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Emirates Cup:ARSENAL vs Benfica [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 5−2 Benfica
2017年7月29日(土)Emirates Cup, Emirates Stadium

Goal
 (12)Cervi
 (25)14Walcott(←31Kolasinac)
 (33)14Walcott(←34Coquelin)
 (40)Salvio
 (52)Lopez(og)
 (64)12Giroud(←61Nelson)
 (71)17Iwobi(←12Giroud)


13Ospina

 16Holding  4Mertesacker 30Maitland-Niles

61Nelson  34Coquelin 29Xhaka   31Kolasinac

14Walcott    17Iwobi 

12Giroud


(34)34Coquelin>>>35Elneny
(46)16Holding>>>21Chambers


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75分から

13Ospina

21Chambers 4Mertesacker 18Monreal 

15Chamberlain 35Elneny 8Ramsey  31Kolasinac 

  11Özil   9Lacazette

12Giroud


Substitutes
 26Martinez
 6Koscielny
 24Bellerin
 23Welbeck
 

Arsenal 1.jpg今年のエミレーツ・カップは
現在プリメイラ・リーガ4連覇中のベンフィカ、
昨シーズンリーガ・エスパニョーラ
4位だったセビージャ、
そして昨シーズンブンデスリーガで
昇格クラブにも関わらず2位に食い込んだ
RBライプツィヒの3クラブが招待され
アーセナルはベンフィカとセビージャとの
対戦が組まれました。

先発はGKは13オスピナ、
3バックは右から16ホールディング、
4メルテザッカー、30ナイルズが並び、
WBには右に61ナイルズ、
左に31コラシナツが入りました。
CMFは34コクランと29ジャカがコンビを組み
2列目に14ウォルコットと17イウォビが並び
1トップには12ジルーが入りました。

アーセナルは出だしから良かったと思います。
猛暑の中国からロンドンに戻ってきて
コンディションが良くなった様で
全体的にキレが戻ってきたアーセナルは
開始早々からチャンスを作りました。

3分過ぎ、右サイドの61ネルソンが入れたクロスの
クリアーボールを拾った29ジャカが
ヘッドで14ウォルコットにダイレクトで繋ぎ、
そこからファーサイドに送った柔らかいタッチの浮き球を
12ジルーがヘッドで合わしました。
惜しくも飛び出してきたセザールにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが、
ベンフィカの守備陣が緩慢だったとは言え
クリアーボールを14ウォルコットヘダイレクトでパスを送った29ジャカ、
そしてファーサイドでフリーだった12ジルーを
見逃さなかった14ウォルコット、
周囲の動きが良く見えていた良い連携だったと思います。

アーセナルは良い入り方をしたと思いますが
先制点を奪ったのはベンフィカの方でした。

12分、ゴールに向かって走り込んだ
ジョナスに向けて送られたパスを
ジョナスがヘッドで戻した所を
セルヴィにシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートが4メルテザッカーの脚に当たり
そのままゴールに吸い込まれてしまい失点。

4メルテザッカーの脚に当たったシュートの局面は
運がなかったと思いますが
そもそも走り込んできたジョナスに対する
4メルテザッカーの対応は
最初から止めようとする気持ちがなかったかの様に
軽い対応だったと思います。
プレシーズンマッチだったとは言え、
実戦に向けて不安を残す対応だったと思います。

しかしその後もアーセナルの攻撃陣の連携は冴えていたと思います。

19分過ぎ、右サイドを駆け上がって来ようとした相手選手を
34コクランが鋭いチェックでボールを奪い返し
そのボールを29ジャカから17イウォビへ送られ
その17イウォビからダイレクトで14ウォルコットへラストパスが通り
シュートが放たれました。
そのシュートは枠を外れてしまいましたが
そこへと繋がる形はシンプルな仕掛けでしたが
完璧なタイミングの完璧な崩しだったと思います。

そして連携面で良好な仕掛けを作れているアーセナルが
同点ゴールを奪う事に成功しました。

25分、左サイドでパスを受けた17イウォビからのスルーパスで
前線に駆け上がってきた31コラシナツが粘り強くボールを収め
中に折り返したボールを14ウォルコットが冷静に叩き込みゴール!!
17イウォビのスルーパスに対して
相手のディフェンス二人に挟まれながらもそこを割って入り
ゴールラインを割りそうになりながらも粘ってボールをキープし
更にその状況から中でフリーになっていた14ウォルコットへ
正確な折り返しを入れた31コロシナツが
このゴールの全てだったと思います。

そして更に素晴らしいコンビネーションで逆転ゴールが生まれました。

33分、左サイドでパスを受けた17イウォビから
パスを受けた34コクランが
サイドから回り込んで来た31コラシナツへパスを送って
そのままDFラインの裏に向かって走り込みました。
その31コラシナツからのリターンを受けた34コクランが
中に折り返したボールを14ウォルコットが押し込んでゴール!!
この逆転ゴールも仕掛けとしてはシンプルですが
見事な連携からのゴールだったと思います。

しかしこの後DFラインでのミスが続きピンチを招きます。

34分過ぎ、ボールを保持した16ホールディングが
そのまま相手をかわそうとした所を
相手にボールを奪われてしまい
右サイドへの侵入を許してしまいました。
そしてそこからの折り返しをピツィにシュートを撃たれてしまいましたが
幸い13オスピナの好セーブでゴールは死守されましたが
16ホールディングの不要なキープからピンチを招いてしまったこの様なミスは
本当にそろそろ無くさなければならないミスだったと思います。

40分、29ジャカからのバックパスを受けた4メルテザッカーが
相手のプレスに曝されながら30ナイルズヘ送ったパスが短く
その30ナイルズが出した中途半端なパスがカットされてしまいました。
そこから繋げられたボールは最終的に左サイドのサルヴィオに繋がり
シュートを撃たれてしまい、
そのシュートがブロックの為に飛び込んだ16ホールディングに当って
コースが変わってゴールに吸い込まれて失点。
31ナイルズのパスが中途半端だった事は問題でしたが
元を正せばプレスに曝されたと言え
4メルテザッカーの出したパスが
中途半端なパスだった事が元凶だったと思います。
勿論、31ナイルズのポジショニングが開きすぎていた事も
原因の一つなのかもしれませんが
それを差し引いてもベテランらしからぬ
ミスだったと思います。

前半は2−2の同点で終わりましたが
後半に入り早々にチャンスが生まれました。

52分、右サイドから入れた61ネルソンのクロスの
クリアーボールを受けた29ジャカが
間髪入れずに出したパスで14ウォルコットが抜け出し
そこからの折り返しをスライディングでブロックを試みた
ペレスの脚に当たりそのままゴールに吸い込まれオウンゴール。
結果的にはオウンゴールでしたが
もしもペレスがカットしなければ
その後ろの12ジルーが押し込んでいたと思いますので
どの様な形になってもゴールは生まれていたと思います。
そして29ジャカがあのタイミングでパスを出せなければ
14ウォルコットは上げてきたベンフィカのラインに引っかかり
オフサイドになっていたかもしれませんので
このゴールが生まれたのは間髪入れずに出した29ジャカのパスが
全てだったと思います。

その後も良い連携からチャンスが続きました。

56分、29ジャカのパスで
右サイドの深い位置まで侵入した61ネルソンからの
グラウンダーのクロスを受けた12ジルーが
14ウォルコットへ繋げシュートを放ちましたが
枠を外してしまいチャンスを活かせませんでした。
シカシゴールは奪えなかったとは言え
ゴール前でクロスを受けた12ジルーと
14ウォルコットのコンビネーションは
これまでにない良好さを見せていたと思います。
そしてこの試合でも61ネルソンは良い仕事をしたと思います。
テンポの速い流れの中でもしっかりとプレーし、
恐れる事なく積極的に仕掛ける事が出来ていたと思います。
この場面でも29ジャカのパスを受けた後に
仕掛けるテンポを微妙にずらしながらマーカーを翻弄し、
そこに出来た隙間を見逃さずに
正確なグラグラウンダーのクロスを入れていましたので
61ネルソンの仕掛けがこのチャンスを生み出したとも言えると思います。

その61ネルソンからのクロスからゴールが生まれました。

64分、21チェンバースからの縦パスを受けた14ウォルコットが
そのままドリブルで突き進み
そこから繋げられた61ネルソンが入れたクロスを
ファーサイドで12ジルーがダイビングボレーシュートで叩き込みゴール!!
冷静にマーカーをかわして正確なクロスを入れた
61ネルソンのクロスは勿論の事
相手と競り合いながらもダイビングボレーを叩き込んだ
12ジルーの強さが出たゴールだったと思います。

そして最後も良いコンビネーションからゴールが生まれました。

71分、35エルネニーからの左サイドへ展開したパスを受けた
31コラシナツが中央に入ってきた12ジルーへクロスを入れ
その12ジルーが落としたボールを
17イウォビが叩き込みゴール!!

この試合通して言える事は
これまでに比べて連携面が整備されていた印象を受けました。
特に先発した3バック以外の7人の選手の連動性は非常に良く
仕掛けのイメージが良く共有されていたと思います。
そして左WBに入った31コラシナツは
もう何シーズンも一緒にプレーしてきた様な
連動的なプレーでチャンスを作っていた様に
今の所、攻撃面では期待通りの貢献を見せてくれそうです。

一方で75分からのメンバーは先発したメンバーに比べますと
連動性に乏しくまだこれからという感じだったと思います。
これに関しては次は先発で起用される事が予想される
セビージャ戦を見守りたいと思います。


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13オスピナ

 ディフレクトした2つの失点は仕方がなかったであろう。 

16ホールディング

 しっかりとした対応を見せる一方で簡単なパスミスや危うくゴールに繋がりそうになったボールロストもあり、これらに関しては早々に減らしていかないと後半から起用された21チェンバースに立場を脅かされる事になるだろう。

4メルテザッカー

 3バックのセンターとしてDFラインを引き締める一方で1対1の対応では詰めが甘い場面も見られた。

30ナイルズ

 2失点目のミスパスはもう少し冷静に処理する必要があっただろう。

61ネルソン

 この試合でも持てる力をフルに発揮できていた。 鋭いドリブルで何度も抜き去りそこからのクロスでチャンスを演出した。 結果として12ジルーのゴールをアシストする。

34コクラン

 流れの中で効果的なプレーを見せる。 31コラシナツとのコンビネーションから抜け出し14ウォルコットのゴールをアシストしたプレーは非常に良かった。 前半途中に相手と交錯した為に負傷交代。

29ジャカ

 オウンゴールの場面での14ウォルコットへのパスは絶妙だった。 あれ位の位置からキラーパスを出す場面が多くなれば攻撃陣はかなり楽になる。

31コラシナツ

 既に何シーズンも共にプレーしている様な連動的な動きを見せる。 攻め上がるタイミングは勿論の事、パスを引き出す動きも俊逸でパスの出し手とのイメージの共有が出来ていた。 また、14ウォルコットの1点目をアシストした場面の様に両脇から挟まれた状況を物ともせずに突破するフィジカル的な強さを見せ、サイドから入れるクロスはその状況に即したクロスを常に入れていた。 そしてペナルティの中に入ればアタッカーの様なアイデアとそれを具現化できるテクニカルな面を見せ、更に言えばパスを出した後も立ち止まる事なく必ず次のプレーを予測して動き続ける献身的な面も見せていた。 今シーズンはこの31コラシナツの左サイドがアーセナルのストロングポイントになるだろう。

14ウォルコット

 非常に良かった。 守備のブロックの隙間に上手くポジションをとっていてベンフィカの守備陣にとっては捕まえ難い存在だっただろう。 12ジルーのポストプレーに対してシャドーストライカーとしての相性の良さも際立っていた。

17イウォビ

 ちょっと「俺が俺が」感が強すぎた様に見えたが1ゴールだけではなくキーとなるパスで存在感を示していた。


12ジルー

 豪快なダイレクトボレーだけではなくポストプレーも冴えていた。 特に14ウォルコットとのコンビネーションは良好で一つの形になっていた。

35エルネニー

 負傷した34コクランに代わり前半途中からCMFで起用される。 本職のポジションに戻った35エルネニーは的確なボール捌きと豊富な運動量で中盤を活性化していた。 このプレシーズン中はCBでの起用が多かったがやはり35エルネニーはCMFの方が活きる。 

21チェンバース

 昨シーズンミドルズブラへローンに出ていた21チェンバースは明らかな成長の跡を見せていた。 これまで問題だった状況判断の問題や不要にバタバタとしてしまう様な場面が全くなくなり全体的に安定感があった。 この試合に関しては前半プレーした16ホルディングよりも21チェンバースの方に軍配が挙がるだろう。 この夏に行われたU-21ユーロでは16ホールディングを抑えてイングランド代表のレギュラーCBとして起用されていた意味を証明した。

18モンレアル

 終盤左CBで起用される。

15チェンバレン

 終盤右WBで起用されるがこの試合でもアグレッシブさが見られなかった。

8ラムジー

 終盤CMFで起用されるがインパクトは見せられず。

11エジル

 終盤投入されるがインパクトは見せられず。

9ラカゼット

 11エジルや12ジルーとのコンビネーションは未だ確立されず。


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攻撃面に関しては良い形でゴールに迫る場面が何度もあり
実際多くのゴールを生み出しましたので
合格点をあげられると思いますが
一方で守備の面では危うさがあると思います。

この試合での失点はディフレクトした不運な失点ではありますが
その一方でミスが絡んでいたとは言え
完全に崩されてもいましたので
修正が必要だと思われます。

とは言え、未だにレギュラークラスの選手で
3バックが組めていませんので
不安定な面があったとしても仕方がないかもしれませんが
シーズンが始まりスタートダッシュする為にも
そろそろ開幕を想定したメンバーで
実戦を戦って欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


2017/18シーズンNEW AWAY KIT [Arsenal F.C.]

2017/18シーズンのAWAY KITが発表されました。


24077_arsenal-away-jersey-2017-18_01_l.jpg



2017/18シーズンのAWAY KITは
水色を基調として下に下がって行くに連れて
パンツに繋がる様に
濃いブルーに変わっていくグラデーションが
目を引くデザインだと思います。

これまでのAWAY KITと言えば
黄色と紺色を基調とする配色が基本的には多く
水色を使うとしてもTHIRD KITで
差し色として使う程度だったと思いますので
アーセナル的には一瞬GKのシャツ?と思ってしまう程
攻めてきた印象を受けます。

今シーズンのシャツは
HOME KITは伝統的なスタイル、
AWAY KITはこれまでとは一線を画す配色、
THIRD KITは現代的な格好良さを追求したデザインと
プーマ的にはかなり力の入った良い仕事をしたと思います。

今シーズンの3種類のシャツは
どれも100点に近い
納得のデザインだと個人的には思います。


C'mon Arsenal !!


Friendly Match:ARSENAL vs Chelsea [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−3 Chelsea
2017年7月22日(土)Friendly Match, Bird's Nest Stadium

Goal
 (40)Willian
 (42)Batshuayi
 (49)Batshuayi


13Ospina

30Maitland-Niles 4Mertesacker 18Monreal 

15Chamberlain 8Ramsey 29Xhaka  40Bramall 

 11Özil    17Iwobi

9Lacazette


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46分から

13Ospina

6Koscielny 35Elneny 31Kolasinac

15Chamberlain 34Coquelin 8Ramsey  17Iwobi   

11Özil   23Welbeck

12Giroud


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最終型

26Martinez

6Koscielny 35Elneny 31Kolasinac

61Nelson  34Coquelin  69Willock   17Iwobi

56Malen   23Welbeck

12Giroud


Substitutes
 37Bielik
 62Nketiah
 

Arsenal 1.jpg完敗です。
チェルシーがフルメンバーに近い布陣で
挑んできた事を差し引いたとしても
攻守において本来の強さを見せた
チェルシーの前になす術がなかった
試合だったと思います。

先発はGKは予定どおり13オスピナが入り
3バックはバイエルン戦は体調不良で欠場した
4メルテザッカーが復帰して中央に入り
右CBには30ナイルズ、
左CBには18モンレアルが入りました。
右WBには15チェンバレン、
左WBには40ブラモールが起用され
CMFには8ラムジーと29ジャカが組みました。
そして2列目には11エジルと17イウォビが並び
1トップには9ラカゼットが入りました。

試合は序盤からチェルシーに押し込まれてしまいました。

2分過ぎ、セスクから出されたDFラインの裏へのパスで
抜け出されてしまったモーゼスに
ペナルティ内まで侵入を許してしまい
シュートを撃たれてしまいました。
幸い13オスピナの正面でしたので
ゴールを奪われる事はありませんでしたが
開始早々簡単に決定機を作られてしまいました。

6分過ぎ、30ナイルズのミスパスを
ウィリアンにカットされて
そのままペナルティの中まで侵入を許してしまい
シュートを撃たれてしまいました。
これも幸いウィリアンのシュートミスで救われましたが
30ナイルズのミスパスはただ単に不注意だったと思いますし
本来は一緒に追いかけるべき4メルテザッカーが
本気で帰陣しなかった所も
フレンドリーマッチとは言え頂けなかったと思います。

一方のアーセナルはレギュラーメンバーを揃えていた
チェルシーの守備網を攻略する事が出来ず
この試合を通してチャンスらしいチャンスは数回しか作れませんでした。

21分過ぎ、相手のミスパスをカットした17イウォビが
右サイドの11エジルへ繋げ
そこから一気に走り込んできた8ラムジーに向かって
ラストパスを通しました。
そのラストパスに対して8ラムジーは
スライディングしながら合わせましたが
残念ながらシュートは枠を捉えられませんでした。

ケイヒル、ルイス、アスピリクエタと並んだ3バックは
昨シーズンチェルシーを優勝に導いた守備のユニットであり
そこにモーゼスとアロンソの両WB、
そしてカンテとセスクのCMFが作る守備のブロックは
この試合でも殆ど隙らしい隙はありませんでした。
現実的に正面から仕掛けようとしても
全く崩れそうな気配すら見せませんでしたので
8ラムジーが最前線まで一気に駆け上がってきた
この場面の様なダイナミックに仕掛ける様な場面が
もっと必要だったと思います。

そういう意味ではこの試合での両WBの動きは
非常に物足りなかったと思います。
3−4−2−1へのシステム変更に伴い
前線の頭数が1人減る事になった事で
その前線をサポートし、さらに攻撃に厚みを加える為には
前線の選手を追い越していく様なダイナミックな動きが
3列目の4選手には求められると思います。
CMFもそうですが特に両WBの働きは
ある意味生命線とも言え、
実際何度となく積極的に前線まで出てきた
チェルシーの両WBのモーゼスとアロンソの対応に
アーセナル側は苦慮する事になりました。
一方の15チェンバレンと40ブラモールは
このチェルシーの両WBの対応に追われるばかりで
2列目の11エジルや17イウォビを追い越して
チェルシー陣内の深い位置まで侵入する場面は
数える程しか無かった様に感じます。
左WBの40ブラモールはまだ仕方がないにせよ
一方の15チェンバレンはもっと出来るはずですし
もっとやらなければならない立場だったと思います。

この場面でも、右サイドで11エジルがパスを受けた時点で
15チェンバレンがその外側からDFラインの裏に向かって走り込んでいたら
11エジルは走り込んできた8ラムジーに向かって
際どいパスを出さなくても
その15チェンバレンにパスを送り
それに対してDFラインが下がった所で出来た
DFラインの前のスペースに15チェンバレンから
マイナス方向の折り返しが出されれば
もっと簡単に決定的な場面が作れたと思います。
しかしこの場面で15チェンバレンは何処にいたかと言えば
最終ラインと一緒にいました。

勿論、猛暑の中国でコンディション的に
動けなかったのかもしれませんが
コンディション的な問題を差し引いても
何処かモチベーションが欠けている様に見えてしまいます。

巷で言われている様に移籍を希望している為に
すでにモチベーションを失っているのかもしれません。
WBでの起用に対してモチベーションを失っているのかもしれません。

どちらにせよこのツアー中の15チェンバレンのパフォーマンスでは
残念ながら今シーズンも
常時先発に名を連ねるのは難しそうに見えます。
昨シーズン終盤、24ベジェリンを押しのけて
右WBのポジションを掴みかけていただけに残念です。

その後もチェルシーペースで試合が進みました。

34分、ヘッドで繋ごうとした30ナイルズが
再びミスパスを犯してしまい
そのボールを奪ったウィリアンに
そのままシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは13オスピナの正面でしたので
ブロックできましたが
そのこぼれ球を今度はバチュアイに
ミドルシュートを撃たれてしまいました。
しかしこのシュートも13オスピナのファインセーブで
ゴールは守られましたが
ファーストチームでプレーする上で30ナイルズは
一つ一つのプレーにもっと危機感を持って
行う必要がある様に感じます。

ここで与えたCKからのプレーで
ゴールネットを揺らされてしまいました。

34分過ぎ、セスクからカンテに出された
右サイドからのショートコーナーのリターンパスを
深い位置で受けたセスクから中に折り返されたボールを
ゴール前でバチュアイに押し込まれてしまいました。
しかし判定はオフサイド。
幸いこのツアーで何度となく起きている
中国の審判団の誤審で救われましたが
完璧に崩されてしまった場面でした。

しかし、その後すぐに今度は本当にゴールネットを揺らされてしまいました。

40分、セーターサークル辺りでパスを受けたバチュアイに対して
4メルテザッカーがスライディングを試みましたが
あっさりとかわされてしまい
そのバチュアイからのパスを受けた
ウィリアンにドリブルで抜け出されてしまいました。
そしてマークについていた18モンレアルもかわされてしまい
ウィリアンの狙い澄ましたシュートは
ポストの内側を叩いてゴールイン。

あの様なコースをきっちりと狙われてしまったら
体格的にハンデがある13オスピナでは防ぐ事はほぼ不可能であり
あのコースに正確にシュートを撃ったウィリアンを
褒めるべきかもしれませんが
一方で、この失点の一番の問題点は
スライディングで飛び込みかわされてしまった
4メルテザッカーの対応だったと思います。

近年4メルテザッカーはスピードと俊敏性が落ちているのは
周知の事実だと思います。
その為に前に出て相手を抑える事は現実的に難しくなっており
反対に今回の様にかわされるリスクの方が大きくなっていると思います。
よって4メルテザッカーを3CBに組み込んだ時には
FA杯決勝の様にDFラインをそれ程高く設定せずに
少し引いた位置にDFラインを築き
その上で相手に対して当たりに行く役割は
両サイドのCBに任せて
4メルテザッカーはあくまでもスイーパー的な役割に
特化する様なバランスが必要だと思います。
しかし今回は18モンレアルはまだしも
右CBは本職ではない30ナイルズが務めていましたので
その様なバランスを見い出す事は難しく
結果としてこの場面の様に簡単に崩されてしまう状況を
招いてしまた様に感じます。

そしてその後すぐに追加点も奪われてしまいました。

42分、カンテからの縦パスを受けたバチュアイが
トラップの動きで4メルテザッカーをかわして
左脚を振り抜かれ失点。

このゴールもゴール右隅を狙われたゴールだっただけに
13オスピナではノーチャンスだったと思われます。

一方でバチュアイに付いていた4メルテザッカーは
トラップの時の動きに付いて行けずに
完全にかわされてしまった姿を見ますと
やはり厳しい様に感じてしまいます。

前半終了間際、アーセナルにもチャンスが訪れました。

前半ロスタイム、15チェンバレンから送られたパスで
DFラインの裏に向かって動き出した8ラムジーは抜け出し
ニアサイドの至近距離からシュートを放ちましたが
クルトワの好セーブで防がれてしまいました。

オフサイドギリギリのタイミングで飛び出した8ラムジーと
そのタイミングを見逃さなかった15チェンバレンの
息の合った良いコンビネーションだったと思いますが
こう言う飛び出しからのシュートは
出来れば9ラカゼットももっと試みて欲しかったと思います。

後半早々追加点を奪われてしまいました。

49分、セスクからのサイドチェンジのパスで
右サイドの深い位置まで侵入してきたアロンソに対して
マークに付いた15チェンバレンが
アロンソの切り返しで脚を滑らせ突破を許してしまい
そこから入れられたラストパスを
走り込んできたバチュアイにミドルシュートを撃たれてしまい失点。

これも体格的にハンデのある13オスピナにとっては
厳しいコースへのシュートだっただけに
ほぼノーチャンスだったと思います。

脚を滑らせてしまったとは言え
15チェンバレンの対応は軽率だったと思います。
最終的には脚を滑らせましたが
あのスピードのまま突っ込んでいったら
脚を滑らせなくても簡単にかわされてしまっていたはずです。
この辺りの守備意識が向上しなければ
実際問題としてWBとしても
中途半端なままで終わってしまうかもしれません。
結局15チェンバレン本人が
WBとして大成する事を望んでいるのかどうかが
大きなポイントになるのかもしれません。

後半で惜しいチャンスを作ったのはこの場面くらいだったかもしれません。

85分過ぎ、右サイドでボールを持った61ネルソンが
相手選手をドリブルで一人抜き去って
ペナルティ内に切り込んでいった所で
中で待っていた56マレンへラストパスを送り
そのパスを受けた56マレンが
角度のない所からニアに向かって
強烈なシュートを放ちました。
そのシュートは惜しくもポストに弾かれてしまいましたが
鋭いドリブルが持ち味の61ネルソンと
本職がストライカーである56マレンの
ストライカーらしいペナルティ内の動きと
シュートまでの動作がよく現れていたと思います。

試合はこのまま0−3で終演。

昨シーズンPL王者に導いた
非常に完成度が高いチェルシーの組織に対して
今回のメンバーでは歯が立ちませんでした。


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13オスピナ

 体格的なハンデがある13オスピナは至近距離からのシュートに対しては抜群の反応を見せる一方で、ある程度距離がある所から正確にゴールの四隅を狙われてしまうと体格的なハンデがある為に手も脚も出ない。 この弱点を見事に突かれて3つの失点を献上してしまう。

30ナイルズ

 不用意なミスパスからピンチを招く。 このレベルの試合でプレーする為には些細なプレーでも100%の精度が要求される事を忘れてはならない。

4メルテザッカー

 既にCBとしてはスピードと俊敏性が足りなくなっているのは周知の事実だが、3バックでその4メルテザッカーを活かす為には前やサイドに釣り出される事なく基本的にはスイーパーに徹する様なバランスを見い出す必要があるだろう。

18モンレアル

 1失点目のウィリアンの対応としてはあと一歩でも半歩でも詰める必要があったと思う。

15チェンバレン

 時々良い形でボールを持ってクロスを入れる場面もあったが、全体的には物足りない。 猛暑の中国遠征でコンデジション的に難しかったのかもしれないが、端から見ているとモチベーションを感じない。 WBとしての適性に優れているという事は誰もが認める所だと思うが、当の本人がWBとして大成する事を望んでいるかどうかは些か疑問。 現在のシステムにおいてWBの仕事は多岐に渡る分、その出来がチームの出来を左右してしまうだけに、本気に取り組む気持ちがなければ再び24ベジェリンにそのポジションを奪われるだろう。 もっと出来るはずだけにこれからの奮起を期待したい。

8ラムジー

 タイミングの良い前線への飛び出しで2つのシュートチャンスを作る。 8ラムジーが良かった頃の機動力が戻りつつある。

29ジャカ

 積極的にパスを捌いて攻略の糸口を探すも最終的に強固なチェルシーの守備のブロックを崩しきれず。

40ブラモール

 敵陣深くまで良い形でボールを受ける場面もあったが全体的には精度に欠いていた。

11エジル

 中央が硬かった分、右サイドを起点にしてプレーする場面が多かった。 多くのチャンスを作る事は出来なかったが一方で惜しい場面は何度か作れていた。 この猛暑の中でもキレていた数少ない選手の一人。 今の所コンディション作りは良さそう。

17イウォビ

 2列目をよく動いてボールに絡んでいたが崩し切れず。

9ラカゼット

 強固なチェルシーの守備のブロックの前に孤立。 今の時期は仕方がないが、まだまだ時間が掛かりそう。

6コシールニー

 従来のキレが無くコンディション的にまだ仕上がっていない印象。

35エルネニー

 このツアーは最後までCBのみの起用。

31コラシナツ

 フィジカル的な強さとアグレッシブさを見せる。

34コクラン

 このツアー中、常に良い状態でプレーできていた。

23ウェルベック

 12ジルーと共に前線に入るとフィジカル的な強度は一気に上がるもインパクトは残せず。

12ジルー

 楔のパスの処理など12ジルーらしいプレーが見られた。 

26マルティネス

 それほど危険な場面は訪れず。

61ネルソン

 キレのあるドリブル突破からチャンスを作る。 常にそのドリブルが成功する訳ではないが今は失敗を恐れずにチャレンジする姿勢を評価したい。

69ウィロック

 若干不安定な場面もあったが全体的には自信を持ってプレーできていた。

56マレン

 不慣れなWBではなく2シャドーの一角に入った。 ペナルティの中で勝負できた分、今回はストライカーとしての持ち味を出す事が出来ていた。


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中国ツアーの最終戦は結果としては完敗でした。

メンバー構成上、チェルシーがフルメンバーに近かったとは言え
昨シーズンPL制覇に導いた
優れた組織的なブロックは今シーズンも健在と言えます。

これでオーストラリア・中国ツアーが終わり
ロンドンに戻ったら
この夏各種の大会に参加していた主力選手達も
合流してくるはずです。

特に本職の選手が揃わなかった3バックのユニットは
早急に成熟させなければならない問題だと思います。

そしてチェルシーと再び対戦する
コミュニティー・シールドでは
この試合との違いを見せてくれる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


ICC:Bayern Munich vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Bayern Munich 1−1 ARSENAL
        (2−3)
2017年7月19日(水)International Champions Cup, Shanghai Stadium

Goal
 (8)Lewandowski(p.k.)
 (93)17Iwobi(←8Ramsey)

Penalty shoot-out
 Alaba   Xー◯ 8Ramsey
 Hummels ◯ーX 35Elneny
 Coman  ◯ー◯ 18Monreal
 Sanchez  Xー◯ 17Iwobi
 Bernat  Xー


33Cech

 37Bielik 35Elneny 18Monreal

30Maitland-Niles 34Coquelin 29Xhaka  31Kolasinac

 11Özil   23Welbeck

9Lacazette


(43)31Kolasinac>>>61Nelson

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46分から

33Cech

30Maitland-Niles 35Elneny 18Monreal  

61Nelson  69Willock 29Xhaka  40Bramall

17Iwobi   14Walcott

23Welbeck


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最終型

26Martinez

30Maitland-Niles 35Elneny 18Monreal  

61Nelson  69Willock 8Ramsey  40Bramall

17Iwobi   14Walcott

62Nketiah


Substitutes
 15Oxlade-Chamberlain
 56Malen
 12Giroud
 

Arsenal 1.jpgここ数年プレシーズンの期間に開催されている
インターナショナル・チャンピオンズカップに
アーセナルは初参戦しました。

ヨーロッパのビッグクラブが
中国、シンガポール、アメリカに
数クラブづつ分かれて対戦する
ある意味プレシーズンのビッグイベントですが
トーナメント形式や総当たり戦をする訳ではなく
いわゆるビッグクラブを招待して対戦させる
興行的なイベントという感じだと思います。

5年目となるこのイベントに初参戦したアーセナルは
この日のバイエルン戦のみの参加になりますが
昨シーズンCLベスト16での大敗があっただけに
この試合は少なからず注目されていた様です。

先発はGKは33チェフが入り
3バックは右から37ビエリク、35エルネニー、18モンレアルが並びました。
CMFは34コクランと29ジャカが組み
右WBには30ナイルズが、左WBには31コラシナツが入りました。
2列目には11エジルと23ウェルベックが並び
そしてトップには遂に9ラカゼットが入りました。

所がこの試合の前にアーセナルのチーム内に
食中毒が発生した為に
先発予定だった4メルテザッカーは
試合直前になって出場を回避する事となり
先発で出場していた31コラシナツも
試合中に嘔吐してしまい
前半終了を待たずにピッチを退きました。
途中出場の14ウォルコットと8ラムジーも
軽い食中毒症状がありながらもなんとか最後までプレー出来ましたが
12ジルーの出場は回避されました。
更に6コシールニーも背中に問題を抱えている為に出場が回避され、
リベンジマッチと周囲が盛り上がっている中で
ベストメンバーとは程遠いメンバーで挑む事になりました。

元々豪華なメンバーを揃えているバイエルンの中でも
レギュラークラスの選手が多く出場した
バイエルンが流れを掴み序盤から襲い掛かってきました。

その様な流れな中でPKを与えてしまいました。

7分過ぎ、自らのミドルシュートのこぼれ球をベルナトが
ペナルティ内で30ナイルズと競り合った所で倒れ、
判定はPK。

8分、そのPKをレヴァンドフスキに決められ失点。

この場面では確かにベルナトが倒れた為に
PKの判定をしたくなると思いますが
実際よく見ていればこのジャッジは微妙だったと思います。

この場面ではベルナトの右側から
30ナイルズが右脚を回しこむ様に出して交錯しています。
仮にこの右脚にベルナトの脚が引っ掛かって倒れたのならば
ベルナトの右脚はそこに残る形で前に飛ぶ様に倒れるか、
もしくは蹴られる様な形になれば
脚を払われる様に右側を下にして倒れるはずです。
しかしこの時のベルナトの倒れ方は
左側を下にする形で飛ぶ様に倒れています。
この倒れ方はベルナトの右側から
30ナイルズが弾き飛ばす様な力を掛けなければ
この様な倒れ方にはなりませんが
この場面での30ナイルズにはベルナトを押す様な動きはなく
仮に30ナイルズが左脚を出していたら
その左脚で弾き飛ばす可能性もありましたが
この時の30ナイルズは前記の様に右脚を回しこむ様に出していますので
その右脚でベルナトを左方向に弾き飛ばすのは困難だと思います。
しかもベルナトの右脚が右側に開く様に残しながら倒れ込んだのならば
ベルナトの右脚を引っ掛けつつ弾き飛ばさなければなりませんが
前から回しこむ様に出した30ナイルズの右脚では
右側に開く様に引っかけるのもほぼ不可能だと思います。
そうなりますと最初から倒れる事を前提に交錯したのは明らかであり
この交錯でPKを献上したジャッジには疑問に残ります。

この場面以外でもこの試合を裁いた中国の審判団のジャッジは
お世辞にも良かったとは言えなかったと思います。
まぁ、反対にオフサイドのジャッジで
トリッソのゴールが取り消されて
救われた場面もありましたので大きな事は言えませんが、、、(苦笑)。

フレンドリーマッチですので大きな問題にはなりませんが
このレベルのクラブ同士の試合を裁くには
ちょっとお粗末な審判団だったと言わざる得ないと思います。

一方でアーセナルにも同点のチャンスがありました。

11分過ぎ、33チェフからのフィードを
左サイドで受けた23ウェルベックから
ゴールに向かって走り込んで来た
11エジルに向かってクロスが送られ
そのクロスに対して11エジルは
ダイレクトボーレーでシュートを放ちました。
そのシュートは惜しくもGK正面でゴールなりませんでしたが
やや後方からのボールを走り込みながらと言う
難しいシチュエーションでしたが
そのボールを完璧捉えた11エジルは
非常に良いコンディションだと思われます。

31分過ぎ、やや右サイドの位置から
DFの間のポジションを取った9ラカゼットへ
11エジルから絶妙なスルーパスが通りました。
そのスルーパスで抜け出した9ラカゼットが
シュートを放ちましたが
惜しくもGKのファインセーブで防がれてしまいました。

11エジルのスルーパスを受けて9ラカゼットが決める、
この様なホットラインで幾つのゴールが生まれるかが
今シーズンのポイントの一つになると思われます。

一方で前半の終盤からは33チェフの活躍でチームは救われました。

36分過ぎ、ミュラーのミドルシュートが
18モンレアルの脚に当たりディフレクトしたボールを
体勢を立て直した33チェフが見事にボールを弾き出しました。

38分過ぎ、右サイドから侵入してきたリベリーからのパスを
最終的にペナルティ内からベルナトがシュートを放ちましたが
この至近距離からのシュートも33チェフはファインセーブで防ぎました。

41分過ぎ、右サイドのリベリーから逆サイドから侵入してきた
ハメスへのピンポイントクロスが送られ
そのクロスを受けたハメスは
ワントラップして至近距離からシュートを放ちましたが
それも33チェフは完璧なブロックで防ぎました。

48分過ぎ、左サイドを突破してきたコマンから入れられたクロスが
ファーサイドのハメスに繋がり
ダイレクトシュートを撃たれてしまいましたが
これも33チェフのファインセーブでゴールを死守しました。

33チェフ以外にも不安定ながらこの日の守備陣はよく守ったと思います。

前半ロスタイム、右サイドからの侵入してきたミュラーから
リベルへのパスを許してしまい
そのリベリから中に入れられたラストパスが
ファーサイドから入ってきたハメスに押し込まれる寸前に
全力で戻ってきた29ジャカがクリアーしてゴールを防ぎました。

53分過ぎ、右サイドから侵入しようとしてきたリベリーに対して
30ナイルズはハードチャージで止めました。

54分過ぎ、右サイドからドリブルで切り込んできたベルナトに対して
ペナルティ内で69ウィロックが完璧なタックルでクリアーしました。

その一方でこの試合では
前半の左CB18モンレアル&左WB31コラシナツの左サイドはまだしも
右CB37ビエリク&右WB30ナイルズの右サイドと
後半の右CB30ナイルズ&右WB61ネルソンの右サイドは
バイエルンのリベリー&べルナトを全くと言って良いほど
止める事が出来ませんでした。

本職ではないコンビの30ナイルズ&61ネルソンのコンビは仕方がないにせよ
右CBに37ビエリクが入った前半のコンビは
もう少し何とかなるかと期待しましたが
全く相手になりませんでした。

右WBの30ナイルズが本職ではない為に
仕方がないのかもしれませんが
それでも30ナイルズと37ビエリクのバランスや
個々のポジショニングが悪く
それぞれがバラバラに対応している様な印象ばかりでした。
また、37ビエリクに関しては
この試合を見る限りでは
ファーストチームでポジション争いをするには
まだ時間が必要な様に感じました。

確かにこの試合でもドリブルで持ち上がるプレーや
正確なフィードはアクセントになっていたと思いますが
一方で守備の局面では相手を捕らえる事が出来れば
しっかりとした対応を見せる一方で
前記の様にポジショニングが悪く、
流れの中で次の展開を予測する力、
そして次のプレーに対する瞬間的な反応が悪い為に
相手のアタッカーを捕まえる事自体に苦しんでいた様に見えました。
特にバイエルンの様な規律が整っている相手に対しては
後手に回ってしまったらこの試合の様に
簡単に崩されてしまいますので
いかに先手を打って
未然に対応出来るかどうかがポイントだったと思いますが
それが殆ど出来ていなかったと思います。

今シーズンはチームに残ればカップ戦などで
多少出場機会が得られるかもしれませんが
個人的には更なる経験を積ませる為に
定期的な出場機会が得られるチームへ
ローンに出した方が良い様に感じます。

後半も数は少ないながらバイエルンゴールに迫る場面はありました。

78分、左サイドでパスを受けた14ウォルコットが
フンメルスをかわしてそのままゴールに向かい
左斜め45度付近からミドルシュートを放ちましたが
GKに難なくセーブされてしまいました。
ボールの受け方と反転してフンメルスをかわして
ゴールに向かう所までは完璧でしたが
最後のパンチ力が足りないシュートだけは残念でした。

そしてこのまま試合が終わろうとしていた後半ロスタイム、
劇的な同点ゴールが生まれました。

後半ロスタイム、レナト・サンチェスからボールを奪い返した
17イウォビがそのままドリブルで持ち上がり
一度左側を並走していた8ラムジーに預けた後に
17イウォビはそのままゴール前に走り込んで行きました。
そしてパスを受けた8ラムジーからのリターンパスを
17イウォビがヘッドで押し込み同点ゴール!!

試合後ボスが明かした様に
14ウォルコットと同様に軽い食中毒症状が出ていた8ラムジーは
このプレー以外は全く動けていませんでしたが
その8ラムジーが良く長い距離走ったと思います。

そして何よりも後半の17イウォビは非常に良かったと思います。
心身ともに充実しており
ゴールを生み出す為に何とかしようとする
意気込みが非常に感じられました。
そしてこの猛暑の中、バイエルンの選手が置いていかれる中で
トップスピードのままゴール前に飛び込んだ時点で
このゴールは決まっていたと思います。

このゴールで同点に追いつき
勝敗はPK戦にもつれ込みました。

このPK戦は26マルティネスの独壇場でした。
1人目のアラバと5人目のベルナトのシュートを
26マルティナスはしっかりとセーブし、
バーを叩いた4人目のレナト・サンチェスの失敗も含めて
トータル2−3でPK戦を制して
昨シーズン苦渋を味わわされたバイエルンに
一矢を報いる事に成功しました。


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33チェフ

 度重なる危険な場面を見事なセービングでPKの1失点のみで凌ぎきる。

37ビエリク

 バイエルン相手でもドリブルで持ち上がるプレーはアクセントになる可能性を見せた。 一方でやはりポジショニングや周囲の選手とのバランスが悪い。 その為に連携しながらアタッカーを抑えると言うよりも個々がバラバラに対応している様に見える。 また展開を読む力や相手の動きに対して瞬間的な反応が悪く常に後手に回っている印象がある。 相手を捕らえる事が出来ればしっかりとした対応を見せるが肝心の捕らえる事が出来ないのは問題。 現実的にはもっと経験を積まなければならないだろう。

35エルネニー

 4メルテザッカーが食中毒で起用出来なくなり急遽先発に名を連ねる。 不慣れなポジションなので仕方がないがバイエルン相手では厳しかっただろう。

18モンレアル

 流れを読んで的確なクリアーを見せてピンチを救う。 

30ナイルズ

 ファーストチームでも右SBで起用された事があるとは言えやはり本職ではない分、リベリとベルナトのコンビに良い様にやられてしまった。 一方で前半早々のPKを献上してしまった場面は実際にファールだったかどうかは怪しいが、それでもベルナトの術中にはまってしまったのは間違いない。 良い経験になっただろう。

34コクラン

 猛暑の中でも変わらずアグレッシブなプレーを見せる。

29ジャカ

 前半ロスタイムの絶体絶命のピンチをよく戻ってクリアーした。 課題だったメンタル面に成長が見られるか?

31コラシナツ

 同じく食中毒の被害にあう。 先発に名を連ねるもあまり動く事ができず、最後はピッチの上で嘔吐してしまい前半の終了を待たずしてピッチから退く。 楽しみにしていた左WBのポジションだっただけに残念。

11エジル

 23ウェルベックからのクロスに対してのダイレクトボーレー、そして9ラカゼットへの絶妙なスルーパス、前半の二つのチャンスは11エジルが居てこそ成立した。 非常に充実している印象。

23ウェルベック

 11エジルへのクロスは絶妙だったがそれ以外では余り存在感を出せず。 全体的にプレーが大味の23ウェルベックにはこのシステムの2列目は合わない様に感じる。

9ラカゼット

 未だにチームの流れに乗りきれていないがが、それでも11エジルのスルーパスを引き出す動きは流石。 GKを褒めるべきだろうがあそこは決めて欲しかった。

61ネルソン

 試合終盤になると積極的に仕掛ける様になり右サイドの深い位置でFKを獲得する。 若いだけに最初からもっと積極的に仕掛けても良かった様に感じる。

69ウィロック

 54分過ぎのベルナトの侵入をペナルティ内にも関わらず恐れずに完璧なタックルを決めた積極性は好感が持てた。 全体的にしっかりとアピール出来ていた。

40ブラモール

 全体的にはこのレベルでプレーするのは難しい様に見えた。

17イウォビ

 後半の布陣になってからは17イウォビが中心だった。 手を変え品を変えながら何とかしてゴールを奪おうとする意思が感じられ、その結果後半ロスタイムに貴重な同点ゴールを生み出した。 良いアピールが出来ただろう。

14ウォルコット

 体調不良もあり余り存在感を示せず。 1本良い形のミドルシュートがあったがやはりこれもパワー不足。

8ラムジー

 同じく体調不良でいつもの様な運動量を示せなかったが、最後は良く走り、完璧な折り返しをあげた。

26マルティネス

 PK戦になり2人を止めて勝利に貢献する。 前半のレヴァンドフスキのPKの時の33チェフと比べても、シュートに対する反応も瞬発力も勝っていた様に見えた。 

62ケティア

 インパクトを残す事が殆ど出来なかった。


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昨シーズンのCLベスト16で対戦した時には
2戦連続5−1で敗れていただけに
この1戦は重要な意味があったと思います。

19シーズン続けてきたCL出場権を失い
今シーズンは復活に掛けるアーセナルが
この1戦で再び大敗する様な事があれば
内外から噴出する不安と不満に
シーズンが始まる前から押し潰されかねなかったと思います。

よってこの試合が例えプレシーズンマッチだったとしても
アーセナルにとっては負ける事が許されなかったのは勿論の事、
勝利を目指さなければならなかっただけに
1−1からのPK戦での勝利とは言え
非常に大きな意味がある勝利だったと思います。

そして次は昨シーズンのPL王者であるチェルシーとの
プレシーズンマッチです。

チェルシーもPL制覇を目指すアーセナルにとっては
避けては通れない相手であり
それが例えプレシーズンマッチだとしても
勝利に拘る試合をして欲しいと思います。

とは言え、試合後のセレモニーでは
カップが渡された33チェフが
カップを挙げようと急かす他の選手達に対して
「シーズンが終わった時に
もっと大きなカップを挙げる時まで待とう」と制し
敢えてカップを挙げなかった心意気は流石だと思います。

この試合の勝利は確かに重要な勝利だと思いますが
この小さな勝利に満足する事なく
さらに高みを目指して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


ヴォイチェフ・シュチェスニー、ユベントスへ完全移籍 [移籍情報]

ヴォイチェフ・シュチェスニー(27歳)のユベントスヘの完全移籍が発表されました。


Arsenal 1.jpg2006年レギア・ワルシャワから加入した
シュチェスニーは順調にステップアップし、
10/11シーズン途中からは
遂に正GKの座にまで上り詰めました。
しかし14/15シーズンに起こしてしまった
シャワー室での喫煙問題を契機に
ボスの信頼を失って正GKの座を明け渡す事となり、
ここ2シーズンは
ローマへのシーズンローンに出されていました。
そして遂にアーセナルでの契約最終年になる前の
この夏にユベントスへの完全移籍が成立し
退団する事になりました。

移籍金:£1000万(推定)

アーセナル通算
公式戦181試合先発:失点194 クリーンシート72試合


今回のシュチェスニーの移籍は
ユベントスの正GKであるブッフォンの
頼れるバックアッパーと言う意味合いと共に
来夏のW杯を最後に引退を予定しているブッフォンの
後釜候補としての意味合いもあると言われており
仮に今シーズンの出場機会が限定的な物になったとしても
シュチェスニーにとっては魅力的なオファーだったと思います。

その上、アーセナルに戻ってきたとしても
33チェフが健在という現状を考えますと
アーセナルの中には明確な居場所が存在しているとは言えず、
現行の契約も2018年夏に切れる事を考えますと
この夏はシュチェスニーを放出する条件が揃っていましたので
退団はやむを得ない結果だったと思います。

唯一残念な所は残りの契約が1年になった
戦力外の選手だったとしても
仮にもポーランド代表の正GKであると共に
ローマの正GKを2シーズン務めた実績がありましたので
もう少し高値で売却して欲しかった所です。

シュチェスニーは下部組織から正GKにまで
ステップアップした選手だっただけに
この様な形で別れるのは寂しく思いますが
フットボールの世界では仕方がない別れかもしれませんね。

ユベントスの正GKの座を掴む事を期待したいと思います。


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IN

シャルケ04から
 左SB セアド・コラシナツ(23歳)フリー ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

オリンピック・リヨンから
 CF アレクサンドル・ラカゼット(26歳)移籍金£4650万+α フランス代表


OUT

トゥールーズへ
 ストライカー ヤヤ・サノゴ(24歳)フリー

ベンフィカへ
 サイドアタッカー クリス・ウィロック(19歳)フリー イングランドU-19

シュトゥットガルトへ
 ストライカー 浅野 拓磨(22歳)シーズンローン

VfLヴォルフスブルクへ
 ストライカー ケイレン・ハインズ(19歳)移籍金£200万(推定) イングランド

ブリストル・ローバーズ
 左SB マーク・ボラ(19歳)シーズンローン イングランド

ヴィレムⅡ
 攻撃的MF ダン・クローリー(19歳)移籍金非公開 イングランドU-19

ユベントスヘ
 GK ヴォイチェフ・シュチェスニー(27歳)移籍金£1000万(推定)ポーランド代表


Friendly Match:ARSENAL vs Western Sydney Wanderers [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−1 Western Sydney Wanderers
2017年7月15日(土)Friendly Match, ANZ Stadium

Goal
 (33)12Giroud(←18Monreal)
 (37)8Ramsey(←18Monreal)
 (44)35Elneny(←17Iwobi)
 (57)Lustica


13Ospina

6Koscielny 35Elneny 18Monreal

15Chamberlain 8Ramsey 29Xhaka  30Maitland-Niles

 17Iwobi   9Lacazette

12Giroud



(46)13Ospina>>>26Martinez

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66分から

26Martinez

 37Bielik 4Mertesacker 31Kolasinac

61Nelson 34Coquelin 69Willock 62Nketiah

11Özil    14Walcott

23Welbeck



Substitutes



Arsenal 1.jpgプレシーズンマッチ第2戦は
同じくシドニーに本拠地を置く
ウエスタン・シドニー・ワンダラーズとの
対戦になりました。

先発は、前試合では起用されなかった
13オスピナがゴールマウスを守り
3バックには同じく前試合には起用されなかった
6コシールニーが右CBに入り
左CBには18モンレアル、
中央には35エルネニーが入りました。
CMFはこれも前試合起用されなかった
8ラムジーと29ジャカがコンビを組み
右WBには15チェンバレンが、
左WBには30ナイルズが起用されました。
前線は12ジルーをトップに置き
その後ろの2列目に17イウォビと9ラカゼットが並ぶ
布陣が組まれました。

この試合で対戦したウエスタン・シドニー・ワンダラーズは
前試合のシドニーFCとは変わって
ファールで止める事も恐れないほど
結構本気に向かってきましたので
前試合の様に何をしても上手く行くと言うほど
楽な展開にはなりませんでしたが
それが反対に実戦形式に近い形で
試合が行えたと思いますので良かった様に感じます。

開始早々チャンスを作りました。

2分過ぎ、左サイドの30ナイルズのパスを受けた9ラカゼットが
反転する動きで2人をかわしてペナルティ内に侵入し
更にフェイントで一人をかわしてからシュートを放ちました。
コースを狙った9ラカゼットのシュートは
GKの好セーブでゴールを奪う事は出来ませんでしたが
それにしてもパスを受けてからシュートまでの
9ラカゼットの一連の動きは流石だったと思います。

25分過ぎ、右サイドからの29ジャカが入れたFKを
12ジルーがヘッドで完璧に合わせましたが
惜しくもGK正面でゴールは奪えませんでした。

そして先制点はその12ジルーの左脚から生まれました。

33分、ボールを持って持ち上がって来た18モンレアルが
そのまま9ラカゼットとのワンツーで
敵陣深い所まで侵入した所からの折り返しを
ゴール前で12ジルーが合わせてゴール!!

CBがここまで深い所まで攻め上がってこれるのも
3バックシステムの利点の一つだと思われます。
そして12ジルーもワンタッチスコアラーとしての
能力の高さを発揮したゴールだったと思います。

追加点もその後すぐに生まれました。

37分、18モンレアルが出した
DFラインの裏のスペースへのパスで抜け出した8ラムジーが
前に出てきたGKの頭を越すシュートで冷静にゴール!!

18モンレアルの美しいパスが全てだったと思いますが
ここまでのプレシーズンマッチの2戦では
これまでよりもこの様な最前線への1本のパスで
一気に攻略しようとする場面が多い様な気がします。

41分過ぎ、左サイドのナイルズから
ペナルティ内の9ラカゼットにパスが送られ
そこから送られたラストパスを受けた12ジルーが
シュートを放ちましたがこれもGK正面でゴールならず。

そして前半終了間際に3点目が生まれました。

44分、左サイドからのショートコーナーからの流れを受けた
17イウォビが戻した所を
35エルネニーがミドルシュートを放ちました。
そのシュートが相手のDFの脚にあたりディフレクトしたボールが
ゴールに吸い込まれれてゴール!!

ラッキーな形の3点目でしたが
これで3点ビハインドで後半へ突入しました。

後半早々また35エルネニーが観せてくれました。

48分、右ショートコーナーからのボールを受けた35エルネニーは
ペナルティの外側からミドルシュートを放ちました。
やや左側の位置から放った35エルネニーのミドルシュートは
綺麗な弧を描きGKが伸ばした手の上を越えて
ゴール右上に向かって行きましたが
惜しくもバーを叩きゴールならず。
あとボール半個分下だったらゴールが決まっていた
惜しいシュートだったと思います。
前半終了間際のゴールもそうですが
元々35エルネニーは精度の高いミドルを持っていますので
これからもどんどん狙っていった方が良い様に感じます。

一方で珍しいミスを切っ掛けにゴールを許してしまいました。

55分過ぎ、バーを叩いた相手のミドルシュートのこぼれ球を処理した
8ラムジーのバックパスを
26マルティネスがキャッチしてしまい
ゴールエリアのライン上からの間接FKを献上してしまいました。

57分、その間接FKから出されたボールを
超至近距離からシュートを撃たれてしまいましたが
ゴールの枠の中に11人全員が並んだ壁で
一度はブロックしましたが
そのリバウンドをもう一度蹴り込まれてしまい失点。

8ラムジーの後ろから相手選手が迫っていた状況でしたので
26マルティネスにとっては相手の選手が蹴った様に見えたのかもしれませんが
際どいタイミングでのプレーでしたので
最初から蹴り出す事を前提に待っていても良かった様に感じます。

この試合でも66分からメンバーの総取っ替えが行われましたが
前半のチームに比べると
この後半途中からのチームの方が
面白いプレーを見せてくれたと思います。

80分過ぎ、37ビエリクからのロングフィードで
左サイドのスペースに駆け上がってきていた34コクランが抜け出し
そこから最終的に14ウォルコットに繋がり
ミドルシュートを放ちましたがGKの好セーブでゴールは奪えませんでした。

前に進ませる事が出来ずに手詰まりで
バックラインまで戻されてきたボールを
一本のパスで状況を変えてしまった
37ビエリクのパスは素晴らしかったと思います。

一方の14ウォルコットのシュートも狙いは良かったと思いますが
ここでも課題であるシュートのパンチ力不足が出てしまったと思います。

84分過ぎ、相手のボールをカットした69ウィロックが
そのままドリブルで切り込んで行った所を
腕を掴まれて倒されて得たFKを
11エジルが直接ゴールを狙いました。
11エジルが蹴ったFKは綺麗に壁の上を越えて行きましたが
惜しくもポストに阻まれてしまいました。

88分過ぎ、左サイドから仕掛けた62ケティアからのパスを
ペナルティ内にまで上がってきていた31コラシナツに向けて
11エジルがダイレクトでパスが送られ
その31コラシナツから戻されたパスを受けた14ウォルコットが
シュートを放ちましたが
それもGKのファインセーブで防がれてしまいました。

先ほどのミドルシュートもそうですが
14ウォルコットのシュートは
コース自体はそれほど悪くはなかったと思います。
しかし根本的にはゴールを奪う上では
シュートスピードが足りない様に感じます。
それがコースを狙ったコントロールショットであったとしても
助走を付けられないような状況からの
ノーステップのシュートであったとしても
最後の砦であるGKの壁を破る為には
そのシュートにもっとパワーとスピードがなければ
ゴールを奪う事は難しいと思います。
結局、この2試合でゴールを奪うチャンスは何度もありましたが
一つも奪えなかったのは必然なのかもしれません。

89分過ぎ、右サイドに開いていた11エジルから
11エジル〜23ウェルベック〜エジルと繋ぎながら
ペナルティ内へ侵入していき
最後にパスを受けた62ケティアが右脚を振り抜きましたが
これもポストに嫌われてゴールならず。

前半は3ゴールを奪いましたが
仕掛けの形がよく言えばシンプル、
悪く言えば単調という感じでしたが
後半途中からのチームには
しっかりとした崩しのプロセスがあった様に感じます。

特に後半途中から入った11エジルが
組み立ての段階にも仕掛けの段階にも顔を出して
チームを牽引していた様に
2列目における自由度が増えた
3−4−2−1のシステムは合っているのかもしれません。

前試合同様、フィニッシュの局面にもっと精度があったら
もっと大量得点が生まれた可能性があったと思いますので
その点に関してはやや不満が残りますが
チームとしての試運転という意味では
このオーストラリア遠征は成功だったと思います。


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13オスピナ

 危険な場面は殆どなく零封。

6コシールニー

 この夏のプレシーズンマッチに初出場。 全体的に安定していたが初戦という事もあり若干緩慢な印象。

35エルネニー

 3バックの中央で起用され全体的に無難にこなす。 3ゴール目を奪ったミドルと共に後半頭のミドルシュートは良かった。 元々ミドルシュートには定評があっただけにもっと積極的に撃つ様になって欲しい。

18モンレアル

 全体的に安定していた。

15チェンバレン

 鋭いドリブルは健在。 それ一つで攻撃の形が作れてしまうほど効果大。 一方で17イウォビとのコンビネーションは序盤は良かったが、徐々に17イウォビが右サイドに開く機会が多くなると前方に蓋をされてしまった様になってしまった。 15チェンバレンを活かすためには2列目の選手はあまり開いたポジションを取らない方が良さそうだ。 又、序盤は良かったが時間が経つにつれ集中力が保てていない様に見えた。 自身の去就問題が影響していなければ良いが、、、。

8ラムジー

 ゴールの場面は3列目から最前線まで飛び出す、まさに8ラムジーらしいゴールだった。

29ジャカ

 全体的に安定していたが、決定的な状況を演出する様なパスをもう少し増やす事が出来れば更にグレードアップするのだが、、、。

30メイトランド・ナイルズ

 今回も本職ではない左WBで起用される。 前試合の右CBに比べれば、タイミングよくサイドの深い位置まで侵入して攻撃に絡んだり中に絞ってプレーしたり、らしいプレーは見せられていた。 このまま複数のポジションをこなせる選手として30ナイルズを育てたいのだろうか?

17イウォビ

 プレーメイカーとして良く働いていたが、悪くはなかったがもう少しプラスアルファが欲しい。

9ラカゼット

 将来的には分からないが、まだ周囲とのコンビネーションが確立出来ていない状況では2列目は難しそうに見える。 一方でペナルティの中では実力の片鱗を見せた。

12ジルー

 やはり12ジルーはワンタッチスコアラーとして活かすのが一番良さそうに感じる。

26マルティネス

 間接FKを献上したバックパスの処理は8ラムジーの後ろから相手選手が迫っていた事を考えれば仕方がなかったか?

37ビエリク

 この試合でもドリブルで持ち上がるプレーや正確なフィード等の持ち味を見せる。 今後のバイエルン戦やチェルシー戦でも起用してもらいディフェンス面のレベルを確認したい。

4メルテザッカー

 目立たなかったという事は危ない場面が殆どなかったという事だろう。

31コラシナツ

 印象的だったのは88分過ぎのプレー。 11エジルからの縦パスをペナルティ内でしっかりと収めてスペースのない所をそのまま切り込んで行った。 その11エジルからの縦パスは距離感からするとかなりスピードのあるきつ目のパスだったにも関わらずボールを跳ねさせる事なくしっかりと足下の止めたのはシビレた。 その足下の柔軟さを見せられると早く左WBでのプレーを見てみたい。

61ネルソン

 この試合の61ネルソンは全体的に存在感が乏しかった。 常に同じレベルのインパクトを見せ続けられるかどうかが上のレベルに上がれるかどうかのポイント。 17歳と言う若さが出てしまったか。

34コクラン

 この試合でもそうだがBox to Box型のCMFにマイナーチェンジを試みている様に見える。 個人的にはDMFとしての良い点は失わないで欲しい。

69ウィロック

 61ネルソン同様に最初は存在感がなかったが、時間が経つにつれて積極性が戻ってきた。 今後のバイエルン戦やチェルシー戦でも見てみたい。

62ケティア

 前試合よりも存在感を発揮した。 特にペナルティの中に入ってのプレーではストライカーらしさを見せていた。

11エジル

 組み立ての段階から仕掛けの段階まで11エジルが入るとテンポが良くなった。 このまま11エジルを中心にしたチームを再構築できるかが今シーズンの鍵か?

14ウォルコット

 ゴールを奪うチャンスがあったが活かし切れず。 どうしてもゴールに対する貪欲さが足りない様に見えてしまう。 

23ウェルベック

 インパクトを残すことが出来ず。


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プレシーズンマッチ2戦目は
1戦目のシドニーFCに比べて
ウエスタン・シドニー・ワンダラーズが
本気で挑んできてくれたお陰もあり
より実戦的な試合になったと思います。

前半はよく言えばシンプル、悪く言えば単調な感じでしたが
その反面効率的にゴールを奪う事が出来、
一方の後半途中からは11エジルを中心に
しっかりと形を作って仕掛ける姿が見れました。

効率的な部分とアーセナルらしい形を作って仕掛ける部分とを
今後上手く融合させる作業が必要になると思われます。

このオーストラリア遠征は言わばチームの試運転の場だったと思います。
その試運転としてはそれぞれ持ち味を出す事が出来ましたので
成功だったと思います。

今後は中国に舞台を移して
バイエルンとチェルシーとの連戦が待っており
これまでの2戦に比べてより実戦的な戦いが始まります。

この2戦では31コラシナツの左WBと
9ラカゼットのCFを是非とも見せて欲しいと思います。
それと共にまだ実現していない9ラカゼットと11エジルの共演も
そろそろ見てみたいと思います。

そして今後行われるこの2連戦は
まだプレシーズンマッチですので
本来はその勝敗には意味はありませんが
しかしアーセナルにとっては
昨シーズンCLで2戦連続大敗したバイエルンと
そして昨シーズンのPL覇者のチェルシーと言う
非常に重要な意味がある対戦相手でもあります。

CLでの大敗とPLトップ4陥落と言う
二つの重い十字架を背負う事になったアーセナルが
その状況から復活を目指すという意味において
この2連戦はプレシーズンマッチと言えども
勝利が必要な戦いになると思います。
それだけにプレシーズンマッチと言えども
勝敗に拘った戦いを期待したいと思います。

その一方でこの2戦で活きの良い所を見せた
若い選手達がどこまで通用するかと言う点も
非常に興味がありますので
チャンスがあれば起用して欲しいと思います。

本当の意味でのプレシーズンマッチは
これから始まります。


C'mon Arsenal !!


Friendly Match:ARSENAL vs Sydney FC [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−0 Sydney FC
2017年7月13日(木)Friendly Match, ANZ Stadium

Goal
 (4)4Mertesacker
 (83)9Lacazette(←17Iwobi)


33Cech

 37Bielik 4Mertesacker 31Kolasinac

61Nelson 34Coquelin 69Willock 40Bramall

11Özil    14Walcott

23Welbeck



(46)33Cech>>>26Martinez

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68分から

26Martinez

30Maitland-Niles 35Elneny 18Monreal 

62Nketiah 15Chamberlain 29Xhaka  56Malen 

 17Iwobi   9Lacazette

12Giroud



Substitutes



Arsenal 1.jpg2017/18シーズンの幕開けとなる
プレシーズンマッチの第1戦は
オーストラリア・シドニーで
現地のシドニーFCとの対戦になりました。

この夏はコンフェデレーションズ・カップと
U21ヨーロッパ選手権がありましたので
何人かの主力選手はまだ休暇中と言う事もあり
主力組と活きの良い若手選手との混成チームで
このオーストラリア〜中国遠征は
行われる事になりました。

主力選手の多くは
この遠征から参加した選手も多かったのですが
実際にはプレシーズンのトレーニングは
7月3日から始まっており
そのコロニーでのトレーニングから参加していた
メンバーを中心にこの試合の先発は組まれたようでした。

そして注目のシステムは3−4−2−1でした。
試合前の会見でも話題になりましたが
やはり今シーズンのメインシステムは
3−4−2−1になる可能性がこれで高くなったと思われます。

先発はGKには33チェフが入り
3バックは右から37ビエリク、4メルテザッカー、31コラシナツが並びました。
31コラシナツの攻撃力を注目していただけに
左WBではなく左CBで起用されたのはちょっと残念でした。
そして右WBには61ネルソン、左WBには40ブラモールが入り
CMFは34コクランと69ウィロックがコンビを組みました。
前線は2列目に11エジルと14ウォルコットが並び
トップには23ウェルベックが入る布陣で始まりました。

プレシーズンマッチの楽しみは主に2つだと思います。
一つ目は普段あまり見る機会が多くない
活きの良いリザーブの若手選手が
ファーストチームの選手の中に混ざって
どの様なプレーを見せてくれるかと
もう一つは新加入の選手です。

この試合でも先発から起用された
リザーブの若手選手たちは印象的なプレーを見せてくれたと思います。

まず最初の驚きは右WBで起用された61ネルソンです。
61ネルソンはウイングが本職の17歳の選手ですが
すでにU21のチームに昇格し、
しかもその一つ上のカテゴリーでも主力選手の一人として活躍している
この年代のリザーブの選手の中では
最も期待されている選手の一人の様です。

実際、この試合で見せた61ネルソンのプレーは素晴らしく
特に目を引いたのは間違いなくドリブルだったと思います。
特に51分過ぎのプレーは圧巻でした。
相手のマーカーを初動の動きの鋭さでかわすと
そのまま右サイドをドリブルで駆け上がり
ボールをタッチするたびにスピードを増すドリブルで
カバーに来た選手も振り切って
独力で敵陣深くまで侵入してしまいました。

勿論、その爆発的なスピードも魅力的ですが
ボールタッチも非常に柔らかく
相手選手に囲まれてスペースのない所でも
柔軟にすり抜けて行くだけのスキルと
ボールロストするリスクが少ないコースを瞬時に見極める
冷静さも兼ね備えていると思います。
そしてクロスも十分に可能性を感じさせるだけの精度を見せたと思います。

試合開始から飛ばしすぎてしまった為か
30分を過ぎた辺りからガス欠状態になってしまったのは
17歳と言う年齢を考えますと仕方がない事かもしれませんが
少なくともシドニーFCの中で61ネルソンのドリブルを止められた選手は
誰もいませんでした。
あと2〜3年トレーニングを積みフィジカル的に完成すれば
ファーストチームの戦力になれるだけの可能性を
この試合では十分に見せたと思います。

一方のCMFで起用された69ウィロックも
素晴らしいプレーを見せたと思います。
この69ウィロックは本職もCMFですので
そう言う意味ではやりやすかったと思いますが
それでも17歳とは思えない堂々としたプレーっぶりだったと思います。

34コクランと組んだ69ウィロックは
その先輩に頼るような事はなく
自らがゲームを作る様に積極的にボールに絡み
そして自らパスを捌いてリズムを作り出していたと思います。
そして中盤の底からパスを捌くだけではなく
シュートに繋がるラストパスも積極的に出していたと思います。
さらに行動範囲も広く機動力も兼ね備えており
自らボールを持ってドリブルで持ち上がる事もあれば
チャンスがあればフリーランニングで
一気に最前線まで顔を出す様なプレーも見せてくれました。

その上、足下の技術も柔軟で
狭いエリアでパスを受けてもボールロストする事が少なく
反対に狭いエリアへも躊躇せず切り込んでいき
次のプレーのビジョンを見失わずに展開していく所も
17歳とは思えないほど成熟していると思います。

一方で守備の局面もしっかりとしており
球際の局面では鋭く激しい対応で
確実にボールを奪い返す場面も何度かありました。
線が細く決してフィジカル的にはまだ完成していない体格ですので
実際に球際が強いと言うよりも
ボールを奪い返すタイミングやポイントに優れていると考えられ
結果として攻撃面でも守備面でもCMFとして必要なプレーを
この試合では全て見せてくれたと思います。

この69ウィロックはこの夏にベンフィカへ移籍したクリスの弟で
ユナイテッドの下部組織にいる長兄との3兄弟の一人ですが
個人的な印象では
昨シーズンのプレシーズンツアーに帯同していた次兄のクリスよりも
この試合での69ジョセフ・ウィロックの方が
遥かに大きなインパクトを見せたと思います。

勿論、この日対戦したシドニーFCのレベルを考えますと
ロンドンに戻っても同じ様な活躍を見せられるかどうかは別であり
61ネルソンも同じ事が言えると思いますが
でフィジカル的にもう少し成長するまで
待たなければならないと思います。
とは言え非常に期待が持てるタレントには間違いないと思います。

この冬に獲得した40ブラモールは左WBで起用されましたが
タイミングの良いフリーランニングで
深い位置まで駆け上がり印象的なプレーも見せましたが
一方で全体的には雑な印象は否めませんでした。
特に守備面に関してはまだ技術的には未熟で
スライディングタックルをしたがる所は
改善する必要があると思いますので
まだ時間が必要に感じます。

3バックの一角に入った37ビエリクは
時間が経つに連れて改善してきましたが
全体的には3バックに慣れていないのか
ポジショニングや周囲の選手とのバランスに
戸惑う様な場面が見られました。
とは言え昨シーズンローン先で経験を積んだだけの事もあり
CBとしての対応自体は冷静でしっかりとしていたと思います。

一方で最終ラインからそのままドリブルで
センターラインを超える様なプレーは
非常に印象的でした。
本来ならばCMFにボールを渡す様な場面でも
そのまま積極的に前に出て行く場面が何度かありましたが
それがパスの出しどころがない為にやむを得ず
ドリブルで持ち上がっているのではなく
相手のプレスが掛かってこない状況をしっかりと見極めて
ドリブルで持ち上がっていました。
そして元々DMFとして育成されてきた選手ですので
ドリブルで持ち上がるプレー自体は
流れる様にスムーズで安定しており
ロストしそうになるリスクは殆ど感じませんでした。
さらにセンターラインを超える所まで持ち上がる事で
ビルドアップの起点が敵陣から始まる事になり
その後の攻撃面にも良い影響が生まれる様に見えました。
同じ様なプレーをこの試合の中でも何度も見せていましたので
たまたま行ったと言うよりも
しっかりと意図を持った自分のスタイルとして行っていたと思いますので
このまま37ビエリクのスタイルになっても面白いかもしれません。

後半途中から右CBで起用された30ナイルズは
無難にプレーはしていましたが
それ以上のプレーは見せれませんでした。
しかし元々3バックで試合をこなす上で
このツアーに参加しているCBの選手が少なかった事もあり
35エルネニーもそうですが本来DMFが本職の30ナイルズを
3バックの一角として起用せざる得なかった為であり
30ナイルズには非はない事だと思います。

次回はイングランド代表の主力としてこの夏制覇した
U20ワールド・カップの時の様に
本職のDMFの位置で見てみたいと思います。
一方でこのツアーでまとっていたシャツの背番号が
リザーブのメンバーとは一線を画す
「30」だった事が決定事項ならば
今シーズンから本格的に
ファーストチームへの昇格が決まったのかもしれません。

一方の両WBに入った56マレンと62ケティアも
右WBで先発で起用された61ネルソンに比べますと
大きなインパクトを見せる事は出来なかったと思いますが
ストライカーが本職という事もあり
これも仕方がなかったのかもしれません。

この夏新たに加入した31コラシナツは先発で起用されましたが
起用されたポジションは左WBではなく左CBでした。
シャルケでもCBで起用された事がある様に
無難にこなしていましたが
個人的には左WBとしての攻撃力や
11エジルとの相性等を見てみたかったと思いますので
その興味は次への持ち越しになってしまいました。

一方の9ラカゼットは後半途中から投入されましたが
ポジションはトップではなく
トップに入った12ジルーの後ろの2列目で起用されました。
実際まだ加入して間もない為に
連携面が確立されていない状況だった事もあり
2列目としてはそれほどインパクトを見せる事は出来ませんでしたが
その反面、一つのチャンスを確実にゴールに結びつけた所は
流石だったと思います。

83分、ボールを奪い返した62ケティアから送られた
右サイド前方のスペースへのパスで
17イウォビが敵陣深い所まで侵入し、
そこから入れたグラウンダーのクロスを
9ラカゼットが丁寧に合わせてゴール!!

シドニーFCのGKがファインセーブを連発していたとは言え、
ここまで何度も訪れたチャンスを
23ウェルベックも14ウォルコットも
ことごとく決められなかったのとは反対に
一つのチャンスを確実にゴールに結びつけた所は
この夏に9ラカゼットを獲得した最大の理由である
「決定力」を見せたと言えると思います。

因みに先制ゴールはセットプレーから生まれました。

4分、11エジルが入れた右サイドからのCKが
ゴール前でこぼれた所を4メルテザッカーが
その長い脚でオーバーヘッド気味に決めてゴール!!

今シーズンいっぱいで引退を決めた4メルテザッカーが
今シーズンの幕開けのゴールを決めたのは
何か暗示めいた物を感じたのは私だけでしょうか?
とにかく良い雰囲気でスタートを切れたのは良かったと思います。

シドニーFCがそれほど厳しい対応をしてこなかった事もあり
楽な展開の試合でしたが
プレシーズン初戦としては良い試運転になったと思います。


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33チェフ

 4メルテザッカーがかわされて侵入を許した場面は素晴らしいセーブを見せたが、それ以外は危険な場面はほぼ皆無だった。

37ビエリク

 3バックに慣れていなかったのかポジショニングや周囲の選手とのバランスに戸惑いがある様に見えた。 一方でセンターラインを超える所まで積極的にボールを持ち上がるスタイルは37ビエリクの新たな側面として面白そう。

4メルテザッカー

 33分過ぎの簡単にかわされた場面に代表される様に積極的に前に出て行って対応するのはやはり今の4メルテザッカーでは難しい様に感じてしまう。

31コロシナツ

 左CBで起用される。 ボールを後ろにそらしてしまう場面もあったが全体的には安定していた。 個人的には左WBでのプレーを見てみたかった。

61ネルソン

 大きなインパクトを残した。 ドリブルはキレにキレまくっておりシドニーFCにはこの61ネルソンを止められる選手は一人もいなかった。 

34コクラン

 例年そうだがかなり仕上がっている印象。

69ウィロック

 CMFとして必要なプレーを全て見せて大きなインパクトを見せた。 昨シーズンのプレシーズンツアーに参加した兄のクリスよりも可能性を感じる。

40ブラモール

 タイミングよく駆け上がる持ち味を見せる一方で、全体的に雑な印象がありディフェンス面はまだ成長が必要だろう。

11エジル

 立ち上がりはスローだったが徐々にペースを上げて行った。 若い選手達とも楽しむ様によく絡んでいた。

14ウォルコット

 2列目で起用されたがこれまでの様に右サイドではなく、主に左サイドを主戦場としながらシャドーストライカーとしてペナルティの中でも存在感を示した。 しかし何度か訪れた決定機は決めきれず。

23ウェルベック

 サイドに開いてパスを受ける場面が何度かあったが決して縦に仕掛けようとせずに必ず戻す方向にボールを運んでしまう。 相手DFにとってはこれでは怖くないだろう。 そしてこの試合でも決定力を見せる事が出来ず。

26マルティネス

 急造のDFラインだった事もあり何度か危険なシュートを浴びるも的確なセービングで零封する。

30メイトランド・ナイルズ

 本職ではない右CBで起用された事もありインパクトは残せず。

35エルネニー

 CBの頭数が足りなかった為なのか3バックの中央で起用されるも、何とかこなした程度のレベルだった。

18モンレアル

 後半途中からの3バックでは唯一本職に近い存在だった。

62ケティア

 ストライカーが本職の62ケティアにとっては不慣れなポジションだった事もありそれほどインパクトを残せず。 それでも攻撃時には時折印象に残るプレーを見せた。

15チェンバレン

 CMFとして起用される。 まだ合流間もないと言う事もあるのか時折らしいプレーを見せる一方で全体的には淡白な印象だった。

29ジャカ

 これまでならば71分の場面の様な時はわざわざ左脚に持ち替えてから左脚でパスを送っていたと思うが、この時はそのまま右脚で右サイドの62ケティアへパスを送った。 左脚に持ち替える為のタイムロスがない分、良いタイミングでパスを通す事が出来た。

56マレン

 ストライカーが本職なだけにサイドではそれほどインパクトを残せず。

17イウォビ

 2列目を自由に動きながらプレーしていた。 昨シーズンよりはこのポジションでも適応出来そうな印象。

9ラカゼット

 合流間もない事もあり流れに乗れていなかったと思うが、一方で巡ってきた一つのチャンスを確実にゴールに結びつけた所は流石。

12ジルー

 12ジルーらしさは出ていたが結果を出す事が出来ず。 


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プレシーズンマッチ初戦は危なげなく勝利を掴みました。

対戦したシドニーFCがそれほど厳しいプレーをしてこなかった事もあり
楽な展開の試合になったと思います。

それと共に活きの良い若手選手達が
物怖じせずに堂々としたプレーを見せてくれて所は
非常に好感が持てたと思います。

しかもこの試合で大きなインパクトを見せた
61ネルソンと69ウィロックは共に
1999年生まれの17歳という事を考えますと
非常に将来が楽しみな選手がまた現れてきたと思いまいす。

しかし、フィジカル的な面を考えますと
まだ数年の時間が必要だと思いますし、
ここ最近現れた多くの有望選手達は
その後成長速度が鈍り
ファーストチームへ定着出来ずにチームを去って行きましたので
この一戦での成功に浮かれずに
今後もこれまで以上に精進して
ファーストチームを目指して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


2017/18シーズンNEW THIRD KIT [Arsenal F.C.]

2017/18シーズンのTHIRD KITが発表されました。


24092_arsenal-third-jersey-2017-18_01_l.jpg



2017/18シーズンのTHURD KITは
HOME KITの色違い仕様と言う感じのようです。

昨シーズンのTHIRD KITもそうでしたが
アーセナルの伝統的な配色とは一線を画した
黒&蛍光色の配色は個人的には好きです。

ピッチの上でも締まった印象で
単純に格好良いのではないかと思います。

それにしてもAWAY KITより先にTHIRD KITを発表した意図は
何かあるのでしょうかね?


C'mon Arsenal !!



CF〜12オリヴィエ・ジルー&23ダニー・ウェルベック&9ルーカス・ペレス [Arsenal F.C.]

12オリヴィエ・ジルー(30歳)

PL 11試合先発+18試合途中出場:12ゴール4アシスト
CL 3試合先発+3試合途中出場:2ゴール1アシスト
FAカップ 3試合先発+1試合途中出場:2アシスト1アシスト
EFL杯 1試合途中出場:1アシスト


Arsenal 1.jpg今シーズンの12ジルーはアーセナルに移籍してから
もっとも先発出場が少ないシーズンでしたが
それでも5シーズン連続
2桁ゴールを挙げた所は流石だったと思います。

今シーズンはユーロ2016の関係で
合流が遅れた事もあり
アーセナルは7アレクシスをトップに置く
0トップシステムが導入されました。
その新たな0トップシステムが思いのほか
機能した事もあり
PL初先発は18節のWBA戦まで
待たなければなりませんでした。

その後従来の4−2−3−1システムに戻った事で
1トップで先発で起用される機会が増えていきましたが
それでも主に23ウェルベックと先発の座を分け合う形になり
最終的にPLでは僅か11試合の先発に留まりました。

今シーズンPLで挙げた12ゴール4アシストの内訳は
先発した試合では6ゴール2アシスト奪いましたが
途中出場した試合でも6ゴール2アシスト奪いました。

実際途中出場した18試合におけるプレー時間は
318分でしたので、
今シーズンの12ジルーは途中出場した試合では
53分に1度ゴールネットを揺らしている事になり
非常に効率的だったと言えます。

因みに先発した試合11試合におけるプレー時間は
876分でしたので
146分に1度ゴールネットを揺らした事になります。

この数字からも12ジルーをスーパーサブで起用する事は
理にかなっている様に感じますが
この数字以外でもスーパーサブに適していると思われる所が
12ジルーには幾つかあると思います。

単純に、相手のDFにとっては試合終盤に
高さと強さがある12ジルーを入れられてしまいますと
1つのクロスやセットプレーが
ゴールに直結する可能性が高くなりますので
非常に大きなストレスを与える事ができると思います。
その一方で味方のアタッカーにとっても
疲労が出始める試合終盤に
ターゲットマンとして最前線でボールを納めてくれれば
それだけで攻め上がる時間に余裕が生まれます。

そして12ジルーにとってもシーズン通して調子を保つ上では
スーパーサブは決して悪くはないと思います。

元々12ジルーは調子の波が大きいと言われていますが
その原因として考えられるのは
まずフィジカルコンディションが挙げられます。
連戦が続きますと緩やかに調子を落として行く場面が
これまでも何度もあった事を考えますと
12ジルーの調子はフィジカルコンディションと
リンクしているように感じます。
そしてメンタル的な部分にも影響を受けやすく
単純にノッテいる時はどの様な形からでも
ゴールを決めてしまう一方で
ゴールに見放され始めますと
そのプレッシャーに押しつぶされる様に
ゴール欠乏症からなかなか抜け出す事が出来ません。

その事からも先発で連戦で起用するよりも
出場時間が制限されているサブの方が
シーズン通して考えれば
コンディション的に良好な状態を維持しやすい様に感じます。
また、定期的な結果が出なくても
出場時間が短いサブという立場が
余計なプレッシャーを与えずにすむと思われ
「スランプ」を起こすリスクは
サブの方が少ない様に感じます。

とは言え、12ジルー本人は当然先発からの出場に
こだわりを持っていると思います。
しかし現状としてはPL制覇を目指すクラブの
エースストライカーとしては
やはりゴールの数が足りない様に感じます。

以前からも何度も書いていますが
個人的にエースストライカーに求めるものは
「PLシーズン20ゴール以上」。
5シーズン連続二桁ゴールも充分立派ですが
個人的にはPLシーズン20ゴール以上を奪ってこそ
初めてエースストライカーとしては合格だと思っています。
しかし現在の12ジルーでは全試合先発出場できたとしても
PLシーズン20ゴール以上は難しい様に感じています。

それは12ジルーのゴールを奪えるパターンが
限られている所に最大の理由があると思います。
12ジルーは強烈な左脚を持っていますが
その左脚を振り抜いてゴールを奪う場面は思ったよりも多くなく
基本的に12ジルーは
ワンタッチスコアラーと言った方が良いと思います。

サイドから入ってくるボールを合わす事が出来れば
高確率でゴールネットを揺らす事が出来ますので
ワンタッチスコアラーとしては優秀だと思います。
その一方で元々スピードや俊敏性が
優れている方ではありませんので
ゴール前の狭いスペースの中でワンタッチで合わせられる状況を
自らの動きの中で作る事に限界が生じてしまうと思いますので
ゴール数をこれ以上伸ばす事は難しい様に感じています。

一方でこの夏新たに獲得したラカゼットの存在が
12ジルーを活かしてくれるかもしれません。

12ジルーはフィニッシャーとしては
凄く優れているとは思えませんが
その一方でポストプレーヤーとしては非常に優秀だと思います。

その12ジルーとラカゼットが2トップを組む事で
フィニッシャーの役割は12ジルーの周囲を動き回る
決定力の高いラカゼットに任せ
そのラカゼットをサポートする
ポストプレーヤーとして12ジルーを特化させれば
お互いをお互いで活かす良いユニットになる様に思いますので
是非とも試してほしいオプションだと個人的には思っています。

来シーズンに向けて12ジルーは
スーパーサブとしてベンチに控えていれば
チームのとては非常に心強い存在になると思われます。
そしてこの夏新たに獲得したラカゼットと組ます事で
ポストプレーヤとして更に飛躍した姿を見せてくれるかもしれません。

どちらにせよ12ジルーはまだまだ重要な戦力だと思います。


C'mon Arsenal !!


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23ダニー・ウェルベック(26歳)

PL 8試合先発+8試合途中出場:2ゴール2アシスト
FAカップ 2試合先発+2試合途中出場:2ゴール2アシスト


Arsenal 1.jpg昨シーズン終盤に負った怪我の影響で
シーズン前半を棒に振った23ウェルベックが
ピッチに戻ってきたのは
1月に入ってからでした。

最初は途中出場での起用を繰り返しましたが
その後12ジルーと1トップのポジションを
分け合う様に先発でも起用されましたが
最終的にはPLで先発で起用されたのは
8試合に留まりました。

今シーズンもその高いフィジカル能力や献身的な部分が
チームの手助けになっていましたが
純粋にゴールを奪うストライカーとしては
十分な働きが出来たとは言えなかったと思います。

時々素晴らしいゴールを決めたり
重要な場面で勝負強さを発揮する事はありますが
その一方でイージーなシュートを簡単に外す場面も多い為に
相手にとっては決して怖いストライカーには映らない様に感じます。

怪我明けという事を考えれば
仕方がないかもしれませんが
結局以前から言われている様に決定力の問題は
今シーズンも改善されませんでした。

今後もこのままの状況が続くのならば
使われ方は限られた物になってしまうかもしれません。

ある程度守勢に回る事が予想される相手に対して
高い位置でプレスを掛けて
ペースを引き寄せたい様な試合や
試合終盤に逃げ切りたい時に使われる様な
ストライカーなのに守備面の事を考慮した様な
使われ方になってしまうかもしれません。

何か切っ掛けが掴めれば
状況は大きく変わるかもしれませんが
現状は怪我を繰り返している事も影響していると思いますが
同じ所で立ち往生している印象です。

何はともあれまず怪我をせずにシーズン通してプレー出来れば
状況は変わってくるかもしれません。
怪我を減らしてシーズン通してプレーする事を目指し
その上で巡って来たチャンスを確実に仕留める様な
勝負強さを身につける事を期待したいと思います。

もしもそれができなければ
新加入のラカゼットに遅れを取ってしまうかもしれません。


C'mon Arsenal !!


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9ルーカス・ペレス(28歳)

PL 2試合先発+9試合途中出場:1ゴール
CL 1試合先発+2試合途中出場:3ゴール2アシスト
FAカップ 3試合先発+1試合途中出場:1ゴール2アシスト
EFL杯 3試合先発:2ゴール1アシスト


Arsenal 1.jpg昨夏の加入した9ペレスの1シーズン目は
残念ながら十分な結果が得られませんでした。

この9ペレスの獲得自体が
即戦力としての獲得ではなく
昨シーズンの怪我の影響で
23ウェルベックがシーズン前半、
欠場する事が決まっていた為に
不在となっていた12ジルーの
バックアッパーとして獲得した事が
大きく影響していると思われ、
今シーズンの出場機会はカップ戦を中心に
公式戦合計9試合先発12試合途中出場に留まりました。

その一方でその限られた出場機会の中で
公式戦合計7ゴール5アシストと言う成績は
格下のクラブが多いカップ戦での起用が多かったとは言え
十分に立派な数字だと思います。

確かにPLの速く激しいスタイルや
アーセナルのテンポに適応するのに
多少苦労していた様な場面はありましたが
ストライカーとしての実力の片鱗は
十分に見せてくれていたと思います。

9ルーカスはサイドに開いてチャンスメイクをする場面もありましたが
やはり印象的だったのはペナルティ内でのプレーだったと思います。
スペースの有無はそれほど苦にせず
常にポジションを移しながらスペースを探し続け
そしてDFライン上で相手のDFと絶えず駆け引きを繰り返して
味方からのラストパスを引き出そうとする姿は
点取り屋その者であり、
そしてゴール前でも常に冷静に振る舞い
そして左脚から放たれるシュートは
強烈で正確なシュートだったと思います。

という様に少ない出場時間の中でも
9ペレスは十分に持ち味を出していたと思いますが
それでも今シーズンはあくまでもバックアッパーとしての
限られた出場機会しか与えられませんでした。

勿論、我々の分からない次元において
出場機会が得られなかった理由があったのかもしれません。
前記の様にある程度適応に苦しんでいたのは確かであり
加入当初からボスに言われていた様に
殆どのプレーを左脚一本でする所が問題だったのかもしれません。

しかし今シーズンのアーセナルのスカッドには
生粋の点取り屋タイプのストライカーが
欠けていたと言う問題がありましたので
生粋の点取り屋タイプのプレーが出来る
9ペレスにはもう少しチャンスが与えられても良かった様に感じます。

9ペレスは来夏のW杯への出場を目指している事もあり
来シーズンはスペインへ帰還が確実視されています。

元々がバックアッパーとして獲得したとは言え
9ペレスの点取り屋としての能力を活用する方法を
見出す事が出来なかったのは残念でした。


C'mon Arsenal !!


2016/17シーズン〜〜CF総括〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜CF〜〜

12オリヴィエ・ジルー(30歳)
23ダニー・ウェルベック(26歳)
9ルーカス・ペレス(28歳)


Arsenal 1.jpg今シーズンもこのポジションのインパクトは
弱かった様に感じます。

今シーズンのこのポジションで
真っ先に頭に浮かぶのは
シーズン前半の0トップシステムで
トップを務めた7アレクシスです。

前線を流動的に動きながら
フィニッシュとチャンスメイクの両面に
大きな存在感を示し
シーズン前半を牽引しました。

その後従来の4−2−3−1に戻ってからは
トップのポジションを12ジルーと23ウェルベックが
分け合う形で起用されましたが
どちらも誰もが納得する様なインパクトを
残す事は出来なかったと思います。

そして昨夏新たに獲得した9ペレスも
ストライカーとしての実力の片鱗を見せてくれる場面もありましたが
多くの出場機会が得られずに
この夏にスペインへの復帰が噂されています。

9ペレスの起用法に関しては賛否両論あると思います。
折角獲得したのだからもっとチャンスを与えても良かった
と言う意見には賛成です。
実際起用された試合では多少適応に苦しんでいる様に見えましたが
決して酷い内容ではありませんでしたので
もっとチャンスを与えても良かったと思います。

その一方で9ペレスの獲得は
昨シーズンの怪我の影響で
23ウェルベックが年明け頃まで
起用できない事が決まっていた為に
12ジルーのバックアッパーが不在という状況に対して
獲得したと言う事を考えれば
もしかしたら最初からそれ程起用する予定がない事を前提に
獲得したのかもしれません。

しかしこれは35エルネニーに対しても言える事ですが
もしも23ウェルベックに続き12ジルーも離脱した場合には
スカッドに大きな穴が空いてしまうという事を考えれば
そのスカッドに穴が空けない為には
絶対的に必要な選手だったと思いますが
「もう少しチャンスが与えられると思った」と
9ペレスもコメントしていた様に
その扱いは極端すぎた様に感じます。

今シーズンもエースストライカーと呼べる選手は
このポジションの選手の中からは出てきませんでした。
その事もありこの夏は遂に
新たにラカゼットを迎える事になり
来シーズンのポジション争いはより激しくなると思います。

前線に高さと強さを提供するターゲットマンの12ジルー、
抜群のフィジカル能力を誇る23ウェルベック、
そして高い決定力を誇るラカゼット
この中から本当の意味での
エースストライカーと呼べる選手が誕生する事を
来シーズンこそは期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!