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PL13:Burnley vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Burnley 0−1 ARSENAL
2017年11月26日(日)Premier League, Turf Moor

Goal
 (90)7Alexis(pk)


33Cech

6Koscielny 20Mustafi 18Monreal

24Bellerín 8Ramsey 29Xhaka 31Kolasinac

17Iwobi   7Alexis

9Lacazette


(67)17Iwobi>>>10Wilshere
(78)9Lacazette>>>23Welbeck

Substitutes
 13Ospina
 4Mertesacker
 30Maitland-Niles
 34Coquelin
 12Giroud


Arsenal 1.jpg辛勝でした。

多くの識者の予想を裏切り
ここまで勝点22を稼ぎ7位に付けている
バーンリーのホームに乗り込んでの1戦は
大苦戦を強いられてしまいました。

先発は試合当日になり先発予定だった11エジルが
体調不良で起用出来なくなった事で
17イウォビが2列目で起用された以外は
前節のスパーズ戦と同じメンバーが組まれました。

14ウォルコットも体調不良で休んでいる事を考えますと
チーム内に風邪でも流行りだしているのかもしれませんので
これから体調不良の選手が増えない事を願うばかりです。

試合は今シーズンのバーンリーの躍進が
付録ではない事を証明する様な展開でした。
今シーズンのバーンリーはこの試合の前までに
僅か9失点しかしていない様に
堅守が際立っていたと思います。
それもただ引いて守るだけのチームではなく
ピッチの全面で規律だった上に
非常にアグレッシブな対応を見せており
とにかく球際の強さに
アーセナルは圧倒され続けた展開と言えるかもしれません。
しかも必要以上にラフプレーを仕掛けてくる訳ではなく
真正面から力の勝負を仕掛けてくる様に
プレッシャーを掛けてくるバーンリーの選手たちは献身的であり
チームとしての明確なコンセプトを実行するために
良くトレーニングされている集団だったと思います。
攻撃に関してもアーリー気味の位置から
ファーサイドを狙うクロスは
シンプルですが精度とタイミングが良く
何度か危ない場面がありました。

9分過ぎ、右サイドからブレイディに入れられた
シンプルなアーリークロスに対して
バーンズに裏に飛び出されてしまい
その動きに後手を踏んだ18モンレアルが
後ろから押し倒してしまいました。
その後出てくる場面を考えますと
PKを取られる可能性もありましたが
幸いバーンズのポジションがオフサイドだった事に救われました。
とは言え、シンプルですが危険な場面を作られてしまいました。

その後もバーンリーのアグレッシブなプレスに
圧倒され続けてしまいました。

14分過ぎ、右サイドでパスをうけた24ベジェリンが
ブレイディのアグレッシブなプレスに曝されて
ボールをロストしてしまいました。
そのこぼれ球を拾ったバーンズからヘンドリックスへ、
そして左サイドを駆け上がってきてグドムンドソンに繋がり
そのグドムンドソンに18モンレアルがかわされて
右脚でシュートを撃たれてしまいました。
幸いポストを叩き救われましたが
高い位置からアグレッシブに仕掛けてくる
バーンリーのプレスは非常に厄介だったと思います。

特にこの日の24ベジェリンの出来は非常に悪く
この場面以外でもこの様なプレスで
何度となくボールをロストしていました。
執拗に仕掛けてくるバーンリーのプレスが
素晴らしかったという事もあると思いますが
一方でそのプレスをかわすだけのキレもなければ
プレスをいなすだけのアイデアも見せられなかった
24ベジェリンはこの試合では
アーセナルの脚を引っ張る存在の一人だったと思います。

一方で前半の間で本当の意味でゴールに迫ったのは
この場面位だったと思います。

18分過ぎ、左サイドからのスローインを受ける時に
タコウスキを上手くかわした9ラカゼットから
GKとDFの間に鋭いクロスが入れられました。
そのクロスを上手いタイミングでDFの間に走り込んできた
8ラムジーがゴール前で合わせましたが
残念ながら枠を捉える事が出来ませんでした。

この試合ではCBのタコウスキとミーを中心に
バーンリーのゴール前は非常に強固な壁が築かれていましたが
この時だけはタコウスキを釣り出された事で
珍しくゴール前にスペースが出来ていただけに
そのチャンスを活かして欲しかったと思います。

その後は攻め倦むアーセナルに対して
巡ってきたチャンスを確実に活かそうとするバーンリー
と言う流れが続きました。

20分過ぎ、CKからの流れで右サイドからデュフォーに
ファーサイドに向けてクロスが入れられてしまいました。
ヘンドリックに合わされてしまったそのヘディングシュートは
飛び出した33チェフが的確にブロックして防ぎ切りましたが
ここでも危険な場面が作られてしまいました。

ボールを持っていても仕掛ける切っ掛けを掴めず
ミドルシュートでお茶を濁す様な攻撃が続いた前半でしたが
後半になるとアーセナルにも動きが生まれる様になりました。

58分過ぎ、18モンレアルからのロングパスで
左サイドの深い位置まで侵入した7アレクシスから
中に向かって切り込んで走り込んできた31コラシナツへパスが送られ
そのパスを受けた31コラシナツは
タックルを仕掛けてきたタコウスキを1タッチ目でかわしてから
左脚を振り抜きました。
惜しくも人の壁に阻まれてゴールを奪う事は出来ませんでしたが
人とボールが全く動かなかった前半とは変わって
少しずつ人とボールが動き出した印象を与えてくれた
仕掛けだったと思います。

63分過ぎ、クリアーボールを左サイドで収めた7アレクシスから
ペナルティ内に走り込んできた8ラムジーに向けて
柔らかいタッチのラストパスが送られました。
そのパスを受けた8ラムジーはワントラップしてシュートを放ちましたが
これも枠を捉える事が出来ませんでした。
8ラムジーはスペースを見つけて
そこにタイミング良く入るセンスは優れていると思いますが
フィニッシュの精度がどうしても上がってこない所は
なんとも歯痒いばかりです。

66分、左サイドの31コラシナツからのパスを
中央で受けた9ラカゼットから
右サイドから裏のスペースに向けて飛び出してきた24ベジェリンへ
スルーパスが出されました。
そのパスを受けた24ベジェリンは
スライディングタックルを仕掛けてきたブレイディを
かわそうとした所で交錯して転倒しましたが
判定はノーファール。
ブレイディの脚は不要に高く上がっていただけに
ファールが妥当だと思いますが
まぁ主審を務めたリー・メイソンでは
この速い展開の中で正確なジャッジを行う事は難しかったかもしれませんね。

79分過ぎ、10ジャック〜7アレクシス〜10ジャックとパスを繋いだ所から
シュートを放ちましたが
これも人の壁に阻まれてしまいゴールは奪えませんでした。
しかしこの場面の10ジャックと7アレクシスのパス回しは
非常に可能性を感じました。
7アレクシスへボールを委ねた10ジャックは
速やかに前に出てリターンパスを受けるべきポジションに身を移し
7アレクシスは7アレクシスで
ドリブルで少し仕掛ける事で
10ジャックが入ろうとしていたエリアをカバーしていたコークを
自らの方に引き寄せて
10ジャックに戻すリターンパスの道筋を作っていました。
この2人の間にはゴールへの道筋がしっかりと共有できていた様に感じます。

スペースを消されゴール前を固めた相手であっても
しっかりとイメージを共有出来れば
決して切り崩す事は不可能ではないと
個人的には思います。
勿論、そこにはリスクが伴う訳ですので
一つ間違えると無謀な仕掛けとなってしまう事もありますが
しかしリスクを恐れて安全な道ばかりを探していては
前半の様に何も出来ないと言う状況に陥ってしまいます。
そういう意味では欠場した11エジルに代わって起用された
17イウォビはそのリスクを冒す勇気が余り感じられませんでした。
この時の10ジャックや7アレクシスの様に
もっと2ラインの間で勝負して欲しかったです。
低い位置でのプレーの起点をサイドに置く事は良いのですが
そのままサイドにいる時間が長い為に
殆どの時間消えてしまっていた印象でした。
17イウォビが勝負しなければ誰がするのでしょうか?
本当はその位の意識と責任感を持ってプレーして欲しかったと思います。

そういう意味では10ジャックはこの場面以外でも
バーンリーの築きたブロックの隙間に
積極的に身を置こうとしていたと思います。
とは言え、そこにパスが出ない、、、。
ボールホルダーと10ジャックの間に
相手の選手が2人いたら怖がってパスが出てこないと言う場面は
一度や二度ではなかったと思います。
その間を射抜く様なパスを出す自信がなかったのかもしれませんが
もしかしたら10ジャックは
チームの皆に嫌われているのではないか?と思うほど
全然パスが出てきていませんでした。
スペースが限られているバーンリーのゴール前ならばまだしも
まだスペースのあるミドルサードの位置でも
パスを出てこないのは正直どうかと思います。
負けなければ引き分けでも良い試合ならば
常に安全第一でプレーするのも許容出来ますが
この試合は絶対に勝ち点3が必要な試合だったはずです。
それなのにいつまでたってもリスクを冒そうとしないから
結局ダラダラとした印象の試合になってしまった様に感じます。
1本の攻めのパスを通す事が出来れば
そこからテンポアップをする事も可能だったと思います。
いくら強固なブロックを築いても
そのブロックが付いてこれない様にテンポをあげれば
必ず糸口を見出す事は可能だと思います。
勝利を掴みとる上ではその様な姿勢が
この日のアーセナルには絶対的に足りなかったと思います。

決定機を作れないままドローかと思われた後半ロスタイム、
アーセナルに風が吹きました。

後半ロスタイム、10ジャックからパスを受けた29ジャカから
左サイドからペナルティの中へ走り込んできた21コラシナツヘ
柔らかいタッチの浮き球のパスが送られました。
そのパスを31コラシナツはヘッドで中へ折り返した時に
ゴール前で8ラムジーが後ろからタコウスキに押されて倒されてしまい
PK獲得!!

後半ロスタイム、そのPKを7アレクシスが蹴り込んでゴール!!

この場面よりも24ベジェリンがブレイディに倒された場面の方が
余程ファールぽかったと思いますが
あの位置で後ろから押してしまったら
ファールを取られても仕方がないと思います。
まぁ、8ラムジーが折り返しのボールに反応してジャンプするタイミングと
タコウスキが押したタイミングがバッチリ合ってしまった為に
吹っ飛ぶ様な形になってしまいましたが
たまたまラッキーにもタイミングがあっただけなのか
それとも8ラムジーが誘ったのかは分かりませんが
最終的に異論を唱える事がなかったタコウスキのその後の様子が
真実なんだと思います。

試合内容的には完敗の試合だったと思いますが
最後の最後に吹いた風に救われて
貴重な勝ち点3を持って帰る事に成功しました。


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33チェフ

 アーリー気味にファーサイドを狙うバーンリーのクロスに対して冷静に対応して零封する。 

6コシールニー

 安定した対応で零封に貢献する。

20ムスタフィ

 この試合でも体を張ってブロックする姿が光った。

18モンレアル

 右サイドからのクロスで18モンレアル側のファーサイドを狙う。 高さと強さがない18モンレアルが狙われてしまった。 33チェフが冷静に処理した事で失点は免れたが、今後は何かすらの対策が必要だろう。

24ベジェリン

 非常に悪かった。 アグレッシブなプレスに圧倒されて何度もボールをロストしてしまう。 アグレッシブなプレスが嫌いならばダイレクトで処理するなり対応の仕方を修正するべきだったと思うが同じ様な形でボールを失うのはいただけない。 この試合のブレーキになっていた一人。

8ラムジー

 良いタイミングでスペースに顔を出すもフィニッシュの精度が、、、。 特に前半の9ラカゼットのクロスは最低でも枠を捉えなければならなかっただろう。

29ジャカ

 機動力不足が問題なのか、攻めのパスを通せない所が問題なのか、この様な展開になると効果的なプレーを見せられないのが今の29ジャカが改善しなければならない所だろう。

31コラシナツ

 後半は積極的に攻める姿勢を見せてアクセントになっていた。
 
17イウォビ

 印象に残るプレーが殆どなく消えていた印象。 誰かが中に入って勝負しなければサイドからの攻撃も活きない。 その誰かは17イウォビだったのではないか? この試合のブレーキになっていたもう一人。

7アレクシス

 後半は積極的に仕掛ける姿勢を見せる事で攻撃陣のテンポは明らかに変わった。

9ラカゼット

 良い形でラストパスが供給されずに沈黙。 9ラカゼット自身はサイドに流れたり下がったり状況を打開しようとしていたが攻撃陣は活性化されず。
 
10ウィルシャー

 17イウォビに代わって投入される。 17イウォビとは違い中に入って勝負した事で攻撃陣のテンポが変わる場面もあった。 しかし良い位置で待っていてもこの日のチームからは的確なパスが入らず。 とは言え、ミッドウィークのハダーズフィールド・タウン戦ではいよいよ10ジャックが先発されるだろう。

23ウェルベック

 終盤投入される。


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苦しい試合というよりも
酷い試合だったと思いますが
それでもどの様な形であっても
最終的に勝ち点3を持って帰る事が出来た事は
非常に大きな収穫だったと思います。

チェルシー、スパーズ、リバプールが
ドローで足踏みした事で
勝ち点25まで伸ばしたアーセナルは
トップ4へ返り咲きました。

そして週末のユナイテッド戦に弾みを付ける為にも
ミッドウィークのハダーズフィールド・タウン戦も
必勝が絶対条件になりますが
どの様なメンバー構成で挑むかは注目されます。

ここまでは週末のPLの試合用のチームと
ELも含めてミッドウィークに行われるカップ戦用のチームを
完全に分離して運用していましたが
今週はミッドウィークにPL14節が行われますので
このままPL戦用のチームで挑むのか
それともカップ戦用のメンバーを大々的に導入したチームで挑むのかは
非常に興味があります。

少なくとも試合当日に体調不良で欠場した11エジルは
次節も欠場する事が考えられますので
2列目にはいよいよ10ジャックの先発が待たれます。

一方でアキレス腱の問題を抱えている6コシールニーは
週に2試合のペースでプレーさせる事が難しいと考えますと
週末のユナイテッド戦に備えて温存される事が考えられ
そうなりますと4メルテザッカーを使うのか?
それとも16ホールディングを使うのか?
どちらにせよレギュラーの3人が揃わなかった時の勝率が良くないだけに
ちょっと心配です。

1トップもこの試合では12ジルーを起用しなかった事を考えますと
バランスを考えて12ジルーが起用される時期だと思いますが
個人的には10ジャックとの相性を見てみたいので
9ラカゼットを起用して欲しいと思いますが、、、。

どちらにせよ、ミッドウィークの次節は
サブ組の選手をどの位起用してくるかを注目しています。

この試合でもPL戦用のチームから
半分くらいの選手を入れ替えてくる様ならば
週末のユナイテッド戦への強い意気込みの表れと捉えたいと思います。


C'mon Arsenal !!


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4メルテザッカー PL:1G0A EL:0G1A
7アレクシス   PL:3G2A EL:1G0A CC:0G1A
8ラムジー    PL:3G4A
9ラカゼット   PL:6G0A
10ウィルシャー  PL:0G1A EL:0G1A
11エジル     PL:1G3A
12ジルー     PL:1G0A EL:2G0A
14ウォルコット  PL:0G0A EL:2G1A CC:1G0A
16ホールディング PL:0G0A EL:1G0A
18モンレアル   PL:2G0A
17イウォビ    PL:1G0A EL:0G1A
20ムスタフィ   PL:1G0A EL:0G0A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G3A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:1G3A CS:1G0A EL:1G0A
34コクラン    PL:0G0A CC:0G1A
35エルネニー   PL:1G2A CC:0G1A
62エンケティア  PL:0G0A CC:2G0A


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EL5:FC Cologne vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

FC Cologne 1−0 ARSENAL
2017年11月23日(木)Europa League, RheinEnergieStadion

Goal
 (62)Guirassy (pk)


13Ospina

2Debuchy 4Mertesacker 16Holding

21Chambers 34Coquelin 35Elneny 30Maitland-Niles

10Wilshere   23Welbeck

12Giroud


(46)23Welbeck>>>17Iwobi
(67)21Chambers>>>61Nelson
(84)2Debuchy>>>62Nketiah


Substitutes
 54Macey
 65Sheaf
 69Willock
 32Akpom


Arsenal 1.jpg見せ場の乏しい敗戦でした。

先発は怪我人が復帰し始めていますので
カップ戦用のメンバーとしては
豪華なメンバーだったと思います。

GKは怪我から復帰した13オスピナが入り
3バックは2ドゥビュシー、4メルテザッカー、
16ホールディングが並びました。
WBは右に21チェンバース、左に30ナイルズが入り
CMFは34コクランと35エルネニーが並びました。
前線はトップに12ジルーが入り
その後ろに10ジャック
怪我から復帰した23ウェルベックが入りました。

個人的には2ドゥビュシーと21チェンバースの位置が
反対の方がより攻撃的に振る舞えたのではないかと思いましたので
この並びには少し疑問に感じました。
サイドでより攻撃的に振る舞えるWBのポジションは
プレースタイル的には2ドゥビュシーの方が
合っていると思いますし
一方の21チェンバースのプレースタイルの変化を考えますと
SBよりもCBに向かっている様に感じます。
実際試合中も2ドュビュシーは高い位置まで
積極的に上がってくる場面が何度かありましたので
WBの方がプレーしやすそうに感じましたが
もしかしたら年齢的な問題などでWBとしてのアップダウンは
今の2ドゥビュシーには難しくなっている可能性は否定できません。
一方の21チェンバースの方は今回の起用の仕方を考えますと
ボスの中ではCBとして計算していない可能性が浮上してきます。
しかし24ベジェリンのバックアッパーが実質不在の事を考えますと
21チェンバースが右WBとして起用出来るかどうかの目処を
この試合で試したのかもしれませんが
個人的にはCBに固定して育成した方が
21チェンバースの為になると思いますが、、、。

試合の方は5+4ののラインを
低い位置に保って守るケルンに対して
ボールを保持しながら仕掛けるアーセナルと言う展開でしたが
ケルンは中盤から積極的にプレスを仕掛けてくる事は余りなく
ゴール前にバスを止める様に
完全にスペースを消す訳でもありませんでしたので
アーセナルは攻め倦むと言う感じではなく
どちらかと言うと「いつかはゴールを奪えるだろう」
と言う感じがする流れだったと思います。
しかし最終的なアタッキングサードに入ってからの
個々の精度や連携面の意思疎通が十分ではなかった為に
いつも「あと一歩」の所で終わってしまった印象でした。

13分過ぎ、相手のクリアーボールを拾った21チェンバースが
ミドルシュートを放ちましたが
そのシュートは相手DFにブロックされてしまいました。
しかしそのこぼれ球を今度は34コクランが拾い
そこから強烈なミドルシュートを放ちましたが
ポストの僅かに外側で惜しくもゴールならず。

29分過ぎ、左サイドに開いていた12ジルーからの折り返しを
最前線まで上がってきていた34コクランが収めて
至近距離からシュートを放ちましたが
これもポストに弾かれゴールならず。

圧倒的にボールを支配していましたが
前半の内に本当の意味でゴールに迫ったのは
この位だったかもしれません。

後半に入っても同じ様な展開が続く中、
この場面で勝敗が決まりました。

60分過ぎ、右サイドからボールを持って侵入してきたギラシが
ヨイッチとのワンツーでペナルティの中に侵入してきた所で
2ドゥビュシーのショルダーチャージで倒れPK献上。

62分、そのPKをギラシに決められてしまい失点。

まぁ、PLではPKを獲られる事は少ないレベルのチャージだったと思いますが
ヨーロッパの舞台では仕方がないのでしょうか?
最近はショルダーチャージ絡みで
PKを獲られたり獲られなかったりしていますが、
どこまでをファールと獲るのか獲らないのかの
本当の意味での明確な基準が私には理解できません(苦笑)。
守備者がボールに触るか触らないかが基準なのか?
攻撃側と守備者の立場は対等ではないのか?
根本的には主審の印象だけなのか?
とにかく良いチャージと言われるチャージと
ファールを獲られるチャージが紙一重の現状では
守備者はチャレンジするしかないと思いますが
それが本当に良いのかどうかは個人的にはわかりません。

その後は10ジャックを中心に
惜しい場面は何度かありました。

65分過ぎ、敵陣でボールを受けた10ジャックが
そのままドリブルで持ち込んで行きミドルシュートを放ちました。
惜しくもホルンの好セーブで防がれてしまいましたが
この辺りから10ジャックは一段ギアを上げた感じが出てきました。

75分過ぎ、センターサークルの位置の10ジャックから
DFラインの裏に向かって動き出した12ジルーに向かって
ピンポイントのタッチダウンパスが送られました。
そのパスを受けて12ジルーは抜け出しましたが
トラップ後のワンタッチ目が伸びてしまった為に
戻ってきたDFのホルンと
前に飛び出して来たGKのホルンに阻まれてしまい
シュートを撃つ事が出来ませんでした。

88分過ぎ、終盤に62エンケティアを投入した事で
システムが4−2−3−1に変更され
右SBにポジションを移していたはずの61ネルソンが
この場面では中央の位置でボールを受け
そこからドリブルで一人、二人、三人と抜いて
ペナルティの中へ切り込んで行きシュートを放ちました。
これもホルンの好セーブで防がれてしまいましたが
そのこぼれ球を再び繋いで
今度は10ジャックがペナルティの中にドリブルで切り込んで行き
中に折り返しましたがこれも合わせる事は出来ませんでした。
個人技で状況を打開しようと試みましたが
どうしても最後の壁を破る事が出来ずに
遂に後半ロスタイムを迎えてしまいました。

後半ロスタイム、17イウォビからの縦パスを受けた
62エンケティアが落としたボールを
10ジャックが豪快にミドルシュートを放ちました。
最後に意地を見せようとした
10ジャックの気持ちがこもったシュートだったと思いますが
そのシュートもホルンの好セーブで防がれてしまい
そのまま終演。

ポゼッション率が34%対66%、
総シュート4本対16本、
枠内シュート3本対7本と
数字的には圧倒した試合でしたが
アタッキングサードでの精度やアイデアに欠いてしまい
最後の一押しが出来ずに残念ながら敗戦です。


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13オスピナ

 危険な場面は殆ど訪れなかった。

2ドゥビュシー

 PKを献上してしまう。 厳しい判定かもしれないがPLではない事を考えればもっと慎重に対応するべきだっただろう。

4メルテザッカー

 危険な場面は殆ど遭遇せず。

16ホールディング

 全体的には安定していたが、何度か前に出た時にかわされてしまう場面があった。 この様な軽率なプレーを減らせないとPL戦用のチームに食い込むのは難しいだろう。

21チェンバース

 怪我から復帰する。 個人的な印象では右SBや右WBよりもCBの方に比重を置いている様に見えるだけに21チェンバースが右CBで2ドゥビュシーが右WBではいけなかったのだろうか?

34コクラン

 積極的に前に出てチャンスに絡むが活かせられず。

35エルネニー

 中盤のそこからパスを捌くがもう一つ上のアイデアを見せて欲しかった。

30ナイルズ

 左サイドの高い位置まで侵入するも決定機は演出できず。
 
10ウィルシャー

 失点してからは特に気を吐いて攻め続けるもゴールにはあと一歩手が届かず。

23ウェルベック

 怪我から復帰する。 コンディションを考えて前半のみで退く。

12ジルー

 75分過ぎの場面ではストライカーならば決めなければならなかっただろう。
 
17イウォビ

 後半頭から投入されるもゴールを演出する事は出来ず。

61ネルソン

 終盤、個の力で状況を打開して存在感を見せる。

62エンケティア

終盤投入される。


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決定打に欠ける試合をしてしまい
一つのPKで敗れてしまいましたが
もう一つのBATE対レッドスター戦がドローだった事もあり
グループステージ1位通過が決まりました。

危険な場面らしい場面がなく
ボールを支配しながら試合を進めていた事もあり
いつかはゴールを奪えるだろうと
気が緩んでしまっていたのかも知れませんが
この様な試合をしている様では
PL戦用のチームへの昇格は厳しい様に感じます。

実際目に見える形で結果が示されている分、
選手たちも結果を出さなければ上に挙がる事が出来ない事を自覚し
次こそは上に挙がる為にも誰もが納得する結果を示して欲しいと
強く希望します。


C'mon Arsenal !!


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4メルテザッカー PL:1G0A EL:0G1A
7アレクシス   PL:2G2A EL:1G0A CC:0G1A
8ラムジー    PL:3G4A
9ラカゼット   PL:6G0A
10ウィルシャー  PL:0G1A EL:0G1A
11エジル     PL:1G3A
12ジルー     PL:1G0A EL:2G0A
14ウォルコット  PL:0G0A EL:2G1A CC:1G0A
16ホールディング PL:0G0A EL:1G0A
18モンレアル   PL:2G0A
17イウォビ    PL:1G0A EL:0G1A
20ムスタフィ   PL:1G0A EL:0G0A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G3A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:1G3A CS:1G0A EL:1G0A
34コクラン    PL:0G0A CC:0G1A
35エルネニー   PL:1G2A CC:0G1A
62エンケティア  PL:0G0A CC:2G0A


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PL12:ARSENAL vs Tottenham Hotspur [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−0 Tottenham Hotspur
2017年11月18日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (36)20Mustafi(←11Özil)
 (42)7Alexis(←9Lacazette)


33Cech

6Koscielny 20Mustafi 18Monreal

24Bellerín 8Ramsey 29Xhaka 31Kolasinac

11Özil   7Alexis

9Lacazette


(73)9Lacazette>>>34Coquelin
(84)11Özil>>>17Iwobi

Substitutes
 13Ospina
 4Mertesacker
 30Maitland-Niles
 10Wilshere
 23Welbeck


Arsenal 1.jpg快勝!!

今シーズン一発目のノースロンドンダービーは
攻守にスパーズを圧倒し
4シーズンぶりに勝利を収めました。

先発は怪我で離脱していた20ムスタフィが復帰して
3バックの中央で起用され
シティ戦ではベンチスタートだった
9ラカゼットも先発に復帰して
11エジルと7アレクシスとトリオを組みました。

今回のホームでのノースロンドンダービーは
全てが完璧だったのではないかと思います。
選手は終始集中力を保ちながら闘志を前面に出して戦い
スタジアムもそのチームを後押しする様に
久しぶりに熱かったと思います。

最初のチャンスは相手のミスから生まれました。

4分過ぎ、3バックの中央に入ったダイアーのフィードを
プレスを掛けていた9ラカゼットがブロックし
そのこぼれ球を拾った7アレクシスは9ラカゼットに繋ぎ
オープニングシュートを放ちました。
そのシュートは枠を大きく外してしまいましたが
この試合終始見せていた献身的なハイプレスの始まりだったと思います。

一方でこちらも連携ミスからシュートチャンスを与えてしまいました。

5分過ぎ、ロリスのフィードに対して
6コシールニーと20ムスタフィが重なって対応してしまった為に
ボールを後ろにそらしてしまい
そのボールを拾ったケインにそのままペナルティまで持ち込まれてしまい
戻ってきた20ムスタフィをかわしてシュートを撃たれてしまいました。
幸い33チェフの正面で失点には繋がりませんでしたが
久しぶりに20ムスタフィが復帰しただけに
この時点ではDFラインのコンビネーションに不安を感じましたが
時間が経つにつれてその不安を吹っ飛ばす程の鉄壁ぶりを
この試合の3バックは見せてくれたと思います。

その後はアーセナルペースが続きました。

18分過ぎ、7アレクシスからパスを受けた8ラムジーが送った
3バックの間を狙ったスルーパスで
右サイドから走り込んできた24ベジェリンが
裏に抜け出しました。
その24ベジェリンから送られた
GKとDFラインの間を射抜く様な鋭い折り返しに対して
9ラカゼットがゴール前に飛び込みましたが
一緒に下がってきたダイアーとサンチェスに
挟まれる様に阻まれてしまい惜しくも合わす事は出来ませんでした。
しかしこの試合ではこの場面の様に
DFラインのギャップに向かって送られるスルーパスに
飛び込む形が非常に効果的に出来ており
特に24ベジェリンのスピードがこの形で活きていたと思います。

28分過ぎ、右サイドからのスローインからのリターンを受けた24ベジェリンが
そのまま中に向かってボールを持ち込んだ所から送られたスルーパスで
11エジルが裏に抜け出しそこから中に折り返しを入れました。
惜しくもゴール前に飛び込んできた8ラムジーに届く前に
ダイアーのカットされてしまいましたが
この場面でも左CBのフェルトンゲンと左WBとの間に出来ていた
ギャップに向かって送られたスルーパスで
11エジルが上手く抜け出していたと思います。

その後はスパーズに何度かシュートチャンスがありました。

32分過ぎ、デイビスからのクロスを受けたエリクセンに
ペナルティの中からシュートを撃たれてしまいました。
このシュートはニアサイドのポスト(33チェフの手?)を叩き
ゴールは守られましたが
この試合のスパーズの中で
唯一いつも通りのプレーが出来ていたのは
このエリクセン位だったかもしれません。

33分過ぎ、左サイドから入れられたシソコのクロスを
ペナルティ内でケインがヘッドで合わし
20ムスタフィに当たって少しディフレクトしたシュートも
33チェフは余裕を持ったキャッチしました。

何度かスパーズにシュートチャンスを与えてしまいましたが
それでも基本的には
アーセナルが流れを掴んでいる形は変わらずに試合は進み
少しラッキーな形から先制ゴールを奪う事に成功しました。

34分過ぎ、スパーズの攻撃をしのいだ後のカウンターから始まりました。
11エジルからのパスを受けた8ラムジーが
左サイドを駆け上がっていた7アレクシスへ
ロングパスが送られました。
そのパスを受けた7アレクシスが
サンチェスと交錯して転倒してFK獲得。

36分、11エジルから放たれたそのFKを
ゴール前で20ムスタフィがヘッドで合わせてゴール!!
綺麗な弧を描いたそのFKを20ムスタフィは
フェルトンゲンとダイアーに挟まれながらも競り勝ち
ゴール左上の角に見事にコントロールした
完璧なヘッドでゴールを奪う事に成功しました。

まぁ、スパーズ側にしてみれば納得出来かねるゴールだったと思います。
そもそも7アレクシスとサンチェスが交錯した場面では
本当にファールがあったのか?
マイク・ディーンのジェスチャーだと
サンチェスが引っ張って倒したと言っている様に見えましたが
少なくとも交錯した場面では
サンチェスは7アレクシスを引っ張ってはいません。
確かに腕は使っていますが最終的に倒したのは
ボールに対してタックルを仕掛けたサンチェスの脚に
7アレクシスの脚が引っかかった為です。
しかしこれもサンチェスの脚が先にボールを捉えていますので
ファールに相当するチャージには見えませんでした。
そしてFKの場面でも厳密には20ムスタフィは
オフサイドポジションだった様に見えます。
まぁ、これはシティ戦のあの場面がオフサイドではないのならば
この場面も当然オフサイドには当たらない訳ですが、、、。

とにかくアーセナルに対して有利なジャッジミスを犯すと言う
マイク・ディーンらしからぬジャッジにも恵まれましたが
ゴール自体は完璧なゴールだったと思います。

そして追加点もすぐ後に生まれました。

42分、29ジャカからのボールを受けた24ベジェリンが出したスルーパスで
9ラカゼットがDFラインの裏に侵入し
そこからの折り返しを受けた7アレクシスが
角度の無い所から蹴り込みゴール!!
この場面でもフェルトンゲンとデイビスとの間のあるギャップを
上手く突いて完璧に崩したと思います。
9ラカゼットは7アレクシスがダイレクトで合わす様に
中に折り返しましたが
7アレクシスはダイレクトに合わせられなかったので
見ていてちょっと焦りましたが
その後は持ち直してゴールの天井に向かって豪快に蹴りこんだ所は
流石と7アレクシスと言えるプレーだったと思います。

この場面でも若干オフサイドくさい感じではありましたが
この場面の方が微妙な状況でしたので
先ほどの場面がオフサイドを取らなかった事を考えますと
この場面でもオフサイドを取らなかったのは
当然のジャッジなのかもしれません。

ジャッジついでにスパーズ側にしてみたら
もう一つ「?」と思うのではないかという場面がありました。

55分過ぎ、アリが放ったシュートが20ムスタフィに当たり、
ペナルティ内で跳ね上がったそのこぼれ球を収めようとしたケインを
31コラシナツがショルダーをぶつけて
弾き飛ばした場面がありましたが
マイク・ディーンはファールを獲りませんでした。
イーブンのボールだったとは言え、
明らかにケインが収めようとした所で
31コラシナツはあからさまにショルダーをぶち当てましたので
個人的にはまたPK献上か?とドキッとしました。
実際ジャッジを行ったマイク・ディーンはジャッジの基準が適当で
マイケル・オリバーが厳格と言う差だけなのかもしれませんが
前節の18モンレアルのチャージがファールならば
今回の31コラシナツのチャージもファールを取られてもおかしくないと
個人的には感じました。

とは言え、PKを献上せずに安堵していたのもつかの間、
この直後にここでボールを奪い返した後に
ボールを託された8ラムジーが脚を滑らせてボールを奪われてしまい
ペナルティ内の至近距離から
ケインにシュートを撃たれてしまいました。
幸い20ムスタフィが身を呈したスライディングでシュートをブロックして
ミスから生まれたこのピンチも凌ぎきりましたが
脚を滑らせたのはアクシデントだったとは言え
8ラムジーはちょっと軽率だったかもしれません。

しかし後半の最大のピンチはこっちの場面だったかもしれません。

80分過ぎ、CKからの流れから、
右サイドからファーサイドに向けて入れられたデイビスのクロスを
ダイアーにヘッドで合わされてしまいました。
逆を突かれる形になってしまいましたが
そのシュートにしっかりと反応した33チェフが
完璧なセーブで弾き出してこのピンチも凌ぎました。

あまり関係ない事ですがこの場面でちょっと唸った所が
個人的にはありました。
それはダイアーにボールを送られた事で
33チェフは一度左側へステップしてニアを閉めたのですが
その時に33チェフの左足が着いた位置が
寸分の狂いもなく左のポストの根元にピタッと捕らえた所です。
ポストの位置など全く確認していないように見えましたが
このレベルのGKになるとゴールと自分の位置関係が
感覚的に完璧に把握出来ている所に改めて驚かされました。

一方のアーセナルも7アレクシスのキレのある動きから
シュートチャンスが何度かありました。

75分過ぎ、8ラムジー〜29ジャカ〜31コラシナツと
左サイドでゆっくりとしたペースでボールを回した所から
DFラインの裏に出したパスで11エジルが抜け出し
そこから7アレクシスへ折り返しが送られました。
そのパスを受けた7アレクシスはダイアーをかわして
至近距離からシュートを放ちましたが
前に出てきたロリスにブロックされてしまい
惜しくもゴールは奪えませんでした。

91分過ぎ、34コクランが出したフリースペースへのロングパスで
7アレクシスが抜け出し
戻ってきたサンチェスのチャージでバランスを崩しながら
体勢を持ち直してシュートを放ちました。
この場面も前に出てきたロリスにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
バランスを崩しながらも体勢を立て直した姿を見ると
7アレクシスのコンディションは
この2週間のインターバルの間に
劇的に改善された様に感じます。
そして何よりも楽しそうにプレーしている事が
このスパーズ戦での活躍の一番の要因かもしれませんね。

多くの識者の間では今回のノースロンドンダービーは
アーセナルが苦戦すると予想されていましたが
蓋を開けてみたら結果はまるっきり反対でした。

スパーズは守備の要である
アルデルヴァイレルトやワニャマを怪我で欠き
エースのケインやアリも怪我明けと言う状況ではありましたが
仮にフルメンバーが揃っていたとしても
結果は変わっていなかった様に感じるほどの
完勝だったと思います。
まぁ、PLとCLの二足のわらじを履く上では
この位の時期からは怪我人が増えてくる事は
これまでのアーセナルを見ていれば当然といえば当然の事ですので
怪我人の問題やコンディションの問題は
スパーズにしても言い訳は出来ない問題だとは思いますが、、、。

この試合では守備陣に関しては危なげなかったと言えると思います。
開始早々に6コシールニーと20ムスタフィがかぶってしまった場面などの
危うい場面もありましたが
時間が経つにつれて集中力を高めて行き
それにつれて3バックの強度も上がって行ったと思います。
特に目を引いたのはやはり怪我から復帰した
20ムスタフィの存在の大きさだと思います。
6コシールニーや18モンレアルが物足りないと言う訳ではありませんが
20ムスタフィの代わりに起用していた4メルテザッカー等と比べますと
かなり大きな差を感じてしまいます。
純粋なディフェンス強度の面もさる事ながら
この試合でも危険な場面では身を呈して
シュートをブロックした場面が何度かあったように
最後の最後まで諦めないメンタル的な強さは
3バックの中央として心強い存在と言えると思います。
結局の所、6コシールニー&20ムスタフィ&18モンレアルの
3人が揃えばDFラインの強度は保障されるという事が
証明されてしまった訳ですので
出来る限り多くの試合にこの3人が揃うかどうかが
これからのDFラインの命運と言えるかもしれません。

ビッグゲームにおいて何かと問題が出る
29ジャカと8ラムジーのCMFコンビも良かったと思います。
8ラムジーは積極的に前に出て行って
ハイプレスの一端を担い、
一方の29ジャカは時折前に出て行くことはありますが
基本的には重心を後ろに置きながら穴が空かない様に、
そして3バックに穴が空いた時には
速やかにその穴を埋める様に下がって
バランスを考えてプレー出来ていた様に見えました。

そして両WBも完全にサイドを制圧していたと言っても
過言ではなかったと思います。
特にこの試合の攻撃陣の基本コンセプトと思われる
3バックの間に出来るギャップや
サイドのCBとWBとの間に出来るギャップを上手く使って
何度も仕掛けた24ベジェリンは見事だったと思います。
両WBがサイドから裏のスペースに何度も仕掛ける事が出来れば
相手の守備陣にとっては非常に厄介であり
特に24ベジェリンはスピードに乗った状態でタイミング良く飛び出せば
相手は捕まえる事は困難だと思いますので
これからもこの様な仕掛けをどんどん見せて欲しいと思います。

前線の3選手はやはり見ていてワクワクさせてくれる組み合わせだと思います。
12ジルーも悪くないと思いますが
やはりアーセナルの1トップは
機動力のあるタイプのストライカーの方が合っている様に感じます。
そしてその後ろに構える11エジルと7アレクシスが万全の状態ならば
かなりの破壊力が保証されると思います。
それにしてもこの試合での7アレクシスは非常にキレていたと思います。
この2週間のインターバルでフィジカル的に向上したのか?
それともメンタル的に何か変わる出来事があったのか?
ベストな状態の7アレクシスがこの試合では見れたと思います。
一方の11エジルは非常にアグレッシブなプレーが評価され
MOMに選ばれましたが
個人的に言わせてもらえばこの位のアグレッシブなプレーは
いつもしている様に感じますので
今更感は否めませんが
11エジルにとっては正当に評価されて良かったと思います。

とにかくこの試合のアーセナルは
前線から献身的にプレスをかけ、
攻め込まれた時には身を呈してゴールを守り、
攻撃時にはスパーズの3バックに出来るギャップを上手く突くと言う
明確なコンセプトを完璧に遂行した事で
圧倒し続ける事に成功したと思います。

そして最初から最後まで集中を切らさずに
ピッチの11人が勝利という一つの方向を向いて
戦う事が出来た事で掴んだ勝利だと思います。

繰り返しになりますが、本当に気持ちの良い試合だったと思います!

North London is Red !!


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33チェフ

 それほど危険な場面はなかったが、それでも何度かあったシュートも完璧にセービングして零封する。

6コシールニー

 高い集中力で完璧に抑え込む。

20ムスタフィ

 出だしは少しバタバタするも、時間が経つにつれて高い集中力を見せ、DFラインの最後の砦として大きな壁になっていた。

18モンレアル

 高さのギャップを突かれる事もあったが、一方で鋭い出足でスパーズの攻撃の芽を摘んで零封に貢献する。

24ベジェリン

 3バックとWBの間のギャップを上手く突いて何度もチャンスを演出する。 これからももっとこう言う仕掛けを増やして欲しい。

8ラムジー

 積極的なハイプレスがスパーズの攻撃のリズムを崩していた。 前に上がるだけではなくDFラインの裏へのスルーパスも良いアクセントになっていた。

29ジャカ

 非常にバランス良くプレー出来ていた。 3バックの一角が前に出た時には速やかにその穴を埋めてバランスをとり、不要に前に出すぎる事もなく良いバランスを保っていた。 この位のバランス感覚を持ってプレー出来れば中盤はもっと安定するだろう。

31コラシナツ

 24ベジェリンのインパクトが強かった分若干影が薄かったが、左サイドの勢力争いはしっかりと制圧していた。
 
11エジル

 完璧なFKで先制点をアシストすると共に、攻撃の起点になっていた。 また、献身的に守備のタスクをこなしていた事が評価されているが、個人的にはいつもこれ位しているだけに違和感を感じる。 やっと正当に評価された印象。

7アレクシス

 常に危険な存在だった。 体はキレにキレまくり、メンタル的にも非常に集中しそして楽しみながらプレー出来ていた。 ベストな状態の7アレクシスと言える。

9ラカゼット

 やはりアーセナルには機動力のあるストライカーの方が合うのだろう。 ゴールこそ奪えなかったが7アレクシスのゴールをアシストし結果を残す。
 
34コクラン

 終盤にクローザーとして投入される。

17イウォビ

 疲労が見えた11エジルに代わり投入される。


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シーズン前半戦の山場である
シティとスパーズの2連戦は1勝1敗に終わりました。

シティとの一戦は力の差を見せつけられてしまいましたが
一方でベストメンバーが揃ったスパーズ戦では
反対にチームの可能性を示せたと思います。

確かにメディアが騒いでいる様に
この様な良い試合を常に見せる事が出来ないと言う問題が
アーセナルにはあると思います。
いろいろな原因で持続性に乏しいシーズンを送っているのは事実であり
根本的な解決策を提示出来ていない所は
アーセナルの問題であり、ボスの問題だと思います。

そういう意味ではこのスパーズ戦やエヴァートン戦で見せた
攻撃陣の変化は一つの解決策になるのかもしれません。

基本的にボスが目指しているアーセナルの攻撃は
あまり型にはめずに各々の選手のアイデアを尊重して
自由にプレーさせる所にコンセプトがある様に感じます。
以前はそのコンセプトは機能し
魅力的なフットボールを見せていたと思いますが
より論理的で機能的な部分が重視されてきている
現代のフットボール界では
そのボスのコンセプトは機能しなくなってきているのも事実だと思います。

その様な現実を受けてなのかどうかは分かりませんが
3バックの間のギャップや3バックとWBの間に出来るギャップを
的確に突いて崩した今回のスパーズ戦や
2ラインの間に入った11エジルに楔のパスを入れて
そこからのコンビネーションで切り崩したエヴェートン戦の様に
仕掛けの形やコンセプトを明確に提示した時の方が
少なくとも今シーズンのアーセナルは
攻撃陣は機能し大きな破壊力を発揮している様に感じます。

攻撃陣を型にはめると言うやり方は
ボスのポリシーに反する事かもしれませんが
最近の2試合の結果から考えますと
現在のフットボール界で生き抜く為には
この様な変化が必要であり
明確なプランを提示する事で
調子の浮き沈みも減らせる様に感じます。

もしかしたら昔はファンタジスタと呼べる選手が
数多く存在していた様に
各々の選手のアイデアを重視し
選手もその責務を遂行する事が出来る柔軟さが
あったのかもしれませんが、
現代のフットボール界では選手は小さい頃から
明確で緻密なコンセプトを持って育成され続けている為に
自らのアイデア云々よりも
提示されたコンセプトをより完璧に遂行する事の方に
慣れているといいますか
それが当たり前の選手が増えているのかもしれません。

勿論、チームをより機能的にして
効率的に勝利を掴む為には
明確で緻密なコンセプトを
より完璧に遂行する事が出来る選手を揃えた方が
良いのは当然な流れだと思います。
そして現代のフットボール界では
技術的には優れている選手が数多く存在していても
ファンタジスタと呼べる様な選手が
絶滅危惧種になっている様に
各々の選手のアイデアを重視する
ボスが目指しているスタイルは
現代の選手では難しくなっているのかもしれません。

よってボスのポリシーには反するかもしれませんが
アーセナルも明確なプランを提示してプレーさせた方が
機能的な攻撃が出来るかもしれません。
そういう意味ではあらかじめ道を示してあげて
それを完璧に遂行させた方が良いと言うのは
一般的な現代っ子と同じかもしれませんね。

ボスのポリシーを曲げてでも
今後はこれまで以上に細かなプランを立てて
各々の試合に向かう事を希望します。


C'mon Arsenal !!


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4メルテザッカー PL:1G0A EL:0G1A
7アレクシス   PL:2G2A EL:1G0A CC:0G1A
8ラムジー    PL:3G4A
9ラカゼット   PL:6G0A
10ウィルシャー  PL:0G1A EL:0G1A
11エジル     PL:1G3A
12ジルー     PL:1G0A EL:2G0A
14ウォルコット  PL:0G0A EL:2G1A CC:1G0A
16ホールディング PL:0G0A EL:1G0A
18モンレアル   PL:2G0A
17イウォビ    PL:1G0A EL:0G1A
20ムスタフィ   PL:1G0A EL:0G0A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G3A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:1G3A CS:1G0A EL:1G0A
34コクラン    PL:0G0A CC:0G1A
35エルネニー   PL:1G2A CC:0G1A
62エンケティア  PL:0G0A CC:2G0A

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PL11:Manchester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester City 3−1 ARSENAL
2017年11月5日(日)Premier League, Etihad Stadium

Goal
 (19)De Bruyne
 (50)Agüero (pk)
 (65)9Lacazette(←8Ramsey)
 (74)Jesus


33Cech

6Koscielny 34Coquelin 18Monreal

24Bellerín 8Ramsey 29Xhaka 31Kolasinac

11Özil   17Iwobi

7Alexis


(56)34Coquelin>>>9Lacazette
(78)29Xhaka>>>10Wilshere
(78)17Iwobi>>>12Giroud

Substitutes
 54Macey
 2Debuchy
 35Elneny
 14Walcott


Arsenal 1.jpg素直には納得しがたい敗戦でした。

独走態勢に入りつつある首位シティの
本拠地に乗り込んでのこの一戦は
審判のミスジャッジに水を差されてしまいました。

先発はこのシティ戦に合わせて
少し変更してきました。
その中でも最も驚かされたのが
3バックの中央に34コクランを配した采配です。
4メルテザッカーと16ホールディングが
コンディション的な問題が発生したための
苦肉の策だった様ですが
個人的にはスピードに乗った鋭い攻撃が持ち味の
シティの攻撃陣に対しては
スピードと俊敏性に問題がある4メルテザッカーでは
対応する事は難しく、
又、経験不足を露呈するリスクを伴う16ホールディングも
多彩な攻撃を見せるシティの攻撃陣に
対応しきれるかどうか疑問でした。
それにシティの攻撃陣のメンバー構成上
高さに関しては殆ど無視して良いレベルと考えますので
フィジカル的な強さよりも
小回りの効く俊敏性の方を優先した方が
シティの攻撃陣に対しては対応しやすい様に考えられます。
そういう意味では34コクランのCBでの起用は全くの未知数ではありますが
消去法としては個人的には悪い選択ではない様に感じました。

そして前線は1トップに9ラカゼットを起用せずに
7アレクシスを起用した所も予想外でした。
個人的には9ラカゼット&11エジル&7アレクシスの3人の
コンビネーションは良好であり
劣勢が予想さるこのシティ戦でも
最悪この3人だけで何とか決定機を演出して欲しいと考えていましたので
7アレクシスの1トップの下に
11エジルと17イウォビが構える形になったのは意外でした。
とは言え、試合中の状況を考えますと
実際シティに押し込まれてしまう時間帯は多く
その様な状況に対応する為に
両WBがDFラインまで下がり、
そして2列目の2人もワイドに開いて3列目のラインまで下がって
5+4のブロックを作って対応しようとする考えは
十分に理解が出来ます。
それに根っからのファイターである7アレクシスならば
最悪1人でシティの両CBと戦う事になっても
上手く対応してくれる事が期待出来ますし、
実際7アレクシスはシティの守備陣を相手に
一人でも十分以上に戦っていたと思いますので
この布陣も否定的な考えはありません。

この試合を振り返るにあたり
先ず最初に二つの不可解なジャッジを
振り返らなければならないと思います。

最初はPKに繋がった18モンレアルとスターリングが
交錯した場面です。

48分過ぎ、フェルナンジーニョから出された
左サイドのDFラインの裏へのパスを受けたスターリングが
そのままペナルティに侵入してきた所で
18モンレアルと交錯して両者転倒、
判定はPK、、、。

この場面での18モンレアルのチャージは
ファールに値したのでしょうか?

世論は明らかにファールというのが主な様ですが
個人的には少し疑問に感じています。

確かにボールを持っていたのはスターリングで、
そのスターリングに対して18モンレアルは
後ろから追いついた形でチャージしています。
とは言え、実際に18モンレアルがスターリングに行ったのは
ショルダーチャージだけに見えます。
腕を使って引き倒した訳でもなく
脚を掛けて倒した訳ではなく
背後から肩で激突した訳でもなく
18モンレアルの右肩とスターリングの左肩が
真横から「shouider to shouider」で
ぶつかっただけの様にしか見えません。
勿論、ショルダーチャージの全てが
正当なチャージと言う訳ではない事も理解しています。
ボールに対するアプローチの一環としてのチャージではなく
明らかに相手を弾き飛ばす為の様なチャージは
ショルダーチャージと言っても当然ファールだと思います。
しかし今回の場面では決して弾き飛ばす様なチャージではなく
スピードに乗った状態でぶつかった為に発生した衝撃で
バランスを崩しただけの様に感じます。

結果的にはバランスを崩したスターリングの脚が止まった為に
スターリングの左脚と18モンレアルの右脚が絡んで
両者転倒する事になりましたが
少なくともチャージ自体は
正当な範囲内のチャージだと個人的には思います。
さらに言うならば、もしもチャージを受けたスターリングが
自ら脚を止めたのならば
続行しているプレーを故意に止めて倒れる様に計らった事になりますので
ダイブと言われても仕方がないと思います、、、
因みに私はスターリングはファールを誘ったとは思いますが
ダイブと呼ぶのはちょっと言い過ぎだと思います。
あくまでも、正当なぶつかり合いによる転倒だと考えています。

反対に言えばこのプレーでファールに取られてしまうと
トップスピードで侵入してきた相手に対して
DFはどうやって止めれば良いと言うのでしょうか?
トップスピードで突っ込んでくる相手に対しては
どの様な形にせよ体に接触すれば
バランスを崩し転倒する可能性が出てきますので
相手の体に触る事自体が出来なくなってしまう様に感じます。
当然ですが相手の体に触らずにボールをカットすれば良いのでしょうが
スピードに乗った相手に対して体に触らずにボールをカットする事など
相当レベルの高いDF以外は不可能な事であり
多かれ少なかれ必ずそこには体の接触は起こってしまうと思います。
となりますと、この様な状況ではDFは
ある程度距離をとって放たれるシュートをブロックする様な
受け身のディフェンスをするしか許されないという事でしょうか?
あるいは、かかしの様に立ってる事しか許されないという事でしょうか?

勿論、チャージをした時にボールを触っているかどうかが
ファールを取るか取らないかの一つの基準になっている事は
理解しています。

チャージがあり、
ボールホルダーが倒れ、
そしてボールに触れっていない、

確かにこの場面は18モンレアルはボールに触る事が出来ていませんので
そういう意味で言えばファールを取られても仕方がないのかもしれません。
しかしボールを触ったかどうかで
ファールの有無を決めるのは些か乱暴だと思います。

極論を言えば例えばペナルティの中でゴールを背にして
縦パスを受けたアタッカーに対して
DFの選手がボールに触る前に背後からかけた圧力で
そのアタッカーが倒れればPKを与えるのでしょうか?
普通はそのアタッカーは倒れない様に踏ん張りますので
倒れる事は殆ど起こりませんが
仮にそのアタッカーが踏ん張らずに倒れた場合はどうなるでしょうか?
この場合も今回の場面と理屈上は同じです。

チャージによって倒れ、
DFはボールに触っていない。

しかもこの場合はさらに悪い事に
背後から圧力をかける=押す形になりますので
後ろから押して倒せば当然ですが
今回の場面よりもよりファールに相当する状況だと思います。
しかもボールに触っていないと言う基準も満たしていますので
問答無用にファールになるはずの状況だと思いますが
実際は殆どの場合ではこの様な場面で
ファールを取る事はないと思います。
その主な理由は
「倒れるべき状況ではないのに倒れたから」
だと思います。

そうなりますと最も優先されるべき基準は
ボールに触ったかどうかではなく
単純にそのチャージによって倒された事に
ファールに値する整合性を見出す事が出来るかどうかだと思います。

腕を掴んで倒せば整合性は見出されるでしょう。
脚を掛けても、後ろから押してもそうでしょう。
ショルダーチャージでも後ろから突っ込んでいったり
明らかに弾き飛ばそうとしたチャージの場合も
整合性が見出されると思います。
しかし今回の場面では
真横からほぼ同等の力で当たった
「shoulder to shoulder」のチャージですので
結果として倒れたとしても
ファールによって倒したと言うよりも
純粋に力と力の勝負の結果としてバランスを崩して
倒れただけの様に個人的には感じています。
もっと言えば、仮にこの場面でスターリングが倒れても
18モンレアルが倒れずにそのままボールをキープしたら
反対に素晴らしいチャージと言われていたかもしれませんし
実際にその様な場面はそれ程珍しくないと思います。

よって今回のチャージはファールに値するだけのチャージという
整合性を見出す事は個人的にはできませんでしたので
この場面ではファールを取られた事には疑問を感じています。

そしてもう一つの場面はもっとシンプルです。

73分過ぎ、左サイドのフェルナンジーニョからのパスで
DFラインの裏に飛び出したシルバが折り返したボールを
ジェズスに押し込まれてしまいましたが
フェルナンジーニョからパスが出された時の
シルバの位置は明らかにオフサイドだったと思います。
腕が出ている、脚が出ている、と言う微妙な状況ではなく
体が完全に出ている状況でしたので
これは完全に線審の誤審だったと思います。
仮に速い展開で線審がオフサイドラインに
付いていけなかったと言うのであればまだ言い訳も出来ますが
この場面での線審の立ち位置は
完全にオフサイドライン上にいましたので
その様な言い訳も出来ないと思います。
しかも悪い事に線審側のアーセナル陣内の左サイドでの出来事ですので
見逃したと言うよりも全く見ていなかったのではないかとさえ
疑ってしまいます。
そうなりますと、審判の質が、、、と言いたくなるのも分かります。

勿論、この失点はアーセナルサイドにも否があったのも確かです。
パスを受けたシルバも
自分がオフサイドポジションにいる事を自覚していた様に
「オフサイドではないの?」と言う表情を見せていましたので
そこにいた全ての選手が
オフサイドだと言う共通認識を持っていたと思いますが
それでも笛が鳴る前にゴール前を守っていた29ジャカや6コシールニーが
脚が止めてしまったのは問題だったと思います。
反対にシルバはそこで脚を止めずにプレーし続けた結果、
ゴールに繋がったのも事実であり
仮に明らかなオフサイドであったとしても
セルフ・ジャッジをせずに
笛が鳴るまでプレーし続けていれば
この場面での失点は防げていたかもしれません。

とは言え、2−0から1点返して2−1となり
勢いが出てきた矢先に
この誤審で水を差されてしまったのは確かであり
しかもミッドウィークのELレッド・スター戦では
この試合に先発した選手が皆休んでいたアーセナルに対して
ミッドウィークにCLナポリ戦で
多くの主力選手がプレーしたシティとでは
コンディション的には差があり
アーセナルにとっては
シティの選手に疲労が出てくる
この後の試合終盤が勝負所だったと思います。
にも関わらず、この誤審による失点が生まれた事で
実際ここで試合は終ってしまってしまったと思います。

この2つの不可解なジャッジがなくても
結果は変わらなかったかもしれません。
それだけ今のシティは圧倒的な強さがあり
素晴らしい試合をしていたと思います。
しかしこの2つの不可解なジャッジがなければ
終盤に向けて一波乱や二波乱起こって
よりエキサイティングな試合が観れたかもしれません。
それだけにある意味試合の面白みを壊してしまった
この2つの不可解なジャッジは残念でなりません。

試合の方は全体的にはハイプレスを機能させ
そこからのショートカウンターと
精度の高い連携を駆使するシティに対して
アーセナルが凌ぐと言う流れだったと思います。

その様な中でデ・ブライネの個の力と言って差し支えないゴールを
決められてしまいました。

19分、自陣でボールを持った17イウォビが
アグエロとシルバのプレスに曝されてボールをロストしてしまい
そこから左サイドからのアグエロの折り返しを
6コシールニーがカットしたこぼれ球を
デ・ブライネにシュートを撃たれてしまいました。
このシュートは33チェフの好セーブでブロックしましたが
そのこぼれ球からの流れで少し引いた位置のデ・ブライネが
今度はフェルネンジーニョとのワンツーで切り込んできて
放たれた左脚のシュートがサイドネットに突き刺さり失点。

アーセナルの対応には大きな問題があったと思います。
右サイドの開いた位置にサネがいたので仕方がないと思いますが
6コシールニーと24ベジェリンの間には
大きなスペースが空いていましたので
ポジショニングに問題があったかもしれません。
そして何よりも最も大きな問題だったのは
デ・ブライネが突破してきたコースの近くにいた11エジルが
動かなかった所にある様に感じます。
もしもデ・ブライネがフェルナンジーニョにパスを出した時に
ワンツーでの突破を予測してデ・ブライネの侵入コースに
11エジルがポジションを移していたら容易に侵入してくる事を防ぎ
フリーでシュートを撃たれる事が防げたかもしれません。
更に言うならば、33チェフは触れていただけに
何とか外に弾き出す事が出来なかったのか、、、。
とは言え、あのポジションから利き足ではない左脚で
あのコースしかないという所に正確に蹴り込んだ
デ・ブライネを褒めるべきなのかもしれません。
本当に今シーズンのデ・ブライネは
ワンランク上のステージに登った印象で、
近いうちにバロンドールを獲得する事も
本当に夢ではないレベルにまで成長していくかもしれません。

一方のアーセナルも前半終了間際にチャンスが訪れました。

前半ロスタイム、左サイドからのシティのスローインを受けたシルバに対して
34コクランが鋭いチェックでボールを奪い返し
そのこぼれ球を拾った31コラシナツからパスを受けた17イウォビが
前方の7アレクシスへ向けてロングパスを送りました。
ストーンズと競り合いながらボールをキープした7アレクシスは
後ろから駆け上がってきた8ラムジーに繋げ
そのままペナルティの中に入り込んだ8ラムジーは
ニアサイドへ鋭いシュートを放ちました。
エデルソンにセーブされてしまい惜しくもゴールは奪えませんでしたが
ストーンズ&オタメンディの両CBと対峙しても
しっかりとボールをキープする事が出来る7アレクシスを
1トップに起用したからこそ
このカウンターは成立した様に感じます。
そして8ラムジーのニアを狙ったシュートも
ストーンズの裏をかく事は出来ましたが
エデルソンの裏をかく事は出来ずに決める事は出来ませんでしたが
良いシュートだったと思います。
願わくはデ・ブライネの様な決定力があったら、、、とは思いますが。

後半に入ってすぐに18モンレアルのチャージで与えたPKを
アグエロに決められてしまい2−0になった所で
34コクランを下げて9ラカゼットを投入して
システムを4−2−3−1に変更した事で
早々に1点返す事に成功しました。

65分、6コシールニーからのパスを受けた17イウォビが
そのまま反転する動きでマークに来たデ・ブライネをかわして前を向き
そこから8ラムジーへ繋ぎました。
そしてパスを受けた8ラムジーから
9ラカゼットへラストパスが送られ
そのパスを受けた9ラカゼットの右脚を振り抜いたシュートは
エデルソンの股間を撃ち抜きゴール!!

この場面のポイントは17イウォビだったと思います。
今シーズンのシティは前線からのプレスが規律的で
パスを受けても余裕を与えてくれません。
この場面でもパスを受けた17イウォビに対して
すぐにデ・ブライネが寄せてきていましたので
ワントラップしてから次のアクションを起こしていたら
前を向く事が出来なかったかもしれません。
まぁ、先ほども書きましたが後半に入り時間が経つにつれて
CLナポリ戦の疲労が出てきたのか
前半から全く隙を与えてくれなかったシティのプレスに隙が生じ始めており
この場面でもデ・ブライネと共に
サイドからサネも寄せなければならなかった所を
このプレスをサネがサボった為に
プレスが効かなかったと言う部分もあると思いますが
17イウォビが間髪入れずに反転する動きで
このファーストプレスをかわした事で
その後の8ラムジー、そして9ラカゼットの所で
ギャップを生み出したと思います。

そういう意味でも試合終盤に投入された10ジャックも
パスの受け方やこの場面の様な反転の仕方等の個の動きで
ファーストプレスをかわしてリズムを生み出していたと思います。
まぁ、試合終盤は3−1になっており
シティも前半の様な緻密なプレスをかけて来ていませんでしたので
序盤戦でも10ジャックが同じ様なプレーが
出来るかどうかは分かりませんが
少なくとも目の前の状況を打開する為に
リスクを恐れずにプレーするという事を
10ジャックにせよ、この場面の17イウォビにせよ出来ていたからこそ
非常に効果的だったのだと思います。

基本的に特にアーセナルの中盤は
セーフティーなプレーをする度合いが大きすぎる様に感じます。
プレーの質、スピード、緻密な戦術等
アーセナルが今シーズンのシティに対して劣っている所は沢山ありますが
その中でもリスクを冒してでも
状況を打開しようとするメンタル的な強さと
実行したそのプレーを完遂させる個の力に
一番差がある様に感じます。
そういう部分のプレーをサラッとやっているのが
シルバやデ・ブライネだと思いますが
では、アーセナルでは?

このゴールで2−1となりアーセナルに勢いが生まれ始め、
その上この場面でサネがプレスをサボった様に
CLナポリ戦の影響が少しづつシティに出始めていましたので
ここから試合終盤に掛けて面白い展開が期待されていた所で
先ほど書きました様に74分にオフサイドを見逃されて失点。

その後は10ジャックと12ジルーを投入して
より攻撃的な布陣にシストしましたが
2点差のダメージは余りにも大きく
そのまま終演。


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33チェフ

 後半ジェズスの至近距離からのシュートをブロックしてチームを救うが、一方でデ・ブライネの先制ゴールの場面では触っていただけに何とか外に弾いて欲しかった。

6コシールニー

 何度かあった危険なカウンターを受けた場面では付かず離れずの絶妙な対応で相手を惑わしその絶体絶命のピンチを無効化した。 対峙した相手選手は凄みを感じた事だろう。

34コクラン

 奇策だった。 そのプレーはCB的ではなかったが何度か鋭いタックルでピンチを救った。

18モンレアル

 スターリングへのチャージでPKを献上。 個人的にはこのプレーでPK献上には疑問を感じるがこのPKで試合はさらに難しい物になってしまった。

24ベジェリン

 ほぼバックラインに吸収される時間が多くインパクトを残せず。

8ラムジー

 9ラカゼットのゴールをアシストする。 一方で前半終了間際の場面で決めていれば流れは大きく変わったかもしれない。

29ジャカ

 規律的なシティのプレスに曝されて沈黙。

31コラシナツ

 守勢に回る場面が多くインパクトは残せず。

11エジル

 デ・ブライネのゴールの場面は侵入してきたコースをしっかりと埋めるべきだっただろう。

17イウォビ

 9ラカゼットのゴールは17イウォビが攻めの姿勢を見せたからだ。

7アレクシス

 一人で二人のCBを相手にしたがメンタルとフィジカルの強さと高い技術で圧倒する場面もあった。
 
9ラカゼット

 8ラムジーのパスが若干足下に入ってしまったが、冷静に体勢を作り直してエデルソンの股間を打ち抜いた強烈で正確なショットは素晴らしかった。 一つのチャンスしか巡ってこなくてもしっかりと決めるからこそ点取り屋。

10ウィルシャー

 シティのプレスが甘くなっていたとは言え、ボールをしっかりとキープして的確にボールを前に運んで攻撃陣にリズムを与えていた。 先発待望論も頷ける。 生え抜きの10ジャックにとっては次のスパーズ戦は先発復帰にはもってこいの場面かもしれないが、一方でヒートアップする試合だけに怪我か心配だ。

12ジルー

 終盤投入される。


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首位を独走し未だに無敗のシティは
正直素晴らしかったと思います。

二つの疑惑の判定があってもなくても
結果は変わらなかったかもしれません。

一方のアーセナルも何も残らない敗戦と言う訳ではなかったと思います。

ゴールを奪った場面では
現時点でのアーセナルのエースである
11エジルと7アレクシスに頼らずに
ゴールを奪う事に成功しましたし
終盤に投入された10ジャックも
ベストなコンディションに戻った印象を受けます。

代表戦明けに予定通り20ムスタフィが復帰すれば
DFラインはもう少し安定すると思いますし
シーズン序盤にシャドーストライカーとして
結果を出していた23ウェルベックが戻って来れば
攻撃の新たなオプションが得られる事になると思います。

これから年末年始にかけて
例年アーセナルが調子を落とす時期に入りますが
今シーズンは2つのチームを完全に使い分けている分
今の所コンディション的には良好に見えます。
そしてシティとのホームでの試合は例年コンディション的に厳しい
2月終わりに組まれていますが
このまま上手くマネージメント出来れば
シティよりも良い状態で迎える事が出来るかもしれません。

残念ながら今回は敗れてしまいましたが
次回は違う結果を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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4メルテザッカー PL:1G0A EL:0G1A
7アレクシス   PL:1G2A EL:1G0A CC:0G1A
8ラムジー    PL:3G3A
9ラカゼット   PL:6G0A
10ウィルシャー  PL:0G1A EL:0G1A
11エジル     PL:1G2A
12ジルー     PL:1G0A EL:2G0A
14ウォルコット  PL:0G0A EL:2G1A CC:1G0A
16ホールディング PL:0G0A EL:1G0A
18モンレアル   PL:2G0A
17イウォビ    PL:1G0A EL:0G1A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G3A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:1G3A CS:1G0A EL:1G0A
34コクラン    PL:0G0A CC:0G1A
35エルネニー   PL:1G2A CC:0G1A
62エンケティア  PL:0G0A CC:2G0A


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EL4:ARSENAL vs Red Star Belgrade [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−0 Red Star Belgrade
2017年11月2日(木)Europa League, Emirates Stadium

Goal


54Macey

2Debuchy 35Elneny 16Holding

  61Nelson  69Willock 34Coquelin 30Maitland-Niles

14Walcott   10Wilshere

12Giroud


(68)69Willock>>>62Nketiah


Substitutes
 33Cech
 63Osei-Tutu
 43Dasilva
 58McGuane
 65Sheaf
 32Akpom


Arsenal 1.jpgレッドスターをホームに迎えた一戦は
スコアレスドロー。

出来る事ならばこの試合に勝利して
グループステージ1位通過も決めて欲しかったです。

先発は17イウォビに代わって
69ウィロックが起用された以外は
カラバオ杯4回戦と同じメンバーが組まれました。

試合はここ最近の
このカップ戦用のチームの試合と同様に
ポゼッションは出来ていても
シュートに繋がる最終段階での
精度やアイデアに欠ける展開で
決定機は数えるほどしか作れませんでした。

9分過ぎ、レッドスター陣内の右サイドでボールを受けたガンカに対して
69ウィロックが素早く激しいチェックでボールを奪い
そこから繋いだ10ジャックから
左サイドの30ナイルズに展開されました。
そのパスを受けた30ナイルズは対峙したストイコヴィッチを
鋭い切り返しでかわして深い位置まで侵入し
そこからの折り返しをニアサイドで12ジルーが
ダイレクトで合わせました。
惜しくもこのシュートはGKにブロックされてしまい
ゴールを奪えませんでしたが
高い位置で鋭いチェックでボールを奪い返したところから
手数を掛けずに無駄のない仕掛けだったと思います。

33分過ぎ、パスを受けようとしたドナルドに対して
再び69ウィロックが鋭いチェックでボールを奪い返し
そのままドリブルで持ち込んだ所から
走り込んできた2ジルーへラストパスが送られました。
そのパスを受けた12ジルーは押し込もうとしましたが
そのラストパスが若干長かった事もあり
前に飛び出してきたGKにブロックされてしまい
ゴールは奪えませんでしたが
フィジカル的に決して強い部類に入る訳ではないにも関わらず
この2つのビッグチャンスを生みだした
69ウィロックの鋭いチェックは
素晴らしかったと思いまう。

一方でこの12ジルーのシュートをブロックされた後に
レッドスターにカウンターを受けてしまいました。

34分過ぎ、右サイドでクリアーボールを収めたロドニッチを
2ドゥビュシーと34コクランが挟んで止めようとしましたが
突破を許してしまい
そこから左サイドを上がってきたシルニッチに繋げられて
フリーな状態からシュートを撃たれてしまいました。
幸い54メイシーが冷静にセーブして難を逃れましたが
危険な場面だったと思います。

この場面で与えたCKから再びピンチを迎えてしまいました。

35分過ぎ、右CKからロドニッチが放ったミドルシュートを
ブロックしてゴール前に跳ね上がったボールを
至近距離からサヴィッチにヘディングシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートをロドニッチのミドルシュートに反応し
一度体勢を崩しながらもすぐに体勢を立て直した54メイシーが
素早く反応して右手の指先で弾いてゴールは守られましたが
普通はゴールを奪われていてもおかしくない場面だったと思います。

その後もチャンスを迎えたのはレッドスターの方でした。

44分、レッドスター陣内で34コクランが脚を滑らして
ボールをロストした所からカウンターを受けてしまいました。
そのボールを拾ったドナルドからカンガへ繋ぎ
そこから出されたスルーパスでボアキエに抜け出されてしまい
フリーでシュートを撃たれてしまいました。
幸いそのシュートは枠を捉えられませんでしたが
この場面も単純なボアキエのシュートミスと言うだけではなく
ボアキエがラストタッチした後に
54メイシーがタイミング良く少しだけ前に出た事で
その巨体を上手く活してシュートコースを限定する事に成功した様に見えました。
この試合を見る限りでは54メイシーは
2mの巨体の割にシュートに対する反応や瞬発力に優れ
そしてこの場面で見せた様に
的確なポジショニングも見せたと思います。

後半に入っても中々決定機が作れない流れが続きましたが
その中でもレッドスターゴールに近づいた場面はありました。

63分過ぎ、16ホールディングが前に出てカットしたボールを受けた
34コクランから左サイドに開いていた10ジャックに展開されました。
そこからマークに来たストイコヴィッチを
10ジャックが強引に抜きに行ったこぼれ球を収めた30ナイルズと
入れ替わる様にしてボールを受けた10ジャックが
前に出てきたGKをかわす様にシュートを放ちました。
GKは上手くかわしましたがゴールラインを割る前に
ル・タレクにクリアーされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ませんでしたが
この試合で最もゴールに近づいた場面だったと思います。

78分過ぎ、右サイドからのスローインを受けた
12ジルーが落としたボールを
14ウォルコットがヘッドで35エルネニーに繋ぎ
その35エルネニーからダイレクトで送られたパスを
DFラインの裏に抜け出した14ウォルコットが
シュートを試みましたが捉える事が出来ませんでした。

その後も引いて守るレッドスターのブロックを
アーセナルは最後まで崩す事が出来ずに終演。

この試合で勝利を収めて
グループステージ1位通過を決めておきたかった所でしたが
結果はドロー。
しかしこれで勝ち点を10まで伸ばし
グループステージ突破は決まりました。


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54メイシー

 試合開始早々に不注意な形で何でもないパスをカットされてしまったがその後は持ち直し、ビッグセーブでチームを救った。 2mの巨体の圧倒的な存在感と共に反射神経や瞬発力も兼ね備えており、その上ポジショニングも的確だった。 成長していけば面白い存在になるかもしれない。

2ドゥビュシー

 全体的に無難にこなしていた。

35エルネニー

 引いて守る相手に司令塔の仕事も積極的に参加していたが、良い形で攻撃が組み立てられない現状を考えるともっと前線に良い形でボールを供給させるためには35エルネニーをCMFに上げた方が良い様に感じる。

16ホールディング

 大きなミスを犯さず、要所要所でしっかりと対応できていた。

61ネルソン

 前半は大人しかったが後半は鋭いドリブルが良いアクセントになっていた。 この様な鋭いプレーがコンスタントに見せられる様になれるかどうかが今の課題だろう。

69ウィロック

 フィジカル的に優れている訳ではないが、鋭いチェックで高い位置でボールハントして攻撃の起点になっていた。

34コクラン

 安定していたが決定的な仕事は出来なかった。

30ナイルズ

 要所要所に良いプレーを見せるも、全体的に淡白な印象。 後半に10ジャックがシュートを放った場面も10ジャックにボールを譲らずに自らシュートを撃つ位の積極性を見せるくらいが丁度良いか?

14ウォルコット

 全体的にチャンスを膨らませる事が出来ずに沈黙。

10ウィルシャー

 時々10ジャックらしいプレーを見せる場面もあったが、全体的にはキレに乏しかった。

12ジルー

 良い形でボールが入らず沈黙。
 
62エンケティア

 後半投入されるもインパクトを見せられず。


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ELレッドスターとのアウェイ戦から
3戦続けて機能出来ていない試合が続いています。

その原因は色々あると思います。

まずは61ネルソンと30ナイルズの
サイドからの攻撃の迫力不足、
もっと言えばこの二人と前線の3選手との
絡む機会自体が不足している様に感じます。
この試合でも前半は消極的と感じるプレーが多く
機能していない一因になっていたと思います。
一方で後半に入って両サイドのこの二人が
積極的に仕掛けるようになってからは
アーセナルの攻撃陣はやっと動き出したように感じました。

それと共に最も問題に感じる所は中盤からの押し上げが乏しく
前線の3選手に良い形でボールが供給出来ていない所だと思います。
この試合のメンバーでは34コクランよりも69ウィロックが
この役割を担わなければならないかもしれませんが
18歳の69ウィロックにこの役割を完璧にこなす事を求めるのは
少し酷かもしれません。
それでも後半のある時間帯は
その69ウィロックのアグレッシブな動きで
中盤から押し上げられる様になり
攻撃陣が活性化された様に見えました。

実際69ウィロックを下げて62エンケティアを投入した事で
やっと活性化してきた攻撃陣が
再び沈黙してしまった事からも
この交代は失敗だったと思いますが、
その事からもCMFがしっかりと押し上げ
前線に良い形でボールを供給出来るかどうかが
生命線の様に感じます。

この試合の後半の時間帯の様なプレーを
69ウィロックがコンスタントに見せる事ができる様になれば
問題は解決出来るかもしれませんが
やはり個人的には35エルネニーをCMFのポジションでプレーさせる事が
一番の解決方法ではないかと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

4メルテザッカー PL:1G0A EL:0G1A
7アレクシス   PL:1G2A EL:1G0A CC:0G1A
8ラムジー    PL:3G2A
9ラカゼット   PL:5G0A
10ウィルシャー  PL:0G1A EL:0G1A
11エジル     PL:1G2A
12ジルー     PL:1G0A EL:2G0A
14ウォルコット  PL:0G0A EL:2G1A CC:1G0A
16ホールディング PL:0G0A EL:1G0A
18モンレアル   PL:2G0A
17イウォビ    PL:1G0A EL:0G1A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G3A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:1G3A CS:1G0A EL:1G0A
34コクラン    PL:0G0A CC:0G1A
35エルネニー   PL:1G2A CC:0G1A
62エンケティア  PL:0G0A CC:2G0A


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