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PL18:ARSENAL vs West Bromwich Albion [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−0 West Bromwich Albion
2016年12月26日(月)Premier League, Emirates Stadium

Goal 
 (87)12Giroud(←11Özil)


33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 3Gibbs

34Coquelin  29Xhaka

17Iwobi  11Özil  7Alexis

12Giroud


(70)17Iwobi>>>9Perez
(70)3Gibbs>>>18Monreal
(75)34Coquelin>>>8Ramsey


Substitutes
 13Ospina
 16Holding
 35Elneny
 31Reine-Adelaide
 
 
Arsenal 1.jpg非常に苦しい試合でしたが
集中力を切らさずに最後の最後で決めました。

前節負傷した15チェンバレンと
ふくらはぎに問題が発生した14ウォルコットが
ベンチから外れた為か
それとも2連敗の流れを変える為なのか
12ジルーを1トップに置き
2列目サイドは右に17イウォビ、
左に7アレクシスを置く昨シーズンまでの形を
この試合では採用し
この変化が吉と出るかどうかが
注目されました。

試合はポゼッション率が
76%対24%
と言う数字が表す様に
殆どの時間においてアーセナルが
攻め続けた様な展開でしたが
CFのロンドン以外の9人のフィールドプレーヤーが
場合によってはペナルティ内に収まってしまうほど
ゴール前に閉じこもって築いたWBAの壁は
非常に分厚く強固だった為に
決定機を作る事はなかなか出来ませんでした。

その様な状況もあり、
前半の内に本当の意味でWBAゴールに迫ったのは
この2つの場面位だったかもしれません。

32分、29ジャカの縦パスを受けた7アレクシスが
そのままゴールに向かってドリブルで突き進み
ミドルシュートを放ちました。
その鋭い弾道のミドルシュートは
フォスターのファインセーブで防がれてしまいましたが
非常に良いシュートだったと思います。

38分過ぎ、左サイドの7アレクシスから
送られたスルーパスで
DFラインの裏へ抜け出した3ギブスから
中へクロスを折り返しました。
それを12ジルーが潰されながらも残したボールが
17イウォビの前にこぼれた所を
シュートを放ちましたが
これもヤコブにブロックされてしまいゴールなりませんでした。

前半はボールを保持していても
ゴール前に全くスペースを与えてくれない
WBAの壁を崩し切れないまま終わりましたが
後半になると少しづつゴールに迫り始めたと思います。

49分過ぎ、左サイドから3ギブスが入れたクロスに対して
競ったルーズボールを11エジルがヘッドで落とし、
そのボールをゴール正面から17イウォビがシュートを放ちました。
このシュートもフォスターのファインセーブで防がれてしまいましたが
そのこぼれ球に対して7アレクシスも果敢に詰めましたが
それもゴールに押し込む事が出来ずにノーゴール。

49分過ぎ、ここで得た左サイドからのCKに対して
5ガブリエウが飛び込んで出来たルーズボールを拾った
7アレクシスがコースを作って至近距離からシュートを放ちましたが
これもポストに阻まれノーゴール。

55分過ぎ、右サイドから入れた17イウォビのクロスを受けた
7アレクシスが強烈なミドルシュートを放ちましたが
それもフォスターに弾き出されてノーゴール。

58分過ぎ、17イウォビからパスを受けた11エジルが
そのままダイレクトで12ジルーに繋いで中央から切り裂き
パスを受けた12ジルーは
そこからDFを2人かわして左脚を振り抜きましたが
それもフォスターの左脚に阻まれてしまいノーゴール。

攻めても攻めてもゴールを奪う事が出来ない為に
多かれ少なかれ焦りの様な雰囲気がで始めた所で
ある意味この試合の中で最も重要な局面を迎えました。

元々は68分過ぎのフォスターからのキックから始まりました。
それまでは前線に残っていたロンドンに対して
6コシールニーと5ガブリエウの2人は
上手く対応して殆ど何もさせていませんでしたが、
この場面ではそのキックを競り合った5ガブリエウが
ロンドンに剥がされてしまい
ゴール近くまで侵入を許してしまいました。
結果的に6コシールニーがセーフティーにCKで逃げましたが
ここから始まりました。

この後、右サイドからのCKが続いた後の
左サイドからの3本目のCKが
この試合の大きなターニングポイントになりました。

69分過ぎ、左サイドから入れられたCKを
ゴール前の混戦の中で33チェフがキャッチ出来ずに
ファーサイドまで流れてしまいました。
そのボールをファーサイドでフリーで受けたヤコブが
ダイレクトでシュートを放ちましたが
枠を捉える事が出来ずに救われました。

守りに守って、後はフィジカル的に強いロンドンにボールを送り
その後はFKなりCKを得てセットプレーでゴールを奪う。
これがWBAのこの試合の基本戦術であり
その戦術に危うくはまりそうになってしまいました。

もしもこの場面で失点していたら
その後は焦りだけが膨らみ
ゴールを奪う事が出来ずに敗れ去っていたかもしれない
非常に重要な局面だったと思います。

ヤコブのシュートミスで救われたとは言え
この試合の勝敗を分ける最大のポイントを凌ぎ切ったアーセナルは
その後もゴールを目指して攻め続けました。

75分過ぎ、左サイドまでポジションを移してきていた9ペレスに
7アレクシスからスルーパスが送られ
そこからDFとGKの間を射抜く様な
鋭いグラウンダーのクロスが入れられましたが
ゴール前に詰めていた12ジルーは触る事が出来ずにノーゴール。

完全に崩しただけに12ジルーにはフォスターを蹴散らす位の勢いで
飛び込んで欲しかった所ですが
眼の前に迫ってきたフォスターに負けて
脚を伸ばしきれなかったのは残念です。

しかし、名誉挽回の如く
その12ジルーが遂にWBAゴールをこじ開けました。

86分、右サイドから11エジルが入れた丁寧なクロスを
ゴール前でマコーリーに競り勝った12ジルーが
ヘッドで押し込みゴール!!

マコーリーとのポジション争いの押し合いにも負けず
体を掴まれながらもそのプレッシャーを跳ね除けた
気持ちのこもったヘッドだったと思います。

そして最近パフォーマンスを落としている11エジルが
この重要な場面で最高のクロスを入れ
決勝ゴールのアシストを決めたのは非常に嬉しかったです。
昨シーズンに比べてアシスト数が減っている事を
批判にする人もいますが
それは今シーズンは7アレクシスがトップに入った事で
チームのシステムが0トップになり
これまで主に11エジル一人で引き受けていた
アタッキングサードにおける仕掛けの仕事を
7アレクシスと分け合う事になった事が
大きく関与しているだけの話だと思います。

更に自らがゴール前に走り込んで
フィニッシュの局面へ関与すると言う
新たな役割も与えられている影響もあり
確かに最近はパフォーマンスを落としていますが
アシスト数が少ない事が
11エジル単独の責任ではないと思います。

それどころか12ジルーが1トップに入り
7アレクシスをサイドに移した事で
本来の仕掛けの仕事の責務を与えられれば
しっかりとアシストを決める、
それが11エジルだと思います。

この重要な試合で苦しみながらも遂に先制点を奪いましたが
その後もゴール前にスペースが出来たWBAに対して
攻め続けました。

89分過ぎ、8ラムジーとのワンツーで
敵陣深くまで侵入していった24ベジェリンからのクロスを
ファーサイドで7アレクシスがヘッドで中へ折り返し
それを走り込んできた8ラムジーが
ダイレクトシュートを放ちましたが
それもフォスターのファインセーブで防がれてしまいました。

後半ロスタイム、7アレクシス〜11エジルと繋いだボールを
逆サイドを上がってきた8ラムジーへパスが送られ
フリーな状態でペナルティ内に入りましたが
果敢に飛び込んできたフォスターに
恐れをなしてしまったのか
何故か8ラムジーはシュートを撃たずに
反転して後ろを向いてしまった為に
そのままボールは弾き出されてしまいました。

WBAはほぼプラン通りの試合をし
そしてフォスターのハイパフォーマンスもあり
その結果アーセナルは非常に苦しみました。

それでも焦りを最小限に抑えながら
集中力を切らさずに良く攻め続けたと思います。

2連敗から脱する貴重な勝利を挙げたと思います。


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33チェフ

 危険な場面は殆どなく久しぶりの零封。

24ベジェリン

 ゴール前を固められる中でサイドから色々なパターンで仕掛けを見せた。

5ガブリエウ

 一度だけロンドンに剥がされてしまったがそれ以外はほぼ抑え込む。

6コシールニー

 守備陣にとっては集中力を保つのが難しい展開だったかもしれないがしっかりと零封に貢献す。

3ギブス

 非常に良かった。 絶妙なコンビネーションでパスを引き出しサイドから何度となく深い位置まで侵入して切り崩す切っ掛けを作る。 惜しまれるのはそのプレーの殆どを左脚でする為に、縦に入る形の時は問題ないが、切り返したりカットインした途端プレーの幅が狭まる所。 この問題が解消されれば大きく化ける様に感じるのだが、、、。

34コクラン

 この試合でも誰よりも鋭く展開を読み、誰よりも早く反応し、そして誰よりも早く動いていた。 時々34コクランは2〜3人いるのではないかと思う事がある。

29ジャカ

 中盤の底からよくパスを捌いていた。 特にサイドチェンジのパスや前方への速いフィードで存在感を示していた。 しかしその中で気になる点が2つ。 1つ目はこの試合の様にゴール前に閉じこもっている相手に対してはプレーテンポが常に1テンポ遅い様に感じる。 パスを受けてからパスを出すまでのボールタッチやテンポを1テンポでも半テンポでも早くしなければ殆どない隙を突く事は難しかっただろう。 常に同じ様なテンポでプレーしている事を考えるとこれまでのキャリアで身に染み付いたリズムなのだと思うが、さらなる高みを目指す為にはこのプレーテンポを更に早くする必要がある様に見える。 2つ目はショートパスが雑な所が気になる。 パスの受け手の動きを損なわない様なポイントにパスを送るべき所をその動きと逆方向のポイントにパスを出す場面が非常に多い。 それが僅か1m程度の差だとしても、その僅かな差でパスの受け手の脚は止まり、それによりチームの流れが止まり、そしてゴールに到達するまでの間にはその差は数秒では済まなくなる差になると思います。 司令塔として大成する為にはそう言う小さな所まで気配りが出来るレベルに達する必要があるだろう。

17イウォビ

 前線の至る所に顔を出しながらコンビネーションと個の力でアクセントを付ける。

11エジル

 全体的にパフォーマンスは良くなかったが、それでもプレイメーカーとしての最も重要な仕事である決勝ゴールのアシストを決める。

7アレクシス

 サイドで出場。 常にプレーに関与するトップとは異なるが、それでも仕掛けとフィニッシュの両局面で存在感を見せた。

12ジルー

 ゴール前が固められる中で持ち味が発揮する機会が非常に少なかったが、それでも最後の最後で最大のストロングポイントを活かして決勝ゴールを奪う。

9ペレス

 周囲と若干噛み合わない所もまだあるが、それでも必要な時にそこにいるセンスは十分に見せた。 もっと使って馴染ませればもっと良くなる様に感じる。

18モンレアル
 
 3ギブスが膝を打撲して後半途中から投入される。

8ラムジー

 怪我から復帰する。 ゴール前まで積極的に顔を出す持ち味をしっかり出して惜しい場面もあったが、後半ロスタイムの場面でのシュートチャンスを撃たなかったのは非常に疑問を感じる。


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2連敗を喫した事で
首位チェルシーに勝ち点差を9にまで
広げられてしまった状況で挑んだこのWBA戦は
今シーズンの優勝争いに残れるかどうかの
非常に重要な試合だったと思います。

仮にこの試合で敗れて、勝ち点差が12に広がっていたら
残念ながら今シーズンの優勝争いは終わっていたかもしれない程
この試合は重要だったと思います。

現状として負けるどころか引き分けて勝ち点を落とす事もなく
連勝を続けるチェルシーは非常に厄介な存在です。

以前にも書きましたがこの勢いに乗ったチェルシーを
仮にアーセナルが直接対決で止めたとしても
他のクラブが同様に止められなければ
そのまま優勝に向かって独走を許す事になります。

そう言う意味では今シーズンのPLの優勝を占う上で
2月4日のチェルシーとの直接対決までが勝負だと思います。

この直接対決が終わった時点で勝ち点差が3以内ならば
優勝の芽は十分にあると思いますが
それ以上離されていた場合はかなり難しくなると思います。

逆転優勝の夢をつなぐ為には
チェルシーとの直接対決までの今後5試合で
勝ち点を落とす事は絶対に許されません。
その一つ一つの試合でも
この試合の様に絶対に負けないと言う気迫を胸に
戦い抜いて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!



追伸、

本年もお付き合いしていただきありがとうございました。

我らがアーセナルは今シーズンは夏に良い補強を行い
そして7アレクシスをトップに置く
0トップシステムを採用して
アーセナルらしい見ていて楽しい
攻撃的なチームに生まれ変わった事で
ここまで良いシーズンを送っていたと思います。

しかし先日の2連敗と予想外のチェルシーの連勝で
シーズン後半は苦しい戦いが強いられそうですが
今シーズンこそはこれまでとは違う所を
きっと見せてくれると信じて疑いません!!

来年も皆様にとってもアーセナルにとっても
良い年である事を願うと共に
5月には悲願のPL制覇を一緒に喜びたいですね!!


皆様、良いお年を!!



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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:12G6A CL:2G3A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A
9ペレス     PL:0G0A CL:3G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:5G3A CL:4G3A
12ジルー     PL:4G1A CL:2G0A EFL:0G1A
14ウォルコット  PL:8G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:2G4A CL:1G1A EFL:3G1A
17イウォビ    PL:1G3A CL:1G0A
18モンレアル   PL:0G1A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:0G1A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:1G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A



冬の移籍期間に向けて2016/17、その3 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2016/17、その3

Arsenal 1.jpg


今回はこの冬の移籍期間での
補強に付いて考えてみたいと思います。

まず、この冬の移籍期間で
アーセナルは補強に動くかどうかと言う問題に関しては
この冬に補強には動かないと個人的には思っています。

勿論、これから1月末までの間に
怪我人が続出した場合は別ですが
現在のスカッドの状況を考えますと
先行投資の意味合いの若い選手の獲得を除けば
主力級のみならずバックアッパーレベルの選手に関しても
補強に動く可能性はないと思っています。

しかし、現在のスカッドに本当に問題がないかと言えば
決してそうではないと思います。

現在のスカッドで抱えている問題は3つ、

1、24ベジェリンのバックアッパーが不在の右SB

2、18モンレアルに衰えが見られる左SB

3、11エジルと7アレクシスの契約問題

これらの問題が現在のスカッドに潜在的に潜んでおり
それぞれに関して私見的に考えてみたいと思います。


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1、24ベジェリンのバックアッパーが不在の右SB

今やPLを代表する右SBにまで成長した24ベジェリンは
アーセナルのストロングポイントと呼べる存在になりましたが
その一方で右SBのバックアッパーに関しては
現時点では定まっていません。

本来ならば25ジェンキンソンがその役目を務める事が期待されましたが
昨シーズンの膝の怪我の影響なのか
未だにパフォーマンスレベルが上がってきていません。
勿論、左膝前十字靭帯損傷後という事を考えますと
この怪我を負った多くの選手がそうだった様に
ピッチに戻ってきたとしても
本来のプレーレベルに戻るまでには
復帰後1〜2年要する事がざらにありますので
現時点で失格の烙印を押す事は間違っていると思いますが
それでも今シーズンは24ベジェリンのバックアッパーを務めるには
プレーレベル的に厳しい様に感じます。

その事があってなのか
プレシーズン以降、全く消息を絶っていた2ドゥビュシーが
11/27のボーンマス戦で突然起用されました。

昨シーズンのボルドーへローン移籍してからの言動、
プレシーズン以降の状況を考えますと
すでに戦力外の扱いになっているものとばかり思っていた
2ドゥビュシーの起用は多かれ少なかれ驚きを感じましたが
更に驚かされた事に
僅か16分だけのプレー時間でしたが
そこで見せたプレーは全盛期を思いださせるほど
非常に良いプレーを見せてくれたと思います。

しかし残念な事にこの試合でハムストリングを負傷してしまい
早くても1月後半まで離脱する事になってしまいましたが
24ベジェリンのバックアッパーを考える上で
2ドゥビュシーの存在がポイントの様に感じます。

この冬に移籍する事が確実視されていた2ドゥビュシーが
この怪我によって移籍話が停止し
シーズン後半も残留する事になれば
この冬の24ベジェリンのバックアッパー問題は
2ドゥビュシーに託しても良い様に感じます。
勿論、そこに至る為には
ボスやチームとの間にわだかまりがない事が条件ですが、、、。

反対にこの冬に2ドゥビュシーがチームを離れた場合も
この冬に新たな右SBの補強には動かないと思います。
その理由は優秀なSB自体が少ない上、
その様な選手が冬の移籍期間で市場に出る可能性が少ない事と
バックアッパーの立場を受け入れる実力者を見つける事自体
非常に難しいミッションになると考えられるからです。
この場合は既に試している5ガブリエウは勿論の事、
出場機会を与える為にローン移籍の可能性もある様ですが
20ホールディングも右SBでプレーした経験がありますので
この二人を兼務させる事で乗り切る事が考えられます。

一方の25ジェンキンソンは前記の様に
本来のプレーレベルに戻るまでには時間が必要ですので
最近噂に上がっている様に
出場機会を得る為にシーズンローンに出る事には
個人的には賛成です。

この冬に新たな右SBの獲得に動く可能性はないと思いますが
向こう10年、不動の右SBとして期待がかかる
24ベジェリンのバックアッパー問題は
今後も続くと思います。

その24ベジェリンはアーセナルにとって
非常に大きな存在になってきている為に
今後もバックアッパーの選手の出場機会は
非常に限られる可能性がある事からも
今後、若い実力者を獲得する事は
24ベジェリンがいる限り難しい様に感じます。

そうなると2ドゥビュシーの様な
代表レベルのキャリアから離れた
ベテランの域に入った世代の実力者か、
下部組織から昇格組、
もしくはCB等の他のポジションと兼務出来る様な選手が
夏以降のターゲットになると思います。


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2、18モンレアルに衰えが見られる左SB

今シーズンも18モンレアルと3ギブスの
2人体制の左SBは量的には不足感はありませんが
質的には僅かですが不足感が顔を出してきたと思います。

昨シーズン非常に素晴らしい働きを見せた18モンレアルも
30代に突入した為に年齢的な衰えが出始めたのか
今シーズンは昨シーズンの様なパフォーマンスは見せていません。

「優」「良」「可」で評価するならば
昨シーズンはワールドクラスが属する「優」ではなくても
限りなく「優」に近い「良」だったと思いますが
これまでの今シーズンのパフォーマンスを考えますと
今シーズンは「可」に近い「良」レベルか
もしくは「可」レベルまで落ちてきているかもしれません。。

一方の3ギブスも出場した試合では
安定したパフォーマンスを見せていますが
それでも「良」に近い「可」レベルだと思いますので
レギュラーを託すにはやや物足りなさは否めません。

今後3ギブスが壁を突き抜け「良」のレベルへ入って来れば
状況は変わると思いますが
このまま「良」の壁を破れないままならば
今後「良」から「可」に落ちてくる可能性がある
18モンレアルの事を考えますと
近い将来補強の必要性が出てくると思います。
最近バレンシアのガヤの獲得の噂が上がり始めているのも
アーセナルの左SBには
この様な潜在的な問題が忍び寄っている証だと思います。

しかし、それでもこの冬に補強に動く可能性は限りなく少なく
補強に動くとしても早くても来夏の話だと思います。

その中でも21歳のガヤは非常に魅力的なタレントだと思います。
24ベジェリン同様に層の厚いスペイン代表では
まだA代表に定着していませんが
近い将来スペイン代表の主力として期待がかかるタレントで
素晴らしいスピードと攻撃性能を備えた超攻撃的なSBです。

バレンシアの下部組織産のSBには
現在バルサのジョルディ・アルバ、
バイエルンのベルナトと優秀なSBが列挙していますが
その2人が次々とバレンシアから離れても
問題が起こらなかったのは
ガヤが控えていたからといっても過言ではなく
当時19歳だった14/15シーズンから
レギュラーとして活躍しており
レアル・マドリーを筆頭に
多くのビッグクラブから注目されている存在だと思います。

その様な状況の中、今シーズン、バレンシアは
降格争いに巻き込まれる程に苦しい戦いが続いており
この様な状況が続く様ならば
来夏に主力選手の流出は免れない状況になると思われます。

そしてバレンシアではレギュラーとして
3シーズン過ごす事になるガヤにとっても
そろそろステップアップを考える時期に入ると思います。

一説では契約解除金が約£4250万に設定されている様ですが
来夏はガヤの争奪戦が始まる様に感じます。
そういう意味ではそれに先立って
この冬に獲得に動く意味はあると思います。

どちらにせよガヤの獲得に動くならば
来夏が最初で最期の勝負の年になると思われます。


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3、11エジルと7アレクシスの契約問題

現在、最も頭を悩ましている問題が
11エジルと7アレクシスの契約延長の問題だと思います。

両選手ともに現行の契約が2018年夏に切れることもあり
来夏までに契約延長する事が出来なければ
来夏に放出する事を真剣に考えなければならない事態に陥ります。

現行の契約では11エジルの週給が£19万
7アレクシスの週給が£13万と言われており
クラブ側としては£20万辺りでまとめたい様ですが
選手側は£25万だとか£30万の週給を求めていると言われています。

因みにプレミアリーグの最高給は
ポグバの週給£29万と言われており
週給£30万となるとプレミア最高給選手になります。
仮に週給£25万でも3位のイブラヒモビッチと
同額の週給になり
それだけの高給選手を2人も抱える事が
アーセナルに出来るかどうか疑問に感じます。

プレミアリーグの他のクラブの週給と照らし合わせますと
チェルシーの最高給選手である
アザールが貰っている£22万辺りが
個人的には落とし所の様に感じますが
それでもこれまでのアーセナルの給与体系を考えますと
非常に高額だと思います。

それと共に特に7アレクシスに関しては
上昇志向が非常に大きい選手なだけに
アーセナルに留める為には
金銭的にもNo1を求めてくる可能性もあると思いますので
予断を許さない状況だと思います。

その様な状況もありこの二人が流出した場合には
それに代わる新たな選手が必要になりますが
現状としてこの冬に
この二人の代役となる選手の獲得に動く可能性があるのか?
と聞かれれば可能性は殆どないと思われます。
クラブとしては11エジルと7アレクシスの
契約延長を第一に考えており
その問題が決着するまでは
積極的に新たな選手を獲得する事はないと思われますので
この二人の去就が決まると思われる来夏までは
新たな選手の獲得に動く事はないと思われます。

本当は今回PSGへの移籍が決まってしまったドラクスラーは
この二人が流出した時の穴埋めには
最適なタレントだと個人的には思っていました。

サイドだけではなくトップ下でも機能し
最近は2トップの一角でもプレーしていた様ですので
187cmとフィジカル的な優位性を活かして
ボスが得意なCFへのコンバートを試みても
面白かったかもしれません。

しかし、ドラクスラーの争奪戦が来夏にまでずれ込めば
獲得する可能性はまだあったのかもしれませんが
残念な事にヴォルフスブルクとの関係が壊れてしまった
ドラクスラーがこの冬に移籍する事を希望した時点で
アーセナルが獲得する可能性は殆どなかったのかもしれません。

個人的にはチームとしての形がはっきりと見えてきた
今シーズンの形を進化させていく事を期待していますので
11エジルと7アレクシスと契約延長する事を望んでいますが
この二人のどちらかでも流出する様な事が起こった場合は
新たな選手を補強する必要性はあると思います。

8ラムジーや10ジャックをトップ下に起用したり
17イウォビの更なる成長を期待したとしても
今シーズンのレベルを保ち、更に進化させるのは
かなり難しい様に感じますので
この冬に新たな選手の補強はないとしても
来夏にはエース候補となる様な
大きな補強に動く可能性はあると思います。

その時には今も噂が上がっている
ドルトムントのロイス、
ウエスト・ハムのパイエ、
さらにアトレティコのグリーズマン等が
その候補になるのかもしれません。


C'mon Arsenal !!


冬の移籍期間に向けて2016/17、その2 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2016/17、その2

Arsenal 1.jpg


今回はこの夏に獲得した選手達に付いて
私見的に考えてみたいと思います。

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29グラニト・ジャカ(24歳) 

この夏に一番最初に獲得したのが
29ジャカでした。

昨シーズン19カソルラが離脱してから
チームが空中分解してしまった失敗を踏まえて
司令塔タイプのCMFを早々に獲得した
この夏の動きは評価したいと思います。

£3000万、

これだけの移籍金を投資してでも獲得に動いた事からも
29ジャカに対する期待が伺えられます。

しかしPL初参戦の選手が多かれ少なかれ苦労する様に
29ジャカもシーズン当初は
PLの早く激しいテンポに付いていけずに
思ったほど出場機会が与えられませんでした。
それでもシーズンが進むにつれて
PLのスタイルにも慣れ始めると
本来の能力を発揮できる様になってきた様に感じます。

29ジャカが期待されているのは
DFラインからボールを引き出し
前線に効果的にパスを送る
司令塔的な役割だと思います。

実際、そのパスの精度は高く、そしてアイデアも豊富で
相手の守備のブロックの隙間を通す様な
積極的な縦パスから
状況を変えるサイドチェンジのパス、
そしてDFラインの裏に送るロングスルーパスや
タッチダウンパス等の1本のパスで
決定機を作るパスも送る事ができます。
そして、ハル戦で見せた様な
正確で強烈なミドルシュートを装備している所も
アーセナルのスカッドに足りない部分だと思います。

一方で守備の面でもある程度の貢献が見られ
基本的に中盤の底のエリアを主戦場として
DFラインの前で壁になると共に
SBやCBが上がった状態で反撃を受けた時には
守備のブロックに穴が空かない様に
速やかにそのエリアをカバーする様な
献身的な振る舞いも出来る点も評価して良いと思います。

その一方で、8節のスウォンジー戦で
早速一発レッドを受けてしまった様に
ファールを犯しやすいと言う問題は
アーセナルに加入してからも見られます。
特に、ファールを犯した時の多くが
明らかに故意によるファールが殆どで
自制心に欠ける印象を受けます。

ポジション争いの相手となる19カソルラと比較しますと
パスの精度に関してはほぼ互角ですが
ミドル〜ロングレンジのパスに関しては
29ジャカの方に分があると思います。
一方でプレーのバリエーションに関しては
基本的にボールラインの後ろでプレーする29ジャカに対して
19カソルラは自らドリブルで持ち上がる推進力や
前線の選手とコンビネーションを活かして
よりゴールに近いポジションでのプレーも
レパートリーにある所に違いがあります。

一方で守備の面に関しては
フィジカル的に優位性がある29ジャカに分があり
それと共に空いたスペースをカバーする様な
基本的な献身性を有している点も
29ジャカの方がDMFに近い性質を持っていると思います。

そして19カソルラからポジションを奪う上で
今後必要になってくると思われる所は
リズムやテンポを変えるプレーだと思います。

テンポ良く流れている様な試合展開ですと
29ジャカのパスは更に冴え渡る様に感じますが
一方で攻撃陣が停滞している時に
リズムやテンポを変える様なプレーは
今の所あまり多くは見せていません。
そう言う面に関しては経験に勝る
19カソルラの方に分があると思いますが
この点に関しては今後多くの経験を積む事で
改善される様になってくると思われます。

今の所、29ジャカが持っているポテンシャルを
全て出せている様には感じませんが
今後チームの中心としての自信を掴み
メンタル的な自制心を会得する事が出来れば
もっと大きな活躍を見せてくれると思います。

そして将来的にはシャビ・アロンソの様なタイプの
CMFに成長してくれる事を期待したいと思います。


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16ロブ・ホールディング(21歳) 

次に獲得に成功したのが16ホールディングでした。
トゥーロン国際大会で見た
ファーストインプレッションは
それほどインパクトを感じなかっただけに
個人的にはそれ程期待していませんでしたが
その期待は良い方に裏切られました。

ユーロの関係で合流が遅れた6コシールニー、
怪我で離脱していた4メルテザッカーと5ガブリエウの関係で
開幕から先発で起用された16ホールディングは
PL初参戦と共に移籍したばかりとは思えないほど
落ち着いたプレーで存在感を見せたと思います。

その16ホールディングの一番の特徴は
常に冷静さを失わないメンタリティーだと思います。
慌てる様な場面は殆ど見せず
常に冷静に周囲の状況を判断し
最適なプレーを選択できる点は
21歳のCBとしては非常に成熟している印象を受けます。

そして足下の技術も高く
フィードの精度も安定していると所も
ボス好みのCBだと思います。

一方で自分の足下の技術を過信しすぎる所があるのか
それによりピンチを招く場面が何度かあり
その点は修正が必要だと思います。

勿論、レギュラークラスのCBになる為には
全体的にもう1ランク上げていく必要があると思いますが
その可能性を十分に感じさせるだけのプレーを
短期間の内に我々に示したと思います。

当初は将来に向けての先行投資だと思われましたが
その考えは間違っていた様です。

このまま順調に成長していけば
数年後には6コシールニーの後継者として
ポジションを引き継ぐ事になる可能性を
十分に秘めたタレントだと思います。


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9ルーカス・ペレス(28歳) 

夏の移籍期間閉幕間近に
デポルティーボ・ラ・コルーニャから
£1710万で獲得した9ペレスは
怪我の影響もあり
今の所多くの出場機会は得られていません。

元々のプランでは12ジルーのバックアッパーとして
CFの2番手になるはずだったのかもしれませんが
開幕からCFのポジションに7アレクシスが入る
0トップシステムが機能し始めた事もあり
CFのポジションで言うと
3番手に落ちてしまいました。

現状としても9ペレスがCFのポジションに入っても
明確なカラーはまだ出せていないと思います。
しかし0トップシステムとしての7アレクシスと
ターゲットマンとしての12ジルー、
明確なカラーと起用した時のシステムが確立している
この2人に対して明らかに分が悪いのは
仕方がない事なのかもしれません。

一方で9ペレス個人に焦点を当ててみますと
フィニッシャーとしてレベルの高さに気がつくと思います。

ゴール前での展開を読む力によって
最適なポジションに最適なタイミングで顔を出す
俗に言う「嗅覚」と言われる能力が備わっており
ゴール前でも常に冷静に振る舞い
ボールをゴールに入れるシュート技術も
安定していると思います。

個人的にはこのフィニッシャーとしての部分に
特化した使い方をしてあげる事が
9ペレスを活かす方法の様に感じます。

勿論、元々若い頃はトップ下やサイドでプレーしていた様に
7アレクシスの代わりに0トップシステムのトップや
サイドアタッカーとして起用する事も可能かもしれませんが
9ペレスのこれまでのキャリアを考えますと
サイドやトップ下で起用されていた時代は
全くインパクトを残す事が出来ずに平凡な選手だった事を考えても
それらのポジションでプレーさせても
9ペレスは活きないと思います。

よって9ペレスを活かす為には
フィニッシュの局面に特化した使い方させる事が必要であり
今の0トップシステムに当てはめるのならば
14ウォルコットのポジションこそが
9ペレスのポジションの様に感じます。

サイドを起点としつつ
相手のペナルティエリアの中が
実際プレーエリアの様な使い方が出来れば
9ペレスのフィニッシャーとしての能力は
今まで以上により強く出る様に感じます。

よって9ペレスがポジションを争う相手は
7アレクシスや12ジルーではなく
14ウォルコットだと個人的には考えています。

ここ最近のシーズンでアーセナルがいつも陥る
得点力不足を解消する一手として
シーズン後半にブレイクする事を期待したいと思います。


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20シュコドラン・ムスタフィ(24歳) 

この夏の最大の補強が20ムスタフィだと思います。

年齢的な衰えが目立つ様になってきた4メルテザッカー、
安定感に欠ける5ガブリエウ、
本当にCBに適性があるのかどうかにも疑問符がつく21チェンバース、
早々に16ホールディングを獲得したとは言え
6コシールニーのパートナーを任せられるCBが
不在と言う問題を抱えていました。

その様な状況の中
プレシーズン中に負傷した4メルテザッカーが
シーズン前半を欠場する事が決まり
CBの頭数自体にも不安を抱える事となり
新たなCBの獲得の必要性が高まった事は
結果的にラッキーだったのかもしれません。

20ムスタフィのプレースタイルは
鋭い読みと素早い出足で先手を打つ様な
積極的に前に出るスタイルのCBで
タイプ的には6コシールニーに近いと思います。

それと共に足下の技術的にも安定しており
正確なフィードと共に前線へ正確な縦パスも入れる事も可能です。

一方で積極的に対応するスタイルが故に
タイミングを逃すと大きなピンチを招くリスクも秘めており
フィジカルコンディション的に落ち始めた時に
どの様な問題が出てくるかは
今後見守る必要があると思われます。

とは言え、20ムスタフィがCBの一角に収まった事で
DFラインの安定性は確実に向上しており
それと共に新たなビルドアップの起点になり得る事で
組み立てに関して幅が出てくると思います。

獲得までの経緯をもっと上手く振る舞えば
£3500万も投資する必要はなかった様に感じますが
20ムスタフィの獲得により
長年のウィークポイントだったCBの問題は
これで解消されると共に
世代交代の面を考えても
ベストな人選だったと思います。


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今シーズン前にこの夏に補強が必要だと
個人的にあげたポイントは

1、シーズン20ゴールが期待できるストライカー

2、フィルターとして計算できる守備力を有し、
  司令塔的な振る舞いもできるCMF

3、レギュラー候補の20代前半のCB。

の3つでした。

この中で2と3に関しては
それぞれ29ジャカと20ムスタフィを獲得し
特に20ムスタフィに関しては
十分にその期待に応えてくれた働きを見せていると思いますので

29ジャカは「良」
20ムスタフィは「優」

と考えます

一方の1に関しては9ペレスを獲得しましたが
現実的にシーズン20ゴールを期待するのは難しいと思います。
その一方で7アレクシスをコンバートした事で
シーズン20ゴールを期待するストライカーの必要度は
下がったと思いますので
結果的にはこの夏の補強戦略上のマイナス度は
それほど大きなものにはなっていないと思いますので

9ペレスは「可」

少し甘いと思いますがこの位の評価で良いと思います。

そしてそれほど多くの出場機会を得ている訳ではありませんが
今後世代交代を控えている事を考えますと

16ホールディングは「良」

と考えます。

全体的に見ましても
近年稀に見る適材適所の補強が出来た夏だったと思いますので
総合評価としても

「優」

と考えます。


C'mon Arsenal !!


PL17:Manchester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester City 2−1 ARSENAL
2016年12月18日(日)Premier League, Etihad Stadium

Goal 
 (4)14Walcott(←7Alexis)
 (47)Sane
 (71)Sterling


33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

34Coquelin  29Xhaka

14Walcott  11Özil  17Iwobi

7Alexis


(65)17Iwobi>>>15Oxlade-Chamberlain
(75)34Coquelin>>>12Giroud
(78)15Oxlade-Chamberlain>>>35Elneny


Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 16Holding
 9Perez
 

Arsenal 1.jpg逆転を許し連敗、、、。

明らかにオフサイドだった
シティの2つのゴールにより
納得できない敗戦を喫してしまいました。

先発は、15チェンバレンに代えて
17イウォビを左サイドで起用した以外は
前節と同じメンバーを組んできました。

先制ゴールは試合開始早々に生まれました。

4分、シティのサイド攻撃を凌ぎ切った所から
速攻を仕掛けました。
33チェフからボールを受けた24ベジェリンは
そのままドリブルで持ち上がり
そこから7アレクシスへ縦パスが入りました。
その縦パスを受けた7アレクシスは
クロスする様にゴールに向かって走り込んできた
14ウォルコットに綺麗なラストパスを通し
パスを受けた14ウォルコットは冷静に流し込んでゴール。

手数を掛けずにシティのブロックの隙を突いた
完璧な仕掛けだったと思います。

幸先良く先制しましたが
その後は徐々にシティが巻き返し始め
サイドからの仕掛けと
デ・ブライネとシルバが見せる
コンビネーションプレーで
アーセナルゴールに迫る場面が何度かありましたが
前半はそのまま凌ぎ切りました。

しかし後半早々に同点弾を受けてしまいました。

47分、33チェフからのゴールキックの
こぼれ球を拾ったシルバが
ゴールに向かってスタートを切っていたサネに向かって
浮き球のパスをDFラインの裏に出しました。
そのパスで抜け出したサネに流し込まれて失点。

33チェフのゴールキックを収められずに
最終的にボールを失った様に
アーセナルは後半の入り方が良くなく
若干集中力に欠いた様な状況だった所に
そもそも失点した原因があると思いますが
リプレイを見る限りサネが
オフサイドポジションにいたのははっきりと分かります。

もしもこれがオフサイドではないと言うのならば
43分過ぎの18モンレアルの場面も
オフサイドではなくなってしまうでしょう。

43分過ぎの18モンレアルの場面では
18モンレアルがオフサイドラインを僅かに超えていますので
誰の目から見てもオフサイドだと思いますが
サネの場面も実際にはこの18モンレアルのポジションと
それほど差はないと思われます。
オフサイドラインを捉える為に設置しているカメラの位置の関係で
ゴールよりに設置されているこのカメラから見ますと
ほぼ真横から捉えていた18モンレアルの場面では
オフサイドラインを僅かに超えているのが一目で分かりますが
斜めから捉える形のサネの場面では
角度が付いているが故に
ギリギリの様に見えてしまっているだけです。
しかし、斜めから捉えたカメラで
サネの体がオフサイドラインを
ギリギリ超えている様に見えるのならば
実際に真横から見たら完全にオフサイドラインを
超えているのは普通に考えれば当然の事です。

ではなぜこの様なミスジャッジが起きたかと言えば
理由な単純です。
この失点シーンの時の線審は
オフサイドライン上からではなく
後ろに遅れた所からジャッジした為です。
オフサイドラインよりも後ろのポジションからこの場面を見ると
オフサイドラインを示していた6コシールニーと
サネが被る様に見えてしまうのは
リプレイの画面を見れば誰もがわかると思います。

結局、線審が自分がオフサイドライン上にいない事に気が付かず
その誤ったポジションからジャッジしたと言う
試合を裁くものとしては技術的にあまりにも低すぎる為に起こった
単純なミスです。
しかしこの大きな大きなミスジャッジによって
今シーズンのアーセナルの行方は
大きく左右される事になってしまったのかもしれません。

しかしこの試合のミスジャッジはこれだけに留まらず
逆転ゴールでも再び起こりました。
そして今度もオフサイドに関するジャッジです。

71分、デ・ブライネからのサイドチェンジのパスで
左サイド深くまで侵入してきたスターリングが
そのままペナルティの中に侵入してきて左脚でゴール。

スターリングの侵入に対する18モンレアルの対応が
軽すぎたと言う問題が根本にあるのは言うまでもありませんが
残念ながらこの場面でもオフサイドを見逃されてしまいました。

勿論、スターリングのプレー自体にオフサイドの要素はありません。
オフサイドを犯したのはシルバです。
スターリングがペナルティ内に入ってきた動きに呼応して
シルバがゴール前に走り込んできました。
しかしスターリングはパスではなく
自らシュートを撃つ事を選択ましたが
この時、既にシルバはオフサイドエリアに
侵入してきていました。
そしてそのままの勢いで33チェフの前まで侵入していき
スターリングが放ったシュートに対して
33チェフの前で脚を出していました。

実際に直接ボールに触れた訳ではありませんが
オフサイドエリアにいたシルバはボールに対して反応し
明らかなプレー意思を示していますので
これはオフサイドです。
仮にオフサイドエリアに飛び出しても
シルバがその場で止まっていればオフサイドではなく、
勢い余って33チェフの前の方まで飛び出しそうになったとしても
脚を出さなければグレーゾーンですがオフサイドを取らなくても
ある程度理解できると思います。
しかしボールに対して脚を出してしまってはダメです。
しかも脇から33チェフの前に侵入してくる形ですので尚更です。

一体どこをどう見たらこのプレーが
オフサイドではないとジャッジが出来るのでしょうか?
1失点目のオフサイドの見逃しは
線審がオフサイドライン上に立っていないと言う
単純に技術的なレベルの問題ですが
この失点時のオフサイドの見逃しは
ルールを理解していないと言う根本的な問題ですので
見過ごす事が出来ない事案だと思います。

実際PLの審判のレベルが非常に低い事は
今に始まった事ではなく
今後もこのまま改善される事なく続くのだと思います。

しかしプレーしているチームや選手達にとっては
1つの試合、1つのゴール、1つのプレーが原因で
タイトルを失う事にもなりかねません。

PLでプレーするならば
この様にレベルの低い審判が裁く試合でプレーする事を
受け入れなければならないのかもしれませんが
アーセナルにとっては前節のエヴァートン戦、
そしてこのシティ戦の勝敗が
今シーズンのタイトル争いに
大きく影響してしまったのは間違いなく
非常に憤りを感じます。

本当にPLの審判達の中で
フットボールのルールブックを読んだ事がある人は
どれ位いるのでしょうかね?
私が見る限りでは数人だけの様に感じます。

この審判が導いた2つのゴールにより
アーセナルは敗れる事になりました。

とは言え、試合内容的にはシティの試合だったと思います。

アーセナルが決定機と呼べる様な場面を作ったのは
先制ゴールの場面と
前半終わり間際のオフサイドを取られた場面位だったかもしれません。
それに対し多くの時間帯でボールを支配され、
アーセナルの守備陣が崩されてゴールに迫られた回数も
明らかにシティの方に多く
試合内容的にはシティに軍配が挙げられる試合だったと思います。

しかし、ペップが率いるチームに対して
多くの時間帯でボールを支配される展開は
アーセナルも想定内であり
その様な展開の中で33チェフを中心に粘り強く凌ぎながら
数少ないチャンスをゴールに結びつけたと言う展開は
プランの中にあったと思います。

両チームがそれぞれの持ち味を発揮して
正面からぶつかり合って敗れるのならばば納得できますが
第3者が勝敗に関与しすぎる展開は
残念でなりません。

折角のビッグマッチが台無しです。


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33チェフ

 何度かあった危険な場面を好セーブで凌いでいただけにオフサイドが見逃された2つの失点は不運でしかない。

24ベジェリン

 先制ゴールに繋がる起点となる。 

5ガブリエウ

 33チェフへのヘッドでのバックパスが短くて危うい場面があったがそれ以外はよく集中していただろう。

6コシールニー

 よく守っていたがDFラインとしてはソリッドさに欠けた印象。

18モンレアル

 スターリングの侵入を止められなかった逆転ゴールの場面での対応には疑問が残る。 かわされる事を恐れての対応だと思うが中に入られては意味がない。

34コクラン

 中盤の番犬として良く動いていたがシティのパス回しを分断する事は出来ず。

29ジャカ

 タイミングの良いダイレクトパスでチャンスを演出する一方で、淡白なパスでロストする場面もあった。

14ウォルコット

 先制ゴールは流石。 しかしその後の印象は良くなかった。 もう少しアイデアと精度が欲しかった。

11エジル

 守備に回る場面が多く良い位置でボールを持つ機会は少なかったが、それでも「らしい」パスでアクセントを付けていた。

17イウォビ

 後半17イウォビが退いてから左サイドの守備のバランスが崩れたようにこの試合では良く守備をしていた印象。 18モンレアルがオフサイドだった為にゴールネットを揺らしたシュートは幻に終わる。

7アレクシス

 先制ゴールをアシストする。 その後は守備に回る場面が多く決定機は作れなかった。

15チェンバレン

 17イウォビに代わってピッチに入るがハムストリング?の怪我で終盤退く。

12ジルー
 
 セカンドボールが収まらない状況の中、後半投入されるがそれでも思うようにボールを収める事が出来ず。 

35エルネニー

 15チェンバレンの怪我で終盤投入される。 ピッチをダイナミックに動く35エルネニーが投入されてからはリズムは良くなった。 結果的には運動量を持ってシティのパスワークに対抗する事が正解だったのかもしれない。


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試合内容的にはシティの試合だったと思いますので
この2つのオフサイドのゴールがなかったとしても
結果がどうなったかは分かりません。

しかし、今シーズンのアーセナルは例年に比べて
非常に粘り強く
多くの時間をシティに握られていたとしても
そのまま逃げ切る事が出来ていたかもしれません。

グナの多くが求めている様な試合ではなくても
勝利を目指して全力で戦っていた選手達の事を考えると
第3者が勝敗に深く介入する様な試合は
勝敗に関わらず不愉快です。

しかし実際PLはそう言うリーグと考えなければならないのかもしれません。

審判によって独自の基準がまかり通り
正式なルールすら理解できていない様な人が
主審のメインキャストを務めるリーグに属している事を
今まで以上に深く理解しなければならないのかもしれません。

いつ何時、不可解なジャッジで
強制的に失点させられるかもしれない。

その事を肝に銘じて
1点や2点位は不可解なジャッジで失ったとしても
我々はそのはるか上に行く必要があるのだと思います。

1点や2点失っても常に3点4点奪って勝利する。

その様なチームにならない限りは
このプレミアリーグを制覇する事は不可能だと思います。

今シーズンのチームは近年最も良いチームに仕上がっていると思いますが
まだまだ、足りません。

この様な逆境に陥れられたアーセナルが
どの様なリアクションを見せてくれるのか楽しみです。

失望して下を向くのか
それともこの怒りを力に変えて
持てる力の全てを解放するのか。

アーセナルの意地と誇りをかけて
ここからの行方に期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:12G6A CL:2G3A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A
9ペレス     PL:0G0A CL:3G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:5G2A CL:4G3A
12ジルー     PL:3G1A CL:2G0A EFL:0G1A
14ウォルコット  PL:8G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:2G4A CL:1G1A EFL:3G1A
17イウォビ    PL:1G3A CL:1G0A
18モンレアル   PL:0G1A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:0G1A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:1G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A

冬の移籍期間に向けて2016/17、その1 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2016/17、その1

Arsenal 1.jpg2016/17シーズンは早くも
折り返し地点に差し掛かり
冬の移籍期間が開こうとしていますが
まずその前に、シーズン前半を
振り返ってみたいと思います。

昨シーズンは夏の移籍期間で
33チェフしか獲得しなかった事もあり
シーズン途中で選手層の問題を
露呈してしまいましたが
この夏は適材適所に
しっかりとした補強を行った事もあり
近年では最も充実したスカッドを
得る事に成功したと思います。

シーズン開幕戦こそは
リバプールに逆転を許してしまいましたが
その後、前節のエヴァートン戦までの間は
サブ組で挑んだEFLカップサウサンプトン戦以外では
無敗を貫いてきた事からも
全体的に安定したシーズンを過ごしていると思います。

その大きな要因は2つ、
DFラインの安定と
新たに採用した0トップシステムだと言えると思います。

まずDFラインの安定は20ムスタフィの獲得に
成功した事に尽きると思います。
これまで6コシールニーのパートナーを務めてきた
4メルテザッカーに明らかな衰えが出始め
5ガブリエウに関しても安定感に欠けるプレーが多く
絶対的な信頼を得られていない状況でした。
更にプレシーズン中に4メルテザッカーが負傷離脱し
シーズン前半の欠場が決まった事もあり
CBの補強の必要性が高まる中、
夏の移籍期間閉幕間際に
バレンシアから20ムスタフィを獲得した事は
この夏の最も大きな補強になったと思います。
この20ムスタフィの獲得により
ここ最近問題だった6コシールニーのパートナー問題にも
終止符を打つ事に成功したと言えると思います。

また早々に獲得した16ホールディングも
当初は将来に向けての投資だと思われていましたが
期待以上に早くフィットして
ファーストチームでも十分にプレー出来る事を証明した事もあり
4メルテザッカーを欠く現状でも
不足感のない陣容に生まれ変わったと思います。

一方、今シーズン新たに導入した
7アレクシスをトップに置く0トップシステムは
元々ユーロの関係で12ジルーの合流が遅れ
更に夏の早い時期に新たなCFの獲得に
成功していなかった為の
予期しなかった産物だったかもしれませんが
結果としては非常に良く機能していると思います。

この0トップシステムを初めて使用したのは
シティとのプレシーズンマッチだったと思いますが
その頃は使用し始めたばかりという事もあり
中々機能する事が出来ませんでした。
しかし数試合こなす内に徐々にフィットし始め
今では前線が流動的に動く
アーセナルらしいパス&ムーブのスタイルに
非常に適したシステムと言えるまでになったと思います。

結果的に昨シーズンまで1トップを務めていた12ジルーや
この夏に獲得した9ペレスにとっては
限られた出場機会しか得られてないと言う
新たな問題は発生していますが
高さと強さがある12ジルーはスーパーサブとして、
9ペレスは0トップシステムにおける
フィニッシャーとして新たな可能性を見出せる様に感じますので
うまく活用して欲しいと思います。

同時に昨シーズン途中から
チームの失速を招いた最大の要因と思われている
19カソルラの代役問題も
今シーズンは解決する見込みが見えてきたと思います。

今シーズンも3列目のレギュラー格は
19カソルラ&34コクランのコンビで始まりましたが
そこに昨冬獲得した35エルネニーに加え
この夏に司令塔タイプに29ジャカも獲得した事で
10ジャックは出場機会を求めてローン移籍し
ユーロで活躍した8ラムジーですら
ポジションが保証されないほど
充実した陣容に生まれ変わったと思います。

現実的に今シーズンも19カソルラが離脱した当初こそは
チームの勢いを失いかけた時期もあったと思いますが
その後29ジャカが本来の能力を徐々に見せ始めた事で
停滞した期間はそれほど長期化せず、
現在は29ジャカ&34コクランのコンビを中心に
中盤のバランスは取り戻しつつあると思います。

怪我人に関しても今シーズンは例年に比べて
少ない様に感じます。
開幕前から離脱している4メルテザッカーと23ウェルベック、
先日手術した19カソルラ、
そしてハムストリングを怪我した8ラムジーの様に
2ヶ月以上離脱した選手もいますが
今の所、その事により
スカッドに大きな穴が空く自体には陥っていません。

それはアルテタが引退し、
ロシツキやフラミニが契約満了でチームを去りましたが
それ以外の主力選手は残留し、
そしてそこに新しい選手を加えた事で
各ポジションには2名以上の実力者を
バランス良く配置する事に成功したからだと思われます。

その充実したスカッドの中で唯一の懸念材料なのが
右SBです。
正右SBとして特大の存在感を見せている24ベジェリンの
バックアッパーとして期待されていた25ジェンキンソンは
昨シーズンの怪我の影響なのか
中々パフォーマンスが上がらず、
そして先日久しぶりにピッチに立った2ドゥビュシーも
上々のパフォーマンスを見せていましたが
その試合でハムストリングを痛めて離脱してしまいました。
その後はCBの5ガブリエウがカバーしましたが
守備面に関しては十分に貢献できていたと思いますが
攻撃面での貢献はそれほど期待出来ない事からも
その起用は限られた状況に限られるかもしれません。


近年シーズン途中には怪我人が続出して
スカッドに幾つもの穴が空き、
シーズン半ばには優勝争いから脱落してしまう
苦々しい思いをしてきましたが
この夏の補強に成功した事もあり
シーズン通して戦えるだけのスカッドを
得る事に成功したと思います。
その結果、今シーズンこそは
念願のPL制覇を成し遂げる準備が整ったと思います。


それでは次回はこの夏獲得した新戦力について
私見的に考えてみたいと思います。


C'mon Arsenal !!


PL16:Everton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Everton 2−1 ARSENAL
2016年12月13日(火)Premier League, Goodison Park

Goal 
 (20)7Alexis
 (44)Coleman
 (86)Williams


33Cech

24Bellerin 5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

34Coquelin  29Xhaka

   14Walcott  11Özil 15Ox-Chamberlain

7Alexis


(71)14Walcott>>>12Giroud
(71)15Oxlade-Chamberlain>>>17Iwobi
(87)34Coquelin>>>9Perez


Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 16Holding
 35Elneny
 

Arsenal 1.jpg逆転負け、、、。

首位チェルシーを追走する上で
大事な試合を落としてしまいました。

先発は前節負傷離脱した
20ムスタフィに代わり
CBには5ガブリエウが入り
怪我から復帰した24ベジェリンが
先発から起用された以外は
前節ストーク戦と同じメンバーで始まりました。

試合の入り方は良かったと思います。

人とボールがよく動き
アグレッシブな展開を見せれたと思います。
しかし同様にエヴァートンも
非常にアグレッシブなプレスを見せて対抗してきましたので
決定機と呼べる場面は中々作れませんでした。

その様な中、ゴール正面の良い位置でFKを得ました。

17分過ぎ、エヴァートンがアーセナルの攻撃を凌いだ後に
ヴァレンシアから出たバークリーへのパスを
29ジャカが素早いプレスでカットし
そのこぼれ球を受けたウイリアムスが
弾いたボールをすぐに奪い返した34コクランが
ジャギエルカのタックルをかわした所で倒され
FK獲得!!

20分、そのFKを7アレクシスが決めて先制!!

バークリーが受ける直前に
先読みして仕掛けた29ジャカのプレスは
非常に効果的でしたし、
その後らしくないステップワークで
ジャギエルカを翻弄した34コクランも
結局その場にいた誰よりも早く
ボールに対して反応していたからこそ
得る事が出来たFKだったと思います。

そして7アレクシスが決めたFKも
ウィリアムズに当たってディフレクトして
ゴールに吸い込まれましたが
大きく空けていたウィリアムスの股間を狙うと言う発想は
面白い発想だったと思います。

しかしその後も決定機を作る事に苦しむ一方で
エヴァートンはシンプルなクロスやセットプレーで
アーセナルゴールに迫り始め
前半終了間際に同点に追いつかれてしまいました。

44分、右サイドを侵入してきたベインズが右脚で入れたクロスを
ゴール前に飛び込んできたコールマンがヘッドで合わせられ失点。

右脚で入れたベインズの正確なクロスが全てだったかもしれませんが
そもそもコシールニーを後方からタックルして押し出した
マカーシーはファールではなかったのか?
という疑問は残ります。
まぁ、あの位の接触をPLでファールに取る事は稀ですので
この場面でも難しかったのかもしれませんが
ボールに対してではなく
飛び上がろうとした6コシールニーに向かって
初めからぶつかりに行ったマカーシーにより
ボールに対して競り合う事を妨害したという意味では
ファールを取ってくれても良かったのではないかと思います。

前半終了間際に追いつかれてしまうと言う
余り好ましくない流れでしたが
後半も積極的に攻めて何度かチャンスを作る事に成功しました。

53分過ぎ、34コクランが仕掛けた激しいチェイスで
左サイドの高い位置でボールを奪い返したボールを
すぐに7アレクシスへ繋ぎ
深い位置まで侵入した所から
マイナス方向へ折り返したラストパスを
11エジルがダイレクトでシュートを放ちました。
そのシュートは僅かに枠の上でゴールはなりませんでしたが
34コクランの効果的なチェイスを足掛かりに
完全に崩しただけに決めて欲しかったです。

57分過ぎ、14ウォルコットとのパス交換で
中央を切り込んできた24ベジェリンから
11エジルへスルーパスが出されました。
そのスルーパスは僅かに長く通りませんでしたが
SBらしからぬ24ベジェリンの攻撃参加は
強力なアクセントになっていたと思います。

75分過ぎ、18モンレアルから出された
DFラインの裏へのスルーパスで抜け出した
7アレクシスからの折り返しのボールを
17イウォビがワントラップして
そのままボーレーシュートを放ちましたが
惜しくもポストの外でした。

惜しいチャンスは何度か作る事が出来ていましたが
ゴールに結びつける事が出来ないまま
試合は終盤を迎えエヴァートンはセットプレーを活かして
ゴールに迫ってきました。

事の始まりは83分過ぎのプレーから始まりました。

83分過ぎ、エヴァートン陣内でボールを奪われてから
カウンターを受けました。
センターライン付近にいたルカクに出されたボールに対して
マークに付いた6コシールニーが
ルカクの腕でのブロックを顔面に受けて怯んだ隙に
前方に走り込んできたマカーシーにパスが出されてしまいました。
そのマカーシーに対して戻って来た6コシールニーが仕掛けた
スライディングタックルがファールに取られてしまいました。

84分過ぎ、ベインズが蹴ったそのFKを
ゴール前でキャルバート・ルーウィンと6コシールニーが競ったボールが
タッチラインを超えてCK。

85分、バークリーが入れた左サイドからのCKを
ジャギエルカがシュートを放ちましたが
33チェフのファインセーブでゴールを死守しましたが
もう一度CK。

85分過ぎ、再びバークリーが入れた左サイドからのCKを
ウィリアムズにヘッドで合わされてしまい失点。

失点シーンはウィリアムスが入ってきたゾーンにいた
11エジルがボールに対して競り合わなかった為に
フリーで撃たれてしまった為の
ミスによる失点ですので言い訳は出来ませんが
その前にジャッジには不可思議な部分があった様に感じます。

ボスは試合後、FKの場面でCKになったのが納得いかない
とコメントしていましたが
確かにその場面ではキャルバート・ルーウィンの肩に
ボールが当たって跳ね上がった様にも見えますが
その一方で6コシールニーの頭にも当たっている様にも見えますので
ここでのジャッジは何と言えません。

個人的に不可解に思っているのはその前の場面です。
このFKの原因になった6コシールニーのタックルが
本当にファールだったのかどうかは非常に疑問に感じます。

確かに6コシールニーはファール覚悟で
スライディングタックルを仕掛けたのは間違いないと思いますが
リプレーを見ると6コシールニーのタックルは的確にボールを捉え
その後マカーシーと交錯した形ですので
個人的には完璧なタックルだったと思いますし
どこをどう考えてもカードが出る様なプレーでは
全くないと思います。

そしてそもそもその前に
ルカクの腕が6コシールニーの顔面を捉えた時点で
既にファールを取るべきだったと思います。
なぜならばそれは前節のストーク戦で
29ジャカがPKを取られた事からも明らかであり
責任感が強い6コシールニーが
ダメージを負い大きく怯まされながらも
すぐにボールを追ったからといって
危険なプレーを黙認するのは納得がいきません。

この2つの場面での不可解なジャッジにより
結果的に大きな代償を払わされたと言っても過言ではないと思います。

逆転を許してからも最後までゴールを目指して戦い抜きました。

後半ロスタイム、ペレスを倒されて得た右サイドからのFKを
11エジルがゴール前に送り込みました。
そのFKはGKにかき出されてしまいましたが
GKが触らなければゴール前まで上がってきた
33チェフの頭に完全にあっていたと思います。

そして、そのこぼれ球を繋げたアーセナルは
左サイドから7アレクシスが入れたクロスに対して
GKが弾いたボールをペナルティ内から
18モンレアルがボレーシュートを放ちました。
そのシュートはブロックされるも
そのこぼれ球を再び17イウォビがシュートを放ちましたが
それもブロックされてしまいました。

最後の猛攻もゴールを奪うことが出来ずに終演。


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33チェフ

 2つの失点シーンは防ぎようがなかっただろう。 一方でファインセーブでゴールを死守する場面もあった。

24ベジェリン

 攻撃的なセンスを十分に見せるもゴールには結び付けられず。

5ガブリエウ

 全体的に良かった。 後半スピードで上回るルカクが右サイドを駆け上がってきた場面でも執拗に喰らい付き最後の最後でスライディングでシュートをブロックする。

6コシールニー

 間接的に2つの失点の場面に関係する。 1つ目の失点に関しては後ろから押し出す様に体当たりを喰らったとは言えちょっと軽かっただろう。

18モンレアル

 左サイドからチャンスを作っていたがゴールには結びつかず。

34コクラン

 この試合でも大きな存在感を示す。 ボールに対する反応はピッチにいる誰よりも早く、それはもう異次元の存在。

29ジャカ

 司令塔としてしっかりとパスをさばけていた。 それだけではなく後半ロスタイムの猛攻の後にカウンターを受けた場面では、全力で戻ってきた29ジャカのスライディングで絶体絶命のピンチを救う。 最後まで勝負を諦めない強い気持ちを示す。

14ウォルコット

 決定機は訪れなかったがチャンスメイクには顔を出していた。

11エジル

 時間が経つにつれキレを失った印象。 コンディション的に落ちていると思われる。

15チェンバレン

 流れの中でしっかりとプレー出来ていた。

7アレクシス

 先制のFKを決める。 その後も積極的に仕掛けるもゴールは遠かった。

12ジルー

 後半途中からトップの位置に入る。 12ジルーが入った事で高さと言う武器を得たが何度かあったチャンスも僅かに合わず。

17イウォビ
 
 後半のワントラップからのボレーシュートはセンスを感じた。

9ペレス

 終盤投入される。


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痛い敗戦だと思います。

今節も勝利し10連勝中のチェルシーは
これから年末の対戦相手に恵まれている事を考えますと
このまま年内は連勝で乗り切ってしまうかもしれません。

それとともに年明け早々に
スパーズ、レスター、リバプール、アーセナルとの対戦が詰まっていますが
これらの対戦でもここの所の連戦連勝の勢いのまま乗り越えられてしまうと
シーズン後半にCLの試合がない分、
昨シーズンのレスター同様に最後まで突っ走られてしまうかもしれません。

それだけに何とか勝点3差以内で追走する必要があったと思いますが
この敗戦で2位以下は勝点6にまで開いてしまいました。

何はともあれこれ以上離される事を絶対に避ける為にも
次節のシティ戦は非常に重要な試合になると思います。

そこでしっかりと勝点を摘み上げる事が出来るかどうかで
優勝争いに残れるかどうかが決まると言っても
過言ではないと思います。

このエヴァートン戦も敗れはしましたが
内容的に酷かった訳ではありません。

気持ちを切り替えてシーズン前半戦の最後の山場を
乗り切ってチェルシーを追撃して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:12G5A CL:2G3A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A
9ペレス     PL:0G0A CL:3G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:5G2A CL:4G3A
12ジルー     PL:3G1A CL:2G0A EFL:0G1A
14ウォルコット  PL:7G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:2G4A CL:1G1A EFL:3G1A
17イウォビ    PL:1G3A CL:1G0A
18モンレアル   PL:0G1A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:0G1A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:1G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


PL15:ARSENAL vs Stoke City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−1 Stoke City
2016年12月10日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal 
 (29)Adam(pk)
 (42)14Walcott(←24Bellerin)
 (50)11Özil(←15Oxlade-Chamberlain)
 (75)17Iwobi(←7Alexis)


33Cech

5Gabriel 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

34Coquelin  29Xhaka

   14Walcott  11Özil 15Ox-Chamberlain

7Alexis


(28)20Mustafi>>>24Bellerin
(69)15Oxlade-Chamberlain>>>17Iwobi
(78)7Alexis>>>12Giroud


Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 35Elneny
 9Perez
 

Arsenal 1.jpg逆転勝利!!

サブ組で挑んだEFLカップサウサンプトン戦を除けば
主力組で挑んだ4戦連続
3ゴール以上奪う快勝を挙げました。

先発は右SBには先日
フルトレーニングに復帰した24ベジェリンではなく
そのまま5ガブリエウが先発してきました。
そしてCMFは29ジャカと34コクランがコンビを組み
2列目両サイドには好調の
14ウォルコットと15チェンバレンのコンビが
起用されました。
一方で怪我から復帰した24ベジェリンがベンチに戻ってきましたが
ハムストリングに問題が発生した16ラムジーは
この試合では欠場する事になりました。

試合は開始直後からオープンな展開の試合となり
アーセナルも一本のパスから惜しい場面を迎えました。

11分過ぎ、20ムスタフィから出されたスルーパスを受けた
14ウォルコットがDFラインを抜け出し
シュートを放ちましたがGKのファインセーブで
惜しくもゴールにはなりませんでした。

それにしても14ウォルコットのパスを引き出す動きは
以前に比べて非常に上手くなった様に感じます。
若干バックステップ気味なステップで
弧を描いながらスピードを保ちつつも
タッチラインに背を向けている事で
オフサイドラインと20ムスタフィをしっかりと視野に入て
その飛び出すタイミングを見計らい
そして20ムスタフィのパスに合わせて
一気に加速して相手DFを置き去りにしてしまいました。

以前の様に視野が狭く応用が利かない14ウォルコットから考えますと
非常に良く周囲が見えていると思います。
もっと言えば周囲の状況を見る術を会得したと言った方が
確かなのかもしれません。
元々唯一無二のスピードと言う武器がありながらも
14ウォルコットはそれを100%活かし切れていませんでしたが
周囲の状況を冷静に判断できる様になった事で
自分のストロングポイントを的確に活かせる様になり
そして今シーズンのゴールの量産に繋がった様に感じます。

一方の20ムスタフィのスルーパスも非常に良かったと思います。
これまでも20ムスタフィが放つ積極的なパスに
攻撃陣の新たなオプションになる可能性を感じていましたが
その完成系がこの場面の様なスルーパスだと思います。
そして右CBを務める20ムスタフィにとっては
右サイドに抜群のスピードを誇る
24ベジェリンと14ウォルコットがいる事は非常に有利であり
そのパスセンスを遺憾なく発揮する舞台が準備されていると言えます。
今後もこの場面の様に1本のスルーパスで抜け出して
ゴールを陥れる様な場面を
何度も演出してくれる事を期待したいと思います。

しかし、この後20ムスタフィにアクシデントが発生してしまいました。

22分過ぎ、DFラインの裏に向かって走り出したアルナウトヴィッチに向かって
アダムから出されたフィードを下りながら対応した時に
20ムスタフィがハムストリングを痛めてしまい
そのままピッチを退いてしまいました。

試合後の会見からするとこの試合の前に
3回チェックを行っていた様ですので
何かしら前触れはあったのかもしれません。
バーゼル戦で16ホールディングを先発させたのも
リスクを回避した結果だったのかもしれませんが
結果的にハムストリングを損傷してしまったのは
残念な結果になってしまいました。

20ムスタフィが退いた事で
右SBに入っていた5ガブリエウがCBに移り
怪我から復帰した24ベジェリンが右SBに入りました。

その後、結果的にはオフサイドでしたが
現在のアーセナルの攻撃陣の好調さが
良く現れた場面もありました。

22分、左サイドの18モンレアルから出されたパスは
スルーした11エジルを通り過ぎて
その後ろに走り込んできた7アレクシスに届きました。
そしてスルーした11エジルが
そのまま裏に向かって走り込むタイミングに合わせて
7アレクシスがダイレクトでパスを送り
DFラインを突破した11エジルは至近距離からシュートを放ちました。

そのシュートはGKにセーブされ
判定もオフサイドでしたが
両者が思い描いたゴールまでの道筋が
完全に共有された良い仕掛けだったとおもいます。
それと共に以前の11エジルならば
18モンレアルのパスに対してスルーする事なく
そのまま受けてそこからラストパスを狙ったと思いますが
今シーズンの11エジルはそのマエストロ的な部分に拘りすぎずに
いつでもパスの受け手になれる柔軟さも
この場面では良く出ていたと思います。

何度か良い形を見せたアーセナルでしたが
先制点を奪ったのはストークの方でした。

26分過ぎ、左サイドに侵入してきたシャキリからのパスを
ペナルティ内で受けたアレンに対して
29ジャカが体を入れて奪い返した時に
右肘がアレンの顔面を捉えてしまいPK献上。

29分、そのPKをアダムに決められ失点。

ファールの場面が本当にファールに値したかどうかは
賛否両論あると思います。
29ジャカの肘が顔面を捉えた場面だけを切りとれば
ファールを獲ってもおかしくない様に見えると思いますが
そこに至るまでの流れを見れば
ちょっと印象は変わると思います。

シャキリからのパスを受けたアレンは
ボールを収める事が出来ずに弾いてしまいました。
そのボールに対して体を入れて収めたのは29ジャカの方であり
その29ジャカに対してアレンが突っ込んでくる形になりました。
当然アレンの侵入を止めようと伸ばした29ジャカの腕に
突っ込んできたアレンがぶつかり
それがたまたま29ジャカの肘が
アレンの顔面を捉えてしまっただけであり
アーセナル側から見ると29ジャカに対して
アレンが無用に突っ込んできた為のアクシデントとも言えると思います。

しかし、実際に肘が顔面を捉えてしまいましたので
ゲームを止めざる得なかったかもしれませんし
その場で止める為にはファールを獲るしかなかったのかもしれません。

どちらにせよスッキリとしない形から先制点を奪われてしまいました。

しかし、先制されても慌てない所が
今シーズンのアーセナルの強い所です。
バタバタする事なく自分たちの形を築いていき
前半の内に同点に追い付く事に成功しました。

42分、右へ左へ展開しながら
ペナルティの手前の下がった位置の
7アレクシスにパスが繋がりました。
そこから右サイドに上がってきていた24ベジェリンへパスが通り
その折り返しをニアサイドに飛び込んできた
14ウォルコットが合わせて同点ゴール!!

前に立ちはだかる4人の相手選手の隙間を通した
7アレクシスのパスも
そのパスを受けた24ベジェリンのクロスの
タイミングとコースも、
そしてニアをぶち抜いた14ウォルコットのシュートも
全てがここしかないという所を完璧に決めた
素晴らしいゴールだったと思います。

同点に追いついた事で
その後は完全にアーセナルペースで進みました。

43分過ぎ、左サイドの15チェンバレンから受けたパスを
7アレクシスがミドルシュートを放ちました。

前半ロスタイム、29ジャカから展開されたミドルレンジのパスを受けた
24ベジェリンからの折り返しを
ゴール前で15チェンバレンが合わせました。

どちらも枠を捉える事は出来ませんでしたが
攻めるアーセナルに対して
ストークは防戦一方になりつつありました。

先制を許しても前半の内にしっかりと追い付く所が
最近のアーセナルの必勝パターンになりつつある様に
後半早々に逆転ゴールが生まれました。

50分、DFラインの裏に向かって走り込んで来た11エジルに向かって
15チェンバレンは柔らかいタッチのパスを送りました。
そのパスに対して11エジルは
前に出ていたGKの頭を越すように
ヘディングでループシュートを放ち
そのままゴールに吸い込まれて逆転ゴール!!

何とも11エジルらしくないゴールだったと思いますが
その11エジルらしくないプレーを
惜しみなく見せる事が出来る所が
今シーズンの11エジルの成長であり大きな変化だと思います。
これまでの11エジルを評するとしたら
ただの完璧なラストパサーだと思います。
完璧なラストパスを送る能力はずば抜けていても
実際にゴールを奪う為にはゴールを決める相棒を必要としていました。
しかし今の11エジルはラストパスを送るだけではなく
もっと色々な事が出来る優秀なアタッカーへ変貌したと思います。
それによりラストパスを送るだけではなく
DFラインの裏に抜けてパスを呼び込む事も
自らシュートを撃つ事も出来るアタッカーになり
相手により大きな脅威を与えられる存在になったと思います。

まぁ、個人的にはただの完璧なラストパサーの11エジルも
好きでしたけどね(笑)。

その後も何度かストークゴールに迫りました。

57分過ぎ、相手のパスを34コクランがカットした所から
カウンターが発動しました。
11エジルから出されたパスで右サイドに開いた7アレクシスから
ファーサイドの15チェンバレンへパスが出され
そこからカットインしてミドルシュートを放ちました。

そのシュートはGKに止められてしまいましたが
左からカットインして右脚を振り抜く
15チェンバレンの強烈なシュートは
その一振りだけでゴールを奪う事が出来る
魅力がある武器だと思いますので
決まらなくても焦らずに
チャンスがあれば今後もどんどん狙って欲しいと思います。

63分過ぎ、左サイドに上がってきていた
18モンレアルからのパスを受けた11エジルから
スペースのない所を走り込んで来た7アレクシスへ
DFの股を抜くラストパスが送られました。
パスを受けそのままゴールに向かって突き進んだ
7アレクシスはシュートを撃つ寸前に
ムニエサカットされてしまいましたが
非常に迫力のある仕掛けだったと思います。

アーセナルペースの中、
セットプレーからピンチを招きました。

71分過ぎ、シャキリが蹴った左サイドからのCKを
ファーサイドでクラウチが頭で合わせてシュートを放ちました。
幸い33チェフのファインセーブでこのピンチを凌ぎましたが
このセットプレーの前にピッチに入り
そのファーストプレーですぐにアーセナルゴールに襲いかかってきた
クラウチはやはりアーセナルにとっては天敵の一人だと思います。
この場面でも5ガブリエウと6コシールニーの
ダブルチームで対応していましたが
クラウチのヘッドはこの二人のはるか上から合わせられてしまいましたので
ヘッドの勢いを止めるのが精一杯という感じでした。

非常に危険なクラウチが入った事で
アーセナルが試合をコントロールしていたとしても
一つのセットプレーで失点する恐れが出てきましたが
その恐れを払拭する様に先に追加点を奪う事に成功しました。

75分、左サイドで17イウォビからパスを受けた7アレクシスが
カットインして中に入ろうとした所で
マルティンス・インディに脚を掛けられて転倒しました。
しかしそのこぼれ球をすぐに17イウォビが拾った事で
このファールは流されて
そのまま持ち込んだ17イウォビは
ファーサイドにコントロールショットを放ちゴール!!

技術の面など、優れている点は色々ありますが
その中でもこの冷静さが優れている点が
17イウォビをファーストチームに定着させた
一番の要因の様に感じます。
どの様な状況でも動じず、
そしてどの様な事が起きたとしても
冷静に対処できる点が非常に優れている事で
プレーの選択を間違える事が少ない選手だと思います。

この場面でも17イウォビが行ったプレーは極めてシンプルです。
7アレクシスにパスを出した後は
ゴールに向かって走り出し
そのままこぼれ球を拾って
インサイドで丁寧にファーサイドに蹴り込む。
教科書通りのシンプルなプレーでしたが
そこから最大限の成果を導き出したと思います。

因みにこの場面で17イウォビとは真逆の
非効率的なプレーを見せたのが
ストークのキャプテンマークを巻いていたアダムでした。

マルティンス・インディに倒された7アレクシスに対して
クレイジーな所のあるアダムは
ステップをわざわざ崩してまで
7アレクシスの脚を踏んで行きました。
しかし、ここでステップを崩した事で
ボールを追っていたスピードは減速してしまい
その結果として後ろからトップスピードで走り込んで来た17イウォビに
ボールをさらわれてしまうと言う愚かなミスを犯してしまっていました。
仮にアダムが7アレクシスの事を気にせずに
ボールにだけ集中してボールを追っていたら
タイミング的には17イウォビがボールを触る前に
ボールを収める事が出来ていたと思われます。

ピッチの中で純粋にフットボールに集中する者に対して
邪心に満ち溢れている者がいくら挑んできても
全く歯が立たないと言う
良い見本のような場面だったと思います。

PKにより先制を許しましたが
その後もアーセナルらしいプレーを貫き
快勝を収めました。


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33チェフ

 流れが変わる可能性もあったクラウチのヘディングシュートを止めた事は非常に大きなプレーだった。

5ガブリエウ

 右SBで先発するも20ムスタフィの負傷で前半途中からCBに入る。 CBでのプレーも全体的に安定していた。

20ムスタフィ

 前半途中にハムストリングを痛めて交代。 3週間の欠場予定。 好調のアーセナルDF陣の一角を失ってしまった。

6コシールニー

 全体的に安定したプレーを見せDFラインを締める。

18モンレアル

 ウエストハム戦程の超攻撃的な姿勢は見せなかったが、終始気の利いたプレーを見せた。

34コクラン

 非常に良かった。 鋭い読みと誰よりも鋭い出足で何度も高い位置でボールを奪い返した。 中盤で絶大の存在感を示す。

29ジャカ

 サイドチェンジやロングフォードでストークの守備陣の的をうまく翻弄していた。 後はテンポを上げる様な決定的なパスを出せる様になれば、19カソルラの穴は完全に埋まるだろう。 一方でPKを献上した場面はやや不運な形のファールだったが、元々カードコレクターとしての悪名がある事が多少影響したのかもしれない。 しかしアーセナル中盤で重要な存在になる為には重要な局面でファールを貰わないクレバーさも身に付けていかなければならないだろう。

14ウォルコット

 完璧な先制ゴールを奪う。 このゴールを切っ掛けにアーセナルは勝利に向かって進み出したと言っても過言ではない。

11エジル

 なんとも11エジルらしくないゴールを決める。 この11エジルらしくないプレーが出来る様になった所が大きな変化であり大きな成長だ。

15チェンバレン

 非常に良かった。 以前の様に難しいプレーを選択する場面が減り、シンプルなプレーから最大限の結果を導き出せる様になった。 今後次のステップに移る為には、プレーの判断スピードを上げる事が必要にだろう。 今の15チェンバレンはルックアップして周囲の状況を確認した上で的確な判断が出来ているが、他の選手と比べると極僅かだがそこにタイムラグがある様に見える。 そのタイムラグを減らす事が出来ればアーセナルでも代表でももっと重要な選手に変貌できるだろう。 この問題も今の15チェンバレンならば必ず成し遂げてくれるだろう。

7アレクシス

 ゴールこそ奪えなかったが、仕掛けにフィニッシュにまさにどの様な局面にも必ず顔を出す。 終盤2点差となった所でピッチを退かしたボスの判断は全面的に支持する。 この時期に大事に使った事が年が明けてから必ず大きな意味を見せるだろう。

24ベジェリン

 怪我から復帰する。 24ベジェリンの優れた攻撃性を活かす為に仕掛けの中心は完全に右サイドにシフトした様に、24ベジェリンがピッチに入る前と後ではアーセナルは全く別のチームになった。 チームの戦術を大きく変えてしまう程の力が既に24ベジェリンにはある。

17イウォビ
 
 好調の15チェンバレンに負けずに17イウォビも存在感を示す。 この二人のポジション争いが二人の成長をさらに促進させる事を期待する。

12ジルー

 終盤投入される。


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完全に勢いを取り戻したと言えると思います。
サブ組中心で挑んだEFLカップサウサンプトン戦は別としても
ボーンマス戦以降、4試合で15点奪っています。
しかもその内訳は

7アレクシス:5ゴール
14ウォルコット:2ゴール
11エジル:2ゴール
15チェンバレン:1ゴール
9ペレス:3ゴール
17イウォビ:2ゴール

と計6選手で奪っており
中央、サイドと各ポジション満遍なく奪っている所は
現在の0トップシステムが機能している証拠だと思います。

その一方で今シーズンのDFラインの安定化に
大きく貢献していた20ムスタフィが離脱してしまった事に関しては
不安がないと言ったら嘘になります。
その穴を埋める役目を任されるのは
5ガブリエウだと思いますが
これまでの5ガブリエウは技術的な面もさる事ながら
いつもテンパッている様にバタバタとして
集中力に欠けた様なプレーを見せ事が多い為に
20ムスタフィが抜けた穴を埋める事が出来るのかどうか
懐疑的な見方をする意見もあると思います。

しかし個人的にはその20ムスタフィの穴は
5ガブリエウがしっかりと埋めてくれると確信しています。

「もし何かをしたいと思ったらすぐに行動するんだ。
明日がどうなるかは分からないからね。」

これは先日の飛行機事故で犠牲になったシャペコエンセに向けた
5ガブリエウの追悼のメッセージの一部です。

カイオ・ジュニオールを始め何人かの友人をこの事故で亡くした
5ガブリエウは深く傷つき
そして思いを新たにした言葉です。

この思いを胸に5ガブリエウは
明日になったら訪れるかどうかわからない
巡ってきたこのチャンスを掴む為に
1分たりとも無駄にしない気持ちで今まで以上に集中し
そして全力でプレーしてくれると思います。

次節のエヴァートン戦の次には
前半戦最後の山場であるシティ戦を控えています。
しかしこの新たな思いを胸にした5ガブリエウは必ず
20ムスタフィの穴を感じさせないプレーで
勝利に導いてくれると信じています。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:11G5A CL:2G3A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A
9ペレス     PL:0G0A CL:3G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:5G2A CL:4G3A
12ジルー     PL:3G1A CL:2G0A EFL:0G1A
14ウォルコット  PL:7G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:2G4A CL:1G1A EFL:3G1A
17イウォビ    PL:1G3A CL:1G0A
18モンレアル   PL:0G1A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:0G1A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:1G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


2016/17 CLベスト16の組み合わせが決定 [Arsenal F.C.]

2016/17 CLベスト16の組み合わせが決定しました。


2274922_w2.jpg


マンチェスター・シティー  vs  ASモナコ
レアル・マドリー vs ナポリ
ベンフィカ vs ボルシア・ドルトムント
バイエルン・ミュンヘン vs アーセナル
ポルト vs ユベントス
バイヤー・レバークーゼン vs アトレティコ・マドリー
パリSG vs バルセロナ
セビージャ vs レスター・シティー


2月15日(水) アウェイ
3月7日(火) ホーム


全く胸が踊りません。

もっと言えば最悪です。

正直、もう見飽きました。

これだけ胸が踊らない対戦を
再び待たなければならないかと思うと
最悪の気分です。

残念ながら胸を踊らされないマッチメイクを
どうこう考察する気も起こりません。

只々残念です。

いい加減、他のクラブとの対戦を見たかったです。


以上!!


CL GS6:FC Basel vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

FC Basel 1−4 ARSENAL
2016年12月7日(火)UEFA Champions League, St Jakob-Park

Goal 
 (8)9Perez(←3Gibbs)
 (16)9Perez
 (47)9Perez(←7Alexis)
 (53)17Iwobi(←11Özil)
 (78)Doumbia


13Ospina

5Gabriel 16Holding 6Koscielny 3Gibbs

8Ramsey  29Xhaka

9Perez  11Özil  17Iwobi

7Alexis


(70)7Alexis>>>12Giroud
(70)8Ramsey>>>35Elneny
(73)11Özil>>>14Walcott


Substitutes
 33Cech
 20Mustafi
 18Monreal
 15Oxlade-Chamberlain
 

Arsenal 1.jpg念願のCLグループステージ首位突破!!

勝ち点は並んでいましたが
直接対決でのアウェイゴール数で
パリSGの後塵を拝していましたが
この最終節でパリSGがドローに終わり
念願の首位突破を決めました。

既にグループステージ突破を決めていた事もあり
この試合では少しローテーションしてきました。
先発はGKはいつもの13オスピナが守り
DFラインは右SBに5ガブリエウ、
左SBには3ギブスが入りましたが
CBで6コシールニーとコンビを組んだのは
16ホールディングでした。
CMFは累積警告で出場停止の34コクランに代わり
8ラムジーと29ジャカが組み
2列目には右に9ペレス、左に17イウォビが起用され
ウエストハム戦で先発した
14ウォルコットと15チェンバレンはベンチスタートとなりました。
そしてトップ下に11エジル、トップに7アレクシスを配する
0トップシステムで始まりました。

試合は早々に動きました。

8分、11エジルからのパスをペナルティ手前で受けた7アレクシスから
DFラインの頭を越す様に裏に向かってパスが出されました。
そのパスで抜け出した3ギブスが中に折り返し
それを9ペレスが押し込んで先制ゴール!!

その勢いのまま直ぐに追加点が生まれました。

16分、相手DF陣の隙を射抜く様なエジルからのパスを受けた3ギブスが
そのまま左脚を振り抜きました。
惜しくもそのシュートはGKにセーブされてしまいましたが
そのこぼれ球をファーサイドに詰めていた9ペレスが押し込みゴール!!

この2つのゴールは7アレクシスや11エジルのパスも
素晴らしいパスだったと思いますが
印象に残るのはやはり3ギブスだったと思います。
特にこの時のポジショニングはSBの選手とは異質で
完全にペナルティ内に入り込み最前線でプレーしていました。
そのポジショニングだけを言えば
サイドアタッカーやストライカーがとるポジションであり
そしてそのパスを引き出す動きは
まさにそれらの選手の様な動きだったと思います。

元々3ギブスはサイドアタッカーだった事もあり
この様に直接ゴールに向かう様なプレーは
身に染み付いているプレーなのかもしれませんが
この試合では非常に重要なアクセントになっていたと思います。

ウエストハム戦ではサイドから深い所まで
えぐり込む様にしてチャンスを演出した18モンレアルに対して
もう一人のFWの様に振舞って
ゴールに直結するプレーを見せた3ギブス。
右SBに5ガブリエウが入った事で
24ベジェリンが右SBに入っている時とは異なり
攻撃へ参加する自由度が上がった事も
非常に良い方向に出た様に感じます。
超攻撃的な24ベジェリンとの
バランスを取る役目が多かったこの左SBの二人ですが
18モンレアルにしても3ギブスにしても
攻撃面に対して本気を出せば
これ位の事が出来る事を自ら証明したと思います。
今後、24ベジェリンが帰ってきた時に
どの様な形でバランスをとるかと言う課題はありますが
攻撃面に関しては面白いオプションが増えた様に感じます。

そして昨シーズンは18モンレアルの
完全なバックアッパー的な立場だったギブスでしたが
今シーズンは18モンレアルが完璧な状態ではない事もあり
ミッドウィークの試合を中心に
定期的な出場機会が与えられ
徐々にその期待に応えてきたと思います。
正左SBの座を18モンレアルに奪われた後も
不穏な発言をする事なく地道に努力し続けた
これまでの3ギブスの努力を考えますと
このチャンスをしっかりと掴み取り
スムーズな世代交代を果たして欲しいと思います。

早々に得点を重ねた一方で些細なミスが非常に多く
そのミスを引き金にして何度かピンチを迎えました。

10分過ぎ、29ジャカが出した中途半端なパスを
ステフェンにカットされ、
そこから左サイドのエルユヌシが入れたクロスを
ファーサイド側でデルガドにヘディングシュートを放たれてしまいました。
そのシュートは13オスピナのファインセーブでしのぎましたが
そのこぼれ球をヤンコに押し込まれてしまいました。
しかし、幸いデルガドがオフサイドポジションだった為に
このゴールは幻のゴールに終わりましたが
軽率なパスミスから始まっただけに非常に頂けない状況でした。

39分過ぎ、11エジルが出したパスをカットされた所から
速攻を受けました。
そのボールを左サイドのステフェンに繋げられ
そこからカットインしてきたステフェンに
ミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートに対して13オスピナはセーブしましたが
高い位置でパスをカットされてから
再び危険な場面を作られてしまいました。

一方で後半に入っても好調な攻撃陣は追加点を奪いました。

47分、相手のパスをカットした3ギブスから出されたパスを
7アレクシスがワンタッチしてこぼれた所を
ファーサイドに走り込んできた9ペレスに繋がり
そのまま右脚で放ったダイレクトシュートでハットトリック達成!!

記録上は最終的にボールに触れた7アレクシスのアシストになった様ですが
3ギブスが出したパスはそのスピードや球筋を考えますと
7アレクシスへ出したパスと言うよりも
その後ろで走り出していた9ペレスの前方に出したパスだった様に感じますので
9割方、3ギブスのアシストと言っても良い様に感じます。

9ペレスの3つのゴールに絡んだ3ギブスは
この試合は素晴らしい活躍を見せたと思いますが
一方の9ペレスも持ち味を十分に発揮した様に感じます。

最初の2つのゴールは俗に言う「ごっつぁんゴール」ではありますが
ボールと人の流れを時間的・空間的に的確に把握し
次に起こることを予測する能力、
俗に言う「嗅覚」と言われる能力を十分に発揮した場面だったと思います。

3ゴール目は9ペレスとしては珍しい右脚でのゴールですが
予々ボスから「左脚だけのプレーが多すぎる」と指摘されていた事に対する
9ペレスからの回答なのかもしれません。

他のメンバーが違いますので
一概に比べる事は出来ない事を承知の上で
あえて 先日のEFLカップのサウサンプトン戦と
このCLバーゼンル戦のプレーから考えてみますと
1トップに入って7アレクシスの様に
チャンスメイクとストライカーの
合わせた様な役割をさせるよりも
11エジルや7アレクシスがチャンスメイクした仕上げとしての
フィニッシャーとしての役割の方がアーセナルにおける
9ペレスには合っているのかもしれません。

それは9ペレス自身のこれまでのキャリアが表している様に
チャンスメイクする様なプレーも出来ますが
チャンスメイカーとしてサイドアタッカーや
トップ下の様なポジションでプレーしていた頃は
結局芽が出なかった事からも
チャンスメイカーとしての能力はそれなりであり
スペインに戻りストライカーの役割を与えられた事で
選手として開花した事からも
点取り屋に特化した使い方を与えた方が良いのかもしれません。

そういう意味では今シーズンにおいては
7アレクシスや12ジルーとトップのポジションを争うよりも
今シーズンサイドで起用されながらも
セカンドストライカーとして存在感を発揮している
14ウォルコットとポジション争いをする事を
考えた方が良いのかもしれません。

全体的にはまだ周囲との連携面に問題があり
些細なパスミスや守備に回った時の
ポジショニングやカバーするポイントなどに
修正が必要な所が多々ある様に感じますが
スペイン人選手らしく足下の技術が柔軟で
ゴール前でも常に冷静な9ペレスは
アーセナルに時々訪れるゴール欠乏症を解消する
解決策になる可能性を示した様に感じます。

そして試合を終わらせる4点目はダイナミックな展開から生まれました。

53分、左サイドの低い位置に開いていた7アレクシスから
ニアサイドに向かって斜めに走り込んできた11エジルへパスが送られ
そこから折り返したボールを
11エジルとクロスする様にゴール前に入ってきた
17イウォビがフリーで押し込みゴール!!

長い距離走り込んできた11エジルのフリーランニングと共に
その11エジルが走り込んで来たポイントに
ピンポイントで合わせた7アレクシスのミドルパスは
絶品だったと思います。

このまま終われば完璧でしたが
またもやミスパスからピンチを招き
今度は決められてしまいました。

78分、左サイドで出した16ホールディングのショートパスがカットされ
そこから繋がったドゥンビアがヤンコとのワンツーで抜け出し
その突進を止める事が出来ずに失点。

この試合ゴールシーンなどを切り取れば
良い結果だったと言えるかもしれませんが
試合全体を見てみますと
不用意なミスパスが多く、
雑な印象の試合だったと思います。
バーゼルの攻撃力がそれほど高くなかった為に
失点は1つで済みましたが
これから迎えるCLベスト16の戦いでは
そうは行かないと思います。

今シーズンこそは更なる高みを目指して
気を引き締めて欲しいと思います。


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13オスピナ

 クリーンシートこそ達成出来なかったが最少失点で勝利に貢献する。

5ガブリエウ

 全体的に安定していた。 右SBに5ガブリエウが入った事で今まで以上に左SBの攻撃参加を生み出すという副産物が生まれた様に感じる。

16ホールディング

 前半ゴールネットを揺らされた場面でオフサイドを取ったのは16ホールディングがラインを上げたから。 この様に常に冷静に判断できる所が16ホールディングの強みである一方で、失点シーンの様に厳しい局面でも冷静に凌ごうとしすぎてしまう所がある。 これまでも指摘した様に厳しい局面でかわす・いなすプレーをする癖がある様に自信があったのだと思われるが、自信がある事は悪い事ではないがが、自らの自信よりももっと重要なものがある事を自覚し修正して欲しい。 

6コシールニー

 全体的に安定していた。 

3ギブス

 公式には1アシストしか付かなかったが9ペレスの3つのゴールを演出したのは3ギブスだ。 特に最初の2つのゴールの場面ではサイドアタッカーやストライカーの様な動きを見せた。 現時点ではレギュラーはまだ18モンレアルだが、昨シーズンと異なりミッドウィークの試合では積極的に起用されているだけにこのチャンスを一つ一つ掴んでいき、速やかな世代交代を果たして欲しい。

8ラムジー

 悪くはなかったが気が付くと最前線にいる事がある。 流れの中でそのポジションに行き着く場面もあれば最初から最前線に向かっている時もある。 この試合では大きな穴にはならなかった様に見えたが、さらにレベルの高いチームと対戦した時にどうなるか、、、。

29ジャカ

 中盤の底でテンポ良くパスを捌いていた。 一方で不用意なミスパスでピンチを招く場面もあった。 良いパスを持ているが色々な意味でのプレーのレベルや正確性を今よりももう一段階上げる必要があるだろう。

9ペレス

 ハットトリックを達成し勝利に導く。 現在のアーセナルにおいて9ペレスの生き方が見えた様に感じる。 テンポの速いパスからチャンスを作るアーセナルらしい攻撃を演出する側ではなく、フィニッシュの局面に特化する事が9ペレスが生きる道なのかもしれない。 そうなると7アレクシスや12ジルーとポジションを争うよりも14ウォルコットとポジションを争う事になるだろう。

11エジル

 11エジルらしいパスで決定機を演出すると共に、自らも積極的なフリーランニングで攻撃陣の先鋒も担っていた。

17イウォビ

 無理な仕掛けもあったが全体的には良かった。 結果的には11エジルや7アレクシスの横でプレーした方がインパクトを残せる様に見える。

7アレクシス

 ゴールこそ奪えなかったが正確なパスで決定機を演出して勝利に貢献する。 後半見せた無回転FKは非常に迫力があった。 後半途中に退いたが充実感があったのか清々しい表情で退いた。 この様に、長いシーズンを見据えて休める時には積極的に休む事を今後も受け入れる事を期待する。

12ジルー

 7アレクシスに代わり投入される。

35エルネニー
 
 8ラムジーに代わって投入され、古巣のピッチに凱旋を果たす。

14ウォルコット

 11エジルに代わって投入される。


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CLグループステージは4勝2分けで勝ち点14、
首位争いをしていたパリSGが
ホームでの最終節においてルドゴレツと
引き分けると言う失態を演じた事で
グループステージ首位で突破しました。

グループステージの全日程が終わりベスト16が出揃い
それぞれの1位と2位のチームは以下の通りです。

グループA:アーセナル、パリSG
グループB:ナポリ、ベンフィカ
グループC:バルセロナ、マンチェスター・シティ
グループD:アトレティコ・マドリー、バイエルン
グループE:ASモナコ、レバークーゼン
グループF:ドルトムント、レアル・マドリー
グループG:レスター、ポルト
グループH:ユベントス、セビージャ

首位で通過したアーセナルの対戦相手は
2位で通過したクラブになりますが
同じグループAのパリSGと
PLに所属しているシティは除外されますので

ベンフィカ
バイエルン
レバークーゼン
レアル・マドリー
ポルト
セビージャ

のいずれかのクラブになります。

個人的には絶対に避けて欲しいのがバイエルンです。
勿論、強敵と言う事もありますが
それよりも何よりも
グループステージの抽選でも話しました様に
「見飽きた」と言うのが主な理由です。

仮に同じく強豪クラブと対戦するならば
ディフェンディング・チャンピオンである
レアル・マドリーと対戦する方が
何十倍も心を踊ろされます。

勿論、現実的には
ベンフィカとポルトのポルトガル勢、
そして同じブンデスリーガならば
レバークーゼンと対戦した方が
ベスト8へ進出する可能性は高いかもしれません。

とは言え、UEFAの抽選は
どこか物語性を重んじる抽選が多いのも事実であり
そう言う意味では全てのグナに憎まれている
ナスリが中心選手として所属している
セビージャとの対戦を演出してくる様な気もします。

どちらにせよ、折角のヨーロッパでの舞台ですので
見飽きた感じが強いバイエルン以外ならば
個人的にはどのクラブと対戦する事になっても
心踊らされる試合になる様に感じます。


更なる高みを目指して!!


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:11G4A CL:2G3A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A
9ペレス     PL:0G0A CL:3G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:4G2A CL:4G3A
12ジルー     PL:3G1A CL:2G0A EFL:0G1A
14ウォルコット  PL:6G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:2G3A CL:1G1A EFL:3G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:1G0A
18モンレアル   PL:0G1A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:0G1A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:1G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


PL14:West Ham United vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

West Ham United 1−5 ARSENAL
2016年12月3日(土)Premier League, London Stadium

Goal 
 (24)11Özil(←7Alexis)
 (72)7Alexis(←20Mustafi)
 (81)7Alexis
 (83)Carroll
 (84)15Oxlade-Chamberlain(←11Özil)
 (87)7Alexis(←15Oxlade-Chamberlain)


33Cech

5Gabriel 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

34Coquelin  29Xhaka

   14Walcott  11Özil 15Ox-Chamberlain

7Alexis


(66)14Walcott>>>8Ramsey
(87)34Coquelin>>>35Elneny
(88)11Özil>>>17Iwobi


Substitutes
 13Ospina
 3Gibbs
 16Holding
 9Perez
 

Arsenal 1.jpg快勝!!

2点目を奪うまでに時間はかかりましたが
終わってみたら1−5の大勝でした。

先発は24ベジェリンが離脱後、
右SBをカバーしてきた25ジェンキンソンが
怪我?の為に欠場した事で
再び5ガブリエウが入るサプライズがありましたが
他は順当に起用され3列目はこの試合では
34コクランと29ジャカがコンビを組みました。
2列目は勝っている時には
変化を加えないボスの傾向通り
右に14ウォルコット、左に15チェンバレンと言う
ボーンマス戦と同様の布陣を組み
12ジルーが鼠径部の怪我で欠場した事もあり
この試合でも7アレクシスの0トップシステムが採用されました。

試合は良い形で入れたと思います。
特に序盤から18モンレアルを効果的に使った攻めが光りました。

12分過ぎ、29ジャカから出されたロングスルーパスで
18モンレアルがDFラインの裏を一気に抜け出し
そのまま深い位置まで侵入してから
ファーサイドに走り込んできた11エジルに
マイナス方向に折り返しましたが
下がってきたオグボンナにカットされてしまいました。
しかしウエストハムボールになったボールを
29ジャカと15チェンバレンがすぐに囲い込んで奪い返し
今度は11エジルからのスルーパスで
再びDFラインの裏に18モンレアルが抜け出して
中へ折り返しました。
その折り返したグラウンダーのクロスは
リードに触られてしまい通りませんでしたが
仮に逆を突かれたリードがボールに触る事が出来なければ
7アレクシスが確実に決めていた場面だったと思います。

この場面以外でも18モンレアルは
非常に効果的なDFラインの裏への飛び出しを
何度も見せたと思います。
そしてその18モンレアルを活かした
29ジャカや11エジルのスルーパスもまた
絶妙だったと思います。

一方のウェストハムもゴール前に閉じこもる事なく
果敢に攻め込んできました。

18分、パイエからの1本のパスで
ランシーニに抜け出されてしまいました。
しかしその抜け出してきたランシーニに対して
18モンレアルと6コシールニーは上手く対応したと思います。
抜け出してきたランシーニに対して
18モンレアルは縦のコースを切って上手くスピードを殺し
そして戻ってきた6コシールニーがしっかりと寄せて
外に押し出す事ができた事で
最終的にシュートコースは
ニアサイドしか残っていない状況になり
ニアサイドを締めていた33チェフが的確にセーブして
この非常に危険な場面を凌ぎ切る事に成功しました。

それにしても1本のパスで決定機を作り出す事の出来る
パイエは敵ながら素晴らしいファンタジスタだと思います。

そして先制点はウエストハムのミスから生まれました。

24分、オグボンナが出したパスを34コクランがカットし
そのこぼれ球を拾った7アレクシスが
迫ってきたリードをかわしGKと1対1になった所で
逆サイドでフリーだった11エジルに託し
無人のゴールに押し込んで先制ゴール!!

オグボンナの単純なミスが全てかもしれませんが
この場面に限らずこの試合通して言える事は
プレスの初動が早く、その結果として高い位置で
相手を捉える事が出来ていた事で
アーセナルに良い流れをもたらしたと思いますし
この先制点に繋がったと言えると思います。

良い時間帯に先制点を奪いましたが
そこから次のゴールまでが長かったです。

29分過ぎ、29ジャカの素早いチェックで奪い返したボールを
11エジル〜7アレクシスと繋ぎ
そのままDFラインを突破した15チェンバレンに繋いで
フリーでシュートを撃つチャンスが訪れましたが
淡白なシュートで枠を捉えられませんでした。

34分過ぎ、相手のミスパスをカットした15チェンバレンが
そのままドリブルで持ち上がって放ったスルーパスで
7アレクシスが抜け出しGKと1対1になりかけましたが
シュートまで至りませんでした。

51分過ぎ、ドリブルで持ち上がった15チェンバレンから
中央の7アレクシス、そして14ウォルコットへと繋ぎ
シュートを放ちましたがヒットせずに
チャンスを活かせませんでした。

64分過ぎ、カウンターが発動し、
11エジルから7アレクシスへパスが出され
そこから出されたラストパスで抜け出した
14ウォルコットがシュートを放ちましたが
DFにブロックされてしまいました。

68分過ぎ、15チェンバレンのパスでサイドを抜け出した
18モンレアルから入れられた折り返しを
8ラムジーが合わせましたがGKにブロックされ
その弾いたボールを11エジルがボーレーで合しましたが
それもGKにブロックされてしまいました。

何度か惜しいチャンスはありましたが決めきれない中、
少しずつウエストハムペースになりだした所で
貴重な2点目がやっと生まれました。

72分、20ムスタフィから入れられた縦パスを受けた7アレクシスが
反転してマーカーを一気に振り切り
そのまま右脚を振り抜いてファーサイドのサイドネットに突き刺しゴール!!

ウエストハムに流れが移りそうだった時間帯に
奪った貴重なゴールで流れはまた変わり
次のゴールもアーセナルが奪いました。

81分、11エジルと8ラムジーのワンツーが
カットされたこぼれ球を7アレクシスが再び右脚を振り抜きゴール!!

しかしこのゴールで試合は決まったと思いましたが
まだウエストハムも諦めていなかったようです。

83分、パイエの放ったFKがバーを叩いたリバウンドを
キャロルがヘッドで押し込んで失点。

この時放ったパイエのFKに対して33チェフは
完全に見送りましたが
その33チェフの見送り方からしますと
パイエが蹴った瞬間の軌道としては
完全に枠を外れたと判断した様に見えました。
しかし実際の軌道は途中から急激に落ちてきて
ネットこそ揺らしませんでしたがバーを叩き
危うく決められる所でした。

やはりパイエは魅力的なタレントだと思います。
もしもあと5歳若かったら
絶対にアーセナルに迎え入れたいタレントだと思います。

1点返され、しかもあのキャロルに決められると言う
アーセナルにとってはあまり好ましくない展開でしたが
この日のアーセナルは落ち着いていたと思います。
再びギアを入れ直したアーセナルはすぐに追加点を奪いました。

84分、左サイドに開いていた11エジルからのパスを受けた
15チェンバレンがペナルティの外から
強烈なミドルシュートを放ちゴール!!

強烈で正確な良いミドルシュートだったと思います。
願わくばこの様なシュートを高確度で放つ事が出来れば
15チェンバレンは一皮むけるのだと思います。

しかし実際はこの様な素晴らしいミドルを撃ったかと思えば
29分過ぎの様な気持ちの入っていない様な
淡白なシュートを撃ってみたり
34分過ぎの7アレクシスが抜け出したスルーパスの様に
絶妙なタイミングのパスを出したかと思えば
パスの受け手が足を止めてしまい
それまでの流れを切る様なパスを平気で出したりもします。

どちらが本当の15チェンバレンかと言われれば
良いプレーをする方が本当の15チェンバレンと言えない所が
現時点での15チェンバレンにはあると思いますが
今後は良いプレーと悪いプレーとの比率を逆転させ
良いプレーをする方が本当の15チェンバレンだと
堂々と言える様な存在になる事を期待したいと思います。

そして最後も7アレクシスでした。

87分、再びカウンターが発動されました。
8ラムジーからパスを受けた15チェンバレンから出された
スルーパスで7アレクシスはDFラインを突破し
GKと1対1になりました。
そこからキックフェイントを1つ入れてGKの体勢を崩して
ゴールに蹴りこみハットトリック達成!!

2点目を奪うまでは非常に長い時間かかりましたが
結果的には久しぶりに攻撃陣が爆発する姿が見れて良かったと思います。


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33チェフ

 失点シーンは枠を外れると判断した33チェフの判断がどうだったかと言う問題はあるが、名手33チェフの予想を覆したパイエのFKを褒めるべきだろう。 

5ガブリエウ

 攻撃面でもそれなりの仕事をこなしていたが、最も良かったのはやはりDFラインのフィジカル的な強度の面だろう。 5ガブリエウが入る事で強さと高さは確実に上積みされた。 もしかしたら天敵キャロルに対する秘策だったのか?

20ムスタフィ

 積極的すぎてバタバタする所もあったが全体的には良かった。 7アレクシスのゴールをアシストした様にDFラインから効果的な縦パスが入れられる様になると攻撃のバリエーションは増えるだろう。

6コシールニー

 前後半に訪れた危険な場面も的確な対応で防ぎきる。

18モンレアル

 今シーズンで最も良かった。 DFラインの裏に飛び出るタイミングが素晴らしく攻撃陣に厚みをもたらした。 ミッドウィークに休養が取れたのが良かったのか?

34コクラン

 中盤の番人として存在感を見せる。 先制ゴールに繋がったパスカットの様に先読みする積極的な対応が冴えていた。

29ジャカ

 随所に効果的なパスで攻撃陣にリズムとテンポを与えていた。 19カソルラの穴を埋めるべく更に安定感を増して欲しい。

14ウォルコット

 何度かチャンスを迎えたがゴールには結び付けられず。 それでもこの試合の様な早い展開だと14ウォルコットは活きる。

11エジル

 1ゴール1アシスト以上に随所に11エジルらしいパスで攻撃陣にアクセントを付けていた。

15チェンバレン

 素晴らしいミドルシュートを決める。 高確度でこの様なシュートを撃つ事が出来れば一皮剥ける切っ掛けになるのだが、、、今後に期待する。

7アレクシス

 ハットトリックを達成する。 完全にキレを取り戻した。 プレーを楽しんでいる様に見える所が特に良い。

8ラムジー

 悪い訳ではないがインパクトは残せず。

35エルネニー
 
 終盤投入される。

17イウォビ

 終盤投入される。


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久しぶりに気持ちの良い試合だったと思います。

ウエストハムは早々にコリンズが負傷退場した事で
3バックシステムが崩れてしまったと言う
エクスキューズする部分はありますが
正面からまともにぶつかり合う試合になれば
今シーズンのアーセナルは
そう簡単に止める事は出来ない様に感じます。

「魔の11月」が終わった為という訳ではないと思いますが
12月に入りチームに勢いが蘇ってきた様に感じますが
これからスケジュール的に厳しい年末年始に向かって
この勢いを保って欲しいと思います。

それにしても首位チェルシーが止まらないのは気になります。
最低でもスパーズ、シティのどちらかが勝てないまでも
チェルシーの連勝を止めてくれると期待していましたが
この2戦を連勝で乗り切ったチェルシーは
ますます勢いを増しそうです。

思えばアーセナルがボコボコにしてしまった事で
目を覚ましてしまったのはなんとも皮肉ですが
今はそのチェルシーに離されない様に
勝利を積み重ねて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G0A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:11G4A CL:2G2A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A
9ペレス     PL:0G0A CL:0G2A EFL:2G1A
11エジル     PL:4G2A CL:4G2A
12ジルー     PL:3G1A CL:2G0A EFL:0G1A
14ウォルコット  PL:6G2A CL:3G0A
15チェンバレン  PL:2G3A CL:1G1A EFL:3G1A
17イウォビ    PL:0G3A CL:0G0A
18モンレアル   PL:0G1A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:0G1A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
24ベジェリン   PL:0G1A CL:0G0A
29ジャカ     PL:1G0A CL:1G0A EFL:1G0A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A