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Friendly Match:MLS All-Stars vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

MLS All-Stars 1−2 ARSENAL
2016年7月28日(木)Friendly Match, Avaya Stadium

Goal 
 (11)28Campbell(p.k.)
 (45)Drogba
 (87)32Akpom(←18Monreal)


33Cech

2Debuchy 16Holding 37Bielik 3Gibbs

34Coquelin 35Elneny

15Ox-Chamberlain  10Wilshere  28Campbell  

14Walcott


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後半から

33Cech

24Bellerin 16Holding 21Chambers 18Monreal

35Elneny 29Xhaka

15Ox-Chamberlain  28Campbell   17Iwobi  

14Walcott


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最終型

26Martinez

24Bellerin 16Holding 21Chambers 18Monreal

40Zelalem 29Xhaka

31Reine-Adelaide  17Iwobi   68Willock  

32Akpom


(46)2Debuchy>>>24Bellerin
(46)3Gibbs>>>18Monreal
(46)37Bielik>>>21Chambers
(46)34Coquelin>>>29Xhaka
(46)10Wilshere>>>17Iwobi
(67)33Cech>>>26Martinez
(67)35Elneny>>>40Zelalem
(67)15Oxlade-Chamberlain>>>31Reine-Adelaide
(67)28Campbellt>>>68Willock
(67)14Walcott>>>32Akpom


Substitutes


Arsenal 1.jpgプレシーズンマッチ2戦目は
MLSオールスターズとの対戦になりました。

MLSオールスターズは
カカ、ドログバ、ビジャ、ピルロ等、
時代が時代ならば非常に豪華なメンバーが揃った
チームとの対戦になりました。

先発は33チェフがゴールマウスを守り
DFラインには右SBに2ドゥビュシー、
左SBに3ギブス、そしてCBは
新加入の16ホールディングと
37ビエリクが入りました。
CMFは34コクランと35エルネニーが組み
2列前は右に15チェンバレン、左に28キャンベル
そしてトップ下には10ジャックが入り
1トップは14ウォルコットが務めました。
この中でも注目のポイントは
先発フル出場した16ホールディングと
後半から出場した29ジャカの新加入の2人だと思います。

試合はシーズン真っ只中のMLSオールスターズに比べて
アーセナルの選手の中にはコンディション的に
苦しそうに見える選手が何人かいましたが
それでもこの試合をする為に集められた
急造のMLSオールスターズよりも
まとまりは示せていたと思います。

まず新加入の16ホールディングは
全体的に安定した対応を見せたと思います。
MLSオールスターズが急造チームと言う事もあり
危険な場面はそれ程多くはありませんでしたが
バタバタする事なく流れを良く見ながら
落ち着いた対応を見せていたと思います。
特に相手の1トップにはピークはとっくに過ぎているとは言え
フィジカルの強さを活かしながら
強引で老獪なプレーを見せるドログバがいましたが
そのドログバに対してもコンビを組んだ37ビエリクと共に
しっかりと抑え込んでいたと思います。
その一方でボールを繋ぐべきか、
しっかりとクリアーするべきかの判断に関しては
その判断に疑問を感じる場面が何度かあったと思います。
これは昨シーズンのボルトン時代のダイジェスト映像で
相手をかわす様なプレーを何度か見せていた所と
通じる部分だと思いますが
自分の技術的な部分に自信を持つ事は良いと思いますが
若干過信している様に感じる部分もあります。
局面局面での人やボールに対する判断や対応は
安定していたと思いますが
その次にどの様なプレーを選択するべきかの部分に
変な癖が付いてしまっている様に感じます。
しかし、加入して1週間程の状況を考えれば
非常に良くフィットしていたと思いますので
今後に大いに期待をしたいと思います。

もう一人の29ジャカは期待通りのプレーを見せたと思います。
前半のアーセナルはどちらかと言うと
手数を掛けずに前線にダイレクトにボールを送る様なパターンが
多かった様に感じますが
29ジャカが入った後半は
ボールを捌きながら攻撃を組み立て
タイミングを見計らった正確な縦パスで
攻撃に方向性を示す等、
司令塔としての存在感は十分に見せてくれたと思います。
そしてこの試合でも見せた左脚から放たれた
鋭く正確な弾道のロングシュートやFKは
チームに新たなオプションをもたらす
ストロングポイントだと思います。
まだ合流したばかりで
各々の選手の特徴を理解している状況ではないこの時期に
チームを操る事が出来るのはやはりセンスだと思いますので
待ち望んでいた司令塔として期待は膨らみます。

先制したのはアーセナルでした。
9分過ぎ、どう言う状況でこの様になったかは分かりませんが
ロングフィードを受けた28キャンベルが
飛び出してきたGKをかわしてゴールに向かった所で
相手のDFに倒されてPKを獲得しました。
11分、そのPKを28キャンベルが決めて先制!!

しかし前半ロスタイムにドログバに決められて同点に追いつかれてしまいました。

前半ロスタイム、37ビエリクのパスミスを
カットされてしまった所から始まりました。
そこからのパスを受けたドス・サントスから
ドログバにラストパスが送られ
シュートを放たれてしまいましたが
そのシュートは33チェフがブロックしました。
しかしそのリバウンドを再びドログバが押し込もうとした所、
それも6ホールディングがブロックしましたが
更にそのリバウンドをドログバにもう一度押し込まれてしまい失点。

この失点の切っ掛けとなってしまった
37ビエリクのパスミスは
決してプレッシャーが掛かった様な状況ではない
安易なパスミスだったと思いますので
大いに反省する事が必要だと思いますが
一方でそれ以外はミスらしいミスもなく、
厄介なドログバに対峙しても
しっかりとした対応でほぼ封じ込めに成功していましたので
今回のミスで萎縮する事なく
これからも積極的にアピールして欲しいと思います。

後半も良い形は作れていましたが最後の詰めが甘く
本当の意味で決定機を作る事が出来ませんでしたが
終了間際に遂に逆転ゴールを奪う事に成功しました。

87分、29ジャカから左サイドの68ウィロックに
パスが送られた所から始まりました。
その68ウィロックがタメを作っている間に
その背後から追い抜いてきた18モンレアルにパスが送られ
その18モンレアルからグラウンダーで中に折り返されたボールを
ゴール前で32アクポムが合わせてゴール!!

このゴールの肝は68ウィロックと18モンレアルとの
連携が全てだったと思います。
普段から行っている決められたパターンの一つなんだと思いますが
焦らずにしっかりと遂行した68ウィロックは
USツアーへの帯同を許された理由を自ら証明したと思います。

プレシーズンマッチ2戦目も圧倒する事はできませんでしたが
無事勝利を飾る事が出来ました。
この試合でアーセナルデビューした
16ホールディングと29ジャカも
おおよそ期待通りの活躍を見せてくれた事は
収穫だったと思います。


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33チェフ

 失点シーンでは一度目を防ぐのが精一杯だっただろう。 前半、後半のそれぞれ一度づつファインセーブでチームを救う。

2ドゥビュシー

 ランス戦よりは噛み合う様になったが、後半から出てきた24ベジェリンと比べると差は大きい。

16ホールディング

 局面局面では安定した対応を見せドログバをほぼ封じ込めたが、一方で繋ぐべきかクリアーするべきかの選択に問題がある様に感じる。 しかしデビュー戦としては上々のスタートをきった。 

37ビエリク

 強く老獪なドログバに対してもしっかりと安定した対応を見せただけに、失点の切っ掛けとなったミスパスは残念だった。

3ギブス

 大きなミスを犯した訳ではないがインパクトも残せず。

34コクラン

 非常に効いていた。

35エルネニー

 強烈なミドルシュートは良いアクセントだった。

15チェンバレン

 プレー自体にはキレがあり存在感を示していた。 あとはそれを効果的に活用出来る様になるかだろう。

10ウィルシャー

 大きなインパクトを残せず。 中盤を省略し前線へダイレクトにボールを送る様な展開が多かっただけにトップ下の10ウィルシャーにとってはやりにくい展開だったかもしれないが、どちらにせよアタッキングエリアでは脅威を与える事が出来なかった。

28キャンベル

 序盤は良かったが試合が進むにつれプレーが雑になる。 フィジカル的にもキツそうに見えた。 フィジカル的に持久力に問題がある点とプレーの持続性の問題は今の所まだ改善されていない。 今後ポジションを掴む為にはこれらの問題の改善が望まれる。

14ウォルコット

 カウンターから良い形でゴールに迫る場面もあったがゴールに繋げる事が出来ず。 残念ながらゴールの匂いはしなかった。

24ベジェリン
 
 赤子の手を捻る様に相手のアタッカーを完全に封じる。 レベルの違いを見せた。

18モンレアル

 逆転ゴールをアシストする。

21チェンバース

 後半出場するが序盤はややバタバタとした様な印象を受けた。

29ジャカ

 前半に比べて中盤は明らかに機能的になり、司令塔として期待した働きを見せた。 後半途中からは若手中心の布陣になった中でチームを引っ張っていた。 根っからのリーダー。

17イウォビ

 大きなインパクトを残せず。 

26マルティネス

 危険な場面は殆どなく見せ場がなかった。

40ザラレム

 中盤の底から良くパスを捌いていたがそれ以上の物は見せられなかった。

31アデレード

 単発的に良いプレーを見せるもインパクトは残せず。

69ウィロック

 逆転ゴールに鍵となる。 このUSツアーへの帯同が許された意味を自ら証明する。

32アクポム

 逆転ゴールを奪う。 しかしそれ以外では殆ど見せ場を作れず。


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プレーシーズンマッチ2戦目は
32アクポムのゴールで勝利を収めましたが
この試合でも攻撃陣の形を見つける事は出来なかったと思います。

トップやサイドに配した
14ウォルコットや15チェンバレンを活かす為に
中盤を省略してダイレクトに前線にパスを送る様な展開が
多くなったのかもしれませんが
その様な形をゴールに結びつける程の勝負強さが
現時点でこの二人に備わっている訳ではないだけに
機能したとは言えませんでした。

一方で29ジャカが出場した後半は
中盤でボールが収まる様になり
その中盤の底からしっかりと攻撃を組み立てる
司令塔として期待した通りのプレーを
29ジャカは見せたと思いますので
ボールを保持しながら攻撃を組み立てる
アーセナルスタイルに磨きをかける形の方が
適している様に感じます。

開幕まであと2週間、
攻撃陣の布陣が揃わない現状で
最良の形を見いだす事が出来るのかどうか?

次のチーバス戦ではその答えの片鱗だけでも
見せてくれる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


2016/17シーズンのAWAY & THIRD KIT [Arsenal F.C.]

2016/17シーズンのAWAY & THIRD KITが発表されました。


AWAY KIT
m74966403_ms-1.jpeg

AWAY KITはどこか懐かしい感じのデザインに感じます。
とは言えこれまでのAWAY KITの中に
本当に似た様なデザインがある訳ではないと思いますが
色の使い方がそう感じさせるのでしょうか?

目新しい斬新さはありませんが
レトロチックと言ったら言い過ぎですが
あの頃の良き時代を思い出させてくれるデザインだと思います。


THIRD KIT
j74972305_ms-1.jpeg

THIRD KITは今流行りなんでしょうか?
遂にアーセナルも蛍光色を取り入れたデザインが採用されました。
昨シーズンの様にデザイン的に攻めたデザインではありませんが
黒地?紺地?に蛍光イエローが映えて良い感じのデザインだと思います。


今シーズンの3つのシャツのデザインは
デザイン的には凝ったデザインではありませんが
個人的にはどれも好きなデザインです。


C'mon Arsenal !!


Friendly Match:RC Lens vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

RC Lens 1−1 ARSENAL
2016年7月22日(金)Friendly Match, Stade Bollaert-Delelis

Goal 
 (37)Autret
 (81)15Ox-Chamberlain(←27Gnabry)


26Martinez

2Debuchy 4Mertesacker 21Chambers 18Monreal

34Coquelin 35Elneny

14Walcott  31Reine-Adelaide  17Iwobi

32Akpom


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後半から

54Macey

21Chambers 4Mertesacker 37Bielik  3Gibbs  

34Coquelin 17Iwobi

15Ox-Chamberlain  28Campbell   27Gnabry  

14Walcott


(46)26Martinez>>>54Macey
(46)18Monreal>>>3Gibbs
(46)2Debuchy>>>37Bielik
(46)35Elneny>>>15Ox-Chamberlain
(46)31Reine-Adelaide>>>28Campbell
(46)32Akpom>>>27Gnabry
(78)17Iwobi>>>40Zelalem
(78)14Walcott>>>68Willock


Substitutes


Arsenal 1.jpg2016/17シーズンの幕開けとなる
プレシーズンマッチの初戦は
フランス・リーグ2のRCランスと
敵地での対戦になりました。

この一戦はユーロ2016等に
参加しなかったメンバーと
ファーストチーム予備軍の若手とを
バランス良く組み合わせたメンバー構成になりました。

先発はGKにはローンから帰ってきた
26マルティネスが起用され
DFラインには右SBに2ドゥビュシー、
左SBに18モンレアル、
CBには4メルテザッカーと21チェンバレンの
ファーストチームのメンバーが入りました。
CMFは34コクランと35エルネニーの
レギュラー格がコンビを組み
2列目には右に14ウォルコット、左に17イウォビと共に
ファーストチームへの昇格を目指す31アデレードがトップ下に入り
32アクポムが1トップで起用されました。

全体的な試合の印象は早くも来週末に
フランス・リーグ2の開幕が控えている為に
すでに実戦体制に入っているランスに対して
この試合がプレシーズンマッチ初戦で
メンバーが揃わず調整段階のアーセナルの間には
仕上がりに差があった事は否めませんでしたが
それでも色々と見所があったと思います。

まずは開幕に向けて一番の懸念材料なのは攻撃陣です。
ユーロ2016の兼ね合いで合流が遅れる
12ジルー、11エジル、8ラムジーが開幕戦は欠場予定であり
7アレクシスも足首の怪我で欠場がほぼ決まっています。
その為、2列目よりの前のレギュラークラスを欠いた状態で
開幕戦を戦わなければなりませんので
その欠けたピースを誰が埋めそうなのかを
注目して見ていました。

23ウェルベックも長期離脱中の上、12ジルーが欠場するCFは
開幕に向けて一番大きな懸念材料だと思います。
この試合で1トップを務めたのは
前半が32アクポム、後半が14ウォルコットでした。

前半で1トップを務めた32アクポムは
それ程印象の残るプレーは見せられなかったと思います。
パスを引き出す動きやコンパクトな振りのシュートを
見せる場面もありましたが
1トップとしてペナルティ内で勝負するストライカーとしては
フィジカル的に軽すぎる印象は否めませんでした。
勿論、32アクポムは高さや強さで勝負するタイプではありませんが
少なくとも17イウォビ位のフィジカル的な強さがなければ
持ち前のスピードや俊敏性も活かせない様に感じます。
この試合を見る限りでは
1トップとしてゴール前でボールは収まらず
良い形でボールを受ける事も出来ませんでしたので
代役候補としてはまだ役不足だと思います。

後半から1トップを務めた14ウォルコットも
十分に納得出来るプレーは見せられなかったと思います。
この時期としては動きにはキレがあり
良い感じに仕上がっていたと思いますが
前半の右サイドでのプレーも含めて
14ウォルコットのプレーからは怖さを感じる事はありませんでした。
良い形でドリブルで切り込んだり
良い形でパスを引き出し、
そしてパスを受ける事も出来ていましたが
その一方でフィニッシュの局面になると
練習でもしている様に途端に淡白なプレーになる所は相変わらずで
ストライカーとしての怖さや威圧感を感じる事はありませんでした。
感情を爆発させろとは言いませんが
そこまでお膳立てした選手の事を考えれば
少なくともシュートを外したら悔しがる様な素振りくらいは
見せるべきだと思います。
悔しがる素振りは相手には闘志溢れる姿に見えるでしょうし
そこまでお膳立てした選手にとっては
決められなくてももう一度チャンスを作ろうと感じるかもしれません。
14ウォルコットはスマートであろうとしている様に見えてしまいますが
そんな事よりも再びポジションを奪い返す為に、
とにかくがむしゃらに頑張る姿を見せて欲しいと切に思います。

2列目に関しては前半は14ウォルコット、左に17イウォビ、
そしてトップ下に31アデレードが入りました。

17イウォビに関しては特に言う事はないと思います。
機能的な攻撃が組み立てられなかった前半の中で
ただ一人創造性を見せていたのは17イウォビだったと思います。
後半からはCMFにポジションを移しましたが
そこでも組み立ての段階からしっかりとリズムとテンポを生み出し
中盤を支配する様な存在感を示していたと思います。
この試合を見る限りではファーストチームの一員として
「17」に恥じないプレーを見せたと思います。

一方の31アデレードはまだまだこれからと言う印象を受けました。
試合開始時点で31アデレードが入ったポジションはトップ下でしたが
残念ながら殆どインパクトを見せる事が出来ず
良い形の攻撃を組み立てる事にも貢献出来ていませんでした。
しかし、前半途中から左の17イウォビとポジションを入れ替え?
左サイドでプレーする様になってからは
やっと落ち味である鋭いドリブルを見せる様になったと思います。
全体的に見ても17イウォビが中央に移ってからの方が
ボールが収まる様になり流れも良くなりましたので
両者の特徴をより活かすのならば
サイドに31アデレード、トップ下に17イウォビの方が
良い様に感じます。
この試合が昨シーズンRCランスから31アデレードを獲得した兼ね合いで
大人の事情で組まれた試合だったのかどうかは分かりませんが
RCランスへの凱旋試合としては
余りインパクトを残せなかったのは残念でした。

後半の2列目は右に15チェンバレン、左に27グナブリー、
そしてトップ下には28キャンベルが入りました。

右に入った15チェンバレンは基本的には良かったと思います。
プレーのキレが良く、体も絞れており
このオフの間、しっかりと準備を行ってきた事が
一目で分かる様な非常に良いコンディションに見えました。
その為、ひと度動き出してしまえば
ちょっとやそっとでは止める事が出来ない
推進力とキレのあるドリブルを見せ
そして同点ゴールも奪って見せました。

81分、28キャンベルからの縦パスを
DFラインの前で受けた27グナブリーがDFをかわして前を向き
右サイドから駆け上がってきた15チェンバレンに合わせる様に
DFラインの裏にスルーパスを送りました。
そのパスを15チェンバレンはダイレクトでループシュートを放ち
そのシュートはゴール左上に吸い込まれて同点ゴール!!

前に出てきたGKをあざ笑うかの様に
心憎い完璧なループシュートだったと思います。
このループシュートの様に
初めからしっかりとしたイメージを持ってプレーが出来ていると
15チェンバレンは素晴らしいプレーを見せてくれると思いますが
その一方でこの試合でもありましたが
プレーの流れにイメージが付いて行かないのか
次のプレーをイメージするよりも先にプレーが進んでしまうと
自らのプレーを失認してしまう場面がありました。
この様な自分のイメージが追いつけなくなった場面に直面した時に
どの様な振る舞いが出来るか、
もしくは自分のイメージが追いつけない様な場面をいかに減らすか、
これらの問題を早急にクリアー出来るかどうかが
止まってしまった成長の歯車が再び動き出すかどうかの
ポイントの様に感じました。

一方で15チェンバレンのゴールをアシストした27グナブリーは
非常に意欲的で好感が持てました。
昨シーズンはWBAへシーズンローンに出ましたが
全く出場機会が得られずにシーズン半ばでローンを打ち切られて
アーセナルに戻ってきた27グナブリーは
大きな挫折を味わったと思われます。
そしてアーセナルに戻って来た後も
1歳年下の17イウォビの華々しい活躍を尻目に
待っていたのはリザーブの試合だけでした。
昨シーズンは全く良い所がなかった27グナブリーは
このまま腐ってしまうのではないかと心配していましたが
この試合の姿を見る限りでは
その様な心配は必要なさそうです。
この試合の27グナブリーはとにかく全てがアグレッシブでした。
これまでの様に攻撃時には元気でも
守備の局面では存在感をなくす様な事はなくなり
守備に回った時には全力でチェイスし
そしてアグレッシブにボールを
奪い返そうとする姿を見せてくれました。
自らのストロングポイントをアピールするだけではなく
勝利の為にがむしゃらに戦う姿勢を見せる所は
個人的には非常に好感が持てます。
正直、この夏の27グナブリーは微妙な立場だと思います。
それは32アクポムにも言える事かもしれませんが
年齢的にも実力的にもリザーブレベルの試合からは卒業し
ファーストチームでの経験を積む時期に来ていると思います。
そしてファーストチームの一員として
アーセナルに残れるのかどうかを判断する上で
このプレシーズンは非常に重要な時期だと思います。
しかし、27グナブリーはこの後リオ・オリンピックに
ドイツ代表として参加予定になっていますので
開幕前にアピールするのはこの試合が最後になってしまいましたが
個人的には合格点を与えたいと思います。
勿論、サイドのポジションはやや人員過多になっていますので
アーセナルに留まっても多くの出場機会は望めないかもしれませんが
昨シーズン低迷した14ウォルコットや15チェンバレンに
危機感を与える為にも17イウォビと共に
若い27グナブリーの台頭を期待したいと思います。

主力選手がまだ合流していない中で
17イウォビと共にこの試合の攻撃陣をけん引したのは
28キャンベルだったと思います。
時にはラストパスを送り、
時にはラストパスの受け手となって攻撃陣をけん引し、
自らのプレーで何かを生み出そうとしていた所は
非常に好感が持てます。
その一方で確かに通らなかったラストパスの数が
多かったのも事実でありプレーの確度の面では
改善の余地があると思いますが
それでも28キャンベルがボールを持てば
何かを見せてくれるのではないかと言う期待感は
十分に抱かせてくれました。
特に前線のメンバーが揃わないシーズン序盤戦では
貴重な戦力になってくれるのは間違いないと思います。

若手のメンバーの中でもう一人注目したのが
CBに入った37ビエリクです。
ファーストチームのメンバーと共にCBとしてピッチに立ったのは
記憶が正しければ確か初めてだったと思いますが
全体的には非常に落ち着いたプレーを見せていたと思います。
そして何よりも元々はDMFとして育成されていただけに
フィードの精度は非常に高く
組み立ての起点にもなり得る現代的なCBとして
期待が膨らみます。
本当の意味での守備者としての実力がどの程度なのかは
この試合では厳しい状況での対応が少なかった為に測りかねますが
完全な生え抜きではありませんが
久しぶりにファーストチームに定着出来そうなCBが
下部組織から生まれるかもしれません。

一方で、去就が不透明な2ドゥビュシーにも注目しましたが
全体的に見ると浮いている印象しか受けませんでした。
プレーに関しては決して悪くはなかったと思います。
高い位置まで攻め上がるタイミングや位置取り等
流石と思わせる場面は何度かありました。
しかしその一方で周囲と噛み合っていない場面が多く
右サイドを機能させる事は出来ていませんでした。
ベンチに下がった後も一人離れて座っていた事を考えますと
もしかしたら単純に連携面の問題だけではなく
チームの中で浮いた存在になっているのではないかと
感じる部分もあります。
12ジルーや6コシールニー等の仲良しのフランス人達が
まだチームに合流していない為だけかもしれませんが
昨シーズン、ボルドーにローン移籍した時に
アーセナルに対して度々批判的な発言を繰り返していましたので
良い感情を持っていない選手がいてもおかしくないと思います。
因みに私は良い感情を持っていません(苦笑)。
プレーだけを判断するのならば
24ベジェリンのバックアッパーとして
非常に有効な駒だと思いますが
その一方で出場機会が限られると不満分子になり得る事は
ボルドーへ出た後に証明されていますので
個人的にはこの夏に放出した方がお互いの為の様に感じます。

試合は、先程も書きましたが
81分の15チェンバレンの同点ゴールで
引き分けに持ち込みましたが
RCランスに奪われた先制ゴールは頂けませんでした。

37分、相手のDFラインからのフィードを
相手選手と競り合った21チェンバースが
クリアーミスしてしまいました。
それを相手のアタッカーに拾われてしまい
そのまま持ち込まれて1対1の状態から
シュートを撃たれてしまいました。
そのシュートを26マルティネスはギリギリ弾きましたが
そのこぼれ球をファーサイドから詰めていたオトレに
押し込まれて失点。

相手選手と競っていたとは言え
21チェンバースのクリアーミスは
お粗末だったと言わざる得ないと思います。
そもそも前に弾き返す訳でもなく
タッチライン側に出す訳でもなく
中央に向かってヘッドするのは言語道断だと思います。
仮に繋ごうとしたとしても
判断ミスと言うのは明らかであり
猛省して欲しいと思います。

主力選手が揃わない状況での
プレシーズンマッチ初戦としては
悪くはない結果かもしれませんが
相手がリーグ2のクラブだった事を考えますと
圧倒する位の姿を見たかったと思います。


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26マルティネス

 失点シーンでは1対1の状況から良く反応したと思う。 

2ドゥビュシー

 チームから浮いている様な印象を受ける。 24ベジェリンのバックアッパーとしては良いオプションになるが、バックアッパーの立場を受け入れられなければ不満分子化の危険もあるか? 

4メルテザッカー

 局面では強さを見せるが、カウンターを受けた時には最後まで追随せずに最後は歩を緩めてしまう所は頂けない。 時期キャプテン候補としては如何なる状況でも最後の最後まで諦める様な姿は見せてはならない。

21チェンバレン

 大きなミスで失点を招く。 明らかな判断ミスだった。 その一方で後半入った右SBでは15チェンバレンとの良好なコンビネーションで効果的な突破を何度も見せた。

18モンレアル

 相変わらず安定したプレーを見せていた。 

34コクラン

 コンディション的には非常にキレていて今すぐにでも開幕を迎えられそう。 プレーに関してもこれまで余り見せなかった様な際どいコースへのパスも積極的に出す様になっており、全体的に「攻めている」印象。

35エルネニー

 広範囲動きながらテンポ良くボールを捌いていたが、守備の局面で簡単にかわされすぎてしまう場面が何度かあった。 もっと粘り強さが必要だろう。

14ウォルコット

 キレがありコンディションは良さそうだったが、一方で肝心な所で淡白な印象を受けてしまう。 もっとがむしゃらに頑張る姿を見たい。

31アデレード

 トップ下に入ったが機能出来ず。 途中からサイドに移って?からは持ち味であるキレのあるドリブルを活かせる様になった事を考えるとサイドアタッカーの方が良い様に見える。 凱旋試合としてはあまりインパクトを見せる事は出来なかった。

17イウォビ

 効果的な攻撃が出来なかった前半の攻撃陣の中で唯一創造性を感じさせた。 後半から入ったCMFでもしっかりとリズムとテンポを生み出し中盤を支配しようとしていた。 

32アクポム

 殆ど見せ場を作る事が出来ず。 1トップを務める上ではフィジカル的にもう少し強さが必要か?

54メイシー
 
 CKからの流れから強烈なミドルシュートを受けたが集中力を切らさずファインセーブでチームを救う。

37ビエリク

 非常に落ち着いていた。 実際それ程危険な場面はなかったので守備者としての評価は難しいが、最終ラインから放つ正確なフィードは組み立ての起点に十分なり得る。 次はもっと厳しい相手と対峙した時にどの様な守備を見せてくれるか見たい。

3ギブス

 全体的には悪くはないが、基本的に左脚一本でプレーするスタイルが変わっていない為に、縦方向を抑えられてしまうと殆ど何も出来ない。 仮に中央方向へ切り込んだとしても左脚からは横パスしか出せない為に殆どの場合はそのまま手詰まりになる。 もしも縦方向にパスを出そうとするならば体制自体を大きく変えなければ縦方向にもパスが出せない。 結論としてはこのままプレーに柔軟性とバリエーションが欠けた状況のままならば18モンレアルからポジションを奪い返すのは難しい。

15チェンバレン

 非常にキレていた。 体も絞れており全体的に躍動感があった。 そして同点ゴールのループシュートは見事だった。 その一方でプレーの流れにイメージが追い付かない様に見える時がある。 この辺りが成長すれば昨シーズンの様な低迷は少なくなると思うが、、、これを改善するのが一番難しいだろう。

28キャンベル

 17イウォビと共に攻撃陣のクリエイティブな面を担った。 ラストパスの確度などには改善の余地はあるが28キャンベルがいれば前半の様な単調な状況にはならない。

27グナブリー

 これまでになくアグレッシブで好感が持てた。 特に守備の局面に対する姿勢が大きく変わったのは大きな成長だ。 15チェンバレンのゴールをアシストした様に持って生まれた視野の広さと大胆不敵なプレーは大いに魅力であり、今シーズンはファーストチーム定着を掛けて頑張って欲しい。

40ザラレム

 効果的な縦パスを供給する場面は何度かあったが全体的にはインパクトは少なかった。

69ウィロック

 後半途中から投入されるも、まだまだこれからと言う印象。


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プレシーズンマッチ初戦はドローと言う結果に終わりました。
週末には開幕を迎えるRCランスは
既に実戦体勢に入っていたとは言え
もう少し圧倒する姿が見てみたかったです。

特にポジションの獲得を目指している選手や
ファーストチームへの定着を目指している選手が
多く出場していましたので
もっと派手にアピールする様な姿が見たかったと思います。

現在のアーセナルはシーズン開幕に向けて
幾つか懸念材料があります。

11エジル、7アレクシス、8ラムジーが欠場予定の2列目に関しては
この試合では17イウォビや28キャンベルが期待したレベルのプレーを見せ
15チェンバレンや14ウォルコットもコンディション的には
良い状態に見えましたので
これらの選手に19カソルラや10ジャックを組み合わせれば
とりあえず大きな穴が空く事はないと思われます。

その一方で23ウェルベックが長期離脱中で
12ジルーが開幕に間に合わないCFは問題です。
この試合では32アクポムと14ウォルコットが1トップを務めましたが
どちらも十分に納得出来る様な活躍を見せる事は出来ませんでしたので
これから始まるUSツアーで
どれだけアピール出来るかどうかを注目したいと思います。
しかし個人的には一度28キャンベルを使って欲しいと思っています。
28キャンベルを1トップに起用した場合は
典型的なCFと言うよりも0トップ的な感じになるか
もしくはトップ下を吸収して
2トップ的に格好になるかもしれませんが
この試合でも14ウォルコットが下がった後に
27グナブリーと共にどちらが1トップなのか
はっきりしない様な形でプレーし
その形が意外とはまっていた様に感じました。
と言う訳でプレシーズン中にチャンスがあれば
28キャンベルをCFで起用して欲しいと思います。

そして新たに4メルテザッカーが膝を負傷し
場合により5ヶ月間離脱する可能性が報じられました。
開幕戦は6コシールニーも欠場する予定ですので
大事な開幕戦は5ガブリエウと21チェンバレン、
そして新加入の16ホールディングで戦わなければなりません。
この窮地から一発逆転する為には
まだ未知数の16ホールディングが
どの様なプレーを見せてくれるかにかかってくると思いますので
こちらもプレシーズンマッチが楽しみです。

現状としては多くの不安を抱えたまま
刻一刻と開幕の日が近づいている状況です。
これから予定しているプレシーズンマッチも
MLSオールスター戦、チーヴァス戦、ヴァイキングFK戦と
現在のアーセナルの状況を判断する指標には
なりにくい対戦相手が続き、
実際に今シーズンのスカッドが
どの様な状況にあるのかどうかを判断出来るのは
開幕1週前のシティ戦まで待たなければなりません。

開幕1週前のシティ戦で良い試合が出来れば心配がないのですが
仮にその試合で惨敗する様な事が起こった場合には
そこから開幕までで立て直すのは現実的に難しく
開幕から大きく遅れをとる可能性もあると思います。

そういう意味でもこの試合で
RCランスを圧倒して勝つ事が出来なかった事に
少なからず危機感を持つべきだと個人的には思います。

次のMLSオールスター戦は相手にとってはお祭り試合だと思いますが
所詮寄せ集めのチームでしかありません。
お祭り騒ぎのスタジアムが静まり返る様な
圧倒的な違いを見せる位の意気込みを今度こそは見せて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!

ロブ・ホールディング 獲得!! [移籍情報]

ロブ・ホールディング(20歳)をボルトン・ワンダラーズから獲得しました。

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182cm 75kg
CB、右SB
移籍金 £200万
背番号 16
イングランドU-21代表


先日行われたトゥーロン国際大会に優勝した
イングランドU-21代表の
ホールディングをボルトンから獲得しました。

チャンピオンシップ:通算26試合先発1ゴール
FAカップ:通算3試合先発1アシスト


ボルトンの下部組織で育成されたホールディングは
昨シーズンファーストチームに昇格し
そしてシーズン半ばから急激に台頭してそのまま先発の座を掴み
最終的にクラブの年間最優秀選手にも選ばれる活躍を見せました。

そのホールディングはボルトンでは右SBでも起用されていましたが
主なポジションはCBで、
ボルトンではケイヒル以来の逸材と評されている様です。

実際のプレーはダイジェスト映像と先日のトゥーロン国際大会での
日本戦を少し見た程度しかありませんが、
個人的な印象はケイヒル以来の逸材というのは
ちょっと言いすぎな様に感じます。

ダイジェスト映像を見る限りではスピードがあり
上背はありませんがフィジカル的にも強そうに見えます。
そして脚元も柔軟で技術的に安定している様に見えます。
その一方で、ダイジェスト映像では何度か相手を
「いなす」プレーを見せていましたが
これは正直頂けません。
自分の技術に自信があるのかもしれませんが
DFラインの選手がする必要のないプレーですので
チャンピオンシップでは通用しても
PLでは格好の「餌食」になりかねないと思います。

そして21チェンバースとCBを組んだ
トゥーロン国際大会の日本戦でのプレーも
試合の半分弱しか見ていませんが
印象的には余り良くありませんでした。

大きなミスを犯した訳ではありませんが
ポジショニングが不安定なのか?
日本のアタッカーを先んじて抑え込むと言う様な動きが少なく
自分の所に入ってきたアタッカーをただ跳ね返すと言う様な
受動的な対応が多い印象を受けました。
もしかしたら21チェンバースとの
コンビネーションの問題なのかもしれませんが
そのコンビを組んだ21チェンバースに比べると
明らかに薄い印象しか残りませんでした。

勿論、ファーストチームに昇格して
実働半年の若手という事を考えれば
この程度なのかもしれませんが
フィジカル的なポテンシャルは高く
局面ではそれを活かして強さを発揮する一方で
まだ全体の流れを読む力や相手との駆け引きの部分での
経験不足という印象は否めません。
それが経験不足だけで片付けて良いのか
センスの部分の問題なのかは
参考資料が少ない為に現時点ではわかりませんが
同じ1995年生まれの21チェンバースと比べますと
現時点では1ランクは落ちる印象を受けます。

よって獲得しても即戦力として期待出来るレベルではまだなく
一人前のCBに成長する為には
もう一度みっちりとトレーニングを積ませ
戦術的な理解度を上げていく必要があると思います。
特に今後の事を考えますとホームグロウンの選手は
非常に貴重になるのは間違いなく
特にアーセナルの下部組織からはCBが殆ど育っていませんので
多少時間は掛かるかもしれませんが根気強くしっかりと育てて
ファーストチームに定着させる事を望みたいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
IN

ボルシアMGから
 CMF グラニト・ジャカ(23歳)移籍金£3000万(推定)スイス代表

ダイヤモンド・フットボール・アカデミーから
 攻撃的MF ケレチ・ヌワカリ(18歳)移籍金£300万(推定)ナイジェリアU-17代表

サンフレッチェ広島から
 ストライカー 浅野 拓磨(21歳)移籍金£    日本代表

ボルトン•ワンダラーズから
 CB ロブ・ホールディング(20歳)移籍金£200万(推定) イングランドU-21


OUT

未定
 攻撃的MF トマス・ロシツキ、(35歳)フリー 

引退(マンチェスター・シティのコーチへ就任)
 CMF ミケル・アルテタ(34歳)

未定
 DMF マチュー・フラミニ(32歳)フリー

オックスフォード・ユナイテッドへ
 攻撃的MF ダン・クローリー(18歳)シーズンローン

ニューカッスルヘ
 DMF アイザック・ハイデン(21歳)完全移籍:移籍金非公開

グラナダヘ
 攻撃的MF ジョン・トラル(21歳)シーズンローン

フルミネンセヘ
 サイドアタッカー ウェリントン・シウバ(23歳)完全移籍:移籍金非公開



ストライカー〜〜23ダニー・ウェルベック [Arsenal F.C.]

23ダニー・ウェルベック(25歳)

PL 7試合先発+4試合途中出場:4ゴール2アシスト
CL 1試合先発+1試合途中出場
FAカップ 1試合先発+1試合途中出場:1ゴール


Arsenal 1.jpg昨春の怪我の影響で
開幕から欠場が続いていた23ウェルベックが
戦列に復帰したのは2月中旬になってからでした。

しかし復帰戦となった
2/14のレスター戦でのインパクトは
絶大だったと思います。
1対1の同点で迎えた後半ロスタイム、
11エジルからのFKを頭で叩き込んで
逆転優勝に望みを繋ぐゴールを奪いました。

丁度その頃はそれまで一人でCFを担ってきた
12ジルーが大スランプに陥り
そしてチームに勢いもなくなり
雰囲気は良くありませんでしたが
23ウェルベックが復帰初戦で
非常に価値あるゴールを奪った事で
その最悪の雰囲気のチームに
僅かですが光が当たった様に感じました。

実際、復帰してきた23ウェルベックは良い空気を運んだと思います。
中央でターゲットマンとして存在感を示す12ジルーに対して
前線で活発に動いてスペースを作り出し
そしてスペースを見つけて自ら走り込む事が出来る
23ウェルベックは動きが乏しかった攻撃陣に
流れを生み出したと思います。
タイプ的に考えても頻繁にポジションチェンジを繰り返しながら
パスを繋いで仕掛ける事が得意なアーセナルの2列目や
動いている相手にラストパスを合わせる能力の高い
11エジルとの相性は
12ジルーよりも高い様に感じます。

その一方でレスター戦の様に印象に残るゴールも奪いますが
何でもない様な場面で決めきれない等の
シュートの局面で急に淡白になってしまう所が問題点であり
この問題点が改善できれば
更に多くのゴールを奪える様になるのではないかと思いますが
残念ながらユナイテッド時代から改善できていません。

そして最も大きな問題は怪我の問題かもしれません。
昨春の怪我から2月中旬にやっと復帰しましたが
シーズン最終戦を待たずして再び膝を負傷してしまい
その回復具合によっては
来シーズンを全休する可能性もあると思います。

よって少なくとも来シーズンは
戦力として計算に入れるのは危険であり
チームはその穴を埋める必要があると思います。

プレースタイル的にはアーセナルの攻撃陣との相性が良い様に見えますが
更なる活躍を見せる為には決定力を上げる事と
シーズン通して戦えるフィットネスを獲得する事が
必要だと思います。


C'mon Arsenal !!



ストライカー〜〜12オリヴィエ・ジルー [Arsenal F.C.]

12オリヴィエ・ジルー(29歳)

PL 26試合先発+12試合途中出場:16ゴール6アシスト
CL 5試合先発+2試合途中出場:5ゴール
FAカップ 4試合先発+1試合途中出場:3ゴール
キャピタルワンカップ 2試合先発
コミュニティー・シールド 1試合途中出場


Arsenal 1.jpgシーズン16ゴールと言う数字だけ見れば
十分合格点かもしれませんが
全体的に見ると不満が残るシーズンだったと思います。

開幕当初は14ウォルコットとの
ポジション争いにやや遅れをとった印象でしたが
シーズン進むにつれて徐々に調子を上げていき
14ウォルコットが怪我で離脱している間に
CFのポジションを再び掴み取り
シーズン折り返すまでの間は
好調を維持し続けました。
実際、シーズン前半で10ゴール奪い
念願のシーズン20ゴールを
達成出来るペースでしたので大いに期待しましたが
年末年始頃から調子を落とし始め
1/13のリバプール戦を最後に
約3ヶ月半程の間ゴールから見放されてしまいました。
結局、最後の2試合で4ゴールを奪い
最終的には16ゴールまでゴール数を伸ばしましたが
スランプに陥った時期が非常に長すぎた事を考えますと
不満が残るシーズンと言うべきだと思います。

これまでのキャリアを振り返っても
12ジルーは調子の波が大きい方だと思います。
当たりだすと定期的にゴールネットを揺らしますが
ひと度調子を崩すと途端にゴールの匂いがしなくなります。

その原因は色々あると思います。

一般的に考えますと疲労に伴うフィジカル的なキレの問題が
一番大きいと思われますが、
それと共にメンタル的な問題も大きく影響している様に見えます。
スランプの時期の12ジルーは自信を失ってしまう訳ではないと思われますが
見ているとどこか焦りの様なものを感じながら
プレーしている様に見える事があります。
そしてこの様なスランプの時には
12ジルーのプレーにはある特徴が見られる様に個人的には感じます。

ゴールを奪えている時はノリに乗っているのか
プレーに能動的な部分が多くなり
元々スピードもクイックネスも優れている方ではありませんが
積極的にスペースに飛び込む動きや
DFラインの裏を狙ったりする動き等の
積極的に前を向いてプレーする機会が増え、
その結果として多くのシュート機会が生み出されている様に感じます。

一方でスランプの時は受動的な部分が多くなる様に感じます。
DFを背負った状態で縦パスが入ってくるのを待つ時間が長くなり
そのDFを背負った状態がプレーの起点になってしまう事で
前を向いてプレーする機会が減り
結果として良い形でシュートを撃つ機会を
作れなくなっている様に感じます。

勿論、12ジルーの最大のストロングポイントは
確度の高いポストプレーという事は間違いないと思いますし
そのポストプレーがアーセナルの攻撃のパターンの
一つになっていると思いますが
ゴールが生まれない事で焦りが出るのか?
何とかしてチームに貢献しようとするのか?分かりませんが
ポストプレーに固執しすぎてしまっている様に見えます。

仮に12ジルーがスピードにもクイックネスにも優れているのならば
DFを背負った状態からでも前を向き
シュートを撃つ形を作る事が出来るかもしれませんが
それらに難がある12ジルーは
DFを背負った状態から前を向く事は難しく
結果としてポストプレーに固執すればするほど
そのポストプレーで他の選手にチャンスを作る事は出来ても
自らがゴールを奪う機会を
自らの手で手放してしまう結果を招いている様に感じます。

仮に、本人やマスコミを含めた周囲の人間が
12ジルーに求めているプレーは
多くのゴールを奪う事よりも
多くのチャンスを作る事だと
統一された認識になっていれば
問題にはならないと思いますが、
本人もさる事ながら私を含めた周囲の多くの人間から
より多くのゴールを求められてしまう現状が
12ジルーに重荷を背負わせてしまっているのかもしれません。

それに調子に波が出来てしまうのは
全てが12ジルーだけに非がある訳ではないと思います。
14ウォルコットがポジション争いから敗れてから
2月中旬に怪我から23ウェルベックが復帰するまでの間
12ジルーがほぼ一人でCFのポジションを守り続けた為に
疲労の蓄積もあったと思われますし
調子を落とした時に心身ともにリフレッシュさせる為の
休息も与えられる事なくピッチに立ち続けた事が
スランプを長引かせた原因になっているかもしれません。

その様な状況を考えれば
12ジルーは非常に良くやっていると思います。
怪我に強くシーズン通して稼働し
チームの為に献身的な振る舞う12ジルーは
アーセナルには欠かせない選手と言うのは間違いないと思います。

しかし、状況はどうあれ今シーズン後半に
アーセナルが失速したのは
得点力不足に陥った事が原因の一つであり
その問題を解消する為には
ストライカーにゴールを求めざる得ないと思います。

そして来シーズンPL制覇する為には
今シーズン以上に多くのゴールが必要になるのは間違いなく
誰かがその役目を担わなければなりませんが
仮に新たなストライカーの補強が叶わなければ
その役目は12ジルーに期待しなければなりません。

例えそこに矛盾が生じたとしても、、、。


C'mon Arsenal !!


2013/14シーズン〜〜CF・ストライカー総論〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜CF・ストライカー〜〜

12オリヴィエ・ジルー(29歳)
23ダニー・ウェルベック(25歳)


Arsenal 1.jpg今シーズンも個人的に求めている
シーズン20ゴールを奪うノルマを
達成するストライカーは現れなかったのは
非常に残念であり
このポジションには不足感を感じます。

開幕当時は昨春から膝の怪我で
23ウォルベックが離脱していた事もあり
14ウォルコットと12ジルーの
二人体制でスタートしましたが
10月に14ウォルコットが怪我で離脱してからは
CFのポジション争いから早々に脱落してしまい
23ウェルベックが復帰してきた2月中旬までの間は
12ジルーがほぼ一人で
ストライカーのポジションを守り続けました。

シーズン前半は12ジルーの調子も良く
定期的にゴールネットを揺らし続けていましたので
12ジルー一人でも問題は表面化しませんでしたが
年末年始頃から12ジルーが調子を崩し始めてしまい
1/13のリバプール戦を最後に約3ヶ月半ほどの間
PLでゴールを奪う事が出来ないと言う
大スランプが始まってからは
代わりとなるストライカーが不在と言う大きな問題に直面し
結果的にチームが下降線を辿る一因になってしまったと思います。

ターゲットマンタイプの12ジルーと
ダイナミズムのある23ウォルベックと言う
ストライカーとして異なるタイプの2人は
けして悪いストライカーではないと思いますが
その一方で不足感も否めません。

PLでシーズン20ゴール奪う事を前提に考えますと
調子の波が大きい12ジルーは
大当たりする時期もあれば今シーズンの様に
全くゴールを奪う事が出来ない時期もあるため予測が付きにくく、
そもそもプレースタイルも純粋な点取り屋タイプではありませんので
現実問題として20ゴールを期待するのは難しかもしれません。

一方、前線で活発に動いてスペースを作り
自らもスペースに入り込む事ができる23ウェルベックは
盛んにポジションチェンジを繰り返しながら仕掛けてくる
アーセナルの2列目や
動く相手に合わせるラストパスを得意とする
11エジルとの相性的には良いと思われますが
最後のフィニッシュの局面になると急に淡白になり
未だに決定力に難がある面を見せてしまう所と共に
膝の怪我の回復具合によっては
来シーズンは全休する可能性もありますので
こちらも計算できない状況だと思います。

PLでシーズン20ゴールを奪うストライカーが
本当に必要かどうかは一先ず置いておいて
仮に20ゴールを奪う様なストライカーを求めるとすると
現状としては補強に頼るしかない様に感じますが
その補強も現時点では全く上手くいっておらず
状況によっては来シーズンもこのスカッドのまま
シーズン戦わなければならない可能性もあると思います。
しかし純粋に1トップを務められる選手が
12ジルーのみと言う状況で再びシーズンを戦うのは
今シーズンと同じ轍を踏む可能性もあり
リスク管理が全く取れていないと言えますので
現状のスカッドの選手を上手く使って
この状況を変える手立てを考える必要があると思います。

そう考えすと最近巷で言われている2トップの導入も
良い考えの様に感じます。
これはユーロでの12ジルーとグリーズマンの2トップが機能した事から
12ジルーはその近くにフィニッシャーを置いた方が
機能するという考えからですが
この意見にはある程度同意出来ます。

完全に同意できない所は先程も書きましたが
12ジルーは元々調子の波が非常に大きい選手であり
年末年始頃からシーズン終盤まで
非常に長いトンネルに入っていましたが
今シーズンの最後の2試合でそのトンネルを抜け
今回のユーロがバロメーター的には
丁度最高に達する時期だった為に
2トップとは関係なく
単純に良いパフォーマンスを見せただけの可能性もあると思います。
しかし、これも先程書きましたが12ジルーは
生粋の点取り屋ではありませんので
フィニッシュの局面を他の選手に依存する事は
悪い選択ではないと思います。
しかもアーセナルには17アレクシスと言う
セカンドトップに適応のある選手がいますので
12ジルーと17アレクシスに2トップを組ますプランは
十分にありだと思います。

そうすると考えられるシステムは
4−4−2か4−3−1−2になると思いますが
仮に2トップにするならば個人的には4−3−1−2を希望します。
それは11エジルが最も活きるトップ下のポジションを残すと言う意味と
14ウォルコットや15チェンバレン等の
サイドを主戦場にする選手の出来が
今シーズンは悪かったので
それらの選手をサイドで使うよりも
16ラムジーや19カソルラや10ジャックを
インサイドハーフで使った方が
現在のスカッドには適している様に感じます。
一方で4−3−1−2にしますとサイドからの攻撃は
両SBに依存しなければなりませんが
18モンレアルも24ベジェリンも高い攻撃性能と共に
頻回にアップダウン出来るスタミナと走力を持っていますので
この件に関してはそれ程問題にはならないと思われます。
しかし唯一の問題は
チームの重心は全体的に下がる事になると思いますので
ポゼッションスタイルを貫くと遅攻ばかりになってしまい
攻撃陣にリズムとテンポが生み出しにくくなる可能性がありますので
ダイレクトなスタイルを取り入れた戦術的な変更が
必要になるかもしれません。

とは言え、ボスがここまで大胆にスタイルや戦術を変えるとは考えられず
基本的には4−2−3−1を続行するか
再び4−1−4−1惜しくは4−3−3にチャレンジするかの
どちらかだと思われます。
そうなりますとこれまで同様に
ある程度は得点源としての責務をCFの選手が担う必要があり
新たなストライカーを獲得出来なかった場合は
再び12ジルー一人に背負わせてしまう事になってしまいます。

それを避ける為にはPLでシーズン20ゴールを奪う事が期待できる
有能なストライカーの獲得を成功させるか
もしくはその責務を分散させる為に2トップを導入するかになりますが
その答えは出るのでしょうか?


C'mon Arsenal !!


トップ下〜11メスト・エジル [Arsenal F.C.]

11メスト・エジル(27歳)

PL 35試合先発:6ゴール19アシスト
CL 8試合先発:2ゴール
FAカップ 1試合先発:1アシスト
コミュニティー・シールド 1試合先発


Arsenal 1.jpg今シーズンの11エジルは
アーセナルに加入してから
最も輝いたシーズンを送ったと思います。

昨シーズンの11エジルは
W杯の激戦の影響を受けて
コンディションが整わないままシーズン入りし
そしてシーズン途中で
膝の怪我で離脱してしまった事もあり
不完全燃焼のシーズンを送ってしまったと思います。
しかし、シーズン後半だけを見れば
再びトップ下に固定された11エジルは輝きを取り戻し
その後の活躍がそのまま今シーズンに
繋がったと言えると思います。

今シーズンの11エジルが輝いた要因として挙げられるのは
やはりトップ下に固定された事が一番大きい様に感じます。
11エジルはサイドでも対応可能ですし
本人も右サイドに開いてプレーする事も好んでいるようですが
それでもトップ下、正確に言えば2列目で自由を与えられた事で
その攻撃センスは解放されたと思われます。

そしてもう一つ挙げるとするならば
チームリーダーとしての自覚に目覚めた点だと思います。
勿論、11エジルはキャラクター的に
チームを鼓舞する様なタイプではありませんが
本人もコメントしていましたが、
自分の素振りや姿勢がチームに大きく影響する事を自覚し
チームの勝利の為に何事も自分が率先する姿勢を
示す様になったと思います。

これまでの11エジルはどこか他人任せであったり
思惑ではないボールを出した相手に
明らかに不満を表したりしていましたが
今シーズンの11エジルはその様な場面は減り
例えば、カウンターを受けた時には
11エジルが真っ先に反応して
相手選手を自陣深い位置まで全力で追走して
GKと1対1位になる事を防いだ場面もありましたし
相手陣内のフリースペースに蹴り出された様なボールに対しても
必死に追うような場面も良くあったと思います。
この様にチームの勝利を最優先する姿勢を示す様になった事で
これまでの様な消える時間は減り
結果として常にチームの中心でプレーし続ける
恩恵が生まれた様に感じます。

プレーに関してはほぼ言う事はなかったと思います。
特にアンリが保持しているPLのアシスト記録「20」に迫る
アシスト19は誇れる記録だと思います。
一方でシーズン前半のペースを考えますと
記録更新が確実視されていたにも関わらず
2/28のユナイテッド戦を最後に
2ヶ月半あまり足踏みをしてしまったのは残念でした。
来シーズンに向けて今シーズン以上にアシスト数を増やす為には
11エジルが最も得意とする
走り込む相手に合わせる形を
もっと増やす事が求められると思います。
その為にはこれまで以上に
12ジルーに前を向いてプレーする事を求めるのか、
それとも17アレクシスにフィニッシャーとしての役割を
これまで以上に求めるのか、
それとも前を向いてプレーする事を得意とする
新たなストライカーを獲得するのか、
今シーズン以上に11エジルのアシスト能力を活かす為には
なんらかの方策を考える必要があると思います。
この答えを導き出す事が出来れば
チーム総得点が65点しか奪う事が出来なかった
得点力不足の解消と共に
11エジルがPLのアシスト記録を更新する事になると思います。

そして最終的には11エジルのアシストで
アーセナルをPL制覇に導く事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


サイドアタッカー〜〜28ジョエル・キャンベル&45アレックス・イウォビ [Arsenal F.C.]

28ジョエル・キャンベル(24歳)

PL 11試合先発+8試合途中出場:3ゴール+2アシスト
CL 3試合先発+2試合途中出場:2アシスト
FAカップ 4試合先発:1ゴール+1アシスト
キャピタルワンカップ 2試合先発


Arsenal 1.jpg今シーズンはアーセナルに加入してから
初めてシーズン通してアーセナルでプレーしましたが
本当の意味で初めてのシーズン通して
プレーしたという事を考えれば
まずまずの結果だったと思います。

昨シーズンはアーセナルやPLのスタイル、
そしてチームの中での決まり事などの
戦術理解度が足りずに
起用されてもチームにフィットする事が
出来ませんでしたが
今シーズンはその点に関しては
大きな成長を見せたと思います。

今シーズンの28キャンベルが成長した一番わかりやすい所は
昨シーズンまでの攻撃はするが守らない、戻らない
と言う所がなくなった点だと思います。
昨シーズンは守らない、戻らない所があった為に
28キャンベルのサイドは不安定な状況になる事が多かった為に
それほどチャンスをもらえなかった一因になっていたと感じていましたが
今シーズンの28キャンベルはひと度相手ボールになった時には
ファーストディフェンダーとして真っ先にチェイスを始め
果敢にスライディングタックルを仕掛ける事もあれば
必要ならば自陣の深い位置まで追って行くようになりました。
この様なチームの一因としての献身的な姿勢と
泥臭いプレーも厭わなくなった点は非常に大きな進歩であり
攻守において常に全力でプレーする事が求められる
PLの本当の選手になったと言えると思います。

シーズン序盤こそは中々チャンスは巡ってきませんでしたが
けが人が出始めた11月頃からは
徐々にチャンスが増えていきました。
そして17アレクシスが怪我で離脱した後は
サイドからの仕掛けの中心となって
11エジルと共に攻撃陣を引っ張っていた時期もありました。

28キャンベルの特徴は中南米の選手特有のリズムと
柔らかさのあるボールタッチにあると思います。
右サイドを主戦場としている28キャンベルは
そこでボールを受けると
そのまま深い位置まで侵入する事もありますが
最も得意としているのが
そこからカットインして仕掛けるパターンです。
そして中央で待っている12ジルーや11エジルとの
コンビネーションで抜け出すパターンもさる事ながら
ボールを動かしながらキラーパスを送る
ビジョンとセンスに長けている点も大きな特徴だと思います。
そして何よりも28キャンベルが奏でるプレーのリズムとビジョンは
11エジルとの相性も良さそうであり
今後も大いに期待できる存在だと思います。

しかし、シーズン後半になり怪我人が復帰してくると
徐々に出場機会を減らしてしまったのは残念です。
契約問題などのピッチ外の問題が影響しているという噂もありますが
ここまでの28キャンベルのプレーから考えると
もっとチャンスが与えられても良かった様に感じます。

今シーズンはまずまず結果を残す事が出来たと思いますが
来シーズンに向けてさらに出場機会を得る為には
改善しなければならない点、
進化しなければならない点もあると思います。

改善しなければならない点として挙げられるのは
スタミナの問題と持続性の問題です。
今シーズン先発した20試合のうち
フル出場したのは僅か4試合しかありませんでした。
勿論、戦術上の交代もありますが
多くの場合はスタミナ切れに伴う交代に見えます。
先ほど書きました様にPLのスタイルに合わせて
攻守に献身的に全力でプレーするスタイルを
28キャンベルは実践する様になった為の弊害とも言えますので
仕方がない部分はあるかもしれませんが
スタミナが切れ始めてくるとどうしても
プレーに雑な部分が出始めてしまい
プレーの持続性の問題に発展してしまう可能性がありますので
来シーズンは90分間プレー出来るスタミナを付けて
もう少し余裕を持った状況でプレーする事を求めたいと思います。

そしてもう一つは改善点というよりも
進化しなければならない点ですが
それはゴールです。

28キャンベルはチャンスメイカーとしても優秀だと思いますが
本筋はストライカーの方に近い選手だと思います。
言うなればストライカーとアタッカーの中間の選手ですが
その中でもよりストライカーに近い選手だと思います。
アーセナルの中でこのタイプの選手には17アレクシスがいますが
実際のプレーのスタイルを見ますと
17アレクシスの方がより独力で決定機を作る力が強く
28キャンベルの方はパスを使って
周囲との連携で崩す形を得意としている点が異なると思います。
しかしサイドからの仕掛けからシュートの局面まで
存在感を示すという面を考えますと
チームにとっての役割的には同類とタイプと言えると思います。
その17アレクシスを基準に考えるのならば
今後28キャンベルに必要になるのは
これまで以上のゴール数だと思います。
特に最高のラストパッサーである11エジルと
ポストプレーヤーの12ジルーと共にプレーする事を考えますと
フィニッシャーの仕事は
サイドの選手が担う部分が大きいと思いますので
アーセナルでポジションを掴む為には
ゴール数でアピールする事が重要になる様に感じます。

今シーズンは怪我人が続出した年末年始の期間では
多くの出場機会を得てその穴を埋める働きを見せたと思います。
しかしシーズン通して見ますとまだ十分な出場機会を得た訳ではなく
来シーズンに向けてより多くの出場機会を得る為には
90分間プレー出来るスタミナと継続性、
そしてゴール数を意識して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!



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45アレックス・イウォビ(20歳)

PL 8試合先発+5試合途中出場:2ゴール+2アシスト
CL 1試合先発+1試合途中出場
FAカップ 4試合先発+1試合途中出場:1アシスト
キャピタルワンカップ 1試合先発


Arsenal 1.jpg45イウォビがここまでのプレーを見せてくれるとは
プレシーズンの期間に予想した人はいたのでしょうか?

確かにプレシーズンマッチを振り返ってみますと
プレーの精度等に関しては
まだまだ十分ではなかったと思いますが
プレービジョンは
しっかりとした物を持ってプレーしており
そして何よりも堂々とした振る舞いで
プレーしていた所は印象的でした。

それでもこの時点では
リザーブ期待の若手と言う印象しかなく
カップ戦で見る事が出来れば良いかな?
程度の印象しかありませんでした。

実際、シーズン前半はキャピタルワン・カップでフル出場した以外は
PLの数試合で短時間途中出場で起用されるにとどまりました。
しかし流れが変わったのはFA杯のサンダーランド戦だと思います。
トップ下で起用された45イウォビは
2ラインの間でパスを呼び込み、
前線の動きに合わせてタイミング良くラストパスを送る。
そして隙があればドリブルでも切り込んで行き、
積極的にミドルシュートも放つ等の
トップ下として必要なプレーを効果的に見せ
攻撃陣の中心として勝利に導く働きを見せたと思います。

この後もFA杯で起用されその期待に応え続けた結果、
CLバルセロナ戦2ndレグでも先発で起用され
その後はPLでも先発の座を勝ち取りました。

この1年の間で目覚しい成長を45イウォビは見せたと思います。
先程も書きましたが2列の目の間でパスを引き出す
ポジショニングやタイミングの良い動き出しに優れ
そこから絶妙なタイミングでラストパスを送るセンスも
光る物を持っていると思います。
又、11エジルや17アレクシスとのコンビネーションも良好で
同じリズムやビジョンでプレーを描く事が出来る
センスの良さも見せたと思います。
フィジカル的にはやや品やかさが足りない様に感じる事もありますが
一方で強さ的にはPLの激しさに
十分に対応出来るだけの強度を持っており
シーズン通してPLで戦う準備は出来ていると思います。
そして何よりもプレッシャーに押しつぶされないだけの
パーソナリティ的な強さを見せる点は非常に大きな武器だと思います。
失敗を恐れずに自信を持ってプレーを出来るからこそ
プレーシーズンで受けた印象よりも
プレーの安定感は格段に上がった様に感じます。

シーズン終盤の45イウォビの台頭はサプライズではありましたが
そのサプライズが一時の物ではない事を証明する為にも
来シーズンは非常に重要なシーズンになると思われます。
この勢いを持続しこれまで多くの出場機会を与えられていた
14ウォルコットや15チェンバレンを抑えて
一つでも多くの出場機会を獲得出来るかどうか、
それが今後のアーセナルを牽引する
中心選手になる為の第一歩だと思います。


C'mon Arsenal !!


サイドアタッカー〜〜14セオ・ウォルコット&15アレックス・オックスレイド=チェンバレン [Arsenal F.C.]

14セオ・ウォルコット(27歳)

PL 15試合先発+13試合途中出場:5ゴール+2アシスト
CL 3試合先発+3試合途中出場:2ゴール+1アシスト
FAカップ 3試合先発+2試合途中出場:2ゴール+2アシスト
キャピタルワンカップ 2試合途中出場
コミュニティー・シールド 1試合先発:1アシスト


Arsenal 1.jpg開幕当初の14ウォルコットは
これまで希望していたCFとしてスタートしましたが
10月末から約1ヶ月間怪我で離脱している間に
CFのポジションは12ジルーに奪われてしまい
その後は再びサイドが主戦場に戻ってしまいました。

CFとしての出だしはまずまずだったと思います。
ターゲットマンとして存在感を示す
12ジルーに対して
動きがある14ウォルコットは
チームに違う側面をもたらしたと思いますが
その一方でCFとしての限界も
見えてしまった様に感じます。

スペースがないと活きない、
スペースを消されると何も出来ない、
独力で状況を打開出来ないなど
14ウォルコットの一般的な問題点は
この様な所だと思いますが
個人的に14ウォルコットがCFとして限界を感じる
最大のポイントは元々持っているシュート力の問題です。

14ウォルコットが強いシュートを撃つ為には
14ウォルコットの動きのベクトルと
シュートを放つ方向が一致している事、
俗に言う体重が乗っている状態が必要であり
この条件が揃えば揃うほど強烈なシュートを撃つ事が出来ます。

まぁ、これは14ウォルコットに限らず当然の話ではありますが
問題はこの条件が揃わない時です。
例えるならばサイドに流れながら逆方向にシュートを放つ場面や
振り向きざまにシュートを放つ様な場面です。
例えば17アレクシスならばワンステップ出来さえすれば
強烈なパワーショットを撃つだけの力があると思いますが
14ウォルコットは体重が乗っていない状況では
パワーショットを撃つ事が出来ない為に
完璧なコースにコントロールショットを打たない限りは
ゴールを割る事が出来ません。

よって、14ウォルコットがゴールを奪える形は
抜け出したり走り込んだりした状態からのシュートか
ゴール前で点で合わせる様なシュートに限られてしまい
ゴール前のスペースを消されて一度動きが止まった状態や
DFを背負った様な状態からでは
例え良い形でボールを受けたとしても
それをゴールに結びつける事は
現状としては非常に難しい様に思えます。

昨シーズン終盤、CFで起用される機会が増え
スペースのない所でのパスの受け方やマーカーの外し方、
そして狭いエリアでの抜け出すタイミング等が改善され始め
CFとしての可能性を見せ始めた様に確かに感じました。
しかしその一方でシュート力というのはスピードと同様に
元々生まれ持った肉体的なポテンシャルに依存する部分が大きい為に
トレーニングで改善させるのは今後も難しい様に感じます。
よってゴールを奪う為に最も重要なシュートの根本的の所に
問題を抱えている現状を考えますと
CFとしてプレーは可能であったとしても
チームを救う決定的な仕事をする様なエースと呼べる存在には
CFのポジションでは難しいと個人的には思います。

その後は12ジルーがシーズン途中から好調だった事もあり
14ウォルコットの主戦場はサイドに逆戻りしてしまいました。
自分の本意ではないサイドに戻されてしまった為に
モチベーションを失ってしまったのかもしれませんが
その後は徐々に存在感を薄めていき
シーズン終盤はベンチスタートが定位置になってしまいました。

それでもボスはチャンスを与え続けてくれたと思いますが
実際ピッチに出ても「無気力」さを感じさせるプレーしか
見せられなかった14ウォルコットには失望を感じます。

アンリもコメントしていましたが
14ウォルコットは自分のポジションを知る必要があると思います。
幾ら本人に自信があったとしても選手の持っている能力と
プレーするクラブやリーグのレベルによって
最適なポジションと言うのは決まってくると思われます。
極端な例えをするのならば
仮に4メルテザッカーがCFでプレーしたいと希望しても
アーセナルでは絶対に無理な話ですが
セミプロの様なクラブでプレーすれば
きっと年間30ゴール位は奪えるかもしれません。
それと同じ様に現状の14ウォルコットが
CFで中心選手としてやっていきたいのならば
下位のクラブか2部のクラブにでも移籍しない限り無理な様に感じます。

しかしCFでは無理でもサイドアタッカーとしてならばどうなのか?

中央でプレーするよりはスペースがありますので
スピードと言う絶対的なストロングポイントを
活かしやすいと言うのは当然ですが
今回問題となったシュート力の問題を考えても
裏に抜け出したり走り込みながらシュートを撃つ状況が
サイドで起用されれば主になると思いますので
シュート力の弱さの問題はカバーできる様に感じます。
それに先程も書きました様に
スペースのない所でのプレーにも幅が出てきていますので
サイドで起用されたとしても
以前の様に縦に仕掛けてクロスを上げる様な
単調なプレーしか出来ない訳ではなく
サイドから中に入りゴールに向かって勝負する事も出来ると思います。

よってCFとしてプレーするよりもサイドで起用された方が
持っているストロングポイントを活かしやすく
ウィークポイントを表面に出さなくてすむ様になると思いますので、
チームの中心選手としてやっていける可能性がまだあり
結果としてゴールを奪うチャンスも増える様に感じます。

14ウォルコットが自身のゴールをCFでのプレーと考えているのか
ゴールを奪うストライカーと考えているのかにもよると思いますが
もしもゴールを奪うストライカーと考えているのならば
個人的にはサイドで起用された方が
遥かに多くのゴールチャンスが得られる様に感じます。

今シーズンは失望のシーズンだったと思いますが
いま一度、自らのキャリアを振り返り
そして一から出直す位の気持ちを持って
来シーズンに向けて再出発して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!



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15アレックス・オックスレイド=チェンバレン(21歳)

PL 9試合先発+13試合途中出場:1ゴール
CL 3試合先発+2試合途中出場
FAカップ 2試合先発+1試合途中出場:1アシスト
キャピタルワンカップ 2試合先発
コミュニティー・シールド 1試合先発:1ゴール


Arsenal 1.jpg今シーズンの15チェンバレンは
もしかしたら最も残念な選手だったかもしれません。

昨シーズンの後半は怪我に見舞われ
満足の行く働きを見せられませんでしたが
それでも前半は印象的なプレーを見せ
選手として一皮剥けそうな印象がありました。
そして迎えた今シーズンは
昨シーズン前半見せた可能性が
花開く事が期待されましたが
残念ながら花は開く事なく終わってしまいました。

勿論、昨シーズンも怪我の問題以外にも
問題がなかった訳ではありませんが
キレのあるドリブル等、可能性を感じるプレーを
随所に見る事が出来ました。
しかし今シーズンの15チェンバレンは
何が良くて何が悪かったと論じる前に
良かった点を思い出す事は全く出来ず
全てが悪かった様に感じてしまいます。

プレー自体は昨シーズンの様なキレのあるドリブルは影を潜め
非常に単調で同じ事を繰り返しては
同じミスを繰り返す様な印象しか残っていません。
そしてこの悪い状況を何とか打開しようとする様な意志も
プレーの中からは感じる事が出来ず
ただ与えられた仕事をしているだけの様に見えてしまいました。

今シーズンもシーズン後半は怪我により長期離脱した様に
コンディション管理の面でも問題を残してしまい
シーズン通して考えますと
何も得る物がなかったシーズンの様に感じます。

現状としては完全に壁にぶつかり
その壁を越える兆しが見られないと言うのが
今の15チェンバレンの現状だと思われ、
戦力的な序列も最下位まで落ちているかもしれませんので
この状況を打破する為には環境を変える事を
考えた方が良いのかもしれません。
巷では完全移籍で放出の噂もありますが
21歳とまだ若く貴重なホームグロウンの選手ですので
簡単に手放す事は反対です。
個人的にはレギュラークラスで起用されそうな
PLの中下位のクラブへシーズンローンで出て
シーズン通して戦えるフィットネスを肌で感じ
多くの出場機会から現状を変える切っ掛けを
見つけて欲しいと感じます。

15チェンバレンの未来が
アーセナルの中にあるのかどうかを見極めるのは
それからでも遅くはない様に感じます。


C'mon Arsenal !!