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CC3rd:ARSENAL vs Doncaster Rovers [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−0 Doncaster Rovers
2017年9月20日(水)Carabao Cup 3rd, Emirates Stadium

Goal
 (25)14Walcott(←7Alexis)
 

13Ospina

21Chambers 4Mertesacker 16Holding

  61Nelson  35Elneny  10Wilshere 30 Maitland-Niles

14Walcott   7Alexis 

12Giroud


(46)21Chambers>>>43Da Silva
(75)14Walcott>>>17Iwobi
(84)61Nelson>>>69Willock


Substitutes
 54Macey
 18Monreal
 62Nketiah
 32Akpom


Arsenal 1.jpg今シーズンからメインスポンサーの関係で
カラバオ・カップと名称が変更された
リーグカップの初戦は実質3部に相当する
リーグ1に所属するドンカスター・ローヴァーズとの
対戦になりましたので
もう少し派手な勝利が期待されましたが
結果は1−0でした。

先発はボスのコメント通りELケルン戦で
先発したメンバーを中心に組んできました。
GKは13オスピナが先発し
3バックは右に21チェンバース、
中央に4メルテザッカー、
左に16ホールディングが入りました。
WBは右に61ネルソン、左に30ナイルズが起用され
CMFは10ジャックと35エルネニーが務めました。
2列目は14ウォルコットと7アレクシスが入り
1トップには12ジルーが起用されましたが
チェルシー戦の先発メンバーから
全員交代してきたとは言え
カラバオ・カップの初戦としては
豪華すぎるメンバーを組んできた様に感じます。

この豪華すぎる先発メンバーの中でも個人的には
怪我から復帰して初先発の10ジャックと
ローンに出ていた間にどれだけ成長したかが注目される
21チェンバースの2人はどの様なプレーを見せてくれるかを
注目していました。

試合はチームの自力で勝るアーセナルのペースで始まりました。

1分過ぎ、前線に走り込んできた35エルネニーに向けて
21チェンバースからミドルレンジのパスが綺麗に通り
そのパスを受けた35エルネニーは
遅れて走り込んできた14ウォルコットへボールを託し
そのまま切り込んでいった14ウォルコットは
シュートを放ちました。
惜しくもGKにブロックされてしまいましたが
この試合でも連携面の良さが期待される
オープニングだったと思います。

そしてこの試合の一番の見せ場を
10ジャックと12ジルーが作りました。

5分過ぎ、中央の位置から右に移りながら
DFラインの裏を伺っていた12ジルーに向かって
10ジャックから柔らかいタッチの浮き球の
ラストパスが送られました。
そのパスをジルーはそのままジャンピングボーレーで合しましたが
そのシュートは惜しくもバーを叩きゴールならず。
それにしても早くも10ジャックらしいラストパスに
興奮させられました。
DFラインの頭を越す柔らかいタッチのラストパスの美しさは
10ジャックのお得意のプレーであり
その精度も完璧だったと思います。
そしてその後方からのパスをダイレクトで
ジャンピングボーレーで狙った12ジルーのシュートも
美しく完璧なシュートでした。

その様な良い流れのままアーセナルが
先制ゴールを奪う事に成功しました。

25分、引いてパスを受けた7アレクシスから
右サイドからゴールに向かって走り込んできた
14ウォルコットにピンポイントパスが送られ
そのパスを受けた14ウォルコットは
冷静に押し込み先制ゴール!!

下がった位置でボールを受けてから
右サイドへ対角線にパスを送るのは
最近の7アレクシスの一つのパターンになっていますが
そのパターンが見事にはまったゴールだったと思います。

その後もアーセナルがボールを支配しながら試合を進めましたが
決定機を作る事ができずに後半に突入しました。

そして後半早々にカウンターから
決定機を迎えました。

48分過ぎ、相手のクロスを跳ね返したルーズボールを
35エルネニーから前方の10ジャックへ向けて
パスが送られました。
そのパスを受けた10ジャックは
左サイドを駆け上がっていた12ジルーへ繋ぎ
そこからゴールに向かって走り込んでいた14ウォルコットへ
丁寧にラストパスが送られました。
そのパスを受けGKと1対1になった14ウォルコットは
シュートを放ちましたがそのシュートは枠を捉えられず、、、。
追加点の奪う決定的なチャンスでしたので
ゴールが決まっていたら実質この試合は終わっていたかもしれないだけに
非常に残念なシュートでした。

その後はガッチリと引いて守る
ドンカスターの守備のブロックを崩し切れず
反対にミスからカウンターを受けて
何度か危険な場面がありました。

57分過ぎ、左サイドからのアーセナルのCKのクリアーボールに対して
61ネルソンが対応をミスして後ろにそらしてしまい
そのボールを受けたメイに独走を許してしまいました。
しかしそのメイに対して猛然と戻ってきた30ナイルズは
一時は5m近くあった差をグングンと詰めて
ペナルティに入る前には捉えて見事にボールを奪還して見せました。

78分過ぎにも、今度は右サイドからのCKの
クリアーボールを収めた30ナイルズが
バックパスをミスしてボールをロストしてしまい
そのボールを奪ったホワイトマンに
独走を許してしまいましたが
それも猛然と追走した30ナイルズが
ペナルティに入る手前でカットして事なきに済みました。

二つ目の場面は自らのミスでしたので頂けませんが
それを差し引いても30ナイルズのスピードには驚かされるとともに
ファールを犯す事なくボールを奪い返した冷静な対応は
年齢にそぐわない成熟さを感じます。

後半も何度かシュートチャンスはありましたが
本当の意味で決定的な場面を作る事は出来ませんでした。
それでもこの試合で最も光ったのは
注目していた10ジャックだったように感じます。

ELケルン戦でも途中出場で復帰を果たしましたが
90分間フル出場はこの試合が始めてでした。
ケルン戦もパフォーマンス的には随所にらしさを出して
決して悪いパフォーマンスではなかったと思いますが
全体的なキレの問題やボールや人に対する反応が
やや鈍く感じる場面もありました。
しかしこの試合では相手がリーグ1のクラブだけに
展開がやや遅かった事もあり
ボールや人に対する反応に関しては何とも言えませんが
少なくとも90分間立ち止まる事なく同じペースで
ボックスからボックスまで動き続けるだけのスタミナを見せ
なおかつ必要な時には最前線まで全力でダッシュする事も
最後まで続ける事が出来ていましたので
フィットネスレベルはかなり上がってきたような印象を受けます。
それと共に中盤の底からゲームをコントロールするセンスも
以前と変わらず全く錆付いていなかった所は
非常に嬉しく思います。
根本的にはパワーがあるタイプではありませんので
29ジャカに比べますとサイドチェンジのパス等は
やや物足りなさを感じますが
ボールを持ったらその地点から
パスを捌こうとする傾向が強い29ジャカに対して
ボールを持ったらまずゴールに向かってボールを動かしながら
パスを捌く10ジャックの特徴を活かして
軽快なリズムと的確なテンポチェンジを生み出していたと思います。
また、機動力があるジャックはただパスを捌くに留まらず
そのままコンビネーションで切り込んでいく場面もあれば
開始早々の12ジルーへのラストパスの場面の様に
センスの良いラストパスを出せる所も魅力であり
時にトップ下の様な役割を兼ね備えたプレーも見せてくれたと思います。
勿論、PLのクラブを相手にしても
同様なプレーを続ける事ができるかどうか、
特に守勢に回った時には
どの様なリアクションが出来るかどうかと言う問題はあると思います。
とは言え、悪い時の8ラムジーの様に
前に出て行ったら戻ってこないと言う様な事もなく
守勢に回った時には素早く戻る
ネガティブトラジションもしっかりとしており
そして必要ならば自陣のボックス内まで戻り
ボックス内の穴をしっかりと埋めていましたので
CMFとして攻守のバランス面でも
安定したプレーを見せてくれる事が期待できると思います。

8ラムジーや29ジャカに代わって
即先発で起用すると言うのは難しいと思いますが
途中出場でも良いと思いますので
そろそろレギュラー組との絡みを見てみたいと思います。

守備面に関しては後半は何度かアーセナルゴールに
迫られてしまう場面もありました。
この問題は臀部の怪我で前半のみで退いた
21チェンバースに代わって投入された
43ダ・シルバが不安定だった為に
執拗にそこを狙われた事が影響したと思われますが
一方で前半のみで退いた21チェンバースは
全体的には安定していたと思います。
勿論、元々それほど危険な場面自体が少なかったので
この試合だけでは評価するのは難しいと思いますが
少なくとも以前の様に浮き足立ってバタバタする場面はなく
一つ一つの場面でも常に首を振りながら
周囲の状況に気をかけながらプレーする事が出来る様になっただけでも
大きな成長を感じます。
それと共にローンに出る前に比べて
体格が一回り大きくなった様に見えたのもある意味成長を感じます。
元々DMFやSBとして出てきた選手でしたので
どちらかと言うと線は細い方でしたが
今シーズンの21チェンバースの姿は明らかに「ごっつく」なっており
よりCBらしい体格になった所も
以前の様な弱々しさを感じなくなった所かもしれません。

未だに軽率なミスが目立つ16ホールディングに比べ
安定感を増している21チェンバースには
個人的には期待しています。
6コシールニー、20ムスタフィに続く3バックの一角が
18モンレアルと言う現状は
左WBのバックアッパーも兼ねている役割を考えれば
決して好ましい状況ではなく
いつでも代わりが務められる第4のCBの台頭が待たれています。
本来ならば昨シーズンブレイクしかけた
16ホールディングに期待が寄せられていたと思いますが
その期待には応えられていない現状を考えれば
21チェンバースには大きなチャンスが巡ってきているとも言えます。
再び怪我で離脱してしまいましたが
このチャンスを掴んで少なくとも第4CBの地位は確保して欲しいと思います。

最終的には前半に14ウォルコットが奪ったゴールを守りきり
4回戦へ駒を進めました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13オスピナ

 あまり危険な場面はなかったが、84分のCKの場面では好セーブを見せる。 13オスピナの弱点であるゴール上の角を狙われたがギリギリの所で見事にセーブしてゴールを守り切った。

21チェンバース

 以前の様に浮き足立ってバタバタする場面はなく、反対に終始首を振って周囲を確認しながらプレーできていた。 全体的に自信を持ってプレーできていた印象。

4メルテザッカー

 それほど危険な場面は訪れなかったがしっかりとボールを跳ね返し零封に貢献。

16ホールディング

 開始早々に脚を滑らしてピンチを招く。 何がどう悪いのかははっきりしないが全ての面において中途半端な感じが気になる。 技術的な面というよりもメンタル的な面なのか?

61ネルソン

 時折個の力で仕掛け積極的にシュートを放つ場面もあり好感が持てたが、まだPLで通用するレベルではないだろう。 今はカップ戦を中心に修行が必要。

35エルネニー

必要な場面には常にそこには35エルネニーがいる。 何かすごいプレーをする訳ではないがそれも一つの才能だろう。

10ウィルシャー

 我々をワクワクさせてくれるプレーを体現してくれる10ジャックが戻ってきた。 とは言え焦って再び怪我で離脱してしまっては元も子もない。 焦らずに一歩一歩進んで欲しい。 そうすればレギュラー組に入ってプレーする姿を観れるのもそう遠くはないだろう。

30ナイルズ

 ケルン戦に続き左WBで起用される。 ケルン戦に比べるとだいぶそれらしいプレーが出来る様になっていた。 色々なポジションで起用されるだけあり、きっと30ナイルズは戦術理解力が高いのだと思われる。 そしてどこぞの選手の様にポジションを選り好みなどせずに、与えられた役割を全力で遂行する姿勢も好感が持てる。 どれだけの違う顔を見せてくれるのか今後も定期的に起用して欲しい。

14ウォルコット

 貴重な決勝ゴールを奪う。 全体的にサイドに開いた位置でプレーする場面が多かったがこのシステムの2列目で起用された時にはサイドよりもフィニッシャーとしての色をもっと出した方が良い様に感じる。

7アレクシス

 フィジカル的にもメンタル的にも大分本来の7アレクシスの姿に近くなってきた印象。 とは言え後半の様に攻撃が上手くいかなくなり始めた時には気持ちが切れそうな素振りを見せる所は気になる。 そしてどうしても自分一人の力で決定機を作ろうとするきらいがあり、それが良い方向に転べば14ウォルコットのゴールをアシストした様な決定機を作るが、悪い方に転べば独りよがりのプレーが増えてチームが培ってきたテンポの速いコンビネーションを崩しかねない。 このバランスが難しそう。

12ジルー

 試合開始早々のジャンピングボーレーシュートは美しかった。 決まれば年間最優秀ゴールにノミネートされただろう。 それ以外でも多くのシュートチャンスに絡む事が出来ており調子は安定していた。 その一方で派手なシュートを撃った後はそのイメージに捕らわれてしまうのかその後も派手なシュートを狙いたがる所はちょっと問題。
 
43ダ・シルバ

 怪我で前半のみで退いた21チェンバースに代り投入されるも、まだこのレベルでプレーするレベルには達していなかった。 プレーが消極的であり安定感にも欠けていた。

17イウォビ
 
 14ウォルコットに代り投入される。 14ウォルコットと違いボールを前に運び、仕掛けの起点を担うプレーで存在感を示した。 

69ウィロック

 61ネルソンに代り右WBのポジションに投入される。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

メンバーを考えれば早々に2〜3点奪って
後はもう少し若手にチャンスを与える場に
して欲しかったと思いましたが
とにかく勝利して良かったと思います。

そして10ジャックが90分の間、
ペースを変えずにプレーできる事が確認出来ただけではなく
10ジャックらしいプレーが錆び付いていない事が確認出来た事は
収穫だと思います。
また、未だに昨シーズンのパフォーマンスに戻れない
16ホールディングを尻目に
21チェンバースの成長の後が観れたのも良かったと思いますが
再び負傷してしまったのは残念です。

そして7アレクシスも本来の姿に戻りつつあり
そろそろレギュラー組に復帰する頃かもしれませんが
7アレクシスが復帰した事で
この夏から取り組んでいたと思われる
テンポの速いコンビネーションで崩すスタイルに
どの様な影響を及ぼすかが心配でもあります。

個の力で決定機を作ってしまう7アレクシスは
必ず必要な戦力だと思いますが
一方でその形一辺倒になってしまうと
チームとしてのリズムが乱され
いつか必ず壁にぶつかると思います。
現在のチームが指向している
テンポの速いコンビネーションで崩すスタイルをメインとし
そのプラスアルファとして
7アレクシスの個人技が加わる様なバランスが
見出される事を期待します。

結果は平凡の結果でしたが
色々なテストの面を考えますと
実りのある1戦だったと思います。


C'mon Arsenal !!


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7アレクシス   PL:0G0A EL:1G0A CC:0G1A
8ラムジー    PL:1G1A
9ラカゼット   PL:2G0A
12ジルー     PL:1G0A
14ウォルコット  PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
17イウォビ    PL:0G0A EL:0G1A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G2A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:0G2A CS:1G0A EL:1G0A
35エルネニー   PL:0G1A


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PL5:Chelsea vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Chelsea 0−0 ARSENAL
2017年9月17日(日)Premier League, Stamford Bridge

Goal

 
Sent off
 (87)David Luiz


33Cech

6Koscielny 20Mustafi 18Monreal

 24Bellerín 8Ramsey 29Xhaka  31Kolasinac

  17Iwobi   23Welbeck

9Lacazette


(66)9Lacazette>>>7Alexis
(73)23Welbeck>>>12Giroud
(79)17Iwobi>>>35Elneny


Substitutes
 13Ospina
 4Mertesacker
 30Maitland-Niles
 14Walcott


Arsenal 1.jpgいい試合でした。

お互いが真正面からぶつかり合った
ハイテンションの試合は
非常にエキサイティングな試合でした。

先発はケルン戦で休養を与えられたメンバーが
復帰してきましたが
11エジルが筋肉系のトラブル?
関節炎?により欠場が決まった為に
11エジルに代わって17イウォビが起用された以外は
ボーンマス戦の先発メンバーと
同じ布陣が組まれました。

前半は開始早々こそはチェルシーに
シュートチャンスを与えてしまいましたが
この日のアーセナルはとにかくトランジションが素晴らしく
相手ボールになったら
高い位置からの素早いプレスと
球際の強さを見せてボールを奪還し
そこからテンポ良くパスを繋いで仕掛ける形は
チェルシーを圧倒していたと思います。

最初の決定機はアーセナルが作りました。

15分過ぎ、20ムスタフィからのフィードを
戻りながら受けた9ラカゼットが24ベジェリンへ繋ぎました。
そこからダイレクトで17イウォビに繋いだ24ベジェリンは
そのまま前方に走り出し
その17イウォビから出されたスルーパスで
アロンソを置き去りにしてしまいました。
完全に裏に抜け出した24ベジェリンは
ゴール前に走り込んできた23ウェルベックに
鋭いクロスが送られましたが
23ウェルベックのヘッドは僅かに枠の外側にキレてしまい
惜しくも決める事は出来ませんでした。
とは言えプレシーズンから度々見せている
崩しのイメージの共有と
それをテンポの良いダイレクトパスで具現化すると言う
アーセナルのベーシックなスタイルで
完璧に崩しす事が出来た非常に惜しい場面だったと思います。

16分過ぎ、モラタに入った縦パスを
20ムスタフィの鋭い出足のタックルで
カットした所から始まりました。
一度6コシールニーまで戻されたボールは
17イウォビ〜8ラムジーと繋がり
その8ラムジーがドリブルで持ち上がった所で
再び右サイドから駆け上がってきた
24ベジェリンに向けてスルーパスが出されました。
そのスルーパスで再びアロンソを置き去りにした24ベジェリンは
今度はグラウンダーのクロスを折り返し
それをダビド・ルイスと競り合いながら
9ラカゼットが合わせましたが
クルトワの好セーブで惜しくもゴールなりませんでした。

これまで何度も苦汁を嘗めさせられてきたアロンソに対して
前半の24ベジェリンは圧倒したと思います。
この2つの場面の様にスピードで圧倒し裏をとった事で
アロンソに蓋をする事に成功したと思います。

19分過ぎ、右サイドからのボールを
左サイドで余っていた31コラシナツまで繋がり
その31コラシナツがペナルティの外側から
左脚を振り抜きました。
その左脚から放たれたシュートは非常に強烈なパワーショットで
クルトワの目の前でバウンドする様な
基本に則った良いシュートでしたが
このシュートもクルトワの好セーブで
惜しくもが防れてしまいました。

一方でチェルシーの唯一の決定機と言える場面が前半にありました。

20分過ぎ、セスクから出されたペドロへのスルーパスで
DFラインの裏に抜け出されてしまいました。
33チェフと1対1になる中
必死に戻ってきた6コシールニーと33チェフの冷静な対応で
見事にブロックしてゴールは守りきりましたが
非常に危険な場面だったと思います。
セスクからのパスは流石だっと言わざる得ないでしょう。
あの辺りのエリアからDFラインの裏に飛び出す選手に向けて
スルーパスを出させれば今でも天下一品の精度を誇っていると思います。
幸いそのパスを受けたペドロが
トラップの時に1タッチもたついた事で
6コシールニーが戻るだけの時間が得られたのは
ラッキーだったかもしれませんが
一つのチャンスでゴールを陥れる事で
昨シーズンPL王者に上り詰めた
チェルシーの怖さが出たと思います。

反対にアーセナルもチェルシーゴールに
あと一歩の所まで迫りました。

40分過ぎ、ルーズボールをケイヒルとカンテから
粘って収めた17イウォビからパスを受けた8ラムジーが
そのままドリブルで切り込んで
セスク、アスピリクエタとかわして
最後はダビド・ルイスのブロックもかわして
シュートを放ちました。
そのシュートは惜しくもポストを叩いてしまい
そのリバウンドも無理な体勢から
9ラカゼットが押し込もうと試みましたが
枠を捉えられませんでしたが
8ラムジーの個の力で決定的な場面を作った場面でした。

この試合の8ラムジーは非常に良かったと思います。
11エジルも7アレクシスも不在の中で
チームの中心としてチャンスメイクを担っていた所は勿論ですが
開幕から大きな問題になっていた29ジャカとのバランスの問題が
この試合ではしっかりと改善されていたと思います。
開幕からの数試合は前に出ようとする意識が高すぎた為に
本来は自らも担わなければならない
ビルドアップの最初の段階から
既に前に上がってしまう場面が多かった事で
攻守において中盤のバランスを崩してしまっていましたが
この試合ではプレーの起点は常に中盤にあり
そこからチャンスがあれば流れに乗って前線にまで顔を出して
攻撃陣に厚みをもたらす事が出来ていたと思います。
11エジルが不在だった事で
これまで以上に攻撃を組み立てようとする意識が
ボールラインよりも前に出て行こうとする気持ちに
ブレーキを掛けてくれたのか、
それとも反対に11エジルがいない事で
今まで以上に自由を与えられた結果
ウェールズ代表の様に攻守における存在感を増した結果なのか、
はたまた単純にこの1週間の間に
中盤のバランスの見出し方を修正してきただけなのかは分かりませんが
ここまで問題だった中盤のバランスは
昨シーズン圧倒的な完成度を誇っていた
チェルシーを相手にしても非常に良かったと思います。

前半はアーセナルペースの試合が出来ていましたが
この様にあまり良くない流れで前半を終えた時のチェルシーの
後半の立ち上がりは何よりも注意が必要であり
案の定、後半立ち上がりからチェルシーは攻勢を強めてきました。

46分、ルーズボールを収めたモラタに対して
マークに付いていた20ムスタフィが
反転したモラタにかわされてしまい
そこからセスク〜ウィリアンへ繋がり
そのウィリアンにペナルティ内からシュートを撃たれてしまいました。
幸い33チェフの正面でゴールは奪われませんでしたが
開始早々シュートチャンスを作られる
ちょっとイヤな流れで後半は始まりました。

その様な後半立ち上がりの中で
このプレーがこの試合の一つのポイントだったかもしれません。

51分過ぎ、セスクが蹴ったFKをアロンソが中に折り返したボールに対して
ダビド・ルイスが強引にオーバーヘッドを試みましたが
そのボールに対して6コシールニーがヘッドでクリアーした時に
ダビド・ルイスのオーバーヘッドで
6コシールニーは顔面を蹴られてしまいました。

幸い顔面を蹴られた6コシールニーは大事には至りませんでしたが
当然故意ではありませんが明らかに危険を伴うプレーでしたので
イエローが提示されました。
これまでのアーセナルならばこの様なセットプレーに対しては
自分が守るゾーンを優先して
ボールの動きに対して後手に回る場面が良く見られましたが
この場面ではファーサイド側のゾーンを守っていた6コシールニーは
素早く自らのゾーンを離れて飛び込む判断をし
危険を顧みず飛び込んだ勇気とその集中力が
チームを救ったと思います。

更にこの一連の危険行為と6コシールニーの治療の為のインターバルで
後半立ち上がりのチェルシーの攻勢は一息ついてしまい
アーセナルも集中力を取り戻すには
丁度良い時間になったと思います。

この後も多くの時間でチェルシーに支配され
責め立てられる場面が続きましたが
それでもこれまでの様に押し切られる事なく
最後まで集中してプレー出来たという意味では
このインターバルはこの試合の重要なポイントだったと思います。

後半は数少ない中でも何度かチャンスはありました。

61分過ぎ、29ジャカからパスを受けた31コラシナツが
左サイドに開いていた23ウェルベックに一度ボールを預け
そのリターンを受けた31コラシナツは
チェルシーゴールに向かって豪快に突進していきました。
最後はタイミングが合わずに中に折り返す事は出来ませんでしたが
軽量級が多いアーセナルにおいて
重量感あふれる31コラシナツが豪快に突進する姿は
非常に新鮮に映ります。

そしてこの試合唯一ゴールネットを揺らした場面がこの場面です。

74分過ぎ、やや右サイドの位置で得たFKを
29ジャカが蹴りました。
29ジャカの左脚から放たれたFKは綺麗な弧を描き
ゴール前に飛び込んでいった20ムスタフィの頭に合い
そのままゴールに吸い込まれました、、、が
惜しくもオフサイドでノーゴール。
完璧なセットプレーだっただけに残念です。

終盤、ダビド・ルイスが31コラシナツに対する
危険なタックルで一発レッドで退場になり
このハイテンションな試合に水をさしましたが
後半も両者譲らずにそのままスコアレスドローで終演。

結果はスコアレスでしたが
試合内容は非常にエキサイティングな試合であり
実りのある試合になったと思われます。


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33チェフ

 この試合においてチェルシーの唯一のチャンスだった前半のペドロが抜け出してきた場面では最後まで動かずに冷静にシュートコースを消して見事にブロックする。 この駆け引きは貫禄勝ちだった。 

6コシールニー

 集中力を切らさず零封に貢献。 前半にペドロに抜け出された場面でも最後まで諦めずに追走してシュートコースをしっかりと切り、後半は危険を顧みずダビド・ルイスのオーバーヘッドを防ぐ。 ゴールを守る気迫を感じた。

20ムスタフィ

 後ろからかける効果的な圧力と先手を取る動きでモラタを完封する。 6コシールニーと共に揃えばアーセナルのDFラインは強固なブロックへ変貌する。

18モンレアル

 よく集中し気の利いたプレーで零封に貢献する。 18モンレアルが攻撃参加すると攻撃陣に厚みをもたらした。

24ベジェリン

 右サイドからスピードを活かしたコンビネーションでアロンソを圧倒し、チェルシーの強みであるサイド攻撃に蓋をする。

8ラムジー

 11エジル、7アレクシスが不在の中で攻撃陣の中心としてチームを牽引する。 独力でドリブルで切り込んだ40分過ぎの場面は勿論の事、シーズン序盤の様に前に上がろうとし過ぎずにプレーの起点を中盤に置いてバランスを保っていた。

29ジャカ

 リズム良くパスを捌き強烈なミドルでチェルシーゴールに襲い掛かった場面もあったが、一方で何本か単純なパスミスがこの試合でも見られた。

31コラシナツ

 左サイドから攻撃陣に厚みをもたらす。 一方で守備時にはしっかりとDFラインまで下がって3バックを助ける。 攻守に存在感を示す。

17イウォビ

 やはり17イウォビは2列目の方が活きる。 周囲との連携も良かった。

23ウェルベック

 ゴールこそは奪えなかったがアグレッシブなプレーで存在感を見せる。 しかし鼠径部を負傷し再び離脱してしまった。 やっと波に乗れたかと思ったら負傷してしまうと言う悪いサイクルにこのまま飲まれてしまうのか?

9ラカゼット

 8ラムジーの突破からシュートを放った場面では押し込めなかったのは残念だったが、シュート以外でもポストプレーや献身的なプレスで味方を助ける。 未だに90分間使わないのはPLの激しさに慣らしている最中だからだろう。
 
7アレクシス

 この試合でも戦う姿勢を示していた。

12ジルー
 
 後半途中から投入される。

35エルネニー

 負傷離脱中の34コクランに代わってクローザーとしての役割を任される。


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勝ち点こそ1点しか持ち帰る事は出来ませんでしたが
戦績の悪いスタンフォード・ブリッジでのアウェイ戦で
昨シーズンの覇者であるチェルシーから勝ち点1を奪えた事を
評価したいと思います。

それと共にこの試合で特に素晴らしかったのは
ピッチの11人が90分間戦う姿勢を示し続けた所だと思います。
これまでの様にチェルシーに圧倒され
結局守備に追われる展開も考えられましたが
この日は前から積極的に勝負を挑み
そしてその勝負で互角以上の戦いを見せてくれた所も
非常に評価したいと思います。

開幕当初懸念されていた3バックも
PLのここ2試合の状況を考えますと
結局6コシールニーと20ムスタフィが揃わなかった為に
不安定だっただけと言えるかもしれません。
この試合でも集中していたこの二人は
まさに鉄壁とも言える強度を誇り
昨シーズンから培ったコンビネーションも良好です。
本来ならばそこにもう1人CBタイプの選手が加われば
更に強度が増すかもしれませんが
現状としては気が効く18モンレアルとのトリオであれば
一定以上の強度は保証できると思われます。

それと共にこの試合のポイントは
右サイドの24ベジェリンとアロンソの攻防にあったかもしれません。
昨シーズンはアロンソのフィジカル的な強さに
24ベジェリンは後手を踏む場面が多かったと思われますが
この試合では反対に24ベジェリンのスピードでアロンソを圧倒し
特に前半は完全に蓋をする事が出来た所も
勝負の分かれ目の一つだった様に感じます。

先ほども書きましたが
11エジルと7アレクシスが不在の中で
8ラムジーが持ち味を出し
攻撃陣を引っ張った所もそうですが
各々の選手が持てる力を100%発揮する事が出来れば
十分に上位クラブと渡り合える事を証明できたと思います。

ここで思い出されるのが2007年夏に
それまで絶対的なエースとして君臨していた
アンリがバルセロナに移籍した後の
2007/08シーズンです。
絶対的なエースを失い全体的に小粒感が漂っていた当時のアーセナルは
周囲の予想に反して
セスク、ロシツキ、フレブ、フラミニの4選手が形成する中盤を中心に
近年で最高のプレーを見せてくれたチームだったと思います。
この時も各々の選手が持てる力を100%発揮すると共に
チームをリスペクトし、チームメイトをリスペクトし
そしてチームの為に常に全力で戦っていた姿が
非常に印象的でした。

その事もあり11エジルや7アレクシスを欠いて挑んだ
この試合を見ますと
絶対的なエースである11エジルや7アレクシスの存在が
他の選手の能力に蓋をしている可能性は否定できませんし
試合後言われている様にこの2人を外したチームの方が
機能するかもしれません。

とは言え、逆の見方をすれば
11エジルや7アレクシスと共にピッチに立っている時に
その持てる能力を100%発揮できていない選手がいるのは問題であり
いかなる状況でもその能力を100%発揮できないのは
その選手たちの甘さとも言えると思います。

シーズンまだ始まったばかりですし
たった1試合の評価で全てを評価するべきでもありません。
巷では11エジルや7アレクシスの不要論も囁かれていますが
スカッドの25人が各々の力を100%発揮できなければ
長いシーズン通して良い状態で戦い抜く事など不可能ですし
更に上を目指す為には
人並み外れた能力を持っている11エジルや7アレクシスの力が
必ず必要だと思います。

誰が必要、誰が不要ではなく
最も大切なのはスカッドの25名が
目標に向かって同じ方向を向き
チームをリスペクトし、チームメイトをリスペクトし
そしてチームの為に常に全力に戦う姿勢を貫く事だと思います。
それを貫く事ができる選手がピッチに立つ資格を得る、
ただそれだけが重要であり
その先頭に11エジルや7アレクシスが立っている事を望むと共に
この二人を後ろに追いやる様なほどの凄みを
他の選手たちが示して欲しいと思います。

今後それが出来た時に初めて
アーセナルは完全に復活させる事が出来ると思います。


本当の意味で長いシーズンに向けて戦う準備が出来たのかもしれません。


C'mon Arsenal !!


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7アレクシス   PL:0G0A EL:1G0A
8ラムジー    PL:1G1A
9ラカゼット   PL:2G0A
12ジルー     PL:1G0A
17イウォビ    PL:0G0A EL:0G1A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G2A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:0G2A CS:1G0A EL:1G0A
35エルネニー   PL:0G1A


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EL1:ARSENAL vs FC Cologne [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−1 FC Cologne
2017年9月14日(木)UEFA Europa League, Emirates Stadium

Goal
 (10)Cordoba
 (50)31Kolasinac
 (67)7Alexis(←17Iwobi)
 (82)24Bellerín


13Ospina

16Holding 4Mertesacker 18Monreal

  24Bellerín  35Elneny  17Iwobi 30 Maitland-Niles

14Walcott    7Alexis 

12Giroud


(46)16Holding>>>31Kolasinac
(68)17Iwobi>>>10Wilshere
(83)14Walcott>>>61Nelson


Substitutes
 54Macey
 20Mustafi
 22Reine-Adelaide
 32Akpom


Arsenal 1.jpgELグループステージが開幕しました。

アーセナルが属するグループHの中で
唯一注意が必要だと思われていたケルンも
ブンデスリーガでは開幕してから3連敗、
不調のケルンをエミレーツに迎えたこの一戦は
終わってみれば3−1で初戦を勝利で収めました。

先発は前日の会見で示唆した様に
大々的にローテーションが行われました。
GKは今シーズンもELでは
13オスピナが起用される様です。
3バックは右に16ホールディング、
中央に4メルテザッカーそして左に18モンレアルが組み
WBは右に24ベジェリン、左に30ナイルズが入りました。
CMFは35エルネニーと17イウォビが組み
2列目は右に14ウォルコット、左に7アレクシスが入り
1トップには12ジルーが起用されました。

前節のボーンマス戦からは24ベジェリンと18モンレアルの二人以外は
全て先発が入れ替わり、
ベンチにも22アデレード、32アクポム、61ネルソンの
若い選手を入れてきました。

試合は出だしは良かったと思います。
リズムよく軽快にパスも通り
サブ組中心のこの日のメンバーでも
大きな問題はない様に見えましたが
先制点はアーセナルのミスからケルンに奪われてしまいました。

10分、右サイドのライン際のケルン陣内から出された
アーセナルのDFラインの裏のスペースへパスを
13オスピナが前に飛び出してクリアーを試みましたが
そのクリアーが短くケルンボールになってしまい
そこからコルドバにロングシュートを撃たれてしまい
無人のゴールに吸い込まれ失点。

あまりにも中途半端だった13オスピナのクリアーが
この失点の全てだったと思います。
相手の選手が迫ってきたとは言え
基本通りタッチに逃れるなり
前に蹴りだすにしても少なくとも敵陣まで
蹴り出していればこの失点は奪われなかったと思います。

思わぬ形で早い時間帯に失点してしまいましたが
その後のアーセナルは攻撃の形が作れずに苦労しました。
この攻撃の形が作れなかった大きな問題は
前線3選手と3列目の間が間延びしてしまった所にある様に見えました。

この試合の前線の3選手は
基準点型の12ジルーと
サイドアタッカー色が強い
7アレクシスと14ウォルコットが組んだ為なのか
前線で同じライン上に3人が横並びになってしまう場面が多く
例えば13分過ぎの場面の様に
2ラインの間に誰かが入ってきて
そこでパスを受けて前を向けば決定機が作られるのですが
相手の2ラインの間に誰かが入ってくる場面が
あまり多くはありませんでした。

13分過ぎ、やや右サイドの位置の17イウォビから
2ラインの間に入ってきた35エルネニーへ縦パスが送られました。
そのパスを35エルネニーはスルーして
その後方にいた12ジルーが受け
そのままダイレクトで前を向いた35エルネニーへ戻され
そのまま左サイドに侵入してきていた30ナイルズへ送られ
中へグラウンダーのクロスが送られました。
惜しくも相手DFのブロックにあい
クロスを受けた12ジルーは
シュートを枠に飛ばす事が出来ませんでしたが
この場面の様に2ラインの間で
誰かがパスを受ける機会をもっと増やせれば
前半の内からもう少し決定機を作る事が出来た様に感じます。

そういう意味ではこの場面の様に35エルネニーは
その豊富な運動量で中盤を活性化しようと
頑張っていたと思いますが
一方の17イウォビに関しては無難なプレーが多く
2ラインの間に入って決定的な場面を作ったのは
この場面位だったかもしれません。

22分過ぎ、ケルン陣内のルーズボールを
相手と競り合った16ホールディングが
スライディングしながら17イウォビに繋ぎ
そこからラインの裏を伺っていた14ウォルコットヘ
ラストパスが送られました。
抜け出した14ウォルコットは戻ってきたDFに阻まれて
シュートを枠に飛ばす事が出来ませんでしたが
17イウォビは本来は2列目が本職なだけに
35エルネニーよりも積極的に2ラインの間まで上がり
そこから積極的に仕掛ける様な姿勢を
もっと見せて欲しかったと思います。

とは言えシステム的に考えれば
35エルネニーや17イウォビが2ラインの間に侵入するよりも
12ジルーが2ラインの間まで下がってきてパスを受けたり
2列目に入っている7アレクシスや14ウォルコットが
もっと2ラインの間でパスを受ける様なプレーを
増やすべきだった様に感じます。
もっと言えば中盤と前線が分断させられる様な場面では
12ジルーは2ラインの間にまで下がるよりも
相手DFを背負いながら最前線に留まる傾向が強く
14ウォルコットに関しては2ラインでパスを受けるプレーは
元々レパートリーに入っていませんので
実際としては7アレクシスがもっと中に絞った位置で
プレーする機会が多くても良かった様に感じます。

結果としてサイドからの攻撃と
2ラインを飛び越えて直接前線の選手に向けて
ミドル〜ロングパスを送る様な形が多くなりましたが
左WBは本職ではない30ナイルズが務めていた事もあり
どうしても24ベジェリンの右サイドに偏重する傾向が強く、
前線にパスを送っても
14ウォルコットがオフサイドに引っかかる場面が多く
中々決定的な場面が作られないまま前半は沈黙してしました。

後半に入るとボスは動いてきました。
この試合でもミスが多かった16ホールディングを下げて
31コラシナツを入れて
システムを4−2−3−1に変更してきまいた。
CBは4メルテザッカーと18モンレアルが務め
右SBは24ベジェリンが一列下がり
左SBは31コラシナツが入りました。
左WBに入っていた30ナイルズは
本職のCMFに移って35エルネニーとコンビを組み、
17イウォビが一列上がってトップ下に入りました。

このシステム変更によりやっとエンジンがかかってきたアーセナルは
早い時間帯に同点に追い付く事に成功しました。

50分、左サイドに向かって横切る様に
DFラインの裏に飛び出した14ウォルコットに合わせる様に
35エルネニーからの丁寧なパスが通り
そのパスを受けた14ウォルコットは中に折り返そうとしましたが
その折り返しは相手DFにブロックされてしまいました。
しかし高く舞い上がったそのこぼれ球を
ペナルティの中まで上がってきていた31コラシナツが
そのままダイレクトボーレーで左脚を振り抜きゴール!!
それにしても強烈な一撃だったと思います。

この一撃で同点になったアーセナルは完全にペースを掴みました。

63分過ぎ、35エルネニーからパスを受けた30ナイルズは
30ナイルズ〜17イウォビ〜12ジルー〜30ナイルズと
ダイレクトパスで繋ぎながら切り込んで行き
最後は自らDFの間を割って入って行って
GKと1対1になりました。
残念ながらGKをかわそうとした所でカットされてしまいましたが
アーセナルらしい仕掛けで見せ場を作ったと思います。

そしてついに逆転ゴールを奪う事に成功しました。

67分、17イウォビから
左サイドのオープンスペースに出されたパスを収めた7アレクシスが
自らカットインして行き右脚を振り抜いたシュートは
ファーサイドの隅に突き刺さりゴール!!

流石のゴールでした。
個の力で決定的な場面を作ってしまう所は
流石としか言いようがありません。
とは言え、左サイドからカットインした時に
7アレクシスはラストパスの出し所を探していましたが
結果としてパスの出し所が無かった為に
自らシュートを撃つ事を選択したに過ぎず
他の選手達が軽快にパスを繋いで仕掛けるリズムとは
ちょっと異なったリズムでプレーしている様な所は気になります。

そして試合を決める次のゴールもアーセナルが奪いました。

82分、7アレクシスへ出したパスの
リターンを受けた31コラシナツがそのまま左サイドを突破し
そこからグラウンダーのクロスが送られました。
そのクロスを10ジャックがスルーして
14ウォルコットに繋がりシュートを放ちましたが
GKにブロックロックされてしまいましたが
そのこぼれ球を24ベジェリンが押し込みゴール!!

31コラシナツからパスを受けた7アレクシスが
リターンパスを出した所がポイントだったと思います。
7アレクシスは一度は潰されてしまいましたが
体勢を崩しながらも31コラシナツヘリターンパスを出した
粘り強いプレーが非常に重要なプレーだったと思います。
前半は周囲と噛み合わず、
チームに溶け込む気配が無かった7アレクシスでしたが
ゴールを奪った辺りから
アーセナルに加入当初を思わせる様な
チームの為に戦う7アレクシスが戻ってきた様に見えました。
この様な姿勢でプレーし続ければ
再び信頼を得られるかもしれませんので
是非とも7アレクシスもアーセナルをリスペクトする事を願います。

最後は遂に実戦復帰した10ジャックと
売り出し中の61ネルソンが見せ場を作りました。

88分、61ネルソンからパスを受けた
24ベジェリンからのパスを受けた12ジルーが
12ジルー〜61ネルソン〜10ジャック〜61ネルソンと繋いでいき
最後は左サイドから侵入してきた7アレクシスへ
61ネルソンからラストパスが送られ
7アレクシスはファーサイドを狙ってループシュートを放ちましたが
惜しくも枠は捉えられませんでした。
12ジルーと10ジャックがダイレクトヒールで繋いで
61ネルソンが侵入してきたプレーは
先程の30ナイルズがダイレクトパスを繋いで侵入してきたプレーと共に
いかにもアーセナルらしい仕掛けだったと思います。
10ジャックは勿論、30ナイルズも61ネルソンも
アーセナルの下部組織で育った選手達には
細かいダイレクトパスで仕掛けるアーセナルのスタイルが
身に染み込んでいるのかもしれません。
もしも今後アーセナルらしいスタイルが復活する時が来るのならば
この様に下部組織からの選手達が
チームの中心を担う日が来た時かもしれません。

前半早々に失点し、しかも前半の間のプレーは
お世辞にも褒められた物ではありませんでしたので
非常に不安な前半でしたが
後半は持ち直し自力の差を見せ
非常に重要な初戦を勝利しました。


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13オスピナ

 失点を招いたクリアーミスは頂けなかった。 又、29分過ぎの場面では13オスピナとDFラインの間に入れられたボールをハンブルし、しかもそのこぼれ球に反応したヘクターを倒してしまった。 幸い最初の場面で飛び込んできたツォラーがオフサイドポジションにいた為にヘクターを倒してしまったプレーはPKを取られませんでしたが、もしもオフサイドがなければ完全にPKを取られるプレーだった。 そもそもツォラーが目の前に飛び込んで来たとは言え最初の場面でハンブルしてしまったのが問題だろう。 

16ホールディング

 この試合でもミスと不安定なプレーが多く期待に応えられずに前半で退く。

4メルテザッカー

 全体的に安定していたがスタミナ的に若干苦しそうな素振りを見せる場面があった。

18モンレアル

 後半軽い対応を見せる場面があった所は気になる。

24ベジェリン

 左WBには30ナイルズが入った為に攻撃は右サイドに寄っていた。 その勢いに乗って存在感を示し3点目を奪う。

35エルネニー

 中盤をアグレッシブに動き回りリズムを作る。 

17イウォビ

 CMFで起用されるもインパクトを残せず。 後半からトップ下に移るもそこでもインパクトは残せず。

30メイトランド・ナイルズ

 前半は左WBで起用されたが本職ではない分インパクトを残せず。 一方で後半からはCMFに移ってからは存在感を見せる。 色々なポジションをこなせるマルチな才能はチームにとって有用だがボールを捌くセンスなどを考えればやはり本職であるCMFがベストなポジションに見える。

14ウォルコット

 何度か良い飛び出しを見せたが、その一方でオフサイドに引っかかる場面も多かった。

7アレクシス

 前半は周囲と噛み合わなかったが、ゴールを奪った辺りから以前の様なチームの為に戦う7アレクシスが垣間見れた。 信頼を取り戻す為にもこのまま以前の様な7アレクシスが戻ってくる事を願う。

12ジルー

 ゴールと言う結果は残せなかったが要所要所で存在感を見せる。
 
31コラシナツ

 後半頭から左SBで投入され試合を振り出しに戻す同点ゴールを奪う。 このゴールに留まらずチームに勢いを与える存在だった。

10ウィルシャー
 
 遂に実戦に復帰し10ジャックらしいプレーを要所要所に見せてくれた。 その一方で動きがまだ緩慢でプレーのキレも他の選手達に比べて見劣りする。 ボスが言っていた様に本当の意味で実戦に対応出来るだけのフィットネスは取り戻せていない印象。 

61ネルソン

 短い時間だったがそのポテンシャルの片鱗を見せるのには十分だった。 脇道にそれずにこの才能を開花させて欲しい。


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グループHを1位で勝ち抜ける為には
このケルンとの初戦は非常に重要な試合でしたが
無事勝利を収めた事で今後は大分楽な展開になると思います。

それと共にELの重要な初戦を
サブ組のメンバーで挑んで勝利を収めた事は
長いシーズンの事を考えますと非常に大きな意義があると思いますので
今後もこのまま徹底したローテーションを続けて欲しいと思います。

しかしボーンマス戦とこのケルン戦で勝利を収めたとは言え
本当の意味で復調したかどうかを評価する事は難しく
この週末に行われるチェルシー戦でどの様な戦いを見せる事が出来るかどうかが
非常に重要になると思います。

そして本当の意味で復調をアピールする為にも
次のチェルシー戦は勝利を収めなければならないでしょう。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

7アレクシス   PL:0G0A EL:1G0A
8ラムジー    PL:1G1A
9ラカゼット   PL:2G0A
12ジルー     PL:1G0A
17イウォビ    PL:0G0A EL:0G1A
23ウェルベック  PL:3G1A
24ベジェリン   PL:0G0A EL:1G0A
29ジャカ     PL:0G2A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:0G2A CS:1G0A EL:1G0A
35エルネニー   PL:0G1A


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PL4:ARSENAL vs AFC Bournemouth [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−0 AFC Bournemouth
2017年9月9日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (6)23Welbeck(←31Kolasinac)
 (27)9Lacazette(←23Welbeck)
 (50)23Welbeck(←8Ramsey)


33Cech

6Koscielny 20Mustafi 18Monreal

 24Bellerín 8Ramsey 29Xhaka  31Kolasinac

  11Özil   23Welbeck

9Lacazette


(67)8Ramsey>>>34Coquelin
(74)9Lacazette>>>12Giroud
(74)23Welbeck>>>7Alexis


Substitutes
 13Ospina
 4Mertesacker
 17Iwobi
 14Walcott


Arsenal 1.jpg連敗脱出。

危なげない試合展開で3−0で勝利しましたが
本来はあと2〜3点は奪わなければならない
試合だったかもしれません。

先発はリバプール戦では
移籍騒動で揺れていた為に起用されなかった
20ムスタフィが先発に復帰して中央のCBに入り
右CBの6コシールニー、
左CBの18モンレアルと3バックを組みました。
WBは右に24ベジェリン、
左に31コラシナツが起用され
2列目は11エジルと23ウェルベックが入り
1トップは9ラカゼットが起用されました。

試合は、今シーズンまだ波に乗れていない
ボーンマスを相手にした事もあるかもしれませんが
全体的には充実した試合運びが出来ていたと思います。

先制点は試合開始早々に生まれました。

6分、左サイドのライン際で18モンレアルからのパスを受けた
31コラシナツが一度8ラムジーにボールを預けた後に
タッチライン際のスルーパスを受けて抜け出しました。
そのまま深い位置まで侵入した31コラシナツは
丁寧にクロスを中に入れ
そのクロスを23ウェルベックがヘッドで押し込みゴール!!

早速31コラシナツを左WBに起用した効果が出たと思います。
恵まれたフィジカル的な強さに目が行きがちですが
31コラシナツのストロングポイントは
以外と柔軟な足下の技術と丁寧で正確なクロスだと思います。
特にクロスはただ正確なだけではなく
中の選手の動きをしっかりと見極めて
その中で最適と思われる所に丁寧にクロスを送ると言う感じのクロスで
決して難易度の高いプレーをする訳ではありませんが
シンプルなプレーを的確に行う事で
最大限の効果を引き出すのが上手い様に感じます。

23ウェルベックのヘッドは
自らの肩に当ててコースを変えてGKの逆を突くと言う
難易度の高いヘッドではありましたが(笑)、
悪い空気を吹き飛ばすには十分なゴールだったと思います。

このゴールで気持ち的に楽になったのか
アーセナルらしくテンポ良くパスを繋いで
相手の守備網を切り崩していきました。

14分過ぎ、29ジャカから入れらてた縦パスを
9ラカゼット〜8ラムジー〜9ラカゼット
〜23ウェルベック〜8ラムジー〜9ラカゼットと繋いだ所で
23ウェルベックの所でファールで止められてしまいました。
ボーンマスの中盤の底が機能していなかったとは言え
テンポ良くダイレクトパスを繋いで崩す形は
プレシーズンマッチでも度々見せていた形であり
その目指す方向性を実戦でも実践できている点は
非常に良い傾向だと思います。
願わくば9ラカゼットはフリーでシュートを撃てる体勢に入っていましたので
ファールを流してシュートを撃たせて欲しかったと思います。

15分過ぎ、このファールで得たペナルティの少し外側の位置からのFKを
11エジルが蹴りました。
左脚から放たれたそのコントロールショットは
綺麗な軌道でゴール左上に向かいましたが
残念ながらベゴヴィッチの好セーブで防がれてしまいました。

その後もアーセナルの攻勢が続きます。

17分過ぎ、29ジャカからのロングパスで
左サイドの裏のスペースに抜け出した
11エジルから戻されたボールを受けた
9ラカゼットが丁寧に中にラストパスを送り
そのパスを後ろから走り込んできた29ジャカが
ミドルシュートを放ちました。
残念ながら枠は捉えられませんでしたが
11エジルの動きを見逃さずにロングパスを出した29ジャカにしろ
後ろから走りこんできた9ジャカを見逃さなかった9ラカゼットにしろ
周囲が良く見えていると思います。

そして追加点は強烈な一発でした。

27分、センターラインの辺りの11エジルから
非常に鋭い縦パスが9ラカゼットに向かって入れられました。
そのパスは9ラカゼットが収める前にカットされてしまいましたが
そのこぼれ球を収めた23ウェルベックからの
リターンのパスを受けた9ラカゼットが
ペナルティの外側から右脚を振り抜きゴール!!

11エジルの強気な縦パスも素晴らしかったと思いますが
やはり9ラカゼットのミドルシュートに尽きると思います。
ゴールが見えれば撃つ、言うのは簡単ですが
それが出来ずに苦しんでいたアーセナルにとっては
それが出来る9ラカゼットの加入は非常に大きな価値がある様に見えます。
実際、蹴った瞬間ゴールが決まる事を確信していた様な姿を見せた様に
9ラカゼットも100%の自信があったのかもしれません。
多少距離があったとしても撃つ時は撃つ、
そして決める時は決める、
単純ですが9ラカゼットの加入でもたらされたこの要素は
アーセナルの攻撃力を確実に向上させてくれると思います。

この後面白いシーンがありました。

36分過ぎ、バックパスを受けたベゴヴィッチがもたついている所を
23ウェルベックが猛然とプレスを仕掛けて
クリアーしようとしたボールをブロックする事に成功しました。
そのこぼれ球に反応した9ラカゼットは
至近距離からシュートを放ちましたが
ベゴヴィッチに体を張ってブロックされてしまい
ゴールは奪えませんでした。
が、なんとこのプレーでボールがバーストしてしまいました。
一見、9ラカゼットがシュートを放った時に
バーストした様に見えましたが
良く見ますとベゴヴィッチのクリアーを
23ウェルベックがブロックした時点で
すでにそのこぼれたボールは
跳ねる事なくその場で止まっていましたので
23ウェルベックがスパイクの裏でブロックした時に
どうやらボールはバーストした様です。
もしかしたらそのボールがバーストしていなければ
至近距離から放った9ラカゼットのシュートは
より強力なシュートとなり
ブロックに飛び込んだベゴヴィッチを蹴散らして
ゴールに叩き込まれていたかもしれませんね。

その後も連動的なアーセナルの攻撃は続きました。

39分過ぎ、33チェフからのフィードを
左サイドで収めた23ウェルベックから
11エジル〜8ラムジーそして右サイドの24ベジェリンへ繋がり
その24ベジェリンから一番左側を上がってきた
31コラシナツヘクロスが送られ
そのクロスを31カラシナツがダイレクトボーレーシュートを放ちました。
しかしそのシュートはスミスの右腕でセーブされてしまい
ゴールを奪う事が出来ませんでしたが
思い描いた仕掛けのイメージが非常に良く共有されていたと思います。

しかし、最近のアーセナルの悪い所だと思いますが
この試合も後半の入り方が悪く
ピンチを迎えてしまいました。

47分過ぎ、左サイドからイベが入れたクロスを
ゴール前でデフォーにヘッドで合わされてしまいました。
幸いポストに救われてゴールなりませんでしたが
ここ最近後半の立ち上がりは
動きが緩慢で集中力も悪い場面が何度もみられます。
幸いにもゴールは奪われませんでしたが
この場面で失点していたらまだ流れが変わる可能性があっただけに
後半立ち上がりの問題は改善が必要だと思います。

このピンチで目が覚めたのか
前半の動きを取り戻したアーセナルは
試合を決める3点目を奪いました。

50分、DFラインからボールを受けたゴスリングに対して
9ラカゼットが後ろからチェックを仕掛け
前から8ラムジーがボールをカットした所から
ショートカウンターが発動されました。
8ラムジーはそのままドリブルで持ち上がり
タイミングを見計らった所で
左サイドの23ウェルベックヘラストパスが送られ、
そのパスを受けた23ウェルベックは
左脚でダイレクトで流し込みゴール!!

まず23ウェルベックの「ワンタッチ多い」癖が出ずに
そのままダイレクトでシュートを撃った事を評価したいと思います。
やや流れながらの体勢から左脚で
ファーサイドネットに流し込んだシュートは
決して簡単なシュートではありませんので
いつもの「ワンタッチ多い」癖が出て
ダイレクトで撃たずにトラップしてから
右脚でシュートを撃とうとしてもおかしくないシチュエーションでした。
その誘惑?に負けずに
良くぞそのままダイレクトで撃ったと言いたいです。
結果論ですが23ウェルベックは「ワンタッチ多い」事で
これまで多くのチェンスを潰してしまっていた事が
これで立証されてしまったかもしれませんが
反対に瞬時に判断し思いっきり良くシュートを撃てば
今まで以上にチャンスをゴールに結び付けられる可能性も秘めていると思います。
今後もこの調子で「ワンタッチ多い」癖が出ない事を期待したいと思います。

一方でこのゴールの最初の切っ掛けを作ったのは
9ラカゼットのチェックでした。
風貌だけを見ると非常にエゴが強そうな風貌をしていますが
実際はその正反対でこの場面の様に
献身的なチェックを怠らない所は良い意味で驚かされました。
ボールを持っていない所でも出来るプレーを
サボらずにしっかりとこなす、
単純な事ですが今のアーセナルには
チームの勝利のために誰もがこの様な気持ちでピッチに立つ事が必要であり
反対にこの様な気持ちでピッチに立てない選手は
ピッチに立つ資格はないと思います。

その後も惜しいチャンスは続きました。

55分過ぎ、やや右サイドの位置から24ベジェリンが
右脚のアウトサイドのチップキックで
DFラインの頭を越す浮き球のパスを11エジルに送り
DFラインの裏に抜け出した11エジルは
ダイレクトで右脚を振り抜きました。
残念ながらシュートは枠を捉えられませんでしたが
この場面でもアイデアが良く共有されていたと思います。

56分過ぎ、右サイドで24ベジェリンからのリターンを受けた11エジルから
最前線へ走り込んできた8ラムジーへ
ピンポイントパスが送られました。
8ラムジーはダイレクトで押し込もうとしましたが
しっかりとヒット出来ずにゴールは奪えませんでしたが
この場面でも両者の間でしっかりとアイデアが共有出来ていたと思います。

59分過ぎ、ボーンマスンのスローインからのこぼれ球を収めた
23ウェルベックがそのままドリブルで切り込んで行き
ベゴヴィッチの頭を越すループシュートで
ゴールを狙いましたが僅かに枠の外へキレて行きハットトリックならず。

しかしこの辺りからアーセナルペースだった流れを
徐々にボーンマスが取り戻し始め
全体的にオープンな展開になり始めたました。

その様な状況に対してこの日もボスの判断は早かったと思います。
ボーンマスの攻勢を受け止める為に
8ラムジーを下げて34コクランを入れた判断は
的確な判断だったと思います。

とは言え、ボーンマスが徐々にペースを掴んだのは
ボーンマスが攻勢を強めただけではなく
試合開始から飛ばしていた事もあり
アーセナルの選手たちのプレーが雑になり始めたのも
一因だと思います。
これまでの開幕から3戦で大きな問題となっていた
パスミスが目立ち始め、それにより自らリズムを壊し始め
チャンスを棒にふる場面が多くなりだしました。

特にカウンターの場面でのパスミスは
非常に痛いパスミスだったと思います。

61分過ぎのカウンターの場面では、左サイドにいた24ベジェリンから
ゴールに向かって走っていた9ラカゼットの前方へパスが出されましたが
コースがズレてしまい戻ってきたボーンマスのDFにカットされてしまいました。
9ラカゼットの走っているコースの前方に向かって
もっと丁寧にパスが送られればGKと1対1になるチャンスだっただけに
軽率なパスだったと思います。

65分過ぎのカウンターの場面では、右サイドに残っていた11エジルへ
29ジャカからパスが送られましたが
そのパスが短かった為にカットされてしまいました。
これも11エジルの前方のスペースに向かってパスを出していれば
そのまま深い位置まで11エジルが抜け出す事が出来ていたと思います。

82分過ぎのカウンターの場面では左サイドの29ジャカから
ゴールへ向かって走っていた12ジルーへパスが出されましたが
そのパスも相手にカットされてしまいました。
12ジルーとの間にいた相手DFに
カットされてしまう様なパスを出してしまったのは
言語道断だと思います。
確かに12ジルーがゴールから離れる様なコースで走り込んでいた為に
パスコースは限られたものになっていたのも事実ですが
相手のDFの頭を越す軌道のタッチダウンパスを送るなり
DFとGKの間を射抜く様なコースに速く鋭いパスを送るなり
もう少しパスの出しようがあったと思います。

すでに勝敗を決している様な展開でのミスですので
勝敗には影響なかったかもしれませんが
今後の事を考えますとこの様な好機を活かせないというのは
正直甘い様に感じます。
例えば上位クラブとの対戦では相手に押し込まれた状況から
カウンターで勝機を導かなければならない場合も
多々あるかもしれません。
その様な戦況においては
カウンターは千載一遇のチャンスでもありますので
チャンスが巡ってきた時には絶対に決めなければ
今後は生き残ってはいけないと思います。
更に言えば、この試合の様に勝っている展開でも
本当に相手の息の根が止まるまでは
何度でも何度でもゴールに突き刺す様な
妥協を許さない姿勢をもっと見せなければならない様に感じます。

終盤も惜しい場面がありました。

71分、ボーンマス陣内でボールを奪い返した29ジャカから
すぐさま11エジルへスルーパスが送られ
そのパスで右サイドの深い位置まで侵入した11エジルから
後ろから走り込んできた34コクランヘ
丁寧なグラウンダーのクロスが送られました。
そしてそのグラウンダーのクロスを
34コクランはダイレクトでシュートを放ちましたが
そのシュートはアケの体を張ったブロックで防がれてしまい
ゴールは奪えませんでした。
とは言え、前からの的確なプレスと
そこからのショートカウンター、
そしてアタッキングエリアに入ってからの連動的な仕掛け、
この様な攻撃が常に出来る様になると
アーセナルの状況は大きく変わるのは間違いないと思います。

78分過ぎ、左サイドでのルーズボールを
12ジルー〜31コラシナツ〜7アレクシスへと
浮き球のダイレクトパスで繋いでマイボールにし、
そこからドリブルで切り込んでいった7アレクシスを
追い越す様に前線へ飛び出していった12ジルーへ
7アレクシスからスルーパスが送られました。
そのパスを受けた12ジルーは角度の無い所から
左脚を振り抜きましたが
その強烈なシュートはベゴヴィッチに防がれてしまい
ゴールは奪えませんでした。

終盤34コクランが左ハムストリングを痛め
プレー続行不可能になり
残りの10分強の間は数的不利な状況でのプレーを強いられましたが
なんとか凌ぎきり勝利。

もっとゴールを奪わなければならなかったと思いますが
とりあえず連敗をストップし安堵。


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33チェフ

 2度程しか危険な場面は訪れなかったが的確なセービングでゴールを守り抜き久しぶりの零封。

6コシールニー

 久しぶりに20ムスタフィとDFラインを組んだがコンビネーションは非常に良かった。 やはりこの2人が揃えば安定感は増す。

20ムスタフィ

 中央のCBに入る。 高い位置まで上がる事は自重しスイーパー的な役割を重視していた事で非常にバランスは良かった。

18モンレアル

 全体的に安定していた。

24ベジェリン

 ゴールには繋がらなかったが右サイドからコンビネーションで何度か仕掛ける事が出来ていた。 WBでも徐々に存在感を増やしていくだろう。

8ラムジー

 23ウェルベックのゴールのアシストは良く周りが見えていた。 最前線への飛び出すタイミングもここ数試合に比べて良くなっていた。

29ジャカ

 テンポ良くボールを捌けていたが、終盤ではまたも雑なパスが目立った。 この辺りの安定性をもっと上げないと29ジャカのパスミスからまた足下をすくわれる時が来てしまうかもしれない。

31コラシナツ

 非常に良かった。 派手なプレーはないがシンプルなプレーを効果的に行う術を知っている。 その最大の要因は周囲の状況判断力が高い所だろう。 やはり31コラシナツは左WBで起用した方がチームにとって力になる。 一方で終盤はスタミナ切れを起こしていた様に見えた。 独特な負荷が多いPLのスタイルに馴染むのにはもう少し時間が必要かもしれない。

11エジル

 アシストこそ挙げられなかったが11エジルを中心に良い形が作られていた。  

23ウェルベック

 2ゴール1アシストと結果を出す。 9ラカゼットとの距離感も良く、無駄なプレーも少なかった。 この試合の様に効率的なプレーが続けられれば一皮むける日も近いか。 

9ラカゼット

 完璧なミドルシュートだった。 撃つ時は迷わず撃つ、そして決める時は確実に決める。 単純な事だがそれが出来る9ラカゼットはアーセナルの前線に確実に新しい風を呼び込んでいる。 
 
34コクラン

 ボーンマスが攻勢を強めた事でそれを対応する為に8ラムジーに代わり投入される。 しかし終盤左ハムストリングを負傷し無念の退場。

12ジルー

 9ラカゼットに代わりトップの位置に入る。 9ラカゼットや23ウェルベックが結果を出している事が良い刺激になっている様だ。 焦りが出てしまうと空回りので注意が必要だが、今くらいの感じで集中力が保たれていれば12ジルーの番もすぐに訪れるだろう。

7アレクシス

 一部のスタンドのファンからはやはりブーイングで迎えられる。 この状況をどう思うか? これからのプレーで我々を納得させる事が出来るか? 7アレクシス自身が応えを示す必要がある。


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完敗だったリバプール戦から幾つかの点で改善が見られたと思います。

一番大きなポイントは3バックだと思います。
昨シーズン終盤を含めても実戦では僅かしか一緒にプレーした事のない
6コシールニーと20ムスタフィが揃った3バックは
非常に機能していたと思います。
基本的に右の6コシールニーと左の18モンレアルは
積極的に前に出て相手を潰す役割を担い
中央の20ムスタフィがその2人の後ろに出来たスペースを
的確にカバーする形が機械的に行えていた事で
隙らしい隙は殆ど与えていなかったと思います。
特に中央に入った20ムスタフィは本来は前に出たがるタイプのCBですが
この試合では前に出る事は自重し
最後列でスイーパーとしての役割を全うしていた所が
非常に大きなポイントだった様に感じます。
勿論、ボーンマスが機能していなかった部分もありますが
この試合の様なバランスを保ってれば
そう簡単には大崩れする事は無くなるように感じます。

そして両WBも機能的だったと思います。
本来の右サイドに戻った右WBの24ベジェリンも
まだ十分とは言えませんが
大分右SBに入った時と同じ様な
攻撃参加が出来てきている様に見えましたし、
左WBに入った31コラシナツは
その攻撃力を十分に発揮してくれたと思います。
開幕からチーム事情もあり
左CBで起用されていましたが
やはり31コラシナツは左WBで起用した方が
機能する事を証明したと思います。
特別難易度の高いプレーで状況を打開する様な選手ではありませんが
一方で周囲の状況判断能力が高い事で
連携面はスムーズであり
その結果シンプルなプレーを効果的に行う事が出来る所が
最大の強みの様に感じます。
一方で守備面に関しては若干その恵まれたフィジカル的な強さに
頼りすぎる様な場面が見られ
今後はより優秀なアタッカーと対峙した時に
どの様な対応を見せる事が出来るかどうかが
一つのポイントになる様に感じます。

前線は9ラカゼットと23ウェルベックの距離感が
非常に良い様に感じました。
お互いに12ジルーの様に中央に留まるタイプではなく
アグレッシブに動き回るタイプですが
限られたスペースの中でもお互いの足を踏む様な場面は殆どなく
時には2トップの様な形でプレーしながら
バランス良くプレーしていたと思います。

23ウェルベックの決定力に関しては
今でも懐疑的な部分が個人的にはありますが
一方でボスがこのコンビを多用している意味が
少しわかった様な気がします。

とは言え、この試合でも雑なパスミスが何度もあった事は
忘れてはならないと思います。
チームとして機能していなかったボーンマス相手でしたので
その様なパスミスがすぐにピンチを招く事はありませんでしたが
上位クラブとの対戦でもこの様なパスミスをしてしまうと
簡単に失点してしまうことも考えられます。
このパスミスの問題に関しては早急に改善させなければ
次節のチェルシー戦では
再び悪夢を見させられる可能性もあると思います。

前節のリバプール戦の大敗から
ひとまず立て直すことは出来たと思います。
しかしこの試合のボーンマスの出来の悪さを考えれば
本当に評価に値する試合だったかどうかは疑問が残ります。
そういう意味では次節のチェルシー戦が
本当の意味での試金石になると思われます。

このボーンマス戦の様に集中力を高めた状態で試合に挑み
そして不要なミスを減らす事ができれば
チェルシー戦でも必ず結果を出してくれる事と思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8ラムジー    PL:1G1A
9ラカゼット   PL:2G0A
12ジルー     PL:1G0A
23ウェルベック  PL:3G1A
29ジャカ     PL:0G2A CS:0G1A 
31コラシナツ   PL:0G2A CS:1G0A 
35エルネニー   PL:0G1A


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2017/18のスカッド:最終盤 [Arsenal F.C.]

2017/18シーズンのファーストチームのスカッド最終版です。

Arsenal 1.jpg


1 
2 マテュー・ドゥビュシー(32)
3 
4 ペア・メルテザッカー(32)
5 
6 ローラン・コシールニー(31)
7 アレクシス・サンチェス(28)
8 アーロン・ラムジー(26)(HG)
9 アレクサンドル・ラカゼット(26)
10 ジャック・ウィルシャー(25)(HG)
11 メスト・エジル(28)
12 オリヴィエ・ジルー(30)
13 ダビド・オスピナ(29)
14 セオ・ウォルコット(28)(HG)
15 
16 ロブ・ホールディング(21)(HG)
17 アレックス・イウォビ(21)(U-21)(HG)
18 ナチョ・モンレアル(31)
19 
20 シュコドラン・ムスタフィ(25)
21 カルム・チェンバース(22)(HG)
22 ジェフ・レイネ・アデレード(19)(U-21)
23 ダニー・ウェルベック(26)(HG)
24 エクトル・ベジェリン(22)(HG)
25 
26 
27 
28 
29 グラニト・ジャカ(24)
30 エインズリー・メイトランド=ナイルズ(20)(U-21)(HG)
31 セアド・コラシナツ(24)
32 チューバ・アクポム(21)(HG)
33 ペトル・チェフ(35)
34 フランシス・コクラン(26)(HG)
35 モハメド・エルネニー(25)
50 デヤン・イリエフ(22)
54 マット・メイシー(22)(HG)


シーズンローン
25 カール・ジェンキンソン(25)(HG)
26 エミリアーノ・マルティネス(24)(HG)
27 ジョエル・キャンベル(25)
28 ルーカス・ペレス(28)
   浅野 拓磨(22)

登録外
19 サンティ・カソルラ(32)


ファーストチームの内訳

ホームグロウン 10名
非ホームグロウン 15名
U-21 3名
ローン 5名
登録外 1名


(9/1時点)
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GK
33 ペトル・チェフ(35)
13 ダビド・オスピナ(29)
54 マット・メイシー(22)
50 デヤン・イリエフ(22)

この夏に移籍する可能性が高かった13オスピナの残留が決まり
懸念していた第2GK問題が解決した事で
このポジションはひとまず安泰だと思います。
一方で33チェフの怪我に対するリスクが
年々増えてきている点は僅かですが影を落としていると思います。
13オスピナに関してもそれほど怪我に強い方ではない事を考えますと
第3GKが経験値の低いリザーブチームに所属している
54メイシーと50イリエフが務める事になっている点は
今シーズンのGKの編成の弱点になる可能性もあります。


CB
6 ローラン・コシールニー(31)
20 シュコドラン・ムスタフィ(25)
4 ペア・メルテザッカー(32)
16 ロブ・ホールディング(21)
21 カルム・チェンバース(22)
(18 ナチョ・モンレアル(31))
(31 セアド・コラシナツ(24))

昨シーズンの終盤から採用している3バックシステムを継続するのならば
このポジションは3人の選手が必要になります。
移籍期間終盤に移籍騒動があった20ムスタフィの
メンタルコンディションが気になりますが
これまでの実績を考えますと
6コシールニーと20ムスタフィの2人は当確で
残る1枠を残りの選手で競う形になると思います。

本来ならば昨シーズン終盤にこのポジションで結果を出した
16ホールディングに期待がかかる所ですが
開幕から3戦を終えた現状としては
その期待に応える事が出来ていません。
不注意なミスを繰り返し全く対応出来ていないと言われても
仕方がない状況を考えますと
シーズン通してレギュラー格で起用するには
もう少し時間が必要かもしれません。

そうなりますとボスが好んで使う事が多い
18モンレアルを左CBで起用する形が多くなるかもしれません。
最近はスピードやクイックネスに衰えを感じる事が多くなってきましたが
派手さはありませんが経験からくる気の利いたフォローは健在であり
計算できる点は若い選手より使いやすいかもしれません。

しかし個人的に忘れてはならないと思っているのが
21チェンバースの存在です。
以前は軽率なミスと不安定な対応を繰り返し
与えられたチャンスを活かせずに信頼を失った事もありましたが、
昨シーズンミドルズブラにシーズンローンに出て
定期的な出場機会を得て戻ってきた21チェンバースは
この夏のプレシーズンマッチでは
僅かな時間のプレーしか見る事が出来ていませんが
それでも以前の様なバタバタする感じはなくなっていた様に感じます。
特にこの夏に開催されたU-21ヨーロッパ選手権での
イングランド代表の正CBは
16ホールディングではなく21チェンバースが務めていましたので
その事実を証明するチャンスを
アーセナルでも与えられても良い様に感じます。

一方でこの夏獲得した31コラシナツを左CBで起用する可能性も
十分にある様に感じます。
左SBとしては非常に強いフィジカルの持ち主であり
3バックの一角ならば十分に対応可能だと思います。
その一方で31コラシナツのストロングポイントは
その強いフィジカルではなく
何気に柔軟でセンスが良い足下の技術だと個人的には思っていますので
その足下の技術を存分に発揮させる為には
3バックの一角での起用ではなく
より攻撃的な振る舞いが出来る左WBでの起用を希望します。

20ムスタフィのメンタルコンディション次第ではありますが
計算が出来る右CBムスタフィ、中央6コシールニー、
左CB18モンレアルを中心に
16ホールディングや21チェンバースを
ELを含めたカップ戦で起用しながら
成長を待つと言う形が望ましい様に考えます。
そして常時先発は難しいと思いますが
有事の際には4メルテザッカーが
ワンポイントで穴を埋めてくれると思われます。


右WB
24 エクトル・ベジェリン(22)
2 マテュー・ドゥビュシー(32)

左WB
31 セアド・コラシナツ(24)
18 ナチョ・モンレアル(31)

WBに関しては右が24ベジェリン、
左が31コラシナツで決まりだと思います。
24ベジェリンに関しては右WBよりも右SBの方に
適性があると思っていますが
それでも今後経験を積む事で
右WBでも結果を出してくれる事を期待しています。
一方の31コラシナツに関しては
3バックの一角で起用される可能性もあるかもしれませんが
その攻撃能力をチームの中で活かす為にも
より攻撃的な振る舞いが出来る
左WBでの起用してくれる事を希望します。

この2人のバックアッパーに関しては
左WBは18モンレアルが控えていますので万全だと思います。
年齢的にスピードやクイックネスに
衰えを感じる事が多くなっていますが
それでも安定感は健在だと思いますので
左WBに関しては万全だと思います。

一方の右WBに関しては大きな不安があります。
昨シーズンも殆ど出場機会が与えられずに
戦力外としてこの夏もアーセナルを離れると思われていた
2ドゥビュシーが残留する事になり
この2ドゥビュシーが右WBのバックアッパーを
務める事になりそうです。
2ドゥビュシーは実力的には申し分のない選手だと思いますので
このバックアッパーの状況を受け入れるのであれば
十分にその役割を担ってくれると思います。
一方で、これまでの経緯を考えますと
どの程度貢献してくれるかは不透明と言わざる得ないと思います。

場合によっては夏のプレシーズンツアーに帯同し
大きなインパクトを示したリザーブチームの61ネルソンに
チャンスが与えられても良い様に感じます。

どちらにせよ今シーズンはELと並行して戦う事を考えますと
最低でも2人でローテーションする事が必要だと思われます。


CMF
8 アーロン・ラムジー(26)
29 グラニト・ジャカ(24)
34 フランシス・コクラン(26)
35 モハメド・エルネニー(25)
10 ジャック・ウィルシャー(25)
30 エインズリー・メイトランド=ナイルズ(20)
(19 サンティ・カソルラ(32))

今でも19カソルラが健在ならば
本来ならばこのポジションの主軸は19カソルラが
担っていたかもしれませんが
昨シーズンの怪我に対する手術後の合併症の影響で
未だに復帰が出来ず
PLの25名の登録枠と共に
ELの登録枠からも外れてしまいましたので
復帰出来るのは最低でも
シーズン後半からになる事が決まりました。

とは言え32歳になった19カソルラが
今後もCMFの主軸としてプレーする事を期待するのは
本来は間違っており
今回の怪我が有る無しにせよ
世代交代を行わなければならなかった時期に入っていると思います。

現状としてボスが期待しているのが
29ジャカと8ラムジーのコンビの様です。
後ろでパスを捌く司令塔タイプの29ジャカと
前線に厚みをもたらすBox to Boxタイプの8ラムジーのコンビは
上手く噛み合えば決して悪いコンビではないと思いますが
現時点では上手く行っている様には見えません。
29ジャカが決定的なパスミスを繰り返している問題もさる事ながら
8ラムジーが前に行こうとする意識が強すぎる為に
中盤の底に穴が空いてしまう場面が多く
非常にバランスが悪いコンビの様に見えます。
攻撃陣に厚みをもたらす8ラムジーの積極性は必要だとは思いますが
あくまでも自分のプレーエリアを守る事を意識しながら
タイミングを見計らって前線に顔を出す様にならなければ
現状のバランスの悪さは解消されない様に感じますので
このコンビを主軸とするには
まず8ラムジーの意識改革が必要だと思います。
そういう意味では同じBox to Boxタイプでも
29ジャカの周囲を動き回って穴を埋めながら
前線との橋渡し役をする35エルネニーを
29ジャカと組ませた方がバランス的には良い様に感じます。

一方で8ラムジーをこのポジションで起用するならば
そのパートナーは攻撃の組み立てを担える選手が対象になると思いますので
なかなか最適な組み合わせを見いだす事が難しい様に感じます。
それならばいっその事2列目にあげて
シャドーストライカーの様な使い方を考えても良いのかもしれません。

今後4−2−3−1に戻した場合には
3バックの時よりもよりDFラインをプロテクトする役割が
このポジションには求められると思いますので
CMFの片割れはより守備的な役割をこなせる
34コクランを入れた方がバランスは良くなるかもしれませんが
現状のまま3バックを継続するのならば
34コクランは試合を終わらせるクローザー的な
起用が多くなるかもしれません。

そのような中で個人的に期待しているのが10ジャックの存在です。
パスを捌くと共に自らボールを持ち上がって
リズムを変える事が出来る10ジャックは
本来ならば主軸として期待されていた19カソルラに
一番近いタイプの選手だと思われます。
29ジャカよりも機動力があり
8ラムジーよりも組み立てに貢献でき
35エルネニーよりも攻撃的なセンスがある10ジャックは
上手く使えばやはり重要な戦力になると思われます。
怪我への耐性が弱いと言う大きな問題が10ジャックにはありますので
シーズン通してフル稼働で使い続ける事は
色々な意味でリスクを伴いますが
バランスを欠いている8ラムジーの代わりに
一度29ジャカと組んだ所を見てみたいと思いますし
より守備的な34コクランと組ませても
機動力のある10ジャックならば
中盤が停滞する事なく攻撃が組み立てられるかもしれません。
もしかしたら10ジャックは
もう一列前で11エジルのバックアッパーとして
起用した方が活きるかもしれませんが
この天才をカップ戦だけで起用するのは
もったいない様に感じます。


トップ下・サイドアタッカー
11 メスト・エジル(28)
7 アレクシス・サンチェス(28)
17 アレックス・イウォビ(21)
14 セオ・ウォルコット(28)
22 ジェフ・レイネ・アデレード(19)

2列目は昨シーズン同様に11エジルと7アレクシスが
ファーストチョイスとして起用される事が考えられますが
移籍を希望しながら実現できなかった7アレクシスが
アーセナルをリスペクトし
本来のモチベーションを保つ事が出来るかどうかが
非常に重要なポイントになると思われます。

仮にモチベーションが保てずに足を引っ張る様ならば
7アレクシスを外す決断をしなければならないと思いますが
その代役を探さんければならないと思います。

11エジルのパートナーに
シャドーストライカー的な役割を求めるのか
それとも一緒に崩しの局面を創造する選手を求めるのかで
人選は代わってくると思います。

今シーズンも開幕からの2試合で
欠場した7アレクシスの代わりに
11エジルの横でプレーしていた23ウェルベックは
シャドーストライカー的な役割を重視して
起用されていたと思います。
実際1トップに入った9ラカゼットよりも
多くの決定機に絡んでおり
シャドーストライカーを11エジルの横に置く形は
それほど悪くはない様に感じます。
シャドーストライカー的な役割を重視して起用するという意味では
プレシーズンマッチでも試されていた
14ウォルコットも同様な形で起用できると思います。
しかし23ウェルベックにしても14ウォルコットにしても
決定力がそれほど高くない為に
多くの決定機が訪れてもそれをゴールと言う形で
活かせていないという問題が存在する所が悩みの種です。

その問題を解消する方法としては
9ラカゼットを2列目に下げて
シャドーストライカー的な役割を与える事が考えられます。
実際9ラカゼットはペナルティ内で良い形でボールを受ければ
確実に枠を捉えるだけの決定力があると共に
下がって仕掛けの段階に入っても流れを崩す事なく
自らラストパスを出す事も出来る
万能性を見せています。
開幕からの2戦で見せた様に
2列目のシャドーストライカーが
フィニッシャーとしての役割を担う場面が多いのならば
その役割は決定力のある9ラカゼットは最適な様に感じます。

一方で11エジルと共に崩しの局面を創造するという意味では
17イウォビに期待したいと思います。
昨シーズンは自らが仕掛けるというよりも
11エジルや7アレクシスが主体となり
17イウォビはそれに付いて行くと言う印象でしたが
この夏のプレシーズンマッチでは
昨シーズンよりもより積極的なプレーが増え
自らが責任を持って仕掛けるプレーが多くなった様に感じましたので
仮に11エジルが抑えられてしまった時でも
代わりに17イウォビ自身が仕掛けの中心として振舞う事が
期待できると思います。

同じ様な役割を期待するのならば
8ラムジーや10ジャックを2列目で使う形も
十分に考えられる形だと思います。
CMFではバランスを崩しやすい8ラムジーも
2列目ならばその心配は軽減され
ウェールズ代表でもこのポジションでプレーしていますので
場合によってはCMFよりも適している可能性もあります。
一方の10ジャックはそのセンスとアイデアを
最大限に発揮させるのならば
3列目よりも2列目の方が適していると言う意見もあります。
相手ゴールに近づけば近づくほど
激しいチャージを受けるリスクは高くなりますが
11エジルのバックアッパーとしてだけではなく
11エジルのパートナーとしてプレーする
10ジャックの姿を一度見てみたいとも思います。

本来ならばシャドーストライカーとしても
仕掛けの中心としてもプレー出来る
7アレクシスがフル稼働できれば何も心配はなくなりますが
仮に7アレクシスが期待するレベルのプレーが見せられないのならば
11エジルを中心としたチームの構築に努めて欲しいと思います。


ストライカー
9 アレクサンドル・ラカゼット(26)
12 オリヴィエ・ジルー(30)
23 ダニー・ウェルベック(26)
32 チューバ・アクポム(21)

このポジションは新加入の9ラカゼットに大きな期待が寄せられます。
既存の12ジルーにしても23ウェルベックにしても
それぞれ持ち味があり決して悪いFWではないと思いますが
一方で決定力と言う一点だけを考えれば
多くの人を納得させるだけの実績は挙げる事が出来ていませんでしたので
その点に関しては決定力の高い9ラカゼットへの期待が掛かります。

仮に前線に9ラカゼット、7アレクシス、11エジルが入った場合は
流動的に動ける9ラカゼットと7アレクシスが
頻繁にポジションを入れ替えながら
それを11エジルのパスで操る様な形は想像しやすいと思います。
一方で7アレクシスが使えない状況ならば
個人的には12ジルーを1トップに入れて
2列目に9ラカゼットと11エジルを配置する形を試して欲しいと思います。
決定力に関してはやや難がある12ジルーも
ポストプレーヤーとしては一流であり
しかも決定力のある9ラカゼットがその12ジルーの周囲にいれば
そのポストプレーはより冴える様に感じます。

とは言え、12ジルーをスーパーサブとしてベンチに控えさせる
現在のプランも非常に評価しています。
元々ボスはそれほどベンチワークが上手い方ではありませんので
強い切り札を手持ちに持っている状況の方が
単純に有効な選手交代が行える事になると思います。
12ジルーをベンチに置いておくプランも捨てがたいと思いますが
個人的には12ジルーと9ラカゼットの共演を
もっと見てみたいと思っています。


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7アレクシスや20ムスタフィの移籍騒動等
移籍市場閉幕間際のドタバタ劇は
チームとしての結束力や求心力が疑われても
おかしくない状況だったと思います。

この様な状況から立て直せるかどうかが
まず最初の関門かもしれません。

とは言え、昨シーズンのスカッドからチームを離れた主な選手は
ガブリエウ、ギブス、チェンバレン、ペレスなどの
バックアッパーだけであり
主力クラスの選手はチームに留まっています。
そこにこれまで問題を抱えていたポジションに
9ラカゼットと31コラシナツを迎えた現在のスカッドは
顔ぶれだけを見れば戦力的にはそれほど悪い様には見えません。

そして毎年問題になりますが
なるべく長い期間ベストなメンバーで戦う事が出来るかと
仮に離脱者が出た時に
それをバックアップメンバーでカバー出来るかの問題を
クリアーする事が出来れば
少なくとも昨シーズン以上の成績を残すチャンスは
十分にあると思います。

しかし例年苦しめられているこれらの問題よりも
今シーズンの結果を左右するのは
この夏の移籍期間で浮き彫りになった
チームとしての結束力の問題の方だと思います。
昨シーズン終盤、CL出場権を目指して
戦う集団として一つにまとまった様に
再び一つにまとまる事が出来るかどうかが
今シーズンの行方を左右するのは間違いなく
しかもその結果はすぐにでも示さなければなりません。

どれだけ良いメンバーを揃えていたとしても
そのチームが一つにまとまらなければ
ただの烏合の衆です。
その様な状況では厳しいシーズンを乗り越える事は不可能だと思います。

チームをリスペクトし、チームメイトをリスペクトし、
自らの責任を理解し、そしてチームの為に全力を尽くす、
この気持ちを再び取り戻す事が出来れば
ボロクソに批判し続けている
メディアや自称評論家達を見返す事が出来ると思います。

CL出場権を失った事のダメージに蝕まれていく様に
今シーズンは厳しいシーズンを過ごす事になると思われますが
自分を信じ、チームを信じる事が出来れば
必ず道は開けていくと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

シャルケ04から
 左SB セアド・コラシナツ(23歳)フリー ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

オリンピック・リヨンから
 CF アレクサンドル・ラカゼット(26歳)移籍金£4650万+α フランス代表


OUT

トゥールーズへ
 ストライカー ヤヤ・サノゴ(24歳)フリー

ベンフィカへ
 サイドアタッカー クリス・ウィロック(19歳)フリー イングランドU-19

シュトゥットガルトへ
 ストライカー 浅野 拓磨(22歳)シーズンローン

VfLヴォルフスブルクへ
 ストライカー ケイレン・ハインズ(19歳)移籍金£200万(推定) イングランド

ブリストル・ローバーズへ
 左SB マーク・ボラ(19歳)シーズンローン イングランド

ヴィレムⅡへ
 攻撃的MF ダン・クローリー(19歳)移籍金非公開 イングランドU-19

ユベントスヘ
 GK ヴォイチェフ・シュチェスニー(27歳)移籍金£1000万(推定)ポーランド代表

ヘタフェヘ
 GK エミリアーノ・マルティネス(24歳)シーズンローン アルゼンチン

バレンシアへ
 CB ガブリエウ・パウリスタ(26歳)移籍金£1100万(推定)ブラジル代表

バーミンガムへ
 右SB カール・ジェンキンソン(25歳)シーズンローン イングランド

バーミンガムへ
 左SB コーエン・ブラモール(21歳)シーズンローン イングランド

エンポリヘ
 CMF イスマエル・ベナセル(19歳)移籍金非公開 アルジェリア代表

ノリッジ・シティヘ
 MF Savvas Mourgos(19歳)移籍金非公開 ギリシャU-19

ハル・シティヘ
 攻撃的MF ジョン・トラル(22歳)移籍£300万(推定) スペイン

ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンへ
 左SB キーラン・ギブス(27歳)移籍金£700万(推定)元イングランド代表

リバプールへ
 右WB アレックス・オックスレード・チェンバレン(24歳)移籍金£3500万(推定) イングランド代表

デポルティーボ・ラ・コルーニャへ
 ストライカー ルーカス・ペレス(28歳)シーズンローン スペイン

レアル・ベティスヘ
 サイドアタッカー ジョエル・キャンベル(25歳) シーズンローン コスタリカ代表


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追伸、

先日11エジルが素晴らしいコメントを出し
それに対するイアン・ライトの反論が出ていましたが
あのイアン・ライトの反論は全く的外れだと思います。

特にそう感じる所は11エジルが未だに
契約延長にサインしてない事を批判している所です。
11エジルが話している内容はあくまでもピッチの中での話であり
正当なのか不当なのかは別として
メディアと一緒になって批判する側に回るレジェンド達に
批判ではなくサポートをして欲しいというお願いと
そして誰になんと言われようが
アーセナルを愛し、グナを愛し
今シーズンも共に戦い抜く事を宣誓する様なコメントでした。

一方のイアン・ライトはその11エジルに対して
アーセナルの成功を願っているのならばなぜ契約を延長しないのかと
反論していますが
ピッチ内に関わる問題について話している11エジルに対して
ピッチ外のクラブと一選手との個別の案件である契約問題に
論点を変えるのは完全に的外れな反論だと思います。

契約が何年残っていようが、週給を幾らもらっていようが
ピッチの中では関係ない話だと思います。
思い通りに行く時もあれば上手くいかない時もあると思います。
全力で戦っていてもミスする事もあると思いますし
ミスをすれば批判を受けるのもプロであれば仕方がないと思います。
しかし重要なのはピッチの中でチームの為に
全力で戦ったのかどうか、これだけだと思います。
それなのにも関わらず、あたかも契約延長にサインしていない事が
アーセナルへの忠誠がない、戦う気持ちがない証拠の様に反論する
イアン・ライトは思慮が足りないのではないかと思います。

先日のリバプール戦や昨シーズンのバイエルン戦の時の様に
全く良いプレーが出来ずに退いたにも関わらず
全く危機感を感じずにベンチで笑みをこぼしていた
7アレクシスの様な態度は
チームの為に戦っていないと
批判を受けても仕方がないと思いますが
最近の試合でのプレーを見て11エジルが戦っていないと
どうして言えるのか不思議でたまりません。

未だに11エジルに対して
走らない、戦わないと言う批判をしている
メディアや自称評論家の人達がいますが
一体どこをどう見たらその様なコメントを出せるのか疑問に感じます。
もしかしたらアーセナルへ移籍してきた当時の11エジルの録画映像でも
気が付かずに見続けているのではないかと思ってしまいます。
確かに11エジルはアーセナルのエースとして
チームを勝利に導く責務を他の選手よりも背負っていると思いますので
チームを勝利に導けなかった時には
その事について批判を受けるのは仕方がない事だと思います。
しかし先日のリバプール戦の様に
勝利を求めて戦っても全く上手くいかない時もある訳で
その上部の結果だけを捉えて11エジルは何もしなかった様に批判するのは
的を得ていないと思います。
百歩譲ってメディアが視聴者受けを求めて
その様な方向に持っていくのは分かりますが
少なからず内情を知っているはずの元アーセナルの選手も
上部しか見ていない様な発言を繰り返すのは
私もどうかと思います。

今シーズンはアーセナルにとってここ20年経験した事のない
崖っぷちの道を進まなければならないと思います。
現実的にも今シーズンはこれまでにも増して
上手くいかない試合は増えると思います。
その様な非常な困難な状況を我々は乗り越えなければならない訳であり
その為にはクラブ、監督、選手の力だけでは難しく
それを後押ししてくれる大きな力が今は必要な時なのだと思います。

個人的な意見になりますが
アーセナルが常に優勝を争う様なクラブだと
いつまでも思っているべきではないと思います。
現状としては非常に危機的な状況に陥っていると思います。
そのアーセナルに対して「ダメだ」と言うのは簡単です。
しかしそれでは何も生まれてきません。
「ダメ」なのはわざわざ言われなくても誰もが感じています。
しかしその「ダメ」な状況で
特に黄金期に活躍した元アーセナルの選手達がメディアに顔を出して
更に「ダメだ」と言い続けて追い討ちを掛ける事が
アーセナルにとって良い事であるのでしょうか?
自らの人気の為ならば所属していたクラブを
貶めても気にならないと言う人もいると思います。
又、所属していたクラブと言えども
良い感情を持っている人だけとは限りません。
しかし仮にもアーセナルと言うクラブを思っているのならば
今回だけはそれではダメだと思います。
「ダメ」な所を批判するなとは言いません。
しかし「ダメだ」「ダメだ」と言い続ける事は
他の自称評論家やメディアに任せておいて
勇気を持って反論する人が今のアーセナルには必要だと思います。
ボスや選手の様な現場の人間が反論しても意味がありません。
悪意のある周囲の人間は言い逃れとしか捕らえないでしょう。
この様な反論は影響力のある第3者、
特にレジェンドと言われる人達が
声を挙げてこそ初めてアーセナルを守る声になると思います。

それはファンにも言える事だと思います。
批判的な事ばかり言ってもチームは強くはなりません。
極論を言えば一体どこの世界に
批判する人の為に本気で戦う人がいるでしょうか。
どんなに苦しい状況でもそれを応援してくれる声があればこそ
また一つになってもう少し頑張れるものです。
今はその「もう少し」がアーセナルにとっては必要な時だと思います。

11エジルのコメントはそのお願いをしているのだと思います。
イアン・ライトには全く届かなかった様ですが
現場の選手がそこまでして欲しいとお願いする位の危機感を
感じているのだと思います。

不甲斐ないチームを批判し続けるのも良いかもしれませんが
それはアーセナルの外の人間がする事だと思います。
もしも今シーズンをうまく乗り切れなければ
アーセナルはこのまま弱体化する可能性も秘めていると思います。
もしもこのまま弱体化したとしてもアーセナルと共に
戦い続ける事が出来るのかどうか
我々は試されていると思います。

とは言え、クラブもボスも選手達もそして応援する我々グナも
アーセナルが弱体する事などは望んではいないと思います。
我々が一つになれば今シーズンの難局を
乗り越える事が出来るはずです。
そして再び胸を張ってトップを目指す戦いが始められるはずです。


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