。

昨シーズンの21チェンバースは
DFとしてのイロハを
全く理解していない様に感じる場面が多々あり
正直言ってDFとして
使い物になるのかどうかすら疑問に感じていました。
その為、本当の意味で
ファーストチームで使える様になるのは
早くても数シーズン先になると思っていましたが
今シーズンの21チェンバースは
その予想を大きく覆してくれたと思います。

特に変わったのは周囲の状況判断の部分だと思います。
今シーズンの21チェンバースを見ますと
右へ左へ頻回に首を振って
常に周囲の状況に気に掛けながらプレーする様になりました。
その結果、ポジショニングが改善され、
カバーリングへの反応も良くなったと思います。
反対に言えばプレー自体に余裕が出てきた事で
周囲の状況を確認するだけの余裕が生まれたのかもしれませんが
周囲の状況を的確に判断する余裕が生まれただけで
昨シーズン見せていた様な「穴」を空けてしまう場面は
かなり減ったと思います。

そして昨シーズンは1対1の場面でも距離感が悪く
相手に簡単にあしなわれてしまう場面が非常に多く感じましたが
今シーズンはアタックする状況とディレイさせる状況との
判断が良くなった事で相手のペースに陥る場面が減り
21チェンバースの手の内の中で対応できる場面が増えた様に感じます。

結果としてバタバタとしては
苦しくなるとファールで止めるしか出来なかった
昨シーズンとは打って変わって
DFとしての「守備」が出来る様になったと思います。

それでもまだDFとしての入り口に立っただけであり
ボールをカットするタイミングや相手との駆け引き、
流れを読む力等のDFとしての本当の意味での技術を上げなければ
レギュラー陣を脅かす存在になるのはまだ先になるかもしれませんが
昨シーズン抱えていた大きな問題を短期間に改善してきた
成長のスピードを考えますと
今後も期待して良い様に感じます。

そこで問題になるのは21チェンバースのポジションの問題です。
今シーズンもCB、右SB、そしてDMFの
3つのポジションを掛け持ちしました。
今シーズン先発出場した9試合では
CB3試合、右SB4試合、DMF2試合で起用され
途中出場でも10分以上プレーした試合4試合では
CB2試合、DMF2試合で起用された様に
起用回数的にはこの3つのポジションでは大きな差がなく
現時点では21チェンバースがどのポジションの選手と
考えれば良いのかはっきりしません。

勿論、この3つのポジションをマルチにこなせれば
チームにとっては非常にありがたい存在になると思われますが
残念ながらまだ21チェンバースはどのポジションでも
独り立ち出来ていませんので
そう言う時期から3つのポジションを掛け持ちする事が
良い様には思えません。
このまま併用を繰り返すと
最終的に独り立ちする事を遅らせてしまうだけではなく
このまま宙ぶらりんのまま
どのポジションでも独り立ちが出来ずに終わる可能性も
最悪あると思われますので
そういう事から考えても個人的には
まず一つのポジションで独り立ちさせてから
他のポジションとの併用を考えて欲しいと思います。

それではどのポジションが良いのか?
元々MFとして育成されていた事もあり
見ていてその振る舞いが最もしっくりとくるポジションは
DMFの様に個人的には感じます。
一方アーセナルのスカッド事情を考えますと
最も出場機会が得られそうなのは
右SBの様にも感じます。
しかし先日のトゥーロン国際大会でのイングランドU-21の様に
代表レベルではCBとして期待されている様ですので
そういう意味ではDMFや右SBよりもCBの方が
後々良いキャリアを送れるのかもしれません。
よって、客観的に見てこのポジションがベストと言える様な
決定的なポイントをあげる事も難しく
時が解決してくれる事を待たなければ
結果はわからないのかもしれません。

しかし今後の事を考えますと
まず一つのポジションに固定して
定期的な出場機会を得る事が必要だと思いますが
それがアーセナルでは難しいのならば
この夏に噂されている様に
シーズンローンに出る事も有益のように感じます。

PLのクラブである事は当然の事ですが
一つのポジションで起用してくれると共に
レギュラークラスとして定期的な出場機会が得られる様な
条件に合うクラブがあるのならば絶対に行くべきだと思います。
そしてそのクラブで1シーズンみっちりと
実戦経験を積む事ができれば
アーセナルに戻ってきた時には
本当の意味でポジション争いが出来る選手になって
戻ってきてくれると思います。


今シーズンはDFとしてのスタートラインに立つ所まで
成長の跡をしっかりと見せてくれたと思いますが
その一方で使われ方としては非常に中途半端で
多くの出場機会を得る事ができなかったのは残念です。
今後の事を考えますとこのままの状況が続くのは
あまり良い事とは思えず、
更に成長させる為にも定期的な出場機会が必要だと思います。
それがアーセナル内では難しいのならば
シーズンローンに出る事には賛成です。


C'mon Arsenal !!


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2マテュー・ドゥビュシー(30歳)

PL 2試合先発
CL 2試合先発+1試合途中出場
キャピタルワン・カップ 2試合先発


Arsenal 1.jpg昨シーズン、度重なる怪我で
殆ど稼働できなかった2ドゥビュシーの今シーズンは
非常に残念な結果でした。

今シーズンは
昨シーズン台頭してきた24ベジェリンとの
本格的なポジション争いが期待されましたが
成長著しい24ベジェリンの前に立ちはだかる
乗り越えなければならない壁になるどころか
結果は完敗でした。

本人は十分な競争機会が与えられなかったと
冬にローン移籍した後に愚痴っていましたが
実際ピッチの中で見せた2ドゥビュシーのプレーは
現在の24ベジェリンと対抗するだけのクオリティーは
見せる事が出来ていなかったと思います。

攻撃面に関しては以前の様なタイミングが良く
大胆に攻め上がる姿は見せられず
守備面においてもアグレッシブな姿は影を潜めていました。
それどころかコンディション的な問題なのか?
怪我の影響なのか?それとも年齢的な衰えなのか?
原因はわかりませんが
全体的にパフォーマンスにキレがなく
アーセナルのプレーリズムに
付いてこれていない様に見えました。
勿論、昨シーズンは加入してからそれ程経たずして
怪我で離脱してしまいましたので
アーセナルのスタイルに順応出来ていないのも
仕方がない事だとは思いますが
競争社会で生きている以上
信頼に応えるだけのパフォーマンスを見せられなければ
出場機会が限られてしまう事は仕方がないと思います。

結局冬の移籍期間でボルドーへローン移籍しましたが
その後の振る舞いや言動を考えますと
アーセナルから心が離れているのは間違いなく
来シーズンの戦力の中にはもう含まれていないと思われます。


現役フランス代表としてサニャに代わって
加入した2ドゥビュシーでしたが
怪我の影響でその片鱗を見る事が出来なかった事は残念です。
しかし、その2ドゥビュシーの長期離脱があったからこそ
24ベジェリンと言うアーセナルの未来を
我々は得る事が出来たと思えば
2ドゥビュシーのアーセナルのキャリアも
幾分は意味が出てくるかもしれません。


C'mon Arsenal !!


2016/17プレミアリーグの日程が発表!! [Arsenal F.C.]

2016/17プレミアリーグの日程が発表されました。

Premier-League16-17-2.jpg


AUGUST
13  Sat H Liverpool
20  Sat A Leicester City
27  Sat A Watford

SEPTEMBER
10  Sat  H Southampton
17  Sat  A Hull City
24  Sat  H Chelsea

OCTOBER
1  Sat  A Burnley
15  Sat  H Swansea City
22  Sat  H Middlesbrough
29  Sat  A Sunderland

NOVEMBER
5  Sat  H Tottenham Hotspur
19  Sat  A Manchester United
26  Sat  H Bournemouth

DECEMBER
3  Sat  A West Ham United
10  Sat  H Stoke City
14  Wed A Everton
17  Sat  A Manchester City
26  Mon H West Bromwich Albion
31  Sat  H Crystal Palace

JANUARY
2  Sat  A Bournemouth
14  Sat  A Swansea City
21  Sat  H Burnley
31  Tue  H Watford

FEBRUARY
4  Sat  A Chelsea
11  Sat  H Hull City
25  Sat  A Southampton

MARCH
4  Sat  A Liverpool
11  Sat  H Leicester City
18  Sat  A West Bromwich Albion

APRIL
1  Sat  H Manchester City
4  Tue  H West Ham United
8  Sat  A Crystal Palace
15  Sat  A Middlesbrough
22  Sat  H Sunderland
29  Sat  A Tottenham Hotspur

MAY
6  Sat  H Manchester United
13  Sat  A Stoke City
21  Sun H Everton


来シーズンは開幕戦から楽しみなカードが組まれました。
クロップ率いるリバプールとのホームでの開幕戦は
来シーズンのアーセナルの状態を計る上で
非常に良い相手かもしれません。

その後も昨シーズン対戦成績が悪く、
ある意味来シーズンの鍵となる対戦相手である
サウサンプトン戦やチェルシー戦が序盤に組まれています。
この8月9月を乗り切って
上手くスタートダッシュをきる事が出来るかどうかが
PL制覇に向けての最初のポイントになりそうです。

そして前半戦の山は11月のスパーズとユナイテッドの2連戦かもしれません。
CL〜代表戦〜CLに挟まれる形のこの時期は
例年怪我人が出始める時期ですので難しい試合になる可能性があります。
仮にCLグループステージで苦戦を強いられていた場合は
ボスのこれまでの傾向から考えますと
これらの試合を全てベストメンバーで挑み続ける可能性もありますので
試合の結果だけではなく怪我人の問題も気になります。

更に2月3月もチェルシー、サウサンプトン、リバプール、
そして昨シーズンの王者レスターと鍵となる対戦相手との試合が組まれ、
4月に入ってもシティとウエスト・ハムと続きます。
この時期は例年失速する事が多い時期ですが
これらの試合を上手く乗り切る事が出来れば
PL制覇が見えてくると思われます。

来シーズンはこれまで以上の戦国時代になると思われ
以前に比べて気が抜ける様な時期は
明らかに減った様に感じます。
例年シーズン後半失速して悔しい思いをする事が続いていますが
来シーズンこそは悲願のPL制覇を目指して
全身全霊で戦い抜く事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


右SB〜24エクトル・ベジェリン [Arsenal F.C.]

24エクトル・ベジェリン(21歳)

PL 36試合先発:1ゴール5アシスト
CL 6試合先発:1アシスト
FAカップ 1試合先発:2アシスト
コミュニティー・シールド 1試合先発


Arsenal 1.jpg昨シーズン途中からポジションを掴んだ
24ベジェリンはその勢いのまま
不動の右SBの座を
手にしたシーズンになりました。

シーズン開幕当初は
怪我から復帰した2ドゥビュシーとの
熾烈なポジション争いが繰り広げられると
誰もが予想していたと思いますが
蓋を開けてみれば2ドゥビュシーを
全く寄せ付ける事なくシーズン通して
右SBのレギュラーとしてのポジションを
保ち続けました。

その24ベジェリンは今シーズンも更なる成長を見せたと思います。
攻撃面に関しては今更言うまでもないかもしれませんが
スピードに乗ったドリブル突破、
コンビネーションで裏に抜け出す様なプレーは
相手に脅威を与え
そこから鋭い弾道のクロス、
ニアへのグラウンダーのクロス、
柔らかいタッチのクロスを使い分け
攻撃陣に厚みをもたらしていたと思います。

その様な中で今シーズンの24ベジェリンのハイライトは
CLバイエルン戦での2点目の場面だと思います。
後半ロスタイムのフィジカル的に苦しい時間帯にも関わらず
相手の不注意のパスをカットして
そのまま全速力で相手の追随を振り切って
中に走り込んできた11エジルのゴールをアシストしました。
積極的な姿勢でチャンスを見逃さず
そして90分間走り続けるだけのスタミナと
落ちる事のない圧倒的なスピードで
バイエルンを粉砕した瞬間でした。

一方で更なる成長をする為にはまだ改善の余地も残されていると思います。
スピードに乗ったドリブルや
コンビネーションでの突破は良く見せますが
スルーパスの様な形でスペースに向かって
ロングスプリントで飛び出す様な形は
それほど多くない様に感じます。
24ベジェリンがスペースに飛び出すパターンは
アタッキングサードに入ってから
コンビネーションで裏に抜け出すパターンは多いのですが
本当の意味で24ベジェリンのスピードを活かすのならば
もう少し長い距離を走らせる様な形の方が
より決定機が作れる様に感じます。

また、攻撃面で停滞している様な試合になればなる程
24ベジェリンのプレーもその様な流れに流されて
単調になってしまう事が多い様にも感じます。
よく見られるのは何度も跳ね返されているにも関わらず
何度も何度も同じ様な弾道のクロスを入れ続けるパターンです。
これは中で待っている選手との兼ね合いもあると思いますが
もっと工夫を見せるべきだと思わせる場面は何度かありました。
しかしこれに関しては
スペースを見つけたら早い段階から斜めに切り込んでくる場面や
クロスを入れる様なタイミングから
更に中に侵入するパターンなど
色々なバリエーションを試みる様になってきていると思いますので
今後は改善してくると思われます。

そしてコンビを組むサイドアタッカーによって
攻撃面にバラつきが出ている様に感じる点も
改善の余地がある様に感んじます。
お互いの動きが理解しきれていないのか
単純に気を使って萎縮しているのか分かりませんが
特に17アレクシスと右サイドでコンビを組んだ試合では
息のあったプレーを余り見せる事が出来ていなかった点も
改善の余地があると思われます。

守備面に関しては昨シーズンに比べると安定してきたと思いますが
時々1対1の場面で抑えきれない場面がある点は
改善の余地があると思います。
勿論、仮に振り切られそうになったとしても
24ベジェリンのスピードである程度リカバリーが出来るので
本当の意味でピンチを迎える場面はそれ程多くはないかもしれませんが
守備者としては最初のコンタクトで抑えるのが
本来は理想だと思います。

その一方でそのスピードで何度となく
大きなピンチからチームを救ってきたのも事実です。
ある時は1対1になった33チェフがかわされた瞬間
後方から疾風の如く舞い戻ってきた24ベジェリンが
ボールをカットした事もありました。
ある時は無人のゴールに向かっていったボールに
全速力で戻ってクリアーした24ベジェリンが
勢い余ってそのままポストに激突した事もありました。

この様に24ベジェリンの成長はプレー面に留まらず
パーソナリティー的にも大きく成長したと思います。
ファーストチームの一員としてまだ2シーズン目ですが
チームの一員としてチームの勝利の為に
その責務を全うするだけの責任感と覚悟を見せる様になり
アーセナルの主軸としての自覚も芽生えてきた様に感じます。

そしてその活躍が評価され今シーズンの
PFA年間ベストイレブンにも選出されると共に
スペイン代表としてユーロ2016のメンバーにも選ばれました。
最近ではバルサやバイエルンやシティから
引き抜きの噂も聞かれますが
サイドアタッカーだった一人の少年を
PLを代表する右SBへ成長させたアーセナルへの恩義を
強く感じている24ベジェリンを信じたいと思います。
そして末長くアーセナルと共に戦い
レジェンドの一人としてアーセナルの歴史に名を刻んで欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


2015/16シーズン〜〜DF総論〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜DF〜〜

〜RB〜
24エクトル・ベジェリン(21歳)
21カラム・チェンバース(21歳)
2マテュー・ドゥビュシー(30歳)

〜CB〜
6ローラン・コシールニー(30歳)
4ペア・メルテザッカー(31歳)
5ガブリエウ・パウリスタ(25歳)

〜LB〜
18ナチョ・モンレアル(30歳)
3キーラン・ギブス(26歳)


Arsenal 1.jpg今シーズンのポイントを一言で言うならば
世代交代が始まったシーズンと言えます。

昨シーズン途中から
右SBのポジションを掴んだ24ベジェリンは
今シーズンも更に成長を遂げたと思います。
開幕当初は怪我から復帰した2ドゥビュシーとの
ポジション争いが予想されましたが
パフォーマンスがなかなか上がらなかった
2ドゥビュシーを全く寄せ付ける事なく
24ベジェリンはレギュラーとしての地位を築き
最終的には出場機会を求めた2ドゥビュシーは
冬の移籍期間でボールドーヘ
ローン移籍してしまいました。
今シーズンの活躍でPFA年間ベストイレブンに選出された様に
今の24ベジェリンはPLを代表する右SBにまで成長し
遂にはユーロ2016のスペイン代表にも選ばれました。
目覚ましい成長を遂げた24ベジェリンに対して
バルサやシティ等から引き抜きの噂が絶えない所は気になりますが
このままアーセナルに残り続ければ
今後10シーズンは右SBの心配は必要なくなると思われます。

反対に左SBは30歳になった18モンレアルが
昨シーズン同様に安定した地位を築きました。
本当ならば26歳になった3ギブスがポジションを取り戻す為に
熾烈なポジション争いを繰り広げてくれる事を期待しましたが
安定感抜群の18モンレアルの牙城を
崩す事は出来なかった事は非常に残念です。
しかし3ギブス自体が非常に悪いと言う訳ではなく
出場すれば一定の働きを常に見せてくれますので
有事の際のバックアッパーとしては十分すぎるとも思いますが
最近の停滞感を考えますと
ヴォルフスブルクのロドリゲスの獲得の噂も
まんざらただの噂だけではない様に感じてしまいます。

そして世代交代を最も考慮しなければならないポジションは
CBだと思います。

4メルテザッカーと6コシールニーのCBコンビは
抜群のコンビネーションを誇るユニットとし
これまでは機能していましたが
昨シーズン辺りでも既に出始めていましたが
31歳になった4メルテザッカーに衰えが出始めており
全体的なパフォーマンスレベルが落ちてきた様に見えます。
それでもボスはレギュラーとして使い続けましたが
それも1月のチェルシー戦での一発退場処分を境に
その立場は微妙になり
その後は5ガブリエウが先発で起用される場面が増えてきました。
しかし一方の5ガブリエウも
シーズン後半に訪れたチャンスを活かす事が出来ずに
今の所4メルテザッカーから完全にポジションを奪い獲った
と言う所までには至っていません。
激しい闘争心を全面に出すスタイルは
ディフェンダーとしては悪くはないと思いますし
それが良い方向に働いた時には
身を呈してでもゴールを守ってチームを救う場面もありました。
しかしそれが悪い方向に働くと空回りしてしまい
「不注意」とか「軽率」と言う言葉が
当てはまる様なプレーでピンチを招く事もあり
現状としては絶対的な信頼を得るだけのプレーは
見せられていないと思います。
しかし32歳になる来シーズンの4メルテザッカーには
これ以上の大きな働きを求めるのは難しい事を考えれば
来シーズンこそは4メルテザッカーから
完全にポジションを奪う存在が出てくる必要性があり
それが5ガブリエウになるのか、それとも新戦力を招くのか
非常に注目されます。
どちらにせよ5ガブリエウがレギュラーを奪取する為には
今まで以上のメンタルコントロールと
更なる自覚が求められると思います。

総合的に今シーズンのDFラインを見ますと
今シーズンの総失点数が36点と言う事を考えれば
十分及第点を与えられる結果だった様に感じますが
これは33チェフやDMFを含めた
ユニットとしての結果であり
純粋なDFラインとしてはその総失点数よりも
印象的には悪く感じます。
そのDFラインとしては
今やプレミアを代表する右SBにまで成長した24ベジェリントと
抜群の安定感を保ち続けた18モンレアルの
両SBコンビは盤石だった一方で
CBはやや不安定だったと言わざる得ないと思います。
それは前記の様に4メルテザッカーの衰えと
5ガブリエウの不安定性がその大きな部分だと思われますが
6コシールニーにしてもここ最近のシーズンの中では
雑な部分が一番目立ったシーズンだったと思われます。
今の所、年齢的な問題は表面化していませんが
6コシールニーも来シーズンには31歳になりますので
そろそろ年齢的な問題が出始めても
おかしくない年代に入ってきたと思います。
そう考えますと4メルテザッカーからの世代交代だけではなく
CBコンビを抜本的に見直す必要性が出てくる可能性もあると思いますが
現時点ではその様な準備が整っているとは言えず
負傷者が重なった時には大きな穴が空く可能性もあると思いますので
来シーズンに向けて是非とも梃入れをして欲しいと思います。

選手層の問題はCBを除けばそれ程悪くはなかったと思います。
右SBは2ドゥビュシーがローン移籍した後も
21チェンバースがしっかりとバックアップしていましたし
仮に来シーズンは経験を積ませるために21チェンバースを
シーズンローンに出したとしても
順調に行けば25ジェンキンソンが
怪我から戻ってくると思われますので頭数は揃っています。
左SBは前記しました様に停滞感はありますが
出場すれば一定の働きを見せてくれる3ギブスがいますので
全く不足感はありません。
このスカッドに5ガブリエウとポジションを争える様なCBが加わり
4メルテザッカーがピッチ外でのDFリーダーに
専念できる様な状況にする事が出来れば
選手層的にも盤石になると思われますので
やはりポイントはCBにもう一人加える事が
出来るかどうかだと思われます。

現在のスカッドでも十分に及第点を与える事が出来る
スカッドかもしれませんが
PL制覇する事を考えれば及第点では足りません。
下位クラブも含めたPLの全クラブが
豊富な資金力で強化している昨今の状況を考えますと
少なくともPLで1、2を争う様な強固なDFラインを構築出来なければ
PL制覇などは夢物語で終わってしまうと思います。

来シーズンの目標をPL制覇と考えるのならば
及第点を与える事が出来る現状に満足せずに
もう一歩踏み込んだ補強を敢行し
PLを代表するDFラインの構築を目指して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!