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EFL4th:ARSENAL vs Reading [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−0 Reading
2016年10月25日(火)EFL Cup Round 4, Emirates Stadium

Goal 
 (34)15Oxlade-Chamberlain
 (78)15Oxlade-Chamberlain(←12Giroud)
 

26Martinez

25Jenkinson 5Gabriel 16Holding  3Gibbs

   35Elneny  55Maitland-Niles

15Ox-Chamberlain  17Iwobi  31Reine-Adelaide

9Perez


(66)31Reine-Adelaide>>>12Giroud
(72)9Perez>>>68Willock
(80)15Oxlade-Chamberlain>>>40Zelalem

Substitutes
 54Macey
 37Bielik
 38Bola
 65Sheaf
 

Arsenal 1.jpgEFLカップ4回戦は
チャンピオンシップに属している
レディングとの対戦になりました。

この試合でも
ノッティンガムフォレスト戦と同様に
多くの主力選手をベンチにも入れずに
サブ組と若手の混成チームで挑む事になりました。

GKは26マルティネスが入り
CBは5ガブリエウと16ホールディングが
コンビを組みました。
右SBには膝の靱帯損傷で長期離脱していた
25ジェンキンソンが遂に復帰を果たし
左SBにはキャプテンマークを巻いた
3ギブスが入りました。
CMFはリザーブの55ナイルズが35エルネニーとコンビを組み
2列目は右に15チェンバレン、左に31アデレード、
トップ下に17イウォビが入り
1トップには怪我から復帰した12ジルーではなく
9ペレスが入りました。

試合はサブ組&若手の混成チームとはいえ
元々のチーム力に差がある分アーセナルペースで進み
早い時間帯からチャンスを作る事に成功していました。

5分過ぎ、右サイドでボールを持った
15チェンバレンからのパスを受けた31アデレードが
中に絞って走り込んできた25ジェンキンソンに
ヒールでダイレクトでつなぎ
25ジェンキンソンはそのままシュートを放ちました。
残念ながらそのシュートはGKに好セーブで防がれてしまいましたが
良いコンビネーションだったと思います。
そして怪我から復帰したばかりの25ジェンキンソンですが
リザーブでの試合ではすでに試運転を済ませているとは言え
長期離脱からの復帰戦としては幸先の良いプレーだったと思います。

7分過ぎ、17イウォビからのスルーパスを受けた
15チェンバレンが抜け出してそのままシュートを放ちました。
僅かに枠の外でしたが積極的な良いシュートだったと思います。

18分過ぎ、右サイドをドリブルで突破してきた
15チェンバレンからのクロスのこぼれ球を
正確なトラップで足下に収めた55ナイルズが
そのままペナルティの外側からミドルシュートを放ちました。
右上を狙ったコントロールショットは枠の僅かに外側でしたが
正確なトラップからのコントロールショットの流れは
無駄な動きや躊躇は全く見られず
落ち着いたプレーだったと思います。

21分過ぎ、5ガブリエウからのパスを受けた15チェンバレンから
ラインの裏へ出されたスルーパスで9ペレスが抜け出しました。
GKと1対1になった所で9ペレスは
左アウトサイドで31アデレードヘのパスを選択しましたが
そのパスは31アデレードに届く手前で
戻ってきた相手選手にカットされてしまいました。

確かに31アデレードもしっかりと詰めていましたので
そちらを使おうとした判断も理解できますが
ストライカーならば撃って欲しかったと思います。
特に相手のGKは股を閉めずに前に出てきていましたので
その股間を打ち抜く事はそれほど難しくなかった様に見えました。
さらに言うならば31アデレードにパスを出すのならば
それほど速いパスを出す事が出来ない
左足のアウトサイドではなく
しっかりと右足で出すべきだったとも思います。
ボスも気にしていましたが
9ペレスは左脚だけでプレーする傾向が強すぎると言うマイナス面が
この場面で出てしまったのは残念です。

29分過ぎ、35エルネニーからのパスを
右サイドで受けた25ジェンキンソンからの折り返しを
走り込んできた35エルネニーが受けて
そのままシュートを放ちましたがGK正面でゴールなりませんでした。
プレー自体は何て事ないプレーかもしれませんが
35エルネニーが走り込んで来るまでじっとタメを作って
タイミング良くリターンを出した25ジェンキンソンの
成長をこの場面でも感じました。

32分過ぎ、相手のパスを高い位置でカットした55ナイルズが
DFをかわしてシュートを放ちましたが枠は捉えられませんでした。
ゴール等の結果は出せませんでしたが
巡ってきたこのチャンスをなんとか活かして
一つでも爪痕を残そうと、
物怖じせずに積極的にプレーする
55ナイルズには非常に好感が持てます。

そして遂に相手のミスを活かして先制ゴールが生まれました。

34分、相手のミスパスを受けた15チェンバレンが
自らそのまま右サイドから持ち込んで放ったシュートは
ゴール左隅に突き刺さり先制ゴール!!

後半もアーセナルペースは続きました。

48分、相手のミスパスをカットした9ペレスから出された
スルーパスで15チェンバレンはドリブルで突き進み
ペナルティに入った所で相手DFかわしてシュートを放つも
DFにブロックされてしまいました。

49分過ぎ、3ギブスからのパスを受けた31アデレードから
DFラインの裏へ出されたスルーパスで9ペレスが突破し
シュートを放つも相手にブロックされてしまいました。
バウンドを合わせるために
シュートを撃つまでに少し待ってしまったために
相手に寄せられてしまったのは残念でした。

69分過ぎ、9ペレスが倒されて得た左サイドからの35エルネニーのFKを
12ジルーがヘッドで合わせましたがGKのファインセーブで防がれてしまいました。

72分過ぎ、相手のサイドチェンジのパスをカットした15チェンバレンは
そのままドリブルで持ち上がり
右サイドに流れてきた12ジルーへ一度預けてから
中に向かって走り込みました。
その動きに合わせて12ジルーから送られたリターンパスを受けて15チェンバレンは
ゴール正面からシュートを放ちましたが
GKのファインセーブで防がれてしまいました。
そしてそのこぼれ球に対して詰めていた17イウォビが
ダイレクトで押し込もうとしましたがヒットせずにノーゴール。

12ジルーが1トップに入った事で
明らかに攻撃の形は変わった様に見えました。
スピードがありトップ下の選手の様なラストパスを出す事も好む
9ペレスが1トップに入っている場合は
9ペレスがパスを受けるにせよ出すにせよ
ゴールに向かったストレートな仕掛けが多かった様に感じます。
一方の12ジルーが1トップに入ると
前線に高さと強さをもたらすと共に
12ジルーの所で攻撃にタメが作られて
攻撃のテンポに変化がもたらされた様に感じました。

どちらが良いと言う問題ではありませんが
異なるスタイルをもたらす選手を上手く使い分ける事が出来れば
攻撃にバリエーションは確実に増えると思いますので
これからを上手く活用する事を望みます。

76分過ぎ、右サイドでボールを奪還した25ジェンキンソンからの
パスを受けた17イウォビがドリブルで持ち込んで
強烈なミドルシュートを放ちましたが
これもGKのファインセーブで防がれてしまいました。

個人的には17イウォビがこのミドルシュートを左脚で撃った事に
非常に驚かされました。
基本的に17イウォビは両脚共に苦もなく使う事が出来ますが
シュートは別物と考えています。
ペナルティの中の至近距離のシュートならば
利き脚ではない左脚でシュートを撃っても
別段驚きはしませんが
今回はペナルティの外側からのミドルシュートであり
なおかつそのシュートは非常に強烈で
しかもしっかりと枠を捉えた精度の高いシュートでしたので
驚きを隠せません。
この場面では相手のDFと対峙した時に
右脚でパスを出すと見せかけて
左脚に持ち替えてシュートを撃ちましたが
この様なプレーで思い出すのが19カソルラです。
右脚を囮にして左脚に持ち替えてシュートを放つプレーは
利き足が両脚で有名な19カソルラが良く見せるプレーです。
もしかしたらその19カソルラをお手本にして
本当の意味で両脚を遜色なく使える様に17イウォビも
トレーニングしていてもおかしくないと思います。
数年後には今以上に両脚を器用に使う17イウォビが
若い頃に一緒にプレーした19カソルラをお手本にしたと
コメントする日が来るかもしれませんね。

そして再び15チェンバレンの右脚から
試合を決める追加点が生まれました。

78分、左CKから流れたボールを
25ジェンキンソンが右サイドから
ドリブルで切り込んでいって繋いだボールを
12ジルーが15チェンバレンに戻した所を
走り込んできた15チェンバレンが強烈なミドルシュートを放ちました。
そのシュートは相手DFに足に当たって
若干角度が変わってゴールに突き刺さりゴール!!
試合展開からしてこのゴールで試合はほぼ決まったと思います。

この試合2ゴールを奪い大活躍の15チェンバレンですが
個人的には2つのゴールを決めたとは言え
まだそれほど評価を上げたとは言えません。
確かにこの試合では右サイドから仕掛ける15チェンバレンが
攻撃の主軸を担っていた事は否定しません。
現実的に2ゴールを奪うだけではなく
何度もチャンスを演出していたと思います。

その一方で中の選手と全く合う兆しが見られないクロスを
何度も入れているところや、
なぜその様なプレーをするのか理解に苦しむような場面も
見せていたのも事実だと思います。
特にこの試合で理解に苦しむプレーだったのが
36分過ぎのプレーでした。

右サイドで相手選手を背負った状態で
25ジェンキンソンからのパスを受けた15チェンバレンは
綺麗に収める事が出来ずに跳ねてしまったボールを
CBの16ホールディングの所に大きく蹴り戻しました。
そのボールを16ホールディングが苦もなくトラップして
そのままボールを動かしましたので
何も問題は起こりませんでしたが
その16ホールディングの数m先には相手選手がいましたので
仮に16ホールディングが少しでも弾いてしまった時には
そのままボールを奪われてしまい
26マルティネスと1対1の状況になる可能性もあったと思います。
16ホールディングの技術を信頼してパスを出したというのならば
わからなくもありませんが
実際パスコースが16ホールディングの所しかなかった訳ではなく
すぐ近くにはマークを外してパスを受ける準備が出来ていた
35エルネニーがいましたので
その35エルネニーに預けるだけで良かったと思います。
なぜあの場面で16ホールディングに
パスを出さなければならなかったのか
理解に苦しみます。

クロスにしても技術的な問題なのか、
それともプレービジョンの問題なのか
どの様な意図を持ってクロスを入れているのか
分からないクロスも多々あります。

15チェンバレンはボールを持たせて単独で仕掛けさせれば
違いを生み出す事の出来るタレントだと思いますが
それだけで通用するのは対戦相手が
この試合の様なレベルの相手だけであり
トップレベルのクラブと対戦する時は
そのプレー以外のプラスアルファが必要だと思います。
自分の持ち味であるプレー以外の時に
どれだけチームに貢献するプレーを出せるか?
そういう部分を今の15チェンバレンは
置き去りにしてしまっている様に見えてしまいます。
今シーズン、14ウォルコットが答えを導き出した様に
15チェンバレンも希望している先発の座を勝ち取るためには
実際何が必要なのか?
自身で導き出す必要があると思われます。
そうでないと折角の才能も
宝の持ち腐れになってしまう様に感じます。

一方怪我から復帰した25ジェンキンソンは良かったと思います。
靭帯損傷の影響を感じさせる事もなく
90分間最後まで走り続ける事が出来た所を見ても
コンディション的に完璧に仕上げてきた様に見えました。

今回の膝の怪我の前は2シーズン連続
ウエスト・ハムへローンに出ていましたので
25ジェンキンソンのプレーをフルタイムで見たのは
かなり久しぶりでしたが
成長の跡は確実に出ていたと思います。
以前の25ジェンキンソンの問題点として挙げられるのは
状況判断の遅さ・悪さだと個人的には感じていました。
その状況判断の遅さ・悪さのために
チャンスに絡めない、チャンスを逃してしまうと言うだけに留まらず
自ら苦しい状況を作ってしまい
結果としてバタバタとした安定感の欠くプレーが
非常に多かった様に感じました。

しかしこの試合での25ジェンキンソンは
状況判断のスピードは確実に向上しており
以前の様なプレーが止まってしまう様な場面は
殆ど見られなかったと思います。
そしてそれだけではなく以前は攻撃に参加しても
ライン際を駆け上がりクロスを入れると言う
どちらかと言うと単調な攻撃しか出来なかった印象でしたが
この試合ではファーストチャンス時の
フリーランニングからシュートを放った場面や
2点目につながったペナルティ内でドリブルでキープしながら
中に入ってきたプレー等の
その局面で必要なプレー、効果的なプレー、
そして相手が嫌がる様なプレーが
実践出来ていた点も成長を感じました。

スマートで洗練されている24ベジェリンに比べますと
25ジェンキンソンのプレーからは無骨な印象は否めませんが
ウエスト・ハムでのレギュラーとしてプレーした
実質1シーズン半のローン生活で
SBとして確実に成長したのは間違いなさそうです。
2ドゥビュシーが今何をしているのか全く分からない為に
24ベジェリンのバックアッパーが不在だった問題も
25ジェンキンソンが復帰した事で
目処が立った様に感じます。

何度か危険な場面もありましたが
全体的にはアーセナルペースで試合を進め
順当に準々決勝に駒を進める事に成功しました。


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26マルティネス

 60分過ぎのクロスに対するヘッドや終わり間際のFK等危険な場面もありましたが的確なセービングで零封する。 バタバタする事なく終始安定したプレーは安心して見ていられた。 第3GKとしては本当は勿体ない位の存在だろう。

25ジェンキンソン

 膝の靭帯損傷の怪我から復帰を果たす。 リザーブの試合で慣らし運転があったとは言え、約10ヶ月ぶりの実戦とは思えないほど怪我の影響は感じさせなかった。 それと共にウエスト・ハムでレギュラーとしてプレーしたローン生活での経験により成長した姿も見る事が出来た。 24ベジェリンのバックアッパーの問題はこれで解決されるだろう。

5ガブリエウ

 全体的に安定したプレーで零封に貢献する。

16ホールディング

 ミスらしいミスは殆どなく非常に安定していた。 安定していただけではなく、落ち着きはらった振る舞いは周囲に安心感をもたらす。 

3ギブス

 この試合もキャプテンマークを巻いてプレーする。 後半コントロールミスしてボールをロストしてしまいピンチを招く。 自ら対処して大事には至らなかったが、レギュラー奪還へアピールが必要な身としてはちょっと軽率だった。

35エルネニー

 ミドルズブラ戦とは打って変わってリスクを恐れずに積極的に縦パスを入れ、チャンスと見たらゴール前にも顔を出しシュートも放っていた。 中盤からゲームをしっかりとコントロールしていた。

55ナイルズ

 今回は本職のCMFで起用される。 物怖じせずに積極的にボールに絡もうとする姿勢は好感が持てた。 終盤はもう一つの本職である右サイドアタッカーの位置でもプレーし爪痕は確実に残したと思う。

15チェンバレン

 2つのゴールでチームを勝利に導く。 その一方で合う気配のないクロスを平気で入れてみたり、思慮深くないプレーも見られてしまい評価に苦しむ。 素晴らしいプレーと残念なプレーとの落差が大きすぎる。 ボールを持って自ら仕掛ければそうそう止められない力を持っているだけに勿体ない。

17イウォビ

 サイドからコンビネーションを活かして仕掛けるプレーも十分効果的だが、トップ下で攻撃陣をコントロールするプレーも魅力的だ。 将来的にはトップ下が17イウォビのポジションになっていてもおかしくないように感じる。

31アデレード

 スピードを活かしたプレーやコンビネーションで仕掛けるプレー等持ち味を発揮していた。 チャンスを与えられるたびに成長を感じる事ができる。

9ペレス

 自らが撃てる場面でも他の選手のチャンスメイクを優先してしまう事が多い点は気になる。 新加入した選手が良く陥る問題点かもしれないが、ペナルティに入っても細かいパスをつないで更に崩そうとするアーセナルのイメージに必要以上に縛られてしまい、自分もつなぐ事を優先しようとする呪縛に囚われているように見える。
しかしチームが求めているのは作ったチャンスを最終的にゴールに突き刺す事の出来るストライカーであり、昨シーズンリーガで17ゴールを奪った9ペレスに一番求めているのはその得点力だと思う。 もっとストライカーとしてのエゴを見せても良い様に感じる。 
後半途中に足首を負傷して交代。 これからという時に最低6週間の離脱は残念だ。

12ジルー
 
 怪我から復帰する。 12ジルーが入ると前線に高さと強さをもたらすだけではなく、前線にタメが生まれてテンポを変える事ができる。 これから攻撃陣にバリエーションをもたらしてくれるだろう。

68ウォロック

 負傷した9ペレスに代わって投入される。

40ザラレム

 終盤投入されCMFのポジションに入る。 相手選手に囲まれてもロストしないキープ力はさすがだが、以前の様なリスクを恐れないパスは影を潜めたまま。


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危なげなく勝利して準々決勝へ駒を進めました。
サブ組と若手の混成チームでしたが
十分に機能した試合を見せてくれたと思います。

その中でも25ジェンキンソンの復帰や
31アデレードや55ナイルズら若い選手が
積極的にアピールする等明るい話題が多い試合でしたが
一方で9ペレスが負傷してしまい
最低でも6週間は離脱する事になってしまったのは非常に残念です。

幸い12ジルーが復帰しましたので
スカッドに大きな穴が空く事はありませんが
誰かが復帰したら他の誰かが離脱すると言う悪い流れを
今シーズンも心配する必要があるかもしれません。

近々に8ラムジーの復帰も予定されていますので
その8ラムジーと入れ替わって
誰かが離脱する事がない事を祈るばかりです。

EFLカップ準々決勝はホームでサウサンプトンとの対戦が決まりました。
サウサンプトンはPLでも大いに苦戦しましたので
この試合も苦しい展開が予想されますが
個人的にはこの試合でも主力選手を使わずに
サブ組と若手の混成チームを起用し
それらの選手が猛烈なアピール姿を
もう少し見続けたと思います。


C'mon Arsenal !!


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6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:4G3A CL:2G2A
9ペレス     PL:0G0A CL:0G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:3G0A CL:3G1A
12ジルー     PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
14ウォルコット  PL:5G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:1G1A EFL:3G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G0A


PL9:ARSENAL vs Middlesbrough [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−0 Middlesbrough
2016年10月22日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal 
 

33Cech

24Bellerin 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

35Elneny  34Coquelin

14Walcott  11Özil  17Iwobi

7Alexis


(67)17Iwobi>>>9Perez
(74)35Elneny>>>15Oxlade-Chamberlain

Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 5Gabriel
 55Maitland-Niles
 31Reine-Adelaide
 

Arsenal 1.jpgゴール前をガッチリと固めた
ミドルズブラの壁を破る事が出来ずに
スコアレスドロー。

内容的にも満足のいく試合ではありませんでした。

先発はCLルドゴレツ戦では外れていた
33チェフと18モンレアル、
そして17イウォビが先発に戻りましたが
そのCLルドゴレツ戦で負傷した
19カソルラはこの試合では欠場し、
スウォンジー戦での一発レッドで出場停止中の
29ジャカも使えないCMFには
35エルネニーが起用されました。

試合は2ラインをタイトに保ってスペースを消して
ミドルズブラのゴール前に築いた分厚い壁を攻略するのに
非常に苦しみました。
その上驚異的なスピードを誇るトラオレと
技術的に高いガストン・ラミレスの両翼を活かした
カウンター攻撃に何度も驚異を与えられてしまい
決定機と呼べる場面はミドルズブラの方が多かったと思います。

18分過ぎ、ミドルズブラのDFラインからのフィードを
ネグレドがそらした所からピンチを迎えました。
そのボールに対して6コシールニーが収めようとした所で
トラオレに奪われてしまい
さらに抜け出てきたトラオレを止めようとした
20ムスタフィのスライディングタックルもかわされてしまい
そのままシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは前に出てきて
的確にシュートコースを消した
33チェフがブロックに成功しましたが
そのこぼれ球がゴール正面のネグレドの所にこぼれてしまい
再びシュートを撃たれてしまいました。
しかしこのシュートもすぐに立ち上がった33チェフがセーブして
この絶体絶命と言えるピンチをなんとか凌ぎきりました。

19分過ぎ、この流れで与えてしまった右サイドからのFKを
ガストン・ラミレスが蹴りました。
ラミレスの左脚から放たれたそのFKは
ちょうどゴールポストの右角に当たり
ゴールこそなりませんでしたが
精度の高い良いFKだったと思います。

32分、スローインからの流れで
右サイドの深い位置まで侵入してきた
トラオレにクロスを入れられてしまいました。
そのクロスをゴール前でネグレドが競り合って
ファーサイドに流れた所をガストン・ラミレスに
フリーな状態でヘッドで合わされてしまいましたが
その至近距離からのヘディングシュートも
33チェフが完璧にブロックしてゴールを守りきりました。

決定的な場面を作ったミドルズブラに対して
圧倒的にボールを支配しながらも
なかなかゴール前に入る事が出来なかったアーセナルが
前半にゴールに迫ったのはこの2つの場面くらいだった様に感じます。

22分、34コクランが倒されて得た
中央やや右側のFKを7アレクシスが蹴りました。
そのFKは鋭く弧を描いて壁を越えていき
枠をとらえましたがバルデスの好セーブで防がれてしまいました。

43分、6コシールニーから
左サイドを駆け上がった17イウォビへ送られた
ピンポイントのロングフィードから速攻が始まりました。
そこから7アレクシスを経由し
右サイドの14ウォルコットへ送られ
中に折り返されましたが11エジルには合いませんでした。

そもそもこの場面でパスを受けた14ウォルコットは
何の躊躇もせずに思いっきり右脚を振り抜いた事を考えますと
クロスではなくシュートを放ったのではないかと思います。
角度的にきつい角度だった事もあり14ウォルコットは
アウト気味にかけてスライスボールを蹴ろうとした様に見えましたが
それがアウトにかからなかった為に
中に折り返した様なボールになってしまいましたのだと思います。
しかし状況的に考えますと角度のない所からのシュートよりも
ゴール前に詰めていた11エジルに合わせた方が
決まる可能性は高かった様に見えましたので
シュートを放とうとした14ウォルコットの選択が
前半の中で唯一ミドルズブラの分厚い壁を崩したこのチャンスを
不意にしてしまったと言って良いかもしれません。

後半は早々から相手のミスからビッグチャンスが舞い込んできました。

47分過ぎ、7アレクシスが倒されて得た左サイドからのFKを
11エジルがゴール前に入れました。
そのFKをゴール前で6コシールニーが競って
大きく跳ね上がったルーズボールを
前に出てきたバルデスがキャッチし損ねてしまい
そのこぼれたボールを7アレクシスが無理な体勢から中に折り返しましたが
中にいた6コシールニーには僅かに合いませんでした。

本当に僅かの差だけでした。
7アレクシスが体勢を崩しながらも
ボールを中に入れたタイミングが
あとほんの少しだけボールが落ちてきてから蹴っていたら
そのボールが中に詰めていた6コシールニーの頭上を越える事なく
押し込む事が出来ていたかもしれません。
近そうに見えて果てしなく遠い
この試合のミドルズブラゴールを
象徴する様な場面だったと思います。

そしてチャンスは続きました。

53分過ぎ、2ラインの間で35エルネニーの鋭い縦パスを受けた
7アレクシスが強烈なミドルシュートを放ちました。
ゴール右側を捉えたその鋭いシュートは
バルデスのファインセーブで防がれてしまいましたが
本当はこの様な形をもっと多く作るべきだった様に感じます。

この試合は2ラインの間をタイトに保ち
バイタルエリアのスペースを消す事で
ミドルズブラはアーセナルの攻撃を沈黙させていました。
その為スペースのない中央のエリアには
積極的に入る事が出来ずに
スペースの残っているサイドを起点として
アーセナルもなんとか状況を打開しようと試みていましたが
この試合のメンバーではゴール前に高さと力強さが足りませんので
中々有効な仕掛けを見せる事も出来ませんでした。
という事でスペースのない所を
ショートパスを使ったコンビネーションで打開するか
サイドから速い弾道のクロスで打開しようと試みていましたが
スペースと時間が殆どない所を仕掛けている関係上
全てのプレーが完璧に遂行されなければ
ゴールまで結びつけるのは困難なミッションですので
殆どの仕掛けは成功する事はありませんでした。

個人的にはスペースがなくても
2ラインの間に入って縦パスを受ける機会をもっと増やせれば
少しは状況が変わったと思います。
2ラインの間でパスを受け前を向く事が出来れば
この場面の様にミドルシュートを狙う事も出来たかもしれませんし
シュートを撃つ事が出来なくても
相手の守備陣は対応するために動かざる得ませんので
動いた事でギャップが出来れば
そこを使ってチャンスを広げる事も出来るかもしれません。
例えば最近良く使っている
2ラインの間の中央で受けてから外に展開する
「中なら外」への形で横に揺さぶれば
スペースのない所でもマークから外れた選手を
作り出せたかもしれません。

こう言う試合こそ局面を打開できるパスを出す事の出来る
19カソルラが必要だったと思いますし
リスクを恐れない縦パスを出す事の出来る
29ジャカだけでも使えれば少しは変わっていたかもしれません。
35エルネニーもテンポ良くパスを捌く事が出来ますが
どちらかと言うとリスクを冒す様なプレーは
少ない様に思いますので
そういう意味では少し物足りなさを感じます。
勿論、パスの出し手だけでの問題ではなく
パスの受け手のパスを引き出す動きと
パスを受けてから時間をかけずに
次のプレーに繋げる技術とイメージも求められると思います。
技術的な面を考えますと
14ウォルコットには難しいかもしれませんが
11エジルや17イウォビならば
十分に可能だと思います。
7アレクシスを含めたこの3人が入れ替わり立ち替わり
2ラインの間にもっと顔を出して縦パスを引き出し
もっと揺さぶりをかけても良かった様に感じます。

その後もミドルズブラのゴールに迫る場面は何度かありました。

65分過ぎ、相手のパスを
高い位置でスライディングでカットした34コクランが
体勢が崩れたまますぐに14ウォルコットに繋ぎ
そこから出されたスルーパスで
7アレクシスがラインを突破して
シュートを放ちました。

残念ながらシュートはミートせずに
バルデスに正面でキャッチされてしまいましたが
相手が攻撃に転じようとした場面で
34コクランがパスをカットした事で
2ラインの間にスペースが生まれ
そこで34コクランからのパスを受けた14ウォルコットが
前を向く事が出来た事でこのチャンスは生まれたと思います。

一方で、後半もトラオレのスピードを活かしたカウンターに
苦しめられました。

58分過ぎ、11エジルがボールをロストした所から
カウンターを受けてしまいました。
ボールを受けたトラオレはセンターサークルの手前から
追いすがる34コクランを振り切って一気にドリブルで駆け上がり
マークしていた6コシールニーも
シュートを止める事は出来ずに撃たれてしまいました。
幸いこの場面でも33チェフの完璧なセービングで
ゴールは守られましたが
スピードだけではなく
34コクランが当たっても全然ぶれないトラオレの
フィジカル的な強さは非常に厄介な存在だったと思います

88分過ぎ、ミドルズブラ陣内からトラオレがドリブルで駆け上がり
そこから出されたパスで
ネグレドのペナルティ内への侵入を許してしまいました。
そのネグレドに対して戻ってきた6コシールニーの
完璧なタイミングのスライディングタックルで
シュートを防ぐ事が出来ましたが
非常に危険な場面だったと思います。

結局最初から最後までトラオレのスピードを止める事はできませんでした。
唯一24ベジェリンだけはトラオレのスピードに対抗できていましたが
それでもフィジカル的に当たり負けしない強さがあるトラオレを
完璧に止める事は出来ませんでした。

この試合6コシールニーはトラオレの対応に苦慮していましたが
この場面でのネグレドへのタックルは
チームを救う素晴らしいタックルだったと思います。
普通ならばPKを恐れてあれ程深くタックルを仕掛けるのは
躊躇してしまう事もあるかもしれませんが
そのリスクを恐れずにタックルを仕掛け
なおかつあの様なトップスピードのギリギリの状況でも
ネグレドに一切触る事なくボールだけを狩り獲って見せたタックルは
まさに完璧なタックルというべきタックルだったと思います。

そして後半ロスタイム最後のチャンスが訪れました。

92分過ぎ、パスを受けた15チェンバレンが
ドリブルでペナルティ内へ切り込んで行き
放ったシュートをバルデスの目の前で11エジルがコースを変えて
ゴールネットを揺らしましたが残念ながらオフサイドでした。

93分過ぎ、右サイドに開いていた11エジルから
中に走り込んできていた24ベジェリンへパスが出され、
その24ベジェリンはトラップのワンタッチで一人かわしてから
14ウォルコットへラストパスが送られシュートを放ちましたが
これもオフサイド。

後半は何度かチャンスを生み出しましたが
結局最後までゴールネットを揺らす事は出来ず、
反対に33チェフの活躍により
勝点1をなんとか保った試合だったと思います。

しかしミドルズブラは現在下位に沈んでいるだけに
勝点3を奪うべき試合だったと思います。


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33チェフ

 何度となく訪れた決定的なピンチをことごとく守りきる。

24ベジェリン

 サイドに限らず中にも入って攻撃に厚みをもたらす。 トラオレのスピードに唯一対抗できたのは24ベジェリンだけだったがそれでもフィジカル的な強さも兼ね備えるトラオレは厄介な存在だった。

20ムスタフィ

 かなり高い位置まで上がって組み立てに参加する。

6コシールニー

 珍しくトラオレのスピードへの対応に苦慮していた。

18モンレアル

 サイドから攻撃に厚みを加えたが効果的な仕掛けは作れず。

35エルネニー

 安定感のあるプレーを見せる一方でもう少しリスクを冒しても良かった様に感じる。 特にミドルシュートは35エルネニーのストロングポイントの1つなだけに積極的に撃つ事で揺さぶりをかけても良かった様に感じる。

34コクラン

 鋭い出足で高い位置でのボールの奪取に貢献すると共に攻撃面でも積極的な姿勢が見られた。

14ウォルコット

 スペースを消された状況では持ち味が出しずらいという点は、仕方がない部分も理解できるが、一方でゴールへの執念の様なものが足りない様にも感じる。 試合終了間際のオフサイドになった場面でも結果的にオフサイドになってしまったのは仕方がないが、数少ないシュートチャンスが訪れたにも関わらずシュートを枠から外してしまうのはよろしくない。 オフサイドであろうとなかろうと結局ゴールネットを揺らす事が出来なければ得点にはならない事をもっと肝に銘じて、如何なる時でも常にゴールネットを揺らす心構えを見せて欲しい。

11エジル

 決定機を作る事は出来ず。 もっと2ラインの間でパスを呼び込み強引に前を向いて仕掛けても良かったのでは?

17イウォビ

 スペースを完全に消されてしまうと得意のコンビネーションプレーも活かせず。 

7アレクシス

 最後まで貪欲にゴールを狙い続けるもゴールを奪う事はできず。

9ペレス
 
 17イウォビと代わって投入され2トップに近い形でプレーする。

15チェンバレン

 35エルネニーに代わってCMFに入る。 終盤個人技で切り込んでチャンスを演出する。


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出来る事ならば10月は無傷で乗り切って欲しかったと
個人的には思っていましたが
取りこぼしてしまったのは残念です。

現実的に連戦の疲労が出始めている様に見えますので
そろそろコンディションに対する対策が必要だと思われます。

今週のミッドウィークは幸いEFLカップのレディング戦ですので
ボスも会見で言っていた様に
連戦が続いていた主力選手をごっそりと休ませる事が
期待できそうです。

前回はチェルシー戦の前のノッティンガム・フォレストで
主力選手を全て休ませて調子が上がった様に
今回のレディング戦でも多くの選手を休ませて
再びチームの状態が上がる事を期待したいと思います。

それと共にそろそろ12ジルーと16ラムジーが
怪我から戻っくる予定です。
この2人が戻ってきた場合に
どの様な形でチームに組み込むのかは
非常に興味があります。

どちらにせよ攻撃のバリエーションを増やす事が出来ると共に
これまで以上にローテーションも可能になると思いますので
うまく使って欲しいと思います。

まずは今週のレディング戦、
そして来週のCLルドゴレツ戦で
積極的に選手を入れ替えて
コンディションの改善に努め、
重要な試合が続く11月に備えて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:4G3A CL:2G2A
9ペレス     PL:0G0A CL:0G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:3G0A CL:3G1A
14ウォルコット  PL:5G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:1G1A EFL:1G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G0A



CL GS3:ARSENAL vs Ludogorets Razgrad [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 6−0 Ludogorets Razgrad
2016年10月19日(水)UEFA Champions League , Emirates Stadium

Goal 
 (13)7Alexis(←15Oxlade-Chamberlain)
 (41)14Walcott(←11Özil)
 (47)15Oxlade-Chamberlain
 (57)11Özil(←19Cazorla)
 (83)11Özil(←9Perez)
 (87)11Özil(←9Perez)


13Ospina

24Bellerin 20Mustafi 6Koscielny 3Gibbs

19Cazorla  34Coquelin

   14Walcott  11Özil 15Ox-Chamberlain

7Alexis


(58)19Cazorla>>>35Elneny
(61)14Walcott>>>9Perez
(73)7Alexis>>>17Iwobi

Substitutes
 33Cech
 18Monreal
 5Gabriel
 29Xhaka
 

Arsenal 1.jpg6発大勝!!

ルドゴレツをホームに迎えた
CLグループステージ第3戦、
エジルのハットトリックも飛び出して
6点大勝を挙げました。

先発は少し変更してきました。
GKはこれまでと同様に
13オスピナがゴールマウスを守り
左SBには3ギブスが入りました。
そして3列目は29ジャカに代わり
怪我から復帰した34コクランが入り
2列目左には15チャンバレンが起用されました。

まず左SBに関してはスウォンジー戦ではバロウを抑えきれず、
そしてここまで昨シーズンの様な安定したパフォーマンスを
18モンレアルが見せる事が出来ていなかった事を考えますと
そろそろ3ギブスにチャンスを与える時期だと
個人的には思っていました。
それに仮に18モンレアルのパフォーマンスが上がらない原因が
コンディションの問題ならば
尚更少し休ませる必要もあったと思いますので
3ギブスを先発させるのには良い時期だと思います。

怪我から復帰した34コクランに関しては
スウォンジー戦で退場処分を受けた
29ジャカに反省を促す意味もあるのかも知れませんが
元々34コクランは3列目のファーストチョイスとして
シーズンに入った事を考えますと
順当な先発復帰と考えても差し支えないかもしれません。

その一方で15チェンバレンの先発起用は少し引っかかります。
スウォンジー戦でのカウンターから
二つの決定機を演出した事を受けての面と、
17イウォビのコンディション管理の面で
起用されたと思いますが
歪んだ見方をするならば
先日「このまま定期的な出場機会が得られなければ
移籍する事も考えなければならない」と言う意味合いの発言した事に対する
返答の様にも見えてしまいます。
その様な発言に対して選手を繋ぎ止める為に
起用する事には賛否あると思いますが
その一方でチャンスが少ないと発言した手前
チャンスを与えられた時に結果を残せなかった時には
チャンスが与えられていない訳ではなく
チャンスを与えられるだけのレベルに達していないと
自ら証明してしまう可能性もありますので
15チェンバレンにとってはこの試合は
非常に重要な意味合いの試合になってしまったと思います。

元々チーム力的には差がありますので
結果が示す様に最終的には大差が付く結果になりましたが
しかしルドゴレツはどこかのチームの様に
ゴール前にバスだかトラックだかを置く事もなく
自らの攻撃的な戦い方を曲げる事なく
真正面からぶつかって来ましたので
非常にテンポの速い面白い試合になったと思います。
実際この試合で見せたルドゴレツのフットボールは
高い位置から積極的にプレスを仕掛けてボールを奪い返し
そこから鋭い縦パスとショートパスを駆使した
コンビネーションを織り交ぜて仕掛ける
アーセナルに近いスタイルのフットボールを見せてくれたと思います。

しかし、最終的に大差になったのは
やはり埋める事の出来ないチーム力と個の力の差であり
先制点も7アレクシスの技ありのシュートで奪う事に成功しました。

13分、15チェンバレンからのスルーパスで
左サイドを抜け出した7アレクシスは
追ってきたDFをかわした後に
若干前に出てきていたGKをあざ笑うかの様に
ループシュートを放ちました。
そのループシュートは綺麗な弧を描いて
ゴール右上に吸い込まれて先制ゴール!!

その後も何度か決定的な場面がありました。

27分過ぎ、7アレクシスから出されたスルーパスで
左サイドから15チェンバレンがDFラインの裏に
完全に抜け出しました。
そしてそこから中の14ウォルコットに折り返しましたが
全く合わずにチャンスを活かす事が出来ませんでした。

33分過ぎ、7アレクシスのヒールパスがブロックされた後の
ルーズボールを収めた34コクランから
間髪入れずに14ウォルコットへラストパスが送られ
右脚を振り抜きましたが
GKにセーブされてしまいました。
間髪入れずに送った34コクランのラストパスも
非常に良い判断のパスだったと思いますが
そのパスを受けた14ウォルコットが
ボールを受けてから前を向くまで、
そしてそこから右脚を振り抜くまでが非常に早く
こう言う所も14ウォルコットの成長を感じます。

チャンスがあってもゴールに結びつける事が出来ない時間の間に
何度かゴールを脅かされる場面がありました。

18分過ぎ、左サイドからフリーで駆け上がってきた
バンデルソンに出されたパスでラインの突破を許し
至近距離からシュート打たれてしまいましたが
13オスピナがしっかりとセーブしてゴールは守られました。

27分過ぎ、左サイドからDFラインの裏に出されたパスで
ミシジャンが抜け出してきた所を13オスピナが飛び出して
寸前の所でカットしてピンチを守りました。

31分過ぎ、センターサークル付近から出された
DFラインの裏へのパスで再びミシジャンに抜け出されてしまいましたが
トラップした所を果敢に飛び出してきた13オスピナが
ボールをかき出して防ぎました。

これらの3つのピンチも13オスピナの好セーブと
ファールにならない様に細心の注意を払った冷静な対応で
失点には繋がりませんでしたが
スウォンジー戦でもありましたが
マークのズレと言いますか
マーカーの受け渡しの問題と言いますか
侵入してくるアタカーを失認してしまう様な場面が
この試合でも何度か見られました。

20ムスタフィが加わった事で局面局面における強度は
確実に上がっているとは思います。
その一方でこの場面でも見られた様に
しっかりとした形を作られてしまうと
簡単に崩されてしまう事があります。
20ムスタフィが加入してまだ2ヶ月も経っていませんので
この連携面に関する問題が出てしまうのは
当然といえば当然だと思いますが
巷では20ムスタフィが加入した事で
アーセナルの守備力は格段に向上したと言われていますが
個人的には言われている程
守備力としてはまだ上がっていない様に感じます。
よって現状を真摯に受け止め
連携面の問題に対して成熟に努める必要は大いにあると思います。
仮にこの努力を怠ってしまうと
今後レベルの高い攻撃陣を要するチームと対戦した時には
大量失点してしまう危険性もあると思います。
今のアーセナルは連勝街道を突き進んではいますが
特にここ2試合は相手の攻撃陣のレベルに助けられたという事も
忘れてはならないと思います。

なかなか追加点が奪えないまま
前半も終わりが近づいた所で
貴重な追加点が生まれました。

41分、左サイドに開いていた11エジルから
14ウォルコットヘクロスが送られ
その14ウォルコットはペナルティの外から右脚を振り抜きました。
そして右脚から放たれた強烈なミドルシュートは
ゴール右上に突き刺さりゴール!!

ルドゴレツのDF陣が7アレクシス達に釣られて下がってしまった事で
大きなスペースを14ウォルコットに与えてしまった事や
GKのポジショニングが左に寄り過ぎていた事もありますが
それにしても14ウォルコットが
あの距離から正確で強烈なミドルシュートを
撃てる様になっていたというのには驚きでした。

前半の振り向きざまに放ったシュートや
このミドルシュートを見ますと
昨シーズン問題提起していたシュート力の非力さに関しては
かなり改善してきた様に見えます。
このシュートのパンチ力の問題もそうですが
90分間とにかく走り回れる様になった事を考えますと
このオフの間に肉体改造に取り組んだ様に思われます。
もしも自らの弱点に向き合い
それらの問題に対して真摯な姿勢で改善に取り組んだのならば
その姿勢は間違いではなかった事が早くも証明され始めていると思います。
やはり今シーズンの14ウォルコットは一味も二味も違う様に見えます。
あとは怪我によってこの好調ぶりに水がささらない事を祈るばかりです。

前半の内に2−0に出来た事でかなり楽になったと思います。
そしてこの後の試合の流れを決める3点目は後半早々に決まりました。

47分、左サイドからの3ギブスのグラウンダーのクロスのこぼれ球を
15チェンバレンが冷静に蹴り込んでゴール!!

この場面でもゴール前に走り込んだ7アレクシスに釣られて
DF陣の全員が下がってしまうという
ルドゴレツの悪い点が出た事が最大の要因かもしれませんが
そのこぼれ球を冷静に蹴り込む事で
15チェンバレンはやっと結果を出す事が出来ました。

最初に書きました様にこの試合は15チェンバレンにとっては
非常に重要な試合になると思われましたので
ゴールと言う結果で次に繋がったのは良かったと思います。
しかしその一方でそれ以外の部分では
首をかしげる様なプレーが多かったのも事実だと思います。

53分過ぎ、DFラインの裏に出来ていた
広大なスペースに向かって走り込んだ14ウォルコットに向けて
15チェンバレンからパスが出されました。
しかしそのパスは14ウォルコットに収まる事なく
そのまま流れてGKにクリアーされてしまいました。

試合の中ではなんて事のない一つの場面ですが
この時に15チェンバレンはなぜあの様なパスを出したのか?
個人的には非常に気になります。

オフサイドにならない絶妙なタイミングで飛び出した14ウォルコットの
鼻先に落とす様な柔らかいタッチのパス、
ここまでは教科書通りですが
なぜか15チェンバレンは逆回転の球ではなく
順回転の球を送りました。
普通、逆回転の球を送れば
そのパスが地面に着地した時点でボールは止まりますので
後はそのボールを走り込んできた14ウォルコットが収めれば
GKと1対1になる決定機になっていたと思います。
しかしこの場面では順回転の球を送った為に
着地したボールはそのまま前方に跳ねていってしまい
14ウォルコットの足下に収まる事なくクリアーされてしまいました。
細かい?と言う表現があっているかどうかは分かりませんが
こう言うちょっとした細かい所にまで気がまわらない所が
15チェンバレンが伸び悩んでいる所かもしれません。
15チェンバレンにとってはチームの中にいる
素晴らしいテクニシャン達と
同じ様にプレーしているのつもりなのかもしれませんが
実際しているプレーは天と地ほどの差を感じる事があります。
ちょっとした事ですがその一つ一つのプレーの意味を
どれだけ意識しながらプレーする事が出来るかどうかが
今後15チェンバレンが大成出来るかどうかの大きなポイントの様に感じます。

そしてこの様な場面もありました。

64分過ぎ、左サイドからドリブルで切り込んでいった5チェンバレンは
11エジルにパスを出しました。
その11エジルはスペースのない所から
DFラインの裏に向けてリターンパスを送りましたが
当の15チェンバレンは走り込んでいませんでした。

その時の15チェンバレンの姿はあたかも
DFを翻弄しながら11エジルにパスを通した事に
満足してしまったかの様に歩みを緩めてしまっていました。

15チェンバレンは上手くいこうが上手くいかなかろうが
一つのプレーが終わるとそこでプレーを終えてしまう事が良くあると思います。
この様な傾向があるとこの場面の様に
上手くいっていてもそこからさらにチャンスを広げる機会を逸してしまい
上手くいかなかった時には相手に反撃のチャンスを与えてしまいます。
そういう所を見ていると15チェンバレンのフットボールは
自分中心の自分の世界の中で行っている様に見えてしまいます。
なので自らの時を止める事に何の躊躇もないのかもしれません。

しかし実際のフットボールでは試合中に時が止まる事はなく
唯一試合中に時が止まる時はゴールネットを揺らした時だけです。
その様な競技をしているにも関わらず
自らの時を止めようとするのは言語道断だと思います。
ボールがゴールネットを揺らすまでは
決して止まる事がゆるされない競技をしている事を
もう一度思い出して欲しいと思います。

と厳しい事を並べましたが
一方で15チェンバレンには素晴らしいポテンシャルがあるのは
誰もが認める所だと思います。
その才能の一端を見せたのがこの場面でした。

67分過ぎ、左サイドに開いていた11エジルから
パスを受けた7アレクシスがDFラインの頭を越す
ノールックの浮き球のパスを送りました。
そのパスに対して走り込んできた15チェンバレンが
そのままダイレクトボーレーでシュートを放ちましたが
GKのファインセーブで防がれてしまいました。

この様な難易度の高いプレーも
難なく行えるだけの才能があるだけに
余計に歯痒く感じるのかもしれません。
どうにかしてその才能が開花した姿を
いつかは見てみたいと思いますが、、、
その道は以前にも増して険しい道の様に最近は見えます。

後半は11エジル劇場でした。

57分、カウンターを受けた場面で
6コシールニーがスライディングでカットした所から始まりました。
そのカットしたボールを収めた19カソルラから
DFラインの裏に向かって走り出していた
11エジルに向かってロングパスが送られ
そのパスを収めた11エジルはそのままGKと1対1となり
冷静にゴール右隅に決めてゴール!!

11エジルが抜け出したにも関わらず
一歩も前に出てこなかったGKの対応には
非常に疑問を感じますが
後方からの19カソルラのパスを
走っているスピードを緩める事なく
ぴったりと足下に収めた11エジルのトラップが決まった時点で
この勝負は決まっていたかもしれません。
因みに19カソルラが出したパスは
当然ですが逆回転のパスでした。

83分、センターサークル辺りから
DFラインの裏に出された15チェンバレンからのパスで
左サイドを抜け出したペレスから
ファーサイドに走り込んでいた11エジルへ
クロスが送られました。
そのクロスを11エジルが合わせて2ゴール目!!

87分、右サイドのスペースに走り込んだ9ペレスに
合わせる様に出された20ムスタフィのスルーパスで
9ペレスが深い位置まで侵入し
そこから11エジルに向けて出された
丁寧な浮き球のパスを11エジルがそのままボーレーで叩き込み
ハットトリック!!

11エジルにとってキャリア初めてのハットトリックの様ですが
もう脱帽するしかありません。
この試合の3ゴールは簡単に決めていますが
どれもそれほど簡単ではないと思います。
1ゴール目は先程も書きましたが後方からのロングパスを
走っているスピードを緩める事なく足下に完璧にトラップし、
2ゴール目はただ合わせるだけではなく
わざとバウンドさせてGKが獲り難くいシュートを撃ったり、
3ゴール目は体勢を流しながら
正確なボーレーシュートでゴールを射抜いて見せました。
良くボスが会見で「11エジルはトレーニンググラウンドでは
物凄いシュートをバンバン決めている」とコメントしていましたが
その意味が良く分かる試合だったと思います。

結果は6−0と大差がつきましたが
最終的にはポゼッションでルドゴレツが上回った様に
最後まで攻撃する姿勢を緩めずに戦い抜いた
ルドゴレツも讃えたいと思います。


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13オスピナ

 前半何度か危険な場面が訪れたが守りきる。 特に望まなくてもファールを犯してしまう可能性がある場面でもそのリスクを恐れずに、ファールを犯さない様に細心の注意を払いながら見せた対応は素晴らしかった。

24ベジェリン

 右サイドから圧倒する。 タッチライン際に限らず中に絞ってするプレーも厚みをもたらしていた。

20ムスタフィ

 積極的な縦パスでチャンスを広げた。 

6コシールニー

 DFラインの裏に出されたパスで何度か危険な場面が作られてしまった。 連携面に関してはまだ十分なレベルではない。

3ギブス

 攻守に及第点のプレーを見せるが、18モンレアルからポジションを奪い返す事を考えると及第点では足りない。 もっとインパクトがあるプレーを見せて欲しかった。

19カソルラ

 攻撃陣にリズムを与える。 早い時間帯に退きアイシングする場面が見られたが、大事に至らないとの事で一安心。 しかしシーズンは長いので無理させずに1試合くらい飛ばしても良いのでは?

34コクラン

 非常に効いていた。 鋭い出足で的確にボールを狩り続ける。 34コクランが一人いるだけで中盤の強度は格段に上がる。

14ウォルコット

 らしくない強烈なミドルシュートを決める。 90分間走り続けられるスタミナと共にこれまで非力だったシュート力も今シーズンは明らかに向上した。 オフの間にしっかりと肉体改造をしてきたのか?

11エジル

 こちらもらしくないハットトリックを決める。 試合は決まっていたとは言え決して簡単なシュートではないシュートを簡単に決めていた。 0トップシステムを更に効果的にするには11エジルの得点力は絶対に必要なので11エジルがゴールを決め始めたのは喜ばしいことだ。

15チェンバレン

 1ゴール奪い次に繋げたが、それ以外の場面をトータル的に考えるとマイナスポイントの方が多かっただろう。 

7アレクシス

 技ありのループシュートを決めゴールラッシュの口火をきる。 本人は最後までピッチに残りたかった様な素振りだったが、好調な0トップシステムをシーズン通して保つためには休める時にはしっかり休む事も重要。

35エルネニー

 19カソルラに代わってピッチに入る。 今回の様なトラブルがあっても35エルネニーがベンチに控えているの安心感はチームにとって非常に大きい。

9ペレス
 
 11エジルの2つのゴールをアシストする。 1つ目のアシストの時はオフサイドラインを超えない様にパスが出されるまで我慢し、2つ目の時は最初からパスを呼び込みながら完璧なタイミングでラインを超えた。 11エジルへのラストパスも精度が高く、チャンスメイカーとしての質の高さを証明する。 ゴールこそ奪えなかったがゴール前でもタイミング良く飛び込む場面がありこれから更に良くなる事が期待できる。 

17イウォビ

 終盤投入される。

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CLグループステージも前半の3戦が終わり
2勝1分けでの戦績は十分評価できると思います。

バーゼルとルドゴレツとはアウェイでの試合を残していますが
エミレーツでの試合の感じを考えれば
取りこぼす事はまずないだろうと思われます。

そうなると11月23日のエミレーツでのパリSG戦での結果が
グループステージの1位通過を決める試合になるのは
間違いないと思います。

そこで気になるのはアウェイで対戦した時に
何度となくピンチに陥った守備の問題です。
あの試合は20ムスタフィが加入して間もなかった事もあり
現在とは比べものにならないほど脆弱だったと思いますが
それでもここ2試合の状況を考えますと
簡単に崩されてしまう場面が見られるのも事実であり
そして次の試合でもカバーニが外しまくってくれる保証もありません。

幸いまだ1ヶ月あります。
この1ヶ月を有効に使って
相互関係の成熟に努めて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:4G3A CL:2G2A
9ペレス     PL:0G0A CL:0G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:3G0A CL:3G1A
14ウォルコット  PL:5G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:1G1A EFL:1G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G0A


PL8:ARSENAL vs Swansea City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−2 Swansea City
2016年10月15日(土)Premier League , Emirates Stadium

Goal 
 (27)14Walcott
 (32)14Walcott
 (38)Sigurdsson
 (57)11Özil(←7Alexis)
 (66)Gonzalez Tomas

Sent off
 (70)29Xhaka


33Cech

24Bellerin 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

19Cazorla  29Xhaka

14Walcott  11Özil  17Iwobi

7Alexis



(68)17Iwobi>>>34Coquelin
(82)11Özil>>>15Oxlade-Chamberlain
(82)7Alexis>>>3Gibbs

Substitutes
 13Ospina
 5Gabriel
 35Elneny
 9Perez
 

Arsenal 1.jpg6連勝!!

開幕のリバプール戦では逆転負けし
続くレスター戦では引き分けて
開幕ダッシュに失敗したアーセナルでしたが
その後はあれよあれよと勝利を積み重ねて
6連勝を挙げました。

先発は怪我で離脱していた34コクランが
復帰を果たしましたが
3列目はそのままメンバーを代える事なく
19カソルラと29ジャカのコンビが先発し
W杯南米予選から帰ってきたばかりと思われる
7アレクシスも先発に名を連ねました。

試合はまずはアーセナルがペースを掴みました。
序盤から人とボールをよく動かしながら
スペースのない所でも積極的に仕掛けて
スウォンジーゴールに迫ったと思います。
一方で代表戦に多くの選手を送り出しているアーセナルは
これまでも代表戦明けの試合では苦戦する試合が多かった様に
この試合でも攻守において
イージーなパスミスがあったり
相手に対するプレッシャーが甘かったり
どこか締まりがないと言う印象は否めませんでした。

アーセナルペースで進んでいながら
どこか締まりがない展開の中で
相手のミスから先制点を奪えたのはラッキーだったかもしれません。

27分、下がった位置でボールを受けた17イウォビから
カットインしてきた14ウォルコットに縦パスが入り
その14ウォルコットからパスを受けた7アレクシスが
右サイドを上がってきた24ベジェリンへ一度開き
そこからヘッドで中に折り返しました。
そのボールに対してアマトが対応しましたが
トラップで戸惑った所を14ウォルコットが
素早くボールをかっさらって押し込みゴール!!

仕掛け自体は「中〜外〜中」と
相手DFをしっかりと揺さぶった良い仕掛けだったと思います。
本当ならば17イウォビが入れた縦パスの様なテンポを
最後まで保つ事が出来れば
アマトのミスがなくても決まっていたかもしれませんので
もう少しアップテンポで仕掛けられたら完璧だったかもしれません。
どちらにせよ「中〜外〜中」と揺さぶられた事で
体勢を保つ事が出来なかったアマトが
ダイレクトでクリアー出来なかったと言う
ミスを誘った事には変わりなく
そのミスを見逃さなかった14ウォルコットの
嗅覚を褒めたいと思います。

そして追加点に繋がるCKを奪ったのも
この先制ゴールと同じ「中と外」を
ダイレクトパスで上手く揺さぶって得ました。

31分過ぎ、中に入っていた14ウォルコットに向かって
7アレクシスから鋭い縦パスが入り
そこから右サイドに開いていた11エジルへ
ダイレクトパスで開きました。
そしてその11エジルを追い越してきた24ベジェリンへ
11エジルからスルーパスから送られ
そのままダイレクトシュートを放ちましたが
果敢に前に出てきたファビアンスキにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでした。

しかしここで得たCKから追加点を奪う事に成功しました。

32分、19カソルラが入れた左CKを
ゴール前でクリアー出来ずに
そのこぼれたボールを
14ウォルコットが収めて振り向きざまに蹴りこみゴール!!

この追加点も相手のクリアーミスといえばクリアーミスですが
この試合の14ウォルコットを見ていますと
何か一皮剥けた様な印象を受けます。
点取り屋にとって需要な要素は色々あると思いますが
その中でもこの試合の2つのゴールシーンの様に
自分の所にチャンスボールが巡ってくると言うの点も
ある意味点取り屋として必要な才能だと思います。
勿論、「運」が良かっただけの場合もあるかもしれませんが
その時々に必要なポジションに必要なタイミングで
いる事が出来ているからこそ
チャンスが転がり込んでくるのだと思います。
これまでの14ウォルコットは流れの中に乗れずに
孤立してしまう印象ばかりでしたが
今の14ウォルコットは流れの中でどの様にボールが動くかという事を
感じる事が出来ているのかもしれません。
これが俗に言う「嗅覚」と言うものなのかもしれませんが
この様な「嗅覚」が無意識的に感じているのではなく
意識的に感じる事が出来ているのならば
これからもこのまま好調を維持して
これまでのキャリアの中でベストのシーズンを送る事が出来るかもしれません。

これで2−0となり若干緩んだかもしれませんが
29ジャカのミスから失点してしまいました。

38分、自陣左サイドでショートパスを繋ぎながら
相手のプレスをかいくぐっている時に
29ジャカがコントロールミスを犯してしまい
シグルドソンにボールを奪われてしまいました。
そしてそのままシュートを撃たれてしまい失点。

プレスを掛けてきたシグルドソンをかわして前に出ようとした時の
単純なコントロールミスでしたが
嫌な時間帯に失点してしまったと思います。

後半に入るとすぐに追加点のチャンスが訪れました。

55分過ぎ、左サイドから17イウォビが
ドリブルで次々と抜きさってそのままペナルティ内に侵入し
中にクロスを入れました。
そのクロスは相手DFにクリアーされてしまいましたが
そのクリアーボールを11エジルが
ダイレクトのヘッドでもう一度中に入れ直し
それをゴール前で14ウォルコットが
ダイレクトボーレーで合わせましたが
惜しくもファビアンスキの正面でゴールなりませんでした。

個人技で切り込んでいった17イウォビは勿論ですが
ここでもゴール正面にエアポケットの様に空いていたスペースを
見逃さなかった14ウォルコットの動きも良かったと思います。

その直後追加点が生まれました。

57分、右サイドのやや下がった位置でボールを受けた7アレクシスから
ファーサイドに送られたラストパスを
11エジルが豪快に左脚を振り抜きゴール!!

11エジルが7アレクシスに送った合図と共に
ファーサイドに走り込んだ11エジルの動きに合わせて送られた
7アレクシスの柔らかいタッチの浮き球のパスは
完璧なパスだったと思いますし
そのパスをそのままニアサイドの上の角に叩き込んだ
ダイレクトボーレーはまさにスーパーゴールだったと思います。
28歳の誕生日を自ら祝う豪快な祝砲だったと思います。

しかし、ここからまた緩さを露呈してしまったと思います。

66分、11エジルのパスがカットされた所から始まりました。
そこからパスが送られたバロウにチェックに行った
18モンレアルがかわされてしまい
左サイドの深い所まで侵入を許してしまいました。
そこから中に入れられたグラウンダーのクロスを
ゴール前でゴンザレスに合わされてしまい失点。

それにしてもこの場面の18モンレアルの対応は
緩すぎたと言わざる得ないと思います。
最初にチェックした場面でかわされてしまったのは
淡白な対応だったとは思いますが
キレまくっていたバロウの事を考えますと
仕方がない部分はあったと思います。
しかしその後深くまで侵入したバロウに対してもう一度対峙した時には
18モンレアルは何も出来なかったのは残念でした。
1度目のチャレンジで簡単にかわされてしまった事が
脳裏にこびり付いてしまったかの様に
ボールに対してアクションを起こす事が出来ないまま
ただズルズルと後退してしまい
結局何のプレッシャーを与える事すら出来ずに
簡単に中に入れさせてしまうと言う
らしからぬ結果を招いてしまったのは残念です。

同様にゴール前でもボールウォッチャーになってしまい
ゴンザレスを完全にフリーの状態にしてしまったのは頂けません。

この場面に限らずこの試合通して
ゴール前でフリーな状態でシュートを撃たれる場面が何度かありました。
幸い33チェフの冷静な対応と
スウォンジーの決定力の低さに助けられ
失点には繋がりませんでしたが
場合によっては逆転を許してもおかしくなかったと思います。
単純な集中力の欠如なのか?
ポジショニングやマーキングのズレや
連携面での問題なのか?
いずれにせよ次戦までに修正を加える必要があると思われます。

そして1点差になってしまったこの試合を
さらに難しい状況にしてしまったのが
再び29ジャカでした。

68分過ぎ、カウンターの場面で
バロウがドリブルで駆け上がろうとした所を
29ジャカがバロウの脚を後ろから掛けてしまい
一発レッドで退場、、、。

このレッドは言い訳は出来ないと思います。
少しでもボールに向かっていればまだしも
完全に抜け出されてしまった所で
ボールとは懸け離れた状況で
後ろからバロウの脚を目掛けてファールを犯してしまっては
言い逃れは出来ないと思います。

この試合でもリスクを恐れずにタイミングの良く入れる縦パスや
パスの受け手の足下に収める
サイドチェンジや前線へのタッチダウンパスは
良いアクセントをもたらしていたと思いますが
前半の失点に繋がるミスはまだしも
カードをもらう様なファールを犯してしまうという所は
リスク管理が出来ていないと言わざる得ないと思います。
プレー自体の安定感は日に日に向上してきていると思いますが
プチっと切れてしまうと言いますか
冷静さや自制心と言われる部分が失われてしまう所は
早急に改善しなければならないと思います。
それが出来なければ今後シーズンが進むにつれて襲いかかってくる
更なる大きなプレッシャーに飲み込まれてしまうかもしれません。
このファールを猛省し
メンタル面での更なる成長を期待したいと思います。

終盤には試合を終わらせる事が出来た
2つのビッグチャンスがありました。

83分過ぎ、34コクランの素早いチェックで
ボールを奪い返した所からカウンターが発動されました。
そこから15チェンバレンが右サイドをドリブルで駆け上がり
相手の選手がマークに来た所を
逆サイドから駆け上がってきた14ウォルコットにパスを送り
14ウォルコットはDFを一人かわして
ファーサイドに流し込む様にシュートを放ちました。
しかしそのコントロールショットはポストの内側を叩きましたが
ゴールラインを割る事なくノーゴール。

後半ロスタイム、相手の選手のコントロールミスしたボールを
奪った15チェンバレンがそのまま右サイドをドリブルで駆け上がり
同じく逆サイドから駆け上がってきた14ウォルコットに
グラウンダーのクロスを送りました。
そのクロスを14ウォルコットがダイレクトで合わせましたが
今度はバーを叩きこれもノーゴール。

数的不利となり守備を固めて逃げ切るために
ボスは試合終盤に11エジルと7アレクシスを下げました。
代わって投入したのは3ギブスと15チェンバレンでしたが
3ギブスをサイドに投入してダブルSBにするのは
ボスの常套手段ですが
純粋に守備を固めるのならば15チェンバレンではなく
抜群な運動量を誇る35エルネニーを投入した方が
有効な様に個人的には感じました。
しかし、結果的には15チェンバレンを投入したからこそ
この終盤のカウンターが成立したとも言えますので
35エルネニーではなく15チェンバレンを投入した
ボスの判断は間違っていなかった様に感じます。

それと共に、以前にも書きましたが今の15チェンバレンは
周囲との連動的なプレーよりも
カウンターの時の様な個の力だけで勝負する様な状況の方が
その能力を発揮しやすいのはこの2つのカウンターの場面でも
実証された様に感じます。
スピードと推進力のあるドリブルは
勢いが乗ってしまえばそう簡単に止める事は難しく、
バーゼル戦でのミスを活かしたのか
自分の目の前の事に捉われすぎずに
しっかりとルックアップして中の状況の確認も出来ていた点は
成長も感じられます。

あとは14ウォルコットがしっかりと決めていたら
この時点で試合は終わっていたと思いますので
ラッキーな形の2ゴールに満足せずに
もっともっと貪欲さと執念深さを極めて欲しいと思います。

楽勝ムードが一変して危うい流れの試合になってしまいましたが
代表戦明けで苦しい中でも
しっかりと勝利を掴み
連勝を「6」に伸ばしました。


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33チェフ

 2つの失点は防ぐチャンスはなかっただろう。 それ以外でも危険なタイミングのシュートが何度かあったが冷静にセービングする。

24ベジェリン

 14ウォルコットの代わりに高い位置まで積極的に顔を出して右サイドからの攻撃に厚みをもたらす。

20ムスタフィ

 ゴール前での守備組織的なポジショニングやマーカーのズレがありゴール前で何度かフリーの選手を作ってしまった。 次戦までに修正が必要。

6コシールニー

 20ムスタフィと同様にゴール前での守備組織的なポジショニングやマーカーのズレがありゴール前で何度かフリーの選手を作ってしまった。 次戦までに修正が必要。

18モンレアル

 バロウへの対応に苦慮する。 バロウがキレていたとは言えちょっとやられ過ぎだっただろう。 全体的に軽い感じだった。

19カソルラ

 中盤にリズムとテンポを生み出していた。

29ジャカ

 リスクを恐れない積極的な縦パスやパスの受け手の足下に合わせるピンポイントパス等で存在感を示す一方で失点の切っ掛けとなるコントロールミスや不用意なファールで一発レッドで退場してしまったのは頂けない。 冷静さや自制心等のメンタル面での成長が必要だろう。

14ウォルコット

 相手のミスを見逃さずに2ゴールを奪う。 終盤のチャンスを決めていればハットトリックの可能性もあったが決めきれず。 ゴールの匂いを嗅ぎ分ける嗅覚は良くなってきたが次の課題は決める時には決める執念深さはだろう。

11エジル

 豪快なゴールで自らの誕生日を祝う。 一方でキレのある動きを見せる時と消えてしまう時の落差が大きかった。 コンディション的に苦しい時期に入っている様に見える。

17イウォビ

 シンプルなプレーを効果的に見せるだけではなく個人技でDF陣を何人も抜き去りチャンスを作る。

7アレクシス

 悪くはないが、ややキレがなかった様に見えた。

34コクラン

 中盤の強度を上げるために途中出場。

15チャンバレン
 
 終盤投入され2つのカウンターの場面でチャンスを演出する。 個の力で勝負する面が大きいカウンターの様な場面ならば今の15チャンバレンでも活きる。

3ギブス

 苦戦していた左サイドを強化する為に終盤投入される。

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代表戦明けの試合だった事もあり
攻守において全体的に緩く締まりがない試合でしたが
それでもきっちりと勝利を掴み
連勝を「6」に伸ばしました。

引き分けで終わりそうだったバーンリー戦に続き
追いつかれそうだったこのスウォンジー戦でも
手堅く勝利を掴んだ勝負強さを
今シーズンのアーセナルは見せ始めている様に感じます。

この6連勝で開幕ダッシュに失敗した分を取り戻して
遂に首位のシティに勝ち点で並ぶ事に成功しました。

8節を消化しただけですので
まだまだこれからですが
今月は対戦相手に恵まれていますので
その間に勝ち点を伸ばすと共に
そろそろコンディション的に
問題が出始めている様に見える選手たちのコンディションを
うまく休ませながら調整して欲しいと思います。

来週のミッドウィークはEFLカップがありますので
ミッドウィークのCLと週末のPLを乗り切れば
主力選手を休ませる事が出来ますが
個人的にはそこまで待たずに
次戦のCLルドゴレツ・ラズグラド戦でも
7アレクシスや11エジル辺りを休ませる位の
思い切った英断を希望したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:4G3A CL:1G2A
9ペレス     PL:0G0A CL:0G0A EFL:2G1A
11エジル     PL:3G0A CL:0G0A
14ウォルコット  PL:5G2A CL:2G0A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G0A


PL7:Burnley vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Burnley 0−1 ARSENAL
2016年10月2日(日)Premier League , Turf Moor

Goal 
 (90)6Koscielny(←14Walcott)


33Cech

24Bellerin 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

19Cazorla  29Xhaka

14Walcott  11Özil  17Iwobi

7Alexis



(72)17Iwobi>>>15Oxlade-Chamberlain
(72)29Xhaka>>>35Elneny

Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 20Holding
 5Gabriel
 31Reine Adelaide
 

Arsenal 1.jpg辛勝、、、。

ここ2試合のハイパフォーマンスとは
打って変わって
ガッチリと守ってきたバーンリーに
非常に苦戦しました。

先発はGKを13オスピナから
33チェフに戻した以外は
CLバーゼル戦と同じメンバーが組まれました。

先程も書きましたが
この試合のアーセナルは
ここ2試合で見せたハイパフォーマンスに比べて
全くと言って良い程キレがありませんでした。

バーンリーはCFを独り残して
それ以外の9人のフィールドプレイヤーが
ゴール前に強固なブロックを築いてきた事もあり
アーセナルはボールを支配しながら
ゲームを進める事は出来ていましたが
そこからアタッキングサードに入り
シュートに至るまでのプレーに非常に苦しみました。

一人ひとりにキレがない為に
もたつく場面が多かったのは当然ですが
プレー自体の精度にも問題があり
コンビネーションを見せても
小さくないズレが生じてしまう為に
綺麗につながる場面は殆ど見られませんでした。
その上、時間が経つにつれて
これまで見せてきた様な
パスを引き出すよな動きも減っていってしまった為に
ここ最近見せていた様な
中盤と前線が流動的に動きながら流れる様な連動性も
殆ど見る事が出来ませんでした。

その為に何本かシュートチャンスはありましたが
決定機と呼べる様なチェンスは後半まで待たなければなりませんでした。

48分過ぎ、左サイドの17イウォビから
右サイドの14ウォルコットへサイドチェンジのパスが出されました。
そこから24ベジェリンへ出されたショートパスは収まりませんでしたが
そこでこぼれたボールを7アレクシスが拾ってシュートを放ちました。
このシュートはGKにセーブされてしまいましたが
これがこの試合初めての枠内シュートだったはずです。
しかしこの場面でも14ウォルコットから
24ベジェリンへ出されたパスはタイミングが合っておらず
その為にもたついている間に相手のDFのプレッシャーに曝されて
こぼれたボールがたまたま7アレクシスに繋がっただけであり
自らが崩してシュートまで持って行った攻撃ではありませんでした。

反対に引いて守り続けていたバーンリーも
カウンター等から何度かアーセナルゴールに襲いかかってきました。

59分過ぎ、右サイドから上げられたクロスを
ゴール前で18モンレアルに競り勝ったグドムンドソンに
ヘディングシュートを撃たれてしまいましたが
幸い33チェフの好セーブでゴールは守られました。

74分過ぎ、右サイドからのCKに対して
キーンにヘッドで合わされてしまいましたが
このシュートはバーを叩き救われました。

ボールを支配していても
決定機を作る事ができずに
相手のワンチャンスで失点してしまい敗れる、、、。
これまで何度も目にしてきた
アーセナルの勝負弱さが見え隠れした場面だったと思います。

しかし、アーセナルはこれまでの勝負弱さを払拭するが如く
最後までゴールを目指し続けました。

72分過ぎ、左からのショートコーナーから
入れられた19カソルラのクロスに対して
相手のDFがクリアーしたボールが
高々と頭上に上がりました。
そのボールに対して7アレクシスは
そのまま右脚をを振り抜き
ダイレクトボーレーシュートを放ちましたが
そのシュートはポストの外側を叩き
惜しくもゴールを奪う事は出来ませんでした。

84分過ぎ、カウンターが発動され
パスを受けた7アレクシスが猛然と上がって行き
先行していた11エジルへスルーパスが出されましたが
そのパスは相手のDFにカットされてしまいました。
しかしそのボールの処理にもたついている間に
再び7アレクシスがボールを奪い返し
そこからドリブルで切り込んでいった所でスイッチした
14ウォルコットがファーサイドを狙ってシュートを放ちましたが
わずかに枠の外でした。

先程も書きましたがキレを完全に失っていた攻撃陣の中で
唯一普段通りのキレのあるプレーを見せていたのが
7アレクシスだったと思います。
この場面でも鋭いドリブルでボールを持ち上がっただけではなく
パスがカットされた後も気持ちを切らさずに
誰よりも早く反応して再びボールを奪い返した所などは
勝利しか求めていない7アレクシスの強い精神力が
よく現れていたと思います。
チームが機能せず苦しい状況に陥っている中でも
常に勝利を求め、その勝利の為に全力でぶつかっていく
7アレクシスの様な選手の存在は
チームにとっては非常に心強い存在だと思います。

そしてラストプレーに歓喜が訪れました。

後半ロスタイム、右サイドからのショートコーナーから
入れられた7アレクシスのクロスを
ゴール前で14ウォルコットがファーサイドへ流し、
それを6コシールニーが押し込んで決勝ゴール。

最終的にこのゴールは6コシールニーの腕に当たって
押し込まれましたのでハンドだったかもしれません。
そして14ウォルコットが流したボールを
先に15チェンバレンが触っていた場合には
オフサイドだったのではないかと言う指摘もある様です。

確かにゴールが決まった時の15チェンバレンの喜び方からすると
15チェンバレンはボールに触っていたと思われます。
そうなりますと右サイドに残っていた
ボイドとの位置関係になりますが、、、
14ウォルコットが流した段階では
15チェンバレンも6コシールニーも
オンサイドの位置にいましたが
その後はリプレーを見ますと
確かに前に出ている様にも見えます。
しかし14ウォルコットが流した場面であれば
自信を持ってジャッジできると思われますが
最後の場面で15チェンバレンと6コシールニーが重なり
どちらが先にボールに触ったか等は
その場でリプレーでも見ない限りは
線審の位置から判断するのは不可能だと思いますので
このオフサイドの見落としに関してはその様な事情を考慮して
それほど議論に上がっていないのかもしれません。

一方のハンドに関してはルールブック通りならば
ハンドが妥当だと思いますが
忘れてはならないのはここはPLだと言う事です。

PLには「故意ではないハンドはハンドではない」と言う
暗黙のローカルルールが存在していますので
当然ですがたまたま6コシールニーの腕に当たった
この場面もハンドには当たりません。

その証拠に89分過ぎの場面でも
14ウォルコットがDFをかわそうとした時に
ペナルティ内でキーンの腕に当たって
ボールの進行を妨げていましたが
ここでもハンドを取りませんでした。
この事からもこの試合を裁いたCraig Pawsonは
「故意ではないハンドはハンドではない」と言う
基準に則ってジャッジしていた事が分かりますので
ゴールシーンの6コシールニーのハンドを
ハンドと取らなかったのは当然のジャッジだと思います。

とは言え、、、
今シーズンはジャッジの厳格化を目指すと言う話もありましたので
期待をしていましたが現実的に
依然として「故意ではないハンドはハンドではない」と言う
ローカルルールが当たり前の様に扱われている状況を考えますと
結局の所、今シーズンも変わらないかもしれませんね、、、残念です。

ジャッジに助けられた決勝ゴールだったと思いますが
最後まで諦めずに勝点3を求めて戦い抜いた
非常に大きな勝利には変わりはありません。


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33チェフ

 的確なセービングでゴールを守る。

24ベジェリン

 全体的にダイナミクスさが乏しく、プレーの精度もいつもよりも低かった印象。

20ムスタフィ

 全体的に安定していた。

6コシールニー

 貴重な決勝ゴールを奪う。 6コシールニーがゴールを奪う時はいつも貴重な場面だ。

18モンレアル

 ゴール前を固めるバーンリーの守備網に入って行けず。

19カソルラ

 全体的にキレがなく、いつもの様な推進力は見せられなかった。

29ジャカ

 スペースを消してタイトに守るバーンリーの守備ブロックに対してしっかりと縦パスを入れる場面もあったが、全体的にはセーフティーなプレーが多かった。 こういう停滞した試合こそリスクを冒したミドルシュートなどの大胆なプレーを見せて欲しかった。

14ウォルコット

 積極的な姿勢を見せるもキレがなくゴールを奪う事は出来なかった。

11エジル

 キレがなく周囲との連携面でもズレが見られた。 ユーロの影響が出ているのか?

17イウォビ

 積極的に仕掛けるもDFに引っかかりロストする場面も多かった。

7アレクシス

 全体的にキレがない攻撃陣の中で唯一いつも通りのキレのある姿を見せる。 勝利を目指して最後まで戦う姿勢を崩さなかっただけにその姿勢に報いてゴールを決めて欲しかった。

15チェンバレン

 17イウォビに代わり投入される。

34エルネニー
 
 29ジャカに代わって投入される。


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これまでの勝負弱いアーセナルのイメージから考えれば
多少運もあったと思いますが
ラストプレーでゴールを奪ったと言うこの勝利を
大いに評価して良いと思います。

長いシーズンを考えれば
この様に調子が上がらない試合は
何度も訪れると思いますが
その様な試合で勝点を落とさない事が
PL制覇するためには絶対的に必要な部分だと思います。

しかしバーンリーが上手く守っていたとは言え、
この試合での選手たちは明らかにキレがなく
コンディションの低下が危惧されます。

19カソルラや18モンレアル等の
代表戦がない選手たちは
これからの2週間弱の間に
コンディションが調整される事が期待できますが
代表戦のあるその他の多くの選手たちは
更にコンディションが悪化する可能性もあると思います。

本当ならばこの試合でも
少し選手を入れ替えて欲しいと思っていましたが
12ジルーに続いて軽症と言われていますが
9ペレスも欠場してしまった事もあり
メンバーを代えられなかったのかもしれませんが
代表戦明けこそはもう少しメンバーを入れ替えて
コンディション調整に気をかけて欲しいと思います。

どちらにせよこの試合で勝ち取った勝点3は
後々非常に大きな意味が出てくると思われます。


C'mon Arsenal !!


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6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:4G2A CL:1G2A
9ペレス     PL:0G0A CL:0G0A EFL:2G1A
11エジル     PL:2G0A CL:0G0A
14ウォルコット  PL:3G2A CL:2G0A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G0A


CL GS2:ARSENAL vs FC Basel [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−0 FC Basel
2016年9月28日(水)UEFA Champions League , Emirates Stadium

Goal 
 (8)14Walcott(←7Alexis)
 (26)14Walcott(←7Alexis)


13Ospina

24Bellerin 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

19Cazorla  29Xhaka

14Walcott  11Özil  17Iwobi

7Alexis



(70)17Iwobi>>>35Elneny
(70)14Walcott>>>15Oxlade-Chamberlain
(75)18Monreal>>>3Gibbs

Substitutes
 33Cech
 5Gabriel
 31Reine Adelaide
 9Perez
 

Arsenal 1.jpg完勝!!

ホームにバーゼルを迎えた
CLグループステージ第2戦は
危なげなく2−0で完勝しました。

先発は33チェフに代わって
GKに13オスピナが入り
チェルシー戦で負傷交代した
34コクランに代わって
29ジャカがCMFに入った以外は
チェルシー戦と同じメンバーが組まれました。

バーゼンルには29ジャカの兄の
タウラント・ジャカが所属しており
29ジャカにとっては古巣対決と共に
ユーロ2016に続いて兄弟対決が実現しましたが
同じく古巣対決になる元バーゼルの35エルネニーは
ベンチスタートになりました。

試合は開始直後からアーセナルのペースで進みました。
今シーズンのアーセナルの特徴でもある
高い位置から積極的かつ連動的なプレスを仕掛けて
速やかにボールを奪い返し
そこから素早いパス回しで
一気に相手ゴールに襲い掛かる形は開始直後から何度も見られました。

5分過ぎ、トラオレに出されたボールを
全速力でチェックに行った14ウォルコットが
ボールを奪い返した所から速攻が始まりました。
ボールを奪い返した14ウォルコットは一度11エジルに預け
そのリターンしてきたボールを
DFラインの裏に向かって走り出した7アレクシスに
ダイレクトでパスを出しました。
惜しくも相手のDFにスライディングでカットされてしまいましたが
カットされなければ7アレクシスは
GKと1対1の状況になっていたと思います。

その後もテンポの良いアーセナルの攻撃が続きました。

6分過ぎ、29ジャカからの縦パスを受けた17イウォビが
DFを背負って待っていた7アレクシスとのワンツーで侵入していき
そこから左サイドにボールを持ち出した所を
大外から駆け上がってきた18モンレアルが強烈なシュートを放ちました。
このシュートはヴァツリクの好セーブで防がれてしまいましたが
連動的で良い仕掛けだったと思います。

この良い流れのままこの直後に先制ゴールを奪いました。

8分、左サイドに開いていた7アレクシスが
DFラインの裏に飛び出すタイミングに合わせて
19カソルラからピンポイントのパスが出されました。
そのパスを受けた7アレクシスは
ダイレクトで中に折り返し
それをゴール前に走り込んできた14ウォルコットが
ヘッドで押し込み先制ゴール!!

バーゼルのDF陣がボールウォッチャーとなり
14ウォルコットの侵入に気が付いていなかった面はありますが
14ウォルコットとしては珍しい
綺麗なヘディングシュートだったと思います。

そして追加点も14ウォルコットと7アレクシスの
コンビから生まれました。

26分、2ラインの間でパスを受けた14ウォルコットは
7アレクシスの方へそのままドリブルで寄って行き
ワンツーを仕掛けてDFラインの裏に抜け出しました。
そしてそこから冷静に狙いを定めてシュートを放ち
そのシュートはファーサイドのポストの内側を叩きゴール!!

勢いに乗ったアーセナルはその後も何度も
決定機を作り出しました。

32分過ぎ、24ベジェリンとのコンビネーションで
14ウォルコットが右サイドを突破した所から始まりました。
そしてドリブルで持ち込んだ14ウォルコットから
グラウンダーのクロスを受けた19カソルラは
ファーサイドでフリーだった7アレクシスに叩き
ワントラップ後狙い澄ましてシュートを放ちましたが
ヴァツリクに防がれてしましました。

この仕掛けの場面での見せ場は
14ウォルコットのグラウンダーのクロスを受けた19カソルラの
完全に裏をかいたラストパスと
その19カソルラからのパスを受けるために
動き直した7アレクシスの質の高い動きだったと思います。
14ウォルコットのクロスを受けた19カソルラは
そのままミドルシュートを撃てる状況だったと思いますが
シュートブロックする為にDFが中央に動いた事と
パスを受ける為にその動いたDFが空けたスペースに動き直した
7アレクシスの状況を即座に判断してラストパスに切り替えた
一連の流れには痺れました。

唯一残念なのは余りにも余裕がありすぎてしまったのか
7アレクシスはダイレクトでシュートを撃たずに
1トラップしてからシュートを撃った事です。
結果論ですがトラップした事で
ヴァツリクに2歩程詰め寄る時間を与えてしまい
そして7アレクシスのシュートのタイミングと
ヴァツリクの飛び込むタイミングが
ぴったりと合ってしまった事でブロックされてしまいました。
ここに至るまでの流れる様な展開から考えますと
そのままダイレクトでファーサイドに蹴り込むのが
正解だった様に感じます。

35分、17イウォビが自陣の左サイドでパスを受けた所から
速攻が始まりました。
17イウォビから11エジルへ
そしてそこから右サイドを上がってきた14ウォルコットへ渡されると
14ウォルコットはそのままDFラインの裏のスペースに
ダイレクトでボールを流し
そのボールに対してトップスピードで走り込んできた
24ベジェリンがシュートを放ちました。
そのシュートも飛び出してきたヴァツリクにブロックされ
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが、
スピードに乗った良い速攻だったと思います。

この試合の14ウォルコットと24ベジェリンのコンビネーションは
非常に良かったと思います。
32分の場面でもそうでしたが
どちらか一方の選手がDFラインの裏に向かって
トップスピードで駆け上がるタイミングに合わせて出される
スルーパス一本で完全に崩す事に成功していました。
これまでのこの2人のコンビネーションの印象は
どちらかと言うと足下へのパスか
アタッキングエリアでのコンビプレーが多く
この試合の様なトップスピードで
ロングスプリントする様な場面は多くなかった様な印象があります。
しかしこの二人の抜群のスピードを活かす為には
この試合の様にトップスピードでロングスプリントする様な状況の方が
相手にとっては明らかに脅威であり
この様な状況を作る事が出来れば
この二人だけでも容易に決定機を作り出す事も可能だと思います。
走り出せば必ずパスが出てくると言う
信頼関係が両者の間に芽生えてきたからこそ
成立する様になったのかもしれません。

35分過ぎ、積極的に前に出てきた20ムスタフィと
19カソルラが高い位置でボールを奪い返した所から
20ムスタフィがスルーパスを送りました。
そのスルーパスで抜け出した11エジルが
ファーサイドを狙ってシュートを放ちましたが
枠を捉えられずにゴールなりませんでした。

37分過ぎ、相手のパスをカットした18モンレアルから
DFラインの裏に走り出すと合図を送った7アレクシスへ
浮き球のラストパスが送られました。
そのパスを収めた7アレクシスは左脚を振り抜きましたが
これもヴァツリクにブロックされてしまい、
そのこぼれ球に反応した14ウォルコットが
間髪入れずにシュートしましたが
それもDFにブロックされてしまいました。

この2つの場面で共通していた所は
アーセナルがボールをロストした後に
素早いプレスでボールを奪い返した所だと思います。
相手が攻撃に転じてパスを繋ごうとしても
2〜3人目の辺りで相手を捕まえ
そこから得意のショートカウンターを仕掛けていました。
この場面を見ただけでも
最近のアーセナルはネガティブトラジションが非常に早く
連動的で素早いプレスが非常に機能している印象を受けます。

40分過ぎ、左サイドから7アレクシスが上げたクロスに対して
ファーサイドに走り込んできた11エジルが
ダイレクトボーレーシュートを放ちましたが
そのシュートは僅かに枠の外でした。

左サイドから仕掛けるも一度は行き詰まってしまい
誰もがもう一度組み立て直すと思っていた所で
人知れずファーサイドから走り込んできた11エジルと
その11エジルを見逃さずに
ピンポイントで合わせるクロスを入れた7アレクシスの
好プレーだったと思います。

前半は多くのチャンスを作りましたが
14ウォルコットの2ゴールのみで終わりましたが
後半も前半同様にアーセナルのペースで進みました。

56分過ぎ、トラオレのパスをカットした
19カソルラから11エジルへ
そしてそこからパスを受けた17イウォビは
そのままドリブルで突き進んでシュートを放ちました。
そのシュートは僅かに枠の外でゴールなりませんでしたが
速やかにボールを奪い返してから
17イウォビと共に7アレクシスと11エジルが
ゴールに向かって猛然と走り込んできたこの場面の速攻は
非常に迫力があったと思います。

一方でアーセナルが脅かされた場面はそれほど多くはありませんでしたが
後半では何度かありました。

62分、左サイドを侵入してきたラングから
ビャルナソンに繋がり
ペナルティの外側からミドルシュートを撃たれてしまいました。
13オスピナの好セーブでゴールは守られましたが
この試合の中では珍しくフリーでの侵入を許した場面だったと思います。

63分過ぎ、左からのCKを前に飛び出した13オスピナが弾き返せず
ファーサイドに流れた所をビャルナソンに合わされてしまいましたが
幸い枠を捉えられずに助かりました。

こればかりは仕方がない事ではありますが
13オスピナがゴールマウスを守る上では
ハイボールの処理に対する問題が
どうしても生じる時があります。

その一方で至近距離で迎えたピンチに対する対応に関しては
13オスピナは非常に心強い存在でもあります。

87分過ぎ、エルユヌシのパスで
DFラインを突破してきたスポラルが
13オスピナと1対1になってしまいましたが
的確に距離を詰めた13オスピナは
シュートコースを完全に消し去り
ゴールを守りきりました。

至近距離からのシュートブロック能力が高い所が
13オスピナの最大のストロングポイントである一方で
ハイボールの処理の問題がある事が
33チェフから正GKの座を奪う足枷になっているのは
間違いないと思います。

その後も何度か追加点を奪うチャンスはありました。

67分、右サイドの開いた位置に侵入してきた19カソルラから
更に深い位置に向かってスルーパスが出され
そのパスを受けた14ウォルコットから
ゴール前の7アレクシスへラストパスが送られました。
あとは押し込むだけの状況でしたが
ここでも枠を捉えられずにゴールを奪う事は出来ませんでした。

それにしてもゴールエリアとゴールラインが
交わる辺りに向かって出された19カソルラのスルーパスは
非常にセンスが溢れるオシャレなパスだったと思います。

88分、24ベジェリンのスルーパスで
右サイドを抜け出した15チェンバレンは
飛び出してきたヴァツリクも更にかわしました。
しかしその後少しもたついている間に
戻ってきたヴァツリクにクロスをブロックされてしまい
このビッグチャンスは物に出来ませんでした。

24ベジェリンのスルーパスで抜け出した所までは
15チェンバレンは完璧な動きだったと思いますが
その後の対応には問題があったと思います。

まず一つ目は飛び出してきたヴァツリクをかわさずに
そのままファーサイドに走り込んできていた
11エジルにパスを出していたら
容易にゴールを奪う事が出来ていたと思います。
この時点ではまだ相手DFが戻りきれていませんでしたので
11エジルは完全にフリーの状況で
シュートを撃つ事が出来たと思います。
ここでパスを出す事をしなかった事は
15チェンバレンの判断ミスと言わざる得ないと思います。

次は解説陣も指摘していましたがヴァツリクをかわした後に
中の状況を確認していなかったのは
このレベルの選手としては考えられないミスだと思います。
ボールを追っている段階で中の状況を確認していたら
ボールを止めずにそのままダイレクトで中に折り返すと言う
選択肢が生まれていたと思います。
この時点では相手のDFは戻り始めていましたが
ゴール前を横切る様なボールを折り返す事が出来れば
ファーサイドの11エジルが押し込むチャンスはまだあったかもしれません。
しかし一度ボールを止め、
そこからルックアップして中の状況を確認してしまった為に
ヴァツリクが戻るだけの時間的猶予を与えてしまい
結果としてこのビッグチャンスを活かす事が出来ずに
無駄にしてしまいました。

結局の所、15チェンバレンは目の前の状況に対処するのが精一杯で
局面局面で周囲の状況を判断する事が出来ず
また周囲の状況がどの様な状況になっているかの
予測も立てられない事を露呈してしまったと思います。
残念ながらその様な状況ですと
連動性を見せている今のチームの中には
入っていく事は難しい様に感じます。

89分過ぎ、この場面で得た右CKに対して
ゴール前で20ムスタフィがファーサイドに反らした所を
7アレクシスがワントラップして
至近距離からシュートを放ちましたが
これもヴァツリクにブロックされてしまいました。

何度となく決定的なチャンスが7アレクシスに訪れましたが
残念ながら決める事は出来ませんでした。
前半の内に一本決まっていたら
大量得点を奪う事も出来ていたかもしれませんが、、、
この日は7アレクシスの日ではなかったという事だと思います。

結果は2−0でしたが
そのスコア以上に大きな差を見せつけた完勝でした。


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13オスピナ

 危険な場面でも冷静にシュートストップする一方でハイボールの処理をミスしてしまい非常に危険な場面を招いてしまった。 このハイボールの問題が33チェフからポジションを奪うに当たり大きな足枷になっているだろう。

24ベジェリン

 14ウォルコットと抜群のコンビネーションを見せて右サイドを席巻する。 試合開始早々に20ムスタフィが上がって出来たスペースにドゥンビアが侵入してきた場面では再び快足を飛ばして防ぐ。

20ムスタフィ

 全体的に安定していたが、試合開始早々に前に出すぎてしまい裏のスペースへのドゥンビアの侵入を許してしまったのはまずかった。

6コシールニー

 全体的に安定していたが、時折雑なプレーが見られた。

18モンレアル

 右サイドから積極的に攻撃が組み立てられていた分、18モンレアルはバランスをとっていた印象。

19カソルラ

 34コクランとのコンビの時には19カソルラの方が後ろに残る事が多い印象だが、29ジャカとコンビを組んだ時には中盤の底でパスを捌く役割は29ジャカに任せられる分、19カソルラは今まで以上に自由が与えられ、11エジルと共に仕掛けの起点としての役目を担っていた。

29ジャカ

 中盤の底から積極的に長短のパスを操り攻撃陣にリズムを与えていた。 19カソルラとのコンビネーションも良好で、19カソルラがこれまで以上に自由に動き回れる分、攻撃陣に厚みがもたらされていた。

14ウォルコット

 非常に良かった。 長い間抜け出す事が出来なかったトンネルから完全に抜け出しただろう。

11エジル

 今の攻撃陣は昨シーズンの様に11エジル頼りと言う訳ではない分、直接的にアシストする機会は減ったかもしれないが、それでも多くの場面では11エジルが仕掛けの起点となっていた。

17イウォビ

 ハズレの日は殆どなく常に安定した活躍を見せる。

7アレクシス

 14ウォルコットの2つのゴールをアシストするが、自らのゴールには嫌われ続けた。 7アレクシスの日ではなかった。

34エルネニー

 バーゼルとの古巣対決となる。 

15チェンバレン
 
 終盤に決定機を迎えるが活かすことが出来ず。 時間的・空間的に視野が狭い。

3ギブス

 終盤18モンレアルに代わって投入される。


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試合後ボスもコメントしていましたが
チャンスの数からすればもっとゴールを奪えていたと思いますが
その点を差し引いてもほぼ完璧な試合だったと思います

その中でも14ウォルコットの復調は目を見張ります。
この復調はある意味サプライズと言って良い程だと思いますが
今シーズンの14ウォルコットは12/13シーズン後半にブレイクした
16ラムジーの状況と個人的には被ります。

それまで全く機能せずにチームの中で完全に浮いていた16ラムジーが
その状況を打破する為に全ての局面で
全力で走り、全力で当たり、全力で戦う姿勢を示した事で
初めてチームの中で機能する様になり
そして初めてチームに認められる様になりました。
その時の16ラムジーと同様に
今シーズンの14ウォルコットはとにかく走る様になったと思います。
攻撃時は勿論の事、守備時にもそのスピードを活かして
高い位置から積極的にプレスをかける事をサボらない様になり
そして局面局面においても激しい対応を厭わなくなったと思います。
言うなれば戦う姿勢を見せる様になった所が
一番の変化の様に感じます。

今後もこの姿勢を貫き続ける事が出来れば
結果は付いてくると思います。
一時の好調ぶりに気持ちを緩める事なく
シーズン終わるまでこの姿勢を貫く事を希望します。


C'mon Arsenal !!



追伸、ボスがアーセナルに就任して20周年を迎えました。
一重に20年と言っても
1996年5月生まれの17イウォビと
同い年という事を考えますとその期間の長さを
改めて実感します。
今シーズンで契約が切れる事もあり
来シーズン以降のボスの去就が注目されていますが
個人的にはもうしばらくはアーセナルを指揮するボスの姿を
見続けたいと思っています。


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6コシールニー  PL:1G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:4G2A CL:1G2A
9ペレス     PL:0G0A CL:0G0A EFL:2G1A
11エジル     PL:2G0A CL:0G0A
14ウォルコット  PL:3G1A CL:2G0A
15チェンバレン  PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:0G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G0A