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PL1:ARSENAL vs Leicester City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 4−3 Leicester City
2017年8月11日(金)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (2)9Lacazette(←35Elneny)
 (5)Okazaki
 (30) Vardy
 (45)23Welbeck(←31Kolasinac)
 (56) Vardy
 (82)8Ramsey(←29Xhaka)
 (85)12Giroud(←29Xhaka)


33Cech

16Holding 18Monreal 31Kolasinac

 24Bellerín  35Elneny 29Xhaka 15Chamberlain

  11Özil   23Welbeck

9Lacazette


(67)35Elneny>>>8Ramsey
(67)16Holding>>>12Giroud
(74)23Welbeck>>>14Walcott


Substitutes
 13Ospina
 20Mustafi
 34Coquelin
 17Iwobi
 

Arsenal 1.jpg2017/18シーズン開幕!!

ホームにレスターを迎えた開幕戦は
合わせて7ゴールが飛び交う乱打戦になりましたが
その乱打戦を無事アーセナルが制しました。

先発はGKはチェフが務め
3バックは右から16ホールディング、
18モンレアル、31コラシナツが入りました。
WBは右に24ベジェリン、
左に15チェンバレンが務め
CMFは35エルネニーと29ジャカが組みました。
2列目は11エジルと23ウェルベックが入り
1トップは9ラカゼットが務めました。
3試合の出場停止の2試合目に当たる
6コシールニーを起用出来なかった3バックは
コミュニティー・シールドで負傷した
4メルテザッカーが回避されると共に
合流間もない20ムスタフィも
ベンチには入りましたが
先発での起用は回避された為に
コミュニティー・シールドの途中から組んだ
トリオが起用されました。
また、負傷によりそのコミュニティー・シールドを欠場した
8ラムジーも先発が回避されましたが
一方で同様に欠場した11エジルは先発に復帰しました。

試合は開始早々に先制点を奪いました。

2分、左サイドからの29ジャカのサイドチェンジのパスを
右サイドで受けた24ベジェリンから戻されたパスを
35エルネニーがそのままダイレクトで中に入れました。
そのラストパスを9ラカゼットがヘッドで合わして先制ゴール!!
ペナルティ内で良い形でボールを受ければ
高率にゴールを奪える9ラカゼットの決定力の高さが早速発揮されました。
長らく決定力の高いストライカーを求めていたアーセナルに
相応しい事をこのファーストゴールで証明したと思います。

しかし、早々に同点ゴールを奪われてしまいました。

5分、オルブライトンが入れた
右サイドからのショートコーナーからのクロスを
ファーサイドでマグワイアが折り返したボールを
岡崎に押し込まれて失点。

幸先良い先制点から3分程で追い付かれてしまったこの失点は
ミスの連鎖による失点だったと思います。
まずファーサイドに入れられた
オルブライトンのクロスに対して飛び出した33チェフは
ボールに触れなかったのは大きなミスだったと思います。
飛び出したのならば最低でもボールに触って
外に出さなければならなかったと思いますし
触れなかったのならば飛び出すべきではなく
その折り返しに対する処理に備えるべきだったと思います。
守備陣のマークがズレていたと言う問題も相変わらず見られましたが
この時の33チェフの対応はらしくない対応だったと思います。

しかしそもそもこの場面でCKを与えるまでに
16ホールディングに出したのか24ベジェリンへ出したのか
良く分からない29ジャカが出した中途半端なパスをカットされ、
そのボールを奪い返した後に11エジルがフクスにボールを
簡単に奪い返されてしまうと言う2つのミスありました。
やはり33チェフの対応と共に
これだけミスが重なってしまったら
この様な結果に陥るのは当然の結果だと思われます。

同点に追い付かれてもアーセナルは良い形を作っていたと思います。

21分過ぎ、31コラシナツの縦パスを受けた11エジルが
23ウェルベックとのワンツーで
DFラインの裏に抜け出し
そこからの折り返しを受けた23ウェルベックが
左脚でシュートを放ちましたがDFにブロックされてしまいました。

25分過ぎ、レスターのパスをカットした31コラシナツから
35エルネニー〜29ジャカと繋がり
その29ジャカからの縦パスを受けた23ウェルベックが
11エジルとのワンツーで相手をかわして
シュートを放ちましたがこれもブロックされてしまいました。

26分過ぎ、上がってきた31コラシナツからのパスを受けた
29ジャカがダイレクトで前方に浮き球を送り
その浮き球を9ラカゼットが逸らしたボールを
そのまま上がってきた31コラシナツが
ダイレクトでシュートを放ちました。
惜しくもそのシュートはシュマイケルにブロックされてしまい
ゴールは奪えませんでしたが
立て続けに良いコンビネーションを見せたと思います。

しかし、この後にまたミスから失点してしまいました。

30分、29ジャカが右サイドに出したパスが
オルブライトンにカットされてしまい
そのまま右サイドから高速クロスが入れられ
ゴール前に飛び込んできたヴァーディーに決められ失点。

1失点目の時と同じく29ジャカが右サイドへ出したパスを
カットされてしまったのがそもそもの切っ掛けですが
単純な29ジャカのパスミスだったのか?
それとも16ホールディングが上がってくる事を見越して出したパスで対して
16ホールディングが反応しなかった連携ミスだったのか?
再びミスが失点に繋がってしまいました。

32分過ぎ、16ホールディングがボールを持ち上がった所を
フクスにカットされてしまい
そのまま持ち上がって入れて来たクロスを
岡崎にヘッドで合わされてしまいました。
幸いそのシュートは枠を捉えられませんでしたが
またもやミスからピンチを招いてしまいました。

このまま前半が終わらそうとしている時に
同点ゴールが生まれました。

前半ロスタイム、ルーズボールに対して
前に飛び出して来た18モンレアルがカットしたボールを
18モンレアル〜15チェンバレン〜29ジャカと繋ぎ、
その29ジャカからのパスを受けた11エジルが
9ラカゼットへ縦パスを通しました。
9ラカゼットが振り向きざまに放ったシュートは
レスターのDFにブロックされてしまいましたが
そのこぼれ球を前線に上がってきていた31コラシナツが収め
前に飛び出してきたシュマイケルをかわす様に送ったパスを受けた
23ウェルベックが押し込み同点ゴール!!

リスクを冒してルーズボールをカットした18モンレアルや
リスクを冒して9ラカゼットへ縦パスを通した11エジル、
そしてモーガンを背負いながらも
反転して強引にシュートを放とうとした9ラカゼットも
このゴールにとっては重要でしたが
やはりこのゴールで最も重要な役割を果たしたのは
31コラシナツだったと思います。
左CBの31コラシナツが流れの中とは言え、
最前線に顔を出していた事も驚きですが
反転してシュートを撃った9ラカゼットの動きに対して
基本通りリバウンドに対してしっかりと詰める動きを怠らなかったからこそ
生まれたゴールだったと思います。

前半の内に同点に追い付き流れはアーセナルになるかと思われましたが
またもミスからピンチを招いてしまいました。

51分過ぎ、29ジャカが出したパスを敵陣でカットされてしまい
そこからカウンターを受けてしまいました。
パスをカットしたマフレズは
そのまま最前線のヴァーディーに向かってロングパスを通し
そのパスを受けたヴァーディーが抜け出そうとした所を
果敢に前に飛び出してきた33チェフがカットして
このピンチを防ぐ事に成功しましたが
後ろに残っていた16ホールディングも18モンレアルも
完全にかわされていただけに
33チェフが飛び出して来なければ失点は免れなかったかもしれません。

とは言え、コミュニティー・シールドのチェルシー戦でも感じましたが
今シーズンの33チェフは昨シーズンまでと比べて
果敢に前に出てくる様になった様に感じます。
これまでの33チェフはどちらかと言うと
ペナルティの中で勝負するタイプだった様に感じますが
今シーズンの33チェフは前に出てくる事を躊躇しません。
もしかしたらこの夏に就任したレーマンの指導があったのかもしれません。
ノイアーを筆頭に今のドイツのGKは
もう一人のフィールドプレイヤーの様に
ペナルティの外まで出てくるタイプのGKが多く
その流れをレーマンがアーセナルに持ち込んだのかもしれません。
3バックシステムに変更され
DFラインの裏を簡単に突破される回数が減ったとは言え
それでもDFラインの裏に送られたボールが
ゴールに結びつく確率はアーセナルは高い方だと思います。
言うなればその戦術上の弱点を33チェフが前に飛び出す事で
埋める事が出来るのならば
それだけでも失点のリスクは少なくなる様に感じます。
その一方でここ2シーズンの33チェフを見てきてはっきりしている様に
シーズン終盤に向かって筋肉系の怪我のリスクが高くなると言う問題があり
その33チェフにペナルティ外へ何度もダッシュを強要する事で
筋肉系の怪我のリスクが増える事が個人的には懸念されますので
この変更点が33チェフにとって吉と出るか凶と出るかは
もう少し見守る必要がある様に感じます。

そして再びセットプレーから失点してしまいました。

56分、左サイドからのCKをヴァーディーがヘッドで合わして失点。
この場面に限りませんがアーセナルのセットプレーに対する
守備の悪さが出てしまったと思います。

基本的にゾーンで守るアーセナルの守備陣の
ゾーンの間に相手に飛び込まれると
マークを逸してしまう事が良くあり
その様な形によりこれまでも何度も失点してきたと思います。
その問題を改善する為に昨シーズンは
ゾーンで守る一方で最低一人は飛び込んでくる選手に付いていく
フリーの選手を置く事で幾分セットプレーの守備は改善された様に見えました。
しかしこの場面ではそのフリーで動く選手がなく
全ての選手が自分のゾーンの中に留まってしまった為に
複数の選手が飛び込んできたゴール前のニアサイドのゾーンを
18モンレアル一人で対応しなければならなくなってしまいました。
しかも18モンレアルはお世辞にも高さがある選手ではありませんので
競り合いになった時には不利な状況になるのも当然だと思います。
その18モンレアルを重要なゴール前のゾーンを守らせなければならなかった時点で
既にこの試合のセットプレーの守備には綻びがあったのかもしれません。

再び離されてしまった事で流れは悪くなるかと思われましたが
反対にアーセナルは攻勢を強めて行きました。

61分過ぎ、左サイドの深い位置で行き詰まった23ウェルベックが
一度35エルネニーにボールを戻し
そのままDFラインの前を右サイドへ動きながら
35エルネニーからのリターンを受けました。
そして右サイドの大外からDFラインの裏へ向かって動き出した
24ベジェリンに合わせてDFの間を通す様にスルーパスを送り
そのスルーパスを受けた24ベジェリンは
シュマイケルの股間を狙ってシュートを放ちましたが
惜しくもブロックされてしまいました。

その後67分に35エルネニーと16ホールディングを下げて
12ジルーと8ラムジーを投入し
DFラインは右から15チェンバレン、18モンレアル、
31コラシナツ、24ベジェリンの4バック、
3列目は8ラムジーと29ジャカが組み、
2列目は右から23ウェルベック、11エジル、9ラカゼット、
そしてトップに12ジルーを置いた
4−2−3−1に変更されました。

これにより攻撃のバリエーションが更に増えて
更にレスターのゴールへ迫って行きました。

67分過ぎ、11エジルからパスを受けた9ラカゼットは
左サイドの開いた位置からシンプルにクロスを入れました。
そのクロスは走り込んできた8ラムジーに
ジャストなタイミングで届き
ヘッディングシュートを放ちましたが
フクスのチャージを受けて枠を捉える事は出来ませんでした。
しかし8ラムジーが入った事で
後方からの厚みを増したと共に
リヨンのファーストチームに定着した頃の様に
9ラカゼットはサイドでもしっかりと機能する所を見せたと思います。

そして遂に同点ゴールが生まれました。

82分、左CKからのこぼれ球を収めた29ジャカが
右サイドでフリーになっていた8ラムジーへ
左脚のアウトサイドに掛けた絶妙なパスを通し
そのパスを受けた8ラムジーは
しっかりとゴールに突き刺し同点ゴール!!

セットプレー崩れでマーカーのズレがあった
レスターの守備陣のミスもありましたが
そのミスを見逃さずに完璧なラストパスを通した
29ジャカのパスが光ったのは勿論の事、
8ラムジーが投入された事で
チーム全体としてゴールに向かっていく姿勢が
強くなった所が良い方向に出たと思います。

そしてこの同点ゴールでは飽き足らず
更に逆転を目指してゴールに向かって行きました。

84分、DFラインの背後に飛び出した12ジルーの動きに合わせて
8ラムジーがピンポイントのパスを送りました。
その動きに引っ張られてレスターのDFラインが下がって出来たスペースにいた
9ラカゼットに向かって12ジルーが完璧なポストプレーを見せ
パスを受けた9ラカゼットはスペースのない所を
シュートコースを作って左脚を振り抜きました。
惜しくもシュマイケルのファインセーブでゴールを奪えませんでしたが
12ジルーのポストプレーとスペースのない所でも
ペナルティ内でパスを受けたら確実にシュートまで持っていける9ラカゼットの
キャラクターが完全に癒合した完璧なコンビネーションだったと思います。

この二人は1トップのポジションを争うライバル関係であり
フランスの代表チームでは12ジルーの方が先発を任される事が多い
微妙な関係だと思いますが
その二人がエゴに走らずにお互いのウィークポイントを補い
お互いのストロングポイントを活かしあって
アーセナルの為に力を合わせてくれれば
非常に強力なユニットが完成するかもしれません。
やはりこの二人をどの様な形で使っていくかが
今シーズンの一つのポイントになると思われます。

そしてこの場面で得たCKから逆転ゴールが生まれました。

85分、29ジャカが入れた右CKを12ジルーがヘッドで押し込み
逆転ゴール!!
マグワイアとモーガンの二人を相手にしながらも
競り勝った12ジルーの意地を感じるゴールだったと思います。
先程はエゴを捨ててチームプレーを見せましたが
それでも今シーズンのオープニングゴールを決めた
9ラカゼットへのライバル心は燃えたぎっていたと思います。
実際コンセントレーションを保つ事は
難しい状況だったかもしれませんが
それでも集中力を失わず
与えられた仕事を完璧にこなして
チームを勝利に導いた12ジルーが
先発ではなくベンチに控えている所が
今シーズンのアーセナルの大きな強みになると思われます。

この劇的な逆転劇で乱打戦の開幕戦を勝利で納める事に成功しました。


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33チェフ

 33チェフらしくない判断ミスで岡崎のゴールを献上する。 一方で積極的な飛び出しで決定的なピンチを未然に防ぐ。 レーマンがコーチに就任した事による新たな取り組みか? GKの守備範囲が広くなる事はアーセナルの守備陣にとっては大きなプラスアルファになるが、一方で飛び出す機会が多くなると最近懸念されている筋肉系のトラブルが多くなりそうで心配でもある。

16ホールディング

 軽率なボールロストでピンチを招く。 5ガブリエウに移籍の可能性が上がっている事を考えると16ホールディングに今まで以上に大きな期待が掛かる。 その期待に応える為に成長を期待する。

18モンレアル

 ベストではないメンバーの3バックで良くやっていると思うが、18モンレアルが中央では絶対的な強さがやはり足りない。

31コラシナツ

 本当に何度も驚かせてくれる選手だ。 引いて守るレスターに対してリスクを恐れずに積極的に前にでる姿勢はチームに勢いをもたらす。 そして流れの中とは言え最前線にまで顔を出す事は勿論の事、9ラカゼットのシュートに対してこぼれ球に対する詰める動きはFWの様だったがこの基本的な動きを怠らなかったからこそ前半ロスタイムの23ウェルベックのゴールを生み出した。

23ベジェリン

 推進力という点で言えば15チェンバレンに劣るがコンビネーションという点では存在感を示した。

35エルネニー

 9ラカゼットの先制ゴールをアシストする。 29ジャカとのバランスも良かった。

29ジャカ

 終盤2つのアシストでチームを勝利に導く。 一方でパスミスでピンチも招く。 単純なパスミスと言ってしまえばパスミスだが、29ジャカのパスの出し方から考えるとパスの受け手が動くであろう先を予測して出したパスがパスの受け手との意思疎通が出来ていなかった為にパスミスになった様にも見えた。 アーセナルのスタイルを活性化させる為にはパスの受け手の足下ではなく、動いた先を予測したパスを繋げる必要がある。 そう言う意味ではこの試合のパスミスで消極的にならない事を願う。

15チェンバレン

 左サイドでもそれなりに機能するが、右サイドに移ってからの方が推進力は発揮された。

11エジル

 開幕戦からキーパスを6本も送り存在感を示す。

23ウェルベック

 ごっつぁんゴールとは言え開幕戦からゴールを奪う。

9ラカゼット

 開幕戦から決定力の高さを見せる。 その中でも最も印象に残ったのは84分の12ジルーのポストプレーを受けた後の場面。 レスターの守備陣に囲まれていてもボールを動かしてシュートコースを探し、その上で左脚を振り抜いたシュートはレスターの守備陣にも引っかからず、しかもしっかりと枠を捉えた所は流石と言えるだろう。 PLのDFを相手にしても問題はなさそうだ。

8ラムジー

 後半途中から投入される。 8ラムジーが入った事でチーム全体がゴールに向かう意識が高くなった様に見えた。 同点ゴールを奪い結果も残す。

12ジルー

 エゴに走らず、チームの勝利の為に大きな仕事をする。 その上で逆転ゴールを奪い結果も残す。 9ラカゼットの共存も形が見えたと言え、12ジルーがベンチに控えている事が今シーズンのアーセナルにとっては非常に大きなアドバンテージと言える。

14ウォルコット

 終盤投入される。


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2017/18シーズンが遂に開幕しました。

開始94秒でオープニングゴールが生まれ
今シーズンこそは幸先の良いスタートが切れると思った矢先の
同点弾、そして逆転弾を浴びてよもやの乱打戦。
乱打戦の末に敗れた昨シーズンの開幕戦の嫌な記憶がよぎりました。

しかし今シーズンは劣勢に傾きながらも集中力を切らさず、
そして勝利を得る為に戦い続けたチームに
例年にない底強さを感じました。

ディフェンス面に関してはまだ改善の余地が大いにありますが
6コシールニーや20ムスタフィが復帰すれば
現状よりは良くなると思われます。

その一方で攻撃陣に関しては良い仕上がりだと思います。

特にこれまでならば引いて守る相手に対して
攻め手がなくなる事が良くありましたが
この試合では何度も完璧に崩す事が出来ていましたので
この調子を維持出来れば非常に期待できます。

しかし唯一の懸念は7アレクシスの存在です。
すべての面において違いを創る事が出来る7アレクシスは
類稀なタレントだと思いますが
その一方でチームを7アレクシスの色に染めてしまう程の
強すぎる個性の持ち主でもあります。
現在のメンバーで見せている抜群の連携は
プレシーズンの間、共にトレーニングを積んできた事で
築かれた連携だと思いますので
プレシーズンを共に過ごしていない7アレクシスが
抜群の連携を見せている現在のチームに溶け込み
更にチームを昇華させる事が出来るのか?
それとも再び7アレクシスの色のチームにしてしまうのか?
どちらになるのかは結果を見るまでは分かりませんが
良い結果が出る事を期待したいと思います。

最近鬼門だった開幕戦を突破する事に成功しました。
この勢いに乗って次も勝利を奪う事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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8ラムジー    PL:1G0A
9ラカゼット   PL:1G0A
12ジルー     PL:1G0A
23ウェルベック  PL:1G0A
29ジャカ     PL:0G2A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:0G1A CS:1G0A 
35エルネニー   PL:0G1A


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FA Community Shield:ARSENAL vs Chelsea [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−1 Chelsea
     (4−1 pen)
2017年8月6日(日)The FA Community Shield, Wembley Stadium

Goal
 (46)Moses
 (81)31Kolasinac(←29Xhaka)

Penalty shoot-out
 Cahill   ◯ー◯ 14Walcott
 Courtois Xー◯ 18Monreal
 Morata   Xー◯ 15Oxlade-Chamberlain
        ー◯ 12Giroud

Sent off
 (80)Pedro

33Cech

16Holding 4Mertesacker 18Monreal

 24Bellerín  35Elneny 29Xhaka 15Chamberlain

 17Iwobi    23Welbeck

9Lacazette


(32)4Mertesacker>>>31Kolasinac
(66)17Iwobi>>>14Walcott
(66)9Lacazette>>>12Giroud
(87)23Welbeck>>>61Nelson


Substitutes
 13Ospina
 30Maitland-Niles
 69Willock
 

Arsenal 1.jpg2017/18シーズンの開幕を告げる
コミュニティー・シールドは
昨シーズンのPL覇者のチェルシーを
PK戦の末に退けて勝利しました。

先発はGKには33チェフが入りましたが
3バックは右から16ホールディング、
4メルテザッカー、18モンレアルと
FA杯決勝と同じ布陣になりました。
WBには右に24ベジェリン、
左に15チェンバレンが入り
CMFは29ジャカと35エルネニーが組みました。
2列目には17イウォビと23ウェルベックが入り
1トップは9ラカゼットが起用されました。

アザールを怪我で欠く以外は
ほぼベストメンバーに近いチェルシーに対して
結局アーセナルはこの試合もベストメンバーを組む事が出来ませんでした。
合流間もない7アレクシスと共に
足首の怪我でトレーニングも回避していた11エジルの両エースを欠くと共に
8ラムジーと34コクランも怪我で欠場しました。
そして3バックもまだ合流間もない20ムスタフィは仕方がないにせよ
PL最終節で退場処分を受けた6コシールニーに関しては
このコミュニティー・シールドは
その出場停止の試合数にはカウントされないはずですので
この試合には出場可能だったと思われますが
それでも起用してきませんでした。
もしかしたらまだ2試合の出場停止が残っていますので
開幕を見据えて6コシールニーを欠いた布陣のテストを
この試合でも行ったのかもしれませんが
レギュラー格と思われる選手を半分欠いた布陣で
このコミュニティー・シールドに挑む事になりました。

試合はアーセナルペースで始まりました。

5分過ぎ、左サイドをドリブルで持ち上がってきた15チェンバレンが
アスピリクエタとペドロに挟まれながら
17イウォビにパスを通し
パスを受けた17イウォビはそのままドリブルで
深い位置まで切り込んでいって
鋭いクロスを中に折り返しました。
惜しくもそのクロスはクロトワが触ってコースを変えられてしまいましたが
クロトワが触らなければ
ゴール前に入ってきていた9ラカゼットが合わせていたと思いますので
開始早々良い形を作れたと思います。

7分過ぎ、パスを受けた29ジャカから送られた
浮き球のピンポイントパスを
ゴール前の23ウェルベックがヘッドで押し込もうとしましたが
クルトワの正面でゴールは奪えませんでした。
23ウェルベックが動き出すタイミングと
29ジャカがパスを送るタイミングがリンクした完璧なパスでしたので
そのまま23ウェルベックが押し込もうとした事は
決して間違いではありませんが
もう少し広い視野で見ますと
23ウェルベックがヘッドで押し込もうとせずに
後ろの9ラカゼットに落としていても面白かったと思います。
近くにダビド・ルイスがいましたが
スペースと時間が限られた状況でも
的確にシュートを放つ事ができる9ラカゼットならば
ゴールに叩き込んでいたかもしれません。

21分過ぎ、自陣深い位置からの
17イウォビのパスを受けた9ラカゼットから
カウンターが発動しました。
パスを受けた9ラカゼットはすぐさま
右サイドを駆け上がってきた24ベジェリンへパスを送り
その24ベジェリンからのリターンを受けた9ラカゼットは
今度は左サイドに開いていた24ウェルベックへ繋ぎました。
そしてペナルティに入った所で
23ウェルベックからのリターンを受けた9ラカゼットは
ノーステップで右脚を振り抜きましたが
クルトワの手をすり抜けていったシュートは
惜しくもポストを叩きゴールはなりませんでした。

しかしこれまでは周囲と噛み合わない場面が多かった9ラカゼットが
下がった位置でボールを受けてそこから自ら展開するなど
大分流れに乗ってプレー出来る様になったと共に
自らの流れに周囲を取り込む事が出来る様になってきたと思います。
そしてこのカウンターの中には
17イウォビのパスの受け方や
23ウェルベックへ出した何気ないパス等、
質の高さが伺えるプレーもありました。
そして何よりもポストを叩いてしまいましたが
そのシュートも素晴らしかったと思います。
ケイヒルが前に立ちはだかっている状況でしたが
ノーステップで振りの速いシュートを放つ事でブロックされる事を防ぎ
その様な状況でも正確にシュートをコントロールして見せました。
これまでのスカッドにいるストライカーですと
ケイヒルが前に立ちはだかった状態ではシュートを撃たないか、
もし撃ったとしてもブロックされてしまう場面が多かっただけに
この場面の様な僅かな隙でも隙があれば
正確に狙う事が出来る9ラカゼットは
アーセナルにとって新たな力を与えてくれると思われます。

しかしこの後にアクシデントが発生しました。

26分過ぎ、自陣の左サイドからのCKに対して
ケイヒルと競り合った4メルテザッカーが
肘打ちを受けて右の眉毛あたりをパックリと割ってしまい
プレー続行不可能になってしまいました。

その結果3バックは左CBに入っていた18モンレアルが中央に入り
4メルテザッカーに代わって入った
31コラシナツが左CBに入ると言う
多分、練習でも試した事がないのではないかと思われる布陣で
残りの時間を守る事になってしまいました。

その事もありその後はやや安定感の欠ける時間帯が続きました。

31分、縦パスを受けてドリブルで侵入してきたバチュアイに対して
18モンレアルが対応しましたが
そのこぼれ球を受けたモーゼスに
深い位置まで侵入を許してしまい
そこからシュートを撃たれてしまいました。
幸いそのシュートは33チェフが確実にブロックしましたが
バタバタした印象は否めなかったと思います。

33分過ぎ、サイドチェンジのパスを右サイドで受けたペドロに
そのままドリブルで侵入を許し
シュートを撃たれてしまいました。
そのシュートも33チェフの好セーブで防ぎましたが
後手に回る場面が多くなっていたと思います。

この時間帯のバタバタとした展開が落ち着きを取り戻せたのは
この後の判定が大きかったかもしれません。

35分過ぎ、ペナルティ内で24ベジェリンのトラップが跳ねたボールに対して
ボールを奪いにきたウィリアンが
24ベジェリンと交錯?して転倒しましたが
判定はウィリアンのシミュレーションで
イエローカードが提示されました。

微妙な判定ですがスローで見ますと24ベジェリンの膝が
ウィリアンの足に極僅かですが触っている様にも見えますので
完全なシミュレーションだったかどうかは疑問が残ります。
とは言え、24ベジェリン側から見れば
止めた脚とウィリアンの残った足がたまたま当たってしまった
と言う程度だったと思われますので
これでウィリアンにPKを与えるのもちょっと難しい判定だったと思います。
この場面では不慮の接触として
そのまま流すのが正解だったのかもしれません。

しかしこの判定でプレーが止まった事で
チェルシーの勢いは弱まり
反対にアーセナルには落ち着きを取り戻す為の時間になったと思います。

そして前半終了間際にカウンターからチャンスを迎えました。

43分過ぎ、17イウォビが自陣でパスを受けた所から
カウンターが始まりました。
そのまま17イウォビはドリブルでチェルシー陣内へ突き進み
そこから左サイドの15チェンバレンに一度ボールを託しました。
そしてペナルティに入って所で
15チェンバレンからのリターンを受けた17イウォビは
アスピリクエタとセスクに挟まれながらも
上手くかわして振り向きざまにシュートを放ちました。
そのシュートは惜しくもクルトワの正面でしたが
無駄がなく非常に効率的なカウンターだったと思います。

この試合は11エジルや7アレクシスが不在だった事もあり
仕掛けの局面の多くは17イウォビに委ねられ
その期待に17イウォビは良く応えていたと思います。
しかし更に上のレベルへ成長する為に厳しい事を言えば
現在の17イウォビのプレーは余裕がなく
常にいっぱいいっぱいでプレーしていると言う印象を受けます。
この場面でもアスピリクエタとセスクをかわして
前を向いた瞬間、
シュートブロックの為に近寄ってきた
ダビド・ルイスが空けたゴール正面のスペースで
9ラカゼットがフリーになっていました。
もしももっと余裕を持ってプレーできていたら
そこの9ラカゼットへパスを出して
更なる決定機を演出していたかもしれません。
現状の17イウォビにそこまで求めるのは酷かもしれませんが
しかし17イウォビにはそのレベルに到達するだけの可能性を
秘めていると思います。
更なる高みを目指す上で心身共に
もっと余裕を持ったプレーを目指して欲しいと思います。

前半はアーセナルが上回った内容だったと思いますが
後半に入ると一気に攻勢を強めてきたチェルシーが
アーセナルゴールに襲いかかってきました。

46分、31コラシナツが前方にフィードしようとしたボールがカットされ
与えてしまったCKからピンチを迎えてしまいました。
左サイドから入れられたCKは一度はクリアーしましたが
大きく蹴り出す事が出来ずに高々と上がったボールを
ケイヒルがヘッドで前方に送り
そのボールをゴール前に飛び出してきたモーゼスが収めて
ゴールに押し込まれてしまい失点。

傾向的に前半が良くなかった時のチェルシーは
後半の立ち上がりは見違えるようなプレーを見せる事が
多い様に感じます。
これはチェルシーと言うよりも
「コンテのチームが」と
言った方が良いのかもしれませんが
ハーフタイム中に的確な指示が送られて修正してくるのか?
それとも単純に「喝」が入れられるのか?分かりませんが
前半が良くなかった時のチェルシーに対しては
後半の入り方はもっと気を付けて入るべきだったと思います。

結局この場面はそのチェルシーの勢いに
飲まれてしまったが為に失点したとも言えるのかもしれません。

そもそも31コラシナツが前方にフィードする場面では
思いの外一気に寄せられてしまった為に
カットされてしまったのが始まりですが
もっとも象徴的だったのがCKをクリアーしたボールに対して
ヘッドで競りにいったのは
そのボールを蹴った29ジャカ自身だった所だと思います。
ボールの落下地点の周囲には他にも多くのアーセナルの選手がいましたが
29ジャカ以外はただの傍観者になってしまっていました。
もしもこの時に他の選手も落下地点に向けて動いていたら
違う結果になっていたと思います。
例えケイヒルに競り勝つ事が出来なくても
ケイヒルに落下地点に入らせなければ
ヘッドで前方にボールを遅らせる事を防げていたと思います。

一気に攻勢を仕掛けてきたチェルシーに
度肝を抜かれてしまった様に動けなくなってしまった
アーセナルの後半の入り方の失敗が
この失点の元凶だったと思います。

しかし、そのままチェルシーに押し切られる事はなく
アーセナルもチェルシーのゴールに迫りました。

75分、16ホールディングからパスを受けた29ジャカが
ロングシュートを放ちました。
ゴールまで約30mはあると思われる距離から放たれた
そのロングシュートはゴール左上に向かって伸びていきましたが
クルトワが目一杯に伸ばした右手の指先で僅かに触って
弾かれてしまいゴールなりませんでした。
29ジャカの左脚から放たれたこのロングシュートは
スピード、コース共に完璧だっただけに
もしもクルトワの身長があと5cm低ければ
確実に入っていたと思います。

そしてこの試合の運命を変えるファールがこの後起こりました。

78分過ぎ、ルーズボールを収めた35エルネニーが
モラタとペドロに囲まれながらも突破し
そして14ウォルコットを楔に使って攻め込もうとした所を
後方からペドロのスライディングを受けて倒されました。
このタックルに対して一発レッドでペドロには退場処分が下されました。

ボールとは完全に離れた遅れた状況で
後方からスパイクの裏を見せたタックルで
相手の脚を刈ってしまう、
ペドロのタックルは一発レッドを受ける
教科書的なタックルだったと思います。

とは言えペドロが無理をしてでも止めなければならないと感じるほど
この時の35エルネニーは躍動していたと思います。
80分近く戦っていたとは思えないほど
機敏でスピード感に溢れ
しかもピッチ狭しと駆け巡る姿は
このピッチの中にいた22人の選手の中でも
際立っていたと思います。
プレシーズンマッチではチームの事情で
3バックの中央で起用されていましたが
前にも書きました様に35エルネニーの能力を考えますと
3バックの中央のポジションでは
その能力は全く活かせないと思います。
35エルネニーは決して
スペシャルなプレーが出来るタイプの選手ではないと思いますが
シンプルなプレーをより効率的にプレーする術を
理解している選手だと思います。
パスを出したら次にどこに動いたらリターンを受けられるか、、、
この基本の動きを高精度で行う事で
中盤の流れを格段に速く良くさせる事が出来るのが
35エルネニーだと思います。

今シーズンも怪我の影響で19カソルラが戻ってくるのは難しいかもしれません。
しかし形こそ違いますがその19カソルラと同じ様に
中盤に躍動感を生み出す事が出来るのが
35エルネニーなのかもしれません。
29ジャカ、8ラムジー、10ジャック、34コクラン、そして35エルネニー
五者五様のカラーがありますが
使い所を見極める事ができれば
35エルネニーにも大いにチャンスがある様に感じます。

この退場劇で得たFKから劇的な同点ゴールが生まれました。

81分、29ジャカがゴール前に入れたFKを
31コラシナツが豪快に飛び込んだヘッドで叩き込みゴール!!
名手クルトワが1歩も動けない完璧なゴールだったと思います。

それにしても31コラシナツは素晴らしい補強になりそうです。
プレー自体もアーセナルのカラーに合致するプレーを随所に見せてくれますが
何よりもどこかメンタルの部分の芯の強さを感じさせてくれる所が
非常に好感が持てます。
勝者のメンタリティと通ずる部分かもしれませんが
失敗する事や負ける事など全く恐れないと言いますか
常に成功する事しか信じて疑わない様な
自信に溢れるオーラが31コラシナツからは感じます。
チームの芯が脆弱と言われ続けているアーセナルにおいて
31コラシナツの様な芯が強い選手の獲得は
プレー以上の物をアーセナルにもたらしてくれる事になるかもしれません。
もう一度言いますが31コラシナツの獲得は
この夏の最大のヒットになると思われます。

その後も逆転ゴールに向けて何度かチャンスはありました。

91分過ぎ、29ジャカからのロングパスを
右サイドでフリーで受けた14ウォルコットが
そのままペナルティの中に侵入しシュートを放ちましたが
ケイヒルにブロックされてしまいゴールは奪えませんでした。

92分過ぎ、右サイドからDFラインの裏に向けて走り込んだ
14ウォルコットの動きに合わせて24ベジェリンから
柔らかいタッチのラストパスが送られました。
しかしそのパスが14ウォルコットに到達する直前に
アスピリクエタにカットされてしまい
惜しくもチャンスが繋がらず。

最後までゴールを目指しましたが
お互いにゴールを奪う事ができずにタイムアウト。

レギュレーションにより延長戦は行われず
PK戦で勝敗を決する事になりました。

今回のPK戦はFIFAが導入を試みている
「ABBA方式」で行われました。
この「ABBA方式」は
先攻のチームの方が勝利する確率が
優位に高かったと言うデーターを元に
先攻後攻の優位性をなくす為に
試験的に導入されている方式ですが
今後この「ABBA方式」が
PK戦の基本方式になる可能性があると言われています。

と言う訳で先行のチェルシーから始まり
1番手のケイヒルに難なく決められてしまい1−0。
アーセナルの1番手の14ウォルコットも
緊張している表情でしたが難なく決めて1−1。
「ABBA方式」はここで先攻後攻が入れ替わりますので
次に蹴るのはアーセナルの2番手の18モンレアルになりました。
18モンレアルは上海でのバイエルン戦でもPKを蹴りましたが
プレッシャーなど全く感じていない様に
簡単に決めてしまい1−2となりました。
そしてチェルシーの2番手はGKのクルトワが蹴りました。
5番手辺りでGKが蹴る事はたまにありますが
余程自信があったのか?
2番手にクルトワを持ってきたのは正直驚きでした。
しかしこの判断が完全に裏目に出てしまったと思います。
チェルシーの2番手として蹴ったクルトワは
思いっきり枠を外してしまい2人目が終わった時点で1−2となりました。
そして再び先攻後攻が入れ替わり
次はそのままチェルシーの3番手のモラタが蹴りましたが
そのモラタも枠を外してしまい1−2のまま。
そしてアーセナルの3番手の15チェンバレンも難なく決めて
3人目が終わった時点で1−3、
これで敗退がなくなりました。
そしてここで先攻後攻が入れ替わって
アーセナルの4番手の12ジルーが豪快に決めて
トータル1−4でアーセナルの勝利!!

やはりクルトワを2番手で蹴らした事が
結果的には完全に裏目に出てしまったと思います。
成功すれば問題がなかったと思いますが今回の様に失敗してしまうと
次にゴールマウスの前に立った時に
集中力が保てなくなるのは当然だと思います。
今回のPK戦は2番手のクロトワが外した時点で
勝負は決まっていたかもしれません。


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33チェフ

 3バックの裏のスペースを狙ってきたチェルシーに対していつもよりも積極的に前に出て効果的に処理していた。

16ホールディング

 全体的に安定した対応を見せるも、不注意な対応もまだ見られた。

4メルテザッカー

 安定した対応を見せていただけに怪我での交代は残念だった。

18モンレアル

 4メルテザッカーが負傷交代後中央のCBに入る。 それほど経験がないと思われる3バックの中央の位置でもしっかりとした対応を見せる。

23ベジェリン

 セビージャ戦よりも良くなったがまだまだと言う印象。

35エルネニー

 90分間脚を止める事なく献身的に中盤を動き回り流れを生み出す。 ピッチの中で最も躍動していたと言える。

29ジャカ

 98本のパスを送りそのパス成功率は100%。 DFラインでボールを回して成功率が上がるDFではなく7分過ぎの23ウェルベックへのピンポイントパスや91分過ぎの14ウォルコットヘのロングパス等のパスも含めて全てのパスを成功させた。 いよいよ持っている能力が解放され中盤の柱へ成長するか?

15チェンバレン

 鋭いドリブルが良いアクセントになっていた。 15チェンバレンのドリブルは分かっていても止められない鋭さがある。 多少無理な状況でも積極的に仕掛けて欲しい。

17イウォビ

 11エジルや7アレクシスが不在の中で仕掛けの局面を担う。 その期待にはしっかりと応えていただろう。 その一方で余裕が少ない様にも見える。 さらに上のレベルへ成長するためにはもう少し余裕を持って欲しい。

23ウェルベック

 インパクトを残せず。 2列目に対応しているのかどうか疑問に感じる。

9ラカゼット

 大分流れの中でプレー出来る様になったと共に自らも流れを生み出せる様になってきた。 周囲との連携が確立し始めたか? 21分過ぎのポストを叩いたシュートは9ラカゼットの真骨頂だろう。

31コラシナツ

 4メルテザッカーの負傷により左CBに入る。 リトリートして守るチェルシーの守備陣に合わせて敵陣深い位置まで自らボールを持ち上がって攻撃陣に厚みをもたらす。 29ジャカからのFKで貴重な同点ゴールを決める。 メンタル的に芯の強さを感じる。

14ウォルコット

 終盤二つのチャンスが訪れるが決めきれず。

12ジルー

 決定機は訪れなかったがその献身的なプレーは9ラカゼットがトップに入った時とは違う良さはある。

61ネルソン

 終盤投入される。


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昨シーズンのPL覇者であるチェルシーと対戦したコミュニティー・シールドは
1対1からのPK戦の末勝利しました。

後半早々に先制点を奪われても
浮き足立つ事なく試合を進め、
反対にペドロの退場で浮き足立ったチェルシーの隙を見逃さずに
同点ゴールを奪うと言うこれまでにない
勝負強さを見せたと思います。

その一方で、この夏のプレシーズンでは
結局最後までベストメンバーと言える様な布陣で
試合に挑む事が出来ませんでした。

昨シーズンまでの主力選手の殆どが
残留する事になるとは言え、
昨シーズン終盤から導入している新たな3−4−2−1システムを
更に成熟させる為にも
この夏はもっと実戦で成熟させて欲しかったと思います。

とは言え、開幕前に昨シーズンの覇者と互角以上の戦いを見せた事は
大いに自信になったと思いますので
この勢いに乗って開幕戦のレスター戦に繋げて欲しいと思います。

そしてここ最近失敗しているスタートダッシュに成功して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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29ジャカ     PL:0G0A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:0G0A CS:1G0A 


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Emirates Cup:ARSENAL vs Sevilla [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−2 Sevilla
2017年7月30日(日)Emirates Cup, Emirates Stadium

Goal
 (49)Correa
 (62)9Lacazette(←23Welbeck)
 (69)N'Zonzi


33Cech

6Koscielny 35Elneny 18Monreal 

 24Bellerín  69Willock 8Ramsey  15Chamberlain

 11Özil    23Welbeck

9Lacazette


(46)24Bellerín>>>40Bramall
(60)69Willock>>>29Xhaka

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78分から

33Cech

15Chamberlain 6Koscielny  18Monreal  40Bramall  

8Ramsey  29Xhaka

14Walcott   11Özil   17Iwobi

23Welbeck



Substitutes
 26Martinez
 4Mertesacker
 16Holding
 31Kolasinac
 30Maitland-Niles
 61Nelson
 12Giroud
 

Arsenal 1.jpgエミレーツ・カップ第2戦は
セビージャとの対戦が組まれましたが
組織的に整備されたセビージャに苦しみ
敗れてしまいました。

先発はGKには33チェフが入り
3バックは右から6コシールニー、
35エルネニー、18モンレアルが組みました。
WBには右に24ベジェリン、
左に15チェンバレンが入り、
CMFは61ウィロックと8ラムジーが組みました。
そして2列目には11エジルと23ウェルベックが入り
1トップには9ラカゼットが起用されました。

試合はセビージャペースで進みました。

14分過ぎ、センターラインの手前でボールを持ったバネガが
そのままドリブルで侵入し
前線のイェデルの動きに合わせて
バネガからロングスルーパスを通されてしまい
イェデルにシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは幸いポストを叩いて救われましたが
6コシールニーと35エルネニーの間の
ここしかない所に入り込んだイェデルと
そこに寸分狂わずロングスルーパスを通したバネガは
敵ながら素晴らしい連携だったと思います。

その後もセビージャにボールを支配されながら進みましたが
アーセナルにも惜しいチャンスはありました。

21分過ぎ、左サイドで
9ラカゼットとのワンツーで抜け出した15チェンバレンが
クロスを入れました。
そのクロスに対して
ファーサイドに走り込んでき24ベジェリンが
ダイレクトボレーで合わせましたが枠を捉えられませんでした。
この試合左WBに入った15チェンバレンは
躊躇なく左脚でクロスを上げたのは
ちょっとした驚きであり成長を感じさせる場面だったと思います。
そしてここまでのプレシーズンマッチでは
自らのスピードを活かして
深い位置まで突破する場面が少なかったと思いますが
この場面の様にそのスピードを活かせば
深い位置まで容易に入り込む事が出来るだけに
そのストロングポイントをもっと積極的に出して欲しいと思います。
一方の24ベジェリンは枠に飛ばせば確実に1点の場面だっただけに
決めなければならなかったと思います。
合流して1週間程度なだけに
他の選手よりも調整が遅れている印象でしたので仕方がありませんが
この夏はポジション争いの真っ只中にいる事を自覚し
有無をも言わせぬ活躍する姿を初戦から見せて欲しかったと思います。

28分過ぎ、33チェフからのフィードを
9ラカゼットが競り落としたボールが
23ウェルベックに繋がりました。
23ウェルベックはそのままドリブルでペナルティ内まで突き進み
シュートを放ちましたが枠を捉えられませんでした。
タイミングをズラす為に
右脚で叩く様にシュートを放ったアイデアは良かったと思いますが
ペナルティの中に入ってからの1タッチが余計だったと思います。
その1タッチが多かった為に
追ってきたDFのプレッシャーを受ける事となり
そしてシュートコースも限定してしまう事になりましたので
仮にシュートが枠を捉えたとしても
ゴールネットを揺らすのは難しい状況になっていたと思います。

その23ウェルベックのワンタッチが多かった場面がもう一つありました。

37分過ぎ、8ラムジーが出した
右サイドのオープンスペースへのパスで
23ウェルベックが抜け出しました。
そのパスを受けた23ウェルベックは
そのまま前方にボールを持ち出してから
DFとGKの間を射抜くように
グラウンダーのクロスを入れましたが
そのクロスはDFにカットされてしまい
ファーサイドで待っていた9ラカゼットには届きませんでした。
仮に8ラムジーのパスに追いついた時点で23ウェルベックが
DFとGKの間にクロスを入れていれば
まだ大きなスペースが残っていましたので
一番ファーサイドにいた9ラカゼットまで
ボールは届いていたかもしれませんが
この場面の23ウェルベックは8ラムジーのパスを受けてから
前方にボールを持ち出してから中にクロスを入れてしまった事で
そのワンタッチの間にDFは戻ってくる時間を与えると共に
DFとGKの間のスペースも失う事になってしまいました。

ワンタッチ有るか無いかと言うちょっとした事ですが
その些細な差で状況が一変するのがフットボールというスポーツであり
その差を感じる事が出来るかどうかは
正直センスの問題の様に感じます。
実際23ウェルベックはベストと思われる選択とは
逆の選択をする事が多い事からも
その様なセンスの問題が
選手として成長の障害になっている様に感じます。

前半終了間際、セビージャに決定的な場面を作られてしまいました。

44分過ぎ、セビージャのDFラインからのリスタートのロングパスで
ノリートに突破を許してしまいました。
フリーの状態で侵入してきたノリートは
ゴールの手前で逆サイドのイェデルにパスを送りましたが
そのパスを戻ってきた6コシールニーがカットして
絶体絶命と思われたこのピンチは防がれました。

ノリートにとってはそのまま33チェフと1対1で勝負するか
逆サイドのイェデルにパスを出すかの二択の状況でしたが
確実性を考えますとイェデルへパスを出す選択は
誰もが納得する選択だったと思います。

それに対して6コシールニーが取った対応は俊逸だったと思います。
突破したノリートを追っていた6コシールニーは
途中まではそのノリートを追っていましたが
途中からイェデルへのパスコースをカットする為にコースを変えて
見事にそのパスをカットして見せました。
このままノリートを追っても追いつけないと思ったのか
それともノリートの侵入コースが
シュートを撃つにしては開きすぎていると感じて
イェデルへパスを出すと読んでいたのかは分かりませんが
流石と言う対応だったと思います。
まぁ、そもそもオフサイドくさかったと思いますが、、、。

ボールを保持してゲームをコントロールしながらも
決定的な場面はそれほど作れなかったセビージャに対して
数少ないチャンスでゴールに迫ったアーセナルと言う前半でしたが
後半早々に先制点を奪われてしまいました。

49分、右サイド際を侵入してきたデリから出されたパスを
手前のコレアがスルーして流れてきたボールを中央のイェデルが
そのままゴールに向かって走り込んで行ったコレアに繋げ
抜け出してきたコレアに決められてしまい失点。
デリのパスをコレアがスルーした時に
アーセナルのDF陣は明らかに混乱してしまったと思います。
特に走り込んできたコレアに対応していた35エルネニーは
スルーされたボールを追うべきか
そのままコレアに付いて行くべきか
一瞬迷ってしまった為に一度動きが止まってしまい
結果的にどっち付かずのままコレアの侵入を許してしまいました。

ボスが先日コメントしていた様に
CBはその一瞬に勝負を掛ける必要があり
そういう意味では35エルネニーは
スルーしたボールを潰しに行くにせよ
コレアに付いて行くにせよ瞬間的に決断して
その自らの決断を自信を持って遂行する必要があったと思います。

その後もアーセナルは単発的ではありますがチャンスは作れていました。

57分過ぎ、やや左サイドの位置から11エジルが
ゴール中央に入ってきた8ラムジーにパスを通し
その8ラムジーが落としたボールを
9ラカゼットがダイレクトで右脚を振り抜きました。
そのシュートはGKのほぼ正面でしたのでゴールは奪えませんでしたが
スペースのない所をズバッとパスを通した11エジルのパスから始まった
この一連の仕掛けは大分イメージが共有されていたと思います。

そして9ラカゼットのゴールで同点に追い付く事に成功しました。

62分、8ラムジーからのパスを受けた15チェンバレンが
付いていたマーカーをかわして
右サイドから中に向かって侵入してラストパスを送りました。
そのパスを受けた23ウェルベックは合わせる事が出来ませんでしたが
その23ウェルベックの右脚をかすめたボールが
ファーサイドに待っていた9ラカゼットへの絶妙なパスになり
それを冷静に蹴りこみ同点ゴール!!

中々枠に飛ばす事が出来ない23ウェルベックに対して
冷静に枠を捉える事が出来る9ラカゼット、
そういう意味では9ラカゼットが
ペナルティ内で良い形でボールを受ければ
ゴールが生み出されるチャンスが増えると思いますので
一日でも早く他の選手との連携面の確立が待たれます。

しかし、この後、再びゴールを奪われてしまいました。

69分、右サイドからの入れられたスローインを
受けに行ったガンソが受けずにスルーして
その流れたボールをエンゾンジに
ダイレクトでミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのミドルシュートは綺麗にゴール左上に吸い込まれてしまい失点。
中に入れたボールをスルーして後ろの選手が処理する、
1失点目と同じパターンに再びやられてしまいました。
確かに受けると思っていた選手が
パスを受けずにスルーする事で
一瞬DFの脚が止まってしまう所を付け込むこのパターンは
良く出来たパターンだと思いますが
2度も同じトラップに嵌ってしまうのは問題だと思います。

その後もゴールを目指して良く攻めたと思います。

70分過ぎ、左サイドに開いていた9ラカゼットから
ゴール前にボールが送り込まれました。
そのボールを8ラムジーが相手CBと競り勝って落とした所を
押し込もうとしましたが強く押し込む事が出来ずに
GKにキャッチされてしまいました。

85分、左サイドの40ブラモールからのパスを受けた8ラムジーが
ペナルティの外側からミドルシュートを放ちましたが
枠を捉えられませんでした。

91分過ぎ、左サイドの深い位置まで侵入した
17イウォビからのパスを受けた11エジルが
一度29ジャカにボールを戻した後に
DFラインの裏に向かって走り出しました。
その11エジルの動きに合わせる様に
29ジャカはDFの頭を越す柔らかいタッチのパスを
11エジルに通しましたが
ゴール前に誰も走り込んで来なかった為に
このチャンスも活かせませんでした。

11エジルは完全にフリーの状態で抜け出していましたので
誰かがゴール前に走り込んで来ていたら
確実に1点と言う場面だった思います。
このアイデアを誰も感じていなかったのは残念でした。

終盤システムを3−4−2−1から
従来の4−2−3−1に変更しても
組織的に整備されたセビージャを
崩す事が出来ずに敗戦。


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33チェフ

 2つの失点は防ぐチャンスが殆どなかったであろう。

6コシールニー

 前半終了間際のカウンターを受けた場面では素晴らしい対応でピンチを防ぐ。 コンディションは上がってきた印象。

35エルネニー

 大きなミスをする訳ではなく安定していたと思うが、ポジショニングなどの面で時々「?」と感じるところはある。 どちらにせよ35エルネニーを活かす為にはその豊富な運動量を活かせるポジションで起用する事が必要であり、それはCBではなくCMFであろう。

18モンレアル

 左CBとして起用され、積極的な押し上げで攻撃陣に厚みをもたらしていた。

23ベジェリン

 合流間もないという事もあり全体的に調整不足か? 特に周囲とのコンビネーションがかみ合わない場面が非常に多かった所が気になった。

61ウィロック

 全体的には良くやっていたが、時々簡単なパスミスやボールロストする場面がある。 上のレベルでプレーする為にはプレーの確度や持続性を上げる必要があるだろう。

8ラムジー

 セカンドストライカーの様に前線に良く顔を出していた。 

15チェンバレン

 後半、何度となく右サイドを突破し続けたプレーは圧巻だった。 分かっていても止められない。 こう言う大胆でダイナミックなプレーこそ我々が15チェンバレンに求めているプレーだろう。 WBとしてこう言うプレーが相手にとってどれだけ脅威か15チェンバレンにも気が付いて欲しい。

11エジル

 全体的に存在感は薄かったが、要所要所で見せる鋭いパスは流石。

23ウェルベック

 結果的に9ラカゼットのゴールをアシストするがそもそもこれもシュートミス。 ペナルティ内での勝負弱さや余計なボールタッチでチャンスを活かせないと言うセンスの問題は今シーズンも続いてしまうのか?

9ラカゼット

 全体的に見ればまだまだ流れの中に入れず消えている場面が多い。 それでもこれまでよりは連動的なプレーは何度かあり、ペナルティの中でパスを受ければ確実に枠に飛ばす冷静さと勝負強さを見せる。 エミレーツでのファーストゴールで少しは肩の荷が降りるか?

40ブラモール

 後半頭から左WBに入るが結果を出せず。 追いかける展開だっただけに難しく考えてしまったのか?インパクトを残せず。

29ジャカ

 61ウィロックに代わり投入される。 終了間際に11エジルに送った浮き球のパスは美しかった。

14ウォルコット

 システムを4−2−3−1に変更して右サイドアタッカーの位置に入るがインパクトは見せられず。 ベンフィカ戦の出来が良かっただけに3−4−2−1のシャドーストライカーの位置で起用して欲しかった。 

17イウォビ

 終盤左サイドアタッカーの位置で投入されるも結果を出せず。


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エミレーツ・カップのレギュレーションにより
セビージャに敗れながらも優勝するという
後味の悪い優勝を挙げました。

総当たり戦が出来ないだけに勝敗の勝ち点とゴール数を合わせた
ポイント制と言うのは良いと思いますが
そのポイントが同点だった場合には
ゴール数の多さで順位を決めるよりも
勝敗の勝ち点の多さで順位を決めた方が
良かった様に感じます。

この試合通じて言える事は
アーセナルよりもセビージャの方が
組織的に整備されていたと思います。
セビージャには突出した選手がいる訳ではありませんでしたが
その一方でユニットとしての完成度は非常に高かったと思います。
どの選手がどの様に動くべきかが徹底されており
その整備された組織力で
ゲームをコントロールされてしまったと言えると思います。

結局このプレシーズン中は
フルメンバーに近い布陣を組む事が出来ませんでしたので
その辺りは考慮しなければならないと思いますが
長い間慣れ親しんできた4−2−3−1から
昨シーズン終盤に3−4−2−1に変更し
この新たなシステムをこの夏の間に
熟成させる必要性があったと思いますが
その組織面での整備は未だに十分ではない様に感じます。
ベンフィカ戦で見せたように
攻撃陣に関しては少しづつ形が作られてきたかもしれませんが
一方の守備面に関しては
このエミレーツカップでも2試合連続2失点した様に
不安定と言わざる得ないと思います。

今後20ムスタフィが合流すれば
状況は変わってくるかもしれませんが
昨シーズン終盤の快進撃を支えたのは
攻撃面よりも守備面が安定したためであり
その守備面が安定しなければ
今シーズンも苦しむ事になってしまうと思います。

今週末にはチェルシーとのコミュニティー・シールドがあります。
一応公式戦ではありますが開幕前の最後のテストマッチでもあります。
これまでのプレシーズンマッチとは異なり
この一戦はフルメンバーに近いメンバーで挑む事になると思いますが
北京での対戦で完敗だったのはメンバーが揃わなかった為だった、
と言える様な試合を見せて欲しいと思います。
そしてこのコミュニティー・シールドで勝利を挙げて
アーセナルの復活の狼煙を挙げて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


Emirates Cup:ARSENAL vs Benfica [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 5−2 Benfica
2017年7月29日(土)Emirates Cup, Emirates Stadium

Goal
 (12)Cervi
 (25)14Walcott(←31Kolasinac)
 (33)14Walcott(←34Coquelin)
 (40)Salvio
 (52)Lopez(og)
 (64)12Giroud(←61Nelson)
 (71)17Iwobi(←12Giroud)


13Ospina

 16Holding  4Mertesacker 30Maitland-Niles

61Nelson  34Coquelin 29Xhaka   31Kolasinac

14Walcott    17Iwobi 

12Giroud


(34)34Coquelin>>>35Elneny
(46)16Holding>>>21Chambers


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75分から

13Ospina

21Chambers 4Mertesacker 18Monreal 

15Chamberlain 35Elneny 8Ramsey  31Kolasinac 

  11Özil   9Lacazette

12Giroud


Substitutes
 26Martinez
 6Koscielny
 24Bellerin
 23Welbeck
 

Arsenal 1.jpg今年のエミレーツ・カップは
現在プリメイラ・リーガ4連覇中のベンフィカ、
昨シーズンリーガ・エスパニョーラ
4位だったセビージャ、
そして昨シーズンブンデスリーガで
昇格クラブにも関わらず2位に食い込んだ
RBライプツィヒの3クラブが招待され
アーセナルはベンフィカとセビージャとの
対戦が組まれました。

先発はGKは13オスピナ、
3バックは右から16ホールディング、
4メルテザッカー、30ナイルズが並び、
WBには右に61ナイルズ、
左に31コラシナツが入りました。
CMFは34コクランと29ジャカがコンビを組み
2列目に14ウォルコットと17イウォビが並び
1トップには12ジルーが入りました。

アーセナルは出だしから良かったと思います。
猛暑の中国からロンドンに戻ってきて
コンディションが良くなった様で
全体的にキレが戻ってきたアーセナルは
開始早々からチャンスを作りました。

3分過ぎ、右サイドの61ネルソンが入れたクロスの
クリアーボールを拾った29ジャカが
ヘッドで14ウォルコットにダイレクトで繋ぎ、
そこからファーサイドに送った柔らかいタッチの浮き球を
12ジルーがヘッドで合わしました。
惜しくも飛び出してきたセザールにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが、
ベンフィカの守備陣が緩慢だったとは言え
クリアーボールを14ウォルコットヘダイレクトでパスを送った29ジャカ、
そしてファーサイドでフリーだった12ジルーを
見逃さなかった14ウォルコット、
周囲の動きが良く見えていた良い連携だったと思います。

アーセナルは良い入り方をしたと思いますが
先制点を奪ったのはベンフィカの方でした。

12分、ゴールに向かって走り込んだ
ジョナスに向けて送られたパスを
ジョナスがヘッドで戻した所を
セルヴィにシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートが4メルテザッカーの脚に当たり
そのままゴールに吸い込まれてしまい失点。

4メルテザッカーの脚に当たったシュートの局面は
運がなかったと思いますが
そもそも走り込んできたジョナスに対する
4メルテザッカーの対応は
最初から止めようとする気持ちがなかったかの様に
軽い対応だったと思います。
プレシーズンマッチだったとは言え、
実戦に向けて不安を残す対応だったと思います。

しかしその後もアーセナルの攻撃陣の連携は冴えていたと思います。

19分過ぎ、右サイドを駆け上がって来ようとした相手選手を
34コクランが鋭いチェックでボールを奪い返し
そのボールを29ジャカから17イウォビへ送られ
その17イウォビからダイレクトで14ウォルコットへラストパスが通り
シュートが放たれました。
そのシュートは枠を外れてしまいましたが
そこへと繋がる形はシンプルな仕掛けでしたが
完璧なタイミングの完璧な崩しだったと思います。

そして連携面で良好な仕掛けを作れているアーセナルが
同点ゴールを奪う事に成功しました。

25分、左サイドでパスを受けた17イウォビからのスルーパスで
前線に駆け上がってきた31コラシナツが粘り強くボールを収め
中に折り返したボールを14ウォルコットが冷静に叩き込みゴール!!
17イウォビのスルーパスに対して
相手のディフェンス二人に挟まれながらもそこを割って入り
ゴールラインを割りそうになりながらも粘ってボールをキープし
更にその状況から中でフリーになっていた14ウォルコットへ
正確な折り返しを入れた31コロシナツが
このゴールの全てだったと思います。

そして更に素晴らしいコンビネーションで逆転ゴールが生まれました。

33分、左サイドでパスを受けた17イウォビから
パスを受けた34コクランが
サイドから回り込んで来た31コラシナツへパスを送って
そのままDFラインの裏に向かって走り込みました。
その31コラシナツからのリターンを受けた34コクランが
中に折り返したボールを14ウォルコットが押し込んでゴール!!
この逆転ゴールも仕掛けとしてはシンプルですが
見事な連携からのゴールだったと思います。

しかしこの後DFラインでのミスが続きピンチを招きます。

34分過ぎ、ボールを保持した16ホールディングが
そのまま相手をかわそうとした所を
相手にボールを奪われてしまい
右サイドへの侵入を許してしまいました。
そしてそこからの折り返しをピツィにシュートを撃たれてしまいましたが
幸い13オスピナの好セーブでゴールは死守されましたが
16ホールディングの不要なキープからピンチを招いてしまったこの様なミスは
本当にそろそろ無くさなければならないミスだったと思います。

40分、29ジャカからのバックパスを受けた4メルテザッカーが
相手のプレスに曝されながら30ナイルズヘ送ったパスが短く
その30ナイルズが出した中途半端なパスがカットされてしまいました。
そこから繋げられたボールは最終的に左サイドのサルヴィオに繋がり
シュートを撃たれてしまい、
そのシュートがブロックの為に飛び込んだ16ホールディングに当って
コースが変わってゴールに吸い込まれて失点。
31ナイルズのパスが中途半端だった事は問題でしたが
元を正せばプレスに曝されたと言え
4メルテザッカーの出したパスが
中途半端なパスだった事が元凶だったと思います。
勿論、31ナイルズのポジショニングが開きすぎていた事も
原因の一つなのかもしれませんが
それを差し引いてもベテランらしからぬ
ミスだったと思います。

前半は2−2の同点で終わりましたが
後半に入り早々にチャンスが生まれました。

52分、右サイドから入れた61ネルソンのクロスの
クリアーボールを受けた29ジャカが
間髪入れずに出したパスで14ウォルコットが抜け出し
そこからの折り返しをスライディングでブロックを試みた
ペレスの脚に当たりそのままゴールに吸い込まれオウンゴール。
結果的にはオウンゴールでしたが
もしもペレスがカットしなければ
その後ろの12ジルーが押し込んでいたと思いますので
どの様な形になってもゴールは生まれていたと思います。
そして29ジャカがあのタイミングでパスを出せなければ
14ウォルコットは上げてきたベンフィカのラインに引っかかり
オフサイドになっていたかもしれませんので
このゴールが生まれたのは間髪入れずに出した29ジャカのパスが
全てだったと思います。

その後も良い連携からチャンスが続きました。

56分、29ジャカのパスで
右サイドの深い位置まで侵入した61ネルソンからの
グラウンダーのクロスを受けた12ジルーが
14ウォルコットへ繋げシュートを放ちましたが
枠を外してしまいチャンスを活かせませんでした。
シカシゴールは奪えなかったとは言え
ゴール前でクロスを受けた12ジルーと
14ウォルコットのコンビネーションは
これまでにない良好さを見せていたと思います。
そしてこの試合でも61ネルソンは良い仕事をしたと思います。
テンポの速い流れの中でもしっかりとプレーし、
恐れる事なく積極的に仕掛ける事が出来ていたと思います。
この場面でも29ジャカのパスを受けた後に
仕掛けるテンポを微妙にずらしながらマーカーを翻弄し、
そこに出来た隙間を見逃さずに
正確なグラグラウンダーのクロスを入れていましたので
61ネルソンの仕掛けがこのチャンスを生み出したとも言えると思います。

その61ネルソンからのクロスからゴールが生まれました。

64分、21チェンバースからの縦パスを受けた14ウォルコットが
そのままドリブルで突き進み
そこから繋げられた61ネルソンが入れたクロスを
ファーサイドで12ジルーがダイビングボレーシュートで叩き込みゴール!!
冷静にマーカーをかわして正確なクロスを入れた
61ネルソンのクロスは勿論の事
相手と競り合いながらもダイビングボレーを叩き込んだ
12ジルーの強さが出たゴールだったと思います。

そして最後も良いコンビネーションからゴールが生まれました。

71分、35エルネニーからの左サイドへ展開したパスを受けた
31コラシナツが中央に入ってきた12ジルーへクロスを入れ
その12ジルーが落としたボールを
17イウォビが叩き込みゴール!!

この試合通して言える事は
これまでに比べて連携面が整備されていた印象を受けました。
特に先発した3バック以外の7人の選手の連動性は非常に良く
仕掛けのイメージが良く共有されていたと思います。
そして左WBに入った31コラシナツは
もう何シーズンも一緒にプレーしてきた様な
連動的なプレーでチャンスを作っていた様に
今の所、攻撃面では期待通りの貢献を見せてくれそうです。

一方で75分からのメンバーは先発したメンバーに比べますと
連動性に乏しくまだこれからという感じだったと思います。
これに関しては次は先発で起用される事が予想される
セビージャ戦を見守りたいと思います。


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13オスピナ

 ディフレクトした2つの失点は仕方がなかったであろう。 

16ホールディング

 しっかりとした対応を見せる一方で簡単なパスミスや危うくゴールに繋がりそうになったボールロストもあり、これらに関しては早々に減らしていかないと後半から起用された21チェンバースに立場を脅かされる事になるだろう。

4メルテザッカー

 3バックのセンターとしてDFラインを引き締める一方で1対1の対応では詰めが甘い場面も見られた。

30ナイルズ

 2失点目のミスパスはもう少し冷静に処理する必要があっただろう。

61ネルソン

 この試合でも持てる力をフルに発揮できていた。 鋭いドリブルで何度も抜き去りそこからのクロスでチャンスを演出した。 結果として12ジルーのゴールをアシストする。

34コクラン

 流れの中で効果的なプレーを見せる。 31コラシナツとのコンビネーションから抜け出し14ウォルコットのゴールをアシストしたプレーは非常に良かった。 前半途中に相手と交錯した為に負傷交代。

29ジャカ

 オウンゴールの場面での14ウォルコットへのパスは絶妙だった。 あれ位の位置からキラーパスを出す場面が多くなれば攻撃陣はかなり楽になる。

31コラシナツ

 既に何シーズンも共にプレーしている様な連動的な動きを見せる。 攻め上がるタイミングは勿論の事、パスを引き出す動きも俊逸でパスの出し手とのイメージの共有が出来ていた。 また、14ウォルコットの1点目をアシストした場面の様に両脇から挟まれた状況を物ともせずに突破するフィジカル的な強さを見せ、サイドから入れるクロスはその状況に即したクロスを常に入れていた。 そしてペナルティの中に入ればアタッカーの様なアイデアとそれを具現化できるテクニカルな面を見せ、更に言えばパスを出した後も立ち止まる事なく必ず次のプレーを予測して動き続ける献身的な面も見せていた。 今シーズンはこの31コラシナツの左サイドがアーセナルのストロングポイントになるだろう。

14ウォルコット

 非常に良かった。 守備のブロックの隙間に上手くポジションをとっていてベンフィカの守備陣にとっては捕まえ難い存在だっただろう。 12ジルーのポストプレーに対してシャドーストライカーとしての相性の良さも際立っていた。

17イウォビ

 ちょっと「俺が俺が」感が強すぎた様に見えたが1ゴールだけではなくキーとなるパスで存在感を示していた。


12ジルー

 豪快なダイレクトボレーだけではなくポストプレーも冴えていた。 特に14ウォルコットとのコンビネーションは良好で一つの形になっていた。

35エルネニー

 負傷した34コクランに代わり前半途中からCMFで起用される。 本職のポジションに戻った35エルネニーは的確なボール捌きと豊富な運動量で中盤を活性化していた。 このプレシーズン中はCBでの起用が多かったがやはり35エルネニーはCMFの方が活きる。 

21チェンバース

 昨シーズンミドルズブラへローンに出ていた21チェンバースは明らかな成長の跡を見せていた。 これまで問題だった状況判断の問題や不要にバタバタとしてしまう様な場面が全くなくなり全体的に安定感があった。 この試合に関しては前半プレーした16ホルディングよりも21チェンバースの方に軍配が挙がるだろう。 この夏に行われたU-21ユーロでは16ホールディングを抑えてイングランド代表のレギュラーCBとして起用されていた意味を証明した。

18モンレアル

 終盤左CBで起用される。

15チェンバレン

 終盤右WBで起用されるがこの試合でもアグレッシブさが見られなかった。

8ラムジー

 終盤CMFで起用されるがインパクトは見せられず。

11エジル

 終盤投入されるがインパクトは見せられず。

9ラカゼット

 11エジルや12ジルーとのコンビネーションは未だ確立されず。


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攻撃面に関しては良い形でゴールに迫る場面が何度もあり
実際多くのゴールを生み出しましたので
合格点をあげられると思いますが
一方で守備の面では危うさがあると思います。

この試合での失点はディフレクトした不運な失点ではありますが
その一方でミスが絡んでいたとは言え
完全に崩されてもいましたので
修正が必要だと思われます。

とは言え、未だにレギュラークラスの選手で
3バックが組めていませんので
不安定な面があったとしても仕方がないかもしれませんが
シーズンが始まりスタートダッシュする為にも
そろそろ開幕を想定したメンバーで
実戦を戦って欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


Friendly Match:ARSENAL vs Chelsea [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−3 Chelsea
2017年7月22日(土)Friendly Match, Bird's Nest Stadium

Goal
 (40)Willian
 (42)Batshuayi
 (49)Batshuayi


13Ospina

30Maitland-Niles 4Mertesacker 18Monreal 

15Chamberlain 8Ramsey 29Xhaka  40Bramall 

 11Özil    17Iwobi

9Lacazette


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46分から

13Ospina

6Koscielny 35Elneny 31Kolasinac

15Chamberlain 34Coquelin 8Ramsey  17Iwobi   

11Özil   23Welbeck

12Giroud


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最終型

26Martinez

6Koscielny 35Elneny 31Kolasinac

61Nelson  34Coquelin  69Willock   17Iwobi

56Malen   23Welbeck

12Giroud


Substitutes
 37Bielik
 62Nketiah
 

Arsenal 1.jpg完敗です。
チェルシーがフルメンバーに近い布陣で
挑んできた事を差し引いたとしても
攻守において本来の強さを見せた
チェルシーの前になす術がなかった
試合だったと思います。

先発はGKは予定どおり13オスピナが入り
3バックはバイエルン戦は体調不良で欠場した
4メルテザッカーが復帰して中央に入り
右CBには30ナイルズ、
左CBには18モンレアルが入りました。
右WBには15チェンバレン、
左WBには40ブラモールが起用され
CMFには8ラムジーと29ジャカが組みました。
そして2列目には11エジルと17イウォビが並び
1トップには9ラカゼットが入りました。

試合は序盤からチェルシーに押し込まれてしまいました。

2分過ぎ、セスクから出されたDFラインの裏へのパスで
抜け出されてしまったモーゼスに
ペナルティ内まで侵入を許してしまい
シュートを撃たれてしまいました。
幸い13オスピナの正面でしたので
ゴールを奪われる事はありませんでしたが
開始早々簡単に決定機を作られてしまいました。

6分過ぎ、30ナイルズのミスパスを
ウィリアンにカットされて
そのままペナルティの中まで侵入を許してしまい
シュートを撃たれてしまいました。
これも幸いウィリアンのシュートミスで救われましたが
30ナイルズのミスパスはただ単に不注意だったと思いますし
本来は一緒に追いかけるべき4メルテザッカーが
本気で帰陣しなかった所も
フレンドリーマッチとは言え頂けなかったと思います。

一方のアーセナルはレギュラーメンバーを揃えていた
チェルシーの守備網を攻略する事が出来ず
この試合を通してチャンスらしいチャンスは数回しか作れませんでした。

21分過ぎ、相手のミスパスをカットした17イウォビが
右サイドの11エジルへ繋げ
そこから一気に走り込んできた8ラムジーに向かって
ラストパスを通しました。
そのラストパスに対して8ラムジーは
スライディングしながら合わせましたが
残念ながらシュートは枠を捉えられませんでした。

ケイヒル、ルイス、アスピリクエタと並んだ3バックは
昨シーズンチェルシーを優勝に導いた守備のユニットであり
そこにモーゼスとアロンソの両WB、
そしてカンテとセスクのCMFが作る守備のブロックは
この試合でも殆ど隙らしい隙はありませんでした。
現実的に正面から仕掛けようとしても
全く崩れそうな気配すら見せませんでしたので
8ラムジーが最前線まで一気に駆け上がってきた
この場面の様なダイナミックに仕掛ける様な場面が
もっと必要だったと思います。

そういう意味ではこの試合での両WBの動きは
非常に物足りなかったと思います。
3−4−2−1へのシステム変更に伴い
前線の頭数が1人減る事になった事で
その前線をサポートし、さらに攻撃に厚みを加える為には
前線の選手を追い越していく様なダイナミックな動きが
3列目の4選手には求められると思います。
CMFもそうですが特に両WBの働きは
ある意味生命線とも言え、
実際何度となく積極的に前線まで出てきた
チェルシーの両WBのモーゼスとアロンソの対応に
アーセナル側は苦慮する事になりました。
一方の15チェンバレンと40ブラモールは
このチェルシーの両WBの対応に追われるばかりで
2列目の11エジルや17イウォビを追い越して
チェルシー陣内の深い位置まで侵入する場面は
数える程しか無かった様に感じます。
左WBの40ブラモールはまだ仕方がないにせよ
一方の15チェンバレンはもっと出来るはずですし
もっとやらなければならない立場だったと思います。

この場面でも、右サイドで11エジルがパスを受けた時点で
15チェンバレンがその外側からDFラインの裏に向かって走り込んでいたら
11エジルは走り込んできた8ラムジーに向かって
際どいパスを出さなくても
その15チェンバレンにパスを送り
それに対してDFラインが下がった所で出来た
DFラインの前のスペースに15チェンバレンから
マイナス方向の折り返しが出されれば
もっと簡単に決定的な場面が作れたと思います。
しかしこの場面で15チェンバレンは何処にいたかと言えば
最終ラインと一緒にいました。

勿論、猛暑の中国でコンディション的に
動けなかったのかもしれませんが
コンディション的な問題を差し引いても
何処かモチベーションが欠けている様に見えてしまいます。

巷で言われている様に移籍を希望している為に
すでにモチベーションを失っているのかもしれません。
WBでの起用に対してモチベーションを失っているのかもしれません。

どちらにせよこのツアー中の15チェンバレンのパフォーマンスでは
残念ながら今シーズンも
常時先発に名を連ねるのは難しそうに見えます。
昨シーズン終盤、24ベジェリンを押しのけて
右WBのポジションを掴みかけていただけに残念です。

その後もチェルシーペースで試合が進みました。

34分、ヘッドで繋ごうとした30ナイルズが
再びミスパスを犯してしまい
そのボールを奪ったウィリアンに
そのままシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは13オスピナの正面でしたので
ブロックできましたが
そのこぼれ球を今度はバチュアイに
ミドルシュートを撃たれてしまいました。
しかしこのシュートも13オスピナのファインセーブで
ゴールは守られましたが
ファーストチームでプレーする上で30ナイルズは
一つ一つのプレーにもっと危機感を持って
行う必要がある様に感じます。

ここで与えたCKからのプレーで
ゴールネットを揺らされてしまいました。

34分過ぎ、セスクからカンテに出された
右サイドからのショートコーナーのリターンパスを
深い位置で受けたセスクから中に折り返されたボールを
ゴール前でバチュアイに押し込まれてしまいました。
しかし判定はオフサイド。
幸いこのツアーで何度となく起きている
中国の審判団の誤審で救われましたが
完璧に崩されてしまった場面でした。

しかし、その後すぐに今度は本当にゴールネットを揺らされてしまいました。

40分、セーターサークル辺りでパスを受けたバチュアイに対して
4メルテザッカーがスライディングを試みましたが
あっさりとかわされてしまい
そのバチュアイからのパスを受けた
ウィリアンにドリブルで抜け出されてしまいました。
そしてマークについていた18モンレアルもかわされてしまい
ウィリアンの狙い澄ましたシュートは
ポストの内側を叩いてゴールイン。

あの様なコースをきっちりと狙われてしまったら
体格的にハンデがある13オスピナでは防ぐ事はほぼ不可能であり
あのコースに正確にシュートを撃ったウィリアンを
褒めるべきかもしれませんが
一方で、この失点の一番の問題点は
スライディングで飛び込みかわされてしまった
4メルテザッカーの対応だったと思います。

近年4メルテザッカーはスピードと俊敏性が落ちているのは
周知の事実だと思います。
その為に前に出て相手を抑える事は現実的に難しくなっており
反対に今回の様にかわされるリスクの方が大きくなっていると思います。
よって4メルテザッカーを3CBに組み込んだ時には
FA杯決勝の様にDFラインをそれ程高く設定せずに
少し引いた位置にDFラインを築き
その上で相手に対して当たりに行く役割は
両サイドのCBに任せて
4メルテザッカーはあくまでもスイーパー的な役割に
特化する様なバランスが必要だと思います。
しかし今回は18モンレアルはまだしも
右CBは本職ではない30ナイルズが務めていましたので
その様なバランスを見い出す事は難しく
結果としてこの場面の様に簡単に崩されてしまう状況を
招いてしまた様に感じます。

そしてその後すぐに追加点も奪われてしまいました。

42分、カンテからの縦パスを受けたバチュアイが
トラップの動きで4メルテザッカーをかわして
左脚を振り抜かれ失点。

このゴールもゴール右隅を狙われたゴールだっただけに
13オスピナではノーチャンスだったと思われます。

一方でバチュアイに付いていた4メルテザッカーは
トラップの時の動きに付いて行けずに
完全にかわされてしまった姿を見ますと
やはり厳しい様に感じてしまいます。

前半終了間際、アーセナルにもチャンスが訪れました。

前半ロスタイム、15チェンバレンから送られたパスで
DFラインの裏に向かって動き出した8ラムジーは抜け出し
ニアサイドの至近距離からシュートを放ちましたが
クルトワの好セーブで防がれてしまいました。

オフサイドギリギリのタイミングで飛び出した8ラムジーと
そのタイミングを見逃さなかった15チェンバレンの
息の合った良いコンビネーションだったと思いますが
こう言う飛び出しからのシュートは
出来れば9ラカゼットももっと試みて欲しかったと思います。

後半早々追加点を奪われてしまいました。

49分、セスクからのサイドチェンジのパスで
右サイドの深い位置まで侵入してきたアロンソに対して
マークに付いた15チェンバレンが
アロンソの切り返しで脚を滑らせ突破を許してしまい
そこから入れられたラストパスを
走り込んできたバチュアイにミドルシュートを撃たれてしまい失点。

これも体格的にハンデのある13オスピナにとっては
厳しいコースへのシュートだっただけに
ほぼノーチャンスだったと思います。

脚を滑らせてしまったとは言え
15チェンバレンの対応は軽率だったと思います。
最終的には脚を滑らせましたが
あのスピードのまま突っ込んでいったら
脚を滑らせなくても簡単にかわされてしまっていたはずです。
この辺りの守備意識が向上しなければ
実際問題としてWBとしても
中途半端なままで終わってしまうかもしれません。
結局15チェンバレン本人が
WBとして大成する事を望んでいるのかどうかが
大きなポイントになるのかもしれません。

後半で惜しいチャンスを作ったのはこの場面くらいだったかもしれません。

85分過ぎ、右サイドでボールを持った61ネルソンが
相手選手をドリブルで一人抜き去って
ペナルティ内に切り込んでいった所で
中で待っていた56マレンへラストパスを送り
そのパスを受けた56マレンが
角度のない所からニアに向かって
強烈なシュートを放ちました。
そのシュートは惜しくもポストに弾かれてしまいましたが
鋭いドリブルが持ち味の61ネルソンと
本職がストライカーである56マレンの
ストライカーらしいペナルティ内の動きと
シュートまでの動作がよく現れていたと思います。

試合はこのまま0−3で終演。

昨シーズンPL王者に導いた
非常に完成度が高いチェルシーの組織に対して
今回のメンバーでは歯が立ちませんでした。


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13オスピナ

 体格的なハンデがある13オスピナは至近距離からのシュートに対しては抜群の反応を見せる一方で、ある程度距離がある所から正確にゴールの四隅を狙われてしまうと体格的なハンデがある為に手も脚も出ない。 この弱点を見事に突かれて3つの失点を献上してしまう。

30ナイルズ

 不用意なミスパスからピンチを招く。 このレベルの試合でプレーする為には些細なプレーでも100%の精度が要求される事を忘れてはならない。

4メルテザッカー

 既にCBとしてはスピードと俊敏性が足りなくなっているのは周知の事実だが、3バックでその4メルテザッカーを活かす為には前やサイドに釣り出される事なく基本的にはスイーパーに徹する様なバランスを見い出す必要があるだろう。

18モンレアル

 1失点目のウィリアンの対応としてはあと一歩でも半歩でも詰める必要があったと思う。

15チェンバレン

 時々良い形でボールを持ってクロスを入れる場面もあったが、全体的には物足りない。 猛暑の中国遠征でコンデジション的に難しかったのかもしれないが、端から見ているとモチベーションを感じない。 WBとしての適性に優れているという事は誰もが認める所だと思うが、当の本人がWBとして大成する事を望んでいるかどうかは些か疑問。 現在のシステムにおいてWBの仕事は多岐に渡る分、その出来がチームの出来を左右してしまうだけに、本気に取り組む気持ちがなければ再び24ベジェリンにそのポジションを奪われるだろう。 もっと出来るはずだけにこれからの奮起を期待したい。

8ラムジー

 タイミングの良い前線への飛び出しで2つのシュートチャンスを作る。 8ラムジーが良かった頃の機動力が戻りつつある。

29ジャカ

 積極的にパスを捌いて攻略の糸口を探すも最終的に強固なチェルシーの守備のブロックを崩しきれず。

40ブラモール

 敵陣深くまで良い形でボールを受ける場面もあったが全体的には精度に欠いていた。

11エジル

 中央が硬かった分、右サイドを起点にしてプレーする場面が多かった。 多くのチャンスを作る事は出来なかったが一方で惜しい場面は何度か作れていた。 この猛暑の中でもキレていた数少ない選手の一人。 今の所コンディション作りは良さそう。

17イウォビ

 2列目をよく動いてボールに絡んでいたが崩し切れず。

9ラカゼット

 強固なチェルシーの守備のブロックの前に孤立。 今の時期は仕方がないが、まだまだ時間が掛かりそう。

6コシールニー

 従来のキレが無くコンディション的にまだ仕上がっていない印象。

35エルネニー

 このツアーは最後までCBのみの起用。

31コラシナツ

 フィジカル的な強さとアグレッシブさを見せる。

34コクラン

 このツアー中、常に良い状態でプレーできていた。

23ウェルベック

 12ジルーと共に前線に入るとフィジカル的な強度は一気に上がるもインパクトは残せず。

12ジルー

 楔のパスの処理など12ジルーらしいプレーが見られた。 

26マルティネス

 それほど危険な場面は訪れず。

61ネルソン

 キレのあるドリブル突破からチャンスを作る。 常にそのドリブルが成功する訳ではないが今は失敗を恐れずにチャレンジする姿勢を評価したい。

69ウィロック

 若干不安定な場面もあったが全体的には自信を持ってプレーできていた。

56マレン

 不慣れなWBではなく2シャドーの一角に入った。 ペナルティの中で勝負できた分、今回はストライカーとしての持ち味を出す事が出来ていた。


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中国ツアーの最終戦は結果としては完敗でした。

メンバー構成上、チェルシーがフルメンバーに近かったとは言え
昨シーズンPL制覇に導いた
優れた組織的なブロックは今シーズンも健在と言えます。

これでオーストラリア・中国ツアーが終わり
ロンドンに戻ったら
この夏各種の大会に参加していた主力選手達も
合流してくるはずです。

特に本職の選手が揃わなかった3バックのユニットは
早急に成熟させなければならない問題だと思います。

そしてチェルシーと再び対戦する
コミュニティー・シールドでは
この試合との違いを見せてくれる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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