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2016/17シーズン〜〜補強を振り返って:各論〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜補強を振り返って:各論〜〜


今回は今シーズン加入した選手について私見的に評価をしてみたいと思います。
Arsenal 1.jpg


〜〜〜29グラニト・ジャカ〜〜〜

CMF:レギュラークラス

19カソルラに代わる中盤の司令塔

評価:可

昨シーズン怪我で19カソルラを失ってから
チームが失速した失敗を踏まえて
真っ先に獲得したのが29ジャカでした。

PLの速く激しいスタイルや
アーセナルのテンポに適応するのに
やや時間がかかった事もあり
シーズン前半は先発とベンチスタートを
行ったり来たりする様な状況でしたが
10月に19カソルラが長期離脱してからは
多くの試合で先発で起用されました。

29ジャカを獲得した事でアーセナルにもたらされた最大の要素は
ミドル〜ロングレンジのパスだと思います。
サイドチェンジや前線へのフィードは
パスの受け手の脚下へピタリと収まる様な精度があり
そのパスの美しさだけで言えば
十分にワールドクラスの美しさがあると思います。
そしてそれ以外でも多くの球種を使いこなして
一本のパスで決定機を作る様な場面もあり
パッサーとしての能力の高さを十分に見せたと思います。

その一方で中盤の底から攻撃陣にリズムを与え、
そしてテンポを変える様な司令塔としての役割に関しては
十分なレベルだったとは言いきれず
また、全体的にパスを捌こうとする傾向が強い為に
自らボールを持って押し上げる様な推進力や機動力に関しても
十分ではなかったと思います。

そして何よりも現在の29ジャカの一番の問題点は守備の面だと思います。

29ジャカは当たり負けしない
フィジカル的な強さに恵まれている一方で
敏捷性に関してはそれ程優れている方ではなく
基本的なディフェンス技術や
相手のプレーを先読みする力に関しても十分ではない為に
相手の選手を捉えてしまえば良いのですが
相手の選手との距離が詰められない状況ですと
いとも簡単にかわされてしまう場面が何度もありました。

そしてタックルの問題です。

根本的には技術的な部分に問題があると思いますが
その中でも問題なのは
タックルを仕掛けるべきなのかどうかの判断と
実際タックルを仕掛けるタイミングだと思います。

必要のない状況でも果敢にタックルを仕掛ける事もあれば
タイミング的に明らかにレイトタックルのタイミングでも
仕掛けてしまう事もありました。
そして自らがボールロストした時に
その相手に対して反射的にタックルを仕掛けてしまう所は
非常に大きな問題だと思います。
今シーズン受けた2枚のレッドカードは
このパターンで受けた物であり
頭に血が昇り易いと言いますか
自制心がないと言う所は改善が必要なポイントであり
メンタル的に今後の成長が待たれます。

ミドル〜ロングレンジのパスと言う
新たな武器をアーセナルにもたらした一方で
未だにPLの速さや激しさ、
そしてアーセナルのスタイルやテンポへの適応に苦しみ
自信をなくしてしまったと言うべきか、
自らのプレーを見失ってしまっているように感じる部分があり
総合的には期待したレベルのプレーを
継続的に観る事は出来ませんでした。
そして何よりも守備の面で危うい場面が非常に多く
カードコレクターというレッテルまで貼られてしまった事を踏まえますと
離脱した19カソルラの穴を完全に埋める事は出来ておらず
『不可』と言う評価を受けてもおかしくないかもしれません。

しかし、29ジャカがいなければ更に悪い状況に陥った可能性もあり、
また、問題点がはっきりとしている分
来シーズン以降成長する可能性も十分にあると思いますので
その期待も込めて『可』と言う評価にしたいと思います。


〜〜〜20シュコドラン・ムスタフィ〜〜〜

CB:中心選手

6コシールニーのパートナー

評価:良

ここ数シーズン常に懸念されてきた
6コシールニーのパートナー問題ですが
20ムスタフィを獲得した事で
一応決着を迎えたと言って良いと思います。

これまで6コシールニーとコンビを組んできた
4メルテザッカーに明らかな衰えが見え
新たなパートナー候補として獲得した
5ガブリエウも不安定な面を露呈していた為に
このポジションの補強は急務だった事を考えますと
20ムスタフィは待ちに待った選手と言えると思います。

20ムスタフィは出足が早く、
特に前に出てフォアチェックを仕掛けるスタイルを得意としています。
そして上背はそれ程ありませんが人に対しても非常に強く
名だたるPLのフィジカル自慢のアタッカーと対峙しても
全くひるむ事はありませんでした。

その上脚元の技術レベルも高く
DFラインからの送られるフィードの質を
大きく向上させた点も大きなポイントと言えます。

更に、20ムスタフィは爆発的なスピードはないにせよ
水準以上のスピードがありますので
これまでの4メルテザッカーの最大の問題だったスピード不足と
それに伴う4メルテザッカーの裏のスペースを
6コシールニーがカバーする必要性があった問題が改善されただけでも
アーセナルのDFラインにとっては大きな進歩だと思います。

一方で出足が早く
フォアチェックを仕掛けるスタイルは
6コシールニーと同様のスタイルの為に
1人がチェックに動いた時のその動きをカバーする動きや
1人のアタッカーに対して同時に対応してしまうなどの
コンビネーションの面で混乱が生じる場面もあり
6コシールニーだけに留まらず
SBやCMFも含めて更なる連携面の成熟が待たれます。

シーズン前半の活躍だけを評価すれば
文句なく『優』だと思いますが
シーズン折り返してから連携面での危うさが顔を出し
その修正に手こずっている事を差し引くと
『良』レベルの評価が妥当だと思います。


〜〜〜9ルーカス・ペレス〜〜〜

センターFW、サイドアタッカー:バックアッパー

12ジルーや23ウェルベックのバックアッパー

評価:不可

本当ならばシーズン20ゴールを奪う事が出来る様な
一流のストライカーがアーセナルには必要だったと思いますが
現実的にそのレベルのストライカーを獲得する事は困難であり
最終的に既存の12ジルーや怪我が多い23ウェルベックを
バックアップする意味合いで9ペレスを獲得したと思われますので
その9ペレスが初年度から多くの出場機会が得られないのも
ある意味仕方がない事だと思いますし
大きなインパクトを観せられなかった事も
全てが9ペレスの責任ではない様に感じます。

とは言え、前線でパスを呼び込む動きや
前線を絶え間なく動いてチャンスを作ろうとする献身性、
そして何よりもパワーと精度を兼ね備えた
左脚から繰り出されるシュートの事を考えますと
もっと起用される機会があっても良かった様に感じます。

9ペレスはここ1ヶ月ほど前から離脱が続いており
一応怪我という事になっていますが時期が時期だけに
もしかしたらこの夏にチームを離れる事が決まった為に
すでにチームから離れた存在になっている可能性もあるのかもしれません。
仮にそうであるのならば残りの試合で
もう大きなインパクトを観せる事も難しいかもしれません。

ストライカーのポジションに穴を空けないと言う
バックアッパーとしての役割は全うしたとは言え
シーズン通してのチームの勝利に対する貢献度を考えますと
全てが9ペレスの責任ではなかったとしても
『不可』と言う評価を付けざる得ない様に感じます。


〜〜〜16ロブ・ホールディング〜〜〜

CB:バックアッパー

将来を見越した先行投資

評価:可

16ホールディングの獲得は即戦力と言うよりも
あくまでも先行投資の意味合いが強かったと思いますが
それ程多くはありませんでしたが
起用された試合で見せたパフォーマンスを考えますと
ファーストチームでのポジション争いに加わるのは
それ程遠い将来ではない様に感じます。

球離れが悪いと言う悪い癖がありますが
基本的には脚元の技術レベルは高く
そしてバタバタする様な浮き足立った姿を露呈する事はなく
常に冷静沈着な振る舞いをする所は
見ていて安心感を与えるDFだと思います。

現状としては6コシールニー&20ムスタフィから
すぐにポジションを奪う事はまだ難しいかもしれませんが
5ガブリエウと第3CB争いをするだけの
ポテンシャルは十分にあると思います。
そして現実的に考えても今年で32歳になる6コシールニーが
今のレベルを保てるのもあと1〜2シーズンだと思われますので
その1〜2シーズン後に
6コシールニーからポジションを引き継ぐ事が
16ホールディングの中期的な目標になるのではないかと思います。

先行投資の意味合いが強い獲得でしたので
今シーズンの出場機会は限られた物になりましたが
一方でその限られた起用機会で観せたプレーは
十分に将来性を感じさせてくれる物だったと思います。
よってチームへの貢献度は殆どありませんでしたが
その将来性に期待して評価は『可』としたいと思います。


・・・つづく。



PL28:ARSENAL vs Leicester City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−0 Leicester City
2017年4月26日(水)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (86)Huth(og)


33Cech

5Gabriel 6Koscielny 18Monreal

24Bellerin 34Coquelin 29Xhaka 3Gibbs

14Walcott     11Özil

7Alexis



(68)3Gibbs>>>23Welbeck
(75)34Coquelin>>>8Ramsey
(75)14Walcott>>>12Giroud

Substitutes
 26Martinez
 35Elneny
 17Iwobi
 15Oxlade-Chamberlain
 

Arsenal 1.jpgかなり厳しい戦いでしたが
この試合も勝負に対する強い気持ちが
勝利を掴み取ったと思います。

3日前に120分の激闘を戦った事もあり
この試合ではローテーションを行ってきました。
ここ3試合続けての3バックは
これまで務めていた16ホールディングに代わって
左CBには18モンレアルが入りました。
WBには右には24ベジェリン、左には3ギブスが入り
CMFの位置には8ラムジーに代わって
34コクランが入りました。
そして前線は右に14ウォルコット、左に11エジル、
そしてトップに7アレクシスが入る布陣で始まりました。

試合はガッチガチに守るレスターに対して
ボールを持ったアーセナルが攻めると言う図式で進みましたが
シティ戦の影響があったのか
全体的に出来が悪く決定的な場面を作るのに
非常に苦慮しました。

最初のチャンスはアーセナルのミスから
レスターに訪れました。

6分過ぎ、FKのこぼれ球を収めた7アレクシスが
ヒールパスで繋げようとした所を
そのパスがミスパスになり相手に奪われてしまいました。
そこからマフレズ〜オルブライトンと繋がり
最後はペナルティの中からヴァーディにシュートを撃たれてしまいました。
幸いシュートは枠を捉えずに救われましたが
この序盤で失点してしまっていたら
レスターの守備は非常に強固なだけに
その後の展開は非常に難しいものになっていたと思います。

アーセナルの最初のチャンスは意外な形でした。

15分過ぎ、11エジルからパスを受けた34コクランが
遠い位置からロングシュートを放ちました。
意外と言ったら失礼かもしれませんが
34コクランが放ったそのロングシュートは
抑えが効いていて、なおかつGKの手前でバウンドする
非常に鋭いシュートだったと思います。

その後も多くの時間ボールを保持するアーセナルに対して
レスターもしっかりとチャンスを作ってきました。

21分過ぎ、右サイドからフクスが入れた
ロングスローのこぼれ球をゴール正面から
マフレズにボレーシュートを撃たれてしまいました。
この至近距離からのシュートに対して
33チェフが抜群の反応を見せてセーブしましたが
非常に危ない場面でした。

一方のアーセナルはゴール前を固めるレスターを崩すのに苦しみ続け
前半でそのブロックを崩したのはこの場面くらいだったと思います。

26分過ぎ、11エジルからのパスを受けた24ベジェリンが
右サイドから侵入を試みた時のこぼれ球を拾った14ウォルコットが
フクスを上手くかわして中に入り込み
苦しい体勢からシュートを放ちましたが
シュマイケルのファインセーブで惜しくも防がれてしまいました。

実際問題として場合によってはペナルティ内に
8人の選手がブロックを作ったり
DFラインに6人が並ぶように築かれる守備のブロックは
全くスペースが与えられずに厳しい状況だったと思います。
その様な状況の中で個人技でフクスをかわして
中に入っていった14ウォルコットの仕掛けは
素晴らしかったと思います。

次も成功するかどうかは分かりませんが
この様に固められている状況でも
個の力で突破を試みる勇気を
もう少し他の選手も観せても良かったのかもしれません。

そして前半終了間際惜しい場面がありました。

45分過ぎ、11エジルからのパスを受けた7アレクシスが
そのまま中にカットインして行きミドルシュートを放ちました。
その強烈なミドルシュートは
惜しくもバーを叩いてゴールにはなりませんでしたが
ゴール前を固められている状況では
この様なミドルシュートは意味があると思います。

後半になりますと少しづつスペースが生まれる場面が増えた事もあり
徐々にゴールに近づける様になったと思います。

54分過ぎ、29ジャカからのパスを受けた24ベジェリンが
スピードに乗ったままドリブルでカットインして行き
そこから7アレクシスへラストパスが送られました。
惜しくもフートにブロックされてしまい
シュートまでは辿り着けませんでしたが
24ベジェリンがドリブルで切り込み、
そしてCBを引き付けながら14ウォルコットがサイドへ開いた事で
これまで全くなかったスペースを
レスターの守備ブロックに作る事に成功したと思います。

57分過ぎ、24ベジェリンからのパスを受けた29ジャカが
ダイレクトで左脚を振り抜きました。
29ジャカの左脚から放たれた強烈なミドルシュートは
フートに当たりディフレクトしましたが
これもシュマイケルのファインセーブで防がれたしまいました。

その後も何度か仕掛けましたが決定機を作る事は出来ず
一方で前掛かりになった時に最も気を付けなければならない
カウンターを浴びる場面もありました。

69分過ぎ、FKからのこぼれ球からカウンターを受け
ヴァーディが快速を飛ばしてアーセナルのゴールに迫ってきました。
最終的には24ベジェリンがクロスをブロックして
事なきに済みましたが
この場面で印象的だったのは
レスターの選手が一緒に駆け上がってきたのが
ヴァーディを含めて3人だったのに対して
アーセナルが帰陣してきたのは6人でした。
この場面を観るだけでも
アーセナルの選手たちの勝利を目指している気持ちの強さが
良く表れていたと思います。

その強い気持ちに対して
勝利の女神が微笑んでくれたのかもしれません。

86分、左サイドから入れた7アレクシスのクロスのこぼれ球を拾った
11エジルからのパスに対して
18モンレアルがダイレクトで左脚を振り抜きました。
その強烈なシュートはフートに当たってコースが変わり
レスターゴールに吸い込まれてゴール!!

一言で言うならば「気合!!」
技術云々と言うより何よりも
勝ちたいと言う全ての気持ちを込めた様な
強烈な一撃だったからこそ生まれたゴールだと思いますし
勝ちたいと言う強い気持ちを持ち続けたからこそ
勝利の女神は我々に少しだけ手を貸してくれたのかもしれません。

そして後半ロスタイムのレスターのFKの時のゴール前の混戦の中でも
選手たちは最後までまさに体を張ってゴールを守り抜き
この苦しい試合を勝利で終わらせる事に成功しました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

33チェフ

 前半のマフレズの至近距離からのシュートを抜群の反応を見せてセーブしチームを救う。 シティ戦では俊敏性が衰えたと指摘してしまった事を謝らなければならないかもしれません。

5ガブリエウ

 この試合でも高い集中力で最後まで守り抜く。

6コシールニー

 終盤負傷した右膝の状態が気になる。 その後もそのままプレーしたので大事にはなってないと思うが着地した時にガクッとした感じはちょっと気になる。 

18モンレアル

 16ホールディングに代り左CBに入る。 16ホールディングの様な強さはないが以前にも緊急時にCBを務めた様にしっかりと対応していた。 又、18モンレアルが釣り出された時には速やかに左WBの3ギブスがその穴をカバーするなどの連携もスムーズだった。 後半途中から4バックに変更となり左SBに移った。

24ベジェリン

 右WBに入る。 ここ2試合右WBを務めた15チェンバレンと比べるとインパクトが足りなかった。 その一方で慣れ親しんだ右SBに移ってからの方が24ベジェリンのスピードとダイナミックな攻撃参加が際立たように観えた。

34コクラン

 中盤の広い範囲を動き回り積極的なプレスをかける事でレスターの攻撃陣に多くのプレッシャーを与えていた。 その一方で多くの時間ボールを保持する流れの中ではアイデアやプレービジョンがやや物足りないか? 早い時間帯に見せた強烈なロングシュートは素晴らしかったが、、、。

29ジャカ

 自信を取り戻し始めたのか? 前を向いて仕掛ける場面が多くなった。 これが引いて守る相手だけではなく、高い位置から積極的にプレスを掛けて来る様な相手に対しても同様な振る舞いが出来るかどうかが次のポイントだろう。

3ギブス

 3ギブスは独力で仕掛けると言うよりもコンビネーションを活かして仕掛けるタイプなだけに引いて守り完全にスペースを消された状況ではそれほど見せ場を作る事は出来なかった。

14ウォルコット

 前半にはスペースのない所で個人技で仕掛けてゴールに襲い掛かったが、それ以外はインパクトを見せられず。

11エジル

 派手さはなかったが要所要所で鍵となるパスを送り、仕掛けの起点となっていた。

7アレクシス

 勝利の為に積極的に良く仕掛けて攻撃の中心を担った。 その一方でパスミス、ボールロストも多く流れを壊す場面もあった。 特にそのパスミスはリスクを冒したパスのミスだけではなく、なんでもない状況でもミスを犯す場面も多く、コンディション的に問題が出ている可能性がある。  
又、後半ロスタイム、フクスのロングスローを邪魔する為にライン際に立って一悶着起こす。 何が何でも時間を潰そうとする意気込みは買うが、ルールが変わっていなければ「スロアーに対して2m離れなければならない」と言うルールに抵触しイエローの対象となる反則の様ですので、結果的にスローイングがFKになってしまった事を考えるとちょっとやりすぎ(苦笑)。

23ウェルベック

 3ギブスに代り投入されチームは通常の4−2−3−1へシフトした。

8ラムジー

 34コクランに代り投入されるも大きなインパクトは観せられず。

12ジルー

 14ウォルコットに代わって投入されトップに入る。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

非常に難しい試合だったと思いますが
その難しい試合を勝利した事は
大きな自信と勢いを生み出す事になると思います。

その上、連勝している時は頑固なまでに
メンバーを変えたがらないボスが
一気に5人も代えてきたのには正直驚かされました。

まだシステム的に固まっていない3バックシステムにも関わらず
メンバーを固定して成熟させるよりも
今後も続くタイトで厳しいスケジュールに対応する為に
ローテーションを優先させたボスの変化は
驚きであると共に
4バックから3バックへ変更したように
遂に自分の拘りを捨てたのかもしれません。

そういう意味ではまさに「背水の陣」、
拘りも何も関係なくただ勝つのみ!!
そして勝つ為にはどのような事でも受け入れ、
そして目標を達成するまでは
己の前の敵を打ち破りただ突き進むのみ!!

そんな声が聞こえてきそうに感じます。

とにかく今シーズンが終わるまでは勝ち続けるしかありません。

その第一関門であるこのレスター戦は無事突破しました。

次はスパーズ戦です。

スパーズも奇跡の優勝を信じて
高いモチベーションで挑んでくると思いますが
再びチームが一つになったアーセナルには怖い物はありません。

勝利の女神は必ず我々に微笑んでくれるはずです!!


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:19G9A CL:3G3A FA:2G2A
8ラムジー    PL:0G2A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:7G6A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:9G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G5A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G2A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A FA:1G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A FA:2G2A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:1G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


FA Semi-Final:ARSENAL vs Manchester City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−1 Manchester City
2017年4月23日(日)The FA Cup Semi-Final, Wembley Stadium

Goal
 (62)Aguero
 (71)18Monreal(←15Chamberlain)
 (100)7Alexis(←23Welbeck)


33Cech

5Gabriel 6Koscielny 16Holding

15Chamberlain 8Ramsey 29Xhaka 18Monreal  

11Özil     7Alexis

12Giroud



(82)12Giroud>>>23Welbeck
(105)15Oxlade-Chamberlain>>>24Bellerin
(118)11Özil>>>34Coquelin

Substitutes
 26Martinez
 3Gibbs
 17Iwobi
 14Walcott

 
Arsenal 1.jpg決勝進出!!

これまで何度も何度も
アーセナルには足りないと言われ続けてきた
勝負強さ、粘り強さを発揮して
決勝への切符を掴み取りました。

先発はこの試合でもミドルズブラ戦と同様に
3バックを採用した同じメンバーを組んできました。

試合はペップのチームらしく
ボールを保持するシティに対して
まず守備から入ったアーセナルと言う図式で始まり
最初にチャンスを作ったのはシティでした。

8分過ぎ、シルバのスルーパスを受けたアグエロが
そのまま抜け出そうとした所を
並走していた6コシールニーが何とかカットして
事なきに済みましたが非常に危険な場面だったと思います。

14分過ぎ、左サイドに開いていたアグエロから送られたクロスを
ファーサイドでシルバにヘッドで合わされてしまいました。
幸い33チェフの的確なセービングでゴールは死守できましたが
これも非常に危険な場面だったと思います。

8分過ぎの場面では6コシールニーが
シルバのスルーパスをカットしようと
一瞬だけ動いた為に若干遅れをとった以外は
急造の3バックだからと言う問題はなかったと思いますが
一方のこの場面ではマーカーの受け渡しの部分で
若干の危うさが顔を出してしまったと思います。

左サイドからボールを持ち上がってきたアグエロと
そのアグエロを追い越す様に
左サイドに開いてきていたデ・ブライネに対して
16ホールディングと6コシールニーが対応しましたが
その6コシールニーの背後に向かって走り込もうとしてきた
シルバに対して下がってきた29ジャカと5ガブリエウの二人とも
その6コシールニーの背後のスペースを埋めようとしてしまった為に
今度は5ガブリエウの背後に新たなスペースが生まれてしまい
途中で侵入経路を変えたシルバとサネに対して
戻ってきた15チェンバレンが一人で対応する形になってしまいました。
幸いヘディングシュートを放ったのがシルバだったので
決められずに済みましたが
この場面の様に連携面に関しては甘さを露呈してしまったと思います。

この後、シティにアクシデントが発生しました。
ガブリエウの強烈なチャージで傷ついてしまったシルバが
プレー続行不可能になり
22分過ぎにスターリングと交代することになりました。
前半早々に二つの決定機に絡んだ様に
デ・ブライネも確かに素晴らしいプレーメイカーだと思いますが
個人的にはシルバがいる時といない時では
シティの攻撃の質が大きく変わる存在だと思っていますので
不謹慎だと思いますがシルバが退いたのは
アーセナルにとってはラッキーでした。

しかしその後もボールを保持するシティと
その攻撃を受けるアーセナルと言う流れは変わらず
前半終了間際にピンチを迎えてしまいました。

39分過ぎ、デ・ブライネのスルーパスで
DFラインの裏の深い位置まで侵入したサネから中に折り返され
ファーサイドのアグエロに押し込まれてしまいました。
幸いサネのクロスがゴールラインを割ったと言う判定で
ゴールキックになりましたが
リプレー映像ではギリギリゴールライン割らずに
残っていた様に見えましたので
アーセナルにとってはラッキーだったと思います。

一方、前半のアーセナルはシュートを1本しか撃てませんでした。

14分過ぎ、11エジルからのパスを受けた15チェンバレンが
初速の鋭さでサネを振り切り中にクロスを入れました。
そのクロスをゴール前で合わせた12ジルーのヘッドは
ブラボの正面でゴールなりませんでしたが
ミドルズブラ戦同様に右サイドにおける
15チェンバレンの推進力と
そこから入れられる劇的に精度を上げたクロスが
この試合でも数少ない武器になっていたと思います。

そしてゴールは認められませんでしたがゴールネットを一度揺らしました。

21分過ぎ、11エジルが入れた右サイドからのFKのこぼれ球を
ペナルティ内で12ジルーが競り勝って前方にボールを送り
そのボールを飛び出した6コシールニーが
押し込みゴールネットを揺らしましたが
オフサイドで惜しくもゴールは認められませんでした。

前半の多くの時間はポゼッション率30%対70%だった様に
守備に追われる時間帯が殆どでしたが
その一方でその状況に慌てる事なく
しっかりと受け止める準備が出来ていた様に見えましたので
ボールは支配されていましたが
試合の全てを支配されていた訳ではなく
アーセナルにとってもある程度プラン通りの展開だったとも
言えると思います。

後半に入ると少しづつシティ陣内に押し込める様になましたが
一つのミスから失点してしまいました。

62分、左CKからのこぼれ球を拾った15チェンバレンから
パスを受けた8ラムジーがヤヤ・トゥレをかわして
ペナルティの中に入ろうとした時にカットされてしまい
そこからカウンターを受けてしまいました。
カットしたヤヤ・トゥレはそのまま前方にフィードし
そのパスを受けたアグエロは一気にゴールに迫り
1対1となった33チェフをかわす様にゴールに流し込まれてしまい失点。

8ラムジーのプレーは軽率だったと言わざる得ないと思います。
確かにヤヤ・トゥレをかわしてペナルティ内に侵入出来れば
決定機を作るチャンスだったかもしれませんが
手脚が長く懐が深いヤヤ・トゥレをダブルタッチ?でかわすのは
技術的に無理があった様に感じます。
ここまで上手くシティの攻撃を受け止め
少し流れが変わり始めてきていただけに
8ラムジーの不用意なボールロストは悔やまれます。

それと共にちょっとだけ気になったのが33チェフの動きです。
アグエロのラストタッチが僅かに長かった所で
33チェフは前に飛び込んでブロックする事が出来なかったのか?

前に出すぎてかわされるのも問題だと思いますが
タイミング的にはアグエロとの距離を詰めるだけではなく
思い切って飛び込めばシュートを撃たれる前に
ブロックするチャンスがあった様にも観えました。
しかし33チェフは最初から前に飛び込んで
ブロックすると言う選択肢がなかったかの様に
一瞬前に出るタイミングが遅れた様に観えました。
勿論、出遅た状態で飛び込んで
不用意にアグエロと交錯してカードを貰ってしまうと
更に状況が悪くなりますので
33チェフのこの判断は間違っていないのかもしれませんが
その一方でこの場面に限らずにここ最近の33チェフのプレーを観ていますと
瞬間的な判断のスピードや
実際にプレーに反映させるフィジカル的な瞬発力の面に
明らかな衰えが出始めている様にも感じてしまいます。

この失点は非常に痛い失点でしたが
しかし選手たちの心は折れませんでした。

71分、右サイドでパスを受けた15チェンバレンが
アーリークロス気味にクロスを入れました。
綺麗な弧を描いたそのクロスはDF陣の頭を越して
ファーサイドに飛び込んできた18モンレアルの足下にピタリと合い、
そのクロスを18モンレアルが
右脚でダイレクトで合わせて同点ゴール!!

それにしてもここ最近の15チェンバレンの成長には目を見張ります。
このクロス一つにしても以前は何処を狙っているのか分からない様な
残念なクロスが非常に多かったのですが
最近のクロスはしっかりとターゲットを捉える様になったと思います。
しかもそのクロスを入れるパターンも多種多様になり
この場面の様にシンプルに入れるクロスは勿論、
ドリブルで切り込みながらコンパクトな脚の振りで鋭いクロスを入れたり
深い位置まで侵入してマイナス方向へグラウンダーのクロスを入れるなど
状況によってしっかりと使い分け
しかもその選択を誤らなくなったと思います。
これまでは才能に恵まれていた分、
言葉は悪いのですが何もしなくても
ある程度のレベルまで来れてしまったのかもしれませんが
それでは更に上のレベルに到達する事は
難しい事を自覚したのかもしれません。
特にクロスの精度を上げようと思ったら
とにかく蹴って蹴って蹴りまくるしかないと思います。
そしてただ蹴るだけではなく
有りとあらゆるシチュエーションを想定し、
一から体に叩き込むくらいの
ひた向きな努力をしたのではないかと思います。
その努力を惜しまなかったからこそ
これまで宝の持ち腐れだった特大のポテンシャルを
遂に開花させる時が来た様に感じます。
ちょっとブレイクするとすぐに努力する事をやめてしまう
多くのイングランド人選手の様にはならず
今後も更なる努力を積み重ねて
代えの効かない選手と言われる様な存在にまで
登り詰めて欲しいと思います。

この同点ゴールはアーセナルに大きな勇気を与えたと共に
その後はオープンな展開になったと思います。

78分過ぎ、深い位置からドリブルで持ち上がってきた
ヤヤ・トゥレからのパスを受けた
スターリングが放ったシュートのこぼれ球を
そのヤヤ・トゥレにダイレクトボレーシュートを撃たれてしまいました。
ゴール右端に向かって放たれたシュートを
右腕いっぱいに伸ばした33チェフが指先で辛うじて触った事で
ポストに救われて失点は免れましたが
もしも33チェフが触る事が出来ていなかったら
ポストの内側を叩いていたかもしれない
非常に危険なシュートだったと思います。

81分過ぎ、左サイドからのCKを
ゴール前でフェルナンジーニョにヘッドで合わされてしまいました。
その強烈なヘディングシュートは今度はバーを叩き
再び救われる事になりましたが
この2つの決定的なピンチを
ポストとバーで救われると言う
アーセナルにとっては珍しい状況を考えますと
もしも勝利の神様がいるのならば
明らかにアーセナルに力を貸してくれている様に感じました。

この2つの決定的なピンチを
見えない力に?救われたアーセナルが
試合終了間際に決定機が生まれました

85分過ぎ、15チェンバレンから出された
右サイドのオープンスペースへのパスで抜け出した23ウェルベックが
そのまま対峙したオラメンディをかわしてペナルティの中へ侵入し
狙い澄ましてシュートを放ちましたが
枠を捉えられずに勝ち越せず。

オタメンディをかわして全くのフリーになり
しかも体勢を整えてから狙い澄ましたにもかかわらず
枠を外してしまうとは、、、残念です。
やはり今のアーセナルのスカッドには
決定機が巡った時には確実に仕留める事ができるストライカーが
足りないと痛感してしまいます。
例えば先制ゴールを奪ったアグエロの様に
決定機が巡ってきた時には確実に仕留める様な
ストライカーがいるだけでも
アーセナルの破壊力は大きく向上する様に感じます。
難しい局面で素晴らしいゴールを決める
スペシャルな能力のあるストライカーの様な贅沢は言いませんが
少なくとも巡ってきた決定機だけは確実に仕留める様な
ストライカーは補強して欲しいと強く感じます。

このまま決勝点を奪う事が出来ずに延長戦に突入しました。

延長の前半はアーセナルペースでした。

96分過ぎ、11エジルが入れた右からのCK
ゴール前で16ホールディングがヘッドで合わせましたが
惜しくも僅かにバーの上でゴールならず。

20ムスタフィが怪我で離脱しているとは言え
負ければ終わりという状況にも関わらず
16ホールディングは物怖じする事なく
良くやっていたと思います。
今シーズンはそれ程多くの出場機会には恵まれませんでしたが
それでもしっかりと成長の跡を見せていると思いますので
来シーズンはより多くの出場機会を掴む事を期待したいと思います。

そして遂に勝ち越しゴールが生まれました。

100分、11エジルが入れた左サイドからのFKを
ファーサイドで6コシールニーが中へ折り返し
そして23ウェルベックが押し込む事が出来ずにこぼれた所を
クリシーがクリアーする寸前に7アレクシスが収めて
間髪入れずに右脚を振り抜きコンパニの股を抜いてゴール!!!!

綺麗なゴールではなかったかもしれませんが
やはり最後は7アレクシスでした。
こぼれ球に対して誰よりも早く反応し
その上冷静沈着にコンパニの股を抜いてゴールを仕留める。
流石としか言い表せない素晴らしいゴールだったと思います。

延長後半はシティが猛攻を仕掛けてきましたが
最後まで集中してゴールを守り通して試合終了。

苦しい試合でしたが決勝進出を決めました!!


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33チェフ

 失点の場面では前に出てブロックする選択肢はなかったのであろうか? 瞬間的な判断やフィジカル的な瞬発力の面に最近は衰えを感じる事がある。 

5ガブリエウ

 この試合は良く集中していた。 ヒリヒリとした展開が5ガブリエウのアグレッシブな波長と合っていたのであろう。

6コシールニー

 序盤では3バックの連携面に危うさがあったが、試合が進むにつれて高い集中力でその危うさを補った様に感じる。

16ホールディング

 堂々とした振る舞いだった。 球離れが悪い所は相変わらずだが、この試合においてはそれも良いアクセントになっていた。 終盤になっても高い集中力を切らす事なくゴールを守り通した。

15チェンバレン

 同点ゴールのクロスは完璧だった。 短期間にこれだけクロスの精度を向上させる為にはかなりの努力をしたと思われる。 最近ではプライベートのゴシップを良く目にするが、そのお陰?

8ラムジー

 失点シーンのプレーは軽率だったと言わざる得ないだろう。

29ジャカ

 時間が経つにつれてオープンな展開になってからは良いテンポでパスを供給できる様になり攻撃陣が活性化したが、一方で高い位置からプレッシャーを掛けられていた時間帯は苦しそうだった。

18モンレアル

 同点ゴールは素晴らしかった。 このゴールは再びチームに勇気を与えた。

11エジル

 ボールをタッチする場面が少なく決定的なプレーはそれ程見せられなかったが、守備重視のプラン通りスペースが空き危ない状況の時にはしっかりとそのスペースを埋めるべく11エジルが全力で帰陣する姿が何度もあった。 延長戦後半にはガス欠となり退いた。

7アレクシス

 非常にアグレッシブなプレーを続け決勝ゴールを奪う。 気持ちのこもったプレーで勝利に貢献する。

12ジルー

 シュートを撃つ場面は殆ど訪れなかったが前線で体を張ってチームに貢献する。

23ウェルベック

 12ジルーに代わり後半途中から投入される。 23ウォルベックが決定機を決めていればもっと早く試合は終わったかもしれないが、その一方で23ウェルベックが前線に入った事で高い位置でのプレスを掛けられるようになり主導権を握れる場面が増えた。

34コクラン

 終盤守備固めに投入される。

24ベジェリン

 延長後半のデルフのシュートに対するブロックは流石。 仮にあの場面で15チェンバレンのままだったらシュートをブロックする事は出来なかったかもしれない。 


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FA杯決勝進出!!

リーグ戦では苦しい戦いが続いている中で
シティを相手に正面からぶつかって勝利を掴み取った事は
非常に大きな自信に繋がると思います。

この試合の勝因は幾つかあったと思います。

シルバが負傷により早々に退いたと言うのも一つだと思います。

前半終了間際のサネのクロスをアグエロが押し込んだ場面も
クロスがラインを割ったと言う判定でしたが
この微妙な判定に救われた部分もあったと思います。

前半あれほど効果的に攻撃参加していたナバスが
後半になると殆ど上がってこなくなったのは不可解であり
あのままウイングの如くサイドから仕掛けられ続けていたら
崩壊するのも時間の問題だったと思いますので
アーセナルにとってはラッキーだったと思います。
上がりすぎるなと言う指示だったのか?
スターリングとのポジション的な問題で上がれなくなったのか?
単純にスタミナ的な問題で上がれなくなったのか?
詳細は分かりませんがナバスの攻撃参加が減った事で
アーセナルの守備陣は明らかに楽になったと思います。

そして珍しくポストやバーがアーセナルに味方してくれる場面もありました。

一方で12ジルーに代えて23ウェルベックを投入したのも
この試合の一つのポイントだったと思います。
前線で体を張り続けた12ジルーも確かに貢献していましたが
23ウェルベックが前線に加わった事で
シティのDFラインにプレッシャーを与える事が出来るようになりました。
特にこれまでペップが率いてきたバルサやバイエルンに比べて
最終ラインからボールを繋いでゲームを組み立てると言う意味では
シティは明らかに不安定であり
そのレベルに執拗にプレスを掛ける事が出来る様になった事で
シティの攻撃が停滞したのは言うまでもなく
アーセナルも高い位置でボールを奪い返す事が出来る様になり
主導権を握れる時間帯が増える様になったと思います。
そして延長戦に入ってから
サイドの7アレクシスと23ウェルベックのポジションを入れ替えたのも
良い判断だったと思います。
闘志あふれる7アレクシスもスタミナが底なしと言う訳ではありませんので
あのままアップダウンを繰り返すサイドに置いたまま起用し続けていたら
11エジルと同様に途中でガス欠を起こしていたかもしれませんし
一方で23ウェルベックよりも決定力が高い
7アレクシスをゴールにより近いポジションでプレーさせた方が
ゴールを奪う確率が高くなると言う意味でも
利にかなっていたと思います。
23ウェルベックの投入は
終盤から延長戦掛けて流れを変えた大きな選手交代だったと思います。

そして何よりもピッチに立っていた選手全てが
最初から最後まで集中して戦い続ける事が出来た所が
最大のポイントだったかもしれません。
特にこれまでデュエルの局面で後手に回る事が多かったアーセナルが
この試合ではそのデュエルの局面でシティを圧倒する事が出来、
セカンドボールに対する反応や競り合いに対しても
シティを上回る動きができていた点も
非常に大きなポイントだったと思います。

結果としてシティにボールを持たれていても
要所要所のポイントでしっかりと受け止める事が出来ていましたので
試合を支配されてしまった様な印象を受ける事はありませんでした。

この試合に対するアーセナルの選手たちの闘志、集中力、責任感と
ほんの少しの幸運がもたらされた結果が
この勝利だと思います。

トップ4フィニッシュに向けて
まだまだ厳しい試合が続きますが
この試合の様に一つの勝利の為にチームが一丸になる事が出来れば
必ず成し遂げられると思います。


C'mon Arsenal !!




追伸、誰よりもこの一戦に勝ちたかったのはボスかもしれませんね。

Arsenal-manager-Arsene-Wenger-celebrates-after-the-match.jpg


御歳67歳のボスのこんな姿を観る事が出来るなんて思ってもいませんでした!!
ボスの情熱はまだまだ衰えていませんね!!



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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:19G9A CL:3G3A FA:2G2A
8ラムジー    PL:0G2A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:7G6A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:9G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G5A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G2A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A FA:1G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A FA:2G2A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:1G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


2016/17シーズン〜〜補強を振り返って〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜補強を振り返って〜〜

今シーズンの「移籍・補強」について振り返ってみたいと思います。

まず、おさらいから。

IN

ボルシアMGから
 CMF グラニト・ジャカ(23歳)移籍金£3000万(推定)スイス代表

ダイヤモンド・フットボール・アカデミーから
 攻撃的MF ケレチ・ヌワカリ(18歳)移籍金£300万(推定)ナイジェリアU-17代表

サンフレッチェ広島から
 ストライカー 浅野 拓磨(21歳)移籍金£350(推定)日本代表

ボルトン•ワンダラーズから
 CB ロブ・ホールディング(20歳)移籍金£200万(推定)イングランドU-21

デポルティーボ・ラ・コルーニャから
 ストライカー ルーカス・ペレス(27歳)移籍金£1710万(推定)スペイン

バレンシアから
 CB シュコドラン・ムスタフィ(24歳)移籍金£3500万(推定)ドイツ代表

〜〜冬期移籍〜〜

ヘドネスフォード・タウンから
 左SB コーエン・ブラモール(20歳)移籍金£4万(推定)イングランド


OUT

スパルタ・プラハへ
 攻撃的MF トマス・ロシツキ、(35歳)フリー 

引退(マンチェスター・シティのコーチへ就任)
 CMF ミケル・アルテタ(34歳)

クリスタル・パレスヘ
 DMF マチュー・フラミニ(32歳)フリー

オックスフォード・ユナイテッドへ
 攻撃的MF ダン・クローリー(18歳)シーズンローン

ニューカッスルヘ
 DMF アイザック・ハイデン(21歳)完全移籍:移籍金非公開

グラナダヘ
 攻撃的MF ジョン・トラル(21歳)シーズンローン

フルミネンセヘ
 サイドアタッカー ウェリントン・シウバ(23歳)完全移籍:移籍金非公開

ローマヘ
 GK ヴォイチェフ・シュチェスニー(26歳)シーズンローン(買取オプション付き?)

スポルティング・リスボンへ
 サイドアタッカー ジョエル・キャンベル(24歳)シーズンローン

シュトゥットガルトへ
 ストライカー 浅野 拓磨(21歳)シーズンローン

ミドルズブラへ
 CB、右SB カラム・チェンバース(21歳)シーズンローン

ボーンマスヘ
 攻撃的MF ジャック・ウイルシャー(24歳)シーズンローン

ヴェルダー・ブレーメンへ
 サイドアタッカー セルジュ・グナブリー(21歳)移籍金£800万


〜〜冬期移籍〜〜

ゴー・アヘッド・イーグルスへ
 攻撃的MF ダニエル・クローリー(19歳)シーズンローン移籍

グラスゴー・レンジャーズへ
 攻撃的MF ジョン・トラル(21歳)シーズンローン移籍

ブライトンへ
 ストライカー チューバ・アクポム(21歳)シーズンローン移籍

VVVフェンローへ
 CML ジェディオン・ザラレム(20歳)シーズンローン移籍

バーミンガムへ
 CB クリスティアン・ビエリク (19歳)シーズンローン移籍


(年齢は移籍当時)


Arsenal 1.jpg


昨シーズンは夏に33チェフ、冬に35エルネニーしか補強できなかった事もあり
怪我人が続出したスカッドには幾つもの穴が空き、
そして昨夏はこれまでチームに尽くしてくれた
ロシツキ、アルテタ、フラミニのベテラン勢がチームを離れた事もあり
それらの穴を埋めるべくアーセナルとしては積極的な補強をした方だと思います。

今シーズンに向けて必要だと考えられていた補強のポイントは
1、シーズン20ゴールを期待できるストライカー
2、新たな司令塔タイプのCMF
3、レギュラー候補のCB

この3つのポジションが主な補強のポイントだったと思います。

そこでまず最初に手を付けたのは
「2、新たな司令塔タイプのCMF」でした。

昨シーズンの中盤に怪我で19カソルラが離脱してから
チームは大きく失速した事を受け
19カソルラの代役を務める事が出来る司令塔タイプの獲得は
昨夏の最重要ポイントだったと思います。
昨シーズンは冬の移籍期間で35エルネニーを獲得して
チームは何とか持ち直しましたが
厳密に言えば35エルネニーはBox to BoxタイプのCMFであり
既存の8ラムジーにしても司令塔としての適正に欠けている事からも
より司令塔色の強い29ジャカを獲得したのは納得の補強だったと思います。

本来は10ジャックが万全ならば
19カソスラの代役は10ジャックが務めるのが筋だと思いますが
度重なる怪我によりマッチフィットネスの状態が不透明だった
10ジャックに掛けるギャンブルを冒さずに
とりあえず今シーズンはシーズンローンに出して
マッチフィットネスを取り戻す機会を与えた判断は
良い判断だったと思います。

しかし獲得した29ジャカは結果的にはPLの速く激しいテンポや
アーセナルのスタイルへの適応に苦しみ
期待したレベルのパフォーマンスは見せられていないのは
誤算だったかもしれませんが
それでも今シーズンも怪我で長期離脱し
今後も年齢的にはあまり多くを望めなくなってきた
19カソルラの変わる存在として
29ジャカには大きな期待をかけたいと思います。

次に手を付けたのが「3、レギュラー候補のCB」でした。

4メルテザッカーには明らかな年齢的な衰えが見え始め
5ガブリエウにしても全体的に雑さが目立ってしまい
計算できるCBは実質6コシールニー一人の状態でしたので
今シーズンこそはその6コシールニーのパートナーが
絶対的に必要であり
バレンシアから20ムスタフィを獲得出来たのは
非常に大きな補強になったと思います。

シーズン開幕する前に獲得する事が出来ずに
移籍期間閉幕ギリギリになってようやく獲得にこぎ着けた
交渉面には色々疑問が残りましたが
これで6コシールニーのパートナー問題は
ひとまず決着が付いたと言えると思います。

一方のボルトンから獲得した16ホールディングも
予想外の適応を見せたと思います。
6コシールニーはユーロ2016で合流が遅れ、
4メルテザッカーと5ガブリエウは怪我で離脱していた
開幕当初の数試合では先発で起用され
その穴を予想以上にしっかりと埋めたと思います。
獲得当時20歳の16ホールディングの獲得は
先行投資の色合いが強い補強なのは当然ですが
それでも数少ない出場機会で見せたプレーを考えますと
数シーズン後にはレギュラー候補の一人として
ポジション争いを行なっているかもしれません。

しかし、筆頭に挙げていた補強ポイントである
「1、シーズン20ゴールを期待できるストライカー」の補強は
今シーズンも叶いませんでした。

世界屈指のトップ下の一人である11エジル、
アーセナルに移籍してポテンシャルを開花させた7アレクシス、
この二人に続き更にチームの攻撃力を向上させる為には
この二人のチャンスメイク力を
確実にゴールに結びつけるストライカーと言うのは
ある意味自然な流れだと思います。
その一方でシーズン20ゴールを奪う事が出来る
一流のストライカーが移籍市場に出る事は少なく
仮にその様なストライカーを他のクラブから引き抜くとなると
高額な移籍金が必要になります。
例えば昨夏の移籍市場の目玉だったイグアインは
ユベントスに£7680万(€9000万)で移籍した様に
昨今の移籍金の高騰は止まる所がなく
実際問題としてアーセナルには
手が出せないレベルの投資になりつつあるのが現状だと思います。

そういう意味ではデポルティーボ・ラ・コルーニャから獲得した
9ペレスは良い選択肢だったと思います。
9ペレスはシーズン20ゴールを期待出来る程の
一流のストライカーからすると
1ランク下に属するストライカーだと思います。
仮に20ゴールを奪う事が期待できる一流のストライカーの獲得が難しければ
ターゲットとなるのは
23ウェルベックの復帰がまだ先の状況で
更に12ジルーも離脱した時に備えて
その穴を埋める事が出来るバックアッパーであり
バックアッパーと言う視点から考えれば
的確な補強とも言えると思います。

しかし実際は12ジルーが離脱している間に
その穴を埋めたのは7アレクシスであり
その7アレクシスをトップに置く0トップシステムが
シーズン前半は機能すると言う嬉しい誤算があった為に
9ペレスは思う様な出場機会が得られないまま
今シーズンは終わりそうです。

全体的に見ますとアーセナルにしては珍しく
必要なポジションに対する補強が行われたシーズンだったと思います。
そういう意味では夏の移籍市場が閉幕した当時の
『80点』と言う評価は変わりませんが
その一方で必要なポジションに対して補強出来たとは言え
各々の選手が期待しているレベルのパフォーマンスを
見せたとも言い切れなかった事をもあり
全体的に見ると『60点』程度が妥当の様に感じます。


・・・つづく。


2016/17シーズンについて。 [Arsenal F.C.]

Arsenal 1.jpg今シーズンは一時代を支えた
アルテタ、ロシツキ、フラミニら
ベテラン選手がチームを去り
そしてジャカ、ムスタフィ、
ペレス、ホールディングらが加入し
確実に層が厚くなり
PL制覇に向けての準備が
出来たと思われましたが
今シーズンもシーズン半ばから失速し
早々にPL優勝争いから脱落し
CLに於いても7シーズン連続
ベスト16の壁を破る事が出来なかった
悔しさだけが残るシーズンになってしまいました。

そこで今シーズンも
「選手補強」、「選手のパフォーマンス」等
「2016/17シーズン」を
私見的に振り返り始めたいと思います。


PL33:Middlesbrough vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Middlesbrough 1−2 ARSENAL
2017年4月17日(月)Premier League, Riverside Stadium

Goal
 (42)7Alexis
 (50)Negredo
 (71)11Özil(←8Ramsey)


33Cech

5Gabriel 6Koscielny 16Holding

15Chamberlain 8Ramsey 29Xhaka 18Monreal  

11Özil     7Alexis

12Giroud



(89)7Alexis>>>34Coquelin
(89)11Özil>>>24Bellerin


Substitutes
 26Martinez
 3Gibbs
 35Elneny
 17Iwobi
 14Walcott

 
Arsenal 1.jpgもうこれ以上一つの勝ち点も
落とす事が出来ない状況を考えれば
内容はどうあれ、とにかく勝ち点3を
持って帰る事が出来た事に安堵しています。

この試合の先発には驚かされました。
GKは怪我から復帰した33チェフが入り
DFラインは5ガブリエウ、6コシールニー、
16ホールディングの3バックを採用してきました。
右WBには15チェンバレン、左WBには18モンレアル、
CMFは8ラムジーと29ジャカがコンビを組み
11エジルと7アレクシスが2列目で自由を与えられ
トップには12ジルーが入りました。

まさかボスが3バックを使う日がくるとは夢にも思いませんでした。
終盤の守備固めの時などでは
過去にも3バック(5バック)を使った事がありましたが
私の記憶でも就任当初に受け継いだ
フェイマス4が健在だった頃に5バックで起用していた以降では
ボスがスタートから3バックを使ってきたのは
初めてではないかと思います。

試合の方はこの試合のスタッツが表す様に
ポゼッション率35%対65%
総シュート数 13本対12本
枠内シュート数 5本対4本
と、ここ最近の試合同様にボールを持っていても
ゴールに繋がる攻撃の形が作れないと言う状況のままでした。

その様な状況の中で前半は右WBに入った15チェンバレンが
良いアクセントを付けていたと思います。

2分過ぎ、11エジルからのパスを受けた15チェンバレンが
早いタイミングからシンプルにクロスを入れ
そのクロスに対して12ジルーがアジャラと絡みながら
ヘッドで合わせました。
アジャラに対する12ジルーのファールを取られてしまいましたが
15チェンバレンのクロスは軌道、スピード共に
ほぼ完璧なクロスだったと思います。

16分過ぎ、右サイドのライン際でパスを受けた15チェンバレンは
マークに付いていたデ・ローンを一瞬の動きだしの速さで一気にかわし
そのまま深い位置までドリブルで突き進み
そこからクロスを入れました。
そのクロスはギブソンにクリアーされてしまいましたが
先ほどの狙い澄ましたクロスとは違い
今度はトップスピードのまま
コンパクトな脚の振りで入れたクロスでしたが
このクロスも鋭い弾道の良いクロスだったと思います。

27分過ぎ、7アレクシスからパスを受けた15チェンバレンは
対峙していたフレンドを巧みなフェイントでかわして
ペナルティ内の深い位置まで侵入してから
今度は柔らかいタッチのクロスをファーサイドへ送りました。
そのクロスを受けた12ジルーは丁寧に落として
8ラムジーがダイレクトボレーシュートを放ちましたが
相手DFにブロックされてしまいゴールなりませんでした。

32分過ぎ、右サイドに開いていた29ジャカからのスルーパスを
受けた15チェンバレンは
完璧なファーストタッチでDFラインを抜け出し
ゴール前に走り込んできた12ジルーを狙って
深い位置からマイナス方向にグラウンダーで折り返しました。
惜しくも12ジルーに届く前にカットされてしまいましたが
これもミドルズブラの守備陣にギリギリの対応を強いらせた
良い仕掛けだったと思います。

残念ながらゴールには繋がりませんでしたが
前半は15チェンバレンの右サイドが鍵になっていました。

そして前半終了間際、先制点を奪う事に成功しました。

39分過ぎ、右サイドを突破しようとした15チェンバレンが倒されてFKを得ました。
11エジルが入れたそのFKはGKに弾き返されてしまいましたが
そのこぼれ球を拾った8ラムジーから29ジャカに繋いだ所で倒され
ゴール正面のFKを得ました。

42分、そのFKを7アレクシスが決めて先制!!
グザンが一歩も動く事が出来なかった7アレクシスのFKは
まさに狙った通りの完璧なFKだったと思います。

右サイドから15チェンバレンがクロスを入れる以外は
チャンスらしいチャンスを作るのに苦しんでいただけに
セットプレーだったとは言え
前半の内にリードを奪えたのは良かったと思います。

しかし、後半早々ワンチャンスを決められてしまいました。

50分、ミドルズブラにカウンターを受けてしまいました。
クリアーボールを拾ったダウニングが
そのままドリブルで左サイドを駆け上がってきた所を
18モンレアルがマークに戻ってきた事で中に少し入り
そこからシンプルにクロスが入れられてしまいました。
そのクロスをネグレドにジャンピングボレーで押し込まれてしまい失点。

この失点の場面ではドリブルで駆け上がってきたダウニングに対して
戻ってきた18モンレアルが縦の進入路を切り
その後方にはダウニングが突破してきた時に対応する為に
16ホールディングがフリーで残っていました。
そしてゴール前には6コシールニーと5ガブリエウが陣取り
その二人の間にネグレドが入り
5ガブリエウの後方にはデ・ローンが遅れて入ってきました。

6コシールニーなり5ガブリエウが
ネグレドに対してもう少しプレッシャーを与える事が出来れば
良かったのかもしれませんが
ネグレドがジャンピングボレーで決めたと言っても
高々と振り上げた脚で何とか押し込んだと言う感じの
際どいゴールでしたので
このピンポイントクロスをクリアーするのは現実的にはかなり難しく
クリアーできなかった事を責めるよりも
ダウニングのピンポイントクロスの方を褒めるべきかもしれません。

そうなるとこのゴールを未然に防ぐ為には
ダウニングにクロスを入れさせない様に
しなければならなかったはずですが
確かにこの場面ではダウニングの侵入路を切った18モンレアルは
中にカットインしたダウニングにプレッシャーを与える事なく
完全にフリーの状況からクロスを入れさせてしまったのは
軽い対応だったと言われても仕方がないと思います。

更に問題だったのが
この失点を契機にいつもの様に
またバタバタとし始めてしまった所です。

54分過ぎ、29ジャカ、15チェンバレンの二人を
あっさりとワンツーでかわしたフレンドが
そのまま右サイドをドリブルで上がってきました。
そしてそのフレンドに対峙した5ガブリエウも
何も出来ずにかわされてしまい
中にクロスを入れられてしまいました。
そのクロスは18モンレアルがカットしましたが
クリアーが小さくそのこぼれ球をペナルティ内で
ダウニングにダイレクトボレーシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートも18モンレアルがブロックして失点は免れましたが
フレンドの突破に対して誰も止められなかった対応は
正直酷い対応と言わざる得ないと思います。

元々フレンドと対峙していたのは29ジャカでした。
そのフレンドがクレイトンを使ってワンツーを仕掛けた時に
29ジャカは駆け上がるフレンドに付いて行かなかったのが
そもそも大きな問題だと思います。
パスを出した後にそのまま縦に走り出すのは
ワンツーのリターンをもらう為というのは
基本中の基本のプレーですので
マーカーは必ず付いていかなければならないはずですが
こういう場面で29ジャカはかわされてしまうと
歩みを止めて傍観者になる事が非常に多い様に感じます。
こういう場面を何度も見てしまいますと
現状の29ジャカはプレーを流れを読む力、見極める力が
十分なレベルには達していないと言わざる得ないのかもしれません。

そしてドリブルで入ってきたフレンドを
ペナルティの手前で対峙した5ガブリエウは
いつもの様に半身の体勢になりすぎてしまった為に
背中側への切り返しに対して全く対応する事が出来ずに
完全に素通りさせてしまったのも大いに問題だと思います。
この試合は3バックでしたので5ガブリエウがかわされても
6コシールニーがカバーする事が出来ましたし
もう一人、左CBの16ホールディングが
ゴール前に残っていましたので
最悪な状況は免れましたのは良かったのですが
通常の4バックのCBに入った所で
この場面の様に簡単にかわされてしまう事を想像すると
ゾッとしてしまいます。

5ガブリエウは昨シーズンに比べて今シーズンは
少し安定感が出てきた様に感じていましたが
それもまだまだなのかもしれません。

60分過ぎ、左サイドからのFKを
ファーサイドでフレンドが中に折り返し
それをゴール前でアジャラにヘッドで押し込まれそうになりましたが
33チェフの正面だったので的確にセーブできましたので
幸い失点しませんでしたが
非常に危険な場面だったと思います。

この2つの場面が象徴する様に
失点してからのアーセナルは集中力に欠き
プレーをする事を恐れているかの様なプレーを連発して
非常に危険な状況だったと思います。
もしもこの時間帯に失点していたら
完全に気持ちが切れてしまい
坂道を転げ落ちる様に失点を繰り返していたかもしれません。
本当にこの時間帯のアーセナルの選手たちは
自分の進むべき道を見失った迷子の子供の様にさえ観えました。

しかしこの時間帯を凌ぎ切ったアーセナルは
戦う気持ちを持ち直したかの様に
再び攻勢に転じ始めました。

62分過ぎ、16ホールディングからパスを受けた8ラムジーが
すぐさま7アレクシスへ繋ぎ
そこから放った7アレクシスからのスルーパスで
DFラインを抜け出した11エジルが
そのまま押し込もうとしましたが
惜しくも飛び出してきたグザンにブロックされゴールなりませんでした。
この場面は手数を掛けずにシュートまで到達した
良い仕掛けだったと思います。
手数を掛けなかったと言っても
テンポ良くパスを繋いで一気にシュートまで到達したという事は
それだけ無駄な動きがなかったと言えますので
ゴールを奪う事は出来なかったとは言え
この様な形を作る事が出来た事は
非常に大きな意義があると思います。

そして遂に勝ち越しゴールを奪う事に成功しました。

71分、左サイドのやや下がった所から入れられた
7アレクシスの柔らかいタッチのパスを受けた8ラムジーが
胸で落とした所を11エジルが右脚を振り抜きゴール!!

ピンポイントで合わせた7アレクシスのパスも
ニアサイドをぶち抜いた11エジルのシュートも
勿論素晴らしかったと思いますが
やはりこの場面ではファーサイドで12ジルーが
DF二人を引き止めておいて出来たスペースに
上手く入り込んだ8ラムジーのセンスと
いつもの様に最後まで自分で処理しようとその後こねくり回す事なく
シンプルに胸で落として11エジルに託した8ラムジーの判断が
全てだった様に感じます。

これまで「点」と「点」が
簡単に繋がりそうにも関わらず中々繋がる事が出来ない
目に見えない歪みの様なものが
チームの中に存在している様に感じていましたが
その前の速攻の場面と共にこのゴールの場面では
その歪みがやっと正された様に感じました。

しかしこのまますんなりと終わらない所が
現在のアーセナルの不安定さを表しているのかもしれません。
終盤危うく同点に追いつかれそうになりました。

86分、ファーサイドへ送られた相手のFKが
5ガブリエウに当たってこぼれた所を
ゴール前での混戦の中でギブソンに押し込まれそうになってしまいました。
これも幸い33チェフの正面でしたので
失点は免れましたが先ほどのFKの場面と
同じ形から崩されてしまったのは頂けません。

試合中であったとしてもセットプレー時における
対応の仕方を臨機応変に修正する様な対応力が欠ける所は
そろそろ修正しなければならない大きな問題だと思います。

この試合で何度か訪れたピンチは
この試合の急造3バックだったから招いたピンチと言うよりも
各々の場面での根本的な対応の危うさが招いたピンチであり
この試合で使った3バックは
流石に完璧だったと言う訳にはいきませんが
急造だった割には良くやったと思います。

ボスも試合後コメントしていましたが
やはり前節のクリスタル・パレス戦での
失点の仕方があまりにも酷かった事が
ギャンブルとも言えるこの決断を
踏み切らせたのだと思います。

確かに2CBですと相手のトップにボールを入れられた時に
競り勝つ事が出来なかった時には
残ったCBと両SB、そしてCMFが連携して対処しなければならないのですが
現状のアーセナルの守備陣はその連携が上手くいっていない為に
後手に回されて危険な状況に陥る事が多々あると私も思います。
しかし3CBならば一人が釣り出されたとしても
乱暴な言い方をすれば
SBの帰陣が遅れたとしても
CMFのカバーリングが遅れたとしても
残りの2人のCBで何とかすれば良いので
ある意味シンプルなのかもしれません。

実際に相手に押し込まれた時には
左WBに入った18モンレアルが
DFラインに吸収されて4バックの様な形になりましたので
純粋に3人のCBだけで対処しなければならない様な状況は
この試合ではあまり訪れませんでした。
その為、この試合では
ただ単に粗が見えなかっただけかもしれませんが
実質1週間で導入したと言う事を考えれば
良くやった方だと思います。

攻撃面に関しては3−4−3にした事で
大きな変化があったかといえば
それほど大きく改善した様にも見えませんでした。

29ジャカ&8ラムジーの3列目は
良いリズムを奏でる事が中々出来ずに
この試合でも11エジルが下がってきて
ゲームを作る場面が何度もありました。

個人的には62分の場面の様な
シンプルにテンポ良くパスを繋ぐ連動的な形が
理想の形だと思っていますので
そういう意味でもこの試合の攻撃陣のプレーは
全体的には物足りなかったと思います。

まぁ、これに関してはシステム云々という以前の部分に
問題がある様な気がしますので
この試合の攻撃陣の状況が3−4−3へ変更にした事に対する
評価の指標にはならない様に感じます。

一方で3−4−3にして一番の収穫だったのは
15チェンバレンのWBだと思います。
サイドアタッカーのポジションよりも
起点が低い位置になった事で
自由に使えるスペースが増えた分
持ち前の15チェンバレンの推進力がこれまで以上に発揮されたのは
非常に大きな収穫だったと思います。
しかしWBはこれまで以上にアップダウンが必要になり
それが攻撃的な選手にとっては
大きなハードルになる事が多いと思いますが
15チェンバレンは試合終了間際になっても
低い位置から一気に相手陣内深くまで
全力で駆け上がって仕掛け続ける事が出来た様に
その激しいアップダウンにも十分に対処出来ていたと思います。
ここ最近の流れとして、3バックシステムを採用するチームでは
本来は攻撃的なサイドアタッカーの選手が
WBへコンバートされて評価を高める事が多い様に
15チェンバレンもWBに適応があるのかもしれません。

このまま3−4−3へ本格的に移行する様には
個人的には感じませんが
不安定な守備組織の現状を変えようと
ある意味ギャンブルとも取れる3バックを使った
ボスの決断には大いに評価したいと思います。
しかし同時に本格的に機能させる為には
もっと多くの鍛錬が必要なのも確かだと思います。

試合内容としては満足のいく内容ではありませんでしたが
もう絶対に失う事が出来ない勝ち点3を死守した事に
ひとまず安堵しています。


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33チェフ

 相手の決定力に救われた面も大きいが後半の2度の決定機を防ぎ勝利に貢献する。

5ガブリエウ

 失点してからは以前の様なバタバタした感じが顔を出してしまった。

6コシールニー

 3バックの中央を務めた。 アーセナルでは殆ど経験がない形だったと思われるが良くやった方だろう。

16ホールディング

 久しぶりの起用だったが全体的に安定していた。

15チェンバレン

 右WBとして先発する。 特に前半はこの15チェンバレンの推進力がアーセナルの唯一の攻撃の手段だった。 積極的に右サイドを突破しそこから入れるクロスも幾つかの球種を使い分け、精度の面も大分向上してきている様に感じる。 それと共に激しくアップダウンが強いられるWBに於いて試合終盤でも何度も相手ゴールまで駆け上がる事が出来た様に適応には問題なかった。

8ラムジー

 ゲームの組み立て、自由すぎるポジション等、チームとして消化出来ていない問題はあるが、その一方で胸トラップで決勝ゴールをアシストした様に、8ラムジーが流れの中に組み込めた時には攻撃陣に厚みをもたらす存在でもある。

29ジャカ

 幾分良かったが、チームに推進力をもたらすプレーをもっと見せて欲しい。

18モンレアル

 守勢に回った時にはDFラインに入った様にバランサーの役割を担った様だが、失点シーンではクロスを入れてきたダウニングにもっとプレシャーを掛けられなかったのか?

11エジル

 3−4−3の右サイドと言うよりも12ジルーの後ろのエリアで自由にプレーした印象。 ゲームを組み立てる為に下がる場面も多かったが、決勝ゴールの場面や62分の場面の様によりゴールに近いエリアでプレーした方が相手へ脅威に与える度合いは大きく変わる様に感じる。

7アレクシス

 11エジルとは異なり左サイドを中心にプレーする。 前半の先制FKは完璧であり、決勝ゴールの鍵となる8ラムジーへのピンポイントパスも流石だった。 そして何よりも勝利を心の底から喜ぶ姿を見れたのは良かった。

12ジルー

 ゴールを奪う事は出来なかったが前線で体を張って献身的にスペースを作りチームを助けていた。 終了間際のループシュートが決まっていれば更に良かった。

34コクラン

 終盤守備固めに投入される。

24ベジェリン

 終盤投入される。 WBでの15チェンバレンの活躍が刺激になる事を期待する。

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決して綺麗な勝ち方ではなかったかもしれませんが
この勝利は大きな勝利になる様な気がします。

これまで勝負に対して淡白な部分が見え隠れしていた15チェンバレンが
今では試合が終わるとその場で動けなくなるほど
全てを出し切るまで戦う様になり、
ゴールを奪った時の11エジルは
これまでのストレスを爆発させる様に雄叫びを挙げました。
そして何よりも最終的に試合終了の笛をベンチで聴いた7アレクシスが
心の底からこの勝利を喜ぶ様に満面の笑みを浮かべ、
そしてチームメイトと勝利の喜びを分かち合う姿を見ると
もう一度チームが一つにまとまる可能性が
まだある様に感じます。

トップ4でフィニッシュするためには
仮に残りの7試合を全勝したとしても
他の3チームの状況次第では
トップ4に滑り込む事が出来ない状況です。

現状としては可能性は僅かしかないかもしれませんが
我々がトップ4でフィニッシュする為にする事は一つしかありません。

全ての試合に勝つ!!

このミッションは極めて難しいミッションかもしれません。

しかし再びチームが一つに纏まれば
決して不可能な事ではないと思います。

この試合の勝利の喜びを分かち合った様に
残りの7試合、心を一つにして
この極めて難しいミッションを成し遂げて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:19G9A CL:3G3A FA:1G2A
8ラムジー    PL:0G2A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:7G6A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:9G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G5A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G1A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A FA:2G1A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:1G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


PL32:Crystal Palace vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Crystal Palace 3−0 ARSENAL
2017年4月10日(月)Premier League, Selhurst Park

Goal
 (17)Townsend
 (63)Cabaye
 (67)Milivojevic(pk)


26Martinez

24Bellerin 20Mustafi 5Gabriel 18Monreal

35Elneny  29Xhaka

14Walcott   11Özil   7Alexis

23Welbeck



(59)35Elneny>>>8Ramsey
(59)23Welbeck>>>12Giroud
(68)14Walcott>>>15Oxlade-Chamberlain


Substitutes
 54Macey
 3Gibbs
 4Mertesacker
 34Coquelin

 
Arsenal 1.jpg惨敗、、、。

トップ4を争う上で
取り返しのつかない痛手になるかもしれない
敗戦です。

先発は前節ウエスト・ハム戦と
同じ布陣を組んできました。

試合はポゼッション率が28%対72%だった様に
ボールを保持するアーセナルに対して
アラダイス監督のチームの代名詞でもある
引いて守ってカウンターと言う戦いだったと思いますが
直近の5試合で4勝1敗の上
その4勝の内の一つが首位チェルシーから奪った様に
非常に好調なクリスタル・パレスの勢いは
アーセナルを凌駕していたと思います。

失点シーンを振り返ってみたいと思います。

17分、ゴールキックに対して5ガブリエウが
ベンテケと競り合いましたが潰されてしまい
そのこぼれ球を拾ったタウンゼントから
キャバイエ〜タウンゼント〜キャバイエ〜
左サイド側に開いていたザハへと繋ぎ
そこからの折り返しをゴール前に走り込んできた
タウンゼントに押し込まれて失点。

試合後アラダイス監督がコメントしていた様に
ロングボールをベンテケに当てて
そのこぼれ球を拾って一気にゴールに向かうと言う
相手のプラン通りに見事にやられてしまいました。

対するアーセナルの守備陣はどうだったかと考えますと
5ガブリエウとベンテケ競った後のこぼれ球に対して
後手に回されてしまった所が全てだった様に感じます。

そのこぼれ球に対して反応していたのは
35エルネニーだけでした。
仮にこの時に29ジャカも速やかに反応していたら
ポジション的にはタウンゼントに付く形になり
そのままタウンゼントに付いていれば
ゴール前に完全にフリーな状態で走りこませる事は
免れる事が出来たかもしれません。
どちらにせよDFラインの前のスペースで
タウンゼントとキャバイエに
何もプレッシャーを与えられずに
ボールを展開される様な守備をしていてはそもそもダメでしょうし
しかも問題の29ジャカは
こぼれ球に対して反応する事がないだけではなく
最終的にゴールネットを揺らされるまで
傍観者だったのは非常に問題だったと思います。

ここ最近大量失点を繰り返している原因として
DFラインの前のエリアを制圧出来ていないという点が
度々指摘されていますが
この場面も根本的にはその問題が改善されていない所に
原因がある様に思われます。

63分、左サイドから入れられたスローインを
18モンレアルと8ラムジーがベンテケと競りましました。
そのこぼれ球を拾ったタウンゼントから
左サイド側に開いていたザハへ展開し
そこからの折り返しを受けたキャバイエが放ったダイレクトでシュートは
ファーサイドの上の角に吸い込まれて失点。

これもベンテケに競らせてそのこぼれ球を
手数を掛けずに展開して一気にゴールに迫る
相手のプラン通りにやられてしまいました。

あの体勢からファーサイドの上の角を狙った
キャバイエのシュートが完璧だっただけに
この場面でゴールを防ぐとしたら
キャバイエがフリーで入って来た場面での対応だと思います。

ベンテケに対して18モンレアルが釣り出されてしまっていた為に
ザハに対応する為にガブリエウが左サイドに出たのは
仕方がなかったと思いますが
結局それにより出来た穴に入ってきたキャバイエに対して
誰も対応する事が出来なかったという所に問題があるのだと思います。
20ムスタフィがスライドすれば良かったのかもしれませんが
ベンテケがファーサイドに向かって横切って来ていましたので
そのベンテケの動きに呼応した20ムスタフィの対応は
決して間違ってはいなかったと思います。
そうなると走り込んできたキャバイエに対して
誰かが一緒に戻ってくる必要があったと思いますが
唯一可能性があったのは8ラムジーだったと思います。
しかしその8ラムジーもキャバイエの動きに対して
反応が遅れており完全に後手に回ってしまっていては
どうする事も出きませんでした。

クリスタル・パレスの仕掛けは極めてシンプルな物だったと思いますが
シンプルだった分、相手に先手を撃って対応しなければ
簡単にゴールを許してしまうと言う典型的な形で
2つの失点を許してしまったと思います。

3失点目のPKを与えた場面はやや不運だった様に感じます。

66分過ぎ、GKからのフィードをベンテケがそらしたボールに対して
ペナルティ内で26マルティネスと24ベジェリンとタウンゼントが交錯して
PKの判定を受けました。
しかし、この場面をスローで見ますと
飛び込んできた26マルティネスに対して
タウンゼントが一度着地した右脚を外側に開いて
26マルティネスに自らぶつけてから飛んでいますので
26マルティネスにしてみれば納得出来ないファールだと思います。

まぁ、タウンゼントにしてやられてしまったとは言え
あのタイミングで交錯しそうになれば
アタッカー側からすれば必ずPKを貰いに来るのは
分かっていたと思いますので
もっと細心の注意が必要だったとも言えると思います。

67分、このPKをミリボイェビッチに決められてしまい失点。

この他にも失点していてもおかしくなかった場面が何度もあったと思います。

40分過ぎ、パスを受けた24ベジェリンがボールをロストした所から
ベンテケにダイレクトに楔のパスが入り
そのベンテケが落としたボールをザハに拾われてしまい
そこからのリターンのパスを受けたベンテケにDFラインを突破を許し
至近距離からシュートを撃たれてしまいました。
幸い26マルティネスのファインセーブで失点は免れましたが
セーブした26マルティネスが看板に向かって
ボールを激しく蹴り飛ばして怒りを露わにする位、
醜い対応だったと思います。

24ベジェリンが簡単にロストしたのは勿論の事、
ベンテケが落としたボールに対しても
誰一人として速やかに反応する選手がいませんでした。
そして、ザハからベンテケにパスを出された場面でも
29ジャカは全くプレッシャーを与える事もせずに
中学生の様に簡単に股を抜かれてしまっては
26マルティネスが怒りたくなるのも分かります。
とにかく醜い対応のオンパレードだったと思います。

49分過ぎ、右サイドからのクロスが左サイドまで流れ
そのクロスを受けたタウンゼントが
そのままカットインしてきた所で右脚を振り抜かれてしまいました。
これも26マルティネスのファインセーブで難を逃れましたが
CKからの流れだったとは言えこの場面でも
守備陣には規律と言うものが全く感じられませんでした。

守備陣だけではありませんが
この試合通して言える事はとにかく反応が悪い。
勢いがあった相手選手に対して明らかに反応が悪い為に
如何なる場面でも後手に回り続けてしまっていたと思います。
単純に集中力の問題なのか?
それともコンディションの問題なのか?
責任感や闘争心の様なメンタル的な問題なのか?
理由は何であれ後手に回った事で
局面局面の勝負に勝つ事が出来ずに更に後手に回るという
負のスパイラルの中にどっぷりと浸かってしまった様に見えました。
そして組織的にも一言で言えばバラバラ。
この試合の守備陣には規律と言うものが存在している様には全く見えず
各々がただ勝手にプレーしていた様にさえ見える場面がありました。

一方の攻撃面も散々たる状況だったと思います。

72%もボールを保持していながら
ゴールの匂いがしたのは
8分過ぎの35エルネニーのミドルシュートの場面と
71分過ぎの15チェンバレンから
スペースに出された浮き球のパスで
深い位置まで侵入した24ベジェリンが
GKの頭を越すループシュート?
もしくはパス?を入れた場面位だったと思います。

試合後キャラガーに「臆病者」と言われた様に
リスクを冒す場面が余りにも少なかったと私も思います。
確かに2ラインの間のスペースを消して引いて守る
相手の守備のブロックには殆ど隙らしい隙は見当たりませんでした。
しかもゴール前に陣取るCBのサコは
非常に高いモチベーションを持って
この試合に挑んでいるのが
画面からでもはっきりと分かるくらいの
集中力を見せていましたので
現実的にその牙城を崩すのは難しかったと思いますが
それを差し引いても何も出来なすぎだと言わざる得ないと思います。

この様に引いて守る相手に対した時に
アーセナルのリズムが悪くなる原因として
個人的に考えているのが
中盤から前線、特に2ラインの間に向けた
縦パスなどの効果的なパスが入らない所だと思います。

本当ならばこの様なパスの出し手にならなければならない
29ジャカはこの試合でもサイドや前線に向けて放った
ミドル〜ロングレンジのパスは効果的な物もありましたが
その一方で有効な縦パスは殆ど入れられなかった様に感じます。
勿論、その縦パスの受け手である前線の選手が
2ラインの間に良いタイミングで入ってこないので
現実的にパスを出せないと言う問題もあると思いますが
多くの時間帯で11エジルが中盤の底まで下がってきて
ゲームメイクをしていた事からも
効果的な縦パスなどは殆ど入れられなかったと言えると思います。
まぁ、11エジルが下がってきて
ゲームメイクしたくなる気は分からなくもありませんが
11エジルが下がってきてしまうと
2ラインの間でパスを引き出す選手が
不在になる時間帯が更に多くなりますので
個人的には11エジルには2ラインの間でパスを引き出して
そこで勝負して欲しかったとは思います。

この様な流れの中で29ジャカが中盤の底から
攻撃陣にリズムを与えられない原因として考えられるのは
中盤の底でボールを持った29ジャカはそのエリアから殆ど動かずに
その場所からサイドに展開したりミドルレンジのパスを出して
ボールを捌こうとする傾向が強いからではないかと思っています。

相手はFW陣がファーストプレス掛けてきますが
それをかいくぐられると
まず守備のブロックを築こうとリトーリートしますので
ファーストプレスをかいくぐった後には
29ジャカの目の前には多かれ少なかれ
スペースが出来ている事が多かったはずですが
前記のように29ジャカはそのままボールを持ち上がって
そのスペースを活かそうとはしませんでした。

仮にこのスペースに向かってボールを持ち上がるだけで
多くの可能性が生まれる様に感じます。
ボールホルダーが侵入してきたら
当然ですが2ラインを形成している中盤の選手は
対応する為に前に出ざる得なくなり
その前に出た選手の背後には
スペースが生まる可能性が出てきます。
そのスペースがパスを受ける選手にとっては入り込む隙になり
その2ラインの間で誰かがパスを受ける事が出来れば
それを対応する為にDFラインの選手が動かざる得なくなり
結果として守備のブロックは崩れる可能性が出てくると思います。
勿論、この様に簡単に崩せるほど甘くはないと思いますが
少なくとも守備のブロックを固めている相手に対して
何かアクションを起こさなければ何も起こらないと思いますし、
29ジャカがボールを持ち上がっても何も起こらなかったとしても
中盤の底からパスを捌いていたのと同様に
ただそこから通常通りサイドに展開すれば良いだけの話しですので
29ジャカがボールを持ってボールを持ち上がるアクションに関して
マイナス面が出るリスクも殆どないと思います。

攻撃陣のリズムと言うのは勝手に生まれる物ではなく
自ら奏でようとしない限りは生まれてこない物だと思います。
しかしそのリズムを奏でなければならない奏者が
遠くの方で単調なリズムを繰り返していたら
躍動する様なリズムは生まれません。
そういう意味では19カソルラは攻撃陣のリズムに
強弱を付けるのが非常に上手かったと思います。
元々中盤の底でボールを捌くのが29ジャカのプレースタイルであり
シンプルにボールを捌くのも戦術上重要だと思いますが
その一方でチームが機能していない時に何ができるのか?
自分の得意なプレーだけではなく
その状況に応じて行える引き出しの数の多さが
その選手のポテンシャルを表す事が多いと思います。
そういう意味では現時点の29ジャカは
十分に納得出来る様なレベルまでは
成熟していないと言わざる得ないと思います。

勿論、この試合で攻撃陣が機能しなかったのは
29ジャカだけの問題ではなく
前線の選手もパスを引き出す動きが出来ていたのかと言われれば
良いパスが来るのをただ待っているだけで
パスを引き出すフリーランニングや
自らが囮になってスペースを作り
そのスペースを他の選手が使う様なコンビネーションを等の
色々な試みを見せる事もなかったと思います。
状況を打開する為にリスクを冒してアクションを見せれなかった
この試合の攻撃陣は「臆病者」と言われて
当然の状況だと思います。

とは言え、この試合の選手たちが見せた
プレーのクオリティを考えますと
全てが上手くいったとしても
ゴールを奪える様なクオリティを見せられたかどうかは
疑問に感じます。

簡単なミスパスを繰り返し、
デュエルの状況でボールを奪われ続けては
戦術以前の問題と言われても仕方がないと思います。

この様な低レベルのクオリティのプレーで
試合に勝つ事自体有り得ないと思いますので
まさに負けるべくして負けた試合だったと言わざる得ないと思います。

前節のウエスト・ハム戦で
僅かに見えかけた光明は
あっけなく消えてしまいました。


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26マルティネス

 26マルティネスのファインセーブがなければ3失点では済まなかっただろう。

24ベジェリン

 サイドから厚みを持たせるも効果的な仕掛けは演出できず。

20ムスタフィ

 20ムスタフィだけの問題ではないが組織的な規律がない。

5ガブリエウ

 幾ら積極的にプレーしていても規律がなければ効果的には守れない。

18モンレアル

 左サイドの深い位置まで入り込むもそこからの折り返しでチャンスを作れず。

35エルネニー

 この試合で数少ないゴールの匂いがした場面の一つが35エルネニーのミドルだった。 

29ジャカ

 全ての責任が29ジャカにある訳ではないが、しかしポジションと役割的に考えると29ジャカの振る舞いが攻撃陣を活性化するか停滞させるかの鍵になる。 そういう意味では停滞していた攻撃陣を導く事が出来ず。 鍵となるパスを出すコースがなければ自らが動いて作る位の工夫は見せて欲しかった。

14ウォルコット

 スペースが消されてしまい孤立する。

11エジル

 良いボールが入ってこない為に下がってゲームメイクしたくなる気持ちは分からなくもないが、本当は2ラインの間でパスを引き出しそこからリスクを冒して勝負する姿を見たかった。

7アレクシス

 この試合でも仕掛けの起点は7アレクシスが担っていた。

23ウェルベック

 この試合でも沈黙。 23ウェルベックだけの問題ではないが、スペースがないならないなりに、スペースを作る為にもっとフリーランニングを繰り返す位の事は出来たのではないか。 もっと言えば自らのフリーランニングで作ったスペースを他の選手が使う様なコンビネーションはアーセナルの攻撃陣には存在しないのか?

8ラムジー

 35エルネニーに代わって投入されるが状況は全く変わらず。

12ジルー

 23ウェルベックに代わって投入されるが沈黙。 

15チェンバレン

 ドリブルで積極的に仕掛けて状況を打開しようとする意気込みは買う。 


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来シーズンのCL出場権を獲得する上で
この敗戦は非常に大きな痛手になってしまうと思います。

消化試合に差はありますがこれで6位まで後退してまい
自力で4位フィニッシュする事が
現時点では出来なくなってしまいました。

それと共に4位でフィニッシュする為の
ボーダーラインと考えている勝ち点73点に到達する為には
残りの8試合を6勝1敗1分けで駆け抜けなければならなくなり
かなり厳しい状況に陥ってしまいました。

実際問題として今の空中分解仕掛けているアーセナルよりも
降格争いをしているクラブの方が
勝負に対するモチベーションは遥かに高いのは予想出来ていたとは言え
ここまで完敗してしまうと
今後チームの士気を上向けには出来ないのではないかと思ってしまいます。

この苦境から抜け出す光が全く見えませんが
今だからこそもう一度問いたい。

キャラガーに「臆病者」と言われたままで良いのか?
11エジルや7アレクシスは
「最低のパフォーマンスを披露している」「全く集中していない」
そして「チームから出て行く為にプレーしている様だ」
とまで言われてそのまま引き下がるのか?

少しでもこのコメントに怒りを感じる心が残っているのならば
今からでも決して遅くなないと思います。

残りの8試合を全勝で駆け抜けて
キャラガーが現役生活の全てを費やしたリバプールを
もう一度失意のどん底に落として欲しいと強く希望します。

この不甲斐ない結果に落胆している暇などありません。

再び立ち上がり、
不甲斐ない結果を誰かのせいにするのではなく
全てを自分に向けて
その怒りをピッチの上で力に変える時です。

そう、何度でも、何度でも、、、、
立ち上がり前を向いて戦うだけです。


C'mon Arsenal !!



追伸、

この敗戦で再びボスは弱音を吐いてしまいました。
自らの去就に関して逆風がさらに酷くなる中で
この様な惨敗を喫してしまい
心が折れかかっている事を察します。

その去就問題ですが、
以前からボスは3月中に結論を出すといっていましたが
これまでの色々なコメントから考えますと
ボスの希望はもうフロントに出しているのではないかと思います。

その希望は「契約延長」で間違いないと思います。

これについては賛否両論あると思いますが
ボスがどの様な希望を持っていても
それはボスの希望ですので
その希望を全否定するのは間違っていると思います。

特に、ボスはプロとして活動している監督ですので
苦境であっても、もう一度立て直したい、
再びチームを復活させる為にまだ指揮を執りたいと希望する事は
決して間違った考え方ではないと思います。

勿論、来シーズン以降もこのまま指揮をとり続けた結果、
これまでのアーセナルのキャリアに
泥を塗る可能性もあると思いますし
実際問題としてチームを復活させる事が出来るかどうかは
別な話だと思いますが
それでもボスが「契約延長」を希望する事自体は
普通の考えだと思います。

しかしここに来て
「ボスの去就はシーズンが終わってから決定する」
と言う話が出てきました。

これまでの「3月末までに決める」
「もうそろそろ、発表する事が出来る」と
ボスがコメントしていた様に
当初は3月末辺りがデッドラインで
契約延長するか退任するかはボスの意向を尊重すると言う
流れがあったのかもしれませんが
「もうそろそろ、発表する事が出来る」とコメントしてからも
一向にボスの去就についてのアナウンスがない事を考えますと
その流れは変わり始めているのではないかと推測でき、
そしてここに来て「シーズンが終わってから、、、」
と言う話も出てきた事からも
ボスの去就は完全に白紙に戻ったの出はないかと推測できます。

しかし、白紙に戻ったと言っても
退任が決まったと言う訳ではないと思います。
個人的には契約延長する為のノルマ等が
設定されたのではないかと思っています。

一番現実的に考えられるノルマは
「来シーズンのCL出場権」
だと思います。

来シーズンのCL出場権を失った場合は
アーセナルを取り巻く状況は更に混迷を極める事は確かであり
そのカオスの中でボスの契約延長の支持を集めるのは
多分、不可能になると思われますので
CL出場権を失う事が決まったら、
ボスの退任が発表されるのではないかと推測しています。

一方でCL出場権を確保した場合は
ボスの契約延長が発表される可能性が高いと推測しています。

しかし現在の状況を考えますと
CLの出場権を確保したと言う体面上の理由で
ボスの留任に納得するグナがいる一方で
どの様な状況でもボスが留任した場合は
退任を希望していたファンは不満に思うと思いますので
アーセナルを取り巻くカオス的な状況は
来シーズンにも持ち込まれてしまうかもしれません、、、。

その様な状況のままでは当然ですが
来シーズンも良い結果を出す事などは不可能であり
ボスの去就と共にアーセナルを取り巻くカオスの様な状況を
払拭する事も必要だと思います。

夏の移籍市場で派手に動き大刷新を敢行すると言うのが
現実的な方法になるとは思いますが
最も有効な特効薬は11エジルと7アレクシスの
契約更新しかないと個人的には思います。

11エジルは勿論の事ですが
特にアーセナルに対するリスペクトを既に失い
移籍が既定路線と言われている7アレクシスが残留を決め
チームとしての一体感を対外的にアピールする事が出来れば
周囲の雰囲気はガラッと変わるかもしれません。

しかしそれには幾つもの高いハードルを越えなければなりません。
大型補強を敢行しチームの大刷新するのは勿論の事、
分裂したチームをもう1度一つにまとめなければなりません。
そして何よりも噂では週給£25万で引き抜こうとする
他のクラブの提示額を上回る額を
アーセナルは提示する事が必要だと思いますが
実際問題としてこれまでの給与体系を壊してでも
7アレクシスを引きとめようとするかどうかは疑問です。

まぁ、もしも推測通りCLの出場権がボスの契約延長の条件ならば
シーズンが終わるまで待たなくても
ボスが留任するか退任するかは自ずと分かってくると思います。
ボスを留任を支持する選手たちは
残りの8試合を死に物狂いで戦うと思いますし、
その一方でボスの留任を望んでいない選手がいるのならば
これまで以上に不甲斐ない戦いを続けると思います。

そういう意味では残りの8試合でのチームの戦う姿勢で
実際の現場レベルに於いてボスの留任が
望まれているのかどうかがはっきりとわかる分、
なんとなく流れで決まるよりは良い様にも感じます。

さぁ、残りの8試合どの様な戦いを見せくれるのか
楽しみです。



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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:18G9A CL:3G3A FA:1G2A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:6G6A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:9G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G5A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G1A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A FA:2G1A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:1G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


PL31:ARSENAL vs West Ham United [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−0 West Ham United
2017年4月5日(水)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (58)11Özil
 (68)14Walcott(←11Özil)
 (84)12Giroud(←15Oxlade-Chamberlain)


26Martinez

24Bellerin 20Mustafi 5Gabriel 18Monreal

35Elneny  29Xhaka

14Walcott   11Özil   7Alexis

23Welbeck



(74)23Welbeck>>>12Giroud
(81)35Elneny>>>8Ramsey
(81)14Walcott>>>15Oxlade-Chamberlain


Substitutes
 54Macey
 3Gibbs
 4Mertesacker
 17Iwobi

 
Arsenal 1.jpg久しぶりの快勝!!

この勝利が長いトンネルから抜け出す
切っ掛けになってくれたらと思います。

先発は、33チェフに続き
13オスピナも負傷してしまった
GKには26マルティネスが入り
3列目には事情により欠場した34コウクランに代わり
35エルネニーが入りました。
怪我で離脱していた8ラムジーと
15チェンバレンも復帰しましたが
この試合ではベンチスタートとなり
それ以外は前節のシティ戦と同じ布陣でスタートしました。

試合はポゼッション率が66%対34%だった様に
引いて守るウエスト・ハムに対して
終始ボールを持つアーセナルと言う展開でした。

他人事ではありますが
この日のウエスト・ハムが
なぜ極端に引いて守ったのかは疑問に残ります。

最近のアーセナルに対する最も有効な手段は
効果的な縦パスを出させない様に
ハイプレスを仕掛けるのが常套手段になっていると思いますが
この日のウエスト・ハムはアーセナル陣内では
全くプレスを掛けてきませんでした。
そのお陰もあり殆どフリーパスで
ウエスト・ハム陣内に入る事が出来、
後はそこからどの様に仕掛けて
どの様にシュートまで持っていくかと言う
流れだった様に思います。

しかし、ボールを持って仕掛けようとしても
中々確固たる形を作る事が出来ずに
最初の決定機はこの場面だったと思います。

23分過ぎ、やや左サイドの位置でFKを得ました。
そのFKを7アレクシスはラインの裏に走り込んだ
23ウェルベックの動きに合わせる様に
ラインの頭を越す様な柔らかいタッチのボールを入れました。
完全に裏をかいた形になった事で
23ウェルベックはフリーで抜け出しましたが
残念ながら空振りしてしまいノーゴール。

誰もが直接狙ってくると思っていただけに
意表を突いた良いアイデアだったと思います。
その一方で後は押し込むだけの状況だっただけに
23ウェルベックには決めて欲しかったと思います。

この後も少しずつ良い形が作れる様になってきました。

30分過ぎ、相手のミスパスをカットした23ウェルベックから
14ウォルコットへパスが送られ
そのまま強烈なシュートを放ちましたが
惜しくも枠を捉えられませんでした。

40分過ぎ、29ジャカからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けた7アレクシスは
35エルネニーとのワンツーで中に切り込んできましたが
一度は途中で潰されてしまいました。
しかしそのクリアーボールを24ベジェリンが11エジルへ繋げ
そして再びペナルティ内に侵入していた7アレクシスへ送られ
その7アレクシスから戻されたパスを
24ベジェリンが左脚を振り抜きました。
そのシュートは惜しくも相手DFにブロックされてしまいましたが
そのこぼれ球を今度は35エルネニーが右脚を振り抜きましたが
そのシュートも相手DFにブロックされてしまい
ゴールを奪う事が出来ませんでした。

しかし良い流れだったと思います。
前節のシティ戦の時にも書きましたが
アイデアを共有すると共に
こぼれ球をしっかりと収めて次に繋げる
波状攻撃が出来ていましたので
大分アーセナルらしさが見られる様になってきたと思います。

41分過ぎ、11エジルが放った右サイドからのCKを
ニアサイドに走り込んできた23ウェルベックがヘッドで合わせました。
惜しくもGK正面でゴールを奪う事は出来ませんでしたが
シティ戦でもCKから20ムスタフィのゴールを奪った様に
11エジルのキックの精度が良い塩梅になってきた
フラグだったのかもしれません。

ボールを支配していても決定機を作り出すまで
時間が掛かった前半でしたが
時間が経つにつれて徐々に良いリズムが生まれ始めた流れのまま
後半に入りました。

48分過ぎ、11エジルからのパスを受け
中に切り込んできた7アレクシスが相手選手3人に囲まれた所から
送られたピンポイントのラストパスで11エジルが抜け出しました。
惜しくも11エジルがシュートを撃つ寸前にカットされてしまいましたが
7アレクシスのラストパスは
相手の急所を突く完璧なラストパスだったと思いますので
ここでゴールが決まっていたら
確実にこの試合のハイライトのプレーになっていたと思います。

そしてついに先制ゴールが生まれました。

58分、11エジルからのパスで
右サイドの深い所まで侵入した14ウォルコットが
中に折り返しましたが
その折り返しはカットされてしまいました。
しかしそのこぼれ球を収めた24ベジェリンから送られた
14ウォルコットへのラストパスのクリアーボールを収めた11エジルが
ペナルティの外から左脚を振り抜き先制ゴール!!
綺麗な弧を描きファーサイドネットに突き刺さった
完璧なミドルだったと思います。

カットされてもそのこぼれ球を確実に収めて次の攻撃に繋げると言う
重要なポイントがこの場面でもしっかりと遂行されたと共に
11エジルの左脚が蘇ってきた印象を強く感じさせるゴールだったと思います。

その後もチャンスが続きました。

60分、11エジルとのワンツーで持ち出した14ウォルコットが
そのままドリブルでコリンズをかわしてフォンテを釣り出した所で
フリーになった23ウェルベックにラストパスを送りシュートを放ちましたが
GKにブロックされてしまいゴールならず。

64分過ぎ、11エジルからのスルーパスで
DFラインを完全に突破した23ウェルベックが
シュートを放ちましたが残念ながら枠を捉えられませんでした。

この試合では23ウェルベックには
何度か良い形のシュートチャンスが訪れましたが
残念ながら一つも決める事が出来ませんでした。
以前からそうですが23ウェルベックは
非常に重要なゴールを決める勝負強さがある一方で
基本的な決定力に関してはそれほど高くないと言う問題点が
現時点でも変わらず存在している様に見えます。
この辺りがストライカーとして一皮剥けない大きな原因であり
いつまでたっても23ウェルベックを評する時には
フィジカル能力が高く献身的な選手としか
言われない原因なのだと思います。
しかしこの問題はユナイテッド時代から一向に変わらない事を考えますと
今後も劇的に改善する保証もそれほど高くない様に思います。
元々、一度訪れたチャンスを確実に仕留める様なタイプではなく
5本シュートを放った内の1本、、
10本シュートを放った内の1本決める
と言うタイプだと思いますので
例えばシーズン20ゴールを奪える様な
エースストライカーとして期待するのは
現実的に難しいのかもしれません。

ここ数試合12ジルーではなく23ウェルベックを起用しているのが
12ジルーよりも23ウェルベックの方が調子が良い為に起用しているのか?
それとも以前からボスが良くやっているテストとして
来シーズンを見越してストライカーの主力として
23ウェルベックを起用する事が出来るのかどうかを
見極める為に起用頻度を増やしているのか?は分かりませんが
もしも後者であるのならば
現時点では来シーズンの主力ストライカーとしては
合格点は与えられる事は難しい様に感じます。

一方で60分の時の14ウォルコットとのワンツーの場面では
浮き球をヒールで戻したり
64分過ぎの場面では23ウェルベックへ完璧なタイミングで
スルーパスを送ったり
先制ゴールを境にしてこれまでスランプだった11エジルが
一気に躍動し始めました。

その躍動し始めた11エジルがその後もチャンスを演出し続けました。

65分過ぎ、7アレクシスからのスルーパスで
左サイドをタイミング良く抜け出した11エジルから
ゴール前に走り込んできた35エルネニーに
完璧な精度のクロスが送られました。
35エルネニーの叩きつける様なヘッドは
GK正面でゴールには繋がりませんでしたが
これまでパスを出してもつながらない事が多かった1エジルが
本当に嘘の様にいとも簡単にパスを通し始める様になったと思います。

そして試合を決める2点目は11エジルのアシストから生まれました。

68分、11エジルからの縦パスを
ペナルティの左角辺りで受けた7アレクシスが
外側から追い越してきた11エジルへヒールパスで繋ぎ
そのまま11エジルは深い位置まで侵入しました。
そしてそこからゴール前に入れたグラウンダーの折り返しを
14ウォルコットが合わせてゴール!!

7アレクシスがヒールで繋いだ所が全てだったと思いますが
久しぶりに完璧に崩したゴールだったと思います。
基本的な仕掛けとしてはシンプルな仕掛けでしたが
そのアイデアをしっかりと共有して
「点」を「線」に繋げる事が出来た仕掛けだったと思います。

2点ビハインドとなった所でほぼ決着が付いたと言えるかもしれませんが
ウエスト・ハムの守備網が緩くなった所を
更に攻め立てました。

69分過ぎ、35エルネニーのパスを左サイドで受けた7アレクシスから
ゴール前正面にぽっかりと空いたスペースに走り込んできた
24ベジェリンへピンポイントのパスが送られ
そのパスを24ベジェリンがスライディングしながら
ダイレクトボーレーで合しました。

惜しくもそのシュートは枠の外でしたが
11エジルと23ウェルベックがニアに動いて出来た
ゴール正面のスペースにタイミング良く走り込んだ24ベジェリンと
それを見逃さずにピンポイントでパスを送った7アレクシスのアイデアが
見事に共有された惜しい場面だったと思います。
まぁ、走り込んできた24ベジェリンに対して
ウエスト・ハムの選手が誰一人として反応していなかった所が
最大の問題だったと思いますが、、、。

そして最後は12ジルーが決めました。

84分、右サイドをドリブルで切り込んできた15チェンバレンから
12ジルーにパスが送られ
ペナルティの右斜め45度辺りから豪快に左脚を振り抜いて
ファーサイドネットに突き刺しゴール!!

最近の記事にも出ていましたが
今シーズンの12ジルーは
それ程多くの先発で出場する機会が得られていませんが
その一方でこの試合でもそうですが限られた出場時間の中で
かなり高率にゴールを奪っています。
勿論、先発で出場したからと言って
このペースでゴールを量産出来るかどうかと言うのは
全く別な話だと思いますが
ここまで高率でゴールを奪うと
先発での待望論が出てもおかしくないと思います。
しかしこれまでの12ジルーの傾向を考えますと
好不調の波が非常に大きい選手であり
怪我に対しては強い選手だと思いますが
見た目以上にフィジカルコンディションの良し悪しによって
プレーが影響を受けやすい選手だと思われます。
よってプレーを安定させる為には
何よりもコンディションの維持が重要だと思われますが
30歳を超えた年齢を考えますと今後は更に
コンディションの維持に苦しむ事も考えられますので
調子が良いからと言って先発で起用し続けてしまうと
シーズン通してパフォーマンスを安定させる上では
かえってマイナス方向に働く可能性もあるのではないかと思います。
そうであるのならば本人の意向には反する事だと思いますが
少しでも長い間良いコンディションの状態を維持する為に
スーパーサブ的に起用するのは意味がある様に感じます。
勿論、一定の出場時間がなければ
フィジカルコンディションを保てないと言うタイプの選手もいますので
スーパーサブ的な起用だけで
良好なコンディションを維持出来る事が前提になりますが
少なくとも今シーズンの結果から考えますと
12ジルーはスーパーサブにあっている様に見えます。

ウエスト・ハムが緩かったとも言えますが
久しぶりに良い形でゴールを奪い
勝利を収める事が出来ました。


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26マルティネス

 74分のランシーニのシュートも的確なセーブでゴールを死守する。 第3GKとして公式戦での出場機会はそれほどないが、十分に準備が出来ている事を証明する。 浮き足立つ事なく冷静に振る舞い、シュートストップ能力も高い。 足りないのは実戦での経験と周囲からの信頼だけだろう。

24ベジェリン

 守備に振り回される事がなかった分、攻撃面で良いアクセントになっていた。

20ムスタフィ

 キャロルを封殺する。

5ガブリエウ

 アグレッシブなディフェンスで零封する。

18モンレアル

 後半ロスタイム、危険なチャージを受けるもファールを取られず。

35エルネニー

 非常に良かった。 昨シーズンも19カソルラの離脱で生じた中盤のカオスを救った様に、もしかしたら今シーズンも解決策は35エルネニーなのかもしれない。 中盤の底から前線、そしてサイドの広い範囲まで精力的に顔を出す事で中盤のボールの流れは確実に良くなった様に見えた。 残りのシーズンは35エルネニーを軸に置くべきだろう。

29ジャカ

 この試合では左脚にボールを持ち替えずに、そのまま右脚でパスを出した良いタイミングの時はそのまま右脚でパスを出す機会が多く、その結果幾分テンポが良くなった様に見えた。

14ウォルコット

 2点目を奪い試合を決める。 ゴールには繋がらなかったがドリブルで引き付けてから23ウェルベックへパスを出して決定機を演出した場面はこの試合のハイライトの一つ。

11エジル

 先制点を奪ってからプレーは格段に良くなった。 このゴールを切っ掛けに完全復活へ遂げる事を期待したい。

7アレクシス

 仕掛けの起点となり何度もチャンスを演出する。

23ウェルベック

 多くの決定機が訪れたが決めきれず。

12ジルー

 限られた出場時間でゴールを決め続ける。 スーパーサブとして非常に心強い存在。

8ラムジー
 
 終盤投入される。

15チェンバレン

 12ジルーのゴールをアシストする。


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久しぶりに気持ちの良い勝利だったと思います。
この勝利を契機にチームの状況が好転してくれる事を期待したいと思います。

今節の試合を含めて残り9試合。
トップ4争いはますます熾烈になってきそうです。

ここ10シーズンの間で4位でフィニッシュする為に
必要だった最高勝ち点は73点でした。
逆に言えば勝ち点が73点以上あれば
トップ4でフィニッシュ出来る可能性が高くなるとも言えます。

現在の順位表は
チェルシー  31試合 勝ち点75点 (残り7試合)
スパーズ   31試合 勝ち点68点 (残り7試合)
リバプール  32試合 勝ち点63点 (残り6試合)
シティ    31試合 勝ち点61点 (残り7試合)
ユナイテッド 30試合 勝ち点57点 (残り8試合)
アーセナル  29試合 勝ち点54点 (残り9試合)

最高到達勝ち点は
チェルシー  96点 
スパーズ   89点
リバプール  81点
シティ    82点
ユナイテッド 81点
アーセナル  81点

そしてトップ4の基準勝ち点を73点としますと
チェルシーはすでにクリアー
スパーズ   残り  5点 1勝4敗2分け
リバプール  残り 10点 3勝2敗1分け
シティ    残り 12点 4勝3敗
ユナイテッド 残り 16点 5勝2敗1分け
アーセナル  残り 19点 6勝2敗1分け

となります。

そうなるとすでにクリアーしているチェルシーと
残り7試合を1勝4敗2分けで済むスパーズは
ほぼトップ4は確定だと思われます。

よってトップ4争いは
リバプール、シティ、ユナイテッド、アーセナルの
4チームで2つの枠を争う事になると思います。

残り試合の内訳を見ますと
上位チームとの試合が残っている
シティ、ユナイテッド、アーセナルに比べて
既に上位チームとの対戦が全て終わっているリバプールが
やや有利の様に感じますが
そのリバプールは今シーズン敗れている5試合の全てが
上位チーム以外のチームとの試合という事を考えますと
まだ何が起こるかわからないと思います。

しかし今は他のチームの星取り勘定をするよりも
まず大切なのはアーセナルが残りの9試合を
6勝2敗1分け以上の成績を収めなければならない所であり
今後ホームでのレスター戦、
アウェイでのスパーズ戦
ホームでのユナイテッド戦
そして最終節には苦手としているクーマン率いるエバートン戦も
残っている状況を考えますと非常に心配です。

正直この厳しい対戦相手が残っている状況で
2敗しか許されないというのはかなり厳しい状況だと思いますが
それでもやるしかありません。

何度も言いますがひと度CL出場権を失ったら
アーセナルはもう這い上がれなくなってしまうかもしれません。

何がなんでもCL出場権を死守する為に
一戦必勝の心構えで残りの9試合を全勝して欲しいと思います!!



C'mon Arsenal !!



追伸、この試合でも主審を務めたアトキンソンのジャッジは
非常に醜かったと思います。

17分過ぎ、7アレクシスからパスを受けた14ウォルコットが
そのままペナルティに侵入した所をマスアクに
後ろから手で押し倒されました。
マスアクはボールではなく最初から14ウォルコットに向かって
チャージしていましたのでPK相当に見えましたが
アトキンソンのジャッジはノーファール。
もしもこの試合がCLのバイエルン戦だったら
間違いなくPKが与えられるチャージだったと思いますが
ここはPLであり、主審はアトキンソンですので
この位のチャージはノーファールでもまだ仕方がないかもしれません。

しかし後半ロスタイムの場面の18モンレアルのファールを流したのは
納得できません。

後半ロスタイム、ルーズボールに対して12ジルーが落としたボールを
ペナルティ内で受けた18モンレアルに対して
飛び込んできたバイラムに18モンレアルの左足を踏まれた上
そのまま左脚が刈り取られてしまいましたが
アトキンソンのジャッジはノーファール、、、。

このタックルは非常に危険なタックルだったと思います。
なぜならばバイラムの伸ばした右足が18モンレアルの左足の甲を踏んだ為に
18モンレアルの左脚はその瞬間ロックされた状態になった所で
勢い余ったバイラムの左の脛の部分が
18モンレアルの脛にヒットしたからです。
幸いにも危険を察知した18モンレアルが左足を引く事が出来たから
大きな怪我には繋がりませんでしたが
仮に左足を引き抜く事ができずにそのまま残ってしまっていたら
最悪折れていた可能性もあったと思います。

すでに後半ロスタイムであり勝敗に関係ないとはいえ
これほど危険なタックルを見逃すとは
適当なジャッジしかしないアトキンソンと言えども
お粗末極まりないと言わざる得ないと思います。


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:18G9A CL:3G3A FA:1G2A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:6G6A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:9G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G5A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G1A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A FA:2G1A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:1G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


PL30:ARSENAL vs Manchester City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−2 Manchester City
2017年4月2日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (5)Sane
 (40)14Walcott(←20Mustafi)
 (42)Aguero
 (53)20Mustafi(←11Özil)


13Ospina

24Bellerin 20Mustafi 6Koscielny 18Monreal

34Coquelin  29Xhaka

14Walcott   11Özil   7Alexis

23Welbeck



(46)6Koscielny>>>5Gabriel
(67)14Walcott>>>12Giroud
(76)23Welbeck>>>17Iwobi


Substitutes
 26Martinez
 3Gibbs
 55Maitland-Niles
 35Elneny

 
Arsenal 1.jpg来シーズンのCL出場権を争うシティとの
直接対決でしたので
勝利が必要な試合だったと思いますが
残念ながら痛み分けのドローでした。

先発はWBAで負傷離脱した33チェフに代わり
ゴールマウスは13オスピナが入り
15チェンバレンと8ラムジーが
筋肉系の怪我で離脱した中盤は
29ジャカと34コクランのコンビが
3列目に入りました。
体調不良と怪我で離脱していた11エジルが
トップ下に戻ってきた2列目は
右に14ウォルコット、左に7アレクシスが入り
1トップにはこの試合も12ジルーではなく
23ウェルベックが入りました。

試合は開始早々からシティのショートカウンターを受け
危険場面が続きました。

3分、13オスピナからのリスタートのルーズボールを拾った
フェルナンジーニョから出されたスルーパスで
スターリングが抜け出されそうになってしまいました。
幸いタイミング良く前に飛び出した13オスピナが
カットして事なきに済みましたが
タイミングが違えば失点する可能性もあった場面だったと思います。

しかしその後同じ様なショートカウンターから
失点してしまいました。

5分、カバジェロからのフィードを
前に出てきた20ムスタフィがヘッドで跳ね返しましたが
そのボールをデ・ブライネがダイレクトでロングスルーパスを放ち
そのパスで抜け出したサネに13オスピナがかわされ
ゴールに流し込まれてしまい失点。

ダイレクトで放ったデ・ブライネの完璧なパスが
この失点の全てだったと思いますが
確かに20ムスタフィが前に出た後に空いたスペースに対して
24ベジェリンのポジショニングがどうだったかと言うのは
議論の余地があると思います。
元々はサネに対して24ベジェリンは内側にポジションを取っていましたが
サネが内側へ動いた動きにに対して
24ベジェリンはその動きに付いて行かずに
オフサイドトラップを掛ける為にラインを上げようとしました。
しかしこれによりサネの内側にいた24ベジェリンとの位置関係は
この時点で逆転してしまい
その結果に20ムスタフィが上がって出来たスペースに対して
サネが容易に侵入する事を可能にしてしまったと言えるかもしれません。

とは言え、仮にデ・ブライネがワントラップしてからパスを出していたら
24ベジェリンがラインを上げた事で
オフサイドが取れていた可能性も高かった様にも思いますが
24ベジェリンの動きが全て間違いだった様には見えませんが
その一方で、開始直後からDFラインの裏のスペースを
シティが執拗に狙っていた事を考えますと
20ムスタフィが空けたスペースを
セーフティーに埋める事を優先しても良かった様に感じます。

その後もシティの猛攻を受けました。

9分過ぎ、カバジェロからのゴールキックを受けた
アグエロからデ・ブライネへのパスを11エジルが一度カットしましたが
そのこぼれ球をアグエロに拾われてしまい
そこから逆サイドのスターリングへ向けてパスが出されてしまいました。
そのパスも18モンレアルがカットしましたが
そのこぼれ球をスターリングに拾われてしまいました。
しかしカットインしてきた所を今度は29ジャカがブロックしましたが
そのこぼれ球もフェルナンジーニョに拾われてしまい
そこから左サイドに開いてきていたシルバに繋げられ
中に入れられたグラウンダーのパスに合わせて
デ・ブライネにミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートはポストに救われて幸いゴールは免れましたが
そのこぼれ球をシルバに拾われてしまい
再びシュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートも13オスピナのファインセーブで何とかゴールは死守されました。

デ・ブライネにせよシルバにせよ
シュートの精度は抜群だったと思いますので
この場面で失点しなかったのはラッキーだったと思います。
その一方でこの一連の流れを断ち切る事が出来そうだった場面が
少なくとも3度あったにも関わらず
最終的に流れを切る事が出来なかったのは問題かもしれません。
単純に球際の勝負強さが足りなかっただけなのかもしれませんが
こぼれた所にはシティの選手が必ずいた事を考えますと
単騎で対応している様な印象が強いアーセナルに対して
シティは適切な距離感のブロックを保ちながら対応できていた為に
拾うべきしてこぼれ球を拾っていた様にも感じます。
どちらにせよシティは優れたタレントが多いだけに
型にはまった時の破壊力は脅威だと思います。

その後はアーセナルが流れを引き戻し
シティ陣内に襲いかかりましたが
決定的なシュートを撃つ場面は作る事が出来ませんでしたが
セットプレーから同点ゴールに結びつけました。

40分、左サイドのCKからのルーズボールを
20ムスタフィが競り勝ってヘッドでゴール前に送り込み
そのパスを受けた14ウォルコットがクリシーと競り合いながら
泥臭く押し込み同点ゴール!!

形は悪くても前半の内に同点に追い付いた
非常に大きなゴールだったとこの場面では思われましたが
その後再び失点してしまいました。

42分、11エジルからのビルドアップのパスが
シルバにカットされた所からピンチを迎えました。
そこからパスを受けたデ・ブライネが
スターリングとのワンツーで切り込んできましたが
6コシールニーが寸前の所でカットして一度は難を逃れましたが
そのこぼれ球を受けたシルバから
左サイドのアグエロにパスが送られ
角度のない所から振り抜いた右脚に決められてしまい失点。

11エジルのパスが不注意だった言えばそれまでですが
9分過ぎの場面と同様に型にはまった時のシティの攻撃は
敵ながら脱帽と言わざる得ないと思います。
寸前の所で6コシールニーがカットしましたが
ゴール前にスルスルと入ってきたスターリングを使って
ワンツーで切り込もうとしてきたデ・ブライネの仕掛けは
シンプルですが完全に急所を突かれた様な仕掛けだったと思いますし
角度のない所からファーサイドのネットに突き刺した
アグレロのシュートは見事としか言いようがありません。
9分の場面もそうですが語弊を恐れずにいうのならば
こういう様な攻撃の形こそ本来は「アーセナルスタイル」
と言われる様な攻撃だったのではないかと思います。
次から次へと仕掛けのアイデアが飛び出してきて圧倒し、
しかもその仕掛けは飛び切り難易度が高いプレーではないにも関わらず
完全に相手の急所を付く事が出来るだけのアイデアがあり
そしてそのアイデアを前線の選手が完全に共有している。
以前のアーセナルはその様な仕掛けを何度も見せてくれていた様に感じます。

アーセナルも前半終了間際に決定機を演出しました。

前半ロスタイム、左サイドの深い位置で
ボールをキープしていた7アレクシスから
ペナルティ内に入ってきた14ウォルコットに
ラストパスが通りました。
そのパスを受けた14ウォルコットは
ワントラップしてシュートを放ちましたが
惜しくも枠を捉えられませんでした。

相手に囲まれた状態から
ペナルティ内に入ってき14ウォルコットを見逃さず
ピンポイントで繋いだ7アレクシスのプレーは素晴らしかったと思います。
一方の14ウォルコットもパスを引き出す動きは良かったと思いますが
最後のシュートだけはちょっと残念でした。
右脚でトラップして少し跳ねたボールを素早くシュートに繋げる為には
右脚の膝下だけを使い間髪入れずにシュートを撃つしかなかったとは言え
あのタイミングで撃ってしまったらボールが浮く事を感じて欲しかったと思います。
目の前にストーンズがいたとは言え
まだ少し距離がありましたので
あと一瞬だけ、もっと言えばあとボール一個分落ちてくるのを待ってから
シュートを撃っていたら枠を捉える事が出来たのではないかと思います。
実際問題としてこの場面での14ウォルコットは
膝下だけを振ってシュートを放っていましたので
その位のタイミングを遅らせる事は技術的に可能ではないかと思います。
14ウォルコットは以前に比べると勝負強さはかなり上がったと思いますが
角度のない所からこのコースしかないと言う所を
見事に射抜いたアグエロと比べてしまうと
やはりまだまだ不足感を感じてしまいます。

1点ビハインドで重苦しい雰囲気のまま後半に突入しましたが
後半早々に再びセットプレーから同点に追いつきました。

53分、11エジルが放った左CKを
ゴール前で20ムスタフィがヘッドで合わして同点ゴール!!

後ろから走り込みオタメンディやウェルベックの
頭の上から叩き込んだ気合いの籠った
20ムスタフィのヘッドだったと思います。

その後は65分のアグエロのヘッドの場面や
87分の17イウォビのシュートの場面など
何度か惜しい場面はありましたが
全体的には決定機を欠いたまま後半は終わりドロー。

2度リードを許しながら追いついた点に関しては
決して悪い試合ではなかったと思います。
特に最近の試合の中では
一番良い試合をした様にも感じます。
しかし、現在の最大の問題は
再びトップ4に戻る事であり
シーズン終わった時にトップ4に入り込む為には
是が非にも勝点3が必要だっただけに
悔いが残らないと言えば嘘になります。


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13オスピナ

 1失点後のシルバのシュートの場面などファインセーブを見せてチームを救う。 しかしシティの様に守備陣を崩す事を中心にしている様なチームを相手にする時はシュートストッパーとしての13オスピナの能力が光るが、次のウエスト・ハム戦の様にキャロルの高さと強さを前面に押し出されてくるチームと対戦した時にどの様に対応するかが課題。

24ベジェリン

 1失点目のポジショニングに関しては議論が分かれる。 全体的には大胆さは見せられずシティの脅威にはなれなかった。

20ムスタフィ

 積極的に前に出る事を全て否定はしないが、1失点目の様にそれにより生まれたスペースが決定的なピンチを招くリスクも存在する。 DFラインとして連動性をもっと確立する必要があるだろう。 一方で1ゴール1アシストを挙げて多大な貢献を見せる。

6コシールニー

 負傷により前半で退く。 年齢的に怪我が多くなってきている様に感じる。

18モンレアル

 スターリングに加え右SBに入ったナバスの対応にも苦慮する。

34コクラン

 積極的にファイトしていたが、ベストな時期に比べるとまだまだ。 もっとやれるはずだ。

29ジャカ

 ピンポイントのロングパスは良いアクセントになっていたが、リズムとテンポを生み出すべきショートパスは平凡以下だった。

14ウォルコット

 泥臭い形だったが同点に追いつくゴールを奪う。 一方で前半ロスタイムの場面は少なくとも枠に飛ばして欲しかった。 

11エジル

 2失点目の切っ掛けとなった前半終了間際のパスミスは犯してはならないミスだっただろう。 

7アレクシス

 不用意なボールロストで何度か非常に危険な場面を招いていたが、その一方で最も多く違いを作っていたのは7アレクシスだった。  

23ウェルベック

 悪くはないがインパクトに欠ける。 もっと言えばゴールを奪うこれといった形が見えない。

5ガブリエウ

 負傷で退いた6コシールニーに代わって後半頭から投入される。

12ジルー
 
 後半途中から投入されるがインパクトは残せず。

17イウォビ

 終盤決定機を迎えたがゴールに結びつけられず。 


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2度のビハインドに屈する事なく
同点に追いついた事は大いに評価したいと思いますが
トップ4に返り咲く為には
シティとの直接対決は勝利を奪って欲しかったというのが
正直なところでした。
しかし最近のチーム状態を考えたら
良い試合をした方だとも思います。

とは言え、それがシティだったからと言う部分もあると思いますので
この試合の戦い振りが本当にチーム状態が上向きになったかどうかは
別の様に感じます。

と言うのも、他のチームにとっては
現在のアーセナルに対する対策は確立されており
ストロングポイントを潰されてしまうと全く何も出来なくなり
守備網の隙を突かれると簡単に失点してしまうと言う問題を
現在のアーセナルは抱えたままだと思いますが
一方のシティはアーセナルと同様に
自らのスタイルで相手を圧倒する事に
重きを置いているチームだと思いますので
アーセナルのストロングポイントを執拗に潰される事はなく
真正面からお互いの力がぶつかり合う様な展開になりましたので
現在のアーセナルにとっては
戦いやすいチームだったのではないかと思います。

それに得点したのもセットプレー絡みからと言うのも
忘れてはならないポイントであり
少なくとも完全に相手を崩してゴールを奪える様になるまでは
チーム状態が上向きになったと言える状況ではないと思います。

そして試合後アンリの
「ゴール後のセレブレーションの仕方を忘れてしまったのか?」
と言うコメントは非常に気になります。
勿論、この文面のままの意味で発したコメントかもしれませんが
現在は直接的にチームに関与していないとは言え
多かれ少なかれチームの内情は理解していると思われる
アンリがこの様なコメントを発したという事は
ゴールですら喜びを分かち合う事ができない程
分裂しているチームに対する苦言を言っている様に
個人的には感じてしまいます。

実際ゴール後のセレブレーションの場面を見直すと
各々の選手間に温度差を感じてしまいます。
どちらが悪いと言う訳ではありませんが
例えば20ムスタフィが決めたゴールの場面では
7アレクシスが集まる事を促す様なジェスチャーをしているにも関わらず
それを無視して自陣に戻っていった選手が何人もいました。
実際こう言う場面をピッチの上でも目にしてしまう事を考えますと
ドレッシングルームではもっと状況が悪いのではないかと心配してしまいます。

一方でその20ムスタフィのゴールで追いついた後に
ピッチで戦うチームとスタンドが一体になる
瞬間があったと思います。
その時間は10分も続かなかったかもしれませんが
エミレーツのスタンドが一体となりチャントを歌い
そして地響きする様な歓声がエミレーツに鳴り響き
チームを後押しする瞬間を久しぶりに感じる事が出来ました。

確かにチーム状況は最悪で
スタンドからボスの解任を要求する声を上げる気持ちは
分からなくはありませんが
そう言う苦しいチーム状況の時こそ必要なのは
チームを後押しする様なチャントであり
エミレーツが揺れる位の声援だと思います。

語弊を恐れず極端な言い方するのならば
本当にアーセナルの事を思っているのならば
まず最初にする事は最低でも笛がなるまでの90分間は
喉が潰れるまでチャントを歌い続け
エミレーツを揺らすほどの声援を送る事だと思います。

「今日のスタンドのファンは素晴らしかった」
ボスの試合後のコメントですが
ボスもスタンドとチームが一体になる感覚を
久しぶりに感じたのではないかと思います。

現状を改善させる為には
ボスの退任も含めチームの改革が必要な時期に来ているのは
確かだと思いますが
それよりも先に今シーズンをどの様な結果で終わらせるのか?
目の前の試合がどの様な結果になるのか?
そちらの方が遥かに大きな問題だと思います。
来シーズン以降の事を重要と考えるのも
それはそれで仕方がないと思いますが
個人的には目の前の試合、
そして今シーズンをどの様な形でに終わらせて
来シーズンに繋げる事が出来るかの方が
遥かに重要な問題だと思っています。

今でも昨日の様に鮮明に思い出す光景があります。
8−2で破れたあのオールド・トラッフォードの試合で
アウェイスタンドから響いたチャントや声援は
少なくとも今のエミレーツよりも遥かに大きく響いていたと思います。
ホームのユナイテッド・ファンよりも
遥かに大きな声援がオールド・トラッフィードに鳴り響き
その声はひと時も途切れる事がなかったのが
テレビの画面からもはっきりわかりました。

その様な事が今のグナに出来るのか?
正直、今のグナにその様な事ができる様には思えません。

最悪の状況を変える為にまずしなければならない事はなんなのか?
この試合の途中に一瞬訪れた一体感を
多くのグナが感じてくれている事を祈ります。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:18G9A CL:3G3A FA:1G2A
8ラムジー    PL:0G1A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:5G5A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:8G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:9G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G4A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G1A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:1G0A CL:0G0A FA:2G1A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:1G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A