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アーセン・ベンゲル契約延長!! [Arsenal F.C.]

ボスの2年間の契約延長が発表されました。


Arsenal 1.jpgこの夏で契約が切れるボスが
留任するのか、退任するのかは
グナの間でも大きく意見が分かれる
問題だったと思います。

特にPL優勝争いから早々に遅れをとり
7シーズン連続CLベスト16止まりの状況に
多くのグナは不満を抱き
ボスの退任を求める一部のファンとの間には
大きな大きな溝が出来てしまいました。

そして遂には19シーズン続けてきた
CLの連続出場も途絶えてしまい
今回だけはボスの契約延長は難しいのではないかと
個人的には思っていました。

その様な状況にも関わらず来シーズン以降も
ボスにアーセナルを託す決断を下したクラブに対しては
賛否両論が噴出する事は免れないと思いますが
それでも個人的にはボスの契約延長を支持したいと思います。

勿論、一般的に言われている様に
PL制覇を目指す上で「限界」なのではないかと言う意見は
否定出来ません。

戦術的に柔軟性がなく、常に同じ様な戦い方で挑み
同じ様に敗れ去る戦いを繰り返しているのも事実だと思います。

そして今シーズン途中に
7アレクシスをコントロール出来なくなった事からも
以前の様な絶対的な求心力も最近では薄れた印象であり
今後もチームを掌握しきれない事態が起こるかもしれません。

しかし、これまでの20年の間のアーセナルにおけるキャリアにおいて
本当の意味での戦術的な部分がどれだけあったのでしょうか?
個人的な意見を言わせて貰えば
ボスは細かな部分まで突き詰めて戦術を練って試合に挑む様な
「戦術家」と言うよりも
チームとしてのコンセプトの様な大枠は決めても
細かな部分は選手の自主性、閃きに委ねる様なスタイルの
監督だと思っています。
それが良いか悪いか、
好きか嫌いかは別として
黄金期である「The Invincibles」の時代も現在のチームも
ボスがアーセナルの監督に就任してからそれは変わっていない様に感じますし
それがボスが作るチームなのだと思っています。

そのボスが今シーズンの終盤、遂に変わりました。

これまで慣れ親しんできた4−2−3−1から
3−4−2−1へシステムを大胆に変更し
このシステム変更により
ここまで停滞していたチームは蘇り
以前の様なアーセナルらしい流動的なフットボールが復活しました。
その結果、今シーズンを締めくくるFA杯決勝では
今シーズン素晴らしいフットボールを見せ続けてきた
PL王者チェルシーを試合内容も含めて圧倒し
勝利を収める事が出来ました。
この結果を踏まえて
来シーズンに向けて期待を膨らませた人は多くいたと思います。

勿論、遅すぎたという意見もあると思います。
もっと早く変わる事が出来れば
異なる結果をもっと早い段階で得られたのかもしれません。
それでもこれまで決して自分のやり方を変えてこなかったボスが
信念を曲げてまで作った新しいアーセナルを
今後ももっと見たくなったのは隠しようのない気持ちです。

勝てば官軍、
結果を出していれば誰もがそれを支持し
結果を出せなければ叩かれると言う考えも否定はしません。
そして戦術的に緻密になってきた現在のフットボール界では
これまでのボスのやり方では
もう勝つ事が出来なくなっているのも事実だと思います。

しかし今シーズンの「四面楚歌」の状況から抜け出す為に
遂に変わる事を受け入れたボスならば
逆風が吹き荒れる中で契約を延長した
今回の危険なギャンブルに
勝ってくれるのではないかと思っています。


この夏は少なからずチームを刷新する事は避けられず
もう一度、一からチームを作り直す
必要性に迫られるかもしれません。
よってこれからの2年間は
非常に難しい2年間になると思いますが
それでも変わる事を受け入れたボスならば
その逆境に屈する事なく
我々グナを楽しませてくれる素晴らしいチームを
もう一度作ってくれると信じています。


そしてもう一度PL制覇を!!


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C'mon Arsenal !!


FA杯優勝!! [Arsenal F.C.]

FA杯優勝!!


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苦しかった、、、、。

本当に苦しかったシーズンでしたが

最後の最後にとびきりの笑顔を見せてくれて


ありがとう!!








2017/18シーズンに向けて〜〜補強ポイント:DMF〜〜 [Arsenal F.C.]

2017/18シーズンに向けて:補強ポイント:DMF

Arsenal 1.jpg


〜〜DMF〜〜

ティエムエ・バカヨコ(22歳):DMF
モナコ
1994年8月17日生
184cm 72kg
フランス代表
移籍金 £4200万


ファビーニョ(23歳):DMF、右SB
モナコ
1993年10月23日生
188cm 78kg
ブラジル代表 
移籍金:£4000万


イドリッサ・ゲイェ(27歳):DMF
エヴァートン
1989年9月26日生
174cm 66kg
ゼネガル代表
移籍金 



(年齢は2017年7月1日現在)

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今シーズン終盤に3バックシステムに変更してから
それまで不安定だった守備面に安定感がもたらされ
これまでの4バックシステムでは脆弱さだけが目立った
29ジャカと8ラムジーのCMFコンビでも
一定レベルの安定感が得られる様になりましたので
もしかしたらこのポジションの補強は
見送られる可能性もあるかもしれません。

しかし現在このポジションを務める34コクランも
決して悪い選手ではありませんが
実際問題として中盤の強度不足を感じる場面は
少なからずありましたので
これまで以上にチーム力を向上させ
そして中盤を安定させる為には
手を加えるだけの余地が
このポジションにはあると思います。

この夏のこのポジションでの人気銘柄は
バカヨコとファビーニョのモナココンビがダントツだと思います。

モナコをCL準決勝へ進出させた屋台骨がこのコンビであり
多くのビッグクラブが獲得に動いていると言われています。

この二人を比べますと
簡単に言えば「剛」のバカヨコに対して
「柔」のファビーニョと言う感じを受けます。

バカヨコの最大の特徴は
その強靭なフィジカル的な強さだと思います。
守備時にはそのフィジカル的な強さを活かして相手選手を圧倒し、
攻撃時には相手のチャージに対してもブレる事なく
相手選手を蹴散らす様に突き進む強い推進力を見せます。
若干その強靭なフィジカル的な強さに
頼りすぎている様に見える時もありますが
フィジカル一辺倒と言う訳でもなく
長い腕脚を活かした懐の深いプレーも特徴の一つで、
その懐の深さを活かした非常に深く鋭い切り返しを武器に
高いキープ力も見せます。
足下の技術に関しても安定しており
的確なラストパスでチャンスを演出する時もありますが
その一方で状況判断が遅く若干球離れが悪く感じる場面もあります。
スピードに関しても水準以上のスピードも有している一方で
強靭な肉体の為なのか
プレーに滑らかさが欠けている様に見える事もあり
俊敏性に関してはやや難があるのかもしれません。

一方のファビーニョは今シーズン右SBからDMFに
本格的にコンバートされた事で評価を高めました。

ファビーニョはバカヨコの様な
強いフィジカル能力で相手選手を圧倒する訳ではなく
相手の動きを読みながら
効率的にボールを刈り取る様なスタイルだと思います。
そしてSBからDMFにコンバートされた先人達と同様に
バランス感覚に優れ中盤に安定感をもたらす存在だと思います。
その上、ブラジル人らしく足下の技術も安定しており
テンポ良くパスを捌く事も出来れば
元々がSBだった事もあり
スピードに乗ったドリブルでボールを持ち上がる事も出来ます。
又、PKキッカーを任せられている様にメンタル面も強く
チームメイトからの信頼も高い点も
セールスポイントの1つだと思います。

フィジカル的に強く派手な印象のバカヨコに対して
派手さはないが効率的なプレーと
黒子に徹して安定感をもたらすファビーニョ、
この様な対比が出来ると思います。

本当の意味でアーセナルの中盤の強度を上げるのならば
バカヨコの様な強靭なフィジカル的な強さを持っているDMFを
中盤の底に配置するべきだと思いますが
個人的にはファビーニョの方を推したいと思います。

来シーズンに向けてシステムが4バックでも3バックでも
基本的にアーセナルの中盤の中央には
2人の選手を並べる形を取ると思います。
中盤の底からパスを捌く29ジャカはまだしも
ポジションを離れてプレーする事が多い
8ラムジーと組んだ場合は
よりバランス感覚が優れているファビーニョと組んだ方が
アーセナルの中盤は安定する様に感じます。

その上ファビーニョが右SBも出来るところは
アーセナルにとっては大きなポイントだと思います。
現在のアーセナルの右SBは
不動のレギュラーの24ベジェリンを
バックアップする選手が不在と言う問題を抱えたままで
仮にファビーニョを獲得出来れば
DMFの問題と共に右SBのバックアッパーの問題も
一気に解決する事ができますので
非常に有益な補強になると思います。

とは言え今シーズンCL準決勝まで駒を進めたモナコから
来シーズンはELで戦わなければならないアーセナルへ
喜んで移籍してくれるかどうかは分かりません。

唯一の望みは以前モナコを買収した
ロシア人実業家のドミトリー・リボロフレフが
早々にクラブを投げ出してから
若い選手を育て、納得できる高額なオファーが舞い込めば
積極的に売却する方針になっていますので
以前マンチェスター・ユナイテッドがマルシャルを獲得した時の様に
交渉次第では決して不可能ではないかもしれません。

一方、今シーズンPLで評価を上げたのが
エヴァートンのゲイェです。
昨夏アストン・ヴィラからエヴァートンへ移籍したゲイェは
クーマンのチームにフィットし
エヴァートンの中盤の要になりました。
特に1試合平均4.1回のタックルを決める様に
守備の局面では重要な役割を担い
昨シーズンレスターで活躍し
移籍したチェルシーでも大活躍したカンテとなぞらえて
PLのビッグクラブが獲得に動くと言われています。

ゲイェはまだPL内のローカルな選手だと思いますが
PLへの適応の心配がない分、即戦力とも言えますので
獲得に動く価値は十分にあると思います。


現実的に獲得は難しいかもしれませんが
このポジションを補強するならば
今最も乗っているモナコの中盤の二人、
バカヨコかファビーニョのどちらかがターゲトになると思います。

バカヨコのフィジカル的な強さは
アーセナルの中盤に欠けている大きな要素ですので
本当は最も必要なタイプの選手なのかもしれませんが
一方で24ベジェリンのバックアップの問題も
一気に解決できるという意味ではファビーニョの方を
個人的には推しています。
又、CL出場権を失った事で
他国の一流の選手の補強が難しければ
適応の問題がないPL内の選手に目を向けるべきであり
そういう意味では今シーズン評価を上げた
エヴァートンのゲイェは良い狙い目になると思います。


・・・つづく。


2017/18シーズンに向けて〜〜補強ポイント:左SB〜〜 [Arsenal F.C.]

2017/18シーズンに向けて:補強ポイント:左SB

Arsenal 1.jpg


〜〜左SB〜〜

セアド・コラシナツ(24歳):左SB、左WB、CB
シャルケ
1993年6月30日生
183cm 82kg
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
移籍金 フリー


キーラン・ティアニー(20歳):左SB
セルティック
1997年6月5日生
178cm 
スコットランド代表
移籍金 £1000万



(年齢は2017年7月1日現在)

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18モンレアルに年齢的な衰えが見え始め、
中々殻を破れない3ギブス、
左SBのこの問題を解決する為に
このポジションの補強はこの夏の重要ポイントだと思います。

とは言え、この問題はもしかしたら既に解決しているのかもしれません。

この夏、契約満了にてシャルケを退団するコラシナツと
既に個人合意を結んだと言う話が
ゴシップ記事も多いメディアだけではなく
ある程度信憑性が高い「Skyスポーツ」でも報じた様ですので
まず間違いないと言って良い様に感じます。

コラシナツは左SBもしくは左WBを本職としていますが
ユース世代ではCB等も経験している様ですので
場合によっては3CBの左CBでも起用可能かもしれません。

水準以上のスピードもさる事ながら特に目を引くのは
183cm、82kgとSBの選手としては恵まれた体格だと思います。
攻撃時にはその体格を活かして抜群の推進力を見せると共に
守備時にはその体格を活かして
ハードディフェンスを見せる所が特徴であり
頻回の上下動にも耐えうる豊富なスタミナも持ち合わせています。

そして抜群の推進力で左サイドを積極的に駆け上がり
そこから安定した精度のクロスを供給するだけではなく
周囲の状況を判断する能力も高い様で
プレーの選択も的確だと思います。
その結果、今シーズンブンデスリーガで
3ゴール5アシストを挙げている成績は
SBの選手とは優秀な成績だと思います。

一方のキーラン・ティアニーはスコットランド代表の
未来を背負う逸材と言われており
如何にもボスが好きそうなタレントですが
この夏はコラシナツで決まりだと思います。

普通に考えれば獲得するのに
£2〜3000万の移籍金が必要と思われるコラシナツを
移籍金「0」で獲得出来れば
戦力的な面もさる事ながら
ここで浮いた£2〜3000万を
他のポジションの補強に回せるだけに
非常に大きな契約になると思います。

アーセナルは妙に律儀な所がありますので
実際にシャルケとの契約が切れる6月30日以降にならないと
正式に発表される事はないかもしれません。

噂通りコラシナツの獲得が決まっている事を願って
7月1日を待ちたいと思います。



・・・つづく。


PL38:ARSENAL vs Everton [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−1 Everton
2017年5月21日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (8)24Bellerin(←23Welbeck)
 (27)7Alexis(←23Welbeck)
 (58)Lukaku(pk)
 (90)8Ramsey(←11Özil)

Sent off
 (14)6Koscielny


33Cech

5Gabriel 6Koscielny 16Holding

24Bellerin 8Ramsey 29Xhaka 18Monreal

11Özil     7Alexis

23Welbeck



(53)5Gabriel>>>4Mertesacker
(62)29Xhaka>>>34Coquelin
(68)7Alexis>>>17Iwobi

Substitutes
 13Ospina
 35Elneny
 14Walcott
 12Giroud

 
Arsenal 1.jpgこの最終節も勝利を収めましたが
シティ、リバプール共に勝利を収めた為に
19シーズン継続していた
CLへの連続出場が遂に途絶えてしまいました。

先発は20ムスタフィが体調不良で欠場した3CBは
右から5ガブリエウ、6コシールニー、
16ホールディングが組み
怪我が心配されました8ラムジーも大事に至らずに
先発に名を連ねました。
同じくコンディションが万全ではないと思われる
7アレクシスも先発に名を連ね
そしてトップには23ウェルベックが起用されました。

試合は来シーズンのCL出場権を獲得する為には
自身が勝利を挙げなければ何も始まらないアーセナルと
既に消化ゲームになっているエヴァートンとの間には
温度差があった試合だったと思います。

勝利が必要なアーセナルは試合開始から
積極的に仕掛けていきました。

1分過ぎ、入れたクロスのクリアーボールを受けた24ベジェリンは
一度7アレクシスにボールを預けました。
そしてボールを受けた7アレクシスが出した
スペースへのパスに対して
7アレクシスの背後を回って走り込んだ24ベジェリンが収め
中にクロスを入れました。
惜しくもそのクロスを合わせた23ウェルベックは
合わせきれずに枠を捉えられませんでしたが
7アレクシスと24ベジェリンのイメージが共有された
良い仕掛けだったと思います。

そして早々に先制点を奪う事に成功しました。

8分、左サイドに開いていた11エジルから送られた
8ラムジーへのパスのリターンが乱れてこぼれたボールで
11エジルが抜け出しそこからクロスが入れられました。
そのクロスはゴール前の23ウェルベックが合わせられずにこぼれた所を
背後から24ベジェリンが押し込み先制ゴール!!

本来ならばゴール前で完全にフリーだった23ウェルベックは
触ればゴールと言う状況だっただけに
決めなければならなかったと思います。
開始早々の24ベジェリンのクロスに対する
DFの間に入り込むタイミングも完璧でしたし、
この場面でも一度ステップバックする事で
ウィリアムズのマークを外して
完全にフリーな状態を作るまでは完璧でしたが
後はただ合わせれば決められる状態で決められない、、、。
簡単な状況を簡単に決められない、
こういう所が23ウェルベック問題だと思います。

早々に先制した事で
この試合の行方は決まったと思いましたが
ここでアクシデントが発生してしまいました。

14分、左サイドを突破してきたバレンシアに対して
6コシールニーが仕掛けたスライディングタックルが
バレンシアに入ってしまい一発レッド!!

確かにそのままサイドの突破を許してしまったら
中には5ガブリエウしか残っていませんでしたので
止めたい気持ちも分からなくはありませんが
それを差し引いても不用意だったと言わざる得ないと思います。
そしてそもそも
バレンシアの突破を簡単に許してしまった
16ホールディングの対応には疑問に感じます。
18モンレアルが競って動きを限定していただけに
何も出来ずにスペースにボールを出されて突破を許してしまったのは
ただ立っていただけと言われても仕方がないほど
軽い対応だったと思います。

確実に勝利を収める必要がある状態で残り75分強の時間を
数的不利の状態で戦わざる得なくなった事で
一気に雲行きが怪しくなりましたが
その雰囲気を振り払う追加点が生まれました。

27分、11エジルのパスを受けた7アレクシスが放った
ミドルシュートのこぼれ球が
ゴール前に詰めていた23ウェルベックに収まり
その23ウェルベックからのパスを受けた7アレクシスが
押し込みゴール!!

この一連の流れに対して足が止まってしまったエヴァートンの選手達、
この試合に対する姿勢の差が出た場面だったと思います。

数的不利の状況でしたが2−0に出来た事で
変なプレッシャーに押しつぶされなくて済んだのは
良かったと思います。

その後もエヴァートンの攻撃をしっかりと集中して防ぎ
2−0のまま折り返しました。

後半に入っても数的不利の状況を感じさせない
攻撃を見せたと思います。

47分過ぎ、3人に囲まれながらドリブルで切り込んできた
7アレクシスから23ウェルベックが
上手くスイッチしてボールを持ち出して
右脚を振り抜きましたが
ロブレスにブロックされてしまいゴールならず。
そしてそのこぼれ球を収めた11エジルが左脚を振り抜きましたが
それもロブレスにセーブされてしまいゴールならず。

7アレクシスが持ち込んだボールを上手くスイッチして
DFをかわした所までは完璧だったのですが、、、
この日は23ウェルベックの日ではなかったのでしょう。

しかしこの後ミスからピンチを招いてしまいました。

56分過ぎ、右サイドの深い位置まで侵入してきた
ベインズの入れたクロスに対して
16ホールディングが腕に当ててしまいPK献上。

58分、そのPKをルカクに決められてしまい失点。

この日の16ホールディングは珍しく悪かったと思います。
この場面でも無理な体勢で胸でトラップを試みながら
結局届かずに腕で受けてしまうという
初歩的なミスを犯してしまったのは言うまでもなく、
全体的に集中出来ていない様な軽い対応が多かったと思います。
勿論、フィジカル的に強いルカクと対峙する場面が多かった為に
心身ともに疲弊していたのかもしれませんし
6コシールニーが退場して4バックになった事で
のしかかったプレッシャーに
押しつぶされてしまったのかもしれませんが
これまではミスを犯してもそのミスに捉われずに
平静を保ちながらプレー出来ていましたが
この試合だけはプレーするたびに
どこか落ち着かない部分だけが
助長されていった様に見えました。
確かに連戦が続きフィジカル的にも厳しい状況の上、
負ける事が許されない状況は
メンタル的にも疲弊を招いていたと思います。
しかし来シーズンに向けて
本格的にポジション争いに挑むのならば
この様なプレッシャーが掛かった状況でも
ベストなプレーを見せ続ける必要があると思いますが
この最終節に限って言えばそのハードルを
クリア出来ていなかったと言えると思います。

まだ30分以上残っていた状況で2−1にされてしまい
難しい状況になってしまったと思いますが
その様な状況でもアーセナルの選手達は
浮き足立つ事はなくしっかりと地に足を付けて
ゲームをコントロールしたと思います。

そして隙があればいつでもゴールを目指す姿勢は
最後まで失いませんでした。

74分過ぎ、8ラムジーと18モンレアルと23ウェルベックの3人で
激しいプレスを仕掛けて奪い返した所から
ショートカウンターを仕掛けました。
ボールを奪い返した8ラムジーから
右サイドのスペースへ出されたスルーパスで11エジルが抜け出し
左脚を振り抜きましたがロブレスにブロックされてしまい
ゴールならず。

こう言う場面で決めきれない所が
今の11エジルの課題なのかもしれません。
生粋のプレーメイカーである11エジルに
もう少しストライカー的な部分があったら
もっとゴールを奪える選手になっていたかもしれませんので
今後の成長に期待したいと思います。

84分過ぎ、相手のクロスをカットした8ラムジーから11エジルへ
そこから右サイドのスペースに出したスルーパスで
抜け出した24ベジェリンからのクロスを
ゴール前で17イウォビが1トラップして
右脚を振り抜きましたが
これもDFにブロックされてしまいゴールならず。

87分過ぎ、ドリブルでボールを持ち込んできた11エジルからの
短いパスを受けた17イウォビが
一気にテンポアップしてドリブルで相手DFを振り切り
シュートを放ちましたがこれもロブレスにブロックされてしまいました。

17イウォビは失ったポジションを奪い返す為に
この試合でも非常にアグレッシブなプレーを見せてくれたと思います。
この二つの場面でも一連の流れは完璧だったと思いますが
84分の場面では胸トラップした所で僅かにそれてしまった事で
シュートを撃つまでに余計にワンバウンドさせてしまい
87分の場面ではラストタッチが少し流れてしまった事で
余計なワンタッチが入ってしまいました。
その本当に僅かなタイムロスにより
決められる物も決まらないのがこの世界であり
その僅かなロスをなくす事が出来るかどうかが
ビッグクラブでレギュラーに名を連ねる事が出来るかどうかの
差なのかもしれません。
来シーズンは再びレギュラーの座に返り咲く勝負の年になると共に
場合によっては11エジルと7アレクシスが抜けた穴を埋める
重責を担わなければならないかもしれません。
今後のアーセナルを背負う一人として
その僅かな差にもこだわる選手に成長して欲しいと思います。

一方で長い時間数的不利の状況で戦っていたにもかかわらず
最後までアグレッシブにプレーし続けたアーセナルの選手達は
素晴らしかったと思います。
勝たなければ何も始まらないプレシャーに押し潰される事なく
反対にエヴァートンを押し潰すくらいの姿勢を貫き通した結果、
後半ロスタイムに試合を終わらせるゴールが生まれました。

後半ロスタイム、左サイドで23ウェルベックと
細かなパス交換をしながら徐々に崩していった
11エジルからのパスを受けた8ラムジーが
振り向きざまに右脚を振り抜きました。
そのコントロールショットは綺麗な弧を描き
ロブレスが伸ばした手を超えてゴール右上に収まりゴール!!

久しぶりと言いますか、やっと8ラムジーにゴールが生まれました。
良い形でシュートまでは辿り着くのですが
シュートだけが決められない場面が続きましたが
このシュートを切っ掛けとしてゴールを決め始めて欲しいと思います。

6コシールニーが退場し数的不利の状況に陥りましたが
終わってみれば3−1での快勝!!

スケジュール的に厳しい中、
最後の5試合は全勝で駆け抜けましたが
シティとリバプールも最終節で勝利を収めた為に
勝点1届かず5位で終わりました。


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33チェフ

 前半の危うい場面も冷静な対応で凌ぎきるがPKだけは止められない。

5ガブリエウ

 ピリピリとした展開だと危うさが目立つが、バタバタとする様な展開だと5ガブリエウのガッツ溢れるプレーがチームにとって非常に頼もしい存在に感じる。 後半途中に膝を捻り退く。

6コシールニー

 バレンシアへのチャレンジは無謀だったと言わざる得ないだろう。 これでFA杯決勝も出れなくなってしまったのは非常に痛い。

16ホールディング

 珍しく悪かった。 いつもの様な冷静さが見られず悪く言えばオドオドした感じだった。 PKを献上したハンドも軽率なプレーと言われても仕方がない。

24ベジェリン

 トップスピードで右サイド駆け上がる良い頃の24ベジェリンが戻りつつある印象。 やはりWBよりもSBの方がプレーしやすいのだろうか?

8ラムジー

 最後の最後でゴールを決める。 相変わらず雑なプレーは気になるが、とりあえずこのゴールを切っ掛けに調子が上向いて欲しい。

29ジャカ

 中盤でリズムを奏でていた。 3バックになってからの29ジャカならば19カソルラの穴は十分に埋められるだろう。

18モンレアル

 途中で3バックから4バックへ変更されても良い塩梅にバランスを取っていた。

11エジル

 完全に輝きを取り戻した印象。 特別な才能はまだ錆付いていない事を証明する。 この才能がシーズン通して発揮出来ればより良いのは間違いないが、、、。

7アレクシス

 貴重な追加点を奪う。 この試合も気迫がこもったプレーを見せるが、一つ間違えると独りよがりのプレーにもなりかねないリスクと背中合わせにも見える。

23ウェルベック

 何度か訪れた決定機を23ウェルベックが決めていればもっと楽な展開になったかもしれない。 

4メルテザッカー

 プレシーズン中の怪我から遂にピッチに戻ってきた。

34コクラン

 逃げ切り要員として29ジャカに代わり投入される。

17イウォビ

 7アレクシスに代わり投入される。 来シーズンに向けてポジションを取り戻すために猛烈にアピールしていて好感が持てた。 一方で訪れた2つの決定機を決められず。 決められなかったのは本当に些細なミスが原因だがその些細な違いを埋められるかどうかが後々大きな差になる事を肝に銘じて今まで以上のプレーの精度を突き詰める様にして欲しい。


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奇跡の逆転を目指して最後の5試合は
苦しいスケジュールの中で良く戦い
そして全勝で駆け抜けた事は十分に評価して良いと思います。

勿論、シーズン通してと言う観点では
異なる感想を抱くのは当然ですが
それでもこの終盤戦を全力で戦い
勝利を積み上げた選手を讃えたいと思います。

とは言え、以前にも書きましたが
ここ10シーズンではCL出場権が得られる
4位でフィニッシュする為のボーダーラインは
勝点73点でしたので
そこまで辿り着ければCL出場権を獲得出来ると見ていましたが
完全に見誤ってしまいました。

勝点75点積み上げてもトップ4に入れなかったのはPL初であり
優勝したチェルシーが稼いだ勝点93点も
歴代最高勝点だった事を考えますと
トップ5のレベルが全体的に上がったと言えると思います。

だからと言ってリーガの様に下位クラブとの差が開いたかと言えば
今シーズンも降格圏付近のクラブとの対戦でも
一筋縄にはいかない試合が何試合もあり
苦しめられた印象がありますので
上位クラブと下位クラブとの差が開いた印象もありません。
しかも放映権料の高騰により下位クラブでも
これまで以上に積極的な補強が行える状況を考えますと
来シーズン以降は更に下位クラブは力を付けるかもしれません。

そう考えますとトップ4へ返り咲く為には
今シーズンと同様に多くの勝ち点を奪わなければなりませんが
その様な状況を考えますと非常に困難なシーズンが待ているかもしれません。

しかしこのシーズン終盤に見せたチームとしての一体感、
そして目標に向かって見せた戦う姿勢を
来シーズンへ繋げる事が出来れば不可能ではないと信じています。

この夏に何人かの選手はアーセナルを離れるかもしれません。
残って再び一緒に戦って欲しいと願っても
無理かもしれません。
そしてトップ4を逃した事でボスの去就も
正直かなり厳しいのではないかと思っています。

それでも残ったメンバーが再び一つのチームに纏る事さえ出来れば
今シーズン以上の難しい状況であったとしても
自らの力で道を切り開いてくれると信じています。

そしてアーセナルの歴史に新たな1ページ刻んでくれる事を信じています。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:24G10A CL:3G3A FA:2G2A
8ラムジー    PL:1G4A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:8G9A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:12G4A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G7A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G2A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A FA:1G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:2G2A CL:0G0A FA:2G2A
24ベジェリン   PL:1G4A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:2G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


2017/18シーズンに向けて〜〜補強ポイント:ストライカー〜〜 [Arsenal F.C.]

2017/18シーズンに向けて:補強ポイント:ストライカー

Arsenal 1.jpg


〜〜〜ストライカー〜〜〜


キリアン・ムバッペ(18歳):CF、サイドアタッカー
モナコ
1998年12月20日生
178cm 67kg
フランス代表
移籍金 £8500万


アンドレア・ベロッティ(23歳):CF
トリノ
1993年12月20日生
181cm 72kg
イタリア代表 
移籍金 £8500万(バイアウト条項)


アンドレ・シルバ(21歳)::CF
ポルト
1995年11月6日生
185cm79kg
ポルトガル代表
移籍金 £5200万(バイアウト条項)


アレクサンドル・ラカゼット(26歳):CF、サイドアタッカー
リヨン
1991年5月28日生
175cm 73kg
フランス代表 ストライカー
移籍金 £6000万


カリム・ベンゼマ(29歳):CF
レアル・マドリー
1987年12月19日生
187cm 79kg
フランス代表
移籍金 £5000万


アルバロ・モラタ(24歳):CF
レアル・マドリー
1992年10月23日生
189cm 85kg
スペイン代表 ストライカー
移籍金 £5000万


ムサ・デンベレ(20歳):CF
セルティック
1996年7月12日生
183cm 74kg
フランスU-20
移籍金 £4000万


パトリック・シック(21歳):CF
サンプドリア
1996年1月24日生
186cm 73kg
チェコ代表
移籍金 £2100万



(年齢は2017年7月1日現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

個人的にはこの夏に絶対に補強して欲しいポジションが
ストライカーです。

今シーズンは7アレクシスが「シーズン20ゴール」の大台を突破しましたが
それでもチームとしては成功をつかむ事が出来なかった事からも
攻撃陣の更なる破壊力の向上が必要だと思います。

獲得が可能かどうかは別として
もしも獲得する事が可能ならば
その筆頭はモナコのムバッペです。
シーズンが始まった当初は
有望な若手選手に過ぎなかったムバッペが
リーグ1で結果を出してレギュラーの座を掴み
そしてCLでもモナコを準決勝に導く活躍を見せて
瞬く間にブレイクしました。
今ではヨーロッパ中のビッグクラブが
獲得を狙っている超人気銘柄です。

ムバッペは抜群のスピードと敏捷性を誇るフィジカル能力に恵まれ
柔らかいボールタッチで正確にボールを操る足下の技術も高いと思います。
そして長い腕脚により懐も深く
上背は178cmしかありませんがその身長以上に
大きく見える所も特徴だと思います。
そして何よりもパスを引き出す動きが上手く
ペナルティ内でも非常に冷静沈着、
その上、シュートの精度も高い上にパンチ力もある所も
18歳の選手とは思えない所です。

アンリ二世と言われている事はさておき
足下の技術が高くスピードがあり
その上ストライカーとしての決定力もある所は
アーセナルのスタイルにフィットするのは間違いなく
今の年齢でメガクラブに移籍して出場機会を損なうよりも
継続的に出場機会が得られると思われるアーセナルは
ムバッペにとっても悪くない環境の様に感じます。

問題はこれだけの逸材ですので
€1億=約£8500万以下の移籍金では
モナコは交渉のテーブルにすら着かないと
強気の姿勢を示している所です。

実動1年目の18歳の選手に対して
£8500万の移籍金が妥当かどうかは意見が分かれると思います。
実際£8500万あればグリーズマンとの移籍交渉が出来る金額ですので
いくら将来性が飛び抜けているとは言え
£8500万を投資するのは
ある程度リスクを負う必要があるのは間違いないと思いますが
そのリスクを犯す価値はムバッペにはある様に見えます。

一方でこの夏のストライカーの目玉の一人が
トリノのベロッティです。
昨シーズントリノへ移籍してレギュラーに定着したベロッティは
今シーズンセリエAで25ゴール奪い
完全にブレイクしました。

プレースタイルを一言で言えば純粋な9番タイプ。
利き足の右脚だけではなく左脚でもヘッドでも
ゴールを奪う事が出来る器用さがあり
シュートへ繋がるポジショニングやパスを引き出す動き等も優秀な
ペナルティの中が一番存在感を発揮をするタイプだと思います。
とは言え、ゴール前に張り付いてばかりいる訳ではなく
守備の局面ではファーストディフェンダーとして
しっかりと貢献する献身性も持ち合わせている様です。

シュートの局面以外でのプレーが若干雑な印象を受ける所が
テンポ良くパスを回すアーセナルのスタイルにとっては
ちょっと気になる所ではありますが
それでもペナルティ内では抜群の勝負強さを見せる所は
今のアーセナルには必要な要素だと思います。

しかしこのベロッティも契約解除金が
€1億=約£8500万に設定されていると言う話があり
そう簡単に手が出せない選手でもあります。

一方でポルトのアンドレ・シルバは
この二人よりも安い投資で獲得可能なストライカーだと思います。
長い間ポルトガル代表が悩まされてきたCF問題を
解消すると言われる逸材で
すでにポルトガル代表でも結果を出し始めています。
このアンドレ・シルバも9番タイプの選手ですが
ボールコントロールも柔軟で
ベロッティに比べるとより現代的なCFだと思います。

£5200万と設定されていると言われる契約解除金は
昨今の移籍金の高騰を考えますとリーズナブリに感じてしまう所は
非常に怖いのですが
一方でアンドレ・シルバを獲得する上で最も問題なのは
代理人がジョルジュ・メンデスと言う所かもしれません。

基本的にクラブの内部にまで強権を発動したがる
ジョルジュ・メンデスをアーセナル、特にボスは
好んでいないのは周知の事実であり
このジョルジュ・メンデスと同じテーブルに付くとは
個人的には考えられません。

よってアンドレ・シルバ側から売り込むような事がなければ
基本的には獲得に動く事はない様に個人的には感じています。

そしてこれまでも何度もアーセナルの獲得候補に挙がっていたラカゼットが
リヨンの会長も認めた様に遂にこの夏に移籍を決意した様です。

リーグ1でコンスタントにゴールを奪い続けているラカゼットは
もっと早くビッグクラブに
引き抜かれてもおかしくないタレントでしたが
移籍金が高く設定されていた事もあり
中々他のクラブへの移籍が実現しませんでした。
現時点でも£6000万と設定されていると言われる
移籍金は十分に高額だと思いますが
今ではストライカーを獲得するのに
£5000万を出すのが当たり前の時代になった事と
コンスタントに結果を出し続けている事を考えますと
ラカゼットに対して£6000万の投資は
それほど高額な物ではなくなってきているのかもしれません。

しかしこのラカゼットの移籍先としては
アトレティコ・マドルーが最有力と言われており
相思相愛の間柄と言われています。
アトレティコ・マドリーがこのラカゼットの事を
グリーズマンが移籍した時の穴埋めとして考えているのか
それともグリーズマンのパートナーとして考えているのかによって
情勢は変わってきますが
仮にグリーズマンの穴埋めと考えているならば
グリーズマンが残留した場合は
アーセナルにもチャンスが巡ってくる可能性もありますので
動向を注視する必要があると思います。

そしてもう一つ注目しなければならないのが
レアル・マドリーの二人のストライカーです。

この夏に予てからジダン監督が獲得を熱望していたアザールを
レアル・マドリーが本当に獲得した場合は
数シーズン主力だったBBCは解体される可能性が高くなります。
そうなるとベイル、ベンゼマ、ロナウドの3人の内の誰かが
ポジションを失う事になりますので
アザールと入れ替わる形で誰かが放出されると言われています。
年齢的に衰えが見え始めたとは言えチームの顔であるロナウドを
簡単に放出するとは思えませんので
放出候補はベイルかベンゼマのどちらかになると思います。

最近の流れでは怪我が多いベイルが一番の放出候補と言われていますが
早かれ遅かれ訪れるロナウド後の事を考えますと
今年30歳になるベンゼマの方を放出して
空いたCFのポジションに運動量が減っていいるロナウドを
コンバートするのではないかと言う噂も
十分に可能性がある様に感じます。

それと共に結果を出してもいつまでたっても
バックアッパーの立場が変わらないモラタも
潜在的に移籍の希望を持っていると言われており
玉突きで放出されるのが
モラタの可能性も十分にあると思います。

どちらにせよ、レアル・マドリーが
アザールを獲得すると言う事が大前提ですが
それによりベイルもしくはベンゼマ、
場合によってはモラタの内の一人は
放出される可能性があると思いますので
もしもベンゼマかモラタが放出されるのならば
獲得に動くべきだと思います。

しかし、今年のCLで準決勝まで進出したモナコのムバッペや
レアル・マドリーのベンゼマやモラタ等の
CL上位進出を果たしたクラブの主力選手は当然の事ですが
ベロッティやアンドレ・シウバやラカゼット等の
ステップアップを考えている選手たちは
CLの舞台で戦う事を意識して移籍先を探すと思われます。

そうなると来シーズンのCL出場権を失い
ELで戦う事になったアーセナルが
これらの選手を獲得するには非常に大きな障害があり
そうなると1ランクを落とした選手の中から
獲得候補を探さなければならないかもしれません。

そういう意味ではセルティックのムサ・デンベレや
サンプドリアのシック等に
ターゲットを移した方が良いかもしれません。

特にムサ・デンベレは元々フラムに所属していましたので
多かれ少なかれPLの雰囲気を知っている分
適応しやすい様に感じます。

デンベレのプレースタイルは一言で言えば
フィジカル能力の長けたストライカーという印象です。
スピードに優れバネもあり、
そして当たり負けしないフィジカル的な強度も備わっている所が
PL向きな様に感じます。
フィジカル的に強くアグレッシブにゴールに襲い掛かる所が
ドログバ的と表現される所もありますが
個人的には足下も柔軟で
左サイドからスピードに乗って仕掛けてカットインし、
右脚を振り抜くプレーが得意な所から
往年のアンリを彷彿します。

一方で全体的に雑な面がまだ残っているのも事実であり
本当の意味でフランス代表に定着するためには
もう1ランクプレーの確度を上げる必要があると思います。

しかし20歳と言う年齢を考えれば
まだまだ大きな伸び代があるのも事実であり
このまま順調に成長していけば
今後1〜2シーズン後には移籍金は高騰し
ビッグクラブ間で争奪戦が起こる可能性があるタレントだと思いますので
この夏がスムーズに獲得に動ける最後の夏になるかもしれません。
もう1ランク上のタレントを獲得できれば最高ですが
もしも難しければこのデンベレは狙い目な様に感じます。

そしてユベントスも獲得に動いているとの噂がある
サンプドリアで売り出し中のシックも
今後移籍金が高騰する可能性がある
タレントの一人だと言われていますので
高騰する前に獲得するという意味では
良い投資になるかもしれませんが
現時点では12ジルーや23ウェルベックから
ポジションを奪うだけのタレントかと言われれば
もう少し時間が必要だと思いますので
即レギュラー候補と言うよりも
獲得した後に育てる形になるかもしれません。


しかし、いくら獲得を希望したとしても
選手本人、所属クラブ、そして競合クラブが存在する訳ですので
選手本人、所属クラブを納得させ
他の競合クラブに競り勝つ必要があります。
しかも来シーズンCL出場権を失ってしまった以上
選手を獲得するためにはこれまで以上の高額な投資で
強引に獲得する以外は方法はないと思われます。

とは言え1人のタレントに対してアーセナルが幾らまで出せるのか?
根本的にはこの大きな問題にぶつかります。

クラブ最高額で11エジルを獲得した頃と比べますと
財政的に良くなっていますので£5000万程度ならば
出してくれるのではないかと期待はしていますが
実際1人のタレントに£8500万もの
超高額な投資が出来るのかと聞かれたら
投資出来る様には一つも思えません。
特に来シーズンはCLに参戦する事で得られる
収入やスポンサー料がなくなるにもかかわらず
それに逆行して高額投資に踏み切るとは
これまでのアーセナルの事を考えますと
考えられない事だと思います。

しかし、仮にこの夏に7アレクシスが移籍して
£5000万と言う臨時収入が入ったら話は変わるかもしれません。
£8500万を捻出する為には
その£5000万があれば残り£3500万で済みます。
新たに獲得する選手が7アレクシス以上の価値があるかどうかは別として
7アレクシスの移籍金を使えれば
絶対に獲得不可能なミッションではなくなる様に感じます。

勿論、£8500万以上必要なムバッペやベロッティを
獲得に動くかどうかは別ですが
本当に£8500万捻出できるのならば
個人的にはムバッペの獲得に動いて欲しいと思います。
一方で競合クラブが多数ありますので
実際問題として獲得する事が難しければ
売り出される事が前提ですがベンゼマかモラタの
レアル・マドリー勢の獲得に動いて欲しいと個人的には思います。

特に万能型のベンゼマを獲得出来れば
アーセナルの攻撃の幅は確実に広がると思いますので
是非欲しいタレントだと思っています。
勿論、年齢的に考えますと今年30歳になるベンゼマは
アーセナルの獲得候補からは既に外れている可能性もあります。
しかし、今後数シーズンしか使えない可能性があったとしても
アーセナルにとって重要なのはこの先の10シーズンよりも
まずはここ数シーズンだと思います。
ここ数シーズンの内に再びCL出場クラブの常連に戻れなければ
アーセナルはそのままロンドンの古豪クラブへ
逆戻りになってしまうかもしれません。
将来に繋がらない補強かもしれませんが
重要なこれからの数シーズンの為に
獲得しても良いのではないかと思っています。

仮にそれも無理であれば個人的には
ベロッティやアンドレ・シルバ等よりも
デンベレのポテンシャルに賭けてみても良い様に感じます。
ワールドクラスのストライカーにまで成長する保証は
現時点ではないかもしれませんが
その一方で大化けする可能性も秘めていると思いますので
今後数シーズンの時間を与えて
その可能性に賭けてみても良いと思います。

どちらにせよCL出場権を失ったアーセナルにとっては
獲得が可能な選手は限られてしまうと思われます。
しかし今シーズン見せてしまった
攻撃陣の停滞感を打開する為には
新しいストライカーを迎えて
新風が吹き込まれる事を期待したいと思いますので
難しい夏になると思いますが
是が非にもストライカーの獲得を成功させて欲しいと思います。



・・・つづく。


2017/18シーズンに向けて〜〜補強のポイント〜〜 [Arsenal F.C.]

2017/18シーズンに向けて:補強のポイント

Arsenal 1.jpg来シーズンに向けての補強のポイントを考える上で
現状としては不確定要素が余りにも多すぎる為に
正直予測するのは難しいです。

その不確定要素の中でも
最も大きな問題は「監督人事」と
「11エジルと7アレクシスの去就」の
問題だと思います。

ボスが留任するのか?
それとも新たな指揮官の下、
新たなスタートを切るのか?
それによって大きく変わってくると思います。

そして11エジルと7アレクシスが残留する事になれば
戦力的な上積みに全力を傾ければ良いのですが
その一方でこの2人のどちらか、
もしくは両者が退団する事になれば
まずその穴を埋める事から始めなければなりません。

そして仮にボスが留任したとしても
来シーズンはどの様なシステムを基本システムにするのかによって
必要な選手が変わってくると思います。
これまでの様に4−2−3−1に戻すのか?
それとも今シーズン終盤の形を継承して3−4−2−1へ
全面的に移行するのか?

例えば4バックならばCBの選手は4人いれば
不足感はありませんが
3バックならば場合によってはCBの選手が4人では
足りなくなる可能性があります。

よってどちらのシステムにするかによっても
補強が必要なポジションが変わってくると思います。

更に今後選手を獲得する上で問題になってくるのが
来シーズンのCL出場権の有無だと思います。
昔とは異なり現在のアーセナルのブランド力だけでは
一流の選手はもちろんの事、
有望選手レベルの選手の獲得も難しく、
選手を獲得する上でCLの出場権の有無は
非常に大きなポイントになると思います。

仮にCL出場権を失えば
当然ですがCL出場権を持っているクラブから
選手を引き抜く事は現実的に不可能になり
そして競合クラブがいた場合には
CL出場権を持っているクラブの方を
その選手が選ぶのが普通だと思います。

よってCL出場権は是が非にも獲得しなければならないポイントであり
仮にCL出場権を得る事が出来なかった場合は
ターゲットとなる選手のレベルを
下げる必要性が出てくると思われます。

どちらにせよ今シーズンの結果を考えますと
チームの立て直しは急務であり
ボスが留任しようとも新たな指揮官を迎えようとも
ある程度の刷新に踏み切る必要性があると思います。

11エジルと7アレクシスの去就に関わらず
来シーズンに向けての補強ポイントを
個人的な希望を大いに含めて考えてみたいと思います。


〜〜CF、ストライカー〜〜

ここ数シーズン、常に挙がるのがストライカーの問題です。

今シーズンは7アレクシスが0トップシステムで
トップで起用された事でゴールを量産し
PLシーズン20ゴールを大台を突破し、
7アレクシスの0トップの影響で
先発の座に定着できなかった12ジルーも
限られた出場時間の中で12ゴールを奪い存在感を示したと思います。
そして再びサイドに主戦場を戻した14ウォルコットも
5シーズンぶりにPL二桁ゴールを奪い
37試合消化した時点で74得点と言う数字は
悪くはない数字だと思います。
その一方で重要な局面でゴールを奪う事が出来ずに
落とした試合も実際にはあり
アーセナルの攻撃陣に破壊力不足を感じるのは
私だけではないと思います。

勿論、今シーズンのチームは
攻撃の組み立て段階の問題、
前線の連動性の問題など多くの問題を抱えていましたので
全ての責任がストライカーだけの問題ではないと思いますが
攻撃陣の破壊力を上げる為に最も手っ取り早い方法は
得点能力の高いストライカーを補強する事であり
現在のスカッドを見ても向上させる余地があるポジションは
ストライカーのポジションだと思います。

現実的にも現在のアーセナルのメインストライカーである
12ジルーはポストプレイヤーとしては優秀でも
11エジル等のパスセンスを活かすだけの
パスを引き出す動きや決定力が足りず
その上30歳を超えていますので
今後は今シーズンの様にスーパーサブ的な使い方が多くなると思われます。
一方の23ウェルベックはチームを勝利に導く様な
印象的なゴールを決める一方で
決めるべき場面で決めきれない事も多く
エースストライカーとしては全幅の信頼を寄せるのも難しい様に感じます。

7アレクシスをCFに固定するのも一つの方法だと思いますが
去就が不透明な7アレクシスに期待して
新たな選手の獲得に出遅れてしまったら
それこそ取り返しの付かない状況になってしまいます。

この夏のチームの刷新の手始めとして
まずはストライカーの確保から始めて欲しいと思います。


〜〜左SB〜〜

ここ数シーズン安定した働きを見せていた
18モンレアルも31歳になり
年齢的な衰えが見え始める様になり
3ギブスにしても殻を破る事が出来ずに
停滞感は否めません。

今シーズ契約満了でシャルケを退団するコラシナツを
フリーでの獲得が決定したと言われている様に
この夏に左SBを刷新する事はほぼ間違いないと思われます。

そこで仮に新たな左SBを補強した場合は
18モンレアルか3ギブスのどちらかを放出する事になると思われます。

バックアッパーに降格する形になりますが
年齢的に考えればその様な状況も受入れると思いますので
18モンレアルを残した方が戦力的には良いかもしれません。
18モンレアルを残せば左SBだけではなく
今シーズン終盤から採用している3バックシステムにおける
左WBや左CBでも起用出来ますので
バックアッパーとしては非常に貴重な人材になると思います。
その一方で来夏に開催されるW杯へのエントリーを
18モンレアルが強く希望している場合は
バックアッパーへの降格を受け入れるかどうかは難しく
新たな左SBと入れ代わる形で退団する可能性もあると
個人的には思っています。

更に言えばホームグロウン制度の観点から考えますと
イングランド籍の3ギブスを手放すべきではないかもしれませんので
3ギブスが残留する可能性も十分にあると思います。

個人的には仮に新たな左SBを獲得した場合には
18モンレアルを残留させた方が良いと思いますが
諸々の事情によっては
結果的に3ギブスが残留する可能性も十分にある様に感じます。


〜〜DMF〜〜

今シーズンは37試合消化した時点で既に失点は43失点、
3シーズンぶりに1失点/1試合以上が確定してしまいました。

失点数の増加は色々な原因があると思いますが
その内の一つにDFラインをプロテクトする
中盤の強度不足が考えられます。

シーズン前半は前線からのハイプレスと連動して
相手のボールを34コクランがアグレッシブに刈り獲る形が
機能していましたが
シーズン中盤頃から前線からのプレスが効かなくなると
中盤での強度不足を露呈する場面が多くなり
シーズン後半には非常に危うい場面が何度も訪れました。

その打開策の一つとして3バックシステムを採用した事で
とり敢えず安定感を取り戻しましたが
来シーズンに向けて修正が必要なポジションだという事は事実だと思います。

34コクランも悪くはありませんが
純粋なフィジカル能力、危機察知能力と言う点を考えますと
不足感は否めません。
守備的な安定性、中盤の強度を上げる為にも
フィジカル能力の高いDMFがもう一人必要だと思います。


〜〜右SB〜〜

このポジションはアーセナルがどの様なシステムで
来シーズンを戦うかによって変わってくると思います。

これまで同様に4−2−3−1をメインシステムにするのならば
24ベジェリンをバックアップする右SBの選手がいない
現在のスカッドには大きな問題があります。

現在のアーセナルの右SBには
シーズン途中から調子を崩したとは言え
全幅の信頼を寄せられる24ベジェリンがいる一方で
それをバックアップする選手に問題があります。
今シーズンも25ジェンキンソンと2ドゥビュシーの二人が
チームにはいましたが結局信頼が得られる事なく
この夏の退団が予想されています。
今シーズンはミドルズブラにローンに出ていた
22チェンバースが復帰して
右SBのバックアッパーを務める可能性もありますが
これまで同様に24ベジェリンのバックアッパーが務まるかどうかは
未だに未知数の部分があります。

その一方でシーズン終盤採用した3−4−2−1をメインシステムにした場合には
24ベジェリンと共に大いなる適応を見せた15チェンバレンの二人が
右WBのポジションを務める形になりますので
全く不足感はなくなります。

来シーズンのアーセナルがどの様なシステムを
メインに考えているかによって
方針は変わってくると思いますが
仮に3−4−2−1へ完全に移行した場合は問題はなくなりますが
一方で4−2−3−1に戻すのであれば
計算が出来る右SBをもう一人必要だと思います。


〜〜CB〜〜

CBに関しては右SBとは逆な状況だと思います。

仮にこれまで同様に4−2−3−1をメインシステムにして
来シーズンを戦うのならば
CBを4人揃えている現在のスカッドのままでも
質的な面は別としても量的な面では十分ですので
補強の優先順位は下がりますが
一方で3−4−2−1をメインシステムにするのならば
4人のCBでは量的な面でも不足する事になり
仮に18モンレアルが残留して左CBを務めたとしても
一方でスパーズ戦でPKを献上したプレーで
ボスからの信頼を完全に失った5ガブリエウの去就が
個人的には怪しくなっていると思っていますので
量的にも十分と言い切れない様に感じます。

4バックでも3バックでも
16ホールディングの成長が見込まれますが
一方で5ガブリエウがこの夏に退団した場合には
もう一人計算が出来るCBが必要になるのは言うまでもありません。
特に3−4−2−1をメインシステムにした場合は
CBの補強の優先順位は大きく上がると考えます。


〜〜GK〜〜

今シーズンは正GKの33チェフを
13オスピナがバックアップし
そのバックアップを26マルティネスが務める布陣でしたが
その13オスピナが出場機会を求めて
昨夏に続きこの夏も移籍する噂が絶えません。
その為、13オスピナが退団した場合には
第2GKを補強するのかどうかが注目されます。

正GKである33チェフは
まだまだ健在と言って良いパフォーマンスを見せていると思いますが
以前に比べてそのパフォーマンスにムラが出てきているのも事実であり
その上、この春先に2シーズン続けて怪我で離脱したことからも
シーズン通してフルに稼働することは難しくなっている様にも見えます。

そうなると今シーズンの様に
PLとカップ戦で住み分けする必要があるかどうかは別としても
33チェフの事を完全にバックアップする事ができる
信頼を置ける第2GKが絶対的に必要だと感じます。

仮に13オスピナが退団したとしても
アーセナルのスカッドには
現在ローマへローンで出ている1シュチェスニーと
第3GKである26マルティネスがいます。

2シーズン続けてローマへローン移籍していた1シュチェスニーは
その2シーズンの間、ローマの正GKの座を守り続け
しっかりと成長の跡を見せていると思いますので
復帰すればGKの質と層の問題はなくなると思います。

一方でそもそも1シュチェスニーがローマへローン移籍したのは
33チェフが加入した事で出場機会を失う事を危惧したからであり
現状として33チェフのバックアッパーと言う立場を
受け入れるかどうかは疑問に感じます。
その上、シャワールームでの喫煙問題が
ボスとの間に大きな影を残しているのも事実であり
この二人の間の信頼関係が改善されているかも疑問に感じます。
個人的には、近い将来33チェフも正GKの座から降りる時が来ますので
その時の事を考えれば1シュチェスニーを
確保しておく事は大きな意義があると思いますが
その一方で仮にアーセナルに復帰するのならば
2018年夏までと言われている
契約の更新も同時に行う必要が出てくると共に
交渉次第では「正GK待遇」と言う条件が絡んでくるかもしれませんので
1シュチェスニーを復帰させるとしても
多くのハードルがある様に感じます。

それならば現在第3GKである26マルティネスを
第2GKへ昇格させると言う案もあると思います。
今シーズンも何試合かゴールマウスを守る試合がありましたが
全体的には及第点を与えられるパフォーマンスを見せていたと思います。

26マルティネスは飛び抜けた武器がある訳ではありませんが
メンタル的な部分も技術的な部分も
十分にファーストチームでプレーする準備は
出来ている様に見えますので
現時点で不足している経験の面を補う事が出来れば
十分に第2GKを任せても良い様に感じます。

13オスピナがチームを離れた場合の第2GKの補強は
1シュチェスニーが復帰すれば問題ないと思いますが
その1シュチェスニーが復帰するかどうかは懐疑的であり
場合によっては33チェフの次の正GKに繫がる様な
新たな実力者を補強する必要性が出てくるかもしれません。
しかし場合によっては
26マルティネスを第2GKへ昇格させれば
大きな穴を空ける事なくこの問題を回避する事も可能だと思いますので
補強の優先順位としてはそれほど高くはないと思われます。


〜〜攻撃的MF&サイドアタッカー〜〜

このポジションは11エジルと7アレクシスの去就と
完全にリンクした問題です。

この二人が残留した場合は補強の優先順位は
それほど高くありませんが
一方でこの二人がこの夏にアーセナルを離れた場合は
その穴を埋める事が最優先事項になります。

そこでこの夏の11エジルと7アレクシスの去就がどうなるのか?

シーズンが終わったら契約延長に関する話し合いが行われると言う
この大きな問題について個人的な希望を含めて
まずそこから考えたいと思います。

話によれば今回は
これまでアーセナルが貫いてきた給与体系を
崩す可能性があると言う話があります。

嘘か本当か噂によればこの2人に対して
週休£30万と言う条件を提示して
慰留に努めるとも言われており
これが実現すればPL最高給の選手になるだけではなく
ヨーロッパでもトップクラスの年棒を受け取る事になります。

しかしこれまでのアーセナルの方針を考えますと
本当に週給£30万を出すのかどうかは
個人的には疑わしく思っていますが
その一方で週給£30万を年棒に直しますと

「£1560万」

昨今の移籍金の高騰を考えますと£1560万の移籍金では
たいした選手を獲得する事も出来ない程度の金額であり
2人合わせて年間£3000万強の出費ならば
新たな選手の補強を一人我慢すれば捻出出来る金額とも言えますので
この二人を残留させる事が出来れば週給£30万と言う出費は
それほど高額な投資とも言えないかもしれません。

しかし今回の契約延長の障壁になりそうなのは
年棒等の条件面だけではなく
アーセナルのクラブとしての野心の部分も
大きく関与するのではないかと言われています。

特に7アレクシスは世界ナンバー1の選手になる野望を強く持っており、
その為にクラブとしてのタイトル等の結果も
重要視していると言われています。
よってアーセナルに野心が足りないと感じている場合は
CL優勝を狙える様なタイトルを獲れるクラブへの移籍を
希望する可能性が高いと言われています。

実際問題として7アレクシスが
他のクラブへの移籍を希望した場合は
引き留めるのは難しいと思われます。
無理に引き止めたとしてもメンタル的に充実していなければ
低調なパフォーマンスに終始するのは
今シーズンの年明けからの春先までのパフォーマンスが
証明しています。
よって、心の底からアーセナルと共に戦い続けたい
と言う気持ちが持てなければ
残念ですが£5000万と言われる移籍金と引き換えに
放出する事を考えた方が良いと個人的には思います。

そうなると移籍先の候補には
シティやチェルシー等のPL内のクラブも挙がりますが
実際問題としてはバイエルン、ユベントス、パリSGの様な
PL以外のクラブへ放出する事を望みます。

一方の11エジルは今シーズンのパフォーマンスを考えますと
アーセナル以上の好条件で獲得に乗り出すクラブは
それほどないと思われますので
上手く交渉すれば残留させられる可能性は十分にあると思っています。
勿論、週給30万に相応しいかどうかと言う議論はあると思いますが
これまでの11エジルのパターンから考えますと
W杯やユーロの後のシーズンは
今シーズンの様に低調なパフォーマンスを見せる一方で
夏のオフに大きな大会がないシーズンは
全体的には良いパフォーマンスを見せてくれます。
このパターンからしますと来シーズンは
良いのパフォーマンスを見せてくれるシーズンになると思いますので
多少無理な投資であったとしても
11エジルの慰留には努めるべきだと個人的には思っています。

一方で11エジルにはルーツであるトルコへの移籍の希望が
潜在的にある様ですが
仮にトルコのクラブに移籍したとしても
この夏と言うよりも少なくとも次のW杯が終わった後の
キャリアの晩年に差し掛かってから
本格的に議論に挙がる問題ではないかと思います。

11エジルと7アレクシスの両者が契約延長し
来シーズン以降もアーセナルを引っ張ってくれる事が
一番の望みという事には変わりありませんが
11エジルに関しては条件面が揃えば
残留する可能性はあると思いますが
7アレクシスに関しては現実的に慰留は難しい様に感じています。

仮に11エジルと7アレクシスがアーセナルを離れたとしても
既存のスカッドにはその穴を埋める選手がいない訳ではありません。
11エジルのポジションには8ラムジーと
怪我で離脱中ですが10ジャックがいます。
7アレクシスのポジションには
14ウォルコット、15チェンバレン、17イウォビがいます。

しかし各々の選手としてのレベル、
実際の仕事の質を考えますと
見劣りするのは間違いなく
アーセナルの攻撃力を保つ上では
新たに中心選手となりうる選手の補強は
避けられないと思われます。


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この夏の補強ポイントは
仮に11エジルと7アレクシスが残留すれば


1、決定力のあるストライカー

2、世代交代が必要な左SB、左WB

3、中盤の強度を上げるDMF


この3つのポイントと共に
来シーズンのシステムによっては


4、24ベジェリンのバックアップする右SB、
  もしくは3CBを務められるレギュラークラスのCB

も必要になってくると思います。

その一方で11エジルと7アレクシスの去就によっては
その穴を埋める補強が最優先事項になります。
しかしこの二人の選手の穴を埋める様なタレントを獲得する為には
莫大な資金が必要になる事が考えられますので
その様な事態に陥いった時には
それ以外のポジションの補強は
はっきり言って二の次になるかもしれません。

こう言う難しい状況で上手く立ち回る事が
お世辞にも上手くないアーセナルにとっては
この夏は色々な意味で難しい夏になると思います。


それでは次回からは優先順位の高いポジションで
最近獲得の噂に上がっている選手を中心に
私見的に考えてみたいと思います。


・・・つづく。


PL34:ARSENAL vs Sunderland [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−0 Sunderland
2017年5月16日(火)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (72)7Alexis(←11Özil)
 (81)7Alexis(←12Giroud)


33Cech

16Holding 20Mustafi 18Monreal

24Bellerin 8Ramsey 29Xhaka 3Gibbs

11Özil     7Alexis

12Giroud



(69)8Ramsey>>>17Iwobi
(69)3Gibbs>>>23Welbeck
(85)12Giroud>>>14Walcott

Substitutes
 13Ospina
 5Gabriel
 34Coquelin
 35Elneny

 
Arsenal 1.jpg撃ちも撃ったり36本、
チーム最多記録を更新するシュートを放ちながら
2ゴールしか奪えなかった決定力は
問題かもしれませんが
最後は頼れるエース7アレクシスが
勝負強さを発揮して
CL出場権争いは最終節へもつれ込みました。

先発は、前試合のストーク戦で怪我から復帰した
6コシールニーが再び欠場した為に
左CBには18モンレアルが入り
空いた左WBは3ギブスが務めました。
CMFは8ラムジーと29ジャカがコンビを組み
トップもストーク戦で2ゴールを奪った12ジルーが
この試合でも先発で起用されました。

試合はポゼッション率63%対37%、
総シュート数36本対6本が示す様に
基本的には一方的な試合展開だったと思います。
対戦したサンダランドは最下位に沈み
既に来シーズンの降格が決まっていますので
この様な展開になる事は予想出来ましたが
CL出場権争いが得失点差及び総得点争いまで
もつれ込む可能性がある事を考えれば
結果的に2ゴールしか奪えなかった所は
問題を残すかもしれません。

試合開始早々にゴールネットを揺らしました。

7分過ぎ、パスを受けた7アレクシスが
ほぼゴール正面の位置から強烈なミドルシュートを放ちました。
そのシュートは走り込んできた12ジルーに当たり
コースが変わってゴールに吸い込まれましたが
12ジルーの腕に当たっていた為にハンドでノーゴール。

この時間帯にゴールを奪えていたらその後の流れを考えれば
派手なゴールショーを見れたかもしれませんでしたので
ちょっと残念でした。

その後も流れる様な連携から
サンダランドゴールへ何度も襲いかかりました。

9分過ぎ、29ジャカからのパスを右サイドで受けた11エジルから
11エジル〜29ジャカ〜11エジル〜8ラムジーとテンポ良く繋がり
そしてパスを受けた8ラムジーがドリブルで突き進みながら
12ジルーの動きに合わせてタイミング良くラストパスが送られました。
そのパスを受けた12ジルーは
ワントラップして左脚を振り抜きましたが
ピックフォードの好セーブに阻まれて惜しくもゴールは奪えませんでした。

その後も何度かシュートチャンスを演出し続け
前半終了間際にビッグチャンスが続きました。

42分過ぎ、16ホールディングがクリアーしたボールを受けた11エジルから
11エジル〜12ジルー〜11エジルと繋ぎ
そこから放たれた11エジルのスルーパスで24ベジェリンが抜け出し
そのまま持ち込みシュートを放ちましたが
惜しくもニアサイドのポストの外側でゴールならず。

それにしても11エジルが出したスルーパスは
これぞ11エジルの真骨頂と言うべき
素晴らしいスルーパスだったと思います。
右サイドを駆け上がってきた24ベジェリンに対して
針の穴を通す様に相手の3選手の間を射抜いたスルーパスは
まさにキラーパスと言う言葉が相応しいパスだったと思います。
しかし、完璧なパスを受けて完璧なタイミングで
24ベジェリンが抜け出しただけに
12ジルーが相手DFと倒錯して途中で倒されたとは言え
誰もゴール前に飛び込めずにこの決定機を活かせなかったのは
非常に勿体なかったと思います。

44分過ぎ、29ジャカからパスを受けた11エジルが右サイドで
11エジル〜24ベジェリン〜11エジル〜8ラムジー
〜24ベジェリン〜11エジル〜8ラムジーと
スペースのない所を細かく繋ぎ
最後は相手守備陣の隙を突いた8ラムジーからのパスで
11エジルが抜け出しそこからの折り返しを
8ラムジーがダイレクトで合わせました。
このシュートもピックフォードのファインセーブで防がれてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ませんでしたが
スペースのない所を細かなパスで揺さぶって出来た小さな綻びを
その連動的なパスで上手く突いた所は
往年のアーセナルを見ている様な仕掛けだったと思います。

後半に入ってもアーセナルの攻勢は続きました。

57分過ぎ、11エジルからの左CKを
12ジルーが落とした所を
20ムスタフィがシュートを放ちましたが
ブロックされてしまい惜しくもゴールはならず。

65分過ぎ、右サイドのやや深い位置からゴール前に入れた
16ホールディングのピンポイントクロスを
12ジルーがヘッドで合わせましたが
僅かに枠の外でこれもゴールならず。

71分過ぎ、11エジルのスルーパスのこぼれ球を拾った
23ウェルベックが右サイドから右脚を振り抜きましたが
これもピックフォードのファインセーブでゴールなりませんでした。

攻勢を続けたアーセナルが
遂にと言いますかやっとと言いますか
ゴールを奪う時が来ました。

72分、左サイドからのCKからの流れで
29ジャカからのパスを左ライン際で受けた11エジルが
もう一度29ジャカにボールを戻した所で
一気にDFラインの裏に向かって走り出し
その11エジルの動きに合わせる様に
29ジャカからピンポイントパスが送られました。
そのパスを受けた11エジルはダイレクトで中に折り返し
ゴール前に詰めていた7アレクシスがそのまま押し込み
先制ゴール!!

難しバウンドを正確に折り返した11エジルもさる事ながら
タイミング良く走り込んだ11エジルの足下に
寸分狂わず送った29ジャカのピンポイントパスが
このゴールの全てだった様に感じます。

多くのゴールが欲しいアーセナルはその後も攻勢が続きました。

77分過ぎ、7アレクシスのパスを受けた11エジルが送った
やや左サイドの深い位置からのマイナス方向のパスに対して
走りこんできた29ジャカが左脚を振り抜きましたが
これもピックフォードにセーブされてしまいゴールならず。

78分過ぎ、24ベジェリンのパスを受けた17イウォビが
切り込みながら右脚を振り抜きましたが
これもピックフォードにセーブされてしまいゴールならず。

奪えそうで奪えない時間が続きましたが
最後は再び7アレクシスが決めました。

81分、左CKからの流れで右サイドへ展開されたボールを
20ムスタフィがゴール前へ鋭いクロスを入れました。
そのクロスをファーサイドへ流れながら
12ジルーが難しい体勢でダイレクトボレーで合しましたが
惜しくもそのシュートは
ピックフォードのファインセーブで防がれてしまいましたが
そのこぼれ球をゴール前で7アレクシスがヘッドで押し込みゴール!!

出来る事ならば大量得点での勝利を挙げて欲しかったと思いますが
何はともあれ来シーズンのCL出場権を獲得する望みは
最終節にまでつなぐ事になりました。


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33チェフ

 前半に鋭いシュートを受ける場面はあったが一番肝を冷やしたのは18モンレアルのバックパスミスだろう。

16ホールディング

 積極的な攻撃参加で良いアクセントになっていた。 守備面に関しても全体的には安定したいた。

20ムスタフィ

 それほど攻め込まれる場面はなかったが、3CBの中央の仕事も少しづつ馴染んできている印象。

18モンレアル

 不用意なバックパスミスで超至近距離からの間接フリーキックを与える切っ掛けを作る。

24ベジェリン

 全体的にWBとして馴染み始めたか。

8ラムジー

 何度か良い形でのシュートチャンスが巡ってきたが全体的には淡白な印象。 もう少しパンチ力のあるシュートを撃たないとゴールを射抜く事は難しいだろう。 一方で11エジルがサイドに流れる事が多い分、中央に空いたスペースへのフリーランニングで中盤に流れを呼び起こしていた。 それだけに負傷交代はチームにとって痛い。

29ジャカ

 日に日に調子を上げている。 先制点に繋がる素晴らしいピンポイントパスに限らず、ロングレンジのパス、タイミングの良い縦パス、そしてスルーパスで攻撃陣に良いリズムを与えていた。 特に11エジルとの関係性は良く、下がってくる11エジルとイメージを共有しながら攻撃陣の起点になっていた。

3ギブス

 悪くはないが3ギブスがボールに絡んでもゴールへ繋がるイメージが湧かないのは問題だろう。

11エジル

 Keyパス12本。 この数字が示す様に良い時の11エジルが戻ってきた。 3−4−2−1に変わった事で自らも今まで以上に自由を得たと共に、周囲の選手が今まで以上にフリーランニングする場面が多くなった事で眠っていた11エジルのパスセンスを呼び起こした様に見える。 

7アレクシス

 チャンスは作ってもゴールを奪えない流れの中、最後は2つのゴールを奪い決定力の高さを見せる。 全体的に動きが重くコンディション的には非常に悪い様に見えるが、勝負どころは逃さない所は流石だ。

12ジルー

 ゴールこそ奪えなかったが良くチャンスに絡んでいた。

17イウォビ

 8ラムジーに代わり久しぶりにピッチに立つ。 23ウェルベックが同時に入った事でシステムは変更され4−2−3−1のCMFのポジションに入った。 3−4−2−1になってから出場機会に恵まれていないが、2列目では出場機会が得られないのならば、これを機にCMFのポジションにチャレンジするのも一つだろう。

23ウェルベック

 3ギブスに代わって投入されチームのシステムは4−2−3−1に変更された。 何度かシュートチャンスが巡ってきたが決めきれず。

14ウォルコット

 終盤投入される。


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取り敢えず勝利を挙げた事は良かったと思いますが
前を走るシティとリバプールとの得失点差を考えると
出来れば大量得点で勝利を挙げたかったと思います。

確かにトータル11本のシュートをセーブした
ピックフォードが当たっていたと思いますが
総シュート数36本、枠内シュート数13本を撃ちながら
2つのゴールしか奪えなかったのは
やはり決定力が足りないと言わざる得ないと思います。

単純にシュートの精度やパンチ力等の各々の問題なのかもしれませんし
シュートを撃つタイミングをズラす等の工夫が足りないのかもしれません。
とにかくシュートは撃っていますが
そのシュートにゴールを奪うだけの『力』の様な物が
感じられない時も少なからずあると思います。

それ以外でも例えば後半鋭いシュートに対して
ピックフォードが何度もセーブしましたが
あれだけあったそのこぼれ球に対して
結局押し込めたのは7アレクシスの2ゴール目しかありませんでした。
この事が示す様に
こぼれ球を予測する力やポジショニング等の
『ゴールの嗅覚』と言われる物にも問題があるのかもしれません。

結局アーセナル随一の決定力と嗅覚がある
7アレクシスだけがゴールを奪った様に
数多く造られるチャンスを確実に決める
本当の意味での点取り屋が
アーセナルには足りないのは間違いないと思います。

これはここ数年言われている様にこれは
アーセナルのウィークポイントだと思います。
今のままでもそれなりの攻撃力は発揮していますが
本当の意味でのタイトル争いをする上では
今のままの破壊力では不十分だと思います。

チームとしてもう一つ上のランクのチームになる為には
必要な時にゴールを奪ってくれる本当の意味での点取り屋の補強が
やはり必要な様に感じますので
この夏は是が非にもストライカーの補強に着手して欲しいと思います。


これでPL4連勝。
来シーズンのCL出場権を獲得する上では
未だに他力本願のままですが
いよいよ最終節まで辿り着く事が出来ました。

しかし、最終節は非常に相性が悪い
クーマン監督率いるエヴァートンです。
そしてこの試合でも8ラムジーが負傷交代した様に
非常にタイトなスケジュールの影響で
コンディション的には最悪の状況だと思います。

本当に一筋縄にはいかない最終節になるのは間違いないと思います。
しかしそれもあと1試合です。

チームとしてのまとまりを取り戻したアーセナルならば
最後の最難関の関門も大量得点を奪って勝利を収めてくれると思います。

そして奇跡が起きると信じています。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:23G10A CL:3G3A FA:2G2A
8ラムジー    PL:0G4A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:8G8A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:12G4A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G7A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G2A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A FA:1G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A FA:2G2A
24ベジェリン   PL:0G4A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:2G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


PL37:Stoke City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Stoke City 1−4 ARSENAL
2017年5月13日(土)Premier League, bet365 Stadium

Goal
 (42)12Giroud(←24Bellerin)
 (55)11Özil(←7Alexis)
 (66)Crouch
 (76)7Alexis(←24Bellerin)
 (80)12Giroud(←8Ramsey)


33Cech

16Holding 20Mustafi 6Koscielny

24Bellerin 34Coquelin 29Xhaka 18Monreal

11Özil     7Alexis

12Giroud



(77)7Alexis>>>8Ramsey
(83)12Giroud>>>23Welbeck
(83)11Özil>>>14Walcott

Substitutes
 13Ospina
 5Gabriel
 35Elneny
 17Iwobi

 
Arsenal 1.jpg鬼門であるブリタニアに乗り込んでのストーク戦、
しかもこの試合を裁くのが
マイク・ディーンとくれば
苦しい試合になるのは覚悟していましたが
再び一つにまとまったアーセナルには
そんな呪縛は関係なく
勝点3を持ち帰る事に成功しました。
(ネーミングライツの関係で
bet365スタジアムと改名したようですので
もしかしたらもう
鬼門ではなくなったのかもしれませんが、、、)

先発は、ふくらはぎの怪我で
サウサンプトン戦を欠場していた6コシールニーが
先発に復帰し左CBに入り
右CBの16ホールディングと中央の20ムスタフィと共に
3バックを形成しました。
そのサウサンプトン戦で負傷した15チェンバレンに代わって
右WBには24ベジェリンが入り
左WBにも3ギブスに代わって18モンレアルが入りました。
CMFは29ジャカと34コクランがコンビを組み
1トップはサウサンプトン戦でゴールを奪った
12ジルーが入りました。

試合はポゼッション率33%対67%が示す様に
自陣で守備を固めるストークに対して
ボールを持って仕掛けるアーセナルと言う図式の試合だったと思います。

4分過ぎ、左サイドのスペースへ出された
20ムスタフィからのロングフィードで抜け出した
7アレクシスが結果的にはオフサイドでしたが
胸でトラップしてシュートを試みましたが
バートランドにブロックされてしまい惜しくもゴールならず。

12分過ぎ、左サイドを駆け上がってきた18モンレアルに向かって
右サイドから放った11エジルのピンポイントパスで
18モンレアルが抜け出しました。
しかしボールが収まらずに惜しくもシュートまでは至りませんでしたが
サイドの裏のスペースを見逃さずに
有効に使った仕掛けを見せてくれたと思います。

16分過ぎ、11エジルからの縦パスを
2ラインの間で受けた34コクランから
右サイドの24ベジェリンへ展開し
そこからクロスが入りました。
そのクロスはショークロスの頭に当たり流れた所を
ファーサイドに飛び込んできた18モンレアルが
ヘッドで合わせました。
そのヘッドはポストに阻まれて惜しくもゴールにはなりませんでしたが
2ラインの間に入ってきた34コクランへ
タイミング良く縦パスを入れる事が出来た事で
スムーズな仕掛けを演出できたと思います。
残念なのはその34コクランからのパスが
24ベジェリンの足下ではなく
DFラインの裏のスペースにスルーパスを出せていたら
もっと効果的な攻撃が出来た様に感じますが
相手のDFが縦方向のパスコースを
ブロックする様な動きをしていましたので
現実的にはスルーパスを出せなかったのかもしれませんね。

その後もボールを保持しながらチャンスを探していましたが
決定機を創る事が出来ずに
そのまま前半が終わるかと思っていた
前半終了間際先制点を奪う事に成功しました。

42分、29ジャカからのパスを受けた
34コクランが送ったスルーパスで
24ベジェリンが右サイドの深い位置への侵入に成功し
そこからの折り返しをゴール前で12ジルーが合わせて
先制ゴール!!
完璧な仕掛けだったと思います。

フルスピードで駆け上がり
そのままGKとDFの間を射抜く様な
グラウンダーのクロスを入れた24ベジェリンも完璧でしたが
29ジャカからのパスを受けた34コクランのポジショニング、
パスを受けてから前を向いてスルーパスを出すまでのスピード、
そして相手DFの裏を突くスルーパスは
どれも特に完璧だったと思います。

そしてクロスなどに対してワンタッチでゴールを奪う
ワンタッチゴーラーとしてのゴールは
12ジルーの調子を計る一つの指標だと
個人的には思っていますので
この場面の様な形でゴールを奪えている
今の12ジルーはかなり調子は良いと思われます。

3バックシステムに変更してから
ポジションが危うくなっていた24ベジェリンと34コクラン、
そして今シーズンはポジションを確保しきれずに
先発に定着できない12ジルー、
レギュラーとサブとの間の不安定な状況の
この3選手が連動してゴールを奪ったのは
何かしらの意味がある様に感じます。

前半の内に先制できた事で
その後の試合運びは大分楽になり
後半早々に追加点を奪う事に成功しました。

55分、左サイドで7アレクシスへボールを渡した11エジルが
そのままゴールに向かって走り出しました。
その動きに合わせて7アレクシスがスルーパスを通し
そのパスを受けて抜け出した11エジルが
冷静にゴールへ流し込みゴール!!

11エジルに付いていた相手のマーカーが
一緒について行かずに離してしまった
ストーク側にもミスがありましたが
11エジルが走り込んだコースにタイミングを合わせて
スルーパスを送り込んだ7アレクシスのパスは最高のパスだったと思います。

0−2になった事で目を覚ましてしまったのか
ここ最近は小綺麗なスタイルになっていたストークが
昔の様な肉弾戦を挑む荒々しいスタイルに変貌して
アーセナルに襲い始めてきました。
それによりペースを崩してしまったアーセナルは
その勢いに屈して失点してしまいました。

66分、ルーズボールに対して激しい接触プレーが続きましたが
マイク・ディーンは全くファールを取ろうとせずに
バタバタした状況のまま
右サイドに開いていたアルナウトヴィッチに展開され
そこから入れられたクロスを
クラウチに右手で押し込まれて失点。
厳密にはこのゴールはクラウチのハンドだと思いますが
この試合はマイク・ディーンが裁いている試合ですので
能力的にもこのゴールがハンドかどうかを
ジャッジする事は難しかったでしょうし
当然ですがこのハンドをスルーされてしまっても
仕方がありません、、、マイク・ディーンですので(苦笑)。

この場面に限らずこの試合で何度か問題になったのは
クロスを上げたアルナウトヴィッチと
16ホールディングのマッチアップの所だったと思います。
この場面でもそうですが相手がテンポアップする動きに対して
16ホールディングの対応が一瞬遅れて
相手を離してしまう場面が何度かありました。
マークする相手との距離感が悪いのか
相手との駆け引きで負けてしまっているのかは分かりませんが
3CBの右CBに入ってからはサイドに開いた局面で
簡単に振り切られてしまう場面が何度も目にしています。
一つ言える事は現在の16ホールディングのスタイルは
PLのDFとしてはスマートすぎるのかもしれません。
足下の技術に優れ、
バタバタとする事なく常に冷静沈着な所は
16ホールディングの良い所だと思いますが
その一方で戦う事に美学を見い出すPLでは
激しくファイトする様な対応を
もっと身につける必要がある様にも思います。
特にDFならば必要であれば何が何でも突破を許さない様な
泥臭い位の対応を見せる必要もあると思います。

まぁ、その点に関しては本人も自覚したのか
77分過ぎのプレーでは右サイドの突破を試みてきた
アルナウトヴィッチをハードチャージで吹っ飛ばして止めました。
アルナウトヴィッチはこのプレーで負傷して退きましたので
褒められたプレーではありませんが
それでも何度もやられている相手に対して
今度は絶対に突破を許さないとする心意気は買いたいと思います。

1−2となり沸きに沸きまくっているブリタニアは
アーセナルにとっては嫌な記憶を呼び戻す様な雰囲気でしたが
その悪い雰囲気をこの男が吹き飛ばしてくれました。

76分、24ベジェリンからパスを受けた7アレクシスが
そのままドリブルで持ち込み右脚を振り抜きました。
相手DFの足にかすめたそのシュートは
左ポストの内側を叩いてゴール!!

この前のプレで左大腿を負傷し珍しく自ら交代を申し出ていましたが
交代選手の準備が出来るまでそのままプレーを続行した中での
ゴールでした。
ここで無理をして怪我を悪化させてしまうリスクを考えますと
全てが褒められる事ではないかもしれませんが
それでも目の前にボールが来たら目指すものはゴール!!
フットボール選手の本能とも言えるこの気持ちに逆らう事の出来ない
7アレクシスの気迫の籠ったゴールだったと思います。

そして試合を終わらせるダメ押しゴールがこの後に決まりました。

80分、右サイドに開いていた11エジルから
ゴールに向かって走り出していた8ラムジーに向かって
ピンポイントパスが送られ
そのパスを受けた8ラムジーがペナルティ内で粘って折り返したボールを
12ジルーが押し込みゴール!!

相手の守備網を1本のピンポイントパスで崩した
11エジルが8ラムジーに送ったパスが全てだったと思います。
ここ数試合、これまで以上に8ラムジーが
フリーランニングする様になった事で
眠っていた11エジルのパス能力が
再び目を覚まし始めた様に感じます。

後半途中は相手のラフプレーでバタバタする場面もありましたが
終わってみれば1−4の快勝!!

来シーズンのCL出場権獲得へ望みを繋げました。


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33チェフ

 シーズン途中の低迷期間が嘘の様に安定したパフォーマンスを見せ続ける。

16ホールディング

 サイドから仕掛けてくるアルナウトヴィッチに対して後手に回る場面が多かった。 仕掛けてくるアタッカーに対してもっとタイトでシビアな対応が必要だろう。

20ムスタフィ

 3CBの中央に入る。 フィードの能力を考えると20ムスタフィが3CBの中央に入る形は良さそうに感じていたが、一方で前試合同様に時々DFラインがバタバタとしてしまう。 単純に連携面で馴染んでいないだけならば良いが、前に出て自分で処理したがるタイプが故に連携面に問題が出ている様にも見える。

6コシールニー

 左CBで起用される。 DFラインの最後の砦と考えると6コシールニーの方が3CBの中央として適している様に感じるが、、、。

24ベジェリン

 12ジルーのゴールをアシストして結果を残すも、全体的には人やボールに対する反応がまだ鈍い。

34コクラン

 中盤を広範囲に動いて攻守に良くボールに絡んでいた。 

29ジャカ

 セーフティーなプレーに逃げる場面が減り積極的なパスが増え中盤からチームをコントロール出来ていた。

18モンレアル

 ゴールにこそ絡めなかったが左サイドで良いアクセントになっていた。

11エジル

 躍動していた。 8ラムジーに限らず前線に動きがあればある程11エジルは活きる。

7アレクシス

 1ゴール1アシスト。 11エジルへのアシストはまさに絵に描いたような完璧なスルーパスであり、自らのゴールは7アレクシスのフットボール感が詰まった様なゴールだった。 一方で怪我をしながらプレーを続けた所は賛否が分かれるだろう。

12ジルー

 2ゴールを奪う。 12ジルーが最もゴールを奪える可能性が高いのがワンタッチゴール。 この形でゴールを奪い出した時は調子は上向きだ。 

8ラムジー

 12ジルーのゴールを上手く粘ってアシストしたが、そもそも11エジルのパスを受けた後にもっとスマートな対応をしていれば粘る様な状況にはならずにもっと簡単にアシスト出来たのではないだろうか? トラップ一つにしても雑な面をもっと減らす事が出来ればもっと怖い選手になると思うが、、、。

23ウェルベック

 終盤投入される。

14ウォルコット

 3−4−2−1システムにしてから割りを食っている一人。 確かに消えてしまう試合もあるが今シーズンはサイドアタッカーに戻った事でゴール数は伸びていたのも事実。 しかし現在のシステムでは純粋なサイドアタッカーのポジションはなく、15チェンバレンの様にWBが出来るほどのフィジカル能力もない。 実際問題として14ウォルコットを起用出来るのは2列目という事になるが、17イウォビにも言える事だが11エジルや7アレクシスとのポジション争いはやや不利だろう。


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CL出場権の獲得へ向けて
2つ目の関門も無事突破しました。

これでホームでの2試合を残すのみですので
この調子を維持していけば
残りの2試合でも勝利を掴み取ってくれると信じています。

一方でかなりタイトなスケジュールにより
選手たちにはかなり疲労が溜まっている様に見えます。
ちょっとやそっとではピッチから出ようとしない
7アレクシスが自ら交代を求めた様に
フィジカルコンディション的には
かなり苦しい状況になっていると思われます。

しかしCL出場権を争っているリバプールとシティも
今節は敗れませんでしたのでその差は変わっていません。

最終節での奇跡の逆転を信じて
残る2戦も死力を尽くして勝利を目指して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:21G10A CL:3G3A FA:2G2A
8ラムジー    PL:0G4A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:8G7A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:12G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G7A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G2A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A FA:1G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A FA:2G2A
24ベジェリン   PL:0G4A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:2G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A


PL26:Southampton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Southampton 0−2 ARSENAL
2017年5月10日(水)Premier League, St. Mary's Stadium

Goal
 (60)7Alexis(←11Özil)
 (83)12Giroud(←8Ramsey)


33Cech

16Holding 20Mustafi 18Monreal

15Chamberlain 8Ramsey 29Xhaka  3Gibbs   

11Özil     7Alexis

23Welbeck



(35)15Oxlade-Chamberlain>>>24Bellerin
(80)23Welbeck>>>12Giroud
(89)11Özil>>>34Coquelin

Substitutes
 13Ospina
 5Gabriel
 17Iwobi
 14Walcott

 
Arsenal 1.jpg一つの取りこぼしも出来ない状況で
対戦するにはサウサンプトンは
前節にリバプールがスコアレスドローを演じた様に
厄介な相手だったと思いますが
それでもしっかりとゲームをコントロールして
勝ち点3を敵地から持ち帰る事に成功しました。

先発はふくらはぎの負傷で欠場した6コシールニーと
入れ代わる形で怪我から復帰した20ムスタフィが
そのまま3CBの中央に入った以外は
前試合のユナイテッド戦と
同じ布陣でスタートしました。

試合はしっかりとゴール前を固め、
カウンターを狙うサウサンプトンに対して
ボールを保持してそれを崩そうとするアーセナルと言う
図式の試合だったと思います。

この試合も右サイドの15チェンバレンからのチャンスで始まりました。

13分過ぎ、右CKからの流れで
再び右サイドでボールを受けた15チェンバレンが
マークに来た選手をかわして中に切り込んでいきました。
そこから前を立ちふさがる相手選手の壁の間から
ラストパスを送り
そのパスを受けた8ラムジーがシュートを放ちました。
残念ながらそのシュートは枠を捉える事は出来ませんでしたが
スペースのない所をリスクを冒して仕掛けた所は
これまでとの違いを感じました。

19分過ぎ、左サイドのスローインからの流れで
ボールを受けた8ラムジーから
2ラインの間に入っていた11エジルへ縦パスが入りました。
そしてその縦パスを受けた11エジルから
右サイドの15チェンバレンへ繋げられ
そこから中に切り込んでいき左脚で強烈なシュートを放ちました。
そのシュートはブロックされてしまいましたが
今度はそのこぼれ球を8ラムジーが強烈なミドルシュートを放ちましたが
それもブロックされてしまいゴールは奪えませんでした。

この二つの場面が象徴する様に
スペースを消されてゴール前を固められた状況でも
狭いコースをリスクを冒して積極的にパスを通して
チャンスを作った所にアーセナルの攻撃陣の変化を感じます。
特にスペースを消されるとスペースを求めて
サイドに開く傾向が強い11エジルが
この場面では2ラインの間でパスを引き出し、
そしてスペースがない所では
パスを出す事を避ける傾向が強い8ラムジーが
リスクを冒してそのスペースのない所をパスを通したのは
久しぶりに見たように感じます。

パスの出し手と受け手の連動性、
低迷が続いていたアーセナルの攻撃陣が
長い間失っていたこの大きなポイントを
やっと取り戻し始めたような印象を受けました。

一方で一本のパスからピンチを迎えてしまいました。

30分過ぎ、ルーズボールを収めたバートランドが
ゴールに向かって走り込んできたタディッチへ向けて
ピンポイントのパスが送られました。
そのパスを収めて抜け出して来た
タディッチにシュートを撃たれる寸前に
20ムスタフィがスライディングでカットして
シュートは未然に防ぎましたが
そのこぼれ球をガッビアディーニにシュートを撃たれてしまいました。
幸い前に出てきた33チェフがしっかりとブロックして
ゴールは死守されましたが
非常に危うい場面だったと思います。

オフサイドトラップ崩れと言ってしまえばそれまでですが
そもそも3CBのポジショニングに
問題があった様に見えました。
この時のそれぞれのポジショニングは
右CBの16ホールディングは
ペナルティの枠くらいの位置まで開いていた
ガッビアディーニとライン際のレドモンドをケアする為に
開いた位置にポジショニングを取っていました。
中央の20ムスタフィは16ホールディングをカバーする為なのか
右サイドに大きく寄ったポジショニングを取り
一方の左CBの18モンレアルは
通常のままの左に寄ったポジショニングに残っていました。
その結果、右サイドに寄った20ムスタフィと
通常のポジショニングのままだった18モンレアルの間に
大きなスペースが空いてしまい
そのスペースにタディッチに入り込まれてしまいました。

本来ならば16ホールディングと20ムスタフィが
右サイドに寄っていましたので
18モンレアルはその動きに合わせて
中央寄りにスライドしなければならなかった様に感じます。
しかしそうなると左サイドに大きなスペースを作ってしまいますので
そのスペースを埋める為に左WBの3ギブスが
下がってくる必要がありますが
そもそもこの始まりがクリアーして全体的に
前に行こうとした時でしたので
3ギブスの帰陣が遅れてしまったのも
ある程度やむを得ない様に感じます。
一方で20ムスタフィがあそこまで右に寄る必要があったのか
と言う疑問もあります。
場合によっては16ホールディングは2対1という
数的不利の状況に陥る可能性がありましたので
それを未然に防ごうとしたのだと思いますが
3CBの中央の役割を考えますと
前に出て相手を潰すストッパーの役割よりも
最後列でカバーするスイーパーの役割の方を重視するのが
一般的だと思いますので
そういう意味では出すぎてしまった様に感じます。
この試合では6コシールニーが怪我で欠場していましたので
仕方がないとは思いますが
元々積極的に前に出て相手を潰すストッパー色の強い
20ムスタフィの特色を考えますと
本来は3CBの中央には適していないのかもしれません。

この20ムスタフィの振る舞いだけではなく
18モンレアルやWBのポジショニングも含めて
3バックシステムの組織はまだまだと言う印象は否めません。

その後のアーセナルは積極的な縦パスからの
連動的な動きでチャンスを掴みました。

32分過ぎ、15チェンバレンから入れられた縦パスを
相手DFの間で受けた23ウェルベックがヒールで流し
そのパスで11エジルがDFラインの裏に抜け出しました。
しかし戻ってきたスティーブンスのスライディングタックルで
11エジルがシュートを撃つ前にカットされてしまい
このチャンスを活かす事が出来ませんでしたが
対応の仕方によっては違う結果になっていたかもしれません。

スティーブンスがスライディングタックルを仕掛けてきた時に
11エジルはまだシュート体勢に入っていなかった為に
反射的に避けてしまいましたが、
仮に11エジルではなく生粋のストライカーがこの場面に遭遇したら
スティーブンスのスライディングタックルを避けずに
そのまま軸足となる左脚を残して
シュート体勢を作っていたと思います。
仮にそのシュート体勢がゴールを奪うには十分ではなくても
シュート体勢に入った所でスティーブンスのスライディングタックルに
軸足を刈られてしまえば
間違いなくPKが得られる場面だったと思いますので
道理的に良いかどうかは別として
11エジルは避けずにPKを貰えに行くべきだった様に感じます。

とは言え、ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
守備を固めた相手に対してこれまでの様に
ただダラダラとボールを回すだけではなく
連動的な動きで仕掛けて
何度かゴールに迫る場面がありましたので
それほど悲観的な前半ではなかったと思います。

後半に入り更に攻勢を強めたアーセナルは
先制点を奪う事に成功しました。

60分、29ジャカから送られた縦パスを受けた11エジルが
ダイレクトで7アレクシスへ流し
そのパスを受けた7アレクシスが
反転しながら上手くボールを持ち出し
飛び込んできた相手DFをシュートフェイントでかわし
左脚で丁寧に蹴りこみ先制ゴール!!

相手のCMFの裏のポジションをしっかりととった11エジルと
そこにタイミング良く縦パスを送った29ジャカ、
シンプルなパスですが
このパスを速やかに通せるかどうかが
低迷していた頃の攻撃陣とは大きな差だと思います。
2ラインの間に入り11エジルが前を向けば
例え針の穴ほどしかないパスコースであったとしても
ゴールに直結するラストパスを通す事など
難し事では無いのかもしれません。
タイミング良く送られたパスを受けた7アレクシスは
持ち前の勝負強さを発揮して
チームの望みを繋ぐ先制ゴールを
見事に決めてくれました。

アーセナルが先制点を奪った事で
サウサンプトンは前に出始めましたので
その後はオープンな展開になり
何度か連動的な動きからゴール迫る一方で
サウサンプトンに押し込まれる場面もありました。
しかしサウサンプトンの拙攻にも助けられ
本当の意味で危険な場面は作られる事なく
終盤には追加点を奪うチャンスが巡ってきました。

83分、左サイドでパスを受けた7アレクシスから
ファーサイドに遅れて走り込んできた8ラムジーへ
クロスが入れられました。
そのクロスを受けた8ラムジーは
冷静にヘッドで中に折り返し
その折り返しをゴール前で12ジルーがヘッドで押し込みゴール!!

ユナイテッド戦同様に走り込む8ラムジーを見逃さない7アレクシス、
このホットラインから試合を終わらせる追加点が生まれました。

前試合のユナイテッド戦に続き
この試合でも攻撃陣の連動的な動きが更に見れる様になりましたので
チーム状態は確実に上向きになっているのは
何よりも朗報だと思います。
前試合でモウリーニョを退け
そしてこの試合では難敵であるサウサンプトンも退けた事で
残りの3試合に向けて大きな勢いを得たと思います。


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33チェフ

 41分過ぎのレドモンドの無回転ミドルのブレ球をファインセーブしたのはこの試合のハイライトの一つ。

16ホールディング

 全体的にはまずまずの出来だと思うが、サイドに開いて対応した時にクロスを簡単に入れさせてしまう事があるのが気になる。 もう少しタイトな対応をしても良い様に感じる。

20ムスタフィ

 元々ストッパータイプのCBなので仕方がいかもしれ無いが、3CBの中央としては前に出て積極的に対応しすぎるように感じる。 3CBで起用するならば左右のどちらかのCBの方が良いだろう。

18モンレアル

 派手さは無いが堅実だった。

15チェンバレン

 早い時間帯の仕掛けはこの15チェンバレンが担っていたがハムストリングを負傷し24ベジェリンと交代した。

8ラムジー

 良い形でボールを受けてシュートを撃つチャンスが巡ってきていたが、ゴールを奪うにはパンチ力が足りない。 ちょっとしたトラップミス等の雑さが出てしまう場面もあったが、追加点の場面では冷静なアシストだった。

29ジャカ

 自信を完全に取り戻した様だ。 リスクを恐れずに積極的な縦パスで良いリズムを奏でていた。 相手から危ないファールを受けてもこれまでの様にすぐに怒りを見せる事なく、スクッと立ち上がりそのままプレーに戻る大人の対応も見せていた。 本当の意味でPLやアーセナルに適応したと言えるかもしれない。

3ギブス

 守備面では左サイドを上手くカバーしていたが攻撃面に関しては迫力不足。

11エジル

 積極的に2ラインの間に入り込みパスを引き出していた。 2ラインの間で前を向けば11エジルの能力が解放され、何度か良い形を見せてくれた。 ここ最近の雑音が打ち消されるのも遠くないだろう。

7アレクシス

 7アレクシスらしいゴールだった。 これでPLシーズン20ゴールを奪う。 チャンスメイクに関してもタイミングの良いピンポイントパスで何度もチャンスを演出した。 この試合でも8ラムジーとのホットラインで追加点を演出する。

23ウェルベック

 楔のパスが入ってもそれほど収まりが良い方では無いが、32分過ぎの11エジルへつないだダイレクトヒールパスは素晴らしかった。 

24ベジェリン

 負傷した15チェンバレンに代わって右WBに入る。 24ベジェリンも悪くはないが15チェンバレンに比べると自らがボールを持ち上がる推進力の点が見劣りするか。

12ジルー

 試合を終わらせる追加点を奪う。 

34コクラン

 11エジルに代わり終盤投入される。


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ユナイテッド戦に続き第2関門である
サウサンプトンの撃破も成功し残りは3試合、
次は鬼門であるブリタニアでのストーク戦です。

このアウェイ2連戦を突破出来れば
残りの2戦はホームでの試合になりますので
きっとエミレーツが揺れるほどの歓声に後押しされて
そのまま最後まで突っ走る事が出来ると思います。

しかしこの試合で15チェンバレンを失った様に
疲労の蓄積が心配されます
この試合でも終盤に11エジルを下げましたが
11エジルだけではなく7アレクシスも
時折苦しそうな表情を見せていましたので
本来ならばもう少し早い時間帯に下げて
休ませた方が良かったのかもしれません。

とは言え、残り3試合の全てで
勝利を収めなければならない現状を考えますと
怪我を恐れている場合ではなく
多少のリスクがあったとしても
このまま最後まで突っ走るしかないのかもしれません。

シーズンの終盤を迎え
我々アーセナルは再び一つの戦う集団に戻ってきたと思います。
この勢いを失わずに最後まで戦い抜いて
奇跡を起こして欲しいと強く願います。


C'mon Arsenal !!


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3ギブス     PL:0G1A CL:0G1A FA:0G1A
6コシールニー  PL:2G0A CL:0G0A 
7アレクシス   PL:20G9A CL:3G3A FA:2G2A
8ラムジー    PL:0G3A CL:0G1A FA:2G0A
9ペレス     PL:1G0A CL:3G2A EFL:2G1A FA:1G2A
11エジル     PL:7G7A CL:4G3A FA:0G1A
12ジルー     PL:10G3A CL:2G1A EFL:0G1A FA:2G0A
14ウォルコット  PL:10G2A CL:4G0A FA:5G0A
15チェンバレン  PL:2G7A CL:1G1A EFL:3G1A FA:0G2A
17イウォビ    PL:3G3A CL:1G0A FA:0G2A
18モンレアル   PL:0G2A CL:0G0A FA:1G0A
19カソルラ    PL:2G2A CL:0G1A
20ムスタフィ   PL:2G2A CL:0G0A
21チェンバース  PL:1G0A CL:0G0A
23ウェルベック  PL:2G0A CL:0G0A FA:2G2A
24ベジェリン   PL:0G2A CL:0G0A FA:0G1A
29ジャカ     PL:2G2A CL:1G0A EFL:1G0A FA:0G1A 
32アクポム    PL:0G0A CL:0G0A EFL:0G1A
35エルネニー   PL:0G1A CL:0G1A